JPH07281514A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07281514A
JPH07281514A JP6066046A JP6604694A JPH07281514A JP H07281514 A JPH07281514 A JP H07281514A JP 6066046 A JP6066046 A JP 6066046A JP 6604694 A JP6604694 A JP 6604694A JP H07281514 A JPH07281514 A JP H07281514A
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JP
Japan
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exposure lamp
voltage
image forming
exposure
image
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Application number
JP6066046A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Ishii
辰夫 石井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、露光ランプ電圧の補正を適正に行
うことができるとともに、露光ランプ電圧の補正前後で
の画像濃度の大きな変化を無くすことができるようにす
ることを目的とする。 【構成】 この発明は、露光光学系のデフォーカス位置
で基準パターンの反射光量を読み取る読取手段37と、
この読取手段37の出力信号により露光ランプ16の電
圧を補正する補正手段38,40とを備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機やファクシミリ等
の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やファクシミリ等の電子写真方式
画像形成装置においては、一般に、ドラム状感光体,ベ
ルト状感光体等の感光体を回転させて帯電装置により一
様に帯電させた後に露光装置により原稿画像を感光体に
露光して静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置に
より現像して転写装置により感光体上の現像後の画像を
転写紙,中間転写ベルト等の転写材に転写している。
【0003】露光装置は、露光ランプにより原稿台上の
原稿を照明し、その反射光像を露光光学系により感光体
に露光すると共に、可動光学系もしくは原稿台の移動に
より原稿を走査して感光体に静電潜像を形成している。
また、露光ランプにより基準の白パターンを照明してそ
の反射光を露光光学系により感光体に露光し、この露光
による感光体の表面電位上昇部分を現像装置で現像して
トナーを付着させた後にその濃度をセンサにて読み取
り、このセンサの出力信号により露光ランプの電圧を補
正している。この補正は例えば1000枚分の画像形成
動作に付き1回という固定の間隔で行われ、また、感光
体上に白パターンの画像を形成してその濃度をセンサで
読み取る動作と,このセンサの出力信号により露光ラン
プの電圧を補正する動作とは1回の画像形成動作内では
行えなくて複数回の画像形成動作内で行っている。
【0004】また、特開昭63ー169672号公報及
び特開昭63ー169673号公報には、電子写真方式
画像形成装置において、感光体における白パターンから
の反射光の露光で上昇した表面電位を読み取って露光ラ
ンプの電圧を補正する電位制御方法が記載されている。
特開昭63ー165880号公報には、電子写真方式画
像形成装置において、原稿の濃度を読み取って露光ラン
プの電圧を補正する露光量補正機構が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記画像形成装置で
は、感光体上の白パターンからの反射光が露光された表
面電位上昇部分を現像装置で現像してトナーを付着させ
た後にその濃度をセンサにて読み取り、このセンサの出
力信号により露光ランプの電圧を補正するので、感光体
の総合特性をセンサで読み取ることになり、感光体上の
白パターンに対する濃度を感光体の感度劣化や現像装置
の特性、トナーの特性等の全ての誤差を含んだ状態でセ
ンサにより読み取ってしまい、露光ランプ電圧の補正が
適正でなくなる。
【0006】また、露光ランプの電圧補正を固定の間隔
で行うので、その間隔の間で、感光体上に白パターンの
画像を形成してその濃度をセンサで読み取る部分に大き
な変化があった場合は露光ランプ電圧の補正前と補正後
とで補正量が大きく変化して露光ランプ電圧に大きな差
ができ、感光体上に原稿により形成する画像の濃度が大
きく変化してしまう。
【0007】また、露光ランプの電圧補正を連続的画像
形成動作のうちの1枚目の画像形成動作で行った場合に
は2枚目以後の形成画像の濃度と1枚目の形成画像の濃
度とが変化してしまい、露光ランプの電圧補正を連続的
画像形成動作の途中で行った場合にもその前後で形成画
像の濃度が変化してしまう。さらに、感光体上に白パタ
ーンの画像を形成してその濃度をセンサで読み取る動作
と,このセンサの出力信号により露光ランプの電圧を補
正する動作とは1回の画像形成動作内で行えないので、
感光体上に白パターンの画像を形成してその濃度をセン
サで読み取った後に電源がオフされてしばらく放置され
た場合には露光光学系の汚れが変化してしまい、その後
の露光ランプ電圧補正が適正でなくなるという不具合が
起こることがあった。
【0008】本発明は、上記問題点を改善し、露光ラン
プ電圧の補正を適正に行うことができるとともに、露光
ランプ電圧の補正前後での画像濃度の大きな変化を無く
すことができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、回転させられる感光体と、
この感光体を一様に帯電させる帯電手段と、露光ランプ
により原稿を照明してこの原稿からの光像を露光光学系
により前記感光体上の一様に帯電した表面に露光して静
電潜像を形成する露光手段と、前記感光体上の静電潜像
を現像する現像手段と、前記感光体上の現像された画像
を転写材に転写する転写手段とを有し、前記露光ランプ
により基準パターンを照明してその反射光量を読み取っ
て前記露光ランプの電圧を補正する画像形成装置におい
て、前記露光光学系のデフォーカス位置で前記基準パタ
ーンの反射光量を読み取る読取手段と、この読取手段の
出力信号により前記露光ランプの電圧を補正する補正手
段とを備えたものである。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記補正手段が前記露光ランプの
電圧補正間隔を前記露光ランプの電圧補正量の変化に応
じて可変するものである。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、原稿の濃度を検知する原稿濃度セ
ンサと前記読取手段とを併用したものである。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、連続的画像形成動作中には最終回
の画像形成動作にて前記読取手段で前記基準パターンの
反射光量を読み取り、前記補正手段で次に開始される画
像形成動作より前記露光ランプの電圧を補正するもので
ある。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記露光ランプが前記基準パター
ンと画像領域との間の非画像領域を照明する時に前記補
正手段が前記露光ランプの電圧補正を行うものである。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明では、読取手段が露光光学
系のデフォーカス位置で基準パターンの反射光量を読み
取り、補正手段が読取手段の出力信号により露光ランプ
の電圧を補正する。
【0015】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
画像形成装置において、補正手段が露光ランプの電圧補
正間隔を露光ランプの電圧補正量の変化に応じて可変す
る。
【0016】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
画像形成装置において、読取手段が原稿濃度センサと併
用される。
【0017】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
画像形成装置において、連続的画像形成動作中には最終
回の画像形成動作にて読取手段が基準パターンの反射光
量を読み取り、補正手段が次に開始される画像形成動作
より露光ランプの電圧を補正する。
【0018】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
画像形成装置において、露光ランプが基準パターンと画
像領域との間の非画像領域を照明する時に補正手段が露
光ランプの電圧補正を行う。
【0019】
【実施例】図2は本発明の第1実施例の概略を示す。こ
の第1実施例は、請求項1,2記載の発明の実施例であ
り、電子写真方式複写機からなる電子写真方式画像形成
装置の例である。ドラム状感光体11は、画像形成動作
(複写動作)時には、メインモータにより回転駆動され
て帯電手段たる帯電用コロナチャージャ12により一様
に帯電された後に露光手段たるスリット露光装置13に
より画像露光がなされて静電潜像が形成され、イレーサ
14により不要領域が除電される。
【0020】スリット露光装置13においては、原稿台
15上の原稿が露光ランプ16により照明され、その反
射光像がミラー17〜19、レンズ20、ミラー21〜
23を介して感光体11に照射されると共に、露光ラン
プ16及び可動光学系17〜19からなるスキャナがス
キャナモータにより駆動されて往動することにより原稿
の走査が行われて感光体11上に静電潜像が形成され
る。スキャナは原稿走査終了後にホームポジションに復
帰する。
【0021】感光体11上の静電潜像は現像手段たる現
像装置24により現像されてトナー像となる。給紙装置
25からレジストローラ26へ転写紙からなる転写材が
給紙され、または手差しテーブル27からの手差しの転
写紙がレジストローラ26へ送られる。レジストローラ
26は感光体11上のトナー像に合わせて転写紙を送出
する。
【0022】この転写紙は、転電手段たる転写用コロナ
チャージャ28により感光体11上のトナー像が転写さ
れて分離手段たる分離用コロナチャージャ29及び分離
爪30により感光体11から分離され、搬送装置31に
より搬送されて定着装置32によりトナー像が定着され
た後にハードコピーとしてトレイ33へ排出される。感
光体11は、転写紙分離後にクリーニング装置34によ
りクリーニングされてトナーが除去され、除電器35に
より除電されて次の画像形成動作に備える。
【0023】また、スキャナのホームポジション側停止
位置の光路上には基準の白パターン36が設けられ、原
稿台15上の原稿先端部が位置するリードエッジ位置a
は白パターン36(スキャナのホームポジション)より
スキャナ往動方向に所定の助走距離だけ離れている。こ
の助走距離は20〜30mm程度の長さである。また、
白パターン36の反射光量を読み取るセンサからなる読
取手段37は、露光光学系17〜23の近傍のデフォー
カス位置、例えば図3に示すようにスリット露光装置1
3の露光光学系17〜23におけるレンズ20の近傍の
デフォーカス位置に配置される。このセンサ37は従来
装置では分離用コロナチャージャ29と分離爪30との
間に間に配置されている。センサ37はスキャナがホー
ムポジションにあって露光ランプ16が点灯して白パタ
ーン36を照明した時に白パターン36からの反射光を
ミラー17〜19を介して受光してその光量を読み取
る。
【0024】図1は本実施例の回路構成の概略を示す。
AC制御系38は、商用交流電源からメインスイッチを
介して交流電力が供給され、この交流電力により定着装
置32のヒータ32aに通電すると共に、メイン制御系
40からの指令に従って露光ランプ16及びメインモー
タ41を駆動する。電源42は商用交流電源からメイン
スイッチ及びAC制御系38を介して供給される交流電
力から所定の直流電圧を発生してメイン制御系40や他
の各部に印加する。メイン制御系40は本実施例の各部
を制御して上述のような複写動作を操作系46のスター
トスイッチがオンされたことにより開始させて操作系4
6で設定された回数だけ連続的に繰り返して行わせる。
【0025】高圧系43は、帯電用コロナチャージャ1
2を駆動して現像装置24の現像スリーブ24aに現像
バイアス電圧を印加し、高圧系44は転写用コロナチャ
ージャ28及び分離用コロナチャージャ29を駆動す
る。ADSセンサ45は原稿台15上の原稿の先端部濃
度を読み取り、操作系46は使用者により操作される。
メイン制御系40は、操作系46やセンサ37などから
の入力信号を取り込み、AC制御系38に指令を出すと
共に高圧系43,44やスキャナモータ47、現像装置
24を駆動する現像モータ48などを制御する。また、
メイン制御系40は画像濃度を自動的に設定するために
ADSセンサ45からの入力信号に応じて画像形成条
件、例えば現像バイアス電圧を高圧系43を介して制御
する。
【0026】メイン制御系40は、センサ37の出力信
号により露光ランプ16の電圧を補正する補正手段を兼
ね、図4に示すような処理を行う。すなわち、メイン制
御系40は、画像形成動作の開始後にステップ101で
最初に補正フラグがセツトされているか否かを確認し、
後述する補正フラグがセツトされていればステップ10
2でAC制御系38に露光ランプ16の電圧を1V増加
させる。メイン制御系40は、補正フラグがセツトされ
ていなければそのまま次に進む。
【0027】次に、メイン制御系40は、ステップ10
3でAC制御系38に露光ランプ16をオンさせ、本実
施例の各部を制御して上述のように複写動作を行わせ
る。そして、メイン制御系40は、ステップ104でス
キャナが基準の白パターン36の所に位置しているか否
かをチェックしてスキャナが基準の白パターン36の所
に位置している時にステップ105で白パターン36か
らの反射光に対するセンサ37からの入力信号(白パタ
ーン読み取り値)を複数(n)回読み込んでA/D変換
器でA/D変換し、ステップ106でこれらの白パター
ン読み取り値の平均化を行って白パターン読み取り値の
平均値を求める。ここに、nは例えば通常は5程度とす
る。次に、メイン制御系40は、ステップ107でその
白パターン読み取り値の平均値と初期の白パターン読み
取り値との比較演算を行い、ステップ108で補正露光
ランプ電圧を次式により決定する。
【0028】補正露光ランプ電圧={初期の白パターン
読み取り値−現在の白パターン読み取り値(平均値)}
/K ここで、Kは露光ランプ16の電圧を1V増加させるた
めに必要な定数である。実験では5V入力のA/D変換
器を用いた場合、Kの値は0.1〜0.2V程度であ
る。
【0029】次に、メイン制御系40は、ステップ10
9でその補正露光ランプ電圧が1V以上であるか否かを
チェックし、補正露光ランプ電圧が1V以上であればス
テップ110で補正フラグをセットし、補正露光ランプ
電圧が1V以上でなければステップ111で補正フラグ
をリセットする。これにて画像形成動作の1サイクルが
終了し、メイン制御系40は次の画像形成動作の開始時
に上述のように補正フラグがセツトされていればAC制
御系38に露光ランプ16の電圧を1V増加させる。こ
の第1実施例では、センサ37を露光光学系17〜23
の近傍のデフォーカス位置に配置したので、感光体の感
度劣化や現像装置の特性、トナーの特性等に影響されず
に露光ランプ電圧の補正を適正に行うことができる。し
かも、常に補正される露光ランプ電圧は1Vという小さ
な電圧であり、補正露光ランプ電圧が0Vの時は露光ラ
ンプ電圧の補正が行われないので、露光ランプ電圧の補
正前後での複写画像濃度の大きな変化を無くすことがで
きる。
【0030】図5は本発明の第2実施例におけるメイン
制御系の処理フローの一部を示す。この第2実施例は、
請求項1,4記載の発明の実施例であり、上記第1実施
例において、メイン制御系40が図5に示す処理を行う
ようにしたものである。メイン制御系40は、最初にス
テップ201で1枚目の複写動作時であるか否かをチェ
ックし、1枚目の複写動作時にはステップ202で露光
ランプ電圧の補正を行う。この場合、メイン制御系40
は上記ステップ101,102の処理と同様な処理で露
光ランプ電圧の補正を行う。
【0031】次に、メイン制御系40は、ステップ20
3でAC制御系38に露光ランプ16をオンさせ、本実
施例の他の各部を制御して上述のように複写動作を行わ
せる。そして、メイン制御系40は、ステップ204で
複写動作が連続的複写動作であるか1枚だけの複写動作
であるかをチェックし、複写動作が1枚だけの複写動作
である場合にはステップ206に進んで複写動作が連続
的複写動作である場合にはステップ205で連続的複写
動作が最終回の1枚の複写動作であるか否かをチェック
する。メイン制御系40は、連続的複写動作が最終回の
1枚の複写動作である場合及び複写動作が1枚だけの複
写動作である場合にはステップ206で白パターンの読
み取りを開始し、すなわち、上記ステップ104〜11
1の処理を開始し、連続的複写動作が最終回の1枚の複
写動作ではない時にはリターンする。
【0032】この第2実施例では、連続的複写動作中に
は最終回の複写動作にてセンサ37で基準の白パターン
36の反射光量を読み取り、次に開始される複写動作よ
り露光ランプ16の電圧を補正するので、同一原稿の複
写中に複写画像濃度を変化させないようにできる。
【0033】図6は本発明の第3実施例におけるメイン
制御系の処理フローの一部を示す。この第3実施例は、
請求項1,5記載の発明の実施例であり、上記第1実施
例において、メイン制御系40が図6に示す処理を行う
ようにしたものである。メイン制御系40は、ステップ
301で複写動作の開始か否かをチェックし、複写動作
の開始時にはステップ302でAC制御系38に露光ラ
ンプ16をオンさせる。この時、AC制御系38は露光
ランプ16の電圧を補正前の露光ランプ電圧とする。
【0034】次に、メイン制御系40は、ステップ30
3でスキャナがホームポジションとリードエッジ位置a
との間を往動して露光ランプ16が基準の白パターン3
6と原稿台15上の原稿がセットされる画像領域との間
の非画像領域を照明する際に感光体11上の白パターン
の画像に対するセンサ37からの入力信号(白パターン
読み取り値)を複数(n)回読み込んでA/D変換器で
A/D変換し、ステップ304でこれらの白パターン読
み取り値の平均化を行って白パターン読み取り値の平均
値を求める。次に、メイン制御系40は、ステップ30
5でその白パターン読み取り値の平均値と初期の白パタ
ーン読み取り値との比較演算を行い、ステップ306で
第1実施例と同様に補正露光ランプ電圧を次式により決
定する。
【0035】補正露光ランプ電圧={初期の白パターン
読み取り値−現在の白パターン読み取り値(平均値)}
/K 次に、メイン制御系40は、ステップ307でその補正
露光ランプ電圧が1V以上であるか否かをチェックして
補正露光ランプ電圧が1V以上であればAC制御系38
に露光ランプ16の電圧を1Vだけ補正するように指令
して露光ランプ16の電圧を変更させ、補正露光ランプ
電圧が1V以上でなければ露光ランプ電圧を補正しな
い。しかる後に、メイン制御系40はステップ308で
本実施例の各部を制御してスキャナの往動を開始させな
がら上述のように複写動作を行わせる。この第3実施例
では、複写動作の開始時に露光ランプ16が基準の白パ
ターン36と画像領域との間の非画像領域を照明する時
に露光ランプの電圧を補正するので、複写動作の開始時
に原稿画像の露光に先立って露光ランプの電圧を補正す
ることができ、露光ランプ電圧の補正を適正に行うこと
ができる。
【0036】また、請求項3記載の発明の一実施例で
は、上記第1実施例において、センサ37がADSセン
サ45と併用され、メイン制御系40はセンサ37の出
力信号の代りにADSセンサ45の出力信号を用いてA
C制御系38を介して露光ランプ16の電圧を補正す
る。この実施例では、センサ37をADSセンサ45と
併用するので、コストダウンを計ることができる。な
お、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、
ファクシミリ等の電子写真方式画像形成装置に適用する
ことができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、回転させられる感光体と、この感光体を一様に帯電
させる帯電手段と、露光ランプにより原稿を照明してこ
の原稿からの光像を露光光学系により前記感光体上の一
様に帯電した表面に露光して静電潜像を形成する露光手
段と、前記感光体上の静電潜像を現像する現像手段と、
前記感光体上の現像された画像を転写材に転写する転写
手段とを有し、前記露光ランプにより基準パターンを照
明してその反射光量を読み取って前記露光ランプの電圧
を補正する画像形成装置において、前記露光光学系のデ
フォーカス位置で前記基準パターンの反射光量を読み取
る読取手段と、この読取手段の出力信号により前記露光
ランプの電圧を補正する補正手段とを備えたので、感光
体の感度劣化や現像装置の特性、トナーの特性等に影響
されずに露光ランプ電圧の補正を適正に行うことができ
る。
【0038】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記補正手段が前記露光ラ
ンプの電圧補正間隔を前記露光ランプの電圧補正量の変
化に応じて可変するので、露光ランプ電圧の補正前後で
の画像濃度の大きな変化を無くすことができる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、原稿の濃度を検知する原稿
濃度センサと前記読取手段とを併用したので、コストダ
ウンを計ることができる。
【0040】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、連続的画像形成動作中には
最終回の画像形成動作にて前記読取手段で前記基準パタ
ーンの反射光量を読み取り、前記補正手段で次に開始さ
れる画像形成動作より前記露光ランプの電圧を補正する
ので、同一原稿の画像形成中に画像濃度を変化させない
ようにできる。
【0041】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記露光ランプが前記基準
パターンと画像領域との間の非画像領域を照明する時に
前記補正手段が前記露光ランプの電圧補正を行うので、
露光ランプ電圧の補正を適正に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の回路構成を示すブロック
図である。
【図2】同第1実施例の概略を示す断面図である。
【図3】同第1実施例の一部を示す斜視図である。
【図4】同第1実施例におけるメイン制御系の処理フロ
ーを示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施例におけるメイン制御系の処
理フローを示すフローチャートである。
【図6】本発明の第3実施例におけるメイン制御系の処
理フローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 感光体 12 帯電用コロナチャージャ 13 スリット露光装置 24 現像装置 28 転写用コロナチャージャ 37 センサ 38 AC制御系 40 メイン制御系 45 ADSセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 303 H04N 1/04 101

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転させられる感光体と、この感光体を一
    様に帯電させる帯電手段と、露光ランプにより原稿を照
    明してこの原稿からの光像を露光光学系により前記感光
    体上の一様に帯電した表面に露光して静電潜像を形成す
    る露光手段と、前記感光体上の静電潜像を現像する現像
    手段と、前記感光体上の現像された画像を転写材に転写
    する転写手段とを有し、前記露光ランプにより基準パタ
    ーンを照明してその反射光量を読み取って前記露光ラン
    プの電圧を補正する画像形成装置において、前記露光光
    学系のデフォーカス位置で前記基準パターンの反射光量
    を読み取る読取手段と、この読取手段の出力信号により
    前記露光ランプの電圧を補正する補正手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記補正手段が前記露光ランプの電圧補正間隔を前記露光
    ランプの電圧補正量の変化に応じて可変することを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の画像形成装置において、原
    稿の濃度を検知する原稿濃度センサと前記読取手段とを
    併用したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の画像形成装置において、連
    続的画像形成動作中には最終回の画像形成動作にて前記
    読取手段で前記基準パターンの反射光量を読み取り、前
    記補正手段で次に開始される画像形成動作より前記露光
    ランプの電圧を補正することを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記露光ランプが前記基準パターンと画像領域との間の非
    画像領域を照明する時に前記補正手段が前記露光ランプ
    の電圧補正を行うことを特徴とする画像形成装置。
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