JPH07279030A - メッシュシート及びその製造方法 - Google Patents

メッシュシート及びその製造方法

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JPH07279030A
JPH07279030A JP6365194A JP6365194A JPH07279030A JP H07279030 A JPH07279030 A JP H07279030A JP 6365194 A JP6365194 A JP 6365194A JP 6365194 A JP6365194 A JP 6365194A JP H07279030 A JPH07279030 A JP H07279030A
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Japan
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vertical
horizontal
sheet
slits
stretching
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JP6365194A
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Yosuke Yamada
洋輔 山田
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Japan Steel Works Ltd
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Japan Steel Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 メッシュシート及びその製造方法に関し、特
に、延伸済の縦及び横用延伸シートを一体に熱融着した
網状の三層シートを形成し、引張応力に対する剥離を防
止すると共に、開口部の開口率を自在とする。 【構成】 各々縦用貫通状スリット4,4Mを有する1対の
縦用延伸シート10,10Mの間に横用貫通状スリットを有す
る横用延伸シート10Aを延伸状態下で設け、これらを一
体に熱融着して三層シート30を得る構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メッシュシート及びそ
の製造方法に関し、特に、延伸済の縦及び横用延伸シー
トを熱融着によりサンドイッチ状に一体接合した網状の
三層シートを形成し、引張応力に対する剥離を防止する
と共に、開口部の開口率を自在とするための新規な改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていた建築資材としての
メッシュシートの製造方法としては、例えば特公平1−
53383号公報に開示されているように、1枚の単層
又は多層原反を縦横延伸したものか、又は単層又は多層
原反を縦糸と横糸に別々に製造し、熱融着によってラミ
ネートしたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のメッシュシート
の製造方法は、以上のように構成されていたため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、縦糸を作るため
の切れ目(縦用貫通状スリット)及び横糸を作るための
切れ目(横用貫通状スリット)が延伸時に拡大、開孔し
て目開きが起き、各糸をラミネートしても必ず開孔が形
成されるため、粉体用袋として単品利用することは不可
能であった。また、従来製品では、縦糸及び横糸がそれ
ぞれの表面か裏面の1面で熱融着等によりラミネートさ
れているから、融着面に対し押応力が働く場合、剥離は
発生しないが、引張応力が働くとこの融着の面積が微少
なため剥離が発生し、メッシュシート等の安全防護資材
としては採用できなかった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、延伸済の縦及び横用延伸シ
ートを熱融着によりサンドイッチ状に一体接合した網状
の三層シートを形成し、引張応力に対する剥離を防止す
ると共に、開口部の開口率を自在とするようにしたメッ
シュシート及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるメッシュシ
ートは、多数の第1縦用貫通状スリットを有し第1縦用
主材とこの第1縦用主材に一体に設けられた第1縦用副
材とからなる第1縦用原反を延伸して得た第1縦用延伸
シートと、多数の第2縦用貫通状スリットを有し第2縦
用主材とこの第2縦用主材に一体に設けられた第2縦用
副材とからなる第2縦用原反を延伸して得た第2縦用延
伸シートと、多数の横用貫通状スリットを有し横用主材
とこの横用主材の表裏に一体に設けられた一対の横用副
材とからなる横用原反を延伸して得た横用延伸シート
と、を有し、前記横用延伸シートは前記各縦用延伸シー
ト間に設けられ、前記各縦用貫通状スリットと前記横用
貫通状スリットとは互いに交差して構成されると共に、
前記各縦用副材と前記横用副材とは熱融着により一体化
され前記各シートにより三層シートを形成した構成であ
る。
【0006】本発明によるメッシュシートの製造方法
は、多数の第1縦用貫通状スリットを有し第1縦用主材
とこの第1縦用主材に一体に設けられた第1縦用副材と
からなる第1縦用原反(1)を第1縦延伸装置で延伸して
得た第1縦用延伸シートと、多数の第2縦用貫通状スリ
ットを有し第2縦用主材とこの第2縦用主材に一体に設
けられた第2縦用副材とからなる第2縦用原反を第2縦
延伸装置で延伸して得た第2縦用延伸シートと、の間
に、多数の横用貫通状スリットを有し横用主材とこの横
用主材の表裏に一体に設けられた一対の横用副材とから
なる横用原反を横延伸装置で延伸して得た横用延伸シー
トを介装させ、前記各縦用副材と前記各横用副材とを熱
融着して三層シートを形成する方法である。
【0007】さらに詳細には、前記各縦用貫通状スリッ
トは、前記各縦延伸装置のスリッタロールで形成すると
共に前記縦延伸装置の凹凸ロールの多数の溝を介して案
内する方法である。
【0008】さらに詳細には、前記各縦延伸装置のスリ
ッタロールの下流側に設けられた複数の凹凸ロールの多
数の溝を介して前記各縦用延伸シートを案内し、前記各
縦用延伸シートの幅方向の縮みを防止する方法である。
【0009】さらに詳細には、前記横用原反の両側に耳
部を残して前記横用原反に前記横用貫通状スリットを形
成すると共に前記各耳部を前記横延伸装置に設けられた
テンターで横方向に引くことにより横延伸させる方法で
ある。
【0010】さらに詳細には、前記凹凸ロールの各溝の
ピッチを選ぶと共に、前記横用延伸シートの延伸状態を
選ぶことにより、前記三層シートに形成される開口部の
開口率を可変とする方法である。
【0011】さらに詳細には、前記各縦用貫通状スリッ
トを互いに非対向状態とすることにより、前記各スリッ
トにより形成される開口部の開口をなくす方法である。
【0012】さらに詳細には、前記各縦用貫通状スリッ
トを互いに対向状態とすることにより、前記各スリット
により形成される開口部(300)を形成する方法である。
【0013】
【作用】本発明によるメッシュシート及びその製造方法
においては、多数の貫通状スリットを有するシート状の
一対の縦用延伸シートの間に、多数の貫通状スリットを
有する横用延伸シートを介装させ各々延伸した状態下で
熱融着により圧着し、各スリットの方向が互いに交差す
るように積層させて三層シートを構成するため、横用延
伸シートの両面と各縦用延伸シートが熱融着でき、引張
強度が高く、剥離強度も強くなり、引張応力に対しても
十分に耐えることのできるメッシュシートを得ることが
できる。
【0014】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるメッシュシー
ト及びその製造方法の好適な実施例について詳細に説明
する。図1及び図2は原反を示す斜視図、図3及び図4
は延伸した状態の縦用延伸シート及び横用延伸シートを
示す斜視図、図5は延伸状態下で融着して積層した非開
口状の三層シートを示す斜視図、図6は開口状の三層シ
ートを示す斜視図、図7は図6の融着状態を示す構成
図、図8は製造装置を示す構成図、図9は図8の凹凸ロ
ールを示す構成図、図10は横延伸装置を示す構成図、
図11は図10の平面構成図、図12は製造状態を示す
平面構成図、図13は図8の縦延伸の他の実施例を示す
構成図、図14は製造装置の他の実施例を示す構成図で
ある。
【0015】図1において符号1で示されるものは第1
縦用原反であり、この第1縦用原反1は、低温溶融PE
Tコーポリマーからなる第1縦用副材3と、この第1縦
用副材3上に形成されPETホモポリマーからなる第1
縦用主材2とから構成されている。また、図2に示す横
用原反1Aは、低温溶融PETコーポリマーからなる1
対の横用副材3A,3Aと、この各横用副材3A,3A
間に形成されPETホモポリマーからなる横用主材2A
とから構成されている。また、図1においてカッコ数字
で示されるものは、前記第1縦用原反1と同じ材質で、
表裏を逆にした構成で、第2縦用主材2Mと第2縦用副
材3Mとからなる第2縦用原反1Mがこの第1縦用原反
1と対として用いられるもので、表裏を逆にした図示を
省略している。
【0016】前述の各原反1,1M,1Aは、図8に示
す製造装置20により加工されるものである。すなわ
ち、図8において、符号21,21Aで示されるものは
ロール状の縦用原反1の縦延伸を行うための第1,第2
縦延伸装置であり、この各縦延伸装置21,21Aの中
間位置には、ロール状の横用原反1Aの横延伸を行うた
めの横延伸装置22、積層装置23、耳部カッタ装置2
3A及び巻取装置24が設けられている。前記各縦延伸
装置21,21Aは、加熱ロール21a,21b、スリ
ッタロール21c、凹凸ロール59(特に図9で示す)
よりなり、各スリッタロール21cで各縦用主材1,1
Mを各々延伸しつつ各縦用貫通状スリット4,4Mを形
成し、凹凸ロール59は多数の溝57と突部57aを有
し、この溝57又は突部57aのピッチとこのスリット
4,4Mのピッチは同一に形成されている。従って、前
記各縦用原反1,1Mは、図1から図3で示されるよう
に各縦延伸装置21,21Aにより各々延伸された第
1,第2縦用延伸シート10,10Mに加工される。な
お、第2縦用延伸シート10Mは、図3のカッコ数字で
示す構成で図3の表裏を逆にしたものであるが、ここで
は図示を省略している。さらに、前記積層装置23は、
ロールからなる第1加熱ロール25及び第2加熱ロール
26で構成され、この各ロール25,26間に設けられ
た前記横延伸装置22の上流側には前記横用原反1Aに
対して図10,11で示すように、両側の耳部100,
100aを残して横用貫通状スリット4Aを形成するた
めのスプリッタ101が設けられている。前記スプリッ
タ101は、特に、図10、図11でも示すように、外
周に複数の刃101aが形成され、このスプリッタ10
1の上流及び下流には一対の加熱ロール101A,10
1Bが設けられている。
【0017】前記横延伸装置22は、また、図11で示
すように、一対のテンター部200a,200bからな
る周知のテンター200が設けられ、各テンター部20
0a,200bはハの字状に横用原反1Aの流れ方向に
沿って末広がり状に構成されると共に、各々、チェーン
200c、ローラ200d及びチャック部200eとか
ら構成されている。前記各チャック部200eは横用原
反1Aの両側1Aaをチャック部200eでチャッキン
グし、移動することにより各テンター部200a,20
0bの末広がり形状に沿ってこの横用原反1Aを横延伸
すると、図2の横用原反1Aにスプリッタ101で入れ
た横用貫通状スリット4Aが図4で示す横用延伸シート
10Aとなる。
【0018】次に、前述の構成において各原反1,1
M,1Aを延伸して各延伸シート10,10M,10A
からなる三層シート30(図5で示す)から三層状のメ
ッシュシート42を連続して製造する場合について述べ
る。まず、前述のロール状の各原反1,1M,1Aを図
8で示す各縦延伸装置21,21A及び横延伸装置22
により前述の工程を経て各々各スリット4,4M,4A
を形成すると共に延伸を施すと、図3及び図4で示すよ
うに第1,第2縦用延伸シート10,10M及び横用延
伸シート10Aが形成される。なお、この場合の各縦用
延伸シート10,10Mの各縦糸11のデニール数は、
例えば、100〜105、各縦糸11間の隙間は0.2
4mm、各縦糸11の幅は0.56mmである。また、横用
延伸シート10Aの各横糸11Aのデニール数は10
4、各横糸11A間の隙間は0.4mm、各横糸11Aの
幅は0.4mmである。
【0019】次に、前述の各延伸シート10,10M,
10Aは加熱(約60〜130℃)状態でかつ各縦用延
伸シート10,10M間に横用延伸シート10Aが介装
した三層の延伸状態のまま積層部23に送られ、各延伸
シート10,10M,10Aの各副材3,3M,3Aを
延伸状態下で熱融着によって互いに圧着・積層させる
と、図5に示すように(図5では耳切り後の状態として
開示している)、各延伸シート10,10M,10Aの
各スリット4,4M,4Aが互いに交差状となり、厚さ
0.045mmの網状不織布からなる三層シート30が得
られ、この場合の各縦糸11の幅は例えば0.56mm、
各縦用貫通状スリット4,4Mは0.24mmとなる。ま
た、各横糸11Aの幅は例えば0.4mm、横用貫通状ス
リット4Aは0.4mmである。なお、各図1〜図4にお
ける矢印MDは原反1,1M,1Aの流れ方向を示して
いる。前記三層シート30には、各糸11,11Aによ
り形成された開口部300(図5には形成されない)が
形成でき、この開口部300の開口率は、凹凸ロール5
9の溝57のピッチを選び、横用延伸シート10Aの延
伸状態を選ぶことにより、任意に可変とすることができ
る。従って、図5では各スリット4,4Mが非対向状態
であるため、開口部300は零となり、図6では各スリ
ット4,4Mが対向しているため、開口部300が10
0%で形成されている。なお、前述の横糸11Aを挟持
した各縦用延伸シート10,10Mの一対の縦糸11,
11Aは図7で示すように、熱融着部90を介して互い
に熱融着されている。
【0020】次に、最終的には、前記三層シート30に
おける横用延伸シート10Aの各耳部100,100a
を耳部カッタ装置23Aで切断(図12で示す)するこ
とにより、前述の図5及び図6で示す三層シート30か
らなる連続したメッシュシート42が得られ、これを巻
取装置24で巻取るとロール状のメッシュシート42a
を得ることができる。
【0021】なお、前述の三層シート30の特性は次の
通りである。 重量 350〜700g/m2 好ましく
は 400g/m2 縦糸11のデニール数 1000〜4000デニール 好ましく
は3300デニール 横糸11Aのデニール数 2000〜8000デニール 好ましく
は6600デニール 縦方向引張強度 100〜250kg/3cm2 好ましく
は 185kg/3cm2 横方向引張強度 90〜230kg/3cm2 好ましく
は 180kg/3cm2 縦方向伸び強度 40〜60% 好ましく
は52% 横方向伸び強度 40〜60% 好ましく
は50%
【0022】また、前述の図8に示した構成では、各縦
用原反1,1Mと横用原反1Aとを、あらかじめロール
状に形成したものを用いた場合について述べたが、例え
ば、図14に示すように、第1、第3押出機401,4
01Aのノズル403から各縦用原反1,1Mを供給
し、第2押出機402のノズル403aから横用原反1
Aを供給し、前述の各延伸装置21,21A,22によ
り各スリット4,4M,4Aを形成して延伸し、連続し
たインライン方式による三層シート30の製造を行うこ
ともできる。なお、図14は図8と同一部分には同一符
号を付し、その説明は省略している。
【0023】また、前述の縦延伸装置21,21Aを図
13に示すように、多数の溝57を有するスリッタロー
ル21c及び凹凸ロール59,59a,59bを回転自
在に設け、前記スリッタロール21cに低速ロール群の
加熱ロール21bが接合し、終段の凹凸ロール59bに
溝57を有する第1加熱ロール25が接合するように構
成することもできる。なお、図13の構成では第2縦用
原反1M用の部分は省略しているが、図8に示すよう
に、他の縦用原反1Mを供給する系も前述と同様に構成
されている。従って、図13の構成では、第1縦用原反
1は、スリッタロール21cでスリット4が形成され、
各縦糸11が各溝57で案内されて縦用延伸シート10
に延伸され、その幅方向のネックインが防止される。ま
た、他の第2縦用原反1Mも前述と同様に処理される。
また、この溝57又は突部57aのピッチをスリット4
のピッチと合わせると共に、このピッチを種々変えるこ
とにより、前記開口率を可変とすることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によるメッシュシート及びその製
造方法は、以上のように構成されているため、次のよう
な効果を得ることができる。すなわち、1対の縦用延伸
シートの間に1枚の横用延伸シートを介装して三層とし
ているため、この1対の縦用延伸シートの各縦用貫通状
スリットを互いに非対向とした場合には、開口部の無い
メッシュシートを得て粉体等の収容を可とすることがで
きる。また、各縦用貫通状スリットを互いに対向させた
場合には、開口部が形成され、開口部を有するメッシュ
シートを得ることができる。また、このメッシュシート
作製においても、従来のフィルムをラミネートする方法
に比べると、その製造コストを大幅に低下させることが
できる。また、開口部の開口率を自在に変更することが
できるため、目的、用途に応じたメッシュシートを自在
に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における縦用原反を示す斜視図である。
【図2】本発明における横用原反を示す斜視図である。
【図3】図1の原反を延伸した縦用延伸シートを示す斜
視図である。
【図4】図2の原反を延伸した横用延伸シートを示す斜
視図である。
【図5】非開口状の三層シートを示す斜視図である。
【図6】開口状の三層シートを示す斜視図である。
【図7】図6の融着状態を示す構成図である。
【図8】本発明によるメッシュシートの製造装置を示す
構成図である。
【図9】図8の凹凸ロールを示す構成図である。
【図10】横延伸装置を示す構成図である。
【図11】図10の平面構成図である。
【図12】各延伸シートを熱融着する状態を示す構成図
である。
【図13】要部の他の実施例を示す構成図である。
【図14】図8の他の実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 第1縦用原反 1M 第2縦用原反 1A 横用原反 2 第1縦用主材 2M 第2縦用主材 2A 横用主材 3 第1縦用副材 3M 第2縦用副材 3A 横用副材 4 第1縦用貫通状スリット 4M 第2縦用貫通状スリット 4A 横用貫通状スリット 10 第1縦用延伸シート 10M 第2縦用延伸シート 10A 横用延伸シート 11 縦糸 11A 横糸 21 第1縦延伸装置 21A 第2縦延伸装置 21c スリッタロール 22 横延伸装置 30 三層シート 59,59a,59b 凹凸ロール 57 溝 100,100a 耳部 200 テンター 300 開口部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の第1縦用貫通状スリット(4)を有
    し第1縦用主材(2)とこの第1縦用主材(2)に一体に設け
    られた第1縦用副材(3)とからなる第1縦用原反(1)を延
    伸して得た第1縦用延伸シート(10)と、多数の第2縦用
    貫通状スリット(4M)を有し第2縦用主材(2M)とこの第2
    縦用主材(2M)に一体に設けられた第2縦用副材(3M)とか
    らなる第2縦用原反(1M)を延伸して得た第2縦用延伸シ
    ート(10M)と、多数の横用貫通状スリット(4A)を有し横
    用主材(2A)とこの横用主材(2A)の表裏に一体に設けられ
    た一対の横用副材(3A)とからなる横用原反(1A)を延伸し
    て得た横用延伸シート(10A)と、を有し、前記横用延伸
    シート(10A)は前記各縦用延伸シート(10,10M)間に設け
    られ、前記各縦用貫通状スリット(4,4M)と前記横用貫通
    状スリット(4A)とは互いに交差して構成されると共に、
    前記各縦用副材(3,3M)と前記横用副材(3A)とは熱融着に
    より一体化され前記各シート(10,10M,10A)により三層シ
    ート(30)を構成していることを特徴とするメッシュシー
    ト。
  2. 【請求項2】 多数の第1縦用貫通状スリット(4)を有
    し第1縦用主材(2)とこの第1縦用主材(2)に一体に設け
    られた第1縦用副材(3)とからなる第1縦用原反(1)を第
    1縦延伸装置(21)で延伸して得た第1縦用延伸シート(1
    0)と、多数の第2縦用貫通状スリット(4M)を有し第2縦
    用主材(2M)とこの第2縦用主材(2M)に一体に設けられた
    第2縦用副材(3M)とからなる第2縦用原反(1M)を第2縦
    延伸装置(21A)で延伸して得た第2縦用延伸シート(10M)
    と、の間に、多数の横用貫通状スリット(4A)を有し横用
    主材(2A)とこの横用主材(2A)の表裏に一体に設けられた
    一対の横用副材(3A)とからなる横用原反(1A)を横延伸装
    置(22)で延伸して得た横用延伸シート(10A)を介装さ
    せ、前記各縦用副材(3,3M)と前記各横用副材(3A)とを熱
    融着して三層シート(30)を形成することを特徴とするメ
    ッシュシートの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記各縦用貫通状スリット(4,4M)は、前
    記各縦延伸装置(21,21A)のスリッタロール(21c)で形成
    すると共に前記縦延伸装置(21,21A)の凹凸ロール(59,59
    a,59b)の多数の溝(57)を介して案内することを特徴とす
    る請求項2記載のメッシュシートの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記各縦延伸装置(21,21A)のスリッタロ
    ール(21c)の下流側に設けられた複数の凹凸ロール(59,5
    9a,59b)の多数の溝(57)を介して前記各縦用延伸シート
    (10,10M)を案内し、前記各縦用延伸シート(10,10M)の幅
    方向の縮みを防止することを特徴とする請求項2又は3
    記載のメッシュシートの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記横用原反(1A)の両側に耳部(100,100
    a)を残して前記横用原反(1A)に前記横用貫通状スリット
    (4A)を形成すると共に前記各耳部(100,100a)を前記横延
    伸装置(22)に設けられたテンター(200)で横方向に引く
    ことにより横延伸させることを特徴とする請求項2ない
    し4の何れかに記載のメッシュシートの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記凹凸ロール(59,59a,59b)の各溝(57)
    のピッチを選ぶと共に、前記横用延伸シート(10A)の延
    伸状態を選ぶことにより、前記三層シート(30)に形成さ
    れる開口部(300)の開口率を可変とすることを特徴とす
    る請求項3ないし5の何れかに記載のメッシュシートの
    製造方法。
  7. 【請求項7】 前記各縦用貫通状スリット(4,4M)を互い
    に非対向状態とすることにより、前記各スリット(4,4M,
    4A)により形成される開口部(300)の開口をなくすことを
    特徴とする請求項2ないし5の何れかに記載のメッシュ
    シートの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記各縦用貫通状スリット(4,4M)を互い
    に対向状態とすることにより、前記各スリット(4,4M,4
    A)により形成される開口部(300)を形成することを特徴
    とする請求項2ないし5の何れかに記載のメッシュシー
    トの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012515272A (ja) * 2009-01-16 2012-07-05 フリードリヒ ランデルツハーメル, テープから成る網

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