JPH0727734Y2 - 可変電圧出力回路 - Google Patents

可変電圧出力回路

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JPH0727734Y2
JPH0727734Y2 JP1987148463U JP14846387U JPH0727734Y2 JP H0727734 Y2 JPH0727734 Y2 JP H0727734Y2 JP 1987148463 U JP1987148463 U JP 1987148463U JP 14846387 U JP14846387 U JP 14846387U JP H0727734 Y2 JPH0727734 Y2 JP H0727734Y2
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JP
Japan
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variable resistor
voltage
transistor
variable
resistor
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JP1987148463U
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JPS6454472U (ja
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栄作 佐藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上利用分野) この考案は例えばテレビジョン受像機のコントラストコ
ントロールのように直流の可変電圧を調整して出力する
可変電圧出力回路に関する。
(従来の技術) テレビジョン受像機のコントラストコントールは、画面
のブライトネス調整レベルがどのレベルにあっても、コ
ントラストコントロールボリュームによる可変範囲の最
少から最大までの変化量の比が常に一定であることが視
覚及び調整感覚の上から必要である。
第3図は従来の回路の一例を示し、電圧源端子Vccと基
準電位点との間に、固定抵抗器31,可変抵抗器32,及び補
助可変抵抗器33の直列接続が設けられている。可変抵抗
器32のタップ点である点からの電圧は、トランジスタ
34のベース・エミッタ路を通して出力電圧として取り出
される。尚、トランジスタ34のコレクタは電圧源端子Vc
cに接続されている。
また、第4図は別の従来の例であるが、電圧源端子Vcc
と基準電位点との間に補助可変抵抗器41,可変抵抗器42,
補助可変抵抗器43の直接接続が設けられ、中間に設けら
れた可変抵抗器42の点からの電圧をトランジスタ44の
ベース・エミッタ路を介して出力電圧としている。この
場合もトランジスタ44のコレクタは電圧源端子Vccに接
続されている。
第3図の回路によれば、可変抵抗器32の点をの位置
に一致させたときトランジスタ34のエミッタに現れる電
圧は最低となり、の位置にしたときに同エミッタに現
れる電圧は最大になる。第4図の回路の場合も同じであ
る。
第3図の回路の欠点は固定抵抗器31や補助可変抵抗器33
のばらつき等によって出力電圧が設計値通りに可変でき
ない場合がある。即ち,出力電圧の最小値は可変抵抗器
33の値によって決り、最大値は抵抗器31の値によって決
る。したがって可変抵抗器32の調整により出力電圧は、
設定された最小値と最大値の範囲内で可変できる。
しかしながら,出力電圧の最大値は抵抗器31の値によっ
て一義的に決ってしまうため,この抵抗器31の値にばら
つきがあると,最大値は設計値からずれてしまうことに
なり、調整範囲にばらつきを生じる。
また第4図の回路は、補助可変抵抗器41を設けることで
出力電圧の最大値を可変できるが、この可変抵抗器41を
変化すると可変抵抗器43に流れる電流量も変わるため、
この可変抵抗器43によって予め設定した出力電圧の最小
値が変わってしまい、再度,可変抵抗器43の値を調整し
直す必要がある。またこの再調整により可変抵抗器41に
流れる電流量が再び変わることになり、何度も繰り返し
て可変抵抗器41,43を調整する必要がある。このように
第4図の回路は、補助可変抵抗器41,43の調整により互
いに干渉をしあい、調整が複雑化する欠点がある。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の可変電圧出力回路は、抵抗器のばらつきや,補助
可変抵抗器の調整による干渉により、出力電圧の調整範
囲が設計通りに実現されなかったり、調整が複雑化する
欠点があった。
この考案は,上記問題点を除去し、出力電圧の可変範囲
のばらつきを調整でき、かつ調整時の干渉を防止して容
易に調整できるようにした可変電圧出力回路の提供を目
的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案は直流電圧源と基準電位点との間にあって、少
なくとも一方の側に設けられる固定抵抗器に第1の可変
抵抗器が直列接続されて成る直列回路を設け、前記第1
の可変抵抗器からの電圧を第1のトランジスタのベース
・エミッタ路を介して出力すると共に、該第1のトラン
ジスタのコレクタ・エミッタ路に直列に同コレクタ・エ
ミッタ路を流れる電流を調整するための第2の可変抵抗
器を接続し、更にこの第2の可変抵抗器に直列に第3の
可変抵抗器を接続し、第2の可変抵抗器を調整すること
で第3の可変抵抗器の両端電圧を可変にしたことを特徴
とする。
(作用) この考案によれば、第1,第2の可変抵抗器を調整するこ
とによって、出力電圧の最大値 と最小値を設定し,第3の可変抵抗器を調整することで
上記最大値と最小値の範囲内で出力電圧を可変でき、か
つ第1のトランシスタによって第1,第2の可変抵抗器を
調整したときの互いの干渉を防止できる。
(実施例) 以下、この考案を図示の実施例によって説明する。
第1図はこの考案に係る可変電圧出力回路の一実施例を
説明する回路図である。第1図において、て、電圧源端
子Vccと基準電位点との間には、固定抵抗器11,第1の可
変抵抗器12及び固定抵抗器13からなる直列回路Aが設け
られると共に、第1の可変抵抗器12の点が第1のトラ
ンジスタ16のベースに接続されている。トランジスタ16
は、コレクタが基準電位点に接続され、エミッタは第3
の可変抵抗器15,第2の可変抵抗器14から成る直列接続
を介して電圧源端子Vccに接続される。そして、第3の
可変抵抗器15の点は第2のトランジスタのベースに接
続され、このトランジスタ17のエミッタより出力電圧が
導出されるようになっている。尚、トランジスタ17のコ
レクタは電圧源端子Vccに接続されている。
このような構成の回路において、第1の可変抵抗器12を
調整することで出力電圧の最小値を設定することができ
る。即ち、トランジスタ16のベース電位は可変抵抗器12
のタップ点の位置がの側にあるとき最低電圧とな
り、の側にあるとき最大電圧となる。トランジスタ16
のエミッタ電位をV1とすると、V1はトランジスタ16のベ
ース電位にベース・エミッタ電圧Vbeを加えた値にな
り、トランジスタ16のエミッタ電位は可変抵抗器12の値
に依存することになる。
例えば,可変抵抗器15のタップ点の位置がの側にあ
るとき出力電圧は、トランジスタ16のエミッタ電位V1か
らトランジスタ17のベース・エミッタ電圧Vbeを引いた
値となり、出力電圧は可変抵抗器12で設定した値以下に
下がることはない。こうして出力電圧の最小値レベルが
決定される。
次に,第2の可変抵抗器14を調整することで第3の可変
抵抗器15を流れる電流を可変することができ、この第2
の可変抵抗器14の値によって出力電圧の最大値を設定す
ることができる。即ち、第3の可変抵抗器15のタップ点
の位置がの側にあるとき、出力電圧は電圧源のVcc
から第2の可変抵抗器14による電圧降下分を差し引いた
値で表わされ,例えば第2の可変抵抗器14の値が最小の
ときに,出力電圧は最大値を呈する。
したがって,第3の可変抵抗器15を調整することで、出
力電圧は第1,2の可変抵抗器12,14で設定された最小値と
最大値の範囲内で可変できる。
また,トランジスタ16のエミッタ電位は第1の可変抵抗
器12の値で決るベース電位とベース・エミッタ電圧Vbe
によって決り、第2の可変抵抗器14を変化させても,エ
ミッタ電位が変化することはない。したがって第1の可
変抵抗器12で設定した出力電圧の最小値が、第2の可変
抵抗器14の変化によって変わることはない。
同様に第2の可変抵抗器14によって設定された出力電圧
の最大値が第1の可変抵抗器12の変化によって変わるこ
とはなく,第1,2の可変抵抗器12,14を調整したときの互
いの干渉をなくすことができる。
次に他の実施例を説明する。
第2図はこの考案の他の実施例を示す回路図である。第
2図において、21は固定抵抗器、22は第1の可変抵抗
器、23は固定抵抗器であり、これらは第1図の実施例と
同じように電圧源端子Vccと基準電位点との間に直列に
接続されている。第1の可変抵抗器22の点は、第1図
の実施例とは異なりNPN形トランジスタ24のベースに接
続され、トランジスタ24のエミッタは第3の可変抵抗器
25,及び第2の可変抵抗器26を介して基準電位点に接続
されている。第2の可変抵抗器25の点に発生する電圧
は、第1図の実施例と同様NPN形のトランジスタ27のベ
ース・エミッタ路を通して出力電圧となる。尚、トラン
ジスタ24,27の各コレクタは電圧源端子Vccに接続されて
いる。
このようにな実施例によっても第1図の実施例と同様に
可変範囲が可調整の出力電圧を得ることができる。尚、
この場合には、可変にための操作方向が第1図の実施例
の場合と反対になる。
以上のような可変電圧出力回路をテレビジョン受像機の
コントラストコントロール回路に使用することによっ
て、どのブライトニスレベルでも可変範囲の変化量の比
が一定となるコントラストコントロールボリュームとす
ることができる。
尚、この考案は上記実施例の構成に限定することなく、
実用新案登録請求の範囲を脱しない範囲で種々の変形が
可能である。
[考案の効果] 以上説明したように,この考案によれば抵抗器がばらつ
いても出力電圧を容易に調整することができ、また第1,
第2の可変抵抗器が互いに干渉することなく調整できる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る可変電圧出力回路の一実施例を
示す回路図、第2図はこの考案の他の実施例を示す回路
図、第3図は従来の可変電圧出力回路の一例を示す回路
図、第4図は別の従来を示す回路図である。 11,13……固定抵抗器、12……第1の可変抵抗器、14…
…第2の可変抵抗器、15……第3の可変抵抗器、16……
第1のトランジスタ、17……第2のトランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電圧源と基準電位点との間にあって、
    直流電圧源側及び基準電位点側の少なくとも一方に設け
    られる固定抵抗器に第1の可変抵抗器が直列接続されて
    成る直列回路と、 前記第1の可変抵抗器からの電圧をベース・エミッタ路
    を介して出力する第1のトランジスタと、 この第1のトランジスタのコレクタ・エミッタ路に直列
    接続され同コレクタ・エミッタ路に流れる電流を調整す
    るための第2の可変抵抗器と、 前記第1のトランジスタのコレクタ・エミッタ路に直列
    であって第2の可変抵抗器に直列接続され前記電流に応
    じて両端電圧が可変される第3の可変抵抗器と、 この第3の可変抵抗器からの電圧をベース・エミッタ路
    を通して出力電圧とする第2のトランジスタと、 を具備したことを特徴とする可変電圧出力回路。
JP1987148463U 1987-09-30 1987-09-30 可変電圧出力回路 Expired - Lifetime JPH0727734Y2 (ja)

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US9234863B2 (en) 1998-10-08 2016-01-12 Abbott Diabetes Care Inc. Small volume in vitro analyte sensor
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JPS6189140A (ja) * 1984-10-05 1986-05-07 Victor Co Of Japan Ltd 照明器の輝度調整回路

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