JPH07281887A - ディグレード原因特定方法および装置 - Google Patents

ディグレード原因特定方法および装置

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JPH07281887A
JPH07281887A JP7579194A JP7579194A JPH07281887A JP H07281887 A JPH07281887 A JP H07281887A JP 7579194 A JP7579194 A JP 7579194A JP 7579194 A JP7579194 A JP 7579194A JP H07281887 A JPH07281887 A JP H07281887A
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JP
Japan
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bug
degradation
work
data
caused
Prior art date
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Pending
Application number
JP7579194A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Fuji
仁 冨士
Shigeru Nishiyama
西山  茂
Fumitomo Sugano
文友 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソフトウェアのディグレードを発生させた作
業ミスを明らかにし、その作業ミスを重点的に監視する
ことによってソフトウェアのディグレード防止に役立て
ることができるディグレード原因特定方法および装置を
提供する。 【構成】 ディグレードの原因となるバグに対して該バ
グを引き起こす作業ミスを特定した特定用データ5を予
め作成しておき、入力部1から入力されたディグレード
の原因となったバグ6を特定部2において特定用データ
5を参照し、該バグ6に対する作業ミス4を特定し、出
力部3から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソフトウェアの更新時
において発生するディグレードについてディグレードの
原因となったバグから、そのバグを引き起こしたソフト
ウェアの更新作業上の作業ミスを特定するディグレード
原因特定方法および装置に関し、特にソフトウェアの更
新時に発生したディグレードを引き起こした作業ミスを
調べ、その作業ミスの回避に重点を置いたディグレード
再発防止策を講じるために利用し得るディグレード原因
特定方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ソフトウェアのディグレードは、プログ
ラムの更新作業において発生したバグによって引き起こ
されるため、従来はディグレードの原因となったバグの
情報だけがバグ票等に記録されてきたが、更にそのバグ
を引き起こした更新作業におけるミスとの関係を自動的
に調べる手段は従来存在していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ソフトウェアのディグ
レードが発生したときには、どのようなバグがディグレ
ードを引き起こしたのかという点はバグ票等に記載され
ている。しかしながら、ディグレードを引き起こした本
来の原因は更新作業における作業ミスである。従って、
ディグレードと作業ミスとの関係がわからないと再発防
止のための分析ができないという問題がある。
【0004】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、ソフトウェアのディグレード
を発生させた作業ミスを明らかにし、その作業ミスを重
点的に監視することによってソフトウェアのディグレー
ド防止に役立てることができるディグレード原因特定方
法および装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のディグレード原因特定方法は、ソフトウェ
アの更新時に発生するディグレードを特定するディグレ
ード原因特定方法であって、ディグレードの原因となる
バグと該バグを引き起こす作業ミスとを対応づけした対
応データを作成し、該対応データを用いて、バグを引き
起こした作業ミスを特定することを要旨とする。
【0006】また、本発明のディグレード原因特定装置
は、機能追加や変更を行うバージョンアップや不具合を
修正するリビジョンアップといったソフトウェアの更新
を行ったときに、更新前の機能が正常に動作しなかった
り、性能が劣化してしまうというディグレードを発生さ
せる直接の原因となったバグから、該バグを引き起こし
たソフトウェア更新作業における作業ミスを特定するデ
ィグレード原因特定装置であって、ディグレードを発生
させたバグを入力する入力部と、該入力部から渡された
ディグレードを発生させたバグから予め作成されたバグ
と作業ミスとの対応を用いて該バグを引き起こした作業
ミスを特定する特定部と、該特定部で特定した作業ミス
の内容を出力する出力部とを有することを要旨とする。
【0007】更に、本発明のディグレード原因特定装置
は、前記特定部において、ソフトウェア開発モデルに従
ったプログラム更新の工程のうちディグレードが入り込
む可能性のある工程を構成する作業に関する作業ミスを
抽出して第1のデータとし、過去の事例からディグレー
ドの原因となったバグをソフトウェア開発モデル毎に分
類して第2のデータとし、過去の事例におけるバグと作
業ミスに対する類似性に着目して、第1のデータと第2
のデータとの対応づけをした対応を用いて、ソフトウェ
ア開発モデル毎にバグを引き起こした作業ミスを特定す
ることを要旨とする。
【0008】
【作用】本発明のディグレード原因特定方法では、ディ
グレードの原因となるバグと該バグを引き起こす作業ミ
スとを対応づけした対応データを作成し、該対応データ
を用いて、バグを引き起こした作業ミスを特定する。
【0009】また、本発明のディグレード原因特定装置
では、入力部から渡されたディグレードを発生させたバ
グから予め作成されたバグと作業ミスとの対応を用いて
該バグを引き起こした作業ミスを特定し、この特定した
作業ミスの内容を出力する。
【0010】更に、本発明のディグレード原因特定装置
では、上記において、ディグレードが入り込む可能性の
ある工程を構成する作業に関する作業ミスを抽出して第
1のデータとし、過去の事例からディグレードの原因と
なったバグをソフトウェア開発モデル毎に分類して第2
のデータとし、過去の事例におけるバグと作業ミスに対
する類似性に着目して、第1のデータと第2のデータと
の対応づけをした対応を用いて、バグを引き起こした作
業ミスを特定する。
【0011】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係わるディグ
レード原因特定装置の構成を示すブロック図である。同
図に示すディグレード原因特定装置は、ディグレードの
原因となったバグ6から、該バグを発生されてしまった
作業ミス4を特定しようとするものであり、具体的には
プログラムを更新する工程を一般的に捉えるために、ソ
フトウェアの開発モデルに従ってプログラム更新の工程
を分類し、この中からディグレードが入り込む可能性の
ある工程を抽出し、これらの工程における作業ミスの集
合をプログラム更新中に発生する作業ミスとし、この作
業ミスを導出するために、ディグレードが入り込む可能
性のある工程のミスを最上位として、上位の作業ミスが
「結果」になるような「原因」の作業ミスを下位に展開
し、階層的に具体的な作業ミスまで詳細化する。
【0013】そして、このように導出したディグレード
を引き起こす可能性があるソフトウェアの開発モデル毎
の作業ミスのデータと、過去にバージョンアップなどの
更新が行われたシステムにおいて更新時に発生したディ
グレードの原因となったバグをソフトウェア更新時に使
用された開発モデル毎に内容によって分類したデータと
を次の方法で対応づけする。過去のソフトウェア更新時
にディグレードを発生させたバグの混在した部分のプロ
グラムを更新するためにどのような作業を経たかという
データを蓄積しておき、途中の作業のすべてにおいて作
業ミスが発生する可能性を考慮するようにしてバグと作
業ミスとの対応データを求め、この対応データとの類似
性を判定して、先のバグと作業ミスとの対応づけを行
う。
【0014】従って、本実施例では、ソフトウェアの開
発モデル毎の一般的なプログラムの更新工程からディグ
レードを発生させる可能性のある作業ミスを導出し、こ
れとソフトウェアの開発モデル毎に対応するディグレー
ドの原因となったバグを分類した結果とをバグの混在し
た部分のプログラムを修正するためにどのような作業を
経たかのデータよりバグと作業ミスとの対応づけの基準
として採用し、対応づけすることによってディグレード
の原因となったバグからそれを発生された作業ミスを特
定している。
【0015】すなわち、図1に示すディグレード原因特
定装置は、ディグレードの原因となったバグ6を供給さ
れる入力部1と、該入力部1から供給されるディグレー
ドの原因となったバグ6を引き起こした作業ミス4を特
定する特定部2と、該特定部2において求められたディ
グレード原因の作業ミスの内容4を出力する出力部3と
を有する。
【0016】前記特定部2は、特定用データ5を利用
し、ディグレードの原因となったバグ6が引き起こされ
た作業ミス4を特定する。この特定用データ5はディグ
レードの原因となったバグ6から、該バグを引き起こし
てしまった作業ミス4を特定するための蓄積されたデー
タである。
【0017】この特定用データ5は、解析の対象とする
プログラムを更新するときに適用されていた開発モデル
の工程と、その開発モデルを利用してプログラムの更新
を行った時に発生したディグレードとバグのデータから
作成される。
【0018】具体的には、図2に示すように更新の工程
を詳細化する。図2は開発モデルがウォーターフォール
モデルである場合の例を示している。この詳細化された
工程について、どのような作業ミスが発生するかを分析
する。図2において斜線を施した工程がディグレードを
引き起こす可能性のある工程であり、これらの下位の作
業も同様にディグレードを引き起こす可能性があると捉
えている。この工程において、ディグレードを発生させ
る可能性のある作業ミスを分析した結果は図3のように
なる。図3では、「変更対象の理解不足と修正対象の理
解不足」、「設計誤りと修正方策の誤り」は工程が違う
だけで同じ内容であると捉えられるため、下位の構成は
同じになっている。
【0019】一方、過去に更新が行われたプログラムに
ついて更新時に発生したディグレードの原因となったバ
グを該バグの内容によって図4のように分類する。ま
た、過去にディグレードの原因となったバグをどのよう
な作業を経て作り込まれてしまったのかというバグと作
業ミスとの対応データも蓄積しておき、このデータと類
似性によって先のディグレードの原因になりうるバグの
分類と作業ミスとの対応づけを行う。この結果、作成さ
れたデータのイメージは図5のようになる。
【0020】このデータを使用して、バグを作り込んだ
作業ミスを特定すると、例えば「判定条件ミス」という
バグは、「変更内容の誤判断」という作業によって作り
込まれたことが特定できる。また逆に、「変更内容の誤
判断」という作業ミスを犯すと、「変数の初期化ミ
ス」、「判定条件ミス」、「計算方法の間違い」という
バグを作り込んでしまう可能性があることもわかる。
【0021】本発明は、上記実施例に限定されるもので
なく、例えば更新工程を他のモデルに変えたり、分析対
象とするシステムを他のシステムのデータを変えること
によって同等の機能を持ったディグレード原因特定装置
を作成することもできる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディグレードの原因となるバグと該バグを引き起こす作
業ミスとを対応づけした対応データを作成し、該対応デ
ータを用いて、バグを引き起こした作業ミスを特定する
ので、ディグレードを発生されたバグを作り込んでしま
った作業ミスを特定することができ、ディグレードの再
発防止の対象とすべき作業を認識することができ、ディ
グレードの防止に役立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるディグレード原因特
定装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したディグレード原因特定装置に格納
されるデータを求めるためのプログラムの更新工程を詳
細に分類した例を示す図である。
【図3】図2のプログラムの更新工程から抽出したディ
グレードを作り込む可能性がある工程に発生する可能性
のある作業ミスの例を示す図である。
【図4】ディグレードの原因となったバグを分類した例
を示す図である。
【図5】図1に示したディグレード原因特定装置の特定
用データに格納されるデータのイメージを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 入力部 2 特定部 3 出力部 4 作業ミス 5 特定用データ 6 バグ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェアの更新時に発生するディグ
    レードを特定するディグレード原因特定方法であって、
    ディグレードの原因となるバグと該バグを引き起こす作
    業ミスとを対応づけした対応データを作成し、該対応デ
    ータを用いて、バグを引き起こした作業ミスを特定する
    ことを特徴とするディグレード原因特定方法。
  2. 【請求項2】 機能追加や変更を行うバージョンアップ
    や不具合を修正するリビジョンアップといったソフトウ
    ェアの更新を行ったときに、更新前の機能が正常に動作
    しなかったり、性能が劣化してしまうというディグレー
    ドを発生させる直接の原因となったバグから、該バグを
    引き起こしたソフトウェア更新作業における作業ミスを
    特定するディグレード原因特定装置であって、ディグレ
    ードを発生させたバグを入力する入力部と、該入力部か
    ら渡されたディグレードを発生させたバグから予め作成
    されたバグと作業ミスとの対応を用いて該バグを引き起
    こした作業ミスを特定する特定部と、該特定部で特定し
    た作業ミスの内容を出力する出力部とを有することを特
    徴とするディグレード原因特定装置。
  3. 【請求項3】 ソフトウェア開発モデルに従ったプログ
    ラム更新の工程のうちディグレードが入り込む可能性の
    ある工程を構成する作業に関する作業ミスを抽出して第
    1のデータとし、過去の事例からディグレードの原因と
    なったバグをソフトウェア開発モデル毎に分類して第2
    のデータとし、過去の事例におけるバグと作業ミスに対
    する類似性に着目して、第1のデータと第2のデータと
    の対応づけをした対応を用いて、ソフトウェア開発モデ
    ル毎にバグを引き起こした作業ミスを特定する前記特定
    部を有する請求項2記載のディグレード原因特定装置。
JP7579194A 1994-04-14 1994-04-14 ディグレード原因特定方法および装置 Pending JPH07281887A (ja)

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JP7579194A JPH07281887A (ja) 1994-04-14 1994-04-14 ディグレード原因特定方法および装置

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JPH07281887A true JPH07281887A (ja) 1995-10-27

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JP7579194A Pending JPH07281887A (ja) 1994-04-14 1994-04-14 ディグレード原因特定方法および装置

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