JPH0727450U - 掃除機丸吸入口の十文字止め - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 掃除機など吸い込むもの、たとえばジェット
エンジン、ヘドロ吸入ホース、バキュームカーのホース
などに、ある大きさ以上のものを入れない十文字棒を吸
入口の近くに立てる。 【構成】 吸入口の近くに十文字形棒が立っている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

羽根付吸入式などの外気の取り込みなどでは、羽根が大きなものをはねとばし 中に入れることをはばむが、ジェットエンジンに鳥が入り事故を起こすなどのと きは十文字といわず網状に近い強度のものを使えば防げよう。さらにヘドロを吸 い上げるホースの入り口にも必要だし、バキュームカーにも必要と考えられる。

【０００２】

【従来の技術】

これまでの掃除機にはこの十文字は付いておらず、網目もなかった。丸筒１． ５ｍから直接ジャバラ式１ｍくらいがつづき、本体とボタンで取りはずしがきく ようになっていた。これでは、５０ｃｍくらいの所にボールやおもちゃが詰まる と取り出すことは不可能である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

このように掃除機にボールやジェットエンジンに鳥などが入りこむことを防ぐ ことにある。

【０００４】

【課題を解決する手段】

先にも述べたが、掃除機なら十文字棒。なぜ十文字かというと吸う空気が４等 分され流れがいいからである。棒は丸棒でも長菱形棒でもよい。空気抵抗が少な い方がよい。ただ手や指を入れるから切れないように先は丸くしておく。これで 、ボールやオモチャはそこで止まり、十文字であるから全体につまることはなく 、掃除機は吸い込みつづける。指でつまったものをとり出せば元にもどる。

【０００５】

【考案の実施例】

すでに書いたごとく、掃除中、丸形吸入口にボールなどが詰まって困る場合が あるが、それを取り出すには本体からジャバラ１ｍと丸筒１．５ｍに針金で押す などしないと、ボールは出てこない。本考案はボールなどが入らないよう吸入口 の指の届くところ、３ｃｍくらいの部分に十文字棒をあらかじめはめ込んでおく というものである。

【０００６】

【考案の効果】

あら目のものは、本掃除機には入らない。丸口に十文字切りをしており扇形が ４個あるから長いものも引っ掛かる可能性もあろう。例えば十文字の手元をやや ギザギザにしておくならばである。しかも吸入時はさほどの抵抗もないはずであ る。できれば丸形、長菱形、流線型など形はいくらもかえられるからである。

【図面の簡単な説明】

【図１】丸吸入口に十文字棒を付けたところ。

【符号の説明】

１ 丸吸入口 ２ 十文字棒

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 掃除機の吸入口にはさまざまな用途の機
   具を付けて使い分けるものであるが、大方は丸吸入口の
   まま掃除することが多い。この考案はこの丸吸入口にた
   とえばゴムまりとかＵ字形帯状のものが引っ掛かって詰
   まって取り出せなくなるなどの主婦の大方が体験してい
   ることの解決策である。吸入口の３ｃｍくらいで指がと
   どくところに丸に十、つまり十文字の棒を付設しておけ
   ば、ゴムまりは入らず、Ｕ字形帯状のものなどはそこで
   とまり、手で引っ張りもどせる。さらに十文字であるか
   ら円を扇状に４分割しているわけで、それ以上のものは
   吸い込めない。