JPH07276999A - 自動車用ガラスラン - Google Patents

自動車用ガラスラン

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JPH07276999A
JPH07276999A JP6077615A JP7761594A JPH07276999A JP H07276999 A JPH07276999 A JP H07276999A JP 6077615 A JP6077615 A JP 6077615A JP 7761594 A JP7761594 A JP 7761594A JP H07276999 A JPH07276999 A JP H07276999A
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JP
Japan
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lip
glass run
function
glass
automobile
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JP6077615A
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English (en)
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Katsunori Kawai
克紀 河合
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リップ部に要求される複数の機能を充分に向
上させることによって、保持性、摺動性、シール性等と
いった相反する2つ以上の性質を兼ね備えた自動車用ガ
ラスランを提供する。 【構成】 自動車用ガラスラン5は、ガラスラン本体6
と第1〜第4のリップ部7,8,9,10とを備える。
4つのリップ部7〜10のうち、主として摺動部分をシ
ールする機能を担う第2及び第4のリップ部8,10の
ラップ代w1 を、第1及び第3のリップ部7,9のラッ
プ代w2 よりも大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアサッシュに固着さ
れるガラスラン本体と、その両側壁の内壁面から突出す
る複数のリップ部と備え、同リップ部によってウィンド
ガラスを摺動可能に保持しつつ摺動部分をシールする自
動車用ガラスランに関する。
【0002】
【従来の技術】図5(a),図5(b)には、従来にお
ける自動車用ガラスラン30の一例が示されている。
【0003】ガラスラン30は、ガラスラン本体31と
一対のリップ部32,33とによって構成されている。
ガラスラン本体31及びリップ部32,33は、例えば
EPDM(エチレン・プロピレン・ジエン共重合体)等
を材料として、押出成形によって一体形成される。
【0004】ガラスラン本体31は、断面略コ字状をし
た長尺の部材である。このガラスラン本体31は、自動
車のドアサッシュ34の所定部分に固着されるようにな
っている。ガラスラン本体31の両側壁35の内壁面に
は、それぞれリップ部32,33が突設されている。図
5(a)に示されるように、これらのリップ部32,3
3は、一般的に等しい断面形状を有している。
【0005】そして、一対のリップ部32,33がある
ことによって、図5(b)に示されるように、ウィンド
ガラス36が摺動可能に保持されつつ摺動部分がシール
されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガラスラン
30のリップ部32,33は、次に示すようないくつか
の機能を兼ね備えている必要がある。即ち、ウィンド
ガラス36のがたつき防止のためにウィンドガラス36
を確実に保持する機能、ウィンドガラス36をスムー
ズに摺動させるために摺動抵抗を減少させる機能、防
水性や防音性を高めるために摺動部分を確実にシールす
る機能などである。これらの機能は、リップ部32,3
3のウィンドガラス36に対する接触面積と、リップ反
力とによって得られている。
【0007】例えば、保持機能の向上を図りたい場合に
は、リップ部32,33を肉厚にしたり、リップ部3
2,33の構成材料を相対的に硬質なものにすることに
より、リップ反力を得ることなどが考えられる。
【0008】シール機能の向上を図りたい場合には、リ
ップ部32,33の構成材料を相対的に軟質なものにし
たり、ラップ代を増加することにより、リップ部32,
33のウィンドガラス36に対する接触面積をより大き
くすることなどが考えられる。そして、摺動機能の向上
を図りたい場合には、リップ部32,33の構成材料を
相対的に軟質なものにしたり、リップ部32,33を肉
薄にすることにより、リップ反力を適宜に得ることなど
が考えられる。
【0009】しかしながら、上述したような各機能は本
来相反するものであるため、いずれかの機能の向上を優
先させると、他の機能の向上を充分に図ることができな
くなるという問題があった。ゆえに、従来においては、
保持性、摺動性及びシール性を兼ね備えたガラスラン3
0を実現することは極めて困難であった。また、ドアサ
ッシュ34部分の外観を損なうことなく各機能の向上を
図ることは、それ以上に困難であった。
【0010】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、リップ部に要求される複数の機能
を充分に向上させることによって、保持性、摺動性、シ
ール性等といった相反する2つ以上の性質を兼ね備えた
自動車用ガラスランを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、自動車のドアサッシ
ュに固着される断面略コ字状のガラスラン本体と、前記
ガラスラン本体の両側壁の内壁面から突出する複数のリ
ップ部とを備え、同リップ部によってウィンドガラスを
摺動可能に保持しつつ摺動部分をシールする自動車用ガ
ラスランであって、前記リップ部の数を少なくとも4つ
にするとともに、それらのリップ部のうち、主として摺
動部分をシールする機能を担うリップ部のラップ代を、
他のリップ部のラップ代よりも大きくした自動車用ガラ
スランをその要旨とする。
【0012】請求項2に記載の発明では、自動車のドア
サッシュに固着される断面略コ字状のガラスラン本体
と、前記ガラスラン本体の両側壁の内壁面から突出する
複数のリップ部とを備え、同リップ部によってウィンド
ガラスを摺動可能に保持しつつ摺動部分をシールする自
動車用ガラスランであって、前記リップ部の数を少なく
とも4つにするとともに、それらのリップ部のうち、主
としてウィンドガラスを保持する機能を担うリップ部の
構成材料を、主としてウィンドガラスを摺動させる機能
を担うリップ部の構成材料よりも高硬度にした自動車用
ガラスランをその要旨とする。
【0013】請求項3に記載の発明では、自動車のドア
サッシュに固着される断面略コ字状のガラスラン本体
と、前記ガラスラン本体の両側壁の内壁面から突出する
複数のリップ部とを備え、同リップ部によってウィンド
ガラスを摺動可能に保持しつつ摺動部分をシールする自
動車用ガラスランであって、前記リップ部の数を少なく
とも4つにするとともに、それらのリップ部のうち、主
としてウィンドガラスを保持する機能を担うリップ部の
厚さを、他のリップ部の厚さよりも肉厚にした自動車用
ガラスランをその要旨とする。
【0014】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の自動車用ガラスランであって、主としてウィンドガ
ラスを保持する機能を担う前記肉厚のリップ部を、前記
両側壁に1つずつ互い違いに配置した自動車用ガラスラ
ンをその要旨とする。
【0015】
【作用】請求項1に記載の発明の構成によると、少なく
とも4つあるリップ部の各々が、保持機能、摺動機能、
シール機能等といった諸機能のうちの1つまたは2つを
分担する。この場合、ラップ代を大きくしたリップ部が
主としてシール機能を担い、その他のリップ部が前記シ
ール機能と相反する性質の機能(例えば保持機能等)を
担う。
【0016】請求項2に記載の発明においても、少なく
とも4つあるリップ部の各々が、保持機能、摺動機能、
シール機能等といった諸機能のうちの1つまたは2つを
分担する。この場合、相対的に高硬度な構成材料からな
るリップ部が主として保持機能を担い、その他のリップ
部が主として摺動機能を担う。
【0017】請求項3,4に記載の発明においても、少
なくとも4つあるリップ部の各々が、保持機能、摺動機
能、シール機能等といった諸機能のうちの1つまたは2
つを分担する。この場合、肉厚にしたリップ部が主とし
て保持機能を担い、その他のリップ部が前記保持機能と
相反する性質の機能(例えばシール機能や摺動機能等)
を担う。
【0018】
【実施例】
〔実施例1〕以下、本発明をウェザストリップの一種で
ある自動車用ガラスランに具体化した実施例1を図1,
図2に基づき詳細に説明する。
【0019】図2には、自動車1を左側面からみた状態
が示されている。自動車1のドア2は、その上部に全体
として枠状をしたドアサッシュ3を備えている。このド
アサッシュ3内には、ウィンドガラス4が昇降可能に設
けられている。また、図1(a)に示されるように、ド
アサッシュ3は略コ字状の断面形状を有している。そし
て、ガラスラン5は前記ドアサッシュ3の溝部3a内に
固着されている。
【0020】図1(a)に示されるように、実施例1の
ガラスラン5は、断面略コ字状をした長尺のガラスラン
本体6と、第1〜第4のリップ部7,8,9,10とに
よって構成されている。即ち、本実施例のガラスラン5
は、シングルチャンネル用かつ無植毛タイプのガラスラ
ン5である。上記のガラスラン本体6及び各リップ部7
〜10は、EPDM(硬さ:HS80°)を材料とし
て、従来公知の押出成形法によって一体形成されてい
る。
【0021】ガラスラン本体6における外側の側壁6a
の内壁面には、第1のリップ部7と第2のリップ部8と
が突設されている。第1のリップ部7は外側の側壁6a
の先端側に位置し、第2のリップ部8は前記第1のリッ
プ部7よりも基端側に位置している。一方、ガラスラン
本体6における内側の側壁6bの内壁面には、第3のリ
ップ部9と第4のリップ部10とが突設されている。第
3のリップ部9は内側の側壁6bの先端側に位置し、第
4のリップ部10は前記第3のリップ部9よりも基端側
に位置している。なお、これらのリップ部7〜10は、
いずれもガラスラン本体6の基端側に向かって突設され
ている。また、第1のリップ部7と第3のリップ部9と
が対向し、第2のリップ部8と第4のリップ部10とが
対向するように、各リップ部7〜10が配置されてい
る。
【0022】そして、これらの4つのリップ部7〜10
によって、図1(b)に示されるように、ウィンドガラ
ス4が摺動可能に保持されつつ摺動部分がシールされる
ようになっている。
【0023】この実施例の場合、4つのリップ部7〜1
0の各々に、保持機能、摺動機能、シール機能、外観機
能というように、ガラスラン5に要求される諸機能のう
ちの1つまたは2つが分担されている。保持機能とは、
ウィンドガラス4のがたつき防止のために、ウィンドガ
ラス4を確実に保持する機能をいう。摺動機能とは、ウ
ィンドガラス4をスムーズに摺動させるために、ウィン
ドガラス4の摩擦抵抗が小さい機能をいう。シール機能
とは、防水性や防音性を高めるために、ウィンドガラス
4とガラスラン5との摺動部分を確実にシールする機能
をいう。外観機能とは、ガラスラン5の奥部が隠れるよ
うにして、ドアサッシュ3部分を外側から見たときの見
栄えをよくする機能をいう。
【0024】このガラスラン5における第1のリップ部
7は、前記各機能のうち、主として外観機能を担ってい
る。第2のリップ部8は、主として摺動機能とシール機
能とを担っている。第3のリップ部9は、保持機能と外
観機能とを担っている。そして、第4のリップ部10
は、主として摺動機能とシール機能とを担っている。
【0025】このため、図1(b)に示されるように、
第2及び第4のリップ部8,10のラップ代w1 が、第
1及び第3のリップ部7,9のラップ代w2 よりも大き
く設定されている。また、第3のリップ部9の厚さが、
他のリップ部7,8,10の厚さよりもいくぶん肉厚に
なっている。
【0026】具体的にいうと、第2及び第4のリップ部
8,10のラップ代w1 は1.5mm〜2.0mm、第1及
び第3のリップ部7,9のラップ代w2 は0.5mmであ
る。また、第3のリップ部9の厚さは1.0mm〜2.0
mm、他のリップ部7,8,10の厚さは0.8mm〜1.
5mmである。ただし、ここでいう「厚さ」とは、リップ
部7〜10における最も厚い部分の厚さをいう。なお、
ラップ代w1 ,w2 の比w2 /w1 は、0.5以下程度
がよい。また、肉厚のリップ部9とそうでないリップ部
7,8,10との厚さの比は、2:1程度がよい。
【0027】さて、次に実施例1の自動車用ガラスラン
5の作用効果について説明する。このガラスラン5で
は、リップ部を2つしか備えていない従来のガラスラン
とは異なり、合計4つのリップ部7〜10を備えた構成
を採っている。それゆえ、これらのリップ部7〜10の
各々に、保持機能、摺動機能、シール機能、外観機能と
いった諸機能のうちの1つまたは2つを分担させること
ができる。
【0028】この場合、ラップ代w1 を大きくした第2
及び第4のリップ部8,10が、主としてシール機能を
担うことになる。即ち、ラップ部w1 が大きいほどリッ
プ部8,10のウィンドガラス4に対する接触面積が確
保され、ウィンドガラス4を確実にシールすることがで
きるからである。また、ラップ部w2 を小さくした第1
及び第3のリップ部7,9が、シール機能と相反する性
質の機能(保持機能等)を担うことになる。従って、ガ
ラスラン5には、少なくともシール機能及び保持機能の
2つの機能が確保される。
【0029】しかも、このガラスラン5では、肉厚にし
た第3のリップ部9が主として保持機能を担うことにな
る。即ち、肉厚になるほどリップ部9の反力が増し、ウ
ィンドガラス4を確実に保持することができるからであ
る。また、肉厚にしなかった第1,第2及び第4のリッ
プ部7,8,10が、保持機能と相反する性質の機能
(シール機能や摺動機能等)を担うことになる。従っ
て、ガラスラン5には、少なくとも保持機能、シール機
能及び摺動機能3つの機能が確保される。
【0030】さらに、このガラスラン5では、第1及び
第3のリップ部7,9が外観機能を担っている。そのた
め、上記のように各機能が確保されているにもかかわら
ず、ドアサッシュ3部分の外観性に優れたものとなって
いる。
【0031】以上述べたように、実施例1の構成である
と各リップ部7〜10に要求される複数の機能を充分に
向上させることができるため、保持性、摺動性、シール
性及び外観性を兼ね備えたガラスラン5を実現すること
ができる。
【0032】従って、このようなガラスラン5を装着し
た自動車1は、確実な防音及び確実なウィンドガラス4
のがたつき防止が図られるため、室内の静粛性に優れた
ものとなる。また、ウィンドガラス4の摺動がスムーズ
になるため、ウィンドガラス4を操作するときに生じる
摺動音等を防止することができる。さらに、摺動部分に
おける確実な防水が図られるため、室内のパーツの劣化
等を防止することができる。
【0033】また、本実施例のようなリップ部7〜10
を4つ備えたガラスラン5の場合、リップ部を2つしか
持たない従来のものに比較的して、屈曲応力によるリッ
プ部7〜10の劣化が起こりにくい。即ち、主として保
持機能を担う第3のリップ部9以外のリップ部7,8,
10にも、若干ながら保持機能が分担され得ることにな
るからである。このように劣化が起こりにくくなる結
果、ガラスラン5の製品寿命が長くなるというメリット
が生じる。 〔実施例2〕図3(a),図3(b)に基づいて実施例
2の自動車用ガラスランについて詳細に説明する。
【0034】実施例2のガラスラン20は、実施例1の
ガラスラン5と同じく、断面略コ字状をした長尺のガラ
スラン本体6と、第1〜第4のリップ部21,22,2
3,24とによって構成されている。ガラスラン本体6
の両側壁6a,6bにおける第1〜第4のリップ部2
1,22,23,24の突設位置は、基本的に実施例1
と同じになっている。このため、詳細な説明は省略す
る。
【0035】そして、これらの4つのリップ部21〜2
4によって、図3(b)に示されるように、ウィンドガ
ラス4が摺動可能に保持されつつ摺動部分がシールされ
るようになっている。
【0036】この実施例においても、4つのリップ部2
1〜24の各々に、保持機能、摺動機能、シール機能、
外観機能というように、ガラスラン20に要求される諸
機能のうちの1つまたは2つが分担されている。ただ
し、実施例2のガラスラン20では、実施例1のときと
は異なる組合せで、各機能が各リップ部21〜24に分
担されている。
【0037】第1のリップ部21は、前記各機能のう
ち、主として保持機能と外観機能とを担っている。第2
のリップ部22は、主として摺動機能とシール機能とを
担っている。第3のリップ部23は、保持機能と外観機
能とを担っている。そして、第4のリップ部24は、主
として摺動機能とシール機能とを担っている。
【0038】このため、図3(b)に示されるように、
第2及び第4のリップ部22,24のラップ代w1 が、
第1及び第3のリップ部21,23のラップ代w2 より
も大きく設定されている。また、この実施例では、第1
及び第3のリップ部21,23の厚さが、第2及び第4
のリップ部22,24の厚さよりもいくぶん肉厚になっ
ている。
【0039】具体的にいうと、第2及び第4のリップ部
22,24のラップ代w1 は1.5mm〜2.0mmmm、第
1及び第3のリップ部21,23のラップ代w2 は0.
5mmである。また、第1及び第3のリップ部21,23
の厚さは1.0mm〜2.0mm、他のリップ部22,24
の厚さは0.8mm〜1.5mmである。
【0040】また、本実施例では、硬さの異なる2種の
EPDMを使用することによってガラスラン20が形成
されていることを特徴としている。即ち、主として保持
機能を担う第1及び第3のリップ部21,23は、硬さ
がHS80°のEPDMを構成材料としている。一方、
主として摺動機能及びシール機能を担う第2及び第4の
リップ部22,24は、硬さがHS70°のEPDMを
構成材料としている。つまり、第1及び第3のリップ部
21,23と第2及び第4のリップ部22,24とを比
較すると、前者のほうが相対的に高硬度なEPDMを構
成材料としていることになる。
【0041】EPDMの硬さは、例えばEPDMにおけ
るポリマー成分等の配合比を変更することによって、調
節することができる。本実施例の場合、具体的にいうと
前記高硬度な方の構成材料は、EPDM100重量部、
カーボン100重量部〜160重量部、パラフィン系プ
ロセスオイル40重量部〜80重量部を配合してなる。
低硬度な方の構成材料は、EPDM100重量部、カー
ボン80重量部〜140重量部、パラフィン系プロセス
オイル60重量部〜140重量部を配合してなる。
【0042】この実施例のような構成を採った場合、高
硬度なEPDM及び低硬度なEPDMの硬さの差は、H
S90°〜HS75°程度がよく、さらにはHS75°
〜HS60°程度が好適である。なお、上記のガラスラ
ン本体6と第1及び第3のリップ部21,23と、第2
及び第4のリップ部22,24とは、従来公知の同時押
出成形法によって一体形成される。
【0043】さて、次に実施例2の自動車用ガラスラン
20の作用効果を説明する。このガラスラン20では、
リップ部を2つしか備えていない従来のガラスランとは
異なり、合計4つのリップ部21〜24を備えた構成を
採っている。それゆえ、これらのリップ部21〜24の
各々に、保持機能、摺動機能、シール機能、外観機能と
いった諸機能のうちの1つまたは2つを分担させること
ができる。
【0044】この場合、ラップ代w1 を大きくした第2
及び第4のリップ部22,24が主としてシール機能を
担い、ラップ部w2 を小さくした第1及び第3のリップ
部21,23がシール機能と相反する性質の機能(保持
機能等)を担うことになる。従って、実施例2のガラス
ラン20には、少なくともシール機能及び保持機能の2
つの機能が確保される。
【0045】しかも、このガラスラン20では、肉厚に
した第1及び第3のリップ部21,23が主として保持
機能を担い、そうでない第2及び第4のリップ部22,
24が保持機能と相反する性質の機能(シール機能や摺
動機能等)を担うことになる。従って、ガラスラン20
には、少なくとも保持機能、シール機能及び摺動機能3
つの機能が確保される。
【0046】さらに、このガラスラン20では、相対的
に高硬度なEPDMからなる第1及び第3のリップ部2
1,23が主として保持機能を担い、低硬度なEPDM
からなる第2及び第4のリップ部22,24が主として
摺動機能を担うことになる。即ち、高硬度のリップ部2
1,23の反力が大きくなり、ウィンドガラス4を確実
に保持することができるからである。逆に低硬度のリッ
プ部22,24の反力が小さくなり、ウィンドガラス4
が摺動しやすくなるからである。
【0047】さらに、このガラスラン5では、第1及び
第3のリップ部21,23が外観機能を担っている。そ
のため、上記のように各機能が確保されているにもかか
わらず、ドアサッシュ3部分の外観性に優れたものとな
っている。
【0048】以上述べたように、実施例2の構成である
と各リップ部21〜24に要求される複数の機能を充分
に向上させることができる。このため、実施例1と同じ
く保持性、摺動性、シール性及び外観性を兼ね備えたガ
ラスラン20を実現することができる。
【0049】また、このようなガラスラン20を装着し
た自動車1では、室内の静粛性の向上、ウィンドガラス
4操作時における摺動音の防止、室内のパーツの劣化等
の防止などが図られる。勿論、本実施例のガラスラン2
0も、従来のものに比較的して屈曲応力によるリップ部
21〜24の劣化が起こりにくく、製品寿命が長いとい
うメリットがある。 〔実施例3〕図4(a),図4(b)に基づいて実施例
3の自動車用ガラスランについて詳細に説明する。
【0050】実施例3のガラスラン25は、実施例1,
2のガラスラン5,20と同じく、断面略コ字状をした
長尺のガラスラン本体6と、第1〜第4のリップ部2
6,27,28,29とによって構成されている。第1
〜第4のリップ部26〜29の突設位置は基本的に実施
例1,2と同様であるため、詳細な説明は省略する。
【0051】4つのリップ部21〜24の各々には、ガ
ラスラン25に要求される諸機能のうちの1つまたは2
つが分担されている。ただし、実施例3のガラスラン2
5では、実施例1,2のときとは異なる組合せで、各機
能が各リップ部26〜29に分担されている。
【0052】第1のリップ部26は、主として外観機能
と摺動機能とを担っている。第2のリップ部27は、主
として保持機能とシール機能とを担っている。第3のリ
ップ部28は、保持機能と外観機能とを担っている。そ
して、第4のリップ部29は、主として摺動機能とシー
ル機能とを担っている。
【0053】特にこの実施例のガラスラン25では、図
4(b)に示されるように、主として保持機能を担う第
2及び第3のリップ部27,28が、両側壁6a,6b
に1つずつ互い違いに配置された状態となっている。そ
して、前記両リップ部27,28は、第1及び第4のリ
ップ部26,29に比較して相対的に肉厚になってい
る。また、第1及び第4のリップ部26,29のラップ
代w1 は、第2及び第3のリップ部27,28のラップ
代w2 よりも大きく設定されている。なお、このガラス
ラン25は、硬さHS80°のEPDMを構成材料とし
て、従来公知の押出成形法によって一体形成されてい
る。
【0054】さて、次に実施例3の自動車用ガラスラン
25の作用効果を説明する。このガラスラン25の構成
であっても、基本構成を同じくする実施例1,2のガラ
スラン5,20と同等の作用効果を奏することは明らか
である。従って、保持性、摺動性、シール性及び外観性
を兼ね備えたガラスラン25を実現することができる。
また、従来のものに比較的して屈曲応力によるリップ部
26〜29の劣化が起こりにくく、製品寿命が長いとい
うメリットもある。
【0055】さらに、本実施例のガラスラン25の場
合、対向していない2つのリップ部27,28によって
ウィンドガラス4が保持されるという特徴がある。この
ため、外側の側壁6aにおける先端側のリップ部26、
即ち第1のリップ部26に保持機能以外の機能(外観機
能等)を担わせることができる。従って、ウィンドサッ
シュ3部分の外観性がいっそう向上するというメリット
がある。
【0056】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
ることはなく、次のように変更することが可能である。
例えば、 (a) ガラスラン5,20,25の構成材料は、実施
例1〜3において使用したEPDMのほか、例えばEP
M(エチレン・プロピレン共重合物)等のような他のゴ
ム系材料であってもよい。また、ゴム系材料に限定され
ることはなく、例えばPVC(塩化ビニル)等のような
樹脂系材料でも勿論よい。
【0057】(b) 突設されるリップ部6,7,8…
の数は4つに限られず、5つや6つであってもよい。な
お、実施例1〜3のように4つであると、5つ以上のと
きに比べて構成が簡単になり、製造も容易になるという
メリットがある。
【0058】(c) ガラスラン5,20,25の特定
のリップ部8,10…に表面処理を施すことによって、
摺動機能のさらなる向上を図ってもよい。また、前記特
定のリップ部8,10…に植毛加工を施すことによっ
て、摺動機能のさらなる向上を図ってもよい。
【0059】(d) 実施例2において、2種類あるE
PDMの硬度の設定を、上述した好適範囲内において変
えてもよい。また、ガラスラン本体6と第2及び第4の
リップ部22,24とを相対的に低硬度なEPDMと
し、第1及び第3のリップ部21,23を相対的に高硬
度なEPDMとして、同時押出形成をしてもよい。さら
には、EPDMの硬度を3種以上に設定して同時押出成
形を実施してもよい。
【0060】(e) 実施例2において、EPDMとE
PDM以外のゴム系材料とを組み合わせて同時押出成形
を実施してもよい。ただし、共にEPDMを用いて同時
押出成形を行う実施例2によると、異種材料を組み合わ
せたときに比較して製造が容易であるというメリットが
ある。
【0061】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想のほかに、前述した実施例及び別例によって把握
される技術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 請求項1〜3のいずれかにおいて、ガラスラン
本体における外側の側壁の先端側に、主として外観機能
を担う肉薄のリップ部を配置すること。この構成である
と、ウィンドサッシュ部分の外観性をより向上できる。
【0062】(2) 請求項2に記載の自動車用ガラス
ランの製造方法であって、硬度の異なるリップ部を少な
くとも2つ以上持つガラスランを、硬度の異なる同種材
料を用いた同時押出成形法によって形成すること。この
方法であると、上記ガラスランを比較的容易に製造でき
る。
【0063】なお、本明細書中において使用した技術用
語を次のように定義する。ガラスラン: 断面略コ字状
をしたガラスラン本体をベースとするシングルチャンネ
ル用のガラスランをいうほか、例えばダブルチャンネル
用やフラッシュサーフェイス用のガラスラン等をも意味
している。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
自動車用ガラスランによれば、ラップ代を大きくしたリ
ップ部が主としてシール機能を担い、その他のリップ部
がシール機能と相反する保持機能を担う。このため、シ
ール性及び保持性という相反する2つの性質を兼ね備え
た自動車用ガラスランを得ることができる。
【0065】また、請求項2に記載の自動車用ガラスラ
ンによれば、相対的に高硬度な構成材料からなるリップ
部が主として保持機能を担い、その他のリップ部が保持
機能と相反する摺動機能を担う。このため、保持性及び
摺動性という相反する2つの性質を兼ね備えた自動車用
ガラスランを得ることができる。
【0066】さらに、請求項3,4に記載の自動車用ガ
ラスランによれば、肉厚にしたリップ部が主として保持
機能を担い、その他のリップ部が保持機能と相反するシ
ール機能や摺動機能を担う。このため、保持性、摺動性
及びシール性等という相反する3つの性質を兼ね備えた
自動車用ガラスランを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は実施例1の自動車用ガラスラ
ンを示すA−A線における断面図である。
【図2】(a),(b)はガラスランが装着される自動
車を示す側面図である。
【図3】(a),(b)は実施例2の自動車用ガラスラ
ンを示すA−A線における断面図である。
【図4】(a),(b)は実施例3の自動車用ガラスラ
ンを示すA−A線における断面図である。
【図5】(a),(b)は従来における自動車用ガラス
ランを示す断面図である。
【符号の説明】
1…自動車、3…ドアサッシュ、4…ウィンドガラス、
6…ガラスラン本体、6a,6b…側壁、7,8,9,
10,21,22,23,24,26,27,28,2
9…リップ部、5,20,25…(自動車用)ガラスラ
ン、w1 ,w2…ラップ代。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車(1)のドアサッシュ(3)に固着
    される断面略コ字状のガラスラン本体(6)と、前記ガ
    ラスラン本体(6)の両側壁(6a,6b)の内壁面か
    ら突出する複数のリップ部(7,8,9,10,21,
    22,23,24)とを備え、同リップ部(7,8,
    9,10,21,22,23,24)によってウィンド
    ガラス(4)を摺動可能に保持しつつ摺動部分をシール
    する自動車用ガラスラン(5,20)であって、 前記リップ部(7,8,9,10,21,22,23,
    24)の数を少なくとも4つにするとともに、それらの
    リップ部(7,8,9,10,21,22,23,2
    4)のうち、主として摺動部分をシールする機能を担う
    リップ部(8,10,22,24)のラップ代(w1 )
    を、他のリップ部(7,9,21,23)のラップ代
    (w2 )よりも大きくした自動車用ガラスラン。
  2. 【請求項2】自動車(1)のドアサッシュ(3)に固着
    される断面略コ字状のガラスラン本体(6)と、前記ガ
    ラスラン本体(6)の両側壁(6a,6b)の内壁面か
    ら突出する複数のリップ部(21,22,23,24)
    とを備え、同リップ部(21,22,23,24)によ
    ってウィンドガラス(4)を摺動可能に保持しつつ摺動
    部分をシールする自動車用ガラスラン(20)であっ
    て、 前記リップ部(21,22,23,24)の数を少なく
    とも4つにするとともに、それらのリップ部(21,2
    2,23,24)のうち、主としてウィンドガラス
    (4)を保持する機能を担うリップ部(21,23)の
    構成材料を、主としてウィンドガラス(4)を摺動させ
    る機能を担うリップ部(22,24)の構成材料よりも
    高硬度にした自動車用ガラスラン。
  3. 【請求項3】自動車(1)のドアサッシュ(3)に固着
    される断面略コ字状のガラスラン本体(6)と、前記ガ
    ラスラン本体(6)の両側壁(6a,6b)の内壁面か
    ら突出する複数のリップ部(7,8,9,10,21,
    22,23,24,26,27,28,29)とを備
    え、同リップ部(7,8,9,10,21,22,2
    3,24,26,27,28,29)によってウィンド
    ガラス(4)を摺動可能に保持しつつ摺動部分をシール
    する自動車用ガラスラン(5,20,25)であって、 前記リップ部(7,8,9,10,21,22,23,
    24,26,27,28,29)の数を少なくとも4つ
    にするとともに、それらのリップ部(7,8,9,1
    0,21,22,23,24,26,27,28,2
    9)のうち、主としてウィンドガラス(4)を保持する
    機能を担うリップ部(9,21,23,27,28)の
    厚さを、他のリップ部(7,8,10,22,24,2
    6,29)の厚さよりも肉厚にした自動車用ガラスラ
    ン。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の自動車用ガラスラン(2
    5)であって、主としてウィンドガラス(4)を保持す
    る機能を担う前記肉厚のリップ部(27,28)を、前
    記両側壁(6a,6b)に1つずつ互い違いに配置した
    自動車用ガラスラン。
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