JPH07276562A - 金属製部材表面への合成樹脂被膜の形成方法及び当該方法にて形成された合成樹脂被膜を有する金属製部材 - Google Patents

金属製部材表面への合成樹脂被膜の形成方法及び当該方法にて形成された合成樹脂被膜を有する金属製部材

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JPH07276562A
JPH07276562A JP8798394A JP8798394A JPH07276562A JP H07276562 A JPH07276562 A JP H07276562A JP 8798394 A JP8798394 A JP 8798394A JP 8798394 A JP8798394 A JP 8798394A JP H07276562 A JPH07276562 A JP H07276562A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大形のふん囲気炉等を設けず、小形の加熱装
置にて加熱し、金属製部材の一部に合成樹脂被膜を形成
させる。 【構成】 金属製部材9をコンベア8にて所定の速度で
移動させる。移動中の金属製部材9の一部99を、バー
ナ等からなる前加熱装置2にて約300℃に加熱する。
この加熱された部分99に熱可塑性合成樹脂材からなる
粉末1を付着(溶着)させる。この付着は、スクリュー
ポンプ55等からなる供給装置5からの上記合成樹脂粉
末1の供給にて行なわせる。熱可塑性合成樹脂材1の付
着した部分を、バーナ等からなる後加熱装置3にて約2
50℃に再加熱し、熱可塑性合成樹脂材1が周りに一様
に融着するようにする。一様に融着した状態のものを冷
却部7にて自然冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属製部材の表面の一
部に、合成樹脂被膜を形成させるその方法、及び当該方
法により形成された合成樹脂被膜を、その一部に有する
合成樹脂被膜付きの金属製部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、金属製部材への合成樹脂被膜の
形成方法としては、例えば塩化ビニール(PVC)等か
らなる被膜の場合、溶融状態の塩化ビニール等の収容さ
れたバス(容器)内へ、上記金属製部材の一部を浸して
溶着させるところの、いわゆるドブ漬け方法等が主であ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ドブ漬
け方法の場合、金属製部材が、例えば金網等のような大
形のものであり、しかもその一部にのみ、合成樹脂製の
被膜を形成させるものであるような場合、大形の加熱
炉、あるいは、ドブ漬け用の大形の容器等を必要とする
ものである。従って、この場合、被膜を形成させる部分
は、わずかであるにもかかわらず、大形の設備を要する
こととなるとともに、大量のドブ漬け用合成樹脂材を溶
融させるために、大量の熱エネルギーを要するという問
題点がある。すなわち、大形の熱源装置を要することと
なり、熱エネルギーの無駄使いを強いられるという問題
点を有する。このような問題点を解決することとした、
省エネルギータイプの合成樹脂被膜の形成方法を提供し
ようとするのが、本発明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、金属製部材の一部に合成樹脂材からなる
被膜を形成させる方法、及び当該方法にて形成された合
成樹脂被膜を一部に有する金属製部材に関して、金属製
部材の一部を加熱し、当該加熱部が熱可塑性合成樹脂材
の溶融点温度近くまで熱せられた状態において、当該加
熱部に熱可塑性合成樹脂材からなる粉末を付着させ、し
かる後に、当該熱可塑性合成樹脂材の付着した部分を、
当該付着した熱可塑性合成樹脂材がその周りに一様に溶
融するように再度加熱し、その後更に、上記溶融し、融
着した熱可塑性合成樹脂材が凝固するように冷却するこ
ととした工程からなる構成を採ることとした。
【0005】
【作用】上記構成を採ることにより、本発明において
は、次のような作用を呈することとなる。すなわち、金
属製部材の一部に合成樹脂被膜を形成させるに当って
は、まず、その一部を、バーナ等にて熱可塑性合成樹脂
材の粉末が融着するような温度まで加熱する。この場
合、対象物が、長い金網の一部等長尺物の一部である場
合、従来の方法においては、当該長尺物を収容すること
のできるような大形の加熱炉等を設けねばならなかった
が、本発明においては、長尺物をコンベア(チェーンコ
ンベア)等に装着し、それを所定の速度で搬送しながら
金属製部材の一部を加熱すれば良く、大掛かりな設備等
を必要とせず、小さなバーナ等からなる加熱装置を設け
るだけですむこととなる。
【0006】また、このようにして加熱された金属製部
材の一部に、次の工程において、熱可塑性の樹脂粉末
(合成樹脂粉末)が付着させられる。この付着作業も、
スクリューポンプ等によって、常に一定量供給される熱
可塑性合成樹脂粉末の山の中に、上記熱可塑性合成樹脂
材の溶融点付近まで熱せられた状態の金属製部材を挿入
させる(送り込ませる)ことによって、自動的に行なわ
れる。従って、合成樹脂粉末を金属製部材に吹き付けた
りする必要もなく、また、ドブ漬け用の大形のバス(容
器)等も不必要となる。更には、ドブ漬け用の大量の合
成樹脂材を溶融させておくための大量の熱エネルギー等
も不要となる。
【0007】このようにして、金属製部材の一部に付着
した熱可塑性合成樹脂材を、当該熱可塑性合成樹脂材
が、その付着した金属製部材の周りに一様に融着するよ
うに、再度バーナ等からなる加熱装置にて再加熱が行な
われる。この再加熱作業も、たとえ対象物が長尺物であ
るとしても、大形のふん囲気炉(加熱炉)等を必要とせ
ず、小形のバーナ等を用いることによって、コンベアに
て搬送される金属製部材の一部を順次加熱することによ
って行なわれる。そして、このようにして長尺物の金属
製部材の一部に合成樹脂材が融着された後、コンベア等
にて搬送され、その間に自然冷却されることとなる。こ
れによって、長尺物の一部に合成樹脂材からなる被膜が
形成されることとなる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について、図1ないし図5を
基に説明する。本発明にかかる合成樹脂被膜形成方法を
実現する具体的な装置としては、図1に示すようなもの
が考えられる。このものは、長尺物の金属製部材9を所
定の速度で移動させる(搬送させる)コンベア8と、当
該コンベア8にて搬送される金属製部材9の一部99を
加熱する前加熱装置2と、当該前加熱装置2にて加熱さ
れた上記金属製部材9の一部(加熱部)99に、熱可塑
性の合成樹脂粉末が付着するように、常時一定量の熱可
塑性合成樹脂粉末1を供給する供給装置5と、当該供給
装置5のところで上記加熱部99に付着した熱可塑性合
成樹脂材1を、その付着している周りに一様に溶融させ
るように作動する後加熱装置3と、当該後加熱装置3に
て一様に溶融された熱可塑性合成樹脂材1を自然冷却等
により冷却する冷却部7とからなることを基本とするも
のである。
【0009】このような基本構成において、上記コンベ
ア8は、チェーンコンベア等からなるものであり、例え
ば金属製部材9が長尺物の金網等である場合、図1に示
す如く、上記チェーンコンベア8の一部に装着された複
数個のフック81にて上記金網9等が引掛けられて搬送
されるようになっているものである。なお、この場合、
金網9を引掛けて搬送するフック81としては、図2に
示す如く、複数枚の金網9を同時に搬送することのでき
るような構成からなるものも考えられる。これによっ
て、複数枚の金網9が同時に搬送されるようになり、従
って、同時に、複数枚の金網9に合成樹脂被膜が形成さ
れることとなる。
【0010】上記金網9の一部99を、熱可塑性合成樹
脂粉末1が溶着する程度の温度である約300℃の温度
まで加熱する前加熱装置2は、赤外線発生部を有するガ
スバーナ等からなるものである。また、このガスバーナ
は小形のものからなるものであり、このようなガスバー
ナを用いることによって、ガス(燃料)の節約が図られ
るとともに、正確な温度制御が行なわれることとなる。
【0011】このようにして加熱された部分(加熱部)
99へ熱可塑性合成樹脂粉末1を供給する供給装置5
は、図1に示す如く、上記加熱部99の付近に熱可塑性
合成樹脂粉末1を供給するポンプ55と、当該ポンプ5
5の吸入口51に熱可塑性合成樹脂粉末1が自動的に供
給されるように作動するホッパ58と、上記ポンプ55
に動力を伝達する動力伝達装置52と、当該動力伝達装
置52に動力を伝達し、最終的にポンプ55を駆動する
モータ6とからなることを基本とするものである。
【0012】このような基本構成において、上記モータ
6は、電動モータ等からなるものである。また、動力伝
達装置52は、ギヤトレーンあるいはベルト伝達機構等
からなるものであり、ポンプ55の回転速度を制御する
ことができるようになっているものである。また、当該
動力伝達装置52を介して回転駆動されるポンプ55
は、スクリューポンプ等からなるものであり、下方部に
はホッパ58にて集められた熱可塑性合成樹脂粉末1を
吸入するための吸入口51が設けられているとともに、
上方部には、上記吸入した熱可塑性合成樹脂粉末1を、
図1に示す如く、上方に山盛状に吐出させる吐出部59
が設けられている構成からなるものである。この吐出部
59のところに山盛状に形成された熱可塑性合成樹脂粉
末1の山のその中へ、上記約300℃に加熱された加熱
部99を進入させることによって、当該加熱部99の表
面への上記熱可塑性合成樹脂粉末1の付着(溶着)が行
なわれる。
【0013】このようにして熱可塑性合成樹脂材1の付
着(溶着)した部分を、更に加熱して、上記溶着した熱
可塑性合成樹脂材1を、その周りに一様に融着させるよ
うに再加熱する後加熱装置3は、上記前加熱装置2と同
様、赤外線発生部を有するガスバーナ等からなることを
基本とするものである。そして、当該後加熱装置3の加
熱温度は、本実施例においては、上記前加熱装置2より
は、わずかに低い温度である約250℃前後に制御され
るようになっている。
【0014】上記後加熱装置3の後方側(後工程側)に
は、上記後加熱装置(後加熱工程)3にて、一様に融着
させられた熱可塑性合成樹脂材1を冷却するための冷却
部7が設けられている。この冷却部7は、コンベア8の
後方部に形成された自然冷却装置等からなるのが一般的
ではあるが、場合によっては、冷却ファン等からなる強
制冷却装置が別途設けられる構成からなることもある。
【0015】上記構成からなる本実施例の作動態様等に
ついて以下に説明する。まず、金属製部材9の一部99
に合成樹脂被膜を形成させるに当っては、その一部99
を、バーナ等からなる前加熱装置2にて、熱可塑性合成
樹脂粉末の溶融する温度(約300℃)まで加熱する。
この場合、対象物が、図1に示すような長い金網等から
なる長尺物の一部である場合、従来の方法においては、
当該長尺物の収容される大形の加熱炉等を設けねばなら
なかったが、本実施例においては、長尺物をチェーンコ
ンベア8に装着し、それを所定の速度で搬送しながら金
属製部材9の一部99を加熱すれば良く、大掛かりな設
備等を必要とせず、小さなバーナ等からなる前加熱装置
2を設けるだけですむこととなる。
【0016】このようにして加熱された金属製部材9の
一部99に、次の工程において、熱可塑性合成樹脂粉末
1が付着させられる。この付着作業は、図1に示す如
く、スクリューポンプ55にて常に一定量供給される熱
可塑性合成樹脂粉末1の山の中に、上記熱可塑性合成樹
脂の溶融点付近(約300℃)まで熱せられた状態の金
属製部材9を挿入させる(送り込ませる)ことによっ
て、自動的に行なわれる。従って、合成樹脂粉末を金属
製部材9に吹き付けたりする必要もなく、また、ドブ漬
け用の大形のバス(容器)等も不必要となる。更には、
ドブ漬け用に大量の合成樹脂材を溶融させておくための
大量の熱エネルギー等も不必要となる。
【0017】このようにして、金属製部材9の一部99
に付着した熱可塑性合成樹脂材1を、当該熱可塑性合成
樹脂材1が、その付着した金属製部材9の周りに、一様
に融着するように、再度バーナ等からなる後加熱装置3
にて加熱する。この再加熱作業も、たとえ対象物が長尺
物であるとしても、大形のふん囲気炉(加熱炉)等を用
いず、図1に示すような小形のバーナ等を用いることに
よって、上記チェーンコンベア8にて搬送されて来た金
属製部材9の一部99を順次加熱することによって行な
われる。そして、このようにして長尺物の金属製部材9
の一部99に熱可塑性合成樹脂材1が融着された後、更
に、上記金属製部材9はチェーンコンベア8等で搬送さ
れ、この搬送期間中に、冷却部7にて自然冷却される。
これによって、長尺物の一部99に合成樹脂材からなる
被膜1’が形成されることとなる。
【0018】このような熱可塑性合成樹脂材による被膜
の形成方法(製造方法)及び形成装置(製造装置)を用
いることによって形成される合成樹脂被膜を一部に有す
る金属製部材の例について、図3ないし図5を基に説明
する。金属製部材9が金網等の長尺物からなるものであ
る場合には、図3に示す如く、金網9の端末部99’に
のみ熱可塑性合成樹脂材からなる被膜1’が形成され
る。この金網9は、道路の切通し部における法面の崩解
を防止するために設けられるコンクリート製法枠等に用
いられるものであり、当該金網9を、図4に示す如く、
枠状に形成し、当該枠状部材95を法面に設置してコン
クリート打ち等が行なわれるものである。従って、上記
法面への枠状部材95の設置、あるいは、当該枠状部材
95の現場への搬送等に当っては、その端末部99’が
合成樹脂材にて被覆されていることより、その部分が鋭
利な状態とはならず、安全性が確保されることとなる。
【0019】熱可塑性合成樹脂材からなる被膜を有する
金属製部材についての他の例として、図5に示すような
クランプ類が挙げられる。この場合にも、端末部99’
である、つまみの部分にのみ熱可塑性合成樹脂材からな
る被膜1’が形成されることとなる。そして、この被膜
1’の形成は、図1に示すような工程(方法)及び装置
によって自動的に行なわれる。その結果、少ない労力と
少ない熱エネルギーとによって大量生産が行なわれるこ
ととなる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、金属製部材の一部に合
成樹脂材からなる被膜を形成させる方法、及び当該方法
にて形成された合成樹脂被膜を一部に有する金属製部材
に関して、金属製部材の一部を加熱し、当該加熱部が熱
可塑性合成樹脂材の溶融点温度近くまで熱せられた状態
において、当該加熱部に熱可塑性合成樹脂材からなる粉
末を付着させ、しかる後に、当該熱可塑性合成樹脂材の
付着した部分を、当該付着した熱可塑性合成樹脂材がそ
の周りに一様に溶融するように再度加熱し、その後更
に、上記溶融し、融着した熱可塑性合成樹脂材が凝固す
るように冷却することとしてなる構成を採ることとした
ので、金網の一部等、長尺物の一部に合成樹脂被膜を形
成させるに当っても、従来のものの如く、大形のふん囲
気炉(加熱炉)や、大形のドブ漬け用容器等を必要とし
なくなった。そのため、大形の部材であっても、小形の
設備にて効率良く合成樹脂被膜を形成させることができ
るようになった。また、大形のふん囲気炉等を必要とせ
ず、小形のバーナ等にて効率良く加熱することができる
ようになったので、熱エネルギーの浪費等の問題点を解
消することができるようになり、省エネルギー化を図る
ことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示すスケルトン図である。
【図2】本発明に用いられるフックについての一実施例
を示す図である。
【図3】本発明の方法にて形成された合成樹脂被膜を一
部に有する金属製部材の一例を示す図である。
【図4】本発明にかかる合成樹脂被膜を一部に有する金
属製部材にて形成された枠状部材の全体構成を示す図で
ある。
【図5】本発明にかかる合成樹脂被膜を一部に有する金
属製部材についての他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 熱可塑性合成樹脂粉末(熱可塑性合成樹脂材) 1’ 熱可塑性合成樹脂被膜(合成樹脂被膜) 2 前加熱装置 3 後加熱装置 5 供給装置 51 吸入口 52 動力伝達装置 55 ポンプ(スクリューポンプ) 58 ホッパ 59 吐出部 6 モータ 7 冷却部 8 コンベア(チェーンコンベア) 81 フック 9 金属製部材 95 枠状部材 99 金属製部材の一部(加熱部) 99’ 端末部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製部材の一部を加熱し、当該加熱部
    が熱可塑性合成樹脂材の溶融点温度近くまで加熱された
    状態において、当該加熱部に熱可塑性合成樹脂材からな
    る粉末を付着させ、しかる後に、当該熱可塑性合成樹脂
    材の付着した部分を、当該付着した熱可塑性合成樹脂材
    がその付着した周りに一様に溶融するように再度加熱
    し、更にその後、上記融着した熱可塑性合成樹脂材を凝
    固させるように冷却することとした工程からなることを
    特徴とする金属製部材表面への合成樹脂被膜の形成方
    法。
  2. 【請求項2】 金属製部材の一部を加熱し、当該加熱部
    の温度が熱可塑性合成樹脂材の溶融点付近まで上昇した
    状態において、当該加熱部に熱可塑性合成樹脂材からな
    る粉末を付着させ、しかる後に、当該熱可塑性合成樹脂
    材の付着している部分を、当該熱可塑性合成樹脂材がそ
    の付着した周りに一様に溶融するように再度加熱し、そ
    の後、上記熱可塑性合成樹脂材の融着した部分を冷却
    し、これによって熱可塑性合成樹脂材からなる被膜が形
    成されてなることを特徴とする表面に合成樹脂被膜を有
    する金属製部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017029937A (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 株式会社川熱 樹脂塗装鉄筋の製造装置

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