JPH07280046A - 入力方向により速度比をコントロールする差動歯車機構 - Google Patents

入力方向により速度比をコントロールする差動歯車機構

Info

Publication number
JPH07280046A
JPH07280046A JP6060889A JP6088994A JPH07280046A JP H07280046 A JPH07280046 A JP H07280046A JP 6060889 A JP6060889 A JP 6060889A JP 6088994 A JP6088994 A JP 6088994A JP H07280046 A JPH07280046 A JP H07280046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
differential
outer race
input
speed ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6060889A
Other languages
English (en)
Inventor
Tai-Her Yang
泰和 楊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP6060889A priority Critical patent/JPH07280046A/ja
Publication of JPH07280046A publication Critical patent/JPH07280046A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力軸の回転方向を変化させることで出力軸
の速度比を変更し、かつ出力方向を不変又は変更する、
入力方向により速度比をコントロールする差動歯車機構
を提供する。 【構成】 太陽歯車と外レース歯車との間に1組以上の
差動歯車を連結し、太陽歯車,外レース歯車及び差動歯
車の伝動ロッカーアームのいずれかを入力軸に結合し、
他の2部品を片方向伝動装置で出力軸及び固定ハウジン
グの間に連結し、入力軸の回転方向を変化させることで
出力軸の速度比を変更し、かつ出力方向を不変又は変更
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力軸の回転方向の変
化により、その出力軸の速度比を変更し、かつその出力
方向を不変または変更する、入力方向により速度比をコ
ントロールする差動歯車機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、入力方向により速度比をコント
ロールする差動歯車機構は、入力軸の回転方向を変化さ
せることで、出力軸の速度比を変更することができる構
成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、入力軸の回転方向の変化に対して出力
軸の速度比を変更し、かつ出力軸の出力方向を不変とし
たり、又は変えることができる差動歯車機構を得ること
ができないという課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明機構は、上記の課
題を解決するため、太陽歯車と外レース歯車との間に1
組以上の差動歯車を連結し、太陽歯車,外レース歯車及
び差動歯車の伝動ロッカーアームのいずれかを入力軸に
結合し、他の2部品を片方伝動装置で出力軸及び固定ハ
ウジングの間に連結し、入力軸の回転方向を変化させる
ことで出力軸の速度比を変更し、かつ出力方向を不変又
は変更することを特徴とする。
【0005】
【作用】このような構成とすることにより、入力軸に太
陽歯車を結合した場合は、入力軸の回転方向を変える
と、差動歯車機構により出力軸の速度比が変えられ、か
つ出力軸が入力軸と同じ又は異なる回転方向に回転され
ることになる。
【0006】
【実施例】図1は本発明機構の第1実施例の構成を示す
説明図である。図1においてS0は入力軸で、これに太
陽歯車T1が結合されている。太陽歯車T1と外レース
歯車T2との間に1組以上の差動歯車T3が連結され、
差動歯車T3の伝動ロッカーアームA3は片方向伝動装
置SC31を経て出力軸S1に連結されており、かつ該
アームA3は1組の逆方向の片方向伝動装置SC32を
経て固定ハウジングに連結されている。外レース歯車T
2は1組の片方向伝動装置SC21により出力軸S1に
連結され、かつ該外レース歯車T2は1組の逆方向の片
方向伝動装置SC22を経て固定ハウジングに連結され
ている。
【0007】上記片方向伝動装置SC21,SC31は
同一方向に並列に出力軸S1に連結され、或いは同軸内
外輪形で出力軸S1に接合してもよい。外レース歯車T
2と固定ハウジングの間及び差動歯車T3の伝動ロッカ
ーアームA3と固定ハウジングとの間に、それぞれ設置
された片方向伝動装置SC22,SC32は同じ作動方
向を呈し、かつ前記の片方向伝動装置SC21,SC3
1と作動方向は逆であり、これらは並列に設置され、或
いは同軸内外輪形を呈して固定ハウジングと外レース歯
車T2間及び固定ハウジングと差動歯車T3の伝動ロッ
カーアームA3との間に接合されている。
【0008】上記構成の第1実施例において、外レース
歯車T2及び差動歯車T3を選択すれば、固定ハウジン
グの片方向伝動装置SC22に対しては、外レース歯車
T2は時計回り方向で空転となり、出力軸S1との連結
方向は時計回り方向となり、伝動可能で入力方向により
速度比をコントロールする差動歯車機構となり、下記の
2種の出力状態を選択し得る。入力軸S0が時計回りに
回転駆動した時、外レース歯車T2の逆時計回り方向の
ねじれが片方向伝動装置SC22に制限されるので、こ
の時は、差動歯車T3の伝動ロッカーアームA3により
時計回り駆動を行い、片方向伝動装置SC31を経て出
力軸S1に対して駆動する。その速度比Rは、 R=1+T2/T1 である。入力軸S0が逆時計
回りに回転駆動した時、差動歯車T3の伝動ロッカーア
ームA3の逆時計回り方向のねじれが片方向伝動装置S
C32に制限されるので、この時は、外レース歯車T2
により時計回り方向の駆動を行い、片方向伝動装置SC
21を経て出力軸S1に対して駆動する。その速度比R
は、 R=−T2/T1 である。
【0009】上記基本原理の詳述に基づき、その実際的
な応用には多様性があって、次のものを包括する。太陽
歯車T1、差動歯車T3、外レース歯車T2の中の1つ
を入力軸とし、残りの2部品を上記の差動原理に基づ
き、片方向伝動装置により出力軸及び固定ハウジングの
間に連結する。図2は第2実施例の構成を示す説明図で
ある。図2において、正逆転される回転動力源に接続さ
れた入力軸S0に外レース歯車T2が結合されている。
該外レース歯車T2と太陽歯車T1との間に1組以上の
差動歯車T3が連結され、太陽歯車T1は片方向伝動装
置SC131を経て出力軸S1に連結されている。差動
歯車T3の伝動ロッカーアームA3は、出力軸S1に連
結され、或いは同軸の輪形で接合してもよい。該ロッカ
ーアームA3と固定ハウジング間に片方向伝動装置SC
122が設置され、或いは同軸心輪形で接合してもよ
い。その作動方向は太陽歯車T1が出力軸S1に連結さ
れた片方向伝動装置SC131と同じものである。
【0010】上記構成の第2実施例において、入力軸S
0が一方向に回転駆動した時、差動歯車T3の伝動ロッ
カーアームA3は、固定ハウジングとの間の片方向伝動
装置SC122に制限されて静止し、出力軸S1は太陽
歯車T1により片方向伝動装置SC131を経て駆動さ
れる。その速度比Rは、 R=−T1/T2 である。 入力軸S0が別の回転方向に回転駆動した時、太陽歯車
T1は固定ハウジングとの間の片方向伝動装置SC13
1に制限され、この時、出力軸S1は差動歯車T3の伝
動ロッカーアームA3により回転される。その速度比R
は、 R=1+T1/T2 である。 入力軸の回転方向が逆であるため、その出力軸は入力軸
の正逆転入力の時に皆同一方向の出力となる。
【0011】図3は第3実施例の構成を示す説明図であ
る。図3において、正逆転される回転動力源に接合され
た入力軸S0に差動歯車T3の伝動ロッカーアームA3
が結合されている。太陽歯車T1と外レース歯車T2と
の間に1組以上の差動歯車T3が連結され、太陽歯車T
1及び外レース歯車T2は、それぞれ1組の同じ方向の
片方向伝動装置SC231,SC221を経て出力軸S
1に連結され、或いは2組の片方向伝動装置が同軸心輪
形で接合してもよい。上記太陽歯車T1と固定ハウジン
グ間及び外レース歯車T2と固定ハウジング間に、それ
ぞれ片方向伝動装置SC232,SC222が設置さ
れ、或いは2組の片方向伝動装置が同軸心輪形で接合し
ており、その作動方向は出力軸に連結された前記片方向
伝動装置SC231,SC221と逆になっている。
【0012】上記構成の第3実施例において、入力軸S
0が一方向に回転駆動した時、太陽歯車T1は太陽歯車
T1と固定ハウジングとの間に設置された片方向伝動装
置SC232に制限されて静止となり、この時、出力軸
S1は外レース歯車T2により、その間に設置された片
方向伝動装置SC221を経て駆動される。その速度比
Rは、 R=1/(1+T2/T1) である。 入力軸S0が別の回転方向に回転駆動した時、外レース
歯車T2は、外レース歯車T2と固定ハウジングとの間
に設置された片方向伝動装置SC222に制限されて静
止となり、この時、出力軸S1は太陽歯車T1により、
その間に設置された片方向作動装置SC231を経て駆
動される。その速度比Rは、 R=1/(1+T1/T2) である。
【0013】図4は第4実施例の構成を示す説明図であ
る。図4において正逆転される回転動力源に接続された
入力軸S0に太陽歯車T1が結合されている。太陽歯車
T1と外レース歯車T2との間に1組以上の差動歯車T
3が連結され、差動歯車T3の伝動ロッカーアームA3
は片方向伝動装置SC422を経て固定ハウジングに連
結されている。外レース歯車T2は1つの片方向伝動装
置SC421を経て出力軸S1に連結されている。
【0014】上記構成の第4実施例において入力軸S0
が一方向に回転駆動した時、外レース歯車T2及び出力
軸S1はそれと入力軸S0との間の片方向伝動装置SC
421に伝動され、この時差動歯車T3の伝動ロッカー
アームA3と固定ハウジングとの間に設置された片方向
伝動装置SC422は空転となり、この状態の速度比R
は、 R=1 である。 入力軸S0が別の回転方向に回転駆動した時、外レース
歯車T2と入力軸S0との間の片方向伝動装置SC42
1は空転となり、差動歯車T3の伝動ロッカーアームA
3と、固定ハウジングとの間に設置された片方向伝動装
置SC422はロック状態となり、この時、差動歯車機
構は外レース歯車T2による出力の状態になる。この状
態の速度比Rは、 R=−T1/T2 である。
【0015】この第4実施例による差動歯車機構は、入
力軸側の駆動回転方向を切換え、同時にその出力速度比
及び回転方向を変更する1種の速帰差動歯車機構とな
り、出力軸は1種の入力軸が正逆転の時に相対的に正逆
転となる。これは、速度比が不等の差動歯車機構を提供
することができ、機構設定の便利性及び速帰運動効率を
増進させるものである。
【0016】この種の速帰差動歯車機構の実施方式は、
構成エレメント中の片方向伝動装置の分布により、直列
式,並列式及び復動式に分けられる。以下にその実施例
を説明する。図5は第5実施例の構成を示す説明図で、
直列式速帰差動歯車機構の場合を示す。図5において正
逆転される回転駆動源に接続さた入力軸S0に片方向伝
動装置SC51を経て太陽歯車T51が結合され、太陽
歯車T51と外レース歯車T53との間に、1組以上の
差動歯車T52とが連結されている。差動歯車T52の
伝動ロッカーアームA52は片方向伝動装置SC52を
経て出力軸S51に連結され、外レース歯車T53は輪
形内歯歯車で、差動歯車T52との噛み合わせに用いら
れ、固定ハウジングに固定されている。入力軸S50と
出力軸S51との間に片方向伝動装置SC53が設置さ
れている。上記片方向伝動装置SC51とSC52は同
時に入力軸の一方向回転駆動時に動力を伝えるもので、
逆方向回転駆動時は脱離状態となり、片方向伝動装置S
C53は別の方向の回転駆動の時に動力の伝動を行うも
のである。その他の関連ケーシング及びねじ等の常用ギ
ヤボックスの構成エレメントについての記述は省略す
る。
【0017】図6は第6実施例の構成を示す説明図で、
並列式の速帰差動歯車機構の場合を示す。図6において
正逆転される回転動力源に接続された入力軸S60に、
太陽歯車T61が結合され、太陽歯車T61と外レース
歯車T63との間に、1組以上の差動歯車T62が連結
され、該差動歯車T62の軸心は固定ハウジングに設置
されている。外レース歯車T63は片方向伝動装置SC
622を経て出力軸S61に連結され、該外レース歯車
T63は別の1組の片方向伝動装置SC621を経て固
定ハウジングに支持され、異なる受力方向の時に回転す
るか或いは制限を受けて静止するものである。入力軸S
60と出力軸S61の間に片方向伝動装置SC623が
設置されている。入力軸の一方向回転駆動の時、上記片
方向伝動装置SC621は外レース歯車T63を自由回
転させ、片方向伝動装置SC622は外レース歯車T6
3の動力を出力軸S61に伝えるものであり、片方向伝
動装置SC623は、入力軸S60と出力軸S61の間
を空転させるものであり、入力軸の逆方向回転駆動の
時、片方向伝動装置SC621は外レース歯車T63を
制限して静止させ、片方向伝動装置SC623は入力軸
S60と出力軸S61を結合させ、片方向伝動装置SC
622は出力軸S61と外レース歯車T63との間を空
転させるものである。その他の関連ケーシング及びねじ
等の常用ギヤボックスの構成エレメントについての説明
は省略する。
【0018】図7は第7実施例の構成を示す説明図で、
複動式速帰差動歯車機構の場合を示す。図7において正
逆転される回転駆動源に接続さた入力軸S70に太陽歯
車T71が結合され、太陽歯車T71と外レース歯車T
73との間に1組以上の差動歯車T72が連結され、各
組の差動歯車T72の伝動ロッカーアームは出力軸S7
1に結合され、出力軸S71は片方向伝動装置SC72
2により入力軸S70に連結されている。外レース歯車
T73は片方向伝動装置SC721を経て固定ハウジン
グに支持され、異なる受力方向の時に回転または制限を
受けて静止するものである。入力軸S70の一方向回転
駆動の時、片方向伝動装置SC721は外レース歯車T
73を自由回転させ、片方向伝動装置SC722は入力
軸S70と出力軸S71の間を動力伝動させるものであ
り、入力軸S70の逆方向回転駆動の時、片方向伝動装
置SC721は外レース歯車T73を制限して静止さ
せ、片方向伝動装置SC722は入力軸S70と出力軸
S71を空転させ、この時、出力は差動歯車T72及び
その伝動ロッカーアームを経て出力軸S71を回転して
減速出力を行う。その他の関連ケーシング及びねじ等の
常用ギヤボックスの構成エレメントの説明は省略する。
【0019】上記第1実施例〜第7実施例で示したよう
に、入力方向により速度比をコントロールする差動歯車
機構は、自動負荷検知器を結合して、入力軸の回転動力
源をコントロールして入力軸を正逆回転させ、又は手動
により回転動力源の回転方向を切換え、更に前記回転動
力源の負荷電流を検知することによって方向の切換えタ
イミングの参考とし、例えば回転動力源のモータの負荷
電流を検知し、負荷電流が設定条件をオーバした時にモ
ータの回転方向を切換え、この入力方向により出力軸の
速度比を変え、即ち、速度比を小から大へ、或いは大か
ら小へと変更させ、または出力軸の回転方向を同時に切
換えるものである。この外、負荷検知方式は機械的ねじ
れ検知器を用いて検知をコントロールするものを含み、
若し入力軸側がエンジンその他の動力源に接続されてい
る場合は、ねじれ検知器を結合或いは制限装置を結合さ
せて、過負荷の時に方向切換え装置を回転して、この種
の差動歯車機構の回転方向の入力を変更するものであ
る。
【0020】実際の応用においても、下記のような設計
変更を行うことが可能である。上記第1実施例〜第7実
施例に示される入力方向により速度比をコントロールす
る差動歯車渡航は、摩擦式差動歯車機構に応用でき、そ
の場合、その関連する関係は同じである。入力または出
力側に従来の正逆転装置を結合させれば、両方向の異な
る速度比、即ち速度比不同の変速出力を得ることが可能
である。又、第1実施例〜第7実施例の内の1種の複数
の差動歯車機構を連結して、或いは2種の差動歯車機構
を混合して連結して、異なる(不同の)入力回転方向に
より同じ出力回転方向で異なる(不同の)出力速度比を
得る、又は異なる(不同の)入力回転方向により異なる
(不同の)出力回転方向及び異なる(不同の)出力速度
比を得る構成とし、複数のセット(差動歯車機構)の相
乗した速度比を得る構成とすることができる。
【0021】
【発明の効果】上述の説明より明らかなように本発明に
よれば、太陽歯車と外レース歯車との間に1組以上の差
動歯車を連結し、太陽歯車,外レース歯車及び差動歯車
の伝動ロッカーアームのいずれかを入力軸に結合し、他
の2部品を片方向伝動装置で出力軸及び固定ハウジング
の間に連結する構成としたので、入力軸の回転方向を変
化させることで出力軸の速度比を変更し、かつ出力方向
を不変又は変更することができる。又、1種の差動歯車
機構を複数セット連結し、或いは2種の差動歯車機構を
混合して連結することにより複数の差動歯車機構の相乗
した速度比を得ることができ、各種の駆動の応用に供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明機構の第1実施例の構成を示す説明図で
ある。
【図2】第2実施例の構成を示す説明図である。
【図3】第3実施例の構成を示す説明図である。
【図4】第4実施例の構成を示す説明図である。
【図5】第5実施例の構成を示す説明図である。
【図6】第6実施例の構成を示す説明図である。
【図7】第7実施例の構成を示す説明図である。
【符号の説明】 S0,S50,S60,S70 入力軸 S1,S51,S61,S71 出力軸 T1,T51,T61,T71 太陽歯車 T2,T53,T63,T73 外レース歯車 T3,T52,T62,T72 差動歯車 A3 伝動ロッカーアーム SC21,SC31 片方向伝動装置 SC22,SC32,SC222,SC232 逆方向
の片方向伝動装置 SC122,SC221,SC131,SC231 片
方向伝動装置 SC421,SC422 片方向伝動装置 SC51,SC52,SC53 片方向伝動装置 SC621,SC622,SC623 片方向伝動装置 SC721,SC722 片方向伝動装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽歯車と外レース歯車との間に1組以
    上の差動歯車を連結し、太陽歯車,外レース歯車及び差
    動歯車の伝動ロッカーアームのいずれかを入力軸に結合
    し、他の2部品を片方向伝動装置で出力軸及び固定ハウ
    ジングの間に連結し、入力軸の回転方向を変化させるこ
    とで出力軸の速度比を変更し、かつ出力方向を不変又は
    変更することを特徴とする入力方向により速度比をコン
    トロールする差動歯車機構。
  2. 【請求項2】 入力軸(S0)に太陽歯車(T1)を結
    合し、該太陽歯車(T1)と外レース歯車(T2)の間
    に1組以上の差動歯車(T3)を連結し、該差動歯車
    (T3)の伝動ロッカーアーム(A3)を、片方向伝動
    装置(SC31)を経て出力軸(S1)に連結し、かつ
    該アーム(A3)を逆方向の片方向伝動装置(SC3
    2)を経て固定ハウジングに支持し、外レース歯車(T
    2)を片方向伝動装置(SC21)を経て出力軸(S
    1)に連結し、かつ該外レース歯車(T2)を逆方向の
    片方向伝動装置(SC22)を経て静止ケーシングに支
    持することを特徴とする請求項1の入力方向により速度
    比をコントロールする差動歯車機構。
  3. 【請求項3】 入力軸(S0)に外レース歯車(T2)
    を結合し、該外レース歯車(T2)と太陽歯車(T1)
    との間に1組以上の差動歯車(T3)を連結し、太陽歯
    車(T1)を片方向伝動装置(SC131)を経て出力
    軸(S1)に連結し、差動歯車(T3)の伝動ロッカー
    アーム(A3)を出力軸(S1)に連結すると共に該ア
    ーム(A3)を静止ケーシングに片方向伝動装置(SC
    122)を経て支持することを特徴とする請求項1の入
    力方向により速度比をコントロールする差動歯車機構。
  4. 【請求項4】 入力軸(S0)に差動歯車(T3)の伝
    動ロッカーアーム(A3)を結合し、太陽歯車(T1)
    と外レース歯車(T2)との間に1組以上の差動歯車
    (T3)を連結し、太陽歯車(T1)及び外レース歯車
    (T2)をそれぞれ同一方向の片方向伝動装置(SC2
    31,SC221)を経て出力軸(S1)に連結し、太
    陽歯車(T1)と固定ケーシング間及び外レース歯車
    (T2)と固定ケーシング間に、それぞれ前記片方向伝
    動装置(SC231,SC221)とは逆方向の片方向
    伝動装置(SC232,SC222)を設置することを
    特徴とする請求項1の入力方向により速度比をコントロ
    ールする差動歯車機構。
  5. 【請求項5】 入力軸(S0)に太陽歯車(T1)を結
    合し、太陽歯車(T1)と外レース歯車(T2)の間に
    1組以上の差動歯車(T3)を連結し、この差動歯車
    (T3)の伝動ロッカーアーム(A3)を片方向伝動装
    置(SC422)を経て固定ハウジングに支持し、外レ
    ース歯車(T2)を片方向伝動装置(SC421)を経
    て出力軸(S1)に連結することを特徴とする請求項1
    の入力方向により速度比をコントロールする差動歯車機
    構。
  6. 【請求項6】 入力軸(S50)に片方向伝動装置(S
    C51)を経て太陽歯車(T51)を結合し、この太陽
    歯車(T51)と外レース歯車(T53)との間に1組
    以上の差動歯車(T52)を連結し、この差動歯車(T
    52)の伝動ロッカーアーム(A52)を片方向伝動装
    置(SC52)を経て出力軸(S51)に連結し、外レ
    ース歯車(T53)の外側を固定ケーシングに固定する
    と共に入力軸(S50)と出力軸(S51)の間に片方
    向伝動装置(SC53)を設置することを特徴とする請
    求項1の入力方向により速度比をコントロールする差動
    歯車機構。
  7. 【請求項7】 入力軸(S60)に太陽歯車(T61)
    を結合し、この太陽歯車(T61)と外レース歯車(T
    63)との間に、1組以上の差動歯車(T62)を連結
    し、外レース歯車(T63)を片方向伝動装置(SC6
    22)を経て出力軸(S61)に連結し、該外レース歯
    車(T63)を片方向伝動装置(SC621)を経て固
    定ケーシングに支持し、差動歯車(T63)の軸心を固
    定ハウジングに設置すると共に入力軸(S60)と出力
    軸(S61)の間に片方向伝動装置(SC623)を設
    置することを特徴とする請求項1の入力方向により速度
    比をコントロールする差動歯車機構。
  8. 【請求項8】 入力軸(S70)に太陽歯車(T71)
    を結合し、この太陽歯車(T71)と外レース歯車(T
    73)との間に、1組以上の差動歯車(T72)を連結
    し、この差動歯車(T72)の伝動ロッカーアームを出
    力軸(S71)に結合し、外レース歯車(T73)を片
    方向伝動装置(SC721)を経て固定ハウジングに支
    持し、入力軸(S70)と出力軸(S71)との間に片
    方向伝動装置(SC722)を設置することを特徴とす
    る請求項1の入力方向により速度比をコントロールする
    差動歯車機構。
  9. 【請求項9】 入力方向により速度比をコントロールす
    る差動歯車機構は、負荷検知機を結合して入力軸の回転
    動力源をコントロールして入力軸を正逆転させ、又は手
    動により回転動力源の回転方向を切り換え、更に前記回
    転動力源の負荷電流を負荷検知機により検知し、負荷電
    流が設定条件をオーバーした時に回転動力源の回転方向
    を切り換え、この入力方向により出力軸の速度比を変
    え、或いは出力軸の回転方向を同時に変えるものである
    請求項2乃至8の入力方向により速度比をコントロール
    する差動歯車機構。
  10. 【請求項10】 入力方向により速度比をコントロール
    する差動歯車機構は、摩擦式差動歯車機構である請求項
    2乃至8の入力方向により速度比をコントロールする差
    動歯車機構。
  11. 【請求項11】 入力方向により速度比をコントロール
    する差動歯車機構は、入力軸又は出力軸に正逆転装置を
    結合して両方向の速度比不同の変速出力を得るものとす
    る請求項2乃至8の入力方向により速度比をコントロー
    ルする差動歯車機構。
  12. 【請求項12】 入力方向により速度比をコントロール
    する差動歯車機構は、1種の複数の差動歯車機構又は2
    種の差動歯車機構を連結して、不同の入力回転方向によ
    り同じ出力回転方向で不同の出力速度比を得る、又は不
    同の入力回転方向により不同の出力回転方向及び不同の
    出力速度比を得る構成とする請求項2乃至8の入力方向
    により速度比をコントロールする差動歯車機構。
JP6060889A 1994-03-30 1994-03-30 入力方向により速度比をコントロールする差動歯車機構 Pending JPH07280046A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6060889A JPH07280046A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 入力方向により速度比をコントロールする差動歯車機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6060889A JPH07280046A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 入力方向により速度比をコントロールする差動歯車機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07280046A true JPH07280046A (ja) 1995-10-27

Family

ID=13155384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6060889A Pending JPH07280046A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 入力方向により速度比をコントロールする差動歯車機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07280046A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013036539A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Suzuki Motor Corp オイルポンプの駆動装置
CN106641130A (zh) * 2017-02-19 2017-05-10 郭克亚 一种行星式两档驱动装置及其两档驱动方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013036539A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Suzuki Motor Corp オイルポンプの駆動装置
CN106641130A (zh) * 2017-02-19 2017-05-10 郭克亚 一种行星式两档驱动装置及其两档驱动方法
CN106641130B (zh) * 2017-02-19 2024-03-15 广东新防科技有限责任公司 一种行星式两档驱动装置及其两档驱动方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5607369A (en) Differential motion gear system to control the speed ratio by means of the change of input direction
US8888648B2 (en) Multi-speed transmission
JP5086088B2 (ja) 車両用駆動装置および変速器
US7959531B2 (en) Multi-speed transmission
WO2016199521A1 (ja) 変速機構
JP2001173734A (ja) 車両用自動変速装置
KR20050056525A (ko) 이중 클러치 변속기
JP2007285372A (ja) 平行軸式変速機
JP2000193049A (ja) 歯車変速装置
JPH01312249A (ja) 多機能ギア機構
JPH0473018B2 (ja)
JPH07280046A (ja) 入力方向により速度比をコントロールする差動歯車機構
JP2002227965A (ja) 油圧機械式伝動装置
US10465771B2 (en) Planetary gear train of automatic transmission for vehicles
US10323726B2 (en) Planetary gear train of automatic transmission for vehicles
US10533642B2 (en) Planetary gear train of automatic transmission for vehicles
JP3060769B2 (ja) 自動変速機用歯車変速装置
JP3129448U (ja) アクチュエータ
JP3116630B2 (ja) 自動変速機用歯車変速装置
JP2006220272A (ja) 多段変速装置
KR101459917B1 (ko) 차량의 자동화 수동 변속기
US10935110B2 (en) Automatic transmission for vehicle
CN1044275C (zh) 藉输入方向操控速比之差动轮系
JP2009168076A (ja) トルク制限機構
US10393234B2 (en) Planetary gear train of transmission for vehicle

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees