JPH07280919A - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

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JPH07280919A
JPH07280919A JP6069291A JP6929194A JPH07280919A JP H07280919 A JPH07280919 A JP H07280919A JP 6069291 A JP6069291 A JP 6069291A JP 6929194 A JP6929194 A JP 6929194A JP H07280919 A JPH07280919 A JP H07280919A
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浩一 齊藤
Osamu Yano
理 矢野
Koichi Ogura
浩一 小倉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 船速等に応じて空中線の回転速度を自動的に
最適な値に制御することのできるレーダ装置を提供する
こと。 【構成】 船速情報等を入力するためのインターフェー
ス回路15と、入力された前記船速情報をもとに空中線
の回転速度を決定するCPU11と、前記空中線の回転
駆動部を前記決定された回転速度になるように制御する
空中線回転速度制御回路14とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船舶用レーダ装置に関
し、特に船体の航行速度及び観測レンジの相関関係から
マイクロコンピュータにて空中線の最適回転速度を計算
して、回転速度の制御を行う機能を有する船舶用レーダ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の船舶用レーダ装置の一例として、
ラスタスキャン表示方式による例を図2に示す。図2に
おいて、A/D変換回路2はアンテナ部1内の受波機か
ら来る受信信号を量子化してデジタル信号を出力する。
アンテナ回転信号発生回路6からはアンテナ回転角度に
同期したパルスが出力され、角度信号制御回路7ではこ
のパルスに同期した信号をスイープメモリ3に出力する
ことにより、A/D変換回路2からのデジタル信号がス
イープメモリ3に時系列的に一旦記憶されている。この
スイープメモリ3からの信号はエコーデータとして座標
変換回路4によって発生される書き込みアドレスに従っ
てレーダ映像フレームメモリ5に書き込まれる。レーダ
映像フレームメモリ5に書き込まれたエコーデータは、
D/A変換回路8でアナログ信号に変換され、CRT表
示器9に表示される。
【0003】グラフィック制御回路12、グラフィック
フレームメモリ13は、レーダ操作上必要なデータ表示
や操船情報の他、物標の距離方位、大きさ等を計測する
電子カーソル等を表示するのに必要なものであり、CP
U11で制御される。CPU11はまた、送受機制御回
路10を通して送受波機を制御すると共に、角度信号制
御回路7を制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、空中
線の回転速度は一定である。また、レーダ装置において
物標を検出する確率、すなわち感度は、空中線の回転速
度が低いほど、絶対送信回数が増えるため向上する。し
かし、この事実に反して、空中線回転速度を低くする
と、画面の更新レートが遅くなるので、現在表示してい
るレーダ映像のエコーが事実にそぐわない結果となる。
この事実は、エコーに対して相対速度が早い場合であっ
て、高速で航行している船舶の場合には、最悪衝突とい
った事態を招き、非常に危険である。
【0005】従って、高速艇等では感度よりも映像の更
新を速くする方を選択する為、空中線の回転速度をあげ
るようにしている。しかし、高速艇等でも霧や夜間時に
は低速で航行する必要があり、また、その際感度の方を
優先する場合がある。しかるに、高速艇用のレーダ装置
では空中線の回転速度が速い為、どうしても感度不足を
生ずる。また、空中線の回転速度を高速と低速の2種類
設けた場合には、船速に応じて観測者が切り換える必要
があるうえ、高速と低速の中間速度の時にどちらの速度
を選択するか検討の必要がある。加えて、仮に空中線の
回転速度を自由に設定できても、操舵しながら船速やレ
ーダレンジによって最適な空中線の回転速度を求め、レ
ーダ装置を操作するのは、非常に危険である。
【0006】上記のような問題点に鑑み、本発明の課題
は、船速等に応じて空中線の回転速度を自動的に最適な
値に制御することのできるレーダ装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、船速情
報の入力部と、入力された前記船速情報をもとに空中線
の回転速度を決定する制御部と、前記空中線の回転駆動
部を前記決定された回転速度になるように制御する回転
速度制御回路とを備えたことを特徴とするレーダ装置が
得られる。
【0008】なお、前記制御部は、前記船速情報に加え
て、レーダ観測レンジ情報をも用いて前記回転速度を決
定するのが好ましい。
【0009】また、前記制御部として、レーダ映像表示
制御用のマイクロコンピュータを用いることができる。
【0010】
【作用】本発明では、船速に加えてレーダ観測レンジ
や、各種航法装置からのデータを制御部に取り込み、制
御部にて最適な空中線の回転速度を算出し、算出した値
にもとづいて空中線の回転速度を連続的に制御する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1に基づいて詳細
に説明する。図1において、図2に示した部分と同じ部
分には同一符号を付し、説明は省略する。本実施例にお
いて、従来例と異なる構成は、空中線回転速度制御回路
14及びインターフェース回路15を設けた点である。
【0012】インターフェース回路15の概要を説明す
ると、この回路には、GPS装置、ロラン等の航法機器
からの航海情報、例えば緯度、経度データや船速データ
が入力される他、ログ信号(船速信号)が入力され、こ
れらのデータはCPU11に入力される。マイクロコン
ピュータによるCPU11にはまた、CRT表示器9に
おいて現在観測しているレーダ観測レンジ情報が入力さ
れる。
【0013】なお、レーダ観測レンジは、通常、0.2
5、0.5、0.75、1.5、3.6、12、24、
48、96の10種類の値が設定できるようになってい
るが、これらの値に限定されるものでは無い。
【0014】CPU11では、これらの航海情報にレー
ダ観測レンジ情報を加味して、空中線の回転速度として
最適な値を算出し、算出した値を回転速度指令信号とし
て空中線回転速度制御回路14に送る。
【0015】空中線回転速度制御回路14ではCPU1
1からの信号に従って空中線の回転速度を変化させる。
ちなみに、空中線回転速度制御回路14は、CPU11
からの回転速度指令信号を取り込み、空中線の回転駆動
部としてのサーボモータ等に絶対回転速度を指示して、
空中線が安定にCPU11から指示された回転速度を保
つように制御電圧を送る働きをする。
【0016】ここで、実際に高速艇での使用例を示す
と、現在の観測レンジを3マイルとすると、CPU11
では、3マイルレンジであることを空中線回転速度決定
のための情報として取り込む。次に、GPS装置、ロラ
ン、ログ信号から情報として適切な船速データを取り込
む。この時、現在の船速が5ノットなどの低速で航行し
ている場合は、CPU11は通常のレーダシステムで使
用している回転数20rpmを空中線回転速度制御回路
14に指示する。
【0017】一方、船速が5ノットから30ノットの高
速航行に移った時には、CPU11がこの船速データを
用いて演算を行い、30rpmの回転速度を空中線回転
速度制御回路14に指示する。また、船速が5ノットの
ままで低速航行の場合でも、レーダ観測レンジが0.2
5マイル等のレンジに変えられた場合は、物標の相対速
度が早くなるので、CPU11は空中線回転速度を25
rpm等の速度に変更するように、空中線回転速度制御
回路14に指示する。このように、CPU11では最適
値を自動的に選択する演算動作を実行するようにプログ
ラミングされている。
【0018】なお、CPU11において空中線回転速度
決定のために利用するデータは、船速データだけでも良
い。また、空中線の回転速度は観測者が操作パネル等か
ら速度の設定を自動または、手動で切り換えられるよう
に構成されていても良い。更に、実施例ではラスタスキ
ャン型のレーダ装置の場合について説明したが、本発明
の適用範囲はこのタイプに限定されるものでは無い。
【0019】
【発明の効果】本発明によるレーダ装置を使用すること
により、レーダ観測レンジや船速に応じて最適な空中線
回転速度を自動的に決定して空中線の回転速度を制御す
ることができるので、観測者が操船等に集中でき、特に
高速で移動している船舶等では危険防止の為に大きな効
果を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーダ装置のブロックダイアグラムで
ある。
【図2】従来のレーダ装置のブロックダイアグラムであ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ部 2 A/D変換回路 3 スイープメモリ 4 座標変換回路 5 レーダ映像フレームメモリ 6 アンテナ回転信号発生回路 7 角度信号制御回路 8 D/A変換回路 9 CRT表示器 10 送受機制御回路 11 CPU 12 グラフィック制御回路 13 グラフィックフレームメモリ 14 空中線回転速度制御回路 15 インターフェース回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船速情報の入力部と、入力された前記船
    速情報をもとに空中線の回転速度を決定する制御部と、
    前記空中線の回転駆動部を前記決定された回転速度にな
    るように制御する回転速度制御回路とを備えたことを特
    徴とするレーダ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレーダ装置において、前
    記制御部は、前記船速情報に加えて、レーダ観測レンジ
    情報をも用いて前記回転速度を決定することを特徴とす
    るレーダ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは2記載のレーダ装置に
    おいて、前記制御部として、レーダ映像表示制御用のマ
    イクロコンピュータを用いることを特徴とするレーダ装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102252062B1 (ko) * 2019-12-31 2021-05-14 한국항공우주연구원 안테나의 구동을 최적화하는 방법, 장치 및 컴퓨터 프로그램

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102252062B1 (ko) * 2019-12-31 2021-05-14 한국항공우주연구원 안테나의 구동을 최적화하는 방법, 장치 및 컴퓨터 프로그램
WO2021137582A1 (ko) * 2019-12-31 2021-07-08 한국항공우주연구원 안테나의 구동을 최적화하는 방법, 장치 및 컴퓨터 프로그램

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