JPH07280554A - 物体像固定装置 - Google Patents

物体像固定装置

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JPH07280554A
JPH07280554A JP6087329A JP8732994A JPH07280554A JP H07280554 A JPH07280554 A JP H07280554A JP 6087329 A JP6087329 A JP 6087329A JP 8732994 A JP8732994 A JP 8732994A JP H07280554 A JPH07280554 A JP H07280554A
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JP
Japan
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target object
image
size
optical system
lens
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Pending
Application number
JP6087329A
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English (en)
Inventor
Hideki Yamaguchi
秀樹 山口
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INTER TEC KK
Original Assignee
INTER TEC KK
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Publication date
Application filed by INTER TEC KK filed Critical INTER TEC KK
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  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常に所定寸法に目標物体の像を固定する。 【構成】 赤外光源4からの赤外光は、固定レンズ5、
メカニカルチョッパ7、レンズ群8、マスク9を経て目
標物体Sに照射される。目標物体Sからの反射光はレン
ズ群11、12、帯域通過フィルタ13、ハーフミラー
14を経て目標物体S内の情報信号が二次元位置センサ
15により検出され、目標物体Sの像の大きさが二次元
位置センサ16により検出される。これらの検出信号は
信号検出増幅回路19を介して信号処理手段25に送ら
れる。位置センサ15の出力を基に信号処理手段25は
モータ駆動回路22、駆動モータ18を介してレンズ群
12を駆動し目標物体Sの像の大きさを固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラやビデオなどの
撮影機器、測量機器、情報読取機器などにおいて、像を
所定寸法に固定するための物体像固定装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】カメラ、ビデオなどの撮影機器で被写体
を撮影する場合に、被写体までの距離によって結像され
る像の大きさは一定とならず、被写体が移動すると像の
大きさが変化する。従って、実際の撮影では像の大きさ
を目視により判断して拡大や縮小を行ってから焦点合わ
せを行っている。特に、移動中の被写体の撮影では、被
写体までの距離が時間と共に変化するので、一定の大き
さの像を常に撮影することは極めて困難である。
【0003】しかしながら、被写体の像を所定寸法に固
定し、同じ大きさの像を常に撮影することは、正確に被
写体の有する情報を読み取る上で非常に有効である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来から被写体の焦点
を自動的に合致させるオートフォーカス機構及び被写体
を拡大撮影するズーミング機構などが一般に用いられて
いるが、これらの方法では移動被写体の像を所定寸法に
固定し、直ちに合焦させて撮影することは困難である。
【0005】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
物体の明暗に関係なく目標物体の位置を補正し所定の大
きさに像を固定することができる物体像固定装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る物体像固定装置は、目標物体に赤外光を
照射する照射光学系と、前記目標物体からの反射光を結
像する結像光学系と、該結像光学系により結像された像
の大きさを検出する検出手段と、前記照射光学系及び前
記結像光学系を駆動する駆動手段と、前記検出手段の出
力を基に前記目標物体の像を所定寸法に固定する制御手
段とを有することを特徴とする。
【0007】
【作用】上述の構成を有する物体像固定装置は、目標物
体に赤外光を照射し、目標物体からの反射光を検出し、
検出された信号に基づいて駆動手段により照射光学系及
び結像光学系を駆動して、目標物体の像の大きさを所定
寸法に固定する。
【0008】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は実施例の構成図であり、赤外光に高い反射
率を有する素材で構成されている目標物体Sに対し、稍
々斜めを向く2方向に照射光学系2及び結像光学系3が
それぞれ設けられている。照射光学系2には目標物体S
に向かって、赤外光を発する赤外光源4、固定レンズ
5、駆動用モータ6により駆動され赤外光を所定周波数
で断続照射するメカニカルチョッパ7、立体角調整用レ
ンズ群8、マスク9が配列され、レンズ群8は駆動モー
タ10に連結されている。
【0009】また、結像光学系3には目標物体Sの方向
から、焦点合わせ用レンズ群11、像の大きさを調整す
る調整用レンズ群12、赤外域通過フィルタ13、光路
に斜め方向に置かれたハーフミラー14、目標物体S内
の情報信号を検出する二次元位置センサ15が配列さ
れ、ハーフミラー14の反射方向には像の大きさを検出
する二次元位置センサ16が配置されている。更に、レ
ンズ群11及び12はそれぞれ駆動モータ17及び18
に連結されている。なお、二次元位置センサ15、16
の代りに二次元CCDを使用することもできる。
【0010】二次元位置センサ15及び16からの出力
は、信号検出用増幅回路19に接続されており、赤外光
源4には光源用電源20の出力が接続され、駆動用モー
タ6はチョッパ回路21と接続されている。また、駆動
モータ10、17、18はそれぞれモータ駆動回路2
2、23、24と接続され、信号検出用増幅回路19、
光源用電源20、チョッパ回路21、モータ駆動回路2
2、23、24はCPUなどから成る信号処理手段25
に接続されている。
【0011】先ず、目標物体Sへの赤外光の照射面積を
自動調整する機構について、図2の照射光学系の構成図
に従って説明すると、赤外光源4の光束の光度をI0と
し、赤外光源4から固定レンズ5までの距離をr0とし、
有効面積A0のマスク9を固定レンズ5の前に配置し、こ
の面積A0を照射する時の赤外光源4からの立体角をΩO
とすると、このマスク9を透過する光量I1は、 I1=I0・ΩO =A0/(4π・r02) …(1) となる。
【0012】いま、固定レンズ5における光学損失を無
視し、レンズ群8にメカニカルチョッパ7を介して全光
束が照射され、レンズ群8により一旦点Oに結像し、そ
のまま目標物体Sの面Pに照射されるものとすると、面
Pに照射される光量は(1) 式のI1と等しくなる。従っ
て、光量I1が面P上の面積A1に照射され、この面積A1内
に目標物体Sがあり、その面積をCとし、目標物体Sの
反射率が100%と仮定すると、目標物体Sの照射光量
とその反射光量は等しくなる。このときの面積A1の反射
光の単位面積当たりの光量I2は、I2=I1/A1となり、点
Oから面Pまでの距離をr1とすると、このときの立体角
Ω1 はΩ1 =A1/(4π・r12)となり、A1=4π・r12
・Ω1 であるから、光量I2は、 I2=I1/(4π・r12 ・Ω1) …(2) となる。(2) 式に(1) 式を代入すると、 I2={A0/(4π・r02)} ・I0/(4π・r12 ・Ω1) ={A0/(4π・r0)2}・I0/(r12 ・Ω1) となり、目標物体Sの面積Cからの反射光量I3は、 I3=I2・C={A0・I0/(4π・r0)2}・C/r12 ・Ω1) ∝C/(r12 ・Ω1) …(3) となる。
【0013】(3) 式において、A0・I0 /(4π・r0)2
一定とすると、目標物体Sの移動がなければ距離r1も一
定となり、目標物体Sからの反射光の光量I3を大きくす
るためには、立体角Ω1 を小さくすればよいことにな
る。
【0014】目標物体Sを捕捉するために赤外光源4か
らの赤外光が目標物体Sに照射されると、目標物体Sか
らの反射像はレンズ群11、12を経て、二次元位置セ
ンサ15、16により検出される。信号処理手段25は
位置センサ15による信号検出用増幅回路19の出力に
基づいて、目標物体Sの明るさを最大にするように照射
面積を調整し、更に位置センサ16による出力に基づい
て目標物体Sの像の大きさを検出し、この像の焦点が合
致し像の大きさが所定寸法に固定されるように、モータ
駆動回路23、24を介して駆動モータ17、18を駆
動することによりレンズ群11、12を駆動制御する。
【0015】なお、メカニカルチョッパ7は赤外光を交
流信号とし、信号処理を容易にするものであるが、この
ような機械的手段ではなく電気的に発光側或いは受光側
において変換してもよい。また、あえて交流信号としな
くとも信号処理を行うことは可能である。
【0016】目標物体Sの検出される像の大きさを所定
寸法に固定する手段について、その原理を図3及び図4
の単一レンズ系をモデルにして説明する。図3に示すよ
うに、レンズLにより物体Sは予め決められた所定寸法
の像Qとして結像するものとし、レンズLから物体Sま
での距離をa、同様にレンズLから像Qまでの距離をb
とする。この場合には、像Qの大きさの倍率TはT=b
/aである。
【0017】いま、図4に示すように物体Sが距離sだ
け移動したとき、同一寸法で像Qが結像するためにレン
ズLが距離mだけ移動したとすると、倍率T’はT’=
(b+m)/(a+s−m)となる。
【0018】像Qの大きさが変わらないためには、T=
T’であることが必要であるから、これからm=b・s
/(a+b)となる。従って、物体Sが距離sだけ移動
したとき、レンズLの移動距離mをm=b・s/(a+
b)とすれば、像Qの大きさが一定となるように調節す
ることができる。
【0019】即ち、図3において検出される像Qの大き
さの信号量をq0として予め設定しておき、図4において
物体Sが距離sだけ移動した時の像Qの信号量qをq0と
比較し、レンズLを移動することによりその差が0とな
る移動量距離mを求めればよい。
【0020】以上のことから本実施例の物体像固定装置
では、光源用電源20がオンして赤外光源4が点灯し、
出射された赤外光は固定レンズ5を透過し、チョッパ回
路21、駆動モータ6を介して駆動しメカニカルチョッ
パ7を回転し、このメカニカルチョッパ7を通った赤外
光は断続光とされ、レンズ群8を経て比較的大きな立体
角を有する光束として目標物体Sに向かって照射され
る。
【0021】ここで、赤外光が被写体である目標物体S
を捕捉すると、直ちにその赤外光量が最大になるまで、
駆動モータ10によりレンズ群8が移動し、立体角が小
さくなるように、つまり目標物体Sへの照射スポットが
小さくなるように自動的に調整される。この赤外光量は
二次元位置センサ16により検出される。そして、この
検出信号は信号検出用増幅回路19を介して信号処理手
段25に送られ、モータ駆動回路22により駆動モータ
10が駆動してレンズ群8を移動し、目標物体Sからの
反射赤外光の光量が常時最大となるように制御される。
【0022】また、二次元位置センサ15の出力により
駆動モータ17、レンズ群11を動かして目標物体Sに
対する合焦を行い、二次元位置センサ16の出力により
駆動モータ18、レンズ群12を動かして像の大きさを
固定する。
【0023】実際に、二次元位置センサ15を用いて像
の大きさを固定するには、二次元位置センサのx軸方
向、y軸方向の検出信号x、yが像の大きさを定めた信
号量x0、y0に対し、x=α・x0 、y=β・y0 となるよう
に、像の大きさ調整用レンズ群12を駆動すればよい。
【0024】このようにして、常時目標標物体Sの像の
大きさを所定寸法に固定しながら、目標物体S内の情報
を検出することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る物体像
固定装置では、目標物体の像の大きさをその位置の遠近
によらずに、常に予め設定した寸法に迅速に調整可能で
あり、目標物体の正確な情報を鮮明かつ簡便に読み取る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の構成図である。
【図2】照射スポットの自動調節の説明図である。
【図3】単レンズ系の説明図である。
【図4】目標物体が移動する場合の説明図である。
【符号の説明】
2 照射光学系 3 結像光学系 4 赤外光源 8 立体角調整レンズ群 11 焦点合わせ用レンズ群 12 調整用レンズ群 13 帯域通過フィルタ 15、16 二次元位置センサ 25 信号処理手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標物体に赤外光を照射する照射光学系
    と、前記目標物体からの反射光を結像する結像光学系
    と、該結像光学系により結像された像の大きさを検出す
    る検出手段と、前記照射光学系及び前記結像光学系を駆
    動する駆動手段と、前記検出手段の出力を基に前記目標
    物体の像を所定寸法に固定する制御手段とを有すること
    を特徴とする物体像固定装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は前記照射光学系により照
    明された前記目標物体の照射部像の明るさを調整するよ
    うにした請求項1に記載の物体像固定装置。
JP6087329A 1994-04-01 1994-04-01 物体像固定装置 Pending JPH07280554A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6087329A JPH07280554A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 物体像固定装置

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JP6087329A JPH07280554A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 物体像固定装置

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JPH07280554A true JPH07280554A (ja) 1995-10-27

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ID=13911836

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JP6087329A Pending JPH07280554A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 物体像固定装置

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JP (1) JPH07280554A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102003955A (zh) * 2010-09-17 2011-04-06 江门市蒙德电气有限公司 基于图像分析的位置检测传感装置及其位置检测方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102003955A (zh) * 2010-09-17 2011-04-06 江门市蒙德电气有限公司 基于图像分析的位置检测传感装置及其位置检测方法

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