JPH07282692A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH07282692A
JPH07282692A JP7678894A JP7678894A JPH07282692A JP H07282692 A JPH07282692 A JP H07282692A JP 7678894 A JP7678894 A JP 7678894A JP 7678894 A JP7678894 A JP 7678894A JP H07282692 A JPH07282692 A JP H07282692A
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JP
Japan
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contact
movable contact
insulated switchgear
gas
movable
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JP7678894A
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English (en)
Inventor
Fumihide Kikuchi
文英 菊地
Yasuji Takasaki
泰次 高崎
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉時に発生する金属磨耗粉が絶縁空間内に
飛散するのを防止して絶縁性能を向上させ、また、開閉
ギャップを大きくでき小さな駆動力で開閉できるガス絶
縁開閉装置を得ること。 【構成】 可動コンタクト3と平行に配置されたガイド
・シャフト8と、可動コンタクト3から分岐し、カイド
シャフト8上を移動するスライド・コンタクト7を設
け、これらを容器13内に収納する。また、容器13と
可動コンタクト3間に滑りがよい絶縁ベアリングを設け
る。さらに、可動コンタクト3の先端を中空状に形成
し、内部に固定コンタクト4と接触する接触子を設ける
とともに、固定コンタクト4をシールド内に収納する。
そして、駆動ロッド6を可動コンタクト3の軸方向に直
線状に駆動することにより開閉動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス絶縁開閉装置に関
し、特に本発明はガス絶縁開閉装置の開閉機構およびそ
の駆動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のガス絶縁開閉装置の構成を
示す図であり、同図(a)は全体構成、(b)は可動コ
ンタクトの駆動機構を示している。同図において、10
1は固定コンタクトであり、固定コンタクト101は導
体で形成された固定コンタクト・サポート102内に取
りつけられており、コンタクト・サポート102は絶縁
スペーサ102aによりガス絶縁開閉装置の外壁120
に支持されている。
【0003】103は可動コンタクト、104は可動コ
ンタクト103と接触するスライド・コンタクト、10
5は可動コンタクトを支持する導体で形成された可動コ
ンタクト・サポートであり、可動コンタクト・サポート
105は絶縁スペーサ105aによりガス絶縁開閉装置
の外壁120に支持されている。また、可動コンタクト
103はスライド・コンタクト104と接触しながら同
図の左右方向に移動し、同図の実線で示す開の位置から
同図の二点鎖線で示す閉の位置に移動して固定コンタク
ト101と接触する。
【0004】可動コンタクト・サポート105内には、
ガイドロッド111が設けられており、可動コンタクト
103が同図左右方向に移動するとき、可動コンタクト
103に取り付けられたスライド・ベアリング112が
上記ガイドロッド111に沿って移動する。可動コンタ
クト103の後端には、リンク110が回転可能に取り
付けられており、リンク110には回転アーム113が
回転可能に取りつけられている。
【0005】回転アーム113には絶縁操作ロッド10
6が取りつけられており、絶縁操作ロッド106の他端
はガス絶縁開閉装置の外壁120の外部に出ている。ま
た、ガス絶縁開閉装置の外壁120内にはSF6 ガス等
の絶縁ガスが封入され、外壁120と固定コンタクト・
サポート102、可動コンタクト・サポート105等と
の間に絶縁空間が形成されている。また、外壁120に
は点検用のハンドホール114等が設けられている。
【0006】図6(b)は上記した可動コンタクト10
3、リンク110、回転アーム113、ガイドロッド1
11、スライドベアリング112の機構を示す図であ
り、同図は可動コンタクト103が図6(a)の実線で
示す開状態の位置にあるときの回転アーム113とリン
ク110の位置を示している。同図の回転アーム113
の軸113aには絶縁操作ロッド106が取りつけられ
ており、回転アーム113とリンク110は軸113b
で回転可能に接続されており、リンク110の他端は可
動コンタクト103の後端に軸110aで回転可能に接
続されている。
【0007】絶縁操作ロッド106を外部から回転さ
せ、同図(b)の矢印方向に回転アーム113を回転さ
せると、リンク110が回動し、可動コンタクト103
を同図の矢印方向に移動させる。上記のように、可動コ
ンタクト103を移動させて可動コンタクト103の先
端を固定コンタクト101に接続すると、可動コンタク
ト・サポート→スライド・コンタクト104→可動コン
タクト103→固定コンタクト・サポート102の経路
で可動コンタクト・サポート105と固定コンタクト・
サポート102が電気的に接続される。固定コンタクト
・サポート102と可動コンタクト・サポート105は
図示しない線路を介して他の機器に接続されており、可
動コンタクト103を固定コンタクト101に接触させ
ることにより、上記線路が接続される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のガス絶
縁開閉装置においては、可動コンタクト103がスライ
ド・コンタクト104上を摺動しながら移動し、また、
ガス絶縁開閉装置が開閉するとき、可動コンタクト10
3の先端が固定コンタクト101を摺動する。このた
め、ガス絶縁開閉装置の開閉時、金属磨耗粉が発生し、
これが、可動コンタクト103に付着してガス絶縁開閉
装置の絶縁空間内に飛散する可能性があり、絶縁性能劣
化するといった問題があった。
【0009】また、可動コンタクトの駆動機構は、絶縁
操作ロッド106を回転させ、回転アーム113とリン
ク110により回転運動を直線運動に変換する機構であ
るため、次のような問題が生じていた。 回転アームの回転角は180°以上は取れず、ま
た、スペースの制限から回転アームの長さにも制限があ
る。このため、開閉ギャップの大きさに限界を生ずる。 回転運動を直線運動に変換しているため、駆動力の
ロスが大きい。
【0010】本発明は上記した従来技術の問題点を考慮
してなされたものであって、本発明の第1の目的は、ガ
ス絶縁装置の開閉時に発生する金属磨耗粉を減少させる
とともに、上記金属磨耗粉がガス絶縁開閉装置の絶縁空
間内に飛散するのを防止して、ガス絶縁装置の絶縁性能
を向上させることである。本発明の第2の目的は、可動
コンタクトに駆動ロッドを直結し、直線運動により可動
コンタクトを駆動することにより、開閉ギャップを大き
くでき、小さな駆動力で駆動することができるガス絶縁
開閉装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1の発明は、可動コンタクト3と固
定コンタクト4を備え、可動コンタクト3をその軸方向
に直線状に移動させることにより開閉動作を行うガス絶
縁開閉装置において、可動コンタクト3と平行にガイド
・シャフト8を設け、また、可動コンタクト3から分岐
し、ガイドシャフト8上を移動するスライド・コンタク
ト7を設け、ガイド・シャフト8とスライド・コンタク
ト7を容器13内に収納するとともに、容器13と可動
コンタクト3間に滑りがよい部材から形成された絶縁ベ
アリング12を設けたものである。
【0012】本発明の請求項2の発明は、可動コンタク
ト3と固定コンタクト4を備え、可動コンタクト3をそ
の軸方向に直線状に移動させることにより開閉動作を行
うガス絶縁開閉装置において、可動コンタクト3の固定
コンタクト4との接触部分を中空状に形成し、内部に固
定コンタクト4と接触する接触子3aを設けたものであ
る。
【0013】本発明の請求項3の発明は、請求項2の発
明の発明において、固定コンタクト4をシールド15内
に収納したものである。本発明の請求項4の発明は、可
動コンタクト3と固定コンタクト4を備え、可動コンタ
クト3をその軸方向に直線状に移動させることにより開
閉動作を行うガス絶縁開閉装置において、可動コンタク
ト3の軸上の一方端に、可動コンタクト3と直線状に接
続された駆動ロッド6を設け、上記駆動ロッド6を可動
コンタクトの軸方向に直線状に駆動することにより開閉
動作を行うように構成したものである。
【0014】
【作用】本発明の請求項1の発明においては、上記のよ
うに、可動コンタクト3と平行にガイド・シャフト8を
設け、また、可動コンタクト3から分岐し、ガイドシャ
フト8上を移動するスライド・コンタクト7を設け、ガ
イド・シャフト8とスライド・コンタクト7を容器13
内に収納したので、スライド・コンタクト7がガイド・
シャフト8上を摺動するときに発生する金属磨耗粉がガ
ス絶縁開閉装置の絶縁空間に飛散することを防止するこ
とができる。
【0015】また、容器13と可動コンタクト3間に滑
りがよい部材から形成された絶縁ベアリング12を設け
たので、可動コンタクト3が移動する際に、金属磨耗粉
の発生を防止することができる。このため、金属磨耗粉
の飛散によるガス絶縁開閉装置の絶縁性能の劣化を防止
することができる。
【0016】本発明の請求項2の発明においては、可動
コンタクト3の固定コンタクト4との接触部分を中空状
に形成し、内部に固定コンタクト4と接触する接触子3
aを設けたので、可動コンタクト3と固定コンタクト4
の摺動時に発生する金属磨耗粉が外部に飛散することを
防止することができ、請求項1の発明と同様、ガス絶縁
開閉装置の絶縁性能の劣化を防止することができる。
【0017】本発明の請求項3の発明においては、請求
項2の発明の発明において、固定コンタクト4をシール
ド15内に収納したので、固定コンタクト4から発生す
る金属磨耗粉の飛散を防止することができ、請求項1,
2の発明と同様、金属磨耗粉の飛散によるガス絶縁開閉
装置の絶縁性能の劣化を防止することができる。本発明
の請求項4の発明においては、可動コンタクト3の軸上
の一方端に、可動コンタクト3と直線状に接続された駆
動ロッド6を設け、上記駆動ロッド6を可動コンタクト
3の軸方向に直線状に駆動することにより開閉動作を行
うように構成したので、可動コンタクト3と固定コンタ
クト4との間の開閉ギャップを大きくすることができ、
高電圧の開閉に対応することができ、また、開閉時の駆
動力を小さくすることができる。
【0018】
【実施例】図1は本発明の実施例のガス絶縁開閉装置の
全体構成を示す図であり、同図において、1は導体、2
は導体1を支持する絶縁スペーサ、3,3’は可動コン
タクト、4,4’は固定コンタクトであり、可動コンタ
クト3,3’と固定コンタクト4,4’はそれぞれ導体
で形成された可動コンタクト・サポート13,13’と
固定コンタクト・サポート14に取り付けられており、
可動コンタクト・サポート13、固定コンタクト・サポ
ート14は導体1に接続されている。また、可動コンタ
クト・サポート13、固定コンタクト・サポート14の
それぞれの両端にはシールドが設けられている。
【0019】なお、同図は、可動コンタクト3と固定コ
ンタクト4が「入」、可動コンタクト3’と固定コンタ
クト4’が「断」の状態を示しており、A端とC端間が
電気的に接続され、A端とB端間が非接続となってい
る。5,5’は絶縁操作ロッド、6,6’は駆動ロッド
であり、絶縁操作ロッド5,5’は可動コンタクト3,
3’の後端に接続され、また、駆動ロッド6,6’は絶
縁操作ロッド5,5’に接続されており、駆動ロッド6
を油圧等により外部から操作することにより、可動コン
タクト3,3’が同図の左右方向に移動し、ガス絶縁開
閉装置の開閉動作が行われる。
【0020】7,7’は可動コンタクト3,3’に固定
されたスライド・コンタクト、8,8’はガイド・シャ
フトであり、スライド・コンタクト7,7’、ガイド・
シャフト8,8’は円筒形状に形成された可動コンタク
ト・サポート内に収納されており、スライド・コンタク
ト7,7’は可動コンタクト3,3’とともにガイド・
シャフト8,8’上を移動する。
【0021】9は接地装置であり、接地装置9により固
定コンタクト・サポート14を接地することができる。
また、10はガス絶縁装置の外壁である。図2は図1に
示したガス絶縁開閉装置の可動コンタクト部の構成を示
す図であり、図1に示したものと同一のものには同一の
符号が付されている。同図に示すように、可動コンタク
ト3は中空導体から構成されており、その先端部内には
接触子3aが設けられている。
【0022】図3は可動コンタクト3の先端に設けられ
た接触子3aの構成を示す図であり、同図(a)は可動
コンタクト3の先端の断面図、(b)は可動接触子3a
を同図(a)のA方向から見た図である。図3に示すよ
うに、可動コンタクト3の先端内部には、接触子3aが
リング状に配置されており、接触子3aはバネ3bによ
り可動コンタクト3aの中心方向に付勢されている。そ
して、可動コンタクト3が固定コンタクト4側に移動す
ると、固定コンタクト4は可動コンタクト3の先端内部
に入り込み、リング状に配置された接触子3aと接続さ
れる。
【0023】図2に戻り、7は前記したスライド・コン
タクトであり、スライド・コンタクト7は可動コンタク
ト3と共に、導体から構成されたガイド・シャフト8上
を移動する。13は導体で形成された可動コンタクト・
サポートであり、可動コンタクト・サポート13は絶縁
スペーサ2に支持された導体1に固定されており、可動
コンタクト3と導体1は、導体1→可動コンタクト・サ
ポート13→ガイド・シャフト8→スライド・コンタク
ト7→可動コンタクト3の経路で電気的に接続されてい
る。
【0024】可動コンタクト・サポート13には滑りが
よい部材で形成された絶縁ベアリング12が設けられて
おり、可動コンタクト3は絶縁ベアリング12上を摺動
する。また、可動コンタクト・サポート13には、その
前端と後端にシールド11が取り付けられており、その
側面に点検用のハンドホール13aが設けられている。
【0025】図4は可動コンタクト3と固定コンタクト
4が接続されている状態を示す図であり、図1、図2に
示したものと同一のものには同一の符号が付されてい
る。同図において、固定コンタクト4は導体から形成さ
れた固定コンタクト・サポート14に取り付けられてお
り、固定コンタクト・サポート14は前記したように、
導体1に接続されている。また、固定コンタクト・サポ
ート14には、接地装置9の接地コンタクト9aが接触
する接触子9bが設けられ、接地時、同図の二点鎖線に
示すように、接地コンタクト9aが接触子9bに接触す
る。
【0026】さらに、固定コンタクト4の周囲にはシー
ルド15が設けられ、シールド15は固定コンタクト・
サポート14に取り付けられている。そして、駆動ロッ
ド6を操作し、可動コンタクト3を駆動すると、可動コ
ンタクト3は固定コンタクト4側に移動し、同図に示す
ように、可動コンタクト3の先端内部に取り付けられた
接触子3aが、固定コンタクト4と接続される。
【0027】以上のように、本実施例においては、スラ
イド・コンタクト7が可動コンタクト3から分岐し、ス
ライド・コンタクト7とガイド・シャフト8が円筒形状
に形成された可動コンタクト・サポート13内に収納さ
れているので、スライド・コンタクト7がガイド・シャ
フト8上を摺動したときに発生する金属磨耗粉がガス絶
縁開閉装置の絶縁空間へ飛散するのを防止することがで
きる。
【0028】また、可動コンタクト3は可動コンタクト
・サポート13に設けられた絶縁ベアリング12上を滑
るので、可動コンタクト3が移動するとき、可動コンタ
クト3と可動コンタクト・サポート13間で磨耗金属粉
が発生するのを防止することができる。さらに、可動コ
ンタクト3の先端内部に接触子3aが設けられているの
で、可動コンタクト3と固定コンタクト4が摺動したと
きに発生する金属磨耗粉が可動コンタクト3に周囲に付
着してガス絶縁開閉装置の絶縁空間に飛散するのを防止
することができる。
【0029】またさらに、固定コンタクト4の周囲にシ
ールド15が設けられているので、可動コンタクト3と
固定コンタクト4が摺動したときに発生する金属磨耗粉
がガス絶縁開閉装置の絶縁空間に飛散するのを防止する
ことができる。図5は可動コンタクトの駆動機構の構成
を示す図であり、図1〜図4に示したものと同一のもの
には同一の符号が付されている。
【0030】同図に示すように、可動コンタクト3の後
端には絶縁操作ロッド5が直線状に接続され、また、絶
縁操作ロッド5には絶縁操作ロッド駆動部16の駆動ロ
ッド6が直線状に接続されている。そして、駆動ロッド
6の一端がガス絶縁開閉装置の外部に突出しており、駆
動ロッド6と絶縁操作ロッド駆動部16間はシール材1
7でシールされている。
【0031】同図において、ガス絶縁開閉装置の開閉動
作を行うには、ガス絶縁開閉装置の外部から油圧等によ
り、駆動ロッド6を直線状に移動させる。これにより、
可動コンタクト3が移動し、開閉動作が行われる。本実
施例においては、上記のように、可動コンタクト3の駆
動軸を直線状に移動させて開閉動作を行わせているの
で、従来例に較べ開閉ギャップを大きくとることがで
き、より高電圧に適した設計をすることが可能であり、
また、小さな駆動力で開閉動作を行うことができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、次の効果を得ることができる。 請求項1の発明においては、可動コンタクトと平行
にガイド・シャフトを設けるとともに、可動コンタクト
から分岐し、ガイドシャフト上を移動するスライド・コ
ンタクトを設け、ガイド・シャフトとスライド・コンタ
クトを容器内に収納したので、従来例のように、可動コ
ンタクトとスライド・コンタクトが摺動するときに発生
する金属磨耗粉が可動コンタクトの周囲に付着して絶縁
空間中に飛散することがなく、また、ガイド・シャフト
とスライド・コンタクトの摺動により発生する金属磨耗
粉が絶縁空間中に飛散するのを防止することができる。
【0033】また、容器と可動コンタクト間に滑りがよ
い部材から形成された絶縁ベアリングを設けたので、可
動コンタクトが移動する際に、金属磨耗粉の発生を防止
することができる。このため、金属磨耗粉の飛散による
ガス絶縁開閉装置の絶縁性能の劣化を防止することがで
きる。 請求項2の発明においては、可動コンタクトの固定
コンタクトとの接触部分を中空状に形成し、内部に固定
コンタクトと接触する接触子を設けたので、従来例のよ
うに可動コンタクトの外周を固定コンタクトが摺動する
ことがなく、可動コンタクトと固定コンタクトの摺動時
に発生する金属磨耗粉が可動コンタクトの外周に付着し
て絶縁空間中に飛散することを防止することができる。
【0034】このため、請求項1の発明と同様、金属磨
耗粉の飛散によるガス絶縁開閉装置の絶縁性能の劣化を
防止することができる。 請求項3の発明においては、請求項2の発明におい
て、固定コンタクトをシールド内に収納したので、固定
コンタクトから発生する金属磨耗粉の絶縁空間内への飛
散をも防止することができ、一層、ガス絶縁開閉装置の
絶縁性能の劣化を防止することができる。 請求項4の発明においては、可動コンタクトと駆動
ロッドを直線状に接続し、駆動ロッドを直線状に駆動す
ることにより開閉動作を行うようにしたので、開閉ギャ
ップを大きくすることができ、高電圧の開閉に対応する
ことが可能となる。
【0035】また、従来例のような回転式の駆動機構に
較べ、開閉時の駆動力を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のガス絶縁開閉装置の全体構成
を示す図である。
【図2】可動コンタクト部の構成を示す図である。
【図3】可動コンタクト内部に設けられた接触子の構成
を示す図である。
【図4】可動コンタクトが固定コンタクトに接続してい
る状態を示す図である。
【図5】可動コンタクトの駆動機構の構成を示す図であ
る。
【図6】従来のガス絶縁開閉装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 導体 2 絶縁スペーサ 3,3’ 可動コンタクト 3a 接触子 4,4’ 固定コンタクト 5,5’ 絶縁操作ロッド 6,6’ 駆動ロッド 7,7’ スライド・コンタクト 8,8’ ガイド・シャフト 9 接地装置 10 ガス絶縁装置の外壁 11,15 シールド 12 絶縁ベアリング 13,13’ 可動コンタクト・サポー
ト 14 固定コンタクト・サポー
ト 16 絶縁操作ロッド駆動部 17 シール材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動コンタクト(3) と固定コンタクト
    (4) を備え、可動コンタクト(3) をその軸方向に直線状
    に移動させることにより開閉動作を行うガス絶縁開閉装
    置において、 可動コンタクト(3) と平行にガイド・シャフト(8) を設
    け、 また、可動コンタクト(3) から分岐し、ガイドシャフト
    (8) 上をスライドするスライド・コンタクト(7) を設
    け、 ガイド・シャフト(8) とスライド・コンタクト(7) を容
    器(13)内に収納するとともに、容器(13)と可動コンタク
    ト(3) 間に滑りがよい部材から形成された絶縁ベアリン
    グ(12)を設けたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 可動コンタクト(3) と固定コンタクト
    (4) を備え、可動コンタクト(3) をその軸方向に直線状
    に移動させることにより開閉動作を行うガス絶縁開閉装
    置において、 可動コンタクト(3) の固定コンタクト(4) との接触部分
    を中空状に形成し、内部に固定コンタクト(4) と接触す
    る接触子(3a)を設けたことを特徴とするガス絶縁開閉装
    置。
  3. 【請求項3】 固定コンタクト(4) をシールド(15)内に
    収納したことを特徴とする請求項2のガス絶縁開閉装
    置。
  4. 【請求項4】 可動コンタクト(3) と固定コンタクト
    (4) を備え、可動コンタクト(3) をその軸方向に直線状
    に移動させることにより開閉動作を行うガス絶縁開閉装
    置において、 可動コンタクト(3) の軸上の一方端に、可動コンタクト
    (3) と直線状に接続された駆動ロッド(6) を設け、 上記駆動ロッド(6) を可動コンタクト(3) の軸方向に直
    線状に駆動することにより開閉動作を行うことを特徴と
    するガス絶縁開閉装置。
JP7678894A 1994-04-15 1994-04-15 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH07282692A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516400A (en) * 1978-07-13 1980-02-05 Siemens Ag Metallic capsule type compressed gas insulating high voltage switching device

Patent Citations (1)

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JPS5516400A (en) * 1978-07-13 1980-02-05 Siemens Ag Metallic capsule type compressed gas insulating high voltage switching device

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