JPH07272800A - 電気的接続要素及び接続 - Google Patents

電気的接続要素及び接続

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JPH07272800A
JPH07272800A JP6256790A JP25679094A JPH07272800A JP H07272800 A JPH07272800 A JP H07272800A JP 6256790 A JP6256790 A JP 6256790A JP 25679094 A JP25679094 A JP 25679094A JP H07272800 A JPH07272800 A JP H07272800A
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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    • H01R13/658High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
    • H01R13/6591Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members
    • H01R13/65912Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members for shielded multiconductor cable
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R9/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
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    • H01R9/05Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections for coaxial cables
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  • Cable Accessories (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遮蔽ケーブル束を電気的に接続する時に遮蔽
の電気的連続性を提供するための方法の実施に適切な電
気的接続要素を得る。 【構成】 電気的接続要素13はチューブ17で構成さ
れ、電気ケーブル束1の非遮蔽ケーブル2及び遮蔽ケー
ブル3は前記チューブの中空内部空間18を通り、且つ
前記電気ケーブル束1の金属シールド6の舌部21が前
記チューブを囲んでその外面23と接触している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遮蔽ケーブル束を電
気的に接続する時に遮蔽の電気的連続性を提供するため
の方法、及びこの方法の実施によって得られた接続に関
するものである。加えて、この発明は上記方法の実施に
適切な電気的接続要素に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特にヘリコプタのような航空機において
は、情報及び制御信号の伝送のために、“ハーネス”と
も呼ばれる電気ケーブル束を形成しなければならない。
そのようなハーネスでは、使用する電気ケーブルの約2
5%は遮蔽ケーブルであって、これは1本以上の導電体
を含む。遮蔽ケーブルの遮蔽は、一般に航空機の全接地
に接合され、環境への外乱を賭けて遮蔽ケーブルに流す
信号の放射による干渉又は環境から到来する放射に対す
る感度のための干渉を制限するのに必要である。ハーネ
スはしばしばシールドで囲まれ、これはケーブルが遮蔽
ケーブルであれ或は非遮蔽ケーブルであれハーネスを形
成する総てのケーブルの全保護をなすことを可能にす
る。
【0003】遮蔽の電気的連続性を提供するために、そ
のようなケーブル束を接続する時に生じる困難さを理解
するのは容易である。事実、ケーブル束中には時として
極めて多くのシールドがあるので、これらシールドの各
々との電気的結合を確立するための対応した極めて多く
の手段を設けることが必要である。
【0004】周知のやり方では、例えば熱で縮み得るチ
ューブの下に配置されたろうリングを含む過熱ろう付け
スリーブにより、電気的結合導体が遮蔽ケーブルの各々
のシールドへ接続される。電気的結合導体の自由端に
は、ケーブル束を電気的に接続する時に、他のケーブル
束のシールドへ結合された相互作用接続ピンと接触させ
られるための接続ピンが設けられている。
【0005】他の周知の解決策によれば、種々のシール
ド間にブリッジが作られ、これもまたシールドを互いに
電気的に接合するための電気的結合導体手段である。こ
れは、他のケーブル束への結合のために唯一の接続ピン
を使用させるが、シールドと関連した電気的結合導体の
間に上述したようにろう付け継目を作らせる必要があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これら周知の解決策に
は多くの欠点がある。特に、電気的結合導体及び上述し
た加熱ろう付けスリーブはかなりスペースをとる。おま
けに、これら要素を設置するには別々に実行されるべき
或る回数の操作が必要である。そしてこれは各遮蔽ケー
ブルに関するかぎり、上述の操作が自動ではなく手動で
実行されなければならないか或は少なくとも大変な困難
を伴う。これはケーブル束を製造する際の完全自動化を
阻害する。
【0007】この発明の目的はこれら欠点を克服するこ
とであり、そしてこの発明は、遮蔽ケーブル束を電気的
に接続する時に、上述したように電気的結合導体の困難
さやスペース占有構成に頼ることなく、遮蔽の電気的連
続性を提供することを可能にする方法に関する。
【0008】この目的のため、電気ケーブル束(電気ケ
ーブルの少なくとも何本かゞ遮蔽され、そして遮蔽ケー
ブルの各々が絶縁外側ジャケットによって囲まれた金属
シールドを含む。)の各々と関連付けられた通常の相互
作用コネクタによって電気ケーブル束を電気的に接続す
る時に、遮蔽の電気的連続性を提供するための方法は、
この発明によれば、下記の点で顕著である。即ち、前記
電気ケーブル束の各々に対し、前記遮蔽ケーブルの各々
が、少なくとも部分的に、むき出しゾーンにて前記絶縁
外側ジャケットを取り除くことによってむき出しにさ
れ、前記遮蔽ケーブルは、むき出しにされたゾーンを有
し、前記電気的ケーブル束に関連付けられたコネクタに
接続されるべき導電性接続要素中に配設され、そして前
記遮蔽ケーブルは、導電性であり且つ前記むき出しにさ
れたゾーンと前記接続要素が電気的に一緒に結合される
ことを確保するのを可能にする固着手段により、前記接
続要素と一体にされる、のである。
【0009】従って、1つのケーブル束から他のケーブ
ル束への遮蔽の電気的連続性は、各接続要素を関連した
コネクタと機械的に結合すること及び前記相互作用コネ
クタを接続することによって直接得られ、これはシール
ドの電気的結合を行うための周知のデバイスで使用され
る接続ピンを使わないことを可能にする。加うるに、こ
の発明に係る方法は、特に周知のデバイスに使用された
電気的結合導体の困難でスペースを取る構成を避けるこ
とにより、多くの利点を得る。
【0010】事実、この方法は、特に、ケーブル束の製
造時間、電気的結合導体及び加熱ろう付けスリーブを使
わないので、ケーブル束の重量、接続ピンを使わないの
で、コネクタの容積、そしてケーブル束の全コスト、を
少なくすることを可能にする。
【0011】一例として、最近確立された研究によれ
ば、TIGRE軍用ヘリコプタにこの発明に係る方法を
使用すると、装置の中央部にて1214本の接続ピンを
不要にすることが可能になるので、同数の加熱ろう付け
スリーブも不要になる他に、コネクタ内部の遮蔽導線が
121m以上不要になる。この特定例は明らかにこの発
明で得られた特異な利点を示している。
【0012】更に、遮蔽電気ケーブル束を電気的に接続
する時に遮蔽の電気的連続性を提供するための前記方法
は、この発明によれば、前記電気ケーブル束自体がシー
ルドで保護される時に、前記ケーブル束の各々に対し、
その束の前記シールドが固定手段によって前記接続要素
と一体化されて電気的結合を確立する点で、顕著であ
る。
【0013】従って、前記接続要素への電気的結合によ
り、種々の遮蔽ケーブルの遮蔽のための電気的連続性と
同じ態様で、ケーブル束の遮蔽の電気的連続性が確立さ
れる。
【0014】この発明は、また、この発明に係る方法の
実施のための電気的接続要素に関する。この電気的接続
要素は、その一端では接続されるべき遮蔽ケーブルの束
に結合され、そしてその他端では前記束と関連され且つ
遮蔽ケーブルの少なくとも1つの他の束に関連付けられ
た相互作用コネクタと電気的接続をなすことを意図され
たコネクタに結合される。
【0015】この発明によれば、接続要素の、束に面す
る端部がチューブの形態で作られ、前記束のケーブルが
前記チューブの中空内部空間を通り且つ前記束のシール
ドが前記チューブを囲んでその外面に接触している。
【0016】前記接続要素の第1実施例によれば、前記
チューブに貫通孔が設けられ、遮蔽ケーブルのシールド
をチューブの外面に固着するために、前記シールドは中
空内部空間から外へ出ることができる。
【0017】第2実施例によれば、前記接続要素は、前
記チューブより小さな直径の内側チューブを含み、この
内側チューブが前記チューブと同軸に固着され、2つの
チューブ間に電気的結合を確立する。長手方向におい
て、前記チューブは、前記コネクタ側では前記内側チュ
ーブより長いが、反対側では短いことをが望ましい。好
都合なことには、前記接続要素が2つの対称的な部分で
作られ、これは前記接続要素を作るのを且つまたケーブ
ル束の製造を自動化するのをより簡単にする。
【0018】前記チューブは断面が変えられる形状例え
ば円形や長円形の断面を持つことができ、これはケーブ
ル束や関連コネクタの形状に接続要素を一致させること
ができる。同じ目的のため、前記接続要素は、例えばフ
ランス特許願93/03975又は93/03976に
記載されたような、モジュール保持具及び配線室が設け
られた電気的コネクタへこの電気的接続要素を接続させ
ることのできる横断基板を含んでも良い。
【0019】この発明の目的は、また、上述した発明に
係る方法の実施によって得られる接続を特定して改良す
ることである。この目的のため、前記接続要素は個別要
素ではなく、コネクタの一部を形成することが好都合で
ある。更に、前記固着手段は、例えば必要なら導電性接
着物と組み合わされたケーブル締めリング又は導電性チ
ューブ、特に商品名ビトン(Viton)で市販されている
材料で作ったチューブを含み得る。
【0020】都合の良いことには、上述した第1実施例
に係る接続要素を使用し且つ貫通孔が設けられた唯一の
チューブを含む接続に対し、ケーブル束のシールド及び
ケーブルのシールドは同一の固着手段によってチューブ
の外面へ一緒に固定される。
【0021】加うるに、上述した第2実施例に係る接続
要素を使用し且つ2つの同軸チューブを含む接続に対
し、非遮蔽ケーブルは内側チューブの中空内部空間を都
合良く通り、遮蔽ケーブルは前記内側チューブと前記チ
ューブの間の空間を通り且つ前記内側チューブの外面に
固着され、そしてケーブル束のシールドは前記チューブ
の外面に固着される。
【0022】しかしながら、第2実施例に係るこの接続
要素は別なやり方で使用しても良い。事実、前記電気ケ
ーブルが前記内側チューブの中空内部空間を通り且つ遮
蔽ケーブルの各々のシールドが個別の導電体に接続され
ることが可能であり、前記個々の導電体は前記内側チュ
ーブの、コネクタに面する端部を回り込んで前記内側チ
ューブの外面に固着され、ケーブル束のシールドは前記
チューブの外面に固着される。
【0023】この発明の主目的の1つが電気的結合導体
を取り除くことであるが、それにもかゝわらず、時に
は、上述したようなこの発明に係る接続要素を使用する
ことにより、個々の結合導体を使用することを予測する
のが可能である。
【実施例】
【0024】添付図面は、この発明がどのようにして実
施され得るかを理解するのを容易にする。なお、各図を
通じて同一符号は同一物を表す。この発明の目的は、図
1に示した電気ケーブル束1と同じ遮蔽電気ケーブル束
を電気的に接続する時に遮蔽の電気的連続性を提供する
ことである。
【0025】電気ケーブル束1は電気ケーブル2及び3
を含み、その幾らかは遮蔽ケーブルであり且つ他は非遮
蔽ケーブルである。非遮蔽ケーブル2は、例えばプラス
チックで作った絶縁シース5で囲まれた少なくとも1本
の導電体4から成る。遮蔽ケーブル3に関するかぎり、
遮蔽ケーブル3は、内から外へ向かって、導電体4及び
非遮蔽ケーブル2の絶縁シース5と同じ絶縁シース5に
加えて、例えば銅で作った金属シールド6及び絶縁ジャ
ケット7を含む。
【0026】安全上の目安として、特に機械的ストレス
及び電磁放射の両方から電気ケーブル束1を保護するた
め、電気ケーブル束1は保護ケーシング8によって囲ま
れ、この保護ケーシング8は、外から内へ向かって、絶
縁材料で作られ、電気ケーブル束1を環境から機械的に
保護する保護ジャケット9、例えば金属ブレードの形態
に作られた金属シールド10、並びにこの金属シールド
10から非遮蔽ケーブル2及び遮蔽ケーブル3を機械的
に保護するために、保護ジャケット9と同じ材料で作っ
た保護ジャケット11を含む。
【0027】通常の相互作用コネクタにより、電気ケー
ブル束1を少なくとも1つの他の同様な電気ケーブル束
へ電気的に接続するには、遮蔽ケーブル3の金属シール
ド6及び金属シールド10を他の電気ケーブル束の対応
する金属シールドへ結合することが必要である。
【0028】この発明によれば、遮蔽のこの電気的連続
性を得るのに、導電材料で作られ且つ第1実施例では図
2及び図3に示された電気的接続要素13を、接続され
るべき電気ケーブル束の各々と関連付けるのである。電
気的接続要素13は、その両端の一方即ち一端14によ
り接続されるべき電気ケーブル束1と一体になってお
り、且つその他端15により後述する導電要素16(こ
れは接続のために使用された、図示しない通常の電気的
コネクタと関連付けられる。)と一体になっている。
【0029】電気的接続要素13は、その一端14にお
いて、軸X−Xを有し、断面が円形をしており且つ接続
されるべき電気ケーブル束1の保護ケーシング8の保護
ジャケット11の外径に近い外径を持つチューブ17を
含む。非遮蔽ケーブル2及び遮蔽ケーブル3はチューブ
17の中空内部空間18を通ってまっすぐに延びてお
り、遮蔽ケーブル3はチューブ17の内面19の近くに
放射状に分布され、そして非遮蔽ケーブル2は軸X−X
の近くに配置されている。
【0030】遮蔽ケーブル3の各々に対し、下記のこと
が電気的接続要素13に、その一端14の近くで行われ
る。即ち、絶縁ジャケット7はコネクタに向かう部分が
取り除かれ、従ってその下の金属シールド6をむき出し
にすること、金属シールド6は、例えば長手方向切断
(図示しない)により対応する遮蔽ケーブル3から解き
放されること、そして、金属シールド6は、これに接続
された舌部21(その長さは後述するように特定され
る)を残すが、遮蔽ケーブル3から解き放されるように
切断されること。
【0031】電気ケーブル束1の全ての電気ケーブル
は、遮蔽ケーブル3も非遮蔽ケーブル2も、コネクタの
方へ向けられ且つ絶縁シース5で囲まれた導電体4を含
むにすぎないことに注目されたい。
【0032】チューブ17には、これを横断する面(図
示しない)に間隔を置いて且つ放射状に分布された長方
形の貫通孔22が設けられている。
【0033】チューブ17の内面19の近くで放射状に
分布された、種々の遮蔽ケーブル3の舌部21は、長方
形の貫通孔22を通して引き出され、チューブ17の外
面23と接触させられる。
【0034】舌部21は、こゝで、チューブ17の外径
よりも少し大きい内径を持つ、電気ケーブル束1の金属
シールド10で覆われる。それぞれの直径が正確に一致
しない場合には、もちろん、例えば金属シールド10に
長手方向切断を行うことにより金属シールド10を改造
してチューブ17の外径に適合させることは簡単であ
る。
【0035】金属シールド10及び舌部21は、単一の
固着手段24例えばケーブル締めリング即ちチュービン
グにより、チューブ17へ一緒に固着される。固着手段
24は、(保護ジャケット9をむき出しにした後で)金
属シールド10を囲み且つ金属シールド6及び10と確
立されるべき電気的接続要素13との電気的結合を可能
にする。
【0036】上述したように、電気的接続要素13は、
電気ケーブル束1とは反対側の端即ち他端15におい
て、コネクタと関連付けられ且つ図2に示された導電要
素16に接続され、これにより使用したコネクタへ適合
される毎に複数の形状を有することが明白に示されるよ
うになる。これは、例えば電気的接続要素13の管状端
部25(図3)上に配設され得る補助可動ネジ(図示し
ない)のような結合要素から成っていて良く、電気的接
続要素13をコネクタに取り外し自在に結合させること
ができる。しかしながら、後述するように他の解決策も
可能である。従って、例えば、導電要素16がコネクタ
の本体の一部を形成していても良く且つこの導電要素1
6と電気的接続要素13の結合が頑丈であり得るので、
電気的接続要素13自体はコネクタの一体部分を形成す
る。
【0037】その結果、電気的接続を行う時に、各電気
的接続要素を関連したコネクタと機械的に結合すること
により且つ上述した相互作用コネクタを一緒に接続する
ことにより、1つの電気ケーブル束と他の電気ケーブル
束との遮蔽の電気的連続性が得られるのである。
【0038】この発明に係り且つ図4ないし図8に示さ
れた電気的接続要素28は第2実施例で得られる。この
電気的接続要素28も、図2及び図3の電気的接続要素
13のように、一方では電気ケーブル束1の金属シール
ドに接続され且つ他方では関連したコネクタ(図示しな
い)に接続されるべく意図されている。軸Y−Yを有す
る電気的接続要素28は、電気ケーブル束1に面する一
端29において、円形の断面及び異なる直径を有する2
個のチューブ30及び31を含む。これらチューブ30
及び31は、軸Y−Yと同軸に配置され、小直径のチュ
ーブ31がチューブ30よりも電気ケーブル束1の方へ
長く延び且つコネクタの方へは短く延びるように、軸Y
−Yの方向で互いにオフセットしており、そしてそれぞ
れ各チューブに固定された導電壁32及び33によって
一緒に結合される。
【0039】電気的接続要素28は、電気ケーブル束1
とは反対側の他端34が横断基板35に固着され、もっ
てフランス特許願93/03975号及び93/039
76号に記載されたコネクタと同じく、モジュール保持
具及び配線室を有する電気コネクタに接合されるのを可
能にする。
【0040】電気的接続要素28を製造し且つ接続をよ
り簡単にするために、電気的接続要素28は4個の同じ
セグメント28A,28B,28C及び28Dから成
り、これらは図6及び図8に示されているように一緒に
固着されている。第2実施例によれば、電気的接続要素
28は、2つの部分だけ、例えばセグメント28A及び
28Bによって形成された第1の部分並びにセグメント
28C及び28Dによって形成された第2の部分から成
る。
【0041】図4ないし図6に示したように、金属シー
ルドを電気的接続要素28に接続することの第1の方法
によれば、非遮蔽ケーブル2はチューブ31の中空内部
空間37を通して延ばされるが、遮蔽ケーブル3は2つ
のチューブ30と31の間の空間38を通して延ばされ
る。遮蔽ケーブル3は、更に、放射状に分布され且つチ
ューブ31の外面39に接触させられる。遮蔽ケーブル
3の各々はむき出しゾーン40にて絶縁ジャケットをは
がされ従って金属シールド6をむき出しにし、むき出し
ゾーン40は軸Y−Yを横断する平面(図示しない)に
分布させられる。遮蔽ケーブル3は、むき出しゾーン4
0の領域中にて遮蔽ケーブル3を囲む導電性固着手段4
1によって内側のチューブ31の外面39へ固着され
る。固着手段41は、加うるにチューブ31と接触して
いるので、電気的接続要素28と確立されるべき遮蔽ケ
ーブル3の金属シールド6との電気的結合を可能にす
る。
【0042】加えて、チューブ30が電気ケーブル束1
の保護ケーシング8の保護ジャケット11とほゞ等しい
直径を持っているので、電気ケーブル束1の金属シール
ド10は、図2及び図3に示したように金属シールド1
0をチューブ17の外面23へ固着するのと同じやり方
で、固着手段42によってチューブ30の外面43へ固
着され、従って金属シールド10と電気的接続要素28
の電気的接触を確立する。
【0043】図7及び図8に示したように、金属シール
ドを電気的接続要素28に接続することの第2の方法に
よれば、電気ケーブル束1の全ての電気ケーブル即ち非
遮蔽ケーブル2及び遮蔽ケーブル3は両方共内側のチュ
ーブ31の中空内部空間37を通して延ばされ、非遮蔽
ケーブル2は軸Y−Yの近くに配置され且つ遮蔽ケーブ
ル3は外に向かって放射状に分布される。図面を簡単化
するため、図7及び図8では図4ないし図6よりもチュ
ーブ31の直径を少し大きくした。導電体44はその一
端45が対応する遮蔽ケーブル3のむき出しゾーン40
へ例えばろう付けで固着されることにより遮蔽ケーブル
3の各々に関連付けられる。導電体44は、電気ケーブ
ル束1とは反対側のチューブ31の端部46を回り込ん
でチューブ31の外面39と接触され、もって固着手段
41により外面39に固着される。
【0044】導電体44は、従って遮蔽ケーブル3の金
属シールド6と電気的接続要素28の電気的結合を確立
する。電気ケーブル束1の金属シールド10は、図面の
簡単化のため図8には示さないが、図4ないし図6につ
いて説明したのと同じ仕方でチューブ30に結合され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気ケーブル束の端部を示す斜視図である。
【図2】第1実施例により作られた接続要素による、電
気ケーブル束のこの発明に従う接続を概略的に示す部分
縦断面図である。
【図3】接続要素の領域にて一部破断された、図2と同
様な接続の斜視図である。
【図4】第2実施例により作られた接続要素による、電
気ケーブル束のこの発明に従う接続を概略的に示す部分
縦断面図である。
【図5】接続要素の領域にて一部破断された、図4と同
様な接続の斜視図である。
【図6】図4の線VI−VIにおける断面図であって、この
発明に係る接続要素を示す。
【図7】図4の接続要素を使用して接続の他の例を示す
部分縦断面図である。
【図8】図7の接続のために使用した接続要素を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 電気ケーブル束 2 非遮蔽ケーブル 3 遮蔽ケーブル 6,10 金属シールド 13,28 電気的接続要素 17,30,31 チューブ 18,37 中空内部空間 21 舌部 23,39,43 外面 38 空間 44 導電体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電気ケーブルの複数の遮蔽束の電
    気的接続用電気的接続要素であって、前記複数の電気ケ
    ーブルのうちの少なくとも何本かゞ遮蔽され、前記接続
    要素は、その両端の一方にて接続されるべき電気ケーブ
    ルの或る遮蔽束に結合され、且つ他端にて前記或る遮蔽
    束と関連付けられたコネクタに結合されると共に、遮蔽
    ケーブルの少なくとも1つの他の束と関連付けられた相
    互作用コネクタと電気接続をなすように意図されたもの
    において、 前記束に面する端部がチューブの形態で作られ、前記束
    のケーブルが前記チューブの中空内部空間を通り且つ前
    記束のシールドが前記チューブを囲んでその外面に接触
    しており、また前記接続要素が前記チューブより小さな
    直径の内側チューブを含み、この内側チューブが前記チ
    ューブと同軸に固着され、2つのチューブ間に電気的結
    合を確立することを特徴とする電気的接続要素。
  2. 【請求項2】 長手方向において、前記チューブは、前
    記コネクタ側では前記内側チューブより長いが、反対側
    では短いことを特徴とする請求項1の電気的接続要素。
  3. 【請求項3】 前記チューブはその断面が円形であるこ
    とを特徴とする請求項1の電気的接続要素。
  4. 【請求項4】 前記チューブはその断面が長円形である
    ことを特徴とする請求項1の電気的接続要素。
  5. 【請求項5】 2つの対称的な部分で作られていること
    を特徴とする請求項1の電気的接続要素。
  6. 【請求項6】 モジュール保持具及び配線室が設けられ
    た電気的コネクタへ電気的接続要素を接続させることの
    できる横断基板を含むことを特徴とする請求項1の電気
    的接続要素。
  7. 【請求項7】 複数の電気ケーブルであって、そのうち
    の何本かゞ遮蔽されるが、他の電気ケーブルが遮蔽され
    ず、請求項1記載の電気的接続要素を使用する、前記電
    気ケーブルの遮蔽束の接続において、 前記非遮蔽ケーブルが前記内側チューブの中空内部空間
    を通り、前記遮蔽ケーブルが前記内側チューブと前記チ
    ューブの間の空間を通り且つ前記内側チューブの外面に
    固着され、そして前記束のシールドが前記チューブの外
    面に固着されることを特徴とする電気ケーブルの遮蔽束
    の接続。
  8. 【請求項8】 複数の電気ケーブルであって、そのうち
    の少なくとも何本かが遮蔽され、請求項1記載の電気的
    接続要素を使用する、前記電気ケーブルの遮蔽束の接続
    において、 前記電気ケーブルが前記内側チューブの中空内部空間を
    通り、前記遮蔽ケーブルの各々のシールドが個々の導電
    体に接続され、この個々の導電体がこれに面する前記内
    側チューブの端部を回り込んで前記内側チューブの外面
    に固着され、前記束のシールドが前記チューブの外面に
    固着されることを特徴とする電気ケーブルの遮蔽束の接
    続。
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