JPH07276046A - 溶接装置及びパルス溶接とミグ/マグ溶接切替方法 - Google Patents

溶接装置及びパルス溶接とミグ/マグ溶接切替方法

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JPH07276046A
JPH07276046A JP9556294A JP9556294A JPH07276046A JP H07276046 A JPH07276046 A JP H07276046A JP 9556294 A JP9556294 A JP 9556294A JP 9556294 A JP9556294 A JP 9556294A JP H07276046 A JPH07276046 A JP H07276046A
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pulse
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mig
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健司 山野
Yasuhiro Fukuda
康裕 福田
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Toa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部からの切替信号だけで容易にパルス溶接
モードとMIG/MAG溶接モードとを切り替えること
ができること。 【構成】 溶接モード・ワイヤ径選択器24でパルス溶
接モードの端子241 〜243 のいずれかを選択してお
く。外部切替スイッチ36がオフの場合にはアナログス
イッチ191 、193 が選択されてパルス溶接モードと
なる。外部切替スイッチ36をオンさせるとEX−OR
35の出力が反転してアナログスイッチ192 、194
を選択する。これによりMIG/MAG溶接モードとな
る。外部切替スイッチ36をオン、オフを繰り返して操
作することで、パルス溶接モードかMIG/MAG溶接
モードかのいずれかの溶接モードを容易に選択切り替え
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶極式のパルス溶接電
源とMIG/MAG溶接電源とを兼用した溶接電源を備
えた溶接装置及びパルス溶接とミグ/マグ溶接切替方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】溶極式のパルス溶接電源とMIG/MA
G溶接電源とを兼用した溶接電源を備えた溶接装置のこ
の種の従来例を図5に示す。図5において1は、交直変
換器で、この交直変換器1に入力された商用交流を直流
出力に変換し、次段の高周波インバータ回路2に供給し
ている。上記インバータ回路2はスイッチング素子で構
成されており、交直変換器1からの直流出力を商用周波
数より高い交流に変換し、変圧器3に供給している。
【0003】上記変圧器3ではインバータ回路2からの
交流を降圧させて、交直変換器4に供給している。この
交直変換器4は、降圧交流を直流に変換し、直流リアク
トル5’を介して出力端子6’,7’に出力している。
ここで、直流リアクトル5’の中間タップより出力端子
6’に接続し、この出力端子6’をパルス溶接用のプラ
ス側出力端子とし、直流リアクトル5’の端末と接続し
てある出力端子7’をMIG/MAG溶接用のプラス側
出力端子としている。8はマイナス側出力端子である。
【0004】従来のパルス溶接とMIG/MAG溶接と
を切り替える場合には、プラス側の電源ケーブル9を出
力端子6’あるいは出力端子7’に手作業で切替え接続
を行っている。プラス側の電源ケーブル9の先端はトー
チ11の電極チップ(図示せず)と接続されている。ま
た10は、マイナス側の電源ケーブルであり、マイナス
側の出力端子8と母材12とを接続している。
【0005】ワイヤリール13に巻装されている溶接ワ
イヤ14は、ワイヤ送給モータ15にて駆動される送給
ローラ16によりトーチ11に送給されるようになって
おり、トーチ11内の電極チップと導通している溶接ワ
イヤ14と母材12との間に通電することで、所定の種
類のシールドガスの雰囲気内で溶接(パルス溶接あるい
はMIG/MAG溶接)するようになっている。なお、
図中×印はアークを示している。
【0006】直流リアクトル5’の出力端側とマイナス
側との間には電圧検出器17が接続されており、また、
マイナス側、つまりアースラインには電流検出器18が
介装してある。19は切替器であり、この切替器19は
4個のアナログスイッチ191 〜194 から構成されて
いる。上記アナログスイッチ191 の入力端には電流検
出器18からの電流を電圧に変換した信号が入力され、
アナログスイッチ192 の入力端には電圧検出器17か
らの信号が入力されている。
【0007】20は一定の直流レベルが出力される出力
設定器であり、この出力設定器20からの出力が上記切
替器19のアナログスイッチ194 の入力端と、パルス
パターン発生器21にそれぞれ入力されている。出力設
定器20からはMIG/MAG溶接の場合に対応した所
定の基準値の電圧がアナログスイッチ194 の入力端に
入力されるようになっている。また、上記パルスパター
ン発生器21は、例えばV/F変換器などで構成されて
おり、出力設定器20からの所定の電圧信号が入力され
た場合にはパルス溶接の場合のパルス波形に対応したパ
ルスパターン信号が出力される。そして、パルスパター
ン発生器21からのパルス信号は切替器19のアナログ
スイッチ193の入力端に入力されている。
【0008】ここで、切替器19のアナログスイッチ1
1 と193 はパルス溶接の場合にオープンとなるスイ
ッチであり、アナログスイッチ192 と194 はMIG
/MAG溶接の場合にオープンとなるスイッチである。
出力側の電圧検出器17と電流検出器18からの信号は
アナログスイッチ192 または191 を介して誤差増幅
器22の一方の入力端に入力されている。また、出力設
定器20とパルスパターン発生器21からの基準値また
はパルス信号はアナログスイッチ194 または193
介して上記誤差増幅器22の他方の入力端に入力されて
いる。
【0009】誤差増幅器22からの出力信号は上記イン
バータ回路2のスイッチング素子のオン期間を制御して
溶接装置の出力電圧あるいは出力電流を一定に制御する
制御回路23に入力されている。つまり、電流検出器1
8、電圧検出器17からの検出信号と、パルスパターン
発生器21、出力設定器20からの基準信号とが誤差増
幅器22において比較されて、パルス溶接モードの場合
では定電流制御、MIG/MAG溶接モードの場合には
定電圧制御を行うように制御回路23を介してインバー
タ回路2を制御している。
【0010】24は溶接モード・ワイヤ径選択器であ
り、例えばロータリースイッチで構成されている。この
溶接モード・ワイヤ径選択器24はその設定により上記
パルス溶接モードか、MIG/MAG溶接モードの切替
えと、使用する溶接ワイヤ14の径を選択できるように
なっている。溶接モード・ワイヤ径選択器24の共通端
子240 は電源27に接続されて、切替接片により接続
される端子241 〜246 をHレベルにする構成となっ
ている。この溶接モード・ワイヤ径選択器24は6つの
端子241 〜246 を備えており、この端子241 〜2
6 を2組に分けて、一方の組の端子241 〜243
パルス溶接モードとし、他方の組の端子244 〜246
をMIG/MAG溶接モードとしている。
【0011】また、溶接モード・ワイヤ径選択器24の
端子241 と244 を使用する溶接ワイヤ14のワイヤ
径をa(例えば、直径1.6mm)とし、端子242
245 を使用する溶接ワイヤ14のワイヤ径をb(例え
ば、直径1.2mm)とし、さらに、端子243 と24
6 を使用する溶接ワイヤ14のワイヤ径をc(例えば、
直径1.0mm)としている。そして溶接モード・ワイ
ヤ径選択器24においては1つの端子241 〜246
選択可能となっており、選択された端子241 〜246
は電源27によりHレベルとなる。
【0012】25,26はそれぞれ3入力のオアゲート
を示し、一方のオアゲート25には溶接モード・ワイヤ
径選択器24のパルス溶接モードの端子241 〜243
が接続され、他方のオアゲート26にはMIG/MAG
溶接モードの端子244 〜246 が接続されている。上
記オアゲート25の出力端は切替器19のパルス溶接モ
ードに対応したアナログスイッチ191 と193 のゲー
トに接続されており、オアゲート25の出力がHレベル
となった場合に上記アナログスイッチ191 と193
オン状態となるようにしている。また他方のオアゲート
26の出力端は切替器19のMIG/MAG溶接モード
に対応したアナログスイッチ192 と194 のゲートに
接続されており、オアゲート26の出力がHレベルとな
った場合に上記アナログスイッチ192 と194がオン
状態となるようにしている。
【0013】また、溶接モード・ワイヤ径選択器24の
パルス溶接モードの端子241 〜243 はパルスパター
ン発生器21にそれぞれ入力されており、使用する溶接
ワイヤ14のワイヤ径a〜cに応じて出力されるパルス
信号のパルス幅や高さを可変するようにしている。また
溶接モード・ワイヤ径選択器24の端子244 〜246
を選択することで、図5では回路接続していないが選択
したワイヤ径a〜cに対応させて出力設定器20の基準
値を変えたり、ワイヤ送給モータ15の速度を変えるよ
うにしている。
【0014】次に動作について説明する。まずパルス溶
接モードの場合には、プラス側の電源ケーブル9を出力
端子6’に接続し、溶接モード・ワイヤ径選択器24で
は使用する溶接ワイヤ14のワイヤ径に応じて端子24
1 〜243 のいずれかを選択する。この場合、オアゲー
ト25がアクティブつまりオン状態となり、オアゲート
26は非アクティブつまりオフ状態となり、オアゲート
25の出力はHレベルとなる。そのため、切替器19の
アナログスイッチ191 と193 は導通状態となり、ア
ナログスイッチ192 と194 は非導通状態となる。
【0015】したがって出力設定器20によりパルスパ
ターン発生器21からパルス信号が出力され、このパル
ス信号はアナログスイッチ193 を介して誤差増幅器2
2に入力される。一方、電流検出器18で検出した電流
波形は、アナログスイッチ191 を介して上記誤差増幅
器22に入力される。この誤差増幅器22では、パルス
パターン発生器21からのパルス信号と電流検出器18
からの電流波形とを比較して、出力端子6’側の出力が
一定となるように制御回路23によりインバータ回路2
を制御している。つまりパルス溶接モードの場合には定
電流制御が行われる。
【0016】一方、MIG/MAG溶接モードのとき
は、溶接モード・ワイヤ径選択器24は端子244 〜2
6 のいずれかを選択し、プラス側の電源ケーブル9を
MIG/MAG溶接モード用の出力端子7’に手作業で
接続をし直す。MIG/MAG溶接モードの場合、オア
ゲート26がオン状態、オアゲート25がオフとなり、
オアゲート26の出力がHレベルとなるため、切替器1
9のアナログスイッチ192 と194 とは導通状態(オ
ン状態)となる。
【0017】したがって、出力設定器20からの基準値
がアナログスイッチ194 を介して、また電圧検出器1
7からの電圧信号がアナログスイッチ191 を介して誤
差増幅器22にそれぞれ入力される。誤差増幅器22で
は出力設定器20からの信号と電圧検出器17からの信
号とを比較して、制御回路23を介してインバータ回路
2を制御して出力を定電圧化する定電圧制御を行ってい
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ここで、MIG/MA
G溶接では、短絡時の電流波形の立ち上がりを抑制する
ため、直流リアクトル5’には大きな容量が必要とな
る。また、パルス溶接では逆に鋭い立ち上がり電流パル
スが必要なため、直流リアクトル5’の容量としては小
容量にする必要がある。そのため、出力端子6’,7’
を2つ設け、MIG/MAG溶接モードでは直流リアク
トル5’の全容量が介装する回路構成とし、パルス溶接
モードでは直流リアクトル5’の一部の容量を使用する
回路構成としている。そして、パルス溶接モードでは電
源ケーブル9を出力端子6’に接続し、MIG/MAG
溶接モードでは電源ケーブル9を出力端子7’に接続す
る必要がある。
【0019】このようにパルス溶接モードからMIG/
MAG溶接モードへの変更、逆にMIG/MAG溶接モ
ードからパルス溶接モードへの変更の場合には、電源ケ
ーブル9の出力端子6’,7’の接続を変更する必要が
あり、非常に接続変更作業が煩わしいという問題があっ
た。しかも、パルス溶接モードとMIG/MAG溶接モ
ードとを切り替える場合には、上述のように出力端子
6’,7’の接続を変更すると共に、溶接モード・ワイ
ヤ径選択器24の選択を切り替えるという2つの操作が
必要となり、簡単に溶接モードを切り替えることができ
ない。そのため、同じ母材上で連続してパルス溶接とM
IG/MAG溶接とを途中で切り替えて溶接を行う場合
には、上述したように溶接作業を一旦停止して電源ケー
ブル9の接続をし直す必要があり、溶接の途中で溶接モ
ードを切り替えることが非常に難しいという問題があっ
た。
【0020】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、外部からの切替信号だけで容易にパルス溶接モ
ードとMIG/MAG溶接モードとを切り替えることが
できることを目的とした溶接装置及びパルス溶接とミグ
/マグ溶接切替方法を提供するものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
溶接装置では、直流電源を高周波出力に変換するインバ
ータ回路2と、このインバータ回路2の交流出力を降圧
する変圧器3と、この変圧器3の交流出力を直流に変換
する交直変換器4と、この交直変換器4の出力端に一端
が接続されパルス溶接に応じた値の容量を有する直流リ
アクトル5と、一方はこの直流リアクトル5の他端が接
続され他方は接地されトーチ11と母材12間をそれぞ
れ電源ケーブル9,10にて接続される一対の出力端子
6,8と、この出力端子6,8間の電圧を検出する電圧
検出器17と、出力電流を検出する電流検出器18と、
パルス溶接の場合に所定のパルスパターンの信号を出力
するパルスパターン発生器21と、ミグ/マグ溶接の場
合に所定の基準信号を出力する出力設定器20と、この
出力設定器20からの基準信号が入力されると共に、上
記電圧検出器17からの検出信号が入力され、該電圧検
出器17からの検出信号によりミグ/マグ溶接モード時
において短絡状態を検出した場合には電流波形の立ち上
がりを抑制するためインバータ回路2の出力を低減させ
るべく基準信号を変化させる波形制御回路31と、上記
電圧検出器17からの検出信号、電流検出器18からの
検出信号、パルスパターン発生器21からのパルスパタ
ーンの信号、波形制御回路31からの基準信号がそれぞ
れのスイッチ要素191 〜194 に入力される切替器1
9と、最初にパルス溶接かミグ/マグ溶接かいずれかの
溶接モードを選択設定する溶接モード選択器24と、外
部からの操作によりオン信号またはオフ信号を出力する
外部切替スイッチ36と、上記溶接モード選択器24と
外部切替スイッチ36からの両信号を入力して外部切替
スイッチ36の操作毎に上記切替器19のスイッチ要素
191 〜194 を選択してパルス溶接モードかミグ/マ
グ溶接モードかを切り替える切替制御手段35,39
と、この切替制御手段35,39により選択された切替
器19のスイッチ要素191 〜194からの検出信号と
パルスパターン発生器21あるいは波形制御回路31か
らの基準となる信号とを比較する誤差増幅器22と、こ
の誤差増幅器22からの信号によりインバータ回路2の
出力を略一定に制御する制御回路23とを備えているこ
とを特徴としている。
【0022】請求項2記載のパルス溶接とミグ/マグ溶
接切替方法では、直流電源をインバータ回路2にて高周
波出力に変換し、上記インバータ回路2の交流出力を変
圧器3にて降圧した後に交直変換器4により直流に変換
し、上記交直変換器4の出力端よりパルス溶接に応じた
値の容量を有する直流リアクトル5を介して一対の出力
端子6,8に接続し、この一対の出力端子6,8間に電
源ケーブル9,10を介してトーチ11と母材12とに
接続し、上記出力端子6,8間の電圧を検出する電圧検
出器17を設け、出力電流を検出する電流検出器18を
設け、パルス溶接の場合に所定のパルスパターンの信号
を出力するパルスパターン発生器21を設け、ミグ/マ
グ溶接の場合に所定の基準信号を出力する出力設定器2
0を設け、この出力設定器20からの基準信号が入力さ
れると共に、上記電圧検出器17からの検出信号が入力
され、該電圧検出器17からの検出信号によりミグ/マ
グ溶接モード時において短絡状態を検出した場合には電
流波形の立ち上がりを抑制するためインバータ回路2の
出力を低減させるべく基準信号を変化させる波形制御回
路31を設け、上記電圧検出器17からの検出信号、電
流検出器18からの検出信号、パルスパターン発生器2
1からのパルスパターンの信号、波形制御回路31から
の基準信号がそれぞれのスイッチ要素191 〜194
入力される切替器19を設け、最初にパルス溶接かミグ
/マグ溶接かいずれかの溶接モードを選択設定する溶接
モード選択器24を設け、外部からの操作によりオン信
号またはオフ信号を出力する外部切替スイッチ36を設
け、上記溶接モード選択器24と外部切替スイッチ36
からの両信号を入力して外部切替スイッチ36の操作毎
に上記切替器19のスイッチ要素191 〜194 を選択
してパルス溶接モードかミグ/マグ溶接モードかを切り
替える切替制御手段35,39を設け、この切替制御手
段35,39により選択された切替器19のスイッチ要
素191 〜194からの検出信号とパルスパターン発生
器21あるいは波形制御回路31からの基準となる信号
とを比較する誤差増幅器22を設け、この誤差増幅器2
2からの信号によりインバータ回路2の出力を略一定に
制御する制御回路23を設け、上記溶接モード選択器2
4にて予めパルス溶接モードかミグ/マグ溶接モードか
を選択設定しておき、溶接開始後に上記外部切替スイッ
チ36を操作する毎に溶接モード選択器24で最初に設
定した溶接モードから交互に反対の溶接モードに反転さ
せるようにしたことを特徴としている。
【0023】請求項3記載の溶接装置では、上記外部切
替スイッチ36を、周期的にオン、オフ制御する発振器
48を備えたことを特徴としている。
【0024】請求項4記載の溶接装置では、最初に溶接
モード選択器24でパルス溶接モードに選択設定してお
き、溶接スタートから所定の時間経過後に外部切替スイ
ッチ36を操作するタイミング発生器を備えていること
を特徴としている。
【0025】請求項5記載の溶接装置では、被溶接物4
7の溶接位置情報、パルス溶接かミグ/マグ溶接かの溶
接情報を予め格納したメモリ43を有すると共に、上記
被溶接物47を自動溶接するロボット45を制御する制
御盤41を備え、上記被溶接物47の溶接箇所に応じて
上記制御盤41より外部切替スイッチ36を制御する外
部切替信号を出力するようにしたことを特徴としてい
る。
【0026】請求項6記載の溶接装置では、上記外部切
替スイッチ36を足踏みスイッチとして構成し、この足
踏みスイッチを溶接作業位置に設置したことを特徴とし
ている。
【0027】
【作用】本発明の請求項1記載の溶接装置によれば、ミ
グ/マグ溶接の場合に短絡時で電圧検出器17で検出し
た信号が波形制御回路31に入力され、この波形制御回
路31にてインバータ回路2の出力を低減させて電流波
形の立ち上がりを抑制してミグ/マグ溶接の場合でもパ
ルス溶接の場合の小容量の直流リアクトル5を使用でき
る。そのため、パルス溶接とミグ/マグ溶接とを切り替
えた場合でも電源ケーブル9の出力端子6への接続変更
をする必要がなく、溶接の作業能率を向上させることが
できる。また、一つの外部切替スイッチ36の操作毎に
パルス溶接かミグ/マグ溶接かを容易に切り替えること
が可能となる。したがって、従来パルス溶接とミグ/マ
グ溶接の兼用電源を使用していても、切替作業に時間が
かかることから被溶接物に応じて電源特性を決め、専用
電源として使用していたが、本溶接装置により、例えば
一つの溶接物であっても、その溶接箇所に応じてパルス
溶接かミグ/マグ溶接かの最適の出力特性を選択するこ
とができるようになり、能率向上に多大の効果が得られ
る。
【0028】請求項2記載のパルス溶接とミグ/マグ溶
接切替方法によれば、ミグ/マグ溶接の場合に短絡時で
電圧検出器17で検出した信号が波形制御回路31に入
力され、この波形制御回路31にてインバータ回路2の
出力を低減させて電流波形の立ち上がりを抑制してミグ
/マグ溶接の場合でもパルス溶接の場合の小容量の直流
リアクトル5を使用できる。そのため、パルス溶接とミ
グ/マグ溶接とを切り替えた場合でも電源ケーブル9の
出力端子6への接続変更をする必要がなく、溶接の作業
能率を向上させることができる。また、一つの外部切替
スイッチ36の操作毎にパルス溶接かミグ/マグ溶接か
を容易に切り替えることが可能となる。したがって、従
来パルス溶接とミグ/マグ溶接の兼用電源を使用してい
ても、切替作業に時間がかかることから被溶接物に応じ
て電源特性を決め、専用電源として使用していたが、本
溶接装置により、例えば一つの溶接物であっても、その
溶接箇所に応じてパルス溶接かミグ/マグ溶接かの最適
の出力特性を選択することができるようになり、能率向
上に多大の効果が得られる。
【0029】請求項3記載の溶接装置によれば、発振器
48で周期的に外部切替スイッチ36をオン、オフ制御
することで、パルス溶接とミグ/マグ溶接とを周期的に
切り替えて溶接を行うようにしている。
【0030】請求項4記載の溶接装置によれば、最初に
溶接モード選択器24にてパルス溶接モードに選択設定
しておき、溶接のスタートから所定の時間が経過した後
にタイミング発生器により信号を出力して外部切替スイ
ッチ36を操作し、パルス溶接モードからミグ/マグ溶
接に切り替えて溶接をするようにしている。
【0031】請求項5記載の溶接装置によれば、被溶接
物47の溶接位置情報、溶接情報を格納しているメモリ
43から読み出すことで、制御盤41から外部切替信号
を溶接装置の外部切替スイッチ36に送り、該外部切替
スイッチ36を操作することで、溶接箇所に応じてパル
ス溶接かミグ/マグ溶接かの選択が可能となる。
【0032】請求項6記載の溶接装置によれば、作業物
が容易に足踏みスイッチを操作することが、作業物が容
易に溶接箇所に応じてパルス溶接かミグ/マグ溶接かの
切り替えが容易となる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の全体のブロック構成図を示してい
る。なお図5に示す従来例と同じ機能を発揮する要素に
は従来と同一の番号を付してその説明を省略し、本発明
の要旨の部分について詳述する。
【0034】アナログスイッチ191 〜194 を有する
切替器19、出力設定器20、パルスパターン発生器2
1等は従来と同じ構成であり、本実施例では出力設定器
20と切替器19のアナログスイッチ194 との間に波
形制御回路31を介設している。この波形制御回路31
には電圧検出器17からの信号が入力されており、MI
G/MAG溶接モードでのアーク状態、短絡状態を該波
形制御回路31で検出するようにしている。また溶接モ
ード・ワイヤ径選択器24自体も従来と同じ構成である
が、端子241 〜246 の接続が異なっている。溶接モ
ード・ワイヤ径選択器24のパルス溶接モードに対応し
た端子241 〜243 はオアゲート25の入力端に接続
されると共に、オアゲート32〜34の一方の入力端に
それぞれ接続されている。また、MIG/MAG溶接モ
ードに対応した端子244 〜246 は上記オアゲート3
2〜34の他方の入力端にそれぞれ接続されている。
【0035】ここで、溶接モード・ワイヤ径選択器24
の端子241 と244 は使用する溶接ワイヤ14のワイ
ヤ径aとし、端子242 と245 はワイヤ径bとし、端
子243 と246 はワイヤ径cとして、それぞれ選択可
能となっている。ワイヤ径a,b,cは従来と同様に、
例えば、それぞれ直径が1.6mm、1.2mm、1.
0mmに設定してある。溶接モード・ワイヤ径選択器2
4の各端子241 〜246 から出力されるワイヤ径信号
は上記オアゲート32〜34を介してパルスパターン発
生器21と波形制御回路31にそれぞれ入力されるよう
になっている。そして、パルスパターン発生器21及び
波形制御回路31では、それぞれのワイヤ径に応じたパ
ルスパターン及び波形制御が行われる。
【0036】一方、上記オアゲート25の出力は排他的
論理和素子(以下、EX−ORという)35の一方の入
力端に入力され、このEX−OR35の他方の入力端に
は外部切替スイッチ36の一端が接続されている。ま
た、上記EX−OR35の他方の入力端は抵抗37を介
して接地されている。さらに上記外部切替スイッチ36
の他端は電源38が接続されており、外部切替スイッチ
36がオフのときはEX−OR35の他方の入力端をL
レベルとし、外部切替スイッチ36がオンのときにはH
レベルにする。
【0037】EX−OR35の出力端は、切替器19の
アナログスイッチ191 と193 のゲートに接続してい
ると共に、インバータゲート39の入力端に接続してい
る。そして、インバータゲート39の出力端は、切替器
19のアナログスイッチ192 と194 のゲートのそれ
ぞれ接続してある。したがって、EX−OR35の両入
力の状態により、該EX−OR35の出力あるいはイン
バータゲート39の出力にて切替器19のアナログスイ
ッチ191と193 、192 と194 を導通状態にし
て、パルス溶接モードとMIG/MAG溶接モードとを
切り替えるようにしている。
【0038】また、直流リアクトル5は交直変換器4の
正極側と出力端子6との間に介設し、出力端子6にプラ
ス側の電源ケーブル9を接続している。すなわち、本実
施例では、従来のように中間タップを設けていない直流
リアクトル5を使用し、且つ出力端子6も1つだけとし
ている。したがって電源ケーブル9は出力端子6に接続
固定された状態でつながった形となっている。
【0039】次に動作を説明する。パルス溶接モードと
MIG/MAG溶接モードの選択は溶接モード・ワイヤ
径選択器24で最初の設定が決まり、端子241 〜24
3 がセットされている時はパルス溶接モードの設定とな
り、オアゲート25の出力はHレベル(アクティブ)と
なる。そして外部からの外部切替スイッチ36がオフの
時は、抵抗37により入力端がLレベルとなって両入力
が不一致となって、EX−OR35の出力はHレベル
(アクティブ)となる。したがって、切替器19のアナ
ログスイッチ191 と193 とがそれぞれ選択されるこ
とになる。なお、EX−OR35の出力がHレベルの時
は、インバータゲート39の出力はLレベルとなるの
で、MIG/MAG溶接モード用のアナログスイッチ1
2と194 は非導通状態である。
【0040】このとき、出力設定器20からの信号はパ
ルスパターン発生器21を通って溶接モード・ワイヤ径
選択器24で設定されたワイヤ径に応じたパルスパター
ンを発生し、このパルス信号は切替器19のアナログス
イッチ193 を通って誤差増幅器22に入力される。一
方、出力検出信号としての電流検出器18からの信号
は、切替器19のアナログスイッチ191 を介して誤差
増幅器22に入力され、誤差増幅器22の出力は上記パ
ルスパターン発生器21からのパルスパターンに応じて
変化するようになる。
【0041】ここで直流リアクトル5の容量はパルス溶
接モード時で、十分に鋭い立ち上がり電流パルスが得ら
れる容量としている。
【0042】次に、溶接モード・ワイヤ径選択器24に
おいて端子244 〜246 のいずれかがセットされてい
る場合は、オアゲート25の入力端が抵抗接地となって
該オアゲート25の出力はLレベル(非アクティブ)と
なる。そして外部切替スイッチ36がオフの時はEX−
OR35の両入力が一致するために、EX−OR35の
出力はLレベル(非アクティブ)となる。したがって、
EX−OR35の出力がLレベルなので、インバータゲ
ート39の出力はHレベルとなり、切替器19のアナロ
グスイッチ192 と194 が選択されることになる。な
お、EX−OR35の出力がLレベルなので、アナログ
スイッチ191 と193 は選択されない。
【0043】切替器19のアナログスイッチ192 と1
4 とが導通状態となると、出力設定器20からの基準
信号は波形制御回路31を通って誤差増幅器22に入力
される。そして出力検出信号としての電圧検出器17か
らの信号が誤差増幅器22に供給され、両入力が誤差増
幅器22にて比較されて、インバータ回路2の出力がM
IG/MAG溶接モード特性となるように制御回路23
により制御される。つまり、電圧検出器17からの検出
信号が常時波形制御回路31に入力されており、アーク
状態、短絡状態を検出し、短絡状態の場合には波形制御
回路31から出力されて誤差増幅器22に入力される基
準信号を変化させて、制御回路23を介してインバータ
回路2の出力を低減させている。したがって直流リアク
トル5の容量がパルス溶接モードに応じた小容量の場合
でも、短絡時での溶接電流波形の立ち上がりを抑制する
ことができる。
【0044】ところで、上記EX−OR35は、2つの
入力が一致したときに非アクティブ(Lレベル)とな
り、不一致のときにアクティブ(Hレベル)となる。し
たがって、オアゲート25の出力がHレベル(パルス溶
接モードの選択時)のときは、切替器19のアナログス
イッチ191 と193 とを選択しているが、外部切替ス
イッチ36がオンすると、EX−OR35の出力がLレ
ベルとなり、外部切替スイッチ36がオフのときと反対
となり、切替器19のアナログスイッチ192 と194
とが選択され、MIG/MAG溶接モードに変わる。
【0045】また、オアゲート25の出力がLレベル
(MIG/MAG溶接モードの選択時)のときは、外部
切替スイッチ36がオフのとき、EX−OR35の出力
がLレベルとなってインバータゲート39の出力がHレ
ベルとなり、切替器19のアナログスイッチ192 と1
4 とを選択しているが、外部切替スイッチ36がオン
すると、EX−OR35の出力がHレベルとなり、切替
器19のアナログスイッチ191 と193 とを選択して
パルス溶接モードに切り換わることになる。
【0046】すなわち、外部切替スイッチ36がオフの
ときは、溶接モード・ワイヤ径選択器24で最初に選択
された出力特性(パルス溶接モードあるいはMIG/M
AG溶接モード)となるが、外部切替スイッチ36をオ
ンすることで、溶接モードの出力特性は溶接モード・ワ
イヤ径選択器24で設定したのとは反対の溶接モードに
なる。つまり、最初に溶接モード・ワイヤ径選択器24
でパルス溶接モードを設定している場合、外部切替スイ
ッチ36をオンするとMIG/MAG溶接モードに切り
替えることができる。逆に最初にMIG/MAG溶接モ
ードを設定している場合、外部切替スイッチ36をオン
するとパルス溶接モードに切り替えることができる。ま
た、上記外部切替スイッチ36をオフに戻すことで、溶
接モード・ワイヤ径選択器24にて最初に設定した溶接
モードに復帰させることができる。
【0047】したがって、溶接開始後に被溶接物の溶接
箇所に応じて現在の溶接モードと反対の溶接モードが要
求される場合には、外部切替スイッチ36を操作するだ
けで、容易に現在の溶接モード(例えば、パルス溶接モ
ード)を反対の溶接モード(例えば、MIG/MAG溶
接モード)に切り替えることができる。しかも、溶接モ
ードの切り替えは1回だけでなく、外部切替スイッチ3
6を操作する毎に切り替えができるので作業能率が非常
に高いものである。なお、シールドガスとしては、パル
ス溶接とMIG/MAG溶接とに共通に使用が可能な、
例えばアルゴン、ヘリウム等が好適例である。また、母
材としては、例えば銅、ステンレス、アルミ等が好適例
である。
【0048】また、溶接ワイヤ14のワイヤ径a〜cを
変更する場合には、電源を一旦オフにして、所望の溶接
ワイヤを使用することになる。そして溶接モード・ワイ
ヤ径選択器24によりパルス溶接モードかMIG/MA
G溶接モードかを選択して、溶接作業を開始する。
【0049】以上説明したように本実施例においては、
電圧検出器17からの信号にて波形制御回路31におい
てアーク状態、短絡状態を検出し、短絡状態においては
波形制御回路31の出力を可変させてインバータ回路2
の出力を低減させていることで、直流リアクトル5の容
量をパルス溶接モードに対応した容量に設定していて
も、MIG/MAG溶接モードでの短絡時の電流波形の
立ち上がりを抑制することができる。したがって、トー
チ11側に溶接電源を供給するプラス側の電源ケーブル
9の接続は、1つの出力端子6だけで良いことになる。
これによりパルス溶接モードとMIG/MAG溶接モー
ドとを変更する場合でも、従来のように電源ケーブル9
の接続の変更を行うことなく、外部切替スイッチ36の
オン、オフの操作だけで良いことになる。もちろん、溶
接モード・ワイヤ径選択器24の端子241 〜246
選択するだけでも良い。
【0050】また溶接モード・ワイヤ径選択器24で最
初に選択していた溶接モードを変更する場合にも、外部
切替スイッチ36をオフからオンにするだけで、容易に
溶接モードを変更することができる。したがって最初に
パルス溶接モードを選択している場合には、外部切替ス
イッチ36をオン操作するだけでMIG/MAG溶接モ
ードに変更でき、また逆に、MIG/MAG溶接モード
から外部切替スイッチ36をオン操作するだけでパルス
溶接モードに容易に変更することができる。
【0051】しかも、この溶接モードの変更は、従来で
はパルス溶接モードとMIG/MAG溶接モードの兼用
電源を使用していても、切替え作業に時間がかかるなど
のため、被溶接物に応じて電源特性を決めて専用電源と
して使用していたが、本溶接装置ないし本溶接モード切
替方法を用いることで、例えば、一つの溶接物であって
も、その溶接箇所に応じて外部切替スイッチ36をオ
ン、またはオフすることで最適の溶接出力特性を選択す
ることができる。そのため、能率が非常に向上するもの
である。
【0052】ところで、図2(a)はパルス溶接による
ビード40の断面形状を示し、図2(b)はMIG/M
AG溶接によるビード40の断面形状を示している。図
2(a)に示すように、パルス溶接ではスパッタが少な
く、溶け込みも深く、ビード外観は幅が広く、余盛りが
低い。一方、MIG/MAG溶接では、スパッタは多少
出るが、溶け込みが浅く、ビード外観はパルス溶接に比
べて幅が狭く、余盛りが高い。しかし、母材への入熱が
少なく、溶け落ちの危険が少ない。
【0053】そこで、パルス溶接とMIG/MAG溶接
との特徴を生かすべく、一つの溶接物であっても、その
溶接箇所に応じて外部切替スイッチ36をオン、または
オフすることで最適の溶接出力特性(パルス溶接モー
ド、またはMIG/MAG溶接モード)を選択すること
ができる。
【0054】ここで、半自動溶接の例として、外部切替
スイッチ36を、例えば足踏みスイッチとして溶接作業
位置に設置すれば、溶接作業者が溶接を行いながら、い
つでも溶接箇所に応じてパルス溶接とMIG/MAG溶
接の使い分けが可能となり、電源を一旦オフすることな
く溶接モードを切り替えながら連続して同一の母材に対
して溶接作業ができて、作業能率の向上を図ることがで
きる。
【0055】(実施例2)実施例2を図3に示す。本実
施例では、溶接箇所に応じて最適の出力特性を選択する
ことができる具体例として、ロボットによる自動溶接の
場合について説明する。45は溶接ロボットであり、ア
ームの先端にはトーチ11が設けられている。この溶接
ロボット45はマイクロコンピュータ等で構成される制
御盤41により制御されている。この制御盤41の主な
構成としては、制御を司るCPU42、治具46の上に
設置されている被溶接物47の溶接箇所の位置情報やパ
ルス溶接を行うかMIG/MAG溶接を行うかの溶接情
報等を予め格納したメモリ43、CPU42から図1に
示す溶接装置Aに外部切替信号を出力するI/Oインタ
ーフェイス44等から構成されている。
【0056】上記制御盤41のI/Oインターフェイス
44から出力される外部切替信号により、図1に示す外
部切替スイッチ36をオン、またはオフさせるようにし
ている。したがって被溶接物47の溶接箇所の状態に応
じてパルス溶接モードとMIG/MAG溶接モードとを
切り替えるための外部切替信号をI/Oインターフェイ
ス44を介して溶接装置Aに入力することで、溶接箇所
に応じた最適の溶接方法(パルス溶接か、あるいはMI
G/MAG溶接か)を連続的に切り替えて使用すること
が可能となる。
【0057】(実施例3)図4に実施例3を示す。本実
施例では、外部切替スイッチ36をアナログスイッチで
構成し、この外部切替スイッチ36のオン、オフを低周
波発振器48の出力にて行うようにしたものである。す
なわち、低周波発振器48の出力により外部切替スイッ
チ36を交互に、オン、オフすることで、パルス溶接モ
ードとMIG/MAG溶接モードとを周期的且つ交互に
繰り返すようにしたものである。なお、低周波発振器4
8の周波数としては、0.5〜20Hzが好適例であ
る。
【0058】本実施例では低周波発振器48を用いて交
互にパルス溶接モードとMIG/MAG溶接モードとを
切り替えることで、ビード幅が相対的に広く入熱が大き
いパルス溶接と、ビード幅が相対的に狭く入熱が低いM
IG/MAG溶接とが交互に繰り返されるため、MIG
/MAG溶接のみの場合よりも、ビード幅がやや広くな
り、且つ入熱がパルス溶接のみの場合より低くなり、ビ
ード外観もTIGフィラー溶接を行ったときのようにウ
ロコ状ビードとなり、外観の向上と共に、入熱が低下す
るため、入熱過大による溶け落ち等の溶接不良防止に効
果がある。
【0059】(実施例4)本実施例では、図4に示す低
周波発振器48の代わりに、アークスタート時のみパル
ス溶接となるタイミング発生器を用いたものである。こ
の場合、溶接モード・ワイヤ径選択器24で最初にパル
ス溶接モードの何れかの端子241 〜24 3 を選択して
おく。そして、スタートから所定の時間後に上記タイミ
ング発生器から外部切替スイッチ36をオンさせる信号
を出力させる。これにより、アークスタート時のみ(例
えば、0.1〜1秒程度が好適)パルス溶接を行い、そ
れ以降はMIG/MAG溶接を行うことができる。
【0060】本実施例のような切替を行うことで、MI
G/MAG溶接の欠点の一つである、アークスタート部
の入熱不足によるスタート部のビード余盛の過大・溶け
込み不足が、スタート部に入熱の大きいパルス溶接を利
用できるため、スタート部の余盛過大・溶け込み不足が
軽減され、ビードの外観の向上を図ることができるもの
である。
【0061】なお、本発明は各実施例で説明した構成に
限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する構成
であれば種々の変更が可能である。例えば外部切替スイ
ッチ36をオンさせることで、溶接モードを切り替える
ようにしているが、反対に外部切替スイッチ36を最初
にオンしておき、オフした場合に溶接モードを反転させ
るように構成しても良い。この場合、EX−OR35と
インバータゲート39の構成も共に変更されることは言
うまでもない。また、切替器19もアナログスイッチ1
1 〜194 で構成しているが、他のスイッチ要素を用
いても良い。さらに、論理回路は図示した場合に限定さ
れるものではなく、本発明の効果を奏するような論理構
成とした場合にも本発明を適用することができるもので
ある。
【0062】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の溶接装置によれ
ば、パルス溶接とミグ/マグ溶接とを切り替えた場合で
も電源ケーブルの出力端子への接続変更をする必要がな
く、溶接の作業能率を向上させることができる。また、
一つの外部切替スイッチの操作毎にパルス溶接かミグ/
マグ溶接かを容易に切り替えることが可能となる。した
がって、従来パルス溶接とミグ/マグ溶接の兼用電源を
使用していても、切替作業に時間がかかることから被溶
接物に応じて電源特性を決め、専用電源として使用して
いたが、本溶接装置により、例えば一つの溶接物であっ
ても、その溶接箇所に応じてパルス溶接かミグ/マグ溶
接かの最適の出力特性を選択することができるようにな
り、能率向上に多大の効果が得られる。
【0063】請求項2記載のパルス溶接とミグ/マグ溶
接切替方法によれば、パルス溶接とミグ/マグ溶接とを
切り替えた場合でも電源ケーブルの出力端子への接続変
更をする必要がなく、溶接の作業能率を向上させること
ができる。また、一つの外部切替スイッチの操作毎にパ
ルス溶接かミグ/マグ溶接かを容易に切り替えることが
可能となる。したがって、従来パルス溶接とミグ/マグ
溶接の兼用電源を使用していても、切替作業に時間がか
かることから被溶接物に応じて電源特性を決め、専用電
源として使用していたが、本溶接装置により、例えば一
つの溶接物であっても、その溶接箇所に応じてパルス溶
接かミグ/マグ溶接かの最適の出力特性を選択すること
ができるようになり、能率向上に多大の効果が得られ
る。
【0064】請求項3記載の溶接装置によれば、発振器
で周期的に外部切替スイッチをオン、オフ制御すること
で、パルス溶接とミグ/マグ溶接とを周期的に切り替え
て溶接を行うようにしている。したがって、発振器を用
いて交互にパルス溶接モードとMIG/MAG溶接モー
ドとを切り替えることで、ビード幅が相対的に広く入熱
が大きいパルス溶接と、ビード幅が相対的に狭く入熱が
低いMIG/MAG溶接とが交互に繰り返されるため、
MIG/MAG溶接のみの場合よりも、ビード幅がやや
広くなり、且つ入熱がパルス溶接のみの場合より低くな
り、ビード外観もTIGフィラー溶接を行ったときのよ
うにウロコ状ビードとなり、外観の向上と共に、入熱が
低下するため、入熱過大による溶け落ち等の溶接不良防
止に効果がある。
【0065】請求項4記載の溶接装置によれば、最初に
溶接モード選択器にてパルス溶接モードに選択設定して
おき、溶接のスタートから所定の時間が経過した後にタ
イミング発生器により信号を出力して外部切替スイッチ
を操作し、パルス溶接モードからミグ/マグ溶接に切り
替えて溶接をするようにしている。このためMIG/M
AG溶接の欠点の一つである、アークスタート部の入熱
不足によるスタート部のビード余盛の過大・溶け込み不
足が、スタート部に入熱の大きいパルス溶接を利用でき
るため、スタート部の余盛過大・溶け込み不足が軽減さ
れ、ビードの外観の向上を図ることができる。
【0066】請求項5記載の溶接装置によれば、被溶接
物の溶接位置情報、溶接情報を格納しているメモリから
読み出すことで、制御盤から外部切替信号を溶接装置の
外部切替スイッチに送り、該外部切替スイッチを操作す
ることで、溶接箇所に応じてパルス溶接かミグ/マグ溶
接かの選択が可能となる。したがって被溶接物の溶接箇
所の状態に応じてパルス溶接モードとMIG/MAG溶
接モードとを切り替えるための外部切替信号を溶接装置
の外部切替スイッチに入力することで、溶接箇所に応じ
た最適の溶接方法(パルス溶接か、あるいはMIG/M
AG溶接か)を連続的に切り替えて使用することが可能
となる。
【0067】請求項6記載の溶接装置によれば、作業物
が容易に足踏みスイッチを操作することが、作業物が容
易に溶接箇所に応じてパルス溶接かミグ/マグ溶接かの
切り替えが容易となる。したがって、溶接作業者が溶接
を行いながら、いつでも溶接箇所に応じてパルス溶接と
MIG/MAG溶接の使い分けが可能となり、電源を一
旦オフすることなく溶接モードを切り替えながら連続し
て同一の母材に対して溶接作業ができて、作業能率の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の溶接装置のブロック構成図で
ある。
【図2】(a)はパルス溶接をした場合のビードの断面
を示す図である。(b)はMIG/MAG溶接をした場
合のビードの断面を示す図である。
【図3】本発明の実施例2のブロック構成図である。
【図4】本発明の実施例3の溶接装置のブロック構成図
である。
【図5】従来例の溶接装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
2 インバータ回路 3 変圧器 4 交直変換器 5 直流リアクトル 6 プラス側出力端子 8 マイナス側出力端子 9 電源ケーブル 10 電源ケーブル 11 トーチ 12 母材 17 電圧検出器 18 電流検出器 19 切替器 191 〜194 アナログスイッチ 20 出力設定器 21 パルスパターン発生器 22 誤差増幅器 23 制御回路 24 溶接モード・ワイヤ径選択器 31 波形制御回路 35 EX−OR(排他的論理和素子) 36 外部切替スイッチ 39 インバータゲート 41 制御盤 43 メモリ 45 溶接ロボット 47 被溶接物 48 低周波発振器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源を高周波出力に変換するインバ
    ータ回路(2)と、このインバータ回路(2)の交流出
    力を降圧する変圧器(3)と、この変圧器(3)の交流
    出力を直流に変換する交直変換器(4)と、この交直変
    換器(4)の出力端に一端が接続されパルス溶接に応じ
    た値の容量を有する直流リアクトル(5)と、一方はこ
    の直流リアクトル(5)の他端が接続され他方は接地さ
    れトーチ(11)と母材(12)間をそれぞれ電源ケー
    ブル(9)(10)にて接続される一対の出力端子
    (6)(8)と、この出力端子(6)(8)間の電圧を
    検出する電圧検出器(17)と、出力電流を検出する電
    流検出器(18)と、パルス溶接の場合に所定のパルス
    パターンの信号を出力するパルスパターン発生器(2
    1)と、ミグ/マグ溶接の場合に所定の基準信号を出力
    する出力設定器(20)と、この出力設定器(20)か
    らの基準信号が入力されると共に、上記電圧検出器(1
    7)からの検出信号が入力され、該電圧検出器(17)
    からの検出信号によりミグ/マグ溶接モード時において
    短絡状態を検出した場合には電流波形の立ち上がりを抑
    制するためインバータ回路(2)の出力を低減させるべ
    く基準信号を変化させる波形制御回路(31)と、上記
    電圧検出器(17)からの検出信号、電流検出器(1
    8)からの検出信号、パルスパターン発生器(21)か
    らのパルスパターンの信号、波形制御回路(31)から
    の基準信号がそれぞれのスイッチ要素(191 )〜(1
    4 )に入力される切替器(19)と、最初にパルス溶
    接かミグ/マグ溶接かいずれかの溶接モードを選択設定
    する溶接モード選択器(24)と、外部からの操作によ
    りオン信号またはオフ信号を出力する外部切替スイッチ
    (36)と、上記溶接モード選択器(24)と外部切替
    スイッチ(36)からの両信号を入力して外部切替スイ
    ッチ(36)の操作毎に上記切替器(19)のスイッチ
    要素(191 )〜(194 )を選択してパルス溶接モー
    ドかミグ/マグ溶接モードかを切り替える切替制御手段
    (35)(39)と、この切替制御手段(35)(3
    9)により選択された切替器(19)のスイッチ要素
    (191)〜(194 )からの検出信号とパルスパター
    ン発生器(21)あるいは波形制御回路(31)からの
    基準となる信号とを比較する誤差増幅器(22)と、こ
    の誤差増幅器(22)からの信号によりインバータ回路
    (2)の出力を略一定に制御する制御回路(23)とを
    備えていることを特徴とする溶接装置。
  2. 【請求項2】 直流電源をインバータ回路(2)にて高
    周波出力に変換し、上記インバータ回路(2)の交流出
    力を変圧器(3)にて降圧した後に交直変換器(4)に
    より直流に変換し、上記交直変換器(4)の出力端より
    パルス溶接に応じた値の容量を有する直流リアクトル
    (5)を介して一対の出力端子(6)(8)に接続し、
    この一対の出力端子(6)(8)間に電源ケーブル
    (9)(10)を介してトーチ(11)と母材(12)
    とに接続し、上記出力端子(6)(8)間の電圧を検出
    する電圧検出器(17)を設け、出力電流を検出する電
    流検出器(18)を設け、パルス溶接の場合に所定のパ
    ルスパターンの信号を出力するパルスパターン発生器
    (21)を設け、ミグ/マグ溶接の場合に所定の基準信
    号を出力する出力設定器(20)を設け、この出力設定
    器(20)からの基準信号が入力されると共に、上記電
    圧検出器(17)からの検出信号が入力され、該電圧検
    出器(17)からの検出信号によりミグ/マグ溶接モー
    ド時において短絡状態を検出した場合には電流波形の立
    ち上がりを抑制するためインバータ回路(2)の出力を
    低減させるべく基準信号を変化させる波形制御回路(3
    1)を設け、上記電圧検出器(17)からの検出信号、
    電流検出器(18)からの検出信号、パルスパターン発
    生器(21)からのパルスパターンの信号、波形制御回
    路(31)からの基準信号がそれぞれのスイッチ要素
    (191 )〜(194 )に入力される切替器(19)を
    設け、最初にパルス溶接かミグ/マグ溶接かいずれかの
    溶接モードを選択設定する溶接モード選択器(24)を
    設け、外部からの操作によりオン信号またはオフ信号を
    出力する外部切替スイッチ(36)を設け、上記溶接モ
    ード選択器(24)と外部切替スイッチ(36)からの
    両信号を入力して外部切替スイッチ(36)の操作毎に
    上記切替器(19)のスイッチ要素(191)〜(194
    )を選択してパルス溶接モードかミグ/マグ溶接モー
    ドかを切り替える切替制御手段(35)(39)を設
    け、この切替制御手段(35)(39)により選択され
    た切替器(19)のスイッチ要素(191 )〜(19
    4 )からの検出信号とパルスパターン発生器(21)あ
    るいは波形制御回路(31)からの基準となる信号とを
    比較する誤差増幅器(22)を設け、この誤差増幅器
    (22)からの信号によりインバータ回路(2)の出力
    を略一定に制御する制御回路(23)を設け、上記溶接
    モード選択器(24)にて予めパルス溶接モードかミグ
    /マグ溶接モードかを選択設定しておき、溶接開始後に
    上記外部切替スイッチ(36)を操作する毎に溶接モー
    ド選択器(24)で最初に設定した溶接モードから交互
    に反対の溶接モードに反転させるようにしたことを特徴
    とするパルス溶接とミグ/マグ溶接切替方法。
  3. 【請求項3】 上記外部切替スイッチ(36)を、周期
    的にオン、オフ制御する発振器(48)を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の溶接装置。
  4. 【請求項4】 最初に溶接モード選択器(24)でパル
    ス溶接モードに選択設定しておき、溶接スタートから所
    定の時間経過後に外部切替スイッチ(36)を操作する
    タイミング発生器を備えていることを特徴とする請求項
    1記載の溶接装置。
  5. 【請求項5】 被溶接物(47)の溶接位置情報、パル
    ス溶接かミグ/マグ溶接かの溶接情報を予め格納したメ
    モリ(43)を有すると共に、上記被溶接物(47)を
    自動溶接するロボット(45)を制御する制御盤(4
    1)を備え、上記被溶接物(47)の溶接箇所に応じて
    上記制御盤(41)より外部切替スイッチ(36)を制
    御する外部切替信号を出力するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の溶接装置。
  6. 【請求項6】 上記外部切替スイッチ(36)を足踏み
    スイッチとして構成し、この足踏みスイッチを溶接作業
    位置に設置したことを特徴とする請求項1記載の溶接装
    置。
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