JPH07282264A - 色抽出装置 - Google Patents
色抽出装置Info
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- JPH07282264A JPH07282264A JP6077411A JP7741194A JPH07282264A JP H07282264 A JPH07282264 A JP H07282264A JP 6077411 A JP6077411 A JP 6077411A JP 7741194 A JP7741194 A JP 7741194A JP H07282264 A JPH07282264 A JP H07282264A
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- color
- setting
- key
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- Image Analysis (AREA)
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】設定キーに不用意に触れて設定値が変化するの
を防止することができる色抽出装置を提供する。 【構成】判別を行う対象物の画像をカラーカメラ1にて
撮像する。対象物の画像信号が色判別処理部3において
処理され、操作パネル4の設定キー5により設定された
各パラメータに基づいて判別される。外部機器との間で
シリアル入出力部10あるいはパラレル入出力部11を
介してデータ通信を行うことができる。データ通信が可
能な状態では設定キー5の操作はCPU7には受け付け
られない。設定キー5の操作を受け付けられるようにす
るには、一定時間を越えて切換キー519が押し続けられ
なければならない。したがって、設定キー5が不用意に
操作されて設定値が意図しない値に変更されるのを防止
することができる。
を防止することができる色抽出装置を提供する。 【構成】判別を行う対象物の画像をカラーカメラ1にて
撮像する。対象物の画像信号が色判別処理部3において
処理され、操作パネル4の設定キー5により設定された
各パラメータに基づいて判別される。外部機器との間で
シリアル入出力部10あるいはパラレル入出力部11を
介してデータ通信を行うことができる。データ通信が可
能な状態では設定キー5の操作はCPU7には受け付け
られない。設定キー5の操作を受け付けられるようにす
るには、一定時間を越えて切換キー519が押し続けられ
なければならない。したがって、設定キー5が不用意に
操作されて設定値が意図しない値に変更されるのを防止
することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場の生産ラインなど
において、生産工程上の部品や製品を撮像装置によって
撮像し、得られた画像信号をデータ処理することによっ
て画像信号の色情報を抽出し、予め設定された色と略同
一の色のみを検出して、部品や製品の良否判定あるいは
検査などを行う色抽出装置に関するものである。
において、生産工程上の部品や製品を撮像装置によって
撮像し、得られた画像信号をデータ処理することによっ
て画像信号の色情報を抽出し、予め設定された色と略同
一の色のみを検出して、部品や製品の良否判定あるいは
検査などを行う色抽出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のような色抽出装置において
は、検出のためのパラメータ(例えば、画像信号に含ま
れるR,G,Bの各成分や、画像信号の色相・彩度・明
度)を所定の値に設定するためのボタン、スイッチやボ
リュームなどから成る設定部が操作パネルに設けられて
おり、これら設定部によってパラメータを設定した後、
操作者が設定部に誤って手を触れてパラメータの設定値
が変化してしまうのを防止するために、設定部が設けら
れた操作パネルの前面をカバーで覆って不用意に手が触
れないようにしていた。
は、検出のためのパラメータ(例えば、画像信号に含ま
れるR,G,Bの各成分や、画像信号の色相・彩度・明
度)を所定の値に設定するためのボタン、スイッチやボ
リュームなどから成る設定部が操作パネルに設けられて
おり、これら設定部によってパラメータを設定した後、
操作者が設定部に誤って手を触れてパラメータの設定値
が変化してしまうのを防止するために、設定部が設けら
れた操作パネルの前面をカバーで覆って不用意に手が触
れないようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
成では、操作パネルの前面に上記のようなカバーを設け
ることは、色抽出装置自体の構造が複雑になったり、あ
るいはカバーを設けるためのコストがかかるという問題
があった。本発明は上記問題に鑑みてなされたものであ
って、その目的とするところは、操作パネルにカバーを
設けることなく、設定キーに不用意に触れて設定値が変
化するのを防止することができる色抽出装置を提供する
ことにある。
成では、操作パネルの前面に上記のようなカバーを設け
ることは、色抽出装置自体の構造が複雑になったり、あ
るいはカバーを設けるためのコストがかかるという問題
があった。本発明は上記問題に鑑みてなされたものであ
って、その目的とするところは、操作パネルにカバーを
設けることなく、設定キーに不用意に触れて設定値が変
化するのを防止することができる色抽出装置を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、対象物体を撮像してカラーの画
像信号を出力する撮像装置と、この画像信号をデータ処
理するとともに色の情報を抽出することによって、予め
設定された色と略同一の色のみを画像信号から検出する
制御処理部と、少なくとも検出する色を設定するための
設定キーを前面に備えた操作パネルと、外部機器との間
でデータ通信を行い、外部機器から送信される少なくと
も検出する色を設定するための設定データを受信し、受
信した設定データを制御処理部に伝送する通信制御部と
を備え、通信制御部と外部機器との間のデータ通信の禁
止/許可を切り換える切換キーを操作パネルの前面に設
け、制御処理部は、データ通信を許可している間は操作
パネルの各キー操作を受け付けず、切換キーが一定時間
を越えて操作されたときにのみデータ通信を禁止するこ
とを特徴とする。
目的を達成するために、対象物体を撮像してカラーの画
像信号を出力する撮像装置と、この画像信号をデータ処
理するとともに色の情報を抽出することによって、予め
設定された色と略同一の色のみを画像信号から検出する
制御処理部と、少なくとも検出する色を設定するための
設定キーを前面に備えた操作パネルと、外部機器との間
でデータ通信を行い、外部機器から送信される少なくと
も検出する色を設定するための設定データを受信し、受
信した設定データを制御処理部に伝送する通信制御部と
を備え、通信制御部と外部機器との間のデータ通信の禁
止/許可を切り換える切換キーを操作パネルの前面に設
け、制御処理部は、データ通信を許可している間は操作
パネルの各キー操作を受け付けず、切換キーが一定時間
を越えて操作されたときにのみデータ通信を禁止するこ
とを特徴とする。
【0005】また、請求項2の発明は、制御処理部が、
データ通信を許可している間は操作パネルの各キー操作
を受け付けず、切換キーが所定の時間内に一定回数を越
えて操作されたときにのみデータ通信を禁止することを
特徴とする。
データ通信を許可している間は操作パネルの各キー操作
を受け付けず、切換キーが所定の時間内に一定回数を越
えて操作されたときにのみデータ通信を禁止することを
特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、外部機器若しくは操作パネ
ルの設定キーによって、少なくとも検出する色の設定を
行った後にデータ通信を許可する状態に切り換えておく
ことにより、操作パネルの各キー操作は制御処理部に受
け付けられず、且つ、操作者が意図して切換キーを一定
時間を越えて操作するか、あるいは切換キーを所定の時
間内に一定回数を越えて操作したときにのみデータ通信
が禁止されて操作パネルの各キー操作が受け付けられる
ので、操作者の手が操作パネルの各キーに不用意に触れ
てしまったような場合にも、設定値が意図しない値に変
化して誤動作してしまうのを防止することができるもの
である。
ルの設定キーによって、少なくとも検出する色の設定を
行った後にデータ通信を許可する状態に切り換えておく
ことにより、操作パネルの各キー操作は制御処理部に受
け付けられず、且つ、操作者が意図して切換キーを一定
時間を越えて操作するか、あるいは切換キーを所定の時
間内に一定回数を越えて操作したときにのみデータ通信
が禁止されて操作パネルの各キー操作が受け付けられる
ので、操作者の手が操作パネルの各キーに不用意に触れ
てしまったような場合にも、設定値が意図しない値に変
化して誤動作してしまうのを防止することができるもの
である。
【0007】
(実施例1)本実施例の色抽出装置の概略ブロック図を
図1に示す。この色抽出装置は、撮像装置であるカラー
カメラ1と、カラーカメラ1で撮像した対象物体の画像
信号が入力され、上記画像信号をR・G・Bの各信号成
分に分解して出力する画像入力部2と、画像入力部2か
ら入力されるR・G・Bの各信号成分から色判別のため
のパラメータである色相・彩度・明度を演算し、予め設
定された各パラメータの上限値及び下限値と上記各パラ
メータの値とを比較して、判別したい色を抽出する色判
別処理部3と、上記上限値及び下限値、並びに他の設定
を行うための設定キー5などを備えた操作パネル4と、
設定した各パラメータの上限値及び下限値やその他のデ
ータを記憶しておくための不揮発性メモリ(例えばEE
PROMなど)から成るデータ記憶部6と、設定キー5
の操作による各パラメータの設定を制御したり、データ
記憶部6へのデータの書込み・読出し、および色判別処
理部3へのデータ記憶部6から読み出したデータの伝送
などを行うCPU7と、色相・彩度・明度の各パラメー
タから原画像の画像信号を合成する画像出力部8と、画
像出力部8から出力される画像信号に基づいて対象物体
の原画像を表示するとともにCPU7からの制御信号に
基づいて各パラメータの上限値・下限値などのデータを
表示するモニタ9と、コンピュータなどの外部機器(図
示せず)との間で各パラメータの設定値のデータなどに
関してデータ通信(シリアル通信及びパラレル通信)を
行うためにCPU7と外部機器との間に挿入されたシリ
アル入出力部10及びパラレル入出力部11とを備えて
いる。すなわち、本実施例の色抽出装置においては、画
像入力部2、色判別処理部3及びCPU7により制御処
理部を構成し、また、シリアル入出力部10及びパラレ
ル入出力部11により通信制御部を構成している。
図1に示す。この色抽出装置は、撮像装置であるカラー
カメラ1と、カラーカメラ1で撮像した対象物体の画像
信号が入力され、上記画像信号をR・G・Bの各信号成
分に分解して出力する画像入力部2と、画像入力部2か
ら入力されるR・G・Bの各信号成分から色判別のため
のパラメータである色相・彩度・明度を演算し、予め設
定された各パラメータの上限値及び下限値と上記各パラ
メータの値とを比較して、判別したい色を抽出する色判
別処理部3と、上記上限値及び下限値、並びに他の設定
を行うための設定キー5などを備えた操作パネル4と、
設定した各パラメータの上限値及び下限値やその他のデ
ータを記憶しておくための不揮発性メモリ(例えばEE
PROMなど)から成るデータ記憶部6と、設定キー5
の操作による各パラメータの設定を制御したり、データ
記憶部6へのデータの書込み・読出し、および色判別処
理部3へのデータ記憶部6から読み出したデータの伝送
などを行うCPU7と、色相・彩度・明度の各パラメー
タから原画像の画像信号を合成する画像出力部8と、画
像出力部8から出力される画像信号に基づいて対象物体
の原画像を表示するとともにCPU7からの制御信号に
基づいて各パラメータの上限値・下限値などのデータを
表示するモニタ9と、コンピュータなどの外部機器(図
示せず)との間で各パラメータの設定値のデータなどに
関してデータ通信(シリアル通信及びパラレル通信)を
行うためにCPU7と外部機器との間に挿入されたシリ
アル入出力部10及びパラレル入出力部11とを備えて
いる。すなわち、本実施例の色抽出装置においては、画
像入力部2、色判別処理部3及びCPU7により制御処
理部を構成し、また、シリアル入出力部10及びパラレ
ル入出力部11により通信制御部を構成している。
【0008】操作パネル4は、その前面に、カラーカメ
ラ1からの画像信号を色判別処理部3において判別処理
するか否かを設定する処理設定キー51 と、判別したい
希望する色を選択するための複数の色選択キー52 〜5
8 と、色相・彩度・明度の各パラメータの内の設定値を
変更するパラメータを選択するためのパラメータ選択キ
ー59 〜511と、上限値及び下限値を設定するためのア
ップキー512,514及びダウンキー513,515と、設定
する上限値及び下限値をそれぞれディジタルに表示する
表示部5a,5bと、設定した上限値及び下限値を確定
してデータ記憶部6に記憶させるためのパラメータ設定
キー516と、データ記憶部6に記憶された複数のデータ
を選択するためのデータ選択キー517,518と、選択し
たデータの番号を表示するデータ番号表示部5cと、C
PU7において外部機器との間のデータ通信の禁止/許
可を切り換える切換キー519とを備えている。
ラ1からの画像信号を色判別処理部3において判別処理
するか否かを設定する処理設定キー51 と、判別したい
希望する色を選択するための複数の色選択キー52 〜5
8 と、色相・彩度・明度の各パラメータの内の設定値を
変更するパラメータを選択するためのパラメータ選択キ
ー59 〜511と、上限値及び下限値を設定するためのア
ップキー512,514及びダウンキー513,515と、設定
する上限値及び下限値をそれぞれディジタルに表示する
表示部5a,5bと、設定した上限値及び下限値を確定
してデータ記憶部6に記憶させるためのパラメータ設定
キー516と、データ記憶部6に記憶された複数のデータ
を選択するためのデータ選択キー517,518と、選択し
たデータの番号を表示するデータ番号表示部5cと、C
PU7において外部機器との間のデータ通信の禁止/許
可を切り換える切換キー519とを備えている。
【0009】また、上記各設定キー51 〜519は、押し
て離すことで1回の操作が完了し、1回の操作毎に設定
値などを切り換えたり、変化させたりできるものであ
る。さらに、アップキー512,514及びダウンキー
513,515と、パラメータ設定キー516と、データ選択
キー517,518とを除く他の設定キー51 〜511,519
には、操作される毎に点灯・消灯する表示部が設けてあ
り、各設定キー51 〜511,519による設定状態が視認
できるようにしてある。
て離すことで1回の操作が完了し、1回の操作毎に設定
値などを切り換えたり、変化させたりできるものであ
る。さらに、アップキー512,514及びダウンキー
513,515と、パラメータ設定キー516と、データ選択
キー517,518とを除く他の設定キー51 〜511,519
には、操作される毎に点灯・消灯する表示部が設けてあ
り、各設定キー51 〜511,519による設定状態が視認
できるようにしてある。
【0010】ここで、CPU7は、切換キー519が操作
されて外部機器とのデータ通信が許可状態にあるときに
は、操作パネル4上の各設定キー5を全く受け付けない
ようにしてあり、通信禁止状態に切り換えて各設定キー
5の操作を受け付けるようにするためには、切換キー5
19が一定時間(例えば数秒)を越えて押し続けられたと
きにのみ切換キー519の操作を受け付け、通信を禁止状
態に切り換えて操作パネル4の各設定キー5の操作を受
け付けるものである。
されて外部機器とのデータ通信が許可状態にあるときに
は、操作パネル4上の各設定キー5を全く受け付けない
ようにしてあり、通信禁止状態に切り換えて各設定キー
5の操作を受け付けるようにするためには、切換キー5
19が一定時間(例えば数秒)を越えて押し続けられたと
きにのみ切換キー519の操作を受け付け、通信を禁止状
態に切り換えて操作パネル4の各設定キー5の操作を受
け付けるものである。
【0011】本実施例の色抽出装置においては、まず、
カラーカメラ1からの画像信号を色判別処理をせずにそ
のままモニタ9に表示してピントや画角の調整を行う。
そして、処理設定キー51 を操作して色判別処理を行う
モードに設定し、判別したい希望する色に近い色を色選
択キー52 〜58 によって選択する。ここで、画角内に
判別したい色と類似した色がある場合には、その類似し
た色を誤って抽出しないように、パラメータ選択キー5
9 〜511、アップキー512,514及びダウンキー513,
515を操作して色相・彩度・明度の各パラメータに上限
値及び下限値を設定し、パラメータ設定キー516を操作
して、設定した各パラメータの設定値をデータ選択キー
517,518により選択した番号に対応したデータ記憶部
6の番地に記憶させる。なお、本実施例の色抽出装置を
生産組立ラインを流れる多種類の部品や製品の仕分けや
検査に使用する場合には、多種類の部品及び製品につい
てそれぞれ上述のようにして各パラメータの設定値をデ
ータ記憶部6に記憶しておき、必要に応じてCPU7に
より読み出すようにすればよい。
カラーカメラ1からの画像信号を色判別処理をせずにそ
のままモニタ9に表示してピントや画角の調整を行う。
そして、処理設定キー51 を操作して色判別処理を行う
モードに設定し、判別したい希望する色に近い色を色選
択キー52 〜58 によって選択する。ここで、画角内に
判別したい色と類似した色がある場合には、その類似し
た色を誤って抽出しないように、パラメータ選択キー5
9 〜511、アップキー512,514及びダウンキー513,
515を操作して色相・彩度・明度の各パラメータに上限
値及び下限値を設定し、パラメータ設定キー516を操作
して、設定した各パラメータの設定値をデータ選択キー
517,518により選択した番号に対応したデータ記憶部
6の番地に記憶させる。なお、本実施例の色抽出装置を
生産組立ラインを流れる多種類の部品や製品の仕分けや
検査に使用する場合には、多種類の部品及び製品につい
てそれぞれ上述のようにして各パラメータの設定値をデ
ータ記憶部6に記憶しておき、必要に応じてCPU7に
より読み出すようにすればよい。
【0012】一方、色抽出装置を上記生産組立ラインに
て使用するような場合には、色抽出装置の各パラメータ
の設定などを操作パネル4を使わずに遠隔操作によって
行える方が都合がよい。そこで、本発明の色抽出装置で
は、コンピュータなどの外部機器(図示せず)からRS
−232Cなどのシリアルインターフェース、あるいは
パラレルインターフェースを介してデータ通信を行うた
めのシリアル入出力部10及びパラレル入出力部11を
備え、CPU7と外部機器との間でデータ通信を行える
ようにしてある。
て使用するような場合には、色抽出装置の各パラメータ
の設定などを操作パネル4を使わずに遠隔操作によって
行える方が都合がよい。そこで、本発明の色抽出装置で
は、コンピュータなどの外部機器(図示せず)からRS
−232Cなどのシリアルインターフェース、あるいは
パラレルインターフェースを介してデータ通信を行うた
めのシリアル入出力部10及びパラレル入出力部11を
備え、CPU7と外部機器との間でデータ通信を行える
ようにしてある。
【0013】ところで、CPU7は、操作パネル4の各
設定キー5を順次スキャンして監視し、いずれかの設定
キー5が操作されるとそれを検知して操作された設定キ
ー5に対応する設定値を変更する。しかして、上述のよ
うに外部機器から遠隔操作によって各パラメータの設定
を行える通信状態にあるときに、操作パネル4の設定キ
ー5が勝手に操作されてしまうと設定値が意図しない値
になる可能性がある。すなわち、操作パネル4を使って
設定した直後に外部機器からのデータ通信によって設定
値が別の値に変更されてしまうような不都合が生じるの
で、外部機器との通信可能状態にあるときには操作パネ
ル4の設定キー5の操作をCPU7が受け付けないよう
にしている。なお、外部機器とのデータ通信を行うか否
かに関わらず、切換キー519を操作して通信許可に切り
換えれば操作パネル4の各設定キー5の操作を受け付け
られなくすることができる。
設定キー5を順次スキャンして監視し、いずれかの設定
キー5が操作されるとそれを検知して操作された設定キ
ー5に対応する設定値を変更する。しかして、上述のよ
うに外部機器から遠隔操作によって各パラメータの設定
を行える通信状態にあるときに、操作パネル4の設定キ
ー5が勝手に操作されてしまうと設定値が意図しない値
になる可能性がある。すなわち、操作パネル4を使って
設定した直後に外部機器からのデータ通信によって設定
値が別の値に変更されてしまうような不都合が生じるの
で、外部機器との通信可能状態にあるときには操作パネ
ル4の設定キー5の操作をCPU7が受け付けないよう
にしている。なお、外部機器とのデータ通信を行うか否
かに関わらず、切換キー519を操作して通信許可に切り
換えれば操作パネル4の各設定キー5の操作を受け付け
られなくすることができる。
【0014】一方、データ通信を禁止して操作パネル4
の設定キー5操作が受け付けられるようにするために
は、上述のように切換キー519を操作者が意図して一定
時間を越えて押し続けなければならない。すなわち、C
PU7が、各設定キー5を順次スキャンする一定の数サ
イクルの間に、切換キー519の操作を連続して検出した
場合にのみ切換キー519の操作を受け付けてデータ通信
を禁止するように切り換えるのである。
の設定キー5操作が受け付けられるようにするために
は、上述のように切換キー519を操作者が意図して一定
時間を越えて押し続けなければならない。すなわち、C
PU7が、各設定キー5を順次スキャンする一定の数サ
イクルの間に、切換キー519の操作を連続して検出した
場合にのみ切換キー519の操作を受け付けてデータ通信
を禁止するように切り換えるのである。
【0015】次に、図2に示すフローチャートに基づい
て本実施例の色抽出装置の動作及び処理手順を説明す
る。まず、CPU7は、現在データ通信が許可された通
信可能状態か否かをチェックし(S1 )、通信可能状態
である場合には、切換キー519が一定時間内に連続して
押し続けられているか否かを監視している(S2 )。そ
して、上記条件を満たした場合、CPU7はデータ通信
を禁止して(S3 )、操作パネル4の設定キー5操作を
受け付け可能とする(S4 )。操作パネル4の設定キー
5による各パラメータの設定が可能になれば、上述した
ように、処理設定キー51 を操作して色判別処理を行う
モードに設定し(S5 )、判別したい希望する色に近い
色を色選択キー52 〜58 によって選択する(S6 )。
さらに、パラメータ選択キー59 〜511、アップキー5
12,514及びダウンキー513,515を操作して色相・彩
度・明度の各パラメータに上限値及び下限値を設定し
(S7及びS8 )、パラメータ設定キー516を操作し
て、設定した各パラメータの設定値をデータ選択キー5
17,518により選択した番号に対応したデータ記憶部6
の番地に記憶させる(S9 及びS10)。なお、パラメー
タ設定キー516を操作しなければ設定したデータはデー
タ記憶部6に記憶されず、CPU7は、電源がオフされ
たか否かを判別し(S11)、電源がオンのままであれば
再度通信可能状態か否かをチェックする(S1 )。
て本実施例の色抽出装置の動作及び処理手順を説明す
る。まず、CPU7は、現在データ通信が許可された通
信可能状態か否かをチェックし(S1 )、通信可能状態
である場合には、切換キー519が一定時間内に連続して
押し続けられているか否かを監視している(S2 )。そ
して、上記条件を満たした場合、CPU7はデータ通信
を禁止して(S3 )、操作パネル4の設定キー5操作を
受け付け可能とする(S4 )。操作パネル4の設定キー
5による各パラメータの設定が可能になれば、上述した
ように、処理設定キー51 を操作して色判別処理を行う
モードに設定し(S5 )、判別したい希望する色に近い
色を色選択キー52 〜58 によって選択する(S6 )。
さらに、パラメータ選択キー59 〜511、アップキー5
12,514及びダウンキー513,515を操作して色相・彩
度・明度の各パラメータに上限値及び下限値を設定し
(S7及びS8 )、パラメータ設定キー516を操作し
て、設定した各パラメータの設定値をデータ選択キー5
17,518により選択した番号に対応したデータ記憶部6
の番地に記憶させる(S9 及びS10)。なお、パラメー
タ設定キー516を操作しなければ設定したデータはデー
タ記憶部6に記憶されず、CPU7は、電源がオフされ
たか否かを判別し(S11)、電源がオンのままであれば
再度通信可能状態か否かをチェックする(S1 )。
【0016】上記構成によれば、操作パネル4の設定キ
ー5が受け付けられない状態にある時には、操作者が意
図して切換キー519を押し続けない限り設定キー5の受
け付け禁止を解除できないものであるから、設定キー5
が不用意に操作されて設定値が意図しない値に変更され
るのを防止することができ、しかも、操作パネル4の前
面に設定キー5を覆って設定キー5が不用意に操作され
ないようにするカバーなどの機構的な保護部材を必要と
せず、操作パネル4の構造の複雑化やそれに伴うコスト
アップを防ぐことができるものである。
ー5が受け付けられない状態にある時には、操作者が意
図して切換キー519を押し続けない限り設定キー5の受
け付け禁止を解除できないものであるから、設定キー5
が不用意に操作されて設定値が意図しない値に変更され
るのを防止することができ、しかも、操作パネル4の前
面に設定キー5を覆って設定キー5が不用意に操作され
ないようにするカバーなどの機構的な保護部材を必要と
せず、操作パネル4の構造の複雑化やそれに伴うコスト
アップを防ぐことができるものである。
【0017】(実施例2)本実施例は、その基本構成は
実施例1のものと共通であり、共通する部分の説明は省
略し、特徴となる部分についてのみ説明する。図3は本
実施例の色抽出装置の動作及び処理手順を示すフローチ
ャートである。図3に示すように、本実施例の色抽出装
置の動作及び処理手順は基本的に実施例1のものと共通
である。しかして、本実施例の色抽出装置の特徴となる
部分は、通信可能状態を解除して操作パネル4の設定キ
ー5を受け付け可能とする手順にある。
実施例1のものと共通であり、共通する部分の説明は省
略し、特徴となる部分についてのみ説明する。図3は本
実施例の色抽出装置の動作及び処理手順を示すフローチ
ャートである。図3に示すように、本実施例の色抽出装
置の動作及び処理手順は基本的に実施例1のものと共通
である。しかして、本実施例の色抽出装置の特徴となる
部分は、通信可能状態を解除して操作パネル4の設定キ
ー5を受け付け可能とする手順にある。
【0018】すなわち、本実施例の色抽出装置において
は、通信可能状態にあるときには、CPU7が常時切換
キー519が操作されたか否かを監視しており
(S2 ’)、一定時間内に所定の回数の切換キー519の
操作があったときにのみ切換キー519の操作を受け付け
てデータ通信を禁止し(S3 ’)、操作パネル4の設定
キー5操作を受け付け可能とする(S4 )。
は、通信可能状態にあるときには、CPU7が常時切換
キー519が操作されたか否かを監視しており
(S2 ’)、一定時間内に所定の回数の切換キー519の
操作があったときにのみ切換キー519の操作を受け付け
てデータ通信を禁止し(S3 ’)、操作パネル4の設定
キー5操作を受け付け可能とする(S4 )。
【0019】上記構成によれば、操作パネル4の設定キ
ー5が受け付けられない状態にある時には、操作者が意
図して切換キー519を連続して所定の回数以上操作しな
い限り設定キー5の受け付け禁止を解除できないもので
あるから、設定キー5が不用意に操作されて設定値が意
図しない値に変更されるのを防止することができ、しか
も、操作パネル4の前面に設定キー5を覆って設定キー
5が不用意に操作されないようにするカバーなどの機構
的な保護部材を必要とせず、操作パネル4の構造の複雑
化やそれに伴うコストアップを防ぐことができるもので
ある。なお、その他の構成及び動作、処理手順について
は実施例1のものと共通である。
ー5が受け付けられない状態にある時には、操作者が意
図して切換キー519を連続して所定の回数以上操作しな
い限り設定キー5の受け付け禁止を解除できないもので
あるから、設定キー5が不用意に操作されて設定値が意
図しない値に変更されるのを防止することができ、しか
も、操作パネル4の前面に設定キー5を覆って設定キー
5が不用意に操作されないようにするカバーなどの機構
的な保護部材を必要とせず、操作パネル4の構造の複雑
化やそれに伴うコストアップを防ぐことができるもので
ある。なお、その他の構成及び動作、処理手順について
は実施例1のものと共通である。
【0020】
【発明の効果】本発明は、対象物体を撮像してカラーの
画像信号を出力する撮像装置と、この画像信号をデータ
処理するとともに色の情報を抽出することによって、予
め設定された色と略同一の色のみを画像信号から検出す
る制御処理部と、少なくとも検出する色を設定するため
の設定キーを前面に備えた操作パネルと、外部機器との
間でデータ通信を行い、外部機器から送信される少なく
とも検出する色を設定するための設定データを受信し、
受信した設定データを制御処理部に伝送する通信制御部
とを備え、通信制御部と外部機器との間のデータ通信の
禁止/許可を切り換える切換キーを操作パネルの前面に
設け、制御処理部が、データ通信を許可している間は操
作パネルの各キー操作を受け付けず、切換キーが一定時
間を越えて操作されたとき、あるいは、切換キーが所定
の時間内に一定回数を越えて操作されたときにのみデー
タ通信を禁止するものであるから、外部機器若しくは操
作パネルの設定キーによって、少なくとも検出する色の
設定を行った後にデータ通信を許可する状態に切り換え
ておくことにより、操作パネルの各キー操作は制御処理
部に受け付けられず、且つ、操作者が意図して切換キー
を一定時間を越えて操作するか、あるいは切換キーを所
定の時間内に一定回数を越えて操作したときにのみデー
タ通信が禁止されて操作パネルの各キー操作が受け付け
られるので、操作者の手が操作パネルの各キーに不用意
に触れてしまったような場合にも、設定値が意図しない
値に変化せず、誤動作を防止することができるという効
果がある。
画像信号を出力する撮像装置と、この画像信号をデータ
処理するとともに色の情報を抽出することによって、予
め設定された色と略同一の色のみを画像信号から検出す
る制御処理部と、少なくとも検出する色を設定するため
の設定キーを前面に備えた操作パネルと、外部機器との
間でデータ通信を行い、外部機器から送信される少なく
とも検出する色を設定するための設定データを受信し、
受信した設定データを制御処理部に伝送する通信制御部
とを備え、通信制御部と外部機器との間のデータ通信の
禁止/許可を切り換える切換キーを操作パネルの前面に
設け、制御処理部が、データ通信を許可している間は操
作パネルの各キー操作を受け付けず、切換キーが一定時
間を越えて操作されたとき、あるいは、切換キーが所定
の時間内に一定回数を越えて操作されたときにのみデー
タ通信を禁止するものであるから、外部機器若しくは操
作パネルの設定キーによって、少なくとも検出する色の
設定を行った後にデータ通信を許可する状態に切り換え
ておくことにより、操作パネルの各キー操作は制御処理
部に受け付けられず、且つ、操作者が意図して切換キー
を一定時間を越えて操作するか、あるいは切換キーを所
定の時間内に一定回数を越えて操作したときにのみデー
タ通信が禁止されて操作パネルの各キー操作が受け付け
られるので、操作者の手が操作パネルの各キーに不用意
に触れてしまったような場合にも、設定値が意図しない
値に変化せず、誤動作を防止することができるという効
果がある。
【図1】実施例1を示す概略ブロック図である。
【図2】同上の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
ある。
【図3】実施例2の動作を説明するためのフローチャー
トである。
トである。
1 カラーカメラ 3 色判別処理部 4 操作パネル 519 切換キー 7 CPU 10 シリアル入出力部 11 パラレル入出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 1/00 H04N 1/46 9/64 Z 7459−5L G06F 15/70 310 H04N 1/46 Z
Claims (2)
- 【請求項1】 対象物体を撮像してカラーの画像信号を
出力する撮像装置と、この画像信号をデータ処理すると
ともに色の情報を抽出することによって、予め設定され
た色と略同一の色のみを画像信号から検出する制御処理
部と、少なくとも検出する色を設定するための設定キー
を前面に備えた操作パネルと、外部機器との間でデータ
通信を行い、外部機器から送信される少なくとも検出す
る色を設定するための設定データを受信し、受信した設
定データを制御処理部に伝送する通信制御部とを備え、
通信制御部と外部機器との間のデータ通信の禁止/許可
を切り換える切換キーを操作パネルの前面に設け、制御
処理部は、データ通信を許可している間は操作パネルの
各キー操作を受け付けず、切換キーが一定時間を越えて
操作されたときにのみデータ通信を禁止することを特徴
とする色抽出装置。 - 【請求項2】 対象物体を撮像してカラーの画像信号を
出力する撮像装置と、この画像信号をデータ処理すると
ともに色の情報を抽出することによって、予め設定され
た色と略同一の色のみを画像信号から検出する制御処理
部と、少なくとも検出する色を設定するための設定キー
を前面に備えた操作パネルと、外部機器との間でデータ
通信を行い、外部機器から送信される少なくとも検出す
る色を設定するための設定データを受信し、受信した設
定データを制御処理部に伝送する通信制御部とを備え、
通信制御部と外部機器との間のデータ通信の禁止/許可
を切り換える切換キーを操作パネルの前面に設け、制御
処理部は、データ通信を許可している間は操作パネルの
各キー操作を受け付けず、切換キーが所定の時間内に一
定回数を越えて操作されたときにのみデータ通信を禁止
することを特徴とする色抽出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6077411A JPH07282264A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 色抽出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6077411A JPH07282264A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 色抽出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07282264A true JPH07282264A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13633194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6077411A Pending JPH07282264A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 色抽出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07282264A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020060518A (ja) * | 2018-10-12 | 2020-04-16 | Ckd株式会社 | 検査装置遠隔対応システム |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP6077411A patent/JPH07282264A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020060518A (ja) * | 2018-10-12 | 2020-04-16 | Ckd株式会社 | 検査装置遠隔対応システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040608 |