JPH07275079A - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JPH07275079A
JPH07275079A JP8790394A JP8790394A JPH07275079A JP H07275079 A JPH07275079 A JP H07275079A JP 8790394 A JP8790394 A JP 8790394A JP 8790394 A JP8790394 A JP 8790394A JP H07275079 A JPH07275079 A JP H07275079A
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 椅子の背もたれを、高さを変えることがで
き、容易に組立て、または分解・分別可能にする。 【構成】 位置調節装置を備えた背もたれ 6の基板14の
側部に連結部材取付部20を一体に形成する。連結部材取
付部40を基板34の側部に一体に設けた延長背もたれ33を
形成する。連結部材取付部20と連結部材取付部40とを連
結部材50によって連結し、延長背もたれ33を背もたれ 6
に着脱可能に取付ける。背もたれ 6に延長背もたれ33を
取付けた際に、連結部材取付部20,40 および連結部材50
を覆うように延長カバー58を取付け、取外した際に、連
結部材取付部20を覆うようにカバーを取付ける。基板1
4,34 と、カバー 6および延長カバー58とは同一の材質
にによって夫々形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭やオフィス等で使
用される椅子に関し、特に背もたれ自体の高さを変える
事ができる椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、椅子は、座部の後方に支持支
柱を立設し、背もたれをこの支持支柱に位置調節装置を
介して取付け、使用者の体格や好み等に対応させるた
め、座部や背もたれは高さ方向の位置を調節できるよう
になされており、背もたれの高さも各種用意されてい
る。
【0003】そして、これらの椅子は、木材、金属、合
成樹脂、天然皮革等の材料を組合せて構成されている
が、破損等によって粗大ゴミとして廃棄処分する場合
に、最近の環境問題やごみ処理状況などから分解、分別
して処分するため、分解が容易で使用する材料の種類を
少なくすることが望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
椅子においては、以下に列挙する問題があった。
【0005】背もたれの高さを容易に変えることができ
る椅子は未だ存在せず、高さの異なるものに変えるため
には、背もたれを交換するか、または椅子自体を交換す
る必要があるので、これらの交換した背もたれや椅子を
廃棄処分するための手間がかかり、また大きな無駄が生
じていた。
【0006】背もたれの高さの異なる椅子を製造する場
合においては、背もたれの高さに応じて構成部材を用意
し、組立る必要があるので、用意しなければならない構
成部材数が多くなって複雑となると共に製造に手間がか
かるため、製造コストを減少させることができなかっ
た。
【0007】上記の椅子は、廃棄処分する場合に、使用
する材料の種類が多いので分別、分解が容易でなく、材
料をリサイクルすることは不可能であった。
【0008】本発明は上記問題に着目してなされたもの
で、背もたれ自体の高さを容易に変えることができる椅
子を提供することを目的とするものである。また、本発
明は、背もたれに使用する部材数やその加工工程数を少
なくして構造を極めて簡単なものとし、製造段階での手
間を省いてコストのかからない椅子を提供することを目
的とするものである。さらに本発明の目的は、椅子に使
用する材料の種類を減少させ、廃棄処分する際に分解、
分別が容易な椅子を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明に係る椅子は、座部の後方に起立するように
配設された背もたれ支持フレームと、該支持フレームに
支持された所定の高さを有する背もたれとを備えた椅子
において、前記背もたれの側部に連結部材取付部を設
け、連結部材取付部を側部に設けた延長背もたれを形成
し、連結部材を前記両連結部材取付部に対し着脱可能に
取付けることにより、延長背もたれを背もたれに取付け
たことを特徴とするものである。
【0010】上記連結部材取付部は、背もたれおよび延
長背もたれを構成する基板と夫々一体に形成されている
ことが好ましい。
【0011】また、上記背もたれに延長背もたれを取付
けた際には、連結部材および連結部材取付部を覆うよう
に延長カバーを取付け、背もたれから延長背もたれを取
外した際には、背もたれの連結部材取付部を覆うように
カバーを取付けることが望ましい。また、延長カバーを
取付けた場合においては、延長背もたれを連結部材によ
って背もたれとの間に間隙を形成するように取付け、延
長カバーと連結部材とを結合し、該結合位置を前記間隙
に対応させて配置することが望ましい。
【0012】さらに、上記カバー及び延長カバーに係合
部を設けると共に背もたれに着脱可能に固定されるフラ
ンジを形成し、背もたれおよび延長背もたれの連結部材
取付部に前記係合部を係合するための被係合部を設ける
ことが好ましい。
【0013】また、上記背もたれおよび延長背もたれの
基板と、カバーおよび延長カバーとが、同一の材質にに
よって夫々形成されることが望ましい。
【0014】さらにまた、上記背もたれを支持フレーム
に対して任意の上下方向の位置に支持する位置調節装置
を設けることもできる。
【0015】
【作用】上記のような構成とすることにより、背もたれ
を高くするときは、カバーを取外し、連結部材を背もた
れと延長背もたれの連結部材取付部に取付けることによ
って、延長背もたれをを背もたれに取付け、延長カバー
の係合部を延長背もたれの被係合部に係合すると共にフ
ランジを背もたれに取付け、連結部材及び連結部材取付
け部を覆い、連結部材を延長カバーに結合する。背もた
れを低くする際には、連結部材と延長カバーとの結合を
解除し、背もたれからフランジを取外すと共に係合部を
被係合部から係合を解除し、結合延長カバーを取外し、
連結部材および延長背もたれを背もたれから取外し、カ
バーの係合部を背もたれの被係合部に係合すると共にフ
ランジを背もたれに取付け、背もたれの連結部材取付け
部を覆う。連結部材を介して延長背もたれを背もたれに
連結するので、構造が簡単で、組立または取外しが容易
で、部材数を少なくすることができ、したがって無駄を
生じることがなく、製造コストを減少させることもでき
る。取付部材と係合部材とを同一の材質によって夫々一
体に形成した場合にあっては、廃棄処分する際の分解と
分別が容易である。背もたれを高くして延長カバーを取
付けた場合にあっては見栄えが良く、また、延長背もた
れと背もたれとの間に間隙を形成すると共に、この間隙
に対応するように連結部材と延長カバーとの結合部分を
配置した場合にあっては、延長カバーと連結部材との結
合操作を容易に行うことができる。さらに、背もたれに
位置調節装置を設けた場合にあっては、背もたれの高さ
を変えることができると共に、背もたれを任意の上下方
向の位置に支持することができ、体格や好みにより対応
させることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。なお、図において同一符号は同一部分または相当
部分とする。
【0017】この実施例の場合の椅子は、図1および図
2に示すように、概略脚部 1に支持支柱 2を立設し、支
持支柱 2に座部 3を取付け、座部 3の下面に支持回動装
置 4を設け、支持回動装置 4に背もたれ支持フレーム 5
の基端部を取付け、背もたれ6が位置調節装置 7を介し
て背もたれ支持フレーム 5に任意の上下方向の位置に支
持されてなるものである。
【0018】背もたれ支持フレーム 5は、一対の支柱1
0,10 と、この一対の支柱10,10 に亘って設けられた水
平支持部材11とから構成されている。支柱10は、座部 3
の後方左右から起立するように設けられ、前後方向に傾
斜を調節することができるように、その基端部を支持回
動装置 4に取付けられている。水平支持部材11は、その
両端部が支柱10の所定の高さに固着されている。この実
施例の場合、背もたれ支持フレーム 5は、断面が円形の
中実または中空の棒材が用いられている。なお、この実
施例では背もたれ支持フレーム 5の基端部を支持回動装
置 4に取付けて前後方向に傾斜を調節することができる
ように構成しているが、背もたれ支持フレーム 5の基端
部を脚部 1、支持支柱 2または座部 3に取付け、背もた
れ支持フレーム 5自体の弾性によって背もたれ 6を前後
方向に移動可能とすることもできる。
【0019】背もたれ 6は、基板14の前面に軟質のウレ
タンフォーム等の弾性発泡体からなるクッション部材15
を配置し、これらの基板14とクッション部材15の略全体
を上張部材16によって包み込むように覆われて構成され
たもので(図23参照)、背中に適合するように、湾曲
させて形成されている(図5および図24参照)。基板
14の表面には、剛性を高めるために、複数のリブ14a が
設けられている(図6および図11参照)。クッション
部材15は、基板14との二重成形により一体成形されたも
ので、二重成形時に基板14の表面の形状に合わせて材料
が充填されて凝固する。したがって、クッション部材15
はリブ14a を挟持するように密着し、基板14から脱落し
たりずれたりすることがないので、特に接着剤を用いて
接着したり、ねじ止め等を行う必要はない。また、クッ
ション部材15は柔軟性が非常に高いので、変形させるこ
とによってリブ14a との密着が解かれ、基板14から容易
にはがすことも可能である。なお、背もたれ 6は、基板
14とクッション部材15とを二重成形する金型形状によっ
て大きさや湾曲等の形状を設定することができる。
【0020】基板14は、例えばポリプロピレン等の合成
樹脂等を用いた量産性に富む成形品で、図5および図6
に示すように、その両側部には支柱10の先端を挿通して
背もたれ 6を昇降可能に支持するためのガイド部19と、
このガイド部19に連続して支柱10の端部を収容すると共
に後述する連結部材を取付けるための連結部材取付部20
とが一体に形成されている。また、連結部材取付部20の
周囲には上張り部材16に固着された嵌合部材16a を圧入
して係止するための係止溝21が設けられ、さらに、ガイ
ド部19の近傍下面にはねじ孔22が形成されている。
【0021】連結部材取付部20は、基板の側方に開放す
る空間の側壁20a にリブ25が水平方向に形成され、リブ
25には連結部材が嵌合される凹部25a と、その略中央に
位置するねじ孔25b とが形成されてなるものである。ま
た、この連結部材取付部20の上方には、被係合部として
の開放孔26が形成されている。このように構成された背
もたれ 6の高さで椅子を使用する場合は、図11に示す
ように、ガイド部19と連結部材取付部20と係止溝21とに
亘って覆うカバー28が取付けられる。
【0022】カバー28は、図7ないし図10に示すよう
に、連結部材取付部20の開放孔26と係合するための係合
部29と、ガイド部21の下端を露出させるように嵌合する
嵌合孔30a とねじ31を挿通するための挿通孔30b を備え
たフランジ30とが一体に形成されている。係合部29およ
びフランジ30は、図10に示すように、背もたれ 6の側
部6aと連結部材取付部20および背もたれ 6の湾曲に合わ
せて、カバー28の本体から斜めの方向に突出するように
形成されている。なお、カバー28の形状は、連結部材取
付部20の取付箇所によって、係合部29およびフランジ30
が対称的に形成される。
【0023】カバー28の材質は、例えば基板14と同様
に、ポリプロピレン等の合成樹脂が用いられ、その裏面
には、リサイクルが可能なように材質が表示され、同時
に、製造業者等も表示されている(図示は省略した)。
【0024】カバー28を背もたれ 6の連結部材取付部20
に取付けるときは、図11に示すように、カバー28の係
合部29を連結部材取付部20の開放孔26に係合させると共
に、嵌合孔30a にガイド部19を露出させるように嵌合
し、ねじ31を挿通孔30b に挿通してねじ孔22に螺合し、
固定する。
【0025】以上のように構成された椅子は、図3及び
図4に示すように、背もたれ 6の上方に連結部材を介し
て延長背もたれ33を取付けることができる。
【0026】延長背もたれ33は、背もたれ 6と同様に、
基板34の前面にウレタンフォーム等の弾性発泡体からな
るクッション部材35が取付けられ、これらの基板34とク
ッション部材35の略全体を上張部材36によって包み込む
ように覆われて構成されたもので、背中に適合するよう
に、湾曲させて形成されている(図21および図24参
照)。なお、延長背もたれ33の高さは、図3および図4
に示すように、背もたれ 6の高さに比べて低く設定され
ている。
【0027】基板34は、背もたれ 6の基板14と同様にポ
リプロピレン等の合成樹脂を用いた成形品で、その両側
部には連結部材取付部40が形成され、表面には剛性を高
めるために複数のリブ34a が設けられている(図22参
照)。クッション部材35は、基板34との二重成形により
一体成形されたもので、二重成形時に基板34の表面の形
状に合わせて材料が充填されて凝固する。したがって、
クッション部材35はリブ34a を挟持するように密着し、
基板34から脱落したりずれたりすることがないので、特
に接着剤を用いて接着したり、ねじ止め等を行う必要は
ない。また、クッション部材35は柔軟性が非常に高いの
で、変形させることによってリブ34a との密着が解か
れ、基板34から容易にはがすことも可能である。延長背
もたれ33は、基板34とクッション部材35とを二重成形す
る金型形状によって大きさや湾曲等の形状を設定するこ
とができる。
【0028】連結部材取付部40は、基板34の側方に開放
する空間の側壁34a にリブ45が水平方向に形成され、リ
ブ45には連結部材が嵌合される凹部45a と、その略中央
に位置するねじ孔45b とが形成されてなるもので、この
連結部材取付部40の上方には、被係合部としての開放孔
46が形成されている。また、この連結部材取付部40の回
りに上張り部材36の嵌合部材36a を圧入して係止するた
めの係止溝41が設けられている(図21および図22参
照)。
【0029】連結部材50は、図12ないし図14に示す
ように、この実施例の場合、金属製の帯状プレートを折
り曲げることによって形成されたもので、その両端に
は、背もたれ 6および延長背もたれ33の連結部材取付部
20,40 に取付けられる取付部51,51 が形成され、これら
の取付部51,51 の間に中間部52が形成されている。取付
部51,51 と中間部52とは、この実施例の場合、その面が
異なる方向に面して形成され、連結部材取付部20,40 の
リブ25,45 と背もたれ 6および延長背もたれ33の側部に
適合すると共に、また椅子の前後左右の方向に対して剛
性が高められている。なお、連結部材50の長さは、背も
たれ 6と延長背もたれ33との間に間隙57が形成されるよ
うに設定されている(図21および図22参照)。取付
部51,51 には、取付ねじ55を挿通するための挿通孔53が
穿設され、中間部52の背もたれ 6と延長背もたれ33との
間に形成された間隙57と対応する位置には、取付ねじ56
を挿通するための挿通孔54が穿設されている。
【0030】連結部材50は、取付部51,51 を背もたれ 6
の連結部材取付部20と延長背もたれ33の連結部材取付部
40とに形成されたリブの凹部25a,45a に嵌合されると共
に、各挿通孔53にねじ55,55 を挿通してねじ孔25b,45b
に螺合される。
【0031】以上のように、背もたれ 6の上方に連結部
材50を介して延長背もたれ33を取付ける場合には、背も
たれ 6のガイド部19、連結部材取付部20および係止溝21
と、延長背もたれ33の連結部材取付部33および係止溝41
と、背もたれ 6と延長背もたれ33を連結する連結部材50
とに亘って覆う延長カバー58が取付けられる。
【0032】延長カバー58は、図15ないし図20に示
すように、延長背もたれ33の連結部材取付部40の上方の
開放孔46と係合するための係合部59を備えた上部カバー
58aと、ガイド部19を露出させるように嵌合する嵌合孔6
0a とねじ31を挿通するための挿通孔60b を備えたフラ
ンジ60とを備えた下部カバー58b と、これらのカバー58
a,58b を連結して中間部52を覆う連結部58c とが一体に
形成されている。連結部58c には、連結部材50の中間部
52に穿設された挿通孔54と整合する位置にねじ孔61が設
けられている。係合部59およびフランジ60は、図18な
いし図20に示すように、背もたれ 6および延長背もた
れ33の側部と連結部材取付部40および背もたれ 6の湾曲
に合わせて、カバー58の本体から斜めの方向に突出する
ように形成されている。なお、カバー28の形状は、連結
部材取付部20の取付箇所によって、係合部29およびフラ
ンジ30が対称的に形成される。
【0033】延長カバー58の材質は、基板14,34 やカバ
ー28と同様に、例えばポリプロピレン等の合成樹脂が用
いられ、その裏面には、リサイクルが可能なように材質
が表示され、同時に、製造業者等も表示されている(図
示は省略した)。
【0034】延長カバー58を取付けるときには、図22
ないし図24に示すように、係合部59を延長背もたれ33
の連結部材取付部40の開放孔46に係合すると共に、フラ
ンジ60の嵌合孔60a にガイド部19を露出させるように嵌
合し、ねじ31を挿通孔60b に挿通してねじ孔22に螺合
し、連結部材50の挿通孔54にねじ56を挿通して連結部58
c のねじ孔61に螺合することによって結合し、背もたれ
6と延長背もたれ33と連結部材50とに固定する。連結部
材50と延長カバー58との結合操作は、背もたれ 6と延長
背もたれ33とが湾曲するように形成されると共にこれら
の間に間隙57が形成されているので、ドライバ等の結合
操作具を容易に間隙57に挿入してねじ56をねじ孔61に螺
合することができる。
【0035】なお、本発明に係る椅子は、この実施例に
限定されることなく、例えば、基板14,34 とカバー28お
よび延長カバー58の材質は、同一であれば良く、例えば
ポリアミドやポリスチレン、ABS樹脂のような合成樹
脂の他、夫々を一体に形成することのできるものであれ
ば使用することが可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、椅子を以上説明したよ
うに構成したので、以下に記載するような効果を奏する
ことができる。
【0037】極めて簡単な構造によって、椅子の背もた
れ自体の高さを変えることができ、背もたれ全体を交換
したり椅子全体を交換する必要がなく、したがって無駄
がない。しかも、位置調節装置を設けた場合にあって
は、その上下方向の位置を変えることができ、使用者の
体格等に合わせてより適正に調節することができる。ま
た、背もたれの側部における連結部材取付部を覆うので
見栄えが良い。
【0038】本発明は、高さの異なる背もたれを用意す
る必要がないので、構成する部材の数やその加工工程数
を少なくすることができ、加えて容易に組立ることがで
きる。したがって、製造コストを大幅に削減することが
できる。
【0039】廃棄処分する際に、分解、分別が容易であ
るため、リサイクルすることが容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】椅子の側面図である。
【図2】椅子の背面図である。
【図3】延長背もたれを取付けた状態を示す椅子の側面
図である。
【図4】延長背もたれを取付けた状態を示す椅子の背面
図である。
【図5】背もたれの斜視図である。
【図6】ガイド部と連結部材取付部を示す断面図であ
る。
【図7】カバーの正面図である。
【図8】カバーの側面図である。
【図9】カバーの背面図である。
【図10】カバーの平面図である。
【図11】背もたれの連結部材取付部にカバーを取付け
た状態を示す断面図である。
【図12】連結部材の正面図である。
【図13】連結部材の側面図である。
【図14】連結部材の平面図である。
【図15】延長カバーの正面図である。
【図16】延長カバーの側面図である。
【図17】延長カバーの背面図である。
【図18】延長カバーの平面図である。
【図19】図16のA−A線断面図である。
【図20】図16のB−B線断面図である。
【図21】背もたれに連結部材を介して延長背もたれを
取付けた状態を示す側面図である。
【図22】背もたれに連結部材を介して延長背もたれを
取付けた状態を示す縦断面図である。
【図23】背もたれに連結部材を介して延長背もたれを
取付けた状態を示す横断面拡大図である。
【図24】背もたれに連結部材を介して延長背もたれを
取付け、延長カバーを取付けた状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 脚部 2 支持支柱 3 座部 4 支持回動装置 5 背もたれ支持フレーム 6 背もたれ 7 位置調節装置 14 基板 19 ガイド部 20 連結部材取付部 26 開放孔(被係合部) 28 カバー 29 係合部 30 フランジ 33 延長背もたれ 34 基板 40 連結部材取付部 46 開放孔(被係合部) 50 連結部材 57 間隙 58 延長カバー 59 係合部 60 フランジ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部の後方に起立するように配設された
    背もたれ支持フレームと、該支持フレームに支持された
    所定の高さを有する背もたれとを備えた椅子において、 前記背もたれの側部に連結部材取付部を設け、連結部材
    取付部を側部に設けた延長背もたれを形成し、連結部材
    を前記両連結部材取付部に対し着脱可能に取付けること
    により、延長背もたれを背もたれに取付けたことを特徴
    とする椅子。
  2. 【請求項2】 連結部材取付部は、背もたれおよび延長
    背もたれを構成する基板と夫々一体に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の椅子。
  3. 【請求項3】 背もたれに延長背もたれを取付けた際
    に、連結部材および連結部材取付部を覆うように延長カ
    バーを取付けたことを特徴とする請求項1または2に記
    載の椅子。
  4. 【請求項4】 延長背もたれを連結部材によって背もた
    れとの間に間隙を形成するように取付け、延長カバーと
    連結部材とを結合し、該結合位置を前記間隙に対応させ
    て配置したことを特徴とする請求項3に記載の椅子。
  5. 【請求項5】 背もたれから延長背もたれを取外した際
    に、背もたれの連結部材取付部を覆うようにカバーを取
    付けたことを特徴とする請求項1または2に記載の椅
    子。
  6. 【請求項6】 カバー及び延長カバーに係合部を設ける
    と共に背もたれに着脱可能に固定されるフランジを形成
    し、背もたれおよび延長背もたれの連結部材取付部に前
    記係合部を係合するための被係合部を設けたことを特徴
    とする請求項3ないし請求項5の何れか1項に記載の椅
    子。
  7. 【請求項7】 背もたれおよび延長背もたれの基板と、
    カバーおよび延長カバーとが、同一の材質にによって夫
    々形成されることを特徴とする請求項3ないし請求項6
    の何れか1項に記載の椅子。
  8. 【請求項8】 背もたれを支持フレームに対して任意の
    上下方向の位置に支持する位置調節装置を設けたことを
    特徴とする請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載
    の椅子。
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JP2003522571A (ja) * 2000-02-17 2003-07-29 リカルド・ヴァン・セーヌス・ネーダーランド・ベスローテン・フェンノートシャップ 着席した人を支える装置およびこの装置の調節、設計、および/または製造方法

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