JPH07276047A - 溶接用ガスシールドシステム、ガスシールド方法及びそのチャンバ - Google Patents
溶接用ガスシールドシステム、ガスシールド方法及びそのチャンバInfo
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- JPH07276047A JPH07276047A JP16875093A JP16875093A JPH07276047A JP H07276047 A JPH07276047 A JP H07276047A JP 16875093 A JP16875093 A JP 16875093A JP 16875093 A JP16875093 A JP 16875093A JP H07276047 A JPH07276047 A JP H07276047A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が単純であり、溶接の底面にガスシール
ドを供給する可撓性チャンバを提供する。 【構成】 チャンバ10は底部16、側部、端部14、
開口上部18を有するチャンバを形成する複数のチャン
バ部品と、チャンバ部品を可撓的にリンクする支持ワイ
ヤとを有する。チャンバ部品は、腕部38、上底部32
と下底部34、上底部と下底部との間に画定された内部
空間36、上底部に設けられた送り穴26、腕部に対向
する側に形成された切欠部31を有するU字形部品の第
一セット30と、腕部38と底部16とを有するU字形
部材の第二セットと、第二セット42の腕部の間に設け
られたピン48とを有し、第一セットと第二セットとは
交互に配され、第一セットの切欠部31に第二セットの
ピンと相互に作用して第一セットの部材が第二セットに
隣接する部材に対してピボット可能である。
ドを供給する可撓性チャンバを提供する。 【構成】 チャンバ10は底部16、側部、端部14、
開口上部18を有するチャンバを形成する複数のチャン
バ部品と、チャンバ部品を可撓的にリンクする支持ワイ
ヤとを有する。チャンバ部品は、腕部38、上底部32
と下底部34、上底部と下底部との間に画定された内部
空間36、上底部に設けられた送り穴26、腕部に対向
する側に形成された切欠部31を有するU字形部品の第
一セット30と、腕部38と底部16とを有するU字形
部材の第二セットと、第二セット42の腕部の間に設け
られたピン48とを有し、第一セットと第二セットとは
交互に配され、第一セットの切欠部31に第二セットの
ピンと相互に作用して第一セットの部材が第二セットに
隣接する部材に対してピボット可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タングステン不活性ガ
ス(TIG)に関するものであり、更には、不活性ガス
による溶接の最中に溶接の裏側または底面をシールディ
ングして溶接の酸化を防止するチャンバに関するもので
ある。
ス(TIG)に関するものであり、更には、不活性ガス
による溶接の最中に溶接の裏側または底面をシールディ
ングして溶接の酸化を防止するチャンバに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】溶接作業の最中、溶接及び溶接される材
料が酸化するという問題が起こる。この際、溶接される
材料は高温にあるため酸化が起こりやすい。酸化を防止
する方法として、不活性雰囲気内でこの様な溶接作業を
行うとことが知られている。また別の方法としては裏
面、底面に不活性ガスを供給するものもある。
料が酸化するという問題が起こる。この際、溶接される
材料は高温にあるため酸化が起こりやすい。酸化を防止
する方法として、不活性雰囲気内でこの様な溶接作業を
行うとことが知られている。また別の方法としては裏
面、底面に不活性ガスを供給するものもある。
【0003】例えば、米国特許第4,956,537号
には、“hindgas“チャンバが開示されており、
この“hindgas coverage“チャンバ
は、吸引または真空により溶接される部材に固定され
る。パイプの溶接の様に可撓性が必要な際には、この既
知のシステムには、必要な可撓に対応する側面が波状の
チャンバが開示されている。この可撓性チャンバを得る
方法は、米国特許第3,450,857号にも開示され
ており、これは可撓性チャンバを湾曲した溶接面に合う
ように適用したものである。
には、“hindgas“チャンバが開示されており、
この“hindgas coverage“チャンバ
は、吸引または真空により溶接される部材に固定され
る。パイプの溶接の様に可撓性が必要な際には、この既
知のシステムには、必要な可撓に対応する側面が波状の
チャンバが開示されている。この可撓性チャンバを得る
方法は、米国特許第3,450,857号にも開示され
ており、これは可撓性チャンバを湾曲した溶接面に合う
ように適用したものである。
【0004】米国特許第4,866,236号には、チ
ャンバが可撓性の壁部と底部を有する可撓性延長可能バ
ッキングシールドが開示されている。この可撓性がどの
様に得られるかは示されていない。
ャンバが可撓性の壁部と底部を有する可撓性延長可能バ
ッキングシールドが開示されている。この可撓性がどの
様に得られるかは示されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
波状チャンバは湾曲される際に、応力を被り張力がかか
るので、消耗してしまう。
波状チャンバは湾曲される際に、応力を被り張力がかか
るので、消耗してしまう。
【0006】手頃な費用で製造でき、溶接に底面または
裏面のシールディングを供給する可撓性チャンバが必要
なことが明らかである。この様な可撓性チャンバは、応
力及び張力を被ることなく湾曲することが可能であるこ
とが必要である。
裏面のシールディングを供給する可撓性チャンバが必要
なことが明らかである。この様な可撓性チャンバは、応
力及び張力を被ることなく湾曲することが可能であるこ
とが必要である。
【0007】そこで、本発明の第一の技術的課題は、構
造が単純であり、溶接の底面にガスシールドを供給する
可撓性チャンバを提供することである。
造が単純であり、溶接の底面にガスシールドを供給する
可撓性チャンバを提供することである。
【0008】また本発明の第二の技術的課題は、構造の
異なる溶接に使用可能な、溶接の底部を保護する可撓性
チャンバを提供することである。
異なる溶接に使用可能な、溶接の底部を保護する可撓性
チャンバを提供することである。
【0009】また本発明の第三の技術的課題は、チャン
バが可撓する際に応力と張力がかからず、消耗しない可
撓性チャンバを提供することである。
バが可撓する際に応力と張力がかからず、消耗しない可
撓性チャンバを提供することである。
【0010】また本発明の第四の技術的課題は、適切な
ガスシールドを確実に供給するためにチャンバが溶接に
極めて近接した構造を提供することである。
ガスシールドを確実に供給するためにチャンバが溶接に
極めて近接した構造を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の更なる目的と利
点は以下に明らかになる。
点は以下に明らかになる。
【0012】本発明の可撓性チャンバは、様々な形の物
質に施した溶接の裏面を不活性ガスを使用してシールド
するために使用されるものである。
質に施した溶接の裏面を不活性ガスを使用してシールド
するために使用されるものである。
【0013】チャンバは、底部、側部、端部、開放上部
を有するチャンバを構成する複数のチャンバ部材と、チ
ャンバ部材を可撓的にリンクし、チャンバ部材が相互に
ピボットすることが可能なようにする支持手段とを有す
る。
を有するチャンバを構成する複数のチャンバ部材と、チ
ャンバ部材を可撓的にリンクし、チャンバ部材が相互に
ピボットすることが可能なようにする支持手段とを有す
る。
【0014】複数の可撓リンクチャンバ部材は腕部と、
上底部と、下底部と、上底部と下底部の間に画定される
内部空間と、上底部に設けられた送り穴と、腕部に対向
する縁に形成された切欠部とを有するU字形部材の第一
セットと、腕部と底部を有するU字形部材の第二セット
と、U字形部材の第二セットの腕部との間に設けられた
ピンとを有し、U字形部材の第一セット及び第二セット
とは互いに配され、U字形部材の第二セットのピンと相
互に作用するU字形部材の第一セットであってU字形部
材の第一セットがU字形部材の第二セットに近接する部
材と関連してピボットするものである。
上底部と、下底部と、上底部と下底部の間に画定される
内部空間と、上底部に設けられた送り穴と、腕部に対向
する縁に形成された切欠部とを有するU字形部材の第一
セットと、腕部と底部を有するU字形部材の第二セット
と、U字形部材の第二セットの腕部との間に設けられた
ピンとを有し、U字形部材の第一セット及び第二セット
とは互いに配され、U字形部材の第二セットのピンと相
互に作用するU字形部材の第一セットであってU字形部
材の第一セットがU字形部材の第二セットに近接する部
材と関連してピボットするものである。
【0015】本発明によれば、チャンバ部材を通過し
て、好ましくは可撓性を有する延長部材を有することが
好ましい支持手段と、延長部材における張力を調整する
手段都を有し、これにより、チャンバ部材が可撓的にリ
ンクされるものである。
て、好ましくは可撓性を有する延長部材を有することが
好ましい支持手段と、延長部材における張力を調整する
手段都を有し、これにより、チャンバ部材が可撓的にリ
ンクされるものである。
【0016】チャンバ部材が可撓リンクする延長部材の
張力を調整する。
張力を調整する。
【0017】本発明によれば、前述のチャンバを使用す
るシステムは、チャンバにシールドガスを供給する手段
と、ワークピースの溶接される部分に極めて近接してチ
ャンバを位置決めする手段とを有することが好ましい。
るシステムは、チャンバにシールドガスを供給する手段
と、ワークピースの溶接される部分に極めて近接してチ
ャンバを位置決めする手段とを有することが好ましい。
【0018】
【作用】チャンバは可撓性の箱型装置であり、壁部、端
部、底部、開口上部を有する。チャンバはワークピース
の溶接部分の裏面と底面とに沿ってシールドガス雰囲気
を供給して、溶接作業の際に酸化やその他の不都合が発
生するのを防止する。シールドガスはチャンバの底部に
設けられた送り穴を通って供給される。溶接作業の際、
チャンバは溶接部に沿って移動し、溶接をした直後で最
もシールドガスを必要とする部分にシールドガスを供給
する。
部、底部、開口上部を有する。チャンバはワークピース
の溶接部分の裏面と底面とに沿ってシールドガス雰囲気
を供給して、溶接作業の際に酸化やその他の不都合が発
生するのを防止する。シールドガスはチャンバの底部に
設けられた送り穴を通って供給される。溶接作業の際、
チャンバは溶接部に沿って移動し、溶接をした直後で最
もシールドガスを必要とする部分にシールドガスを供給
する。
【0019】
【実施例】次に、本発明による実施例を図面を参照して
説明する。
説明する。
【0020】図1は、本発明によるチャンバ10を示し
ている。チャンバ10は可撓性の箱型装置であり、壁部
12、端部14、底部16、開口上部18を有する。チ
ャンバ10は、好ましくはワークピース24の溶接部分
22の裏面と底面20に沿ってシールドガス雰囲気を供
給して、溶接作業の際に酸化やその他の不都合が発生す
るのを防止する。シールドガスはチャンバ10の底部1
6に設けられた送り穴26を通って供給される。溶接作
業の際、チャンバ10は溶接部22に沿って移動し、溶
接をしたばかりで最もシールドガスを必要とする部分に
シールドガスを供給することができる。
ている。チャンバ10は可撓性の箱型装置であり、壁部
12、端部14、底部16、開口上部18を有する。チ
ャンバ10は、好ましくはワークピース24の溶接部分
22の裏面と底面20に沿ってシールドガス雰囲気を供
給して、溶接作業の際に酸化やその他の不都合が発生す
るのを防止する。シールドガスはチャンバ10の底部1
6に設けられた送り穴26を通って供給される。溶接作
業の際、チャンバ10は溶接部22に沿って移動し、溶
接をしたばかりで最もシールドガスを必要とする部分に
シールドガスを供給することができる。
【0021】チャンバ10は複数の可撓リンクチャンバ
構成部28を有することが好ましく、可撓リンクチャン
バ部材28は前述の壁部12、端部14、底部16、開
口上部18を画定する。
構成部28を有することが好ましく、可撓リンクチャン
バ部材28は前述の壁部12、端部14、底部16、開
口上部18を画定する。
【0022】図1に示されたワークピース24は平らで
あるが、チャンバ10が可撓性を有するものであればど
の様な形のワークピースにも適用できる。パイプの内面
の様に円筒形の内面にも適用することができる。本発明
によれば、この可撓性は以下に記すチャンバ構成部28
の構成によって得ることができる。
あるが、チャンバ10が可撓性を有するものであればど
の様な形のワークピースにも適用できる。パイプの内面
の様に円筒形の内面にも適用することができる。本発明
によれば、この可撓性は以下に記すチャンバ構成部28
の構成によって得ることができる。
【0023】図2は、チャンバ10の実施例の様々な部
材を示している。チャンバ構成部28は実質的にU字形
であり腕部と底部とを有していることが好ましく、2種
または2セットで用いられることが好ましい。チャンバ
部材の第一セットの構成部30は上底部32と下底部3
4を有し、その間に内部空間36を有する。送り穴26
は、少なくとも数個のチャンバ部材の第一セット構成部
30の上底部32に配され、そこを通って内部空間36
からチャンバ10のシールドされた空間にガス流を送り
込むことが好ましい。
材を示している。チャンバ構成部28は実質的にU字形
であり腕部と底部とを有していることが好ましく、2種
または2セットで用いられることが好ましい。チャンバ
部材の第一セットの構成部30は上底部32と下底部3
4を有し、その間に内部空間36を有する。送り穴26
は、少なくとも数個のチャンバ部材の第一セット構成部
30の上底部32に配され、そこを通って内部空間36
からチャンバ10のシールドされた空間にガス流を送り
込むことが好ましい。
【0024】チャンバ部材の第一セットの構成部30に
も腕部38が配され、腕部38に対向する縁に切欠部4
0が形成されている。切欠部40はチャンバ部材28の
可撓リンケージを容易にする。これについては、以下に
詳細に述べている。
も腕部38が配され、腕部38に対向する縁に切欠部4
0が形成されている。切欠部40はチャンバ部材28の
可撓リンケージを容易にする。これについては、以下に
詳細に述べている。
【0025】チャンバ部材の第二セットの構成部42も
一般にU字形であり、底部44と腕部46を有する。第
二セットの構成部42は適切な大きさに形成され、チャ
ンバ部材の第一構成部30と重なることが好ましい。構
成部42は更に腕部46と腕部46との間に設けられた
ピン48を有する。
一般にU字形であり、底部44と腕部46を有する。第
二セットの構成部42は適切な大きさに形成され、チャ
ンバ部材の第一構成部30と重なることが好ましい。構
成部42は更に腕部46と腕部46との間に設けられた
ピン48を有する。
【0026】第一セットの構成部30と第二セットの構
成部42は、チャンバを形成するために既存の方法によ
るモジュール方式で組み立てられる。この既存の配置に
おいて、腕部38,46はチャンバ10の壁部12を構
成する。第二セットの構成部42のピン48は第一セッ
トの構成部30の切欠部40と係合し、隣接するチャン
バ構成部28が相互にピボット可能になる。このピボッ
ト運動はチャンバ10を湾曲させ、これは様々な形のワ
ークピースまたは物質に施された溶接作業に利用され
る。
成部42は、チャンバを形成するために既存の方法によ
るモジュール方式で組み立てられる。この既存の配置に
おいて、腕部38,46はチャンバ10の壁部12を構
成する。第二セットの構成部42のピン48は第一セッ
トの構成部30の切欠部40と係合し、隣接するチャン
バ構成部28が相互にピボット可能になる。このピボッ
ト運動はチャンバ10を湾曲させ、これは様々な形のワ
ークピースまたは物質に施された溶接作業に利用され
る。
【0027】2つのチャンバ構成部28、好ましくはチ
ャンバ構成部の第一セットの2つの部材30は端部壁4
9を有するように変形される。これら変形された部材3
0Aと30B(図2)は、チャンバ10のいずれかの側
に設けられて端部14となる。変形された部材30Aと
30Bに端壁部49の最上面に沿って切欠部31が設け
られ、溶接ビードの上をチャンバ10が通過することを
可能にすることが好ましい。
ャンバ構成部の第一セットの2つの部材30は端部壁4
9を有するように変形される。これら変形された部材3
0Aと30B(図2)は、チャンバ10のいずれかの側
に設けられて端部14となる。変形された部材30Aと
30Bに端壁部49の最上面に沿って切欠部31が設け
られ、溶接ビードの上をチャンバ10が通過することを
可能にすることが好ましい。
【0028】チャンバ10はまた、チャンバ構成部を可
撓的にリンクしてチャンバ構成部を相互にピボット可能
にする支持手段を有することが好ましい。
撓的にリンクしてチャンバ構成部を相互にピボット可能
にする支持手段を有することが好ましい。
【0029】図2は、延長部材を含む支持手段の実施例
を示し、この延長部材は、ピン48の案内穴52に通さ
れた可撓性ワイヤ50であることが好ましい。ワイヤ5
0はチャンバ10、好ましくは変形部材30A,30B
の両端部14に固定されている。ワイヤ50は近接す
る、複数の可撓性ピン、複数のワイヤのようなチャンバ
構成部28を相互にピボットする方法でチャンバ同士を
可撓固定するものならどの様な構成でもよく、また、適
切な可撓性リンクを有する従来のどの様な構成でもよ
い。この様に形成されたチャンバは可撓性であり、多様
な形のワークピースに適用することができる。
を示し、この延長部材は、ピン48の案内穴52に通さ
れた可撓性ワイヤ50であることが好ましい。ワイヤ5
0はチャンバ10、好ましくは変形部材30A,30B
の両端部14に固定されている。ワイヤ50は近接す
る、複数の可撓性ピン、複数のワイヤのようなチャンバ
構成部28を相互にピボットする方法でチャンバ同士を
可撓固定するものならどの様な構成でもよく、また、適
切な可撓性リンクを有する従来のどの様な構成でもよ
い。この様に形成されたチャンバは可撓性であり、多様
な形のワークピースに適用することができる。
【0030】支持手段は、変形構成部30Bの捩子切り
手段58を通り端壁部49にかけて調整可能に配された
端板56を含む張力調整手段54を有することが好まし
い。ワイヤ50は端板56に取り付けられる。この配置
において、捩子切り手段58の操作は、チャンバ構成部
30Bの端壁14に関連する端板56を外し、ワイヤ5
0の張力を調整する。この張力調整手段は使用の状態に
よって伸びてしまうワイヤ50を締めるのに使われる。
手段58を通り端壁部49にかけて調整可能に配された
端板56を含む張力調整手段54を有することが好まし
い。ワイヤ50は端板56に取り付けられる。この配置
において、捩子切り手段58の操作は、チャンバ構成部
30Bの端壁14に関連する端板56を外し、ワイヤ5
0の張力を調整する。この張力調整手段は使用の状態に
よって伸びてしまうワイヤ50を締めるのに使われる。
【0031】図2に示されるように、ワイヤ50は1つ
の変形端部30Aの回りに二重に掛けられ、別の変形端
部30Bの両端部において固定されることが好ましい。
この配置は、チャンバ10の操作に安定性を与え、ワイ
ヤ50のチャンバ10の1端への接続を容易にする。
の変形端部30Aの回りに二重に掛けられ、別の変形端
部30Bの両端部において固定されることが好ましい。
この配置は、チャンバ10の操作に安定性を与え、ワイ
ヤ50のチャンバ10の1端への接続を容易にする。
【0032】ワイヤ50は袖部60を通り端板56に配
されることが好ましく、袖部60は張力調整手段54に
よりワイヤ50を接続されるべき場所に固定し、保護す
る。
されることが好ましく、袖部60は張力調整手段54に
よりワイヤ50を接続されるべき場所に固定し、保護す
る。
【0033】捩子切り手段58は、1つの変形構成部3
0Bの捩子切りチャネル64に配され、例えばナット6
6を通り端板56に回転可能に固定された捩子切り部6
2を有している。
0Bの捩子切りチャネル64に配され、例えばナット6
6を通り端板56に回転可能に固定された捩子切り部6
2を有している。
【0034】ピン48にはチャネル68が配されること
が好ましく、チャネル68はチャンバ構成部の第一セッ
トの部材の内部空間36と並列している。チャネル68
は近接する内部空間36と結合し、内部通路を形成す
る。チャネル68または通路は内部空間と直結してい
る。
が好ましく、チャネル68はチャンバ構成部の第一セッ
トの部材の内部空間36と並列している。チャネル68
は近接する内部空間36と結合し、内部通路を形成す
る。チャネル68または通路は内部空間と直結してい
る。
【0035】ピン48は腕部46と腕部46との間にリ
ベット70を通って設けられることが好ましい。リベッ
ト70は腕部46に設けられた穴72を通ってピン48
に接続されている。この組み立てを容易にするために、
チャンバ構成部の第二セットの部材42同士、例えば部
材42の底部44に設けられた中央シーム74において
溶接される。この溶接されたシーム74は、ピン48の
正確な挿入と配置を許容する部材42に弾性を与える。
ベット70を通って設けられることが好ましい。リベッ
ト70は腕部46に設けられた穴72を通ってピン48
に接続されている。この組み立てを容易にするために、
チャンバ構成部の第二セットの部材42同士、例えば部
材42の底部44に設けられた中央シーム74において
溶接される。この溶接されたシーム74は、ピン48の
正確な挿入と配置を許容する部材42に弾性を与える。
【0036】図3は、ピン48のチャンバ構成部の第二
セットの部材42への既存の方法による接続を示してい
る。本実施例によれば、ピン48はスクリュー76によ
り所定の場所に固定される。スクリュー76はチャンバ
構成部42の腕部46に配された開口部72を通り、ピ
ン48に挿入される。本実施例においてはリベット、溶
接された中央シームは必要ない。
セットの部材42への既存の方法による接続を示してい
る。本実施例によれば、ピン48はスクリュー76によ
り所定の場所に固定される。スクリュー76はチャンバ
構成部42の腕部46に配された開口部72を通り、ピ
ン48に挿入される。本実施例においてはリベット、溶
接された中央シームは必要ない。
【0037】前述の様に、適切なシールド雰囲気を供給
するためにシールドガスがチャンバに供給される。図
4、図5は、シールドガスを供給する手段の実施例が2
つ図示されている。
するためにシールドガスがチャンバに供給される。図
4、図5は、シールドガスを供給する手段の実施例が2
つ図示されている。
【0038】図4は、チャンバ構成部の第一セットの部
材30の下底部34を通る導管78を通ってシールドガ
スが内部空間36に導入される図を示している。この様
にして内部空間36に導入されたシールドガスは、隣接
するピン48に設けられたチャネル68と送り穴26を
通り適切なシールド雰囲気を供給する。ガスの濃度、シ
ールドガスは増加した間隔で導管78から放出される。
従って、複数の導管78はチャンバのいくつかの点でシ
ールドガスを導入するのに使用される。導管78は溶接
のポイントに関連するチャンバ10の所定の点に配さ
れ、シールドガスを最も必要とする箇所にシールドガス
を供給しなければならない。
材30の下底部34を通る導管78を通ってシールドガ
スが内部空間36に導入される図を示している。この様
にして内部空間36に導入されたシールドガスは、隣接
するピン48に設けられたチャネル68と送り穴26を
通り適切なシールド雰囲気を供給する。ガスの濃度、シ
ールドガスは増加した間隔で導管78から放出される。
従って、複数の導管78はチャンバのいくつかの点でシ
ールドガスを導入するのに使用される。導管78は溶接
のポイントに関連するチャンバ10の所定の点に配さ
れ、シールドガスを最も必要とする箇所にシールドガス
を供給しなければならない。
【0039】図5は、導管78の相互の配置を示してい
る。この実施例では、導管78は変形部材の端壁49を
通り内部空間に導入されている。また、シールドガスは
隣接する部材46(図示はされていない)に配されたピ
ン48のチャネル68、次に隣接するチャンバ構成部の
第一セットの部材30に導入される。溶接に沿ってチャ
ンバ10が一方の端部14を進行方向に、溶接したばか
りの箇所に対応して移動することから、この実施例は有
用である。この時、端部を取り付けた導管78からシー
ルドガスが、最もシールドガスを必要とする箇所に放出
される。
る。この実施例では、導管78は変形部材の端壁49を
通り内部空間に導入されている。また、シールドガスは
隣接する部材46(図示はされていない)に配されたピ
ン48のチャネル68、次に隣接するチャンバ構成部の
第一セットの部材30に導入される。溶接に沿ってチャ
ンバ10が一方の端部14を進行方向に、溶接したばか
りの箇所に対応して移動することから、この実施例は有
用である。この時、端部を取り付けた導管78からシー
ルドガスが、最もシールドガスを必要とする箇所に放出
される。
【0040】導管78とその位置との組み合わせが、好
ましい溶接作業における最も効果的なシールディングを
供給するのために使用されることは明らかである。
ましい溶接作業における最も効果的なシールディングを
供給するのために使用されることは明らかである。
【0041】図6は、本発明によるチャンバ10が、湾
曲したワークピースの内面80に使用されるところを示
している。この配置において、チャンバ構成部30,4
2はピン48の周囲を相互にピボットしてチャンバ10
をワークピース82の面に適合する。
曲したワークピースの内面80に使用されるところを示
している。この配置において、チャンバ構成部30,4
2はピン48の周囲を相互にピボットしてチャンバ10
をワークピース82の面に適合する。
【0042】ピン48に設けられた穴52の位置は、チ
ャンバ10上のワイヤ50の張力の効果を加減するため
に変えることができる。ワイヤ50がピン48の中央の
上を通っていれば、ワイヤ50の張力はチャンバ10を
直線形に対してより顕著に付勢する。ワイヤ50がピン
48の中央の下を通っている際は、ワイヤ50を張るこ
とでチャンバ10を湾曲した形または曲がった形に対し
て付勢する。従って、チャンバ10の所望の可撓特性を
つくり出すために穴52の位置が選択できる。
ャンバ10上のワイヤ50の張力の効果を加減するため
に変えることができる。ワイヤ50がピン48の中央の
上を通っていれば、ワイヤ50の張力はチャンバ10を
直線形に対してより顕著に付勢する。ワイヤ50がピン
48の中央の下を通っている際は、ワイヤ50を張るこ
とでチャンバ10を湾曲した形または曲がった形に対し
て付勢する。従って、チャンバ10の所望の可撓特性を
つくり出すために穴52の位置が選択できる。
【0043】図7は、張力調整手段54と同様に、ワイ
ヤ50と変形チャンバ構成部30A,30Bの好ましい
配置を図示する切り欠き側の断面側面図である。
ヤ50と変形チャンバ構成部30A,30Bの好ましい
配置を図示する切り欠き側の断面側面図である。
【0044】使用に際しては、チャンバ10はワークピ
ース、好ましくは溶接の底面に隣接して配置され、チャ
ンバ10内に供給されたシールドガスが酸化を防止し、
溶接を保護する。チャンバ10はワークピースに対し密
閉して配置される必要はないが、ワークピースに対して
十分近接していればよく、それによりチャンバ10から
のガス漏れが少なくなり、従って、ガス漏れを考慮して
大量のシールドガスをチャンバに流入する必要がない。
ース、好ましくは溶接の底面に隣接して配置され、チャ
ンバ10内に供給されたシールドガスが酸化を防止し、
溶接を保護する。チャンバ10はワークピースに対し密
閉して配置される必要はないが、ワークピースに対して
十分近接していればよく、それによりチャンバ10から
のガス漏れが少なくなり、従って、ガス漏れを考慮して
大量のシールドガスをチャンバに流入する必要がない。
【0045】従って、本発明には、ワークピースに関連
したチャンバの位置決め手段も開示されている。
したチャンバの位置決め手段も開示されている。
【0046】前述の位置決め手段の好ましい実施例につ
いては以下に述べる。
いては以下に述べる。
【0047】図8は、管状ワークピース84の内側か
ら、溶接をシールドする位置決め手段を図示している。
ら、溶接をシールドする位置決め手段を図示している。
【0048】この実施例によれば、位置決め手段は底部
86、複数のレバー90を通り底部86に設けられた複
数のバーを有する。チャンバ10は1つ以上のバー88
に設けられることが好ましい。接触部材92はバー88
に沿って配されている。接触部材92はバー88により
画定された円の周囲に配置されることが好ましい。
86、複数のレバー90を通り底部86に設けられた複
数のバーを有する。チャンバ10は1つ以上のバー88
に設けられることが好ましい。接触部材92はバー88
に沿って配されている。接触部材92はバー88により
画定された円の周囲に配置されることが好ましい。
【0049】レバー90はレバー作動手段94によって
押され、底部86に対してバー88を半径方向に転置す
ることが好ましい。
押され、底部86に対してバー88を半径方向に転置す
ることが好ましい。
【0050】レバー90は交差した対の形で配され、そ
の各々が第一レバー96と第二レバー98を有してい
る。各対の第一レバーは第一端部100と第二端部10
2を有している。第一端部100は各々のバー88にス
ライド可能に設置されることが好ましい。このスライド
可能な設置は、例えば第一端部100をバー88を通っ
てトラック104に設けることで得られる。第一レバー
96の第二端部102は、従来の手段を介して底部86
にピボット可能に設けられることが好ましい。接触部材
92は第一レバー96の第一端部100上に配されるこ
とが好ましい。各対の第二レバー98は第一端部106
と第二端部108とを有している。第二レバー98の第
一端部106は、対の第一レバー96にピボット可能に
設置されることが好ましい。このピボット配置は第一レ
バー96の中心にされることが好ましい。第二端部10
8は案内ベース110にピボット設置されることが好ま
しい。案内ベース110は、捩子切りバー112に捩子
切りされて設置されることが好ましい。捩子切りバー1
12は底部86に縦に固定され、回転可能に設けられて
いる。底部86で捩子切りバー112が回転して、案内
ベース110が縦に置換され、レバー90の置換と接触
部材92の放射状の置換を実施する。回転はハンドル1
14または従来の他の手段を介して捩子切りバー112
に伝わる。図8に示されるように、複数の案内ベース1
10はシステムの操作の安定性を容易にするために使用
される。所望の操作を許容するために、追加の案内ベー
スが逆捩子切りを介して捩子切りバー112に配され
る。
の各々が第一レバー96と第二レバー98を有してい
る。各対の第一レバーは第一端部100と第二端部10
2を有している。第一端部100は各々のバー88にス
ライド可能に設置されることが好ましい。このスライド
可能な設置は、例えば第一端部100をバー88を通っ
てトラック104に設けることで得られる。第一レバー
96の第二端部102は、従来の手段を介して底部86
にピボット可能に設けられることが好ましい。接触部材
92は第一レバー96の第一端部100上に配されるこ
とが好ましい。各対の第二レバー98は第一端部106
と第二端部108とを有している。第二レバー98の第
一端部106は、対の第一レバー96にピボット可能に
設置されることが好ましい。このピボット配置は第一レ
バー96の中心にされることが好ましい。第二端部10
8は案内ベース110にピボット設置されることが好ま
しい。案内ベース110は、捩子切りバー112に捩子
切りされて設置されることが好ましい。捩子切りバー1
12は底部86に縦に固定され、回転可能に設けられて
いる。底部86で捩子切りバー112が回転して、案内
ベース110が縦に置換され、レバー90の置換と接触
部材92の放射状の置換を実施する。回転はハンドル1
14または従来の他の手段を介して捩子切りバー112
に伝わる。図8に示されるように、複数の案内ベース1
10はシステムの操作の安定性を容易にするために使用
される。所望の操作を許容するために、追加の案内ベー
スが逆捩子切りを介して捩子切りバー112に配され
る。
【0051】接触部材92は、管状ワークピースの内壁
に対向して配された際、動作の必要な度合いを許容する
限りいかなる構造でも良い。
に対向して配された際、動作の必要な度合いを許容する
限りいかなる構造でも良い。
【0052】図9は、ワークピースの様々な形に使用す
る単純な位置決め手段を示している。
る単純な位置決め手段を示している。
【0053】交差した対のレバー116によりチャンバ
10が平らなワークピース24に対向して配された図を
示している。第一レバー118は、チャンバ10の底部
にピボット可能に設けられた第一端部120と、作動範
囲の基板の表面と相互に作用する回転手段124を有す
る第二端部122とを有する。第二レバー128は、チ
ャンバ10に対向して設けられた第一端部130と、作
動範囲の基板の表面126と相互に作用する回転手段1
32を有する第二端部134を有する。バイアス手段1
35は例えば、図9に示されたバネまたは水圧式シリン
ダ、またはバイアスレバー116がチャンバ10をワー
クピース24に対向して配するための所望の手段を有す
ることが好ましい。
10が平らなワークピース24に対向して配された図を
示している。第一レバー118は、チャンバ10の底部
にピボット可能に設けられた第一端部120と、作動範
囲の基板の表面と相互に作用する回転手段124を有す
る第二端部122とを有する。第二レバー128は、チ
ャンバ10に対向して設けられた第一端部130と、作
動範囲の基板の表面126と相互に作用する回転手段1
32を有する第二端部134を有する。バイアス手段1
35は例えば、図9に示されたバネまたは水圧式シリン
ダ、またはバイアスレバー116がチャンバ10をワー
クピース24に対向して配するための所望の手段を有す
ることが好ましい。
【0054】図10は、位置決め手段の更なる実施例を
示しており、この実施例は、チャンバ10が一対のバイ
アスされた同心管136により、湾曲したワークピース
82に対向して配されたものである。第一管138は第
二管140に被せてスライド可能に配され、バイアス手
段142はその中に収容されてチャンバ10をワークピ
ース82の方向に付勢することが好ましい。第二管14
0が取り付けられた際には、第一管138は基板の表面
144を支えるためにチャンバ10を支持することが好
ましい。この基板の表面は地盤面であるか、または、例
えば管136とチャンバ10が取り付けられた往復台で
ある。
示しており、この実施例は、チャンバ10が一対のバイ
アスされた同心管136により、湾曲したワークピース
82に対向して配されたものである。第一管138は第
二管140に被せてスライド可能に配され、バイアス手
段142はその中に収容されてチャンバ10をワークピ
ース82の方向に付勢することが好ましい。第二管14
0が取り付けられた際には、第一管138は基板の表面
144を支えるためにチャンバ10を支持することが好
ましい。この基板の表面は地盤面であるか、または、例
えば管136とチャンバ10が取り付けられた往復台で
ある。
【0055】図11は、位置決め手段の更なる他の実施
例を示しており、この図では、チャンバ10が位置決め
手段に設置されているところの断面図を示している。こ
の位置決め手段は、管状ワークピース84の内部でウェ
ッジ148の上に被さったベース146を有する。ウェ
ッジ148に対してベース146がスライド動作または
置換をすると、チャンバ10がワークピース84に対し
て放射状に配置される。ウェッジ148に対するベース
146のスライド動作は、従来のいかなる手段によって
も得ることができる。この手段は、図11にバー15
0,152として概略的に描かれている。シールドガス
は例えばガス管154を通りチャンバ10に供給され
る。
例を示しており、この図では、チャンバ10が位置決め
手段に設置されているところの断面図を示している。こ
の位置決め手段は、管状ワークピース84の内部でウェ
ッジ148の上に被さったベース146を有する。ウェ
ッジ148に対してベース146がスライド動作または
置換をすると、チャンバ10がワークピース84に対し
て放射状に配置される。ウェッジ148に対するベース
146のスライド動作は、従来のいかなる手段によって
も得ることができる。この手段は、図11にバー15
0,152として概略的に描かれている。シールドガス
は例えばガス管154を通りチャンバ10に供給され
る。
【0056】図11の実施例においては、360度の内
径にかかるシールディングは、図示する様に追加ベース
146が設けられた、両側を有するウェッジ148を使
用することで達成することができる。
径にかかるシールディングは、図示する様に追加ベース
146が設けられた、両側を有するウェッジ148を使
用することで達成することができる。
【0057】位置決めの上述した様々な実施例は、チャ
ンバのワークピースへの様々な位置決め基準点に適用で
きることが留意されるべきである。例えば、図11に示
されたベース/ウェッジ構造は、図9に示されるように
平らなワークピースに対してチャンバ10を縦に位置付
けするために使用することができる。
ンバのワークピースへの様々な位置決め基準点に適用で
きることが留意されるべきである。例えば、図11に示
されたベース/ウェッジ構造は、図9に示されるように
平らなワークピースに対してチャンバ10を縦に位置付
けするために使用することができる。
【0058】本発明の趣旨を逸脱しない限り、様々に変
更、省略、付け足しをすることができる。従って、前述
の本発明の実施例は代表例であって本発明を限定するも
のではなく、本発明の範囲は特許請求の範囲に記載され
た通りであって、その手段に包括される全ての変更及び
均等の範囲は本発明に含まれるものである。
更、省略、付け足しをすることができる。従って、前述
の本発明の実施例は代表例であって本発明を限定するも
のではなく、本発明の範囲は特許請求の範囲に記載され
た通りであって、その手段に包括される全ての変更及び
均等の範囲は本発明に含まれるものである。
【0059】
【発明の効果】上記の説明の通り、本発明によれば、構
造が単純であり、溶接の底面にガスシールドを供給する
可撓性チャンバが得られる。
造が単純であり、溶接の底面にガスシールドを供給する
可撓性チャンバが得られる。
【図1】本発明の実施例を示す斜視一部切欠図である。
【図2】本発明の実施例によるチャンバを示す分解一部
切欠斜視図である。
切欠斜視図である。
【図3】本発明の代替実施例を示す一部切欠き斜視図で
ある。
ある。
【図4】本発明の代替実施例を示す一部切欠き斜視図で
ある。
ある。
【図5】本発明の代替実施例を示す一部切欠き斜視図で
ある。
ある。
【図6】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施例を一部切欠いた正面図である。
【図8】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図9】本発明の代替実施例を示す部分的側面図であ
る。
る。
【図10】本発明の代替実施例を示す部分的側面図であ
る。
る。
【図11】本発明の代替実施例の断面図である。
10…チャンバ 12…壁部 14…端部 16…底部 18…開口部 20…溶接の底面、裏面 22…溶接 24…ワークピース 26…送り穴 28…可撓リンクチャンバ部材 30…第一セット構成部 30A,30B…代替部材 31…切欠部 32…上底部 34…下底部 36…内部空間 38…腕部 40…切欠部 42…第二セット構成部 44…底部 46…腕部 48…ピン 49…端壁部 50…可撓性ワイヤ 52…案内穴 54…張力調整 56…端板 58…捩子切り手段 60…袖部 62…捩子切り部 64…捩子切りチャネル 66…ナット 68…チャネル 70…リベット 72…穴 74…シーム 76…スクリュー 78…導管 80…ワークピースの内面 82…ワークピース 84…管状ワークピース 86…底部 88…バー 90…レバー 92…接触部材 94…レバー作動手段 96…第一レバー 98…第二レバー 100…第一レバーの第一端部 102…第一レバーの第二端部 104…トラック 106…第二レバーの第一端部 108…第二レバーの第二端部 110…案内ベース 112…捩子切りバー 114…ハンドル 116…対のレバー 118…第一レバー 120…第一端部 122…第二端部 124…回転手段 126…基板表面 128…第二レバー 130…第一端部 132…回転手段 134…第二端部 135…バイアス手段 136…同心管 138…第一管 140…第二管 142…バイアス手段 144…基板の表面 146…ベース 148…ウェッジ 150,152…バー 154…ガス管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23K 37/053 B 37/06 301 A
Claims (21)
- 【請求項1】 溶接作業に用いるガスシールド雰囲気を
供給するシステムであり、 底部、側部、端部、開口上部を有するチャンバと、 チャンバにシールドガスを供給する手段と、 チャンバの開口上部を、ワークピースの溶接された部分
に隣接して位置決めする手段と、を有することを特徴と
する溶接作業に用いるガスシールド雰囲気を供給するシ
ステム。 - 【請求項2】 前記ワークピースは内面を有する管状部
材であり、前記位置決め手段は、 中央ベースと、 レバー部材を介してベースに設けられており、少なくと
も一つにチャンバが取り付けられている複数のバーと、 バーに設けられた複数の接触ベアリングと、 環状物質の内面とスライド可能に設けられた接触ベアリ
ングにより、レバー手段を作動する手段と、を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載のシステム。 - 【請求項3】 レバーは交差した対の形で配され、各対
の第一レバーは第一及び第二端部を有しており、第一レ
バーの第一端部はそれぞれ複数のバーの1つに接続さ
れ、第一レバーの第二端部は中央ペースに接続され、接
触ベアリングは第一レバーの第一端部に設けられ、各対
の第二レバーは第一及び第二端部を有しており、第二レ
バーの第一端部は第一レバーにピボット可能に設けら
れ、第二レバーの第二端部は案内ベースに固定されて接
触しており、案内ベースは捩子切りロッドに設けられ、
この捩子切りロッドは中央ベースに縦に移動可能にな
り、それにより接触ベアリングの放射状の配置が捩子切
りロッドにより調整されることを特徴とする請求項2に
記載のシステム。 - 【請求項4】 位置決め手段が、 チャンバが設けられた少なくとも一対の交差したレバー
と、 レバーを付勢する手段とを有し、 それによりチャンバがワークピースに極めて近接した位
置に保たれることを特徴とする請求項1に記載のシステ
ム。 - 【請求項5】 前記位置決め手段は、 チャンバが設けられた少なくとも一対の同心管と、 同心管を付勢する手段とを有し、 それによりチャンバがワークピースに極めて隣接した位
置に保たれることを特徴とする請求項1に記載のシステ
ム。 - 【請求項6】 前記ワークピースは管状部材の内面であ
り、 位置決め手段はチャンバが設けられたベースと、ベース
がスライド可能に配されたウェッジとを有しており、 これにより、ベースのウェッジに沿った置換は管状部材
の内面に係わるチャンバを位置付けることを特徴とする
請求項1に記載のシステム。 - 【請求項7】 前記チャンバは、 チャンバの底部、側部、端部、開口上部を画定する複数
の可撓的に連結されたチャンバ部材と、 チャンバ部材を可撓的に連結し、これによりチャンバ部
材を相互にピボット可能にする支持手段と、を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載のシステム。 - 【請求項8】 前記複数の可撓リンクチャンバ部材は、 腕部、上底部と下底部、前記上底部と前記下底部との間
に画定された内部空間、前記上底部に設けられた送り
穴、腕部に対向する側に形成された切欠部を有するU字
形部品の第一セットと、 腕部と底部とを有するU字形部材の第二セットと、 前記U字形部材の第二セットの腕部の間に設けられたピ
ンとを有し、前記U字形部材の第一セットと前記U字形
部材の第二セットとは交互に配され、前記U字形部品の
第一セットの切欠部に前記U字形部材の第二セットのピ
ンと相互に作用して前記U字形部材の第一セットの部材
が前記U字形部材の第二セットに隣接する部材に対して
ピボット可能ですること、を有することを特徴とする請
求項7に記載のシステム。 - 【請求項9】 前記支持手段は、 チャンバ部材を通る延長部材と、 チャンバ部材が可撓的にリンクするよう延長部材の張力
を調整する手段と、を有することを特徴とする請求項7
に記載のシステム。 - 【請求項10】 前記支持手段は、 チャンバ部材を通る延長部材と、 チャンバ部材が可撓的にリンクするよう延長部材の張力
を調整する手段と、を有することを特徴とする請求項8
に記載のシステム。 - 【請求項11】 可撓チャンバを溶接されたワークピー
スの部分に近接して位置付けするステップであり、可撓
チャンバは底部、側部、端部、開口上部を有するチャン
バを形成する複数のチャンバ部品と、該チャンバ部品を
可撓的にリンクする支持手段とを含み、 チャンバにシールドガスを供給するステップと、 ワークピースの溶接された部分の上に極めて近接してチ
ャンバを保つステップと、を有することを特徴とする溶
接されるワークピースをシールドする方法。 - 【請求項12】 底部、側部、端部、開口上部を有する
チャンバを形成する複数のチャンバ部材と、 チャンバ部材を相互にピボットすることができるように
チャンバ部材を可撓的にリンクする支持手段と、を有す
ることを特徴とするガスシールドを供給するチャンバ。 - 【請求項13】 前記支持手段は、 チャンバ部材を通る延長部材と、 チャンバ部材が可撓的にリンクするよう延長部材の張力
を調整する手段と、を有することを特徴とする請求項1
2に記載のチャンバ。 - 【請求項14】 前記張力調整手段は、 チャンバの一端に取り外し可能に取り付けられた板と、 板の取り外しによって延長部材の張力が調整されるよう
に、板に取り付けられた延長部材と、を有することを特
徴とする請求項13に記載のチャンバ。 - 【請求項15】 前記複数の可撓リンクチャンバ部材
は、 腕部、上底部と下底部、前記上底部と前記下底部との間
に画定された内部空間、前記上底部に設けられた送り
穴、腕部に対向する側に形成された切欠部を有するU字
形部品の第一セットと、 腕部と底部とを有するU字形部材の第二セットと、 前記U字形部材の第二セットの腕部の間に設けられたピ
ンとを有し、前記U字形部材の第一セットと前記U字形
部材の第二セットとは交互に配され、前記U字形部品の
第一セットの切欠部に前記U字形部材の第二セットのピ
ンと相互に作用して前記U字形部材の第一セットの部材
が前記U字形部材の第二セットに隣接する部材に対して
ピボット可能ですること、を有することを特徴とする請
求項12に記載のチャンバ。 - 【請求項16】 前記複数のチャンバ部材は更に、2つ
の端部部材を有し、その各々がチャンバの端部を形成す
る端壁を有することを特徴とする請求項15に記載のチ
ャンバ。 - 【請求項17】 前記張力手段は、 チャンバ部材を通る延長部材と、 延長部材における張力を調整する張力調整手段と、を有
し、これにより、チャンバ部品を可撓的にリンクするこ
とを特徴とする請求項15に記載のチャンバ。 - 【請求項18】 前記延長部材が通過する案内穴を設け
られたピンを有することを特徴とする請求項16に記載
のチャンバ。 - 【請求項19】 前記ピンは前記U字形部材の第一セッ
トの部材の内部空間と連通することを特徴とする請求項
17に記載のチャンバ。 - 【請求項20】 前記ピンは、リベットにより前記U字
形部材の第二セットの部材の腕部の間に設けられている
ことを特徴とする請求項18に記載のチャンバ。 - 【請求項21】 前記ピンはU字形部材の第二セットの
部材の腕部の間にスクリュー手段によって設けられ、こ
のスクリュー手段はピンの端部にU字形部材の第二セッ
トの部材の腕部における穴部を通って捩切られているこ
とを特徴とする請求項18に記載のチャンバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5168750A JP2581501B2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 溶接用ガスシールドシステム、ガスシールド方法及びそのチャンバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5168750A JP2581501B2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 溶接用ガスシールドシステム、ガスシールド方法及びそのチャンバ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07276047A true JPH07276047A (ja) | 1995-10-24 |
JP2581501B2 JP2581501B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=15873736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5168750A Expired - Lifetime JP2581501B2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 溶接用ガスシールドシステム、ガスシールド方法及びそのチャンバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581501B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5575313B1 (ja) * | 2013-08-20 | 2014-08-20 | 株式会社スノウチ | 溶接用裏当て材 |
WO2015025671A1 (ja) * | 2013-08-20 | 2015-02-26 | 株式会社スノウチ | 溶接用裏当て材 |
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-
1993
- 1993-07-08 JP JP5168750A patent/JP2581501B2/ja not_active Expired - Lifetime
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