JPH07282204A - カードモジュール用シャッター機構 - Google Patents
カードモジュール用シャッター機構Info
- Publication number
- JPH07282204A JPH07282204A JP6065965A JP6596594A JPH07282204A JP H07282204 A JPH07282204 A JP H07282204A JP 6065965 A JP6065965 A JP 6065965A JP 6596594 A JP6596594 A JP 6596594A JP H07282204 A JPH07282204 A JP H07282204A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- card module
- main body
- shutter main
- opening
- Prior art date
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- Pending
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Conveying Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2連装のカードモジュールを装着する電子機
器の薄型化が可能なシャッター機構を提供する。 【構成】 電子機器4の開口部4aに第一シャッター本
体2と第二シャッター本体3を観音開き状に回動可能に
取り付ける。
器の薄型化が可能なシャッター機構を提供する。 【構成】 電子機器4の開口部4aに第一シャッター本
体2と第二シャッター本体3を観音開き状に回動可能に
取り付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパソコンなどの電子機器
に使用される記憶媒体であるカードモジュールを装着す
るためのカードモジュールスロット部のカードモジュー
ル用シャッター機構に関する。
に使用される記憶媒体であるカードモジュールを装着す
るためのカードモジュールスロット部のカードモジュー
ル用シャッター機構に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のパソコンなどの電子機器において
はPCMCIAなどのカードモジュールの規格が制定さ
れることによって、カードモジュールが急速な普及を見
せており、特に携帯型のパソコンではカードモジュール
スロット部(以下スロットと略す)の装着が不可欠とな
りつつある。スロットの奥部にはカードモジュールと接
続するコネクタが有り、スロットの平面には電子機器の
他の装着部品が配設されている場合がほとんどなので、
これらのコネクタや他の装着部品にゴミが付着するのを
防止するために防塵用のカードモジュール用シャッター
が設けてある。このシャッターの構造は従来はフロッピ
ーディスクの駆動装置などに用いられており、基本的に
はスロット毎にシャッターが取り付けられている。
はPCMCIAなどのカードモジュールの規格が制定さ
れることによって、カードモジュールが急速な普及を見
せており、特に携帯型のパソコンではカードモジュール
スロット部(以下スロットと略す)の装着が不可欠とな
りつつある。スロットの奥部にはカードモジュールと接
続するコネクタが有り、スロットの平面には電子機器の
他の装着部品が配設されている場合がほとんどなので、
これらのコネクタや他の装着部品にゴミが付着するのを
防止するために防塵用のカードモジュール用シャッター
が設けてある。このシャッターの構造は従来はフロッピ
ーディスクの駆動装置などに用いられており、基本的に
はスロット毎にシャッターが取り付けられている。
【0003】また前述したPCMCIAの規格によるカ
ードは現時点でタイプI、タイプII、タイプIIIの
3種類が有り、コネクタ部は全て共通であるが、カード
本体の厚みが主として異なり、用途に応じて使い分ける
用になっている。ちなみにタイプIは半導体メモリカー
ド、タイプIIはモデムカード、タイプIIIはハード
ディスクカードに使われている。このうちタイプIとタ
イプIIは1スロットで共用可能であるが、タイプII
IはタイプIIのほぼ2倍の厚みとなるので、タイプI
Iの2スロット分の収納スペースが必要となっている。
このため、PCMCIAのカードモジュールのスロット
を2つ重ねた2連装のスロットが商品化されており、2
連装のスロットにも前述の防塵用のカードモジュール用
のシャッターが取り付けられている。このシャッターの
構造は、単に開口部に合わせた蓋を取り付けるものや、
1スロットのみに回動軸で開閉可能にして、もう1スロ
ットはスライド式のトレイを組み合わせたものが商品化
されている。
ードは現時点でタイプI、タイプII、タイプIIIの
3種類が有り、コネクタ部は全て共通であるが、カード
本体の厚みが主として異なり、用途に応じて使い分ける
用になっている。ちなみにタイプIは半導体メモリカー
ド、タイプIIはモデムカード、タイプIIIはハード
ディスクカードに使われている。このうちタイプIとタ
イプIIは1スロットで共用可能であるが、タイプII
IはタイプIIのほぼ2倍の厚みとなるので、タイプI
Iの2スロット分の収納スペースが必要となっている。
このため、PCMCIAのカードモジュールのスロット
を2つ重ねた2連装のスロットが商品化されており、2
連装のスロットにも前述の防塵用のカードモジュール用
のシャッターが取り付けられている。このシャッターの
構造は、単に開口部に合わせた蓋を取り付けるものや、
1スロットのみに回動軸で開閉可能にして、もう1スロ
ットはスライド式のトレイを組み合わせたものが商品化
されている。
【0004】図4は2連装のカードスロットを有する電
子機器の従来例の外観斜視図である。 図2において2
2はカードモジュール(図示せず)を搭載するトレイで
あり、23は回動可能なシャッター本体であり、24は
前記カードモジュールを収納する電子機器本体であり、
25および26は前記カードモジュールを取り出すイジ
ェクトボタンである。
子機器の従来例の外観斜視図である。 図2において2
2はカードモジュール(図示せず)を搭載するトレイで
あり、23は回動可能なシャッター本体であり、24は
前記カードモジュールを収納する電子機器本体であり、
25および26は前記カードモジュールを取り出すイジ
ェクトボタンである。
【0005】また従来のスロットのシャッターは回動軸
にコイル状の付勢バネを巻き付けているが、この付勢バ
ネを逃げるために開口部を広げる要因となっており、電
子機器の薄型化への改善が要望されていた。図6はカー
ドモジュール用のシャッター本体単体の従来例の平面図
である。62はシャッター本体であり、シャッター本体
62は両端に回動軸63が固着されており、付勢バネ6
4は回動軸63に取り付けられている。回動軸63の先
端部63aは、電子機器本体の回動軸穴(図示せず)に
取り付けられ、回動軸63のシャッター本体62への取
付部63bは、シャッター本体62の端部に取り付けら
れている。図6では付勢バネ64の厚み分が、電子機器
の厚みとして必要となり、また回動軸63を付勢バネの
分厚みをずらすと、シャッター本体62の形状が大きく
なるので、電子機器の薄型化の妨げとなっていた。
にコイル状の付勢バネを巻き付けているが、この付勢バ
ネを逃げるために開口部を広げる要因となっており、電
子機器の薄型化への改善が要望されていた。図6はカー
ドモジュール用のシャッター本体単体の従来例の平面図
である。62はシャッター本体であり、シャッター本体
62は両端に回動軸63が固着されており、付勢バネ6
4は回動軸63に取り付けられている。回動軸63の先
端部63aは、電子機器本体の回動軸穴(図示せず)に
取り付けられ、回動軸63のシャッター本体62への取
付部63bは、シャッター本体62の端部に取り付けら
れている。図6では付勢バネ64の厚み分が、電子機器
の厚みとして必要となり、また回動軸63を付勢バネの
分厚みをずらすと、シャッター本体62の形状が大きく
なるので、電子機器の薄型化の妨げとなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した2連装のスロ
ットの防塵用のシャッターは単に着脱式の蓋でかぶせた
だけでは、蓋の着脱に手間取ったり、蓋を紛失する恐れ
がある。また回動式のシャッターとスライド式のトレイ
の組合せではトレイの厚み分は厚くなるので、電子機器
の薄型化の支障となり、重量的にもマイナスである。本
発明の目的は、電子機器への着脱が容易で、しかも薄型
化が可能で、重量の軽量化を計れ、PCMCIAのタイ
プIIIのような2スロット分の厚みを持つカードモジ
ュールの装着が可能な、電子機器の2連装用のカードモ
ジュール用スロットを提供するものである。
ットの防塵用のシャッターは単に着脱式の蓋でかぶせた
だけでは、蓋の着脱に手間取ったり、蓋を紛失する恐れ
がある。また回動式のシャッターとスライド式のトレイ
の組合せではトレイの厚み分は厚くなるので、電子機器
の薄型化の支障となり、重量的にもマイナスである。本
発明の目的は、電子機器への着脱が容易で、しかも薄型
化が可能で、重量の軽量化を計れ、PCMCIAのタイ
プIIIのような2スロット分の厚みを持つカードモジ
ュールの装着が可能な、電子機器の2連装用のカードモ
ジュール用スロットを提供するものである。
【0007】本発明はスロットの開口部を広げることの
ない、電子機器の薄型化が容易なカードモジュール用ス
ロットのシャッター機構を提供するものである。
ない、電子機器の薄型化が容易なカードモジュール用ス
ロットのシャッター機構を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明におけるカードモ
ジュール用スロットのシャッター機構は、電子機器に挿
入して着脱するカードモジュールための第一カードモジ
ュールスロット部と第二カードモジュールスロット部と
を、並列に配設した2連装カードモジュールスロット部
において、この2連装カードモジュールスロット部は1
つの開口部と、前記第一カードモジュールスロット部の
ための第一シャッター本体と、前記第二カードモジュー
ルスロット部のための第二シャッター本体との2つの防
塵用シャッター本体からなり、前記開口部の4隅には4
カ所の軸支部を設け、この軸支部に取付けるために、前
記第一シャッター本体および第二シャッター本体にはそ
れぞれ2カ所の回動用の回動軸を配設し、第一シャッタ
ー本体と第二シャッター本体は観音開き状になるように
配設したことを特徴とする。
ジュール用スロットのシャッター機構は、電子機器に挿
入して着脱するカードモジュールための第一カードモジ
ュールスロット部と第二カードモジュールスロット部と
を、並列に配設した2連装カードモジュールスロット部
において、この2連装カードモジュールスロット部は1
つの開口部と、前記第一カードモジュールスロット部の
ための第一シャッター本体と、前記第二カードモジュー
ルスロット部のための第二シャッター本体との2つの防
塵用シャッター本体からなり、前記開口部の4隅には4
カ所の軸支部を設け、この軸支部に取付けるために、前
記第一シャッター本体および第二シャッター本体にはそ
れぞれ2カ所の回動用の回動軸を配設し、第一シャッタ
ー本体と第二シャッター本体は観音開き状になるように
配設したことを特徴とする。
【0009】前記第一シャッターおよび第二シャッター
を同一形状としたことを特徴とする。
を同一形状としたことを特徴とする。
【0010】電子機器に挿入して着脱するカードモジュ
ールのためのカードモジュールスロット部の開口部に設
けた防塵用のシャッター本体において、このシャッター
本体の両端にクランク状に形成された回動軸が取り付け
られ、この回動軸の他端は前記開口部に設けられた軸支
部に取り付け、前記シャッター本体の回動軸にコイル状
の付勢バネを取り付けたことを特徴とする。
ールのためのカードモジュールスロット部の開口部に設
けた防塵用のシャッター本体において、このシャッター
本体の両端にクランク状に形成された回動軸が取り付け
られ、この回動軸の他端は前記開口部に設けられた軸支
部に取り付け、前記シャッター本体の回動軸にコイル状
の付勢バネを取り付けたことを特徴とする。
【0011】前記2連装のカードモジュールスロット部
の回動軸をクランク状に形成したことを特徴とする。
の回動軸をクランク状に形成したことを特徴とする。
【0012】
【作用】2連装のカードモジュール用スロットの開口部
に回動自在に取り付けた第一シャッター本体および第二
シャッター本体は観音開き状に回動可能とし、この第一
シャッター本体および第二シャッター本体は別個に回動
可能とし、薄いタイプのカードモジュールは別個にスロ
ットへの着脱が可能であり、厚いタイプのカードモジュ
ールは第一シャッター本体と第二シャッター本体を同時
に回動して着脱可能とした。
に回動自在に取り付けた第一シャッター本体および第二
シャッター本体は観音開き状に回動可能とし、この第一
シャッター本体および第二シャッター本体は別個に回動
可能とし、薄いタイプのカードモジュールは別個にスロ
ットへの着脱が可能であり、厚いタイプのカードモジュ
ールは第一シャッター本体と第二シャッター本体を同時
に回動して着脱可能とした。
【0013】クランク形状の回動軸を設けたシャッター
は、コイル状の付勢バネが開口部を広げる必要がなく、
しかも開口部を最大限有効にした形状にして、着脱が容
易で電子機器の薄型化が可能となる。
は、コイル状の付勢バネが開口部を広げる必要がなく、
しかも開口部を最大限有効にした形状にして、着脱が容
易で電子機器の薄型化が可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明を行う。
図1は本発明のカードモジュール用シャッターを示す外
観斜視図である。図1において、2は第一シャッター本
体であり、3は第二シャッター本体であり、4は電子機
器本体、5および6はカードモジュールを取り外すため
のイジェクトボタンである。第一シャッター本体2には
回動軸2a、第二シャッター本体には回動軸3aが備え
られ、電子機器本体4は開口部4aが備えられ、開口部
4aの4隅には図示していないが、回動軸2aおよび回
動軸3aに対応した回動軸穴が4カ所設けられており、
この回動軸穴に回動軸2aおよび回動軸3aが取り付け
られている。また図示していないが、第一シャッター本
体2および、第二シャッター本体3のが取り付けられた
開口部4aの内側にはカードモジュールのスロットとコ
ネクタが設けられている。また図示していないが、第一
シャッター本体2および第二シャッター本体3は付勢バ
ネによって、開口部に付勢されている。
図1は本発明のカードモジュール用シャッターを示す外
観斜視図である。図1において、2は第一シャッター本
体であり、3は第二シャッター本体であり、4は電子機
器本体、5および6はカードモジュールを取り外すため
のイジェクトボタンである。第一シャッター本体2には
回動軸2a、第二シャッター本体には回動軸3aが備え
られ、電子機器本体4は開口部4aが備えられ、開口部
4aの4隅には図示していないが、回動軸2aおよび回
動軸3aに対応した回動軸穴が4カ所設けられており、
この回動軸穴に回動軸2aおよび回動軸3aが取り付け
られている。また図示していないが、第一シャッター本
体2および、第二シャッター本体3のが取り付けられた
開口部4aの内側にはカードモジュールのスロットとコ
ネクタが設けられている。また図示していないが、第一
シャッター本体2および第二シャッター本体3は付勢バ
ネによって、開口部に付勢されている。
【0015】図2は図1に第一カードモジュール7およ
び第二カードモジュール8を装着したときの、第一シャ
ッター本体2および第二シャッター本体と電子機器本体
4の開口部4aの断面図である。第一シャッター本体2
および第二シャッター本体3が取り付けられた開口部の
内側は第一カードモジュールや第二カードモジュールを
収納するためのスペースとしてのスロット部4bが形成
され、スロット部4bの奥には第一コネクタ9と第二コ
ネクタ10が積み重ねた状態で配設されており、図示し
ていないが、第一カードモジュールおよび第二カードモ
ジュールは共通仕様のコネクタをそれぞれ内蔵してお
り、第一カードモジュールや第二カードモジュールとの
データを送受信するための処理装置が搭載された電気回
路(図示せず)と接続している。
び第二カードモジュール8を装着したときの、第一シャ
ッター本体2および第二シャッター本体と電子機器本体
4の開口部4aの断面図である。第一シャッター本体2
および第二シャッター本体3が取り付けられた開口部の
内側は第一カードモジュールや第二カードモジュールを
収納するためのスペースとしてのスロット部4bが形成
され、スロット部4bの奥には第一コネクタ9と第二コ
ネクタ10が積み重ねた状態で配設されており、図示し
ていないが、第一カードモジュールおよび第二カードモ
ジュールは共通仕様のコネクタをそれぞれ内蔵してお
り、第一カードモジュールや第二カードモジュールとの
データを送受信するための処理装置が搭載された電気回
路(図示せず)と接続している。
【0016】図3は図2で述べた第一カードモジュール
7と第二カードモジュール8の2枚強の厚みを持つ第三
カードモジュール11を電子機器に装着したときの断面
図である。第三カードモジュール11は、図示していな
いが第一カードモジュールと共通のコネクタを内蔵して
おり、コネクタ9と接続されている。
7と第二カードモジュール8の2枚強の厚みを持つ第三
カードモジュール11を電子機器に装着したときの断面
図である。第三カードモジュール11は、図示していな
いが第一カードモジュールと共通のコネクタを内蔵して
おり、コネクタ9と接続されている。
【0017】次に、図1、図2、図3における本発明の
動作を説明する。本発明において、図1では前記のカー
ドモジュールが未装着の状態であり、図2において、第
一カードモジュール7および第二カードモジュール8の
いずれかまたは一方をカードスロット部に押し込んで、
装着しようとするとき、第一シャッター本体2および第
二シャッター本体3は、第一カードモジュール7および
第二カードモジュール8によって、矢印Aおよび矢印B
の方向へ回動され、第一カードモジュール7および第二
カードモジュール8は、さらに押し込まれると、カード
スロット4b内に形成されたガイドレール(図示せず)
によって導かれて、コネクタ9およびコネクタ10とそ
れぞれ接続される。また第一カードモジュール7および
第二カードモジュール8は、着脱する場合は、イジェク
トボタン5および6を押すと、イジェクト機構(図示せ
ず)が作動して第一コネクタ9および第二コネクタ10
との接続が解除され、容易に取り出すことが可能とな
る。また図3では第三カードモジュール11は、第一カ
ードモジュール7と第二カードモジュールの2枚分強の
厚みを有しているので、1枚が装着されており、装着方
法は図2で説明したことと同様である。
動作を説明する。本発明において、図1では前記のカー
ドモジュールが未装着の状態であり、図2において、第
一カードモジュール7および第二カードモジュール8の
いずれかまたは一方をカードスロット部に押し込んで、
装着しようとするとき、第一シャッター本体2および第
二シャッター本体3は、第一カードモジュール7および
第二カードモジュール8によって、矢印Aおよび矢印B
の方向へ回動され、第一カードモジュール7および第二
カードモジュール8は、さらに押し込まれると、カード
スロット4b内に形成されたガイドレール(図示せず)
によって導かれて、コネクタ9およびコネクタ10とそ
れぞれ接続される。また第一カードモジュール7および
第二カードモジュール8は、着脱する場合は、イジェク
トボタン5および6を押すと、イジェクト機構(図示せ
ず)が作動して第一コネクタ9および第二コネクタ10
との接続が解除され、容易に取り出すことが可能とな
る。また図3では第三カードモジュール11は、第一カ
ードモジュール7と第二カードモジュールの2枚分強の
厚みを有しているので、1枚が装着されており、装着方
法は図2で説明したことと同様である。
【0018】図5は請求項4に記載した本発明のカード
モジュール用のシャッター本体単体の平面図である。5
2はシャッター本体であり、シャッター本体52は両端
にクランク形状の回動軸53が固着されており、付勢バ
ネ54は回動軸53に取り付けられている。回動軸53
の先端部53aは、図1で述べた電子機器本体4の回動
軸穴に取り付けられ、回動軸53のシャッター本体52
への取付部53bは、シャッター本体52の端部の内側
に、付勢バネ54の厚さ分ずらして取り付けられてい
る。したがって、回動軸の取付位置は図6の従来例で述
べたものと変わらずに、付勢バネ54の厚み分、電子機
器の薄型化が可能となる。
モジュール用のシャッター本体単体の平面図である。5
2はシャッター本体であり、シャッター本体52は両端
にクランク形状の回動軸53が固着されており、付勢バ
ネ54は回動軸53に取り付けられている。回動軸53
の先端部53aは、図1で述べた電子機器本体4の回動
軸穴に取り付けられ、回動軸53のシャッター本体52
への取付部53bは、シャッター本体52の端部の内側
に、付勢バネ54の厚さ分ずらして取り付けられてい
る。したがって、回動軸の取付位置は図6の従来例で述
べたものと変わらずに、付勢バネ54の厚み分、電子機
器の薄型化が可能となる。
【0019】
【発明の効果】本発明におけるカードモジュール用スロ
ットのシャッター機構は、電子機器に挿入して着脱する
カードモジュールための第一カードモジュールスロット
部と第二カードモジュールスロット部とを、並列に配設
した2連装カードモジュールスロット部において、この
2連装カードモジュールスロット部は1つの開口部と、
前記第一カードモジュールスロット部は第一シャッター
本体と、前記第二カードモジュールスロット部は第二シ
ャッター本体との2つの防塵用シャッター本体からな
り、前記開口部の4隅には4カ所の軸支部を設け、この
軸支部に取付けるために、前記第一シャッター本体およ
び第二シャッター本体にはそれぞれ2カ所の回動用の回
動軸を配設し、第一シャッター本体と第二シャッター本
体は観音開き状になるように配設することによって、P
CMCIA規格に基づいた、薄型カードモジュールの2
枚の装着または、この薄型カードモジュールの2枚分の
厚さに相当する厚型カードモジュールの装着が可能な簡
単な構造で電子機器本体の薄型化が可能でワンタッチで
装着可能な前記カードモジュール用シャッターの構造を
提供できる。
ットのシャッター機構は、電子機器に挿入して着脱する
カードモジュールための第一カードモジュールスロット
部と第二カードモジュールスロット部とを、並列に配設
した2連装カードモジュールスロット部において、この
2連装カードモジュールスロット部は1つの開口部と、
前記第一カードモジュールスロット部は第一シャッター
本体と、前記第二カードモジュールスロット部は第二シ
ャッター本体との2つの防塵用シャッター本体からな
り、前記開口部の4隅には4カ所の軸支部を設け、この
軸支部に取付けるために、前記第一シャッター本体およ
び第二シャッター本体にはそれぞれ2カ所の回動用の回
動軸を配設し、第一シャッター本体と第二シャッター本
体は観音開き状になるように配設することによって、P
CMCIA規格に基づいた、薄型カードモジュールの2
枚の装着または、この薄型カードモジュールの2枚分の
厚さに相当する厚型カードモジュールの装着が可能な簡
単な構造で電子機器本体の薄型化が可能でワンタッチで
装着可能な前記カードモジュール用シャッターの構造を
提供できる。
【0020】前記第一シャッターおよび第二シャッター
を同一形状としたことによって、2枚のシャッターの共
通化でき、量産効果によるコストダウンが可能なカード
モジュール用シャッター機構を提供できる。
を同一形状としたことによって、2枚のシャッターの共
通化でき、量産効果によるコストダウンが可能なカード
モジュール用シャッター機構を提供できる。
【0021】電子機器に挿入して着脱するカードモジュ
ールのためのカードモジュールスロット部の開口部に設
けた防塵用のシャッター本体において、このシャッター
本体の両端にクランク状に形成された回動軸が取り付け
られ、この回動軸の他端は前記開口部に設けられた軸支
部に取り付け、前記シャッター本体の回動軸にコイル状
の付勢バネを取り付けたことにより電子機器の薄型化が
可能なカードモジュール用のシャッター機構を提供でき
る。
ールのためのカードモジュールスロット部の開口部に設
けた防塵用のシャッター本体において、このシャッター
本体の両端にクランク状に形成された回動軸が取り付け
られ、この回動軸の他端は前記開口部に設けられた軸支
部に取り付け、前記シャッター本体の回動軸にコイル状
の付勢バネを取り付けたことにより電子機器の薄型化が
可能なカードモジュール用のシャッター機構を提供でき
る。
【図1】本発明の実施例を示す2連装カードモジュール
のシャッター機構の外観斜視図。
のシャッター機構の外観斜視図。
【図2】2枚のカードモジュールを装着したときの本発
明の実施例の断面図。
明の実施例の断面図。
【図3】1枚の厚型カードモジュールを装着したときの
本発明の実施例の断面図。
本発明の実施例の断面図。
【図4】従来の2連装カードモジュールのシャッター機
構の外観斜視図。
構の外観斜視図。
【図5】請求項4および請求項5記載の本発明のシャッ
ターの回動軸を表す平面図
ターの回動軸を表す平面図
【図6】従来ののシャッターの回動軸を表す平面図
1 シャッター機構 2 第一シャッター本体 3 第二シャッタ−本体 4 電子機器本体 5 イジェクトボタン 6 イジェクトボタン 7 第一カードモジュール 8 第二カードモジュール 9 第一コネクタ 10 第二コネクタ 11 第三カードモジュール 21 従来例のシャッター機構 22 従来例のスライドトレイ 23 従来例のシャッター本体 51 請求項4記載のシャッター 52 請求項4記載のシャッター本体 53 請求項4記載の回動軸 54 請求項4記載の付勢バネ 61 従来例のシャッター 62 従来例のシャッター本体 63 従来例の回動軸 64 従来例の付勢バネ
Claims (4)
- 【請求項1】 電子機器に挿入して着脱するカードモジ
ュールための第一カードモジュールスロット部と第二カ
ードモジュールスロット部とを、並列に配設した2連装
カードモジュールスロット部において、この2連装カー
ドモジュールスロット部は1つの開口部と、前記第一カ
ードモジュールスロット部のための第一シャッター本体
と、前記第二カードモジュールスロット部のための第二
シャッター本体との2つの防塵用シャッター本体からな
り、前記開口部の4隅には4カ所の軸支部を設け、この
軸支部に取付けるために、前記第一シャッター本体およ
び第二シャッター本体にはそれぞれ2カ所の回動用の回
動軸を配設し、第一シャッター本体と第二シャッター本
体は観音開き状になるように配設したことを特徴とする
カードモジュール用シャッター機構。 - 【請求項2】 前記第一シャッターおよび第二シャッタ
ーを同一形状としたことを特徴とする請求項1記載のカ
ードモジュール用シャッター機構。 - 【請求項3】 電子機器に挿入して着脱するカードモジ
ュールのためのカードモジュールスロット部の開口部に
設けた防塵用のシャッター本体において、このシャッタ
ー本体の両端にクランク状に形成された回動軸が取り付
けられ、この回動軸の他端は前記開口部に設けられた軸
支部に取り付け、前記シャッター本体の回動軸にコイル
状の付勢バネを取り付けたことを特徴とするカードモジ
ュール用シャッター機構。 - 【請求項4】 前記2連装のカードモジュールスロット
部の回動軸をクランク状に形成したことを特徴とする請
求項1および請求項3記載のカードモジュール用シャッ
タ−構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6065965A JPH07282204A (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | カードモジュール用シャッター機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6065965A JPH07282204A (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | カードモジュール用シャッター機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07282204A true JPH07282204A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13302223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6065965A Pending JPH07282204A (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | カードモジュール用シャッター機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07282204A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6757173B2 (en) | 2001-07-27 | 2004-06-29 | Tyco Electronics Amp K.K. | Card connector assembly |
US7150403B2 (en) | 2001-03-07 | 2006-12-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Shutter mechanism used for card module |
US7426113B2 (en) | 2005-09-09 | 2008-09-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Electronic device |
-
1994
- 1994-04-04 JP JP6065965A patent/JPH07282204A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7150403B2 (en) | 2001-03-07 | 2006-12-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Shutter mechanism used for card module |
US6757173B2 (en) | 2001-07-27 | 2004-06-29 | Tyco Electronics Amp K.K. | Card connector assembly |
US7426113B2 (en) | 2005-09-09 | 2008-09-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Electronic device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040406 |