JPH07274052A - 分離型撮像装置 - Google Patents

分離型撮像装置

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JPH07274052A
JPH07274052A JP6087610A JP8761094A JPH07274052A JP H07274052 A JPH07274052 A JP H07274052A JP 6087610 A JP6087610 A JP 6087610A JP 8761094 A JP8761094 A JP 8761094A JP H07274052 A JPH07274052 A JP H07274052A
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JP
Japan
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image pickup
signal processing
cable
connection cable
length
Prior art date
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Pending
Application number
JP6087610A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Irie
宏明 入江
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分離型撮像装置において、複数種の長さの接
続ケーブルを選択可能とすると共に、選択されたケーブ
ルごとの伝送時間差を自動的に補償する。 【構成】 撮像部と撮像信号処理部が別体に構成され、
ケーブルにより接続される分離型撮像装置において、接
続ケーブル30Vを着脱自在に構成し、ケーブル長Lv
に対応した値の抵抗器34vを識別素子として内蔵す
る。信号処理部20Aに設けたケーブル長識別回路25
では、電流源25gから抵抗器に電流を供給して生ずる
電圧降下に基づいて、ケーブル長Lvを識別し、識別出
力信号をプログラマブル遅延線路23Pに供給して、そ
の遅延時間を所定値に制御することにより、遅延線路を
通じて撮像信号処理回路21に供給されるタイミング信
号と、接続ケーブルを通じて撮像素子12から処理回路
21に供給される撮像信号との時間差を補償する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、分離型撮像装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮像素子を含む撮像部と、撮像素
子の出力信号に所定の処理を施す信号処理回路を含む信
号処理部とが接続ケーブルによって接続された、分離型
撮像装置が知られている。
【0003】まず、図2を参照しながら、従来の分離型
撮像装置について説明する。図2において、10は撮像
部、20は信号処理部であって、それぞれ別体に構成さ
れ、撮像部10と信号処理部とは、多芯の接続ケーブル
30によって接続されている。
【0004】撮像部10は、レンズ11に代表される光
学系と、CCD型の固体撮像素子12と、この撮像素子
12に電荷転送のための駆動パルスを供給する駆動回路
13と、撮像素子12の出力信号を増幅する前置増幅器
14とを主要部として構成される。
【0005】また、信号処理部20は、撮像素子12の
出力信号に所定の処理を施す撮像信号処理回路21と、
この処理回路21および駆動回路13に各種の時間基準
信号(タイミング信号)を供給するタイミング信号発生
回路22と、この信号発生回路22と信号処理回路21
との間に介挿される遅延線路23とを主要部として構成
される。信号処理回路21の出力信号は、図2に破線で
示したような、内蔵のVTR24、もしくは外部のVT
R(図示は省略)に記録される。
【0006】上述のような撮像部10の入出力端子10
a〜10nと、信号処理部20のそれぞれ対応する入出
力端子20a〜20nとが、所定の長さLkの、接続ケ
ーブル30の導線31a〜31nによって接続される。
【0007】上述のような、従来の分離型撮像装置で
は、撮像信号処理回路21において、発生回路22から
のタイミング信号と、撮像素子12からの撮像信号との
タイミングがずれた場合、信号処理回路21内におい
て、撮像信号をサンプリングするタイミングがずれてし
まい、例えば、正しい色が再現されない、甚だしいとき
は画がでないなどの不都合が発生する。
【0008】このため、信号処理部20では、撮像信号
処理回路21とタイミング信号発生回路22との間に、
補償用の遅延線路23が介挿されて、信号処理回路21
における、撮像信号とタイミング信号とのずれが防止さ
れる。
【0009】遅延線路23の遅延時間は、発生回路22
からのタイミング信号が接続ケーブル30を通じて駆動
回路13まで伝送される、上り方向の伝送時間と、撮像
素子12の出力信号が接続ケーブル30を通じて信号処
理回路21まで伝送される、下り方向の伝送時間との和
や、撮像部10および信号処理回路21における遅延に
対応して、例えば、所定の接続ケーブル30の長さが
1.5メートルのとき、75±5ナノ秒に設定される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
な分離型撮像装置を用いて、所望の被写体を撮影すると
き、周囲の環境などによっては、接続ケーブルを延長も
しくは短縮して撮影したい場合がある。
【0011】ところが、従来の分離型撮像装置では、接
続ケーブルが着脱式でないため、接続ケーブルの長さを
変えることができなかった。また、単純に、接続ケーブ
ルを着脱式にしただけでは、ケーブル内の伝送時間を補
償することができないので、撮像信号処理回路におい
て、撮像信号とタイミング信号とがずれることによる、
前述のような、不都合が発生するという問題が残る。
【0012】かかる点に鑑み、この発明の目的は、接続
ケーブルを着脱式にして、複数種の長さを選択可能とす
ると共に、選択されたケーブル内の伝送時間を自動的に
補償することができる、分離型撮像装置を提供するとこ
ろにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明による分離型撮像装置は、後述の実施例の
参照符号を対応させると、撮像素子12を含む撮像部1
0と、撮像素子の出力信号に所定の処理を施す信号処理
回路21を含む信号処理部とが別体に構成され、この信
号処理部と撮像部とが接続ケーブルによって接続される
分離型撮像装置において、接続ケーブル30Vを着脱自
在に構成して、この接続ケーブルの長さLvに対応した
識別素子34vを内蔵すると共に、この識別素子に基づ
いて接続ケーブルの長さを識別するケーブル長識別手段
25と、このケーブル長識別手段の出力により制御され
て接続ケーブル内の信号遅延を補償する遅延補償手段2
3Pとを信号処理部20Aに設けたことを特徴とするも
のである。
【0014】
【作用】かかる構成によれば、ケーブル長識別手段25
においては、着脱自在の接続ケーブル30Vに内蔵の識
別素子34vに基づいて、接続ケーブルの長さLvが識
別され、この長さに対応した識別出力により、遅延補償
手段23Pが制御されて、接続ケーブル内の信号遅延が
自動的に補償される。従って、複数種の長さの接続ケー
ブルを任意に選択することができる。
【0015】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明による
分離型撮像装置の一実施例について説明する。
【0016】この発明の一実施例の構成を図1に示す。
この図1において、前出図2に対応する部分には同一の
符号を付して重複説明を省略する。
【0017】図1において、信号処理部20Aでは、遅
延線路23Pがプログラマブルとされると共に、この遅
延線路23Pの遅延時間を制御するための、ケーブル長
識別回路(マイクロコンピュータ)25が設けられる。
識別回路25には電圧検知回路25dと定電流源25g
とが含まれており、電圧検知回路25dが1対の測定端
子20p,20qに接続されると共に、一方の端子20
pに定電流源25gが接続される。
【0018】この実施例では、接続ケーブル30Vが着
脱式に構成されて、各導線31a〜31nの両端が、コ
ネクタ端子32a〜32n;33a〜33nにそれぞれ
接続されると共に、ケーブル30Vの長さLvを識別す
るための素子として、所定値の抵抗器34vがケーブル
34Vに内蔵され、抵抗器34vの両端がコネクタ端子
33p,33qにそれぞれ接続される。
【0019】コネクタ端子32a〜32n;33a〜3
3nは、それぞれ撮像部10および信号処理部20Aの
入出力端子10a〜10n;20a〜20nに対応する
と共に、コネクタ端子33p,33qは上述の測定端子
20p,20qにそれぞれ対応する。
【0020】そして、接続ケーブル30Vは、例えば、
最短0.5メートルから最長10メートルまで、概ね1
メートル間隔で、10種類の長さのものが用意される。
このようなケーブル長に対応して、抵抗器34vの抵抗
値R34は、例えば、最小4.7キロオームから最大47
キロオームまで、概ね5キロオーム間隔で、10段階に
設定される。
【0021】また、プログラマブル遅延線路23Pは、
その遅延時間が、上述のような最短から最長までのケー
ブル長に対応して、例えば、最短50ナノ秒から最長1
50ナノ秒まで、概ね10ナノ秒間隔で変化し得るもの
が用いられる。その余の構成は前出図2と同様である。
【0022】次に、この発明の一実施例のケーブル長識
別動作について説明する。図1に示すように、上述のよ
うな撮像部10および信号処理部20Aが、撮影環境に
応じて選択された、適宜長の接続ケーブル30Vによっ
て接続されると、コネクタ端子33p,33qを通じ
て、信号処理部20Aの定電流源25gから電流I25が
抵抗器34vに供給され、抵抗器34vの両端の間に
は、R34・I25の直流電圧降下が生ずる。
【0023】この電圧降下が電圧検知回路25dにより
検知されると、ケーブル長識別回路25においては、検
知された電圧降下R34・I25に基づいて、例えば、RO
Mテーブル(図示は省略)により、ケーブル30Vの長
さLvが識別され、その長さLvに対応した識別出力信
号が遅延回路23Pに供給されて、自動的に、その遅延
時間が所定の最適値になるように制御される。
【0024】これにより、撮像信号処理回路21におい
ては、発生回路22からのタイミング信号と、撮像素子
12からの出力信号とのタイミングが一致して、前述の
ような不都合が生じることはない。従って、使用者は、
撮影環境などに応じて、適宜長の接続ケーブルを選択し
て使用することができる。
【0025】なお、抵抗器34vに生ずる電圧降下は、
最大でも、電源電圧の約1/2程度となるように、定電
流源25gの電流I25の値が設定される。また、電圧検
知回路25dの分解能は、抵抗器34vに生ずる電圧降
下の1段階よりも充分小さく設定される。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、撮像部と撮像信号処理部とが別体に構成され、ケー
ブルにより接続される分離型撮像装置において、接続ケ
ーブルを着脱自在に構成して、その長さに対応した識別
素子を内蔵すると共に、この識別素子に基づいて、接続
ケーブルの長さを識別するケーブル長識別手段と、この
ケーブル長識別手段の出力により制御されて接続ケーブ
ル内の信号遅延を補償する遅延補償手段とを信号処理部
に設けるようにしたので、複数種の長さのケーブルが選
択可能となり、選択されたケーブルごとの遅延時間を自
動的に補償することができる分離型撮像装置が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による分離型撮像装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】従来の分離型撮像装置の構成例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
10 撮像部 12 CCD型撮像素子 20A 信号処理部 21 撮像信号処理回路 22 タイミング信号発生回路 23P プログラマブル遅延線路 25 ケーブル長識別回路(マイクロコンピ
ュータ) 25d 電圧検知回路 25g 定電流源 30V 接続ケーブル 32,33 コネクタ 34v 識別用抵抗器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像素子を含む撮像部と、上記撮像素子の
    出力信号に所定の処理を施す信号処理回路を含む信号処
    理部とが別体に構成され、この信号処理部と上記撮像部
    とが接続ケーブルによって接続される分離型撮像装置に
    おいて、 上記接続ケーブルを着脱自在に構成して、当該接続ケー
    ブルの長さに対応した識別素子を内蔵すると共に、 この識別素子に基づいて上記接続ケーブルの長さを識別
    するケーブル長識別手段と、 このケーブル長識別手段の出力により制御されて上記接
    続ケーブル内の信号遅延を補償する遅延補償手段とを上
    記信号処理部に設けたことを特徴とする分離型撮像装
    置。
  2. 【請求項2】上記信号処理部が基準信号発生回路を含ん
    で構成され、この基準信号発生回路からの時間基準信号
    が、上記接続ケーブルを介して撮像部に供給されると共
    に、上記遅延補償手段を介して上記信号処理回路に供給
    される請求項1に記載の分離型撮像装置。
  3. 【請求項3】上記識別素子が抵抗器であると共に、上記
    ケーブル長識別手段が電流源と電圧検知手段とを含んで
    構成される請求項2に記載の分離型撮像装置。
JP6087610A 1994-04-01 1994-04-01 分離型撮像装置 Pending JPH07274052A (ja)

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JP6087610A JPH07274052A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 分離型撮像装置

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JPH07274052A true JPH07274052A (ja) 1995-10-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100261598B1 (ko) * 1997-08-29 2000-07-15 이중구 화상표시장치분리형디지탈스틸카메라

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