JPH07272521A - バックライトユニット - Google Patents
バックライトユニットInfo
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- JPH07272521A JPH07272521A JP6058462A JP5846294A JPH07272521A JP H07272521 A JPH07272521 A JP H07272521A JP 6058462 A JP6058462 A JP 6058462A JP 5846294 A JP5846294 A JP 5846294A JP H07272521 A JPH07272521 A JP H07272521A
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- Japan
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- lamp
- backlight unit
- pitch
- shaped fluorescent
- fluorescent lamps
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ランプ破損や輝度均斉度の低下をなくす。
【構成】 上面開口の扁平なランプハウス２内に、２本
のＵ形蛍光ランプ３、３を、各発光直管部４が略等ピッ
チ間隔になるように配列してランプハウス２の底面と平
行に配置させ、ランプハウス２の側壁に連設された４つ
の挿通部１３に挿通してなるバックライトユニット１２
において、内側の２つの挿通部１３ａ，１３ｂは所定の
ランプ間ピッチＰ2 だけ離間して幅狭に形成すると共
に、外側の挿通部１３ｃ，１３ｄは内側の挿通部１３
ａ，１３ｂから所定の蛍光ランプの曲成ピッチＰ1 だけ
離間して幅広に形成し、各蛍光ランプ３の一端側を内側
の挿通部１３ａ，１３ｂに嵌着状態で係止すると共に、
他端側を外側の挿通部１３ｃ，１３ｄに載置状態に係止
する。
のＵ形蛍光ランプ３、３を、各発光直管部４が略等ピッ
チ間隔になるように配列してランプハウス２の底面と平
行に配置させ、ランプハウス２の側壁に連設された４つ
の挿通部１３に挿通してなるバックライトユニット１２
において、内側の２つの挿通部１３ａ，１３ｂは所定の
ランプ間ピッチＰ2 だけ離間して幅狭に形成すると共
に、外側の挿通部１３ｃ，１３ｄは内側の挿通部１３
ａ，１３ｂから所定の蛍光ランプの曲成ピッチＰ1 だけ
離間して幅広に形成し、各蛍光ランプ３の一端側を内側
の挿通部１３ａ，１３ｂに嵌着状態で係止すると共に、
他端側を外側の挿通部１３ｃ，１３ｄに載置状態に係止
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は直射型バックライトユ
ニット、特に光源ランプに細長、細径のＵ形蛍光ランプ
を用い、高輝度で良好な輝度均斉度を得るようにした液
晶表示装置用のバックライトユニットに関する。
ニット、特に光源ランプに細長、細径のＵ形蛍光ランプ
を用い、高輝度で良好な輝度均斉度を得るようにした液
晶表示装置用のバックライトユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種液晶表示装置用のバックライトユ
ニットは装置の薄型化、表示面の大型化や高輝度化、あ
るいは低消費電力化などの要請から、光源に細長、細径
の蛍光ランプを用いたものが主流であり、導光板の端面
に光源ランプを配置したエッジライト型や、ランプハウ
ス内に収納した光源ランプの光を光透過拡散板を通して
照射する直射型などがあるが、直射型はエッジライト型
に比べて光導出効率が高く、高輝度表示に適している。
特に、Ｕ形蛍光ランプは電極が一側に配置されて電源接
続が簡易化される上、放電長が長く、高効率、高輝度化
に適するため、光源ランプにＵ形蛍光ランプを収納した
直射型バックライトユニットが液晶テレビのディスプレ
イ用に実用化されている。
ニットは装置の薄型化、表示面の大型化や高輝度化、あ
るいは低消費電力化などの要請から、光源に細長、細径
の蛍光ランプを用いたものが主流であり、導光板の端面
に光源ランプを配置したエッジライト型や、ランプハウ
ス内に収納した光源ランプの光を光透過拡散板を通して
照射する直射型などがあるが、直射型はエッジライト型
に比べて光導出効率が高く、高輝度表示に適している。
特に、Ｕ形蛍光ランプは電極が一側に配置されて電源接
続が簡易化される上、放電長が長く、高効率、高輝度化
に適するため、光源ランプにＵ形蛍光ランプを収納した
直射型バックライトユニットが液晶テレビのディスプレ
イ用に実用化されている。
【０００３】図２乃至図５はかかるＵ形蛍光ランプを２
本並列配置した６インチ用の液晶テレビのバックライト
ユニットの要部構成を示す概略平面図とその断面図であ
る。即ち、このバックライトユニット１は、上面開口の
扁平なランプハウス２の内部に、細長、細径の２本のＵ
形蛍光ランプ３を並列状に収納し、その発光直管部４を
略等ピッチ間隔に並べて、ランプハウス２の底面と略平
行になるように配置すると共に、ランプハウス２の開口
上に光透過拡散板５を配置して構成されている。
本並列配置した６インチ用の液晶テレビのバックライト
ユニットの要部構成を示す概略平面図とその断面図であ
る。即ち、このバックライトユニット１は、上面開口の
扁平なランプハウス２の内部に、細長、細径の２本のＵ
形蛍光ランプ３を並列状に収納し、その発光直管部４を
略等ピッチ間隔に並べて、ランプハウス２の底面と略平
行になるように配置すると共に、ランプハウス２の開口
上に光透過拡散板５を配置して構成されている。
【０００４】ランプハウス２は蛍光ランプ３の光を光透
過拡散板５に向けて反射させるもので、蛍光ランプ３の
光軸に沿う側壁をテーパ状に傾斜すると共に、筐体内壁
面は、例えばアルミニウム板に白色塗装を施したり、光
反射シート６を貼付して良好な光反射性に形成してい
る。また、ランプハウス２の後端側の側壁２ａには蛍光
ランプ３のバルブ壁を支持するための４つの挿通部７が
略等ピッチ間隔に配設されると共に、先端側の側壁２ｂ
に、蛍光ランプ３先端の屈曲部３ａを係止する２つの係
止爪８が対向して配設されており、これらの挿通部７お
よび係止爪８にバルブ壁面を装着すことで、２本のＵ形
蛍光ランプ３がランプハウス２内に安定に位置決めされ
て並置されるように構成している。また、光透過拡散板
５はアクリル製樹脂板などで構成され、蛍光ランプ３の
光を拡散、透過して表面側に均質な拡散光を発射する。
尚、ランプハウス２の一端には蛍光ランプ３を高周波点
灯する点灯回路を収納した回路ケース９が連結されてい
る。
過拡散板５に向けて反射させるもので、蛍光ランプ３の
光軸に沿う側壁をテーパ状に傾斜すると共に、筐体内壁
面は、例えばアルミニウム板に白色塗装を施したり、光
反射シート６を貼付して良好な光反射性に形成してい
る。また、ランプハウス２の後端側の側壁２ａには蛍光
ランプ３のバルブ壁を支持するための４つの挿通部７が
略等ピッチ間隔に配設されると共に、先端側の側壁２ｂ
に、蛍光ランプ３先端の屈曲部３ａを係止する２つの係
止爪８が対向して配設されており、これらの挿通部７お
よび係止爪８にバルブ壁面を装着すことで、２本のＵ形
蛍光ランプ３がランプハウス２内に安定に位置決めされ
て並置されるように構成している。また、光透過拡散板
５はアクリル製樹脂板などで構成され、蛍光ランプ３の
光を拡散、透過して表面側に均質な拡散光を発射する。
尚、ランプハウス２の一端には蛍光ランプ３を高周波点
灯する点灯回路を収納した回路ケース９が連結されてい
る。
【０００５】かかる構成のバックライトユニット１は蛍
光ランプ３を点灯させると、その光の一部は直接に、残
りはランプハウス２の光反射シート６で反射して光透過
拡散板５に投射され、光透過拡散板５で拡散、均質化さ
れて表面側に発射され、光透過拡散板５上に配置される
液晶表示装置１０を均一に照射する。
光ランプ３を点灯させると、その光の一部は直接に、残
りはランプハウス２の光反射シート６で反射して光透過
拡散板５に投射され、光透過拡散板５で拡散、均質化さ
れて表面側に発射され、光透過拡散板５上に配置される
液晶表示装置１０を均一に照射する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
構成されるバックライトユニット１はＵ形蛍光ランプ３
のバルブ両端部を、ランプハウス２の後端側の側壁２ａ
に連設状に配設された４つの挿通部７に差込んで支持す
ることにより、２本のＵ形蛍光ランプ３を各発光直管部
４間が略等ピッチ間隔に並んで、ランプハウス２の底面
と略平行に配置されるように設計されていた。
構成されるバックライトユニット１はＵ形蛍光ランプ３
のバルブ両端部を、ランプハウス２の後端側の側壁２ａ
に連設状に配設された４つの挿通部７に差込んで支持す
ることにより、２本のＵ形蛍光ランプ３を各発光直管部
４間が略等ピッチ間隔に並んで、ランプハウス２の底面
と略平行に配置されるように設計されていた。
【０００７】しかしながら、上記Ｕ形蛍光ランプ３は通
常直管状バルブを曲成し、その発光直管部４間の曲成ピ
ッチＰ1 が例えば１８．５ｍｍに設定されて製造されて
いるが、現実にはバラツキがあり、通常１乃至１．５ｍ
ｍ程度のバラツキを有している。従って、上記ランプハ
ウス２の側壁２ａに配設される挿通部７は、通常これら
のバラツキを見越して若干裕度をもった溝幅に設定され
ているが、余り溝幅に裕度をもたすと、発光直管部４間
のピッチ間隔にずれを生じる。また、溝幅に裕度のない
場合には点灯時の温度上昇に起因してバルブが割れると
いった問題があった。
常直管状バルブを曲成し、その発光直管部４間の曲成ピ
ッチＰ1 が例えば１８．５ｍｍに設定されて製造されて
いるが、現実にはバラツキがあり、通常１乃至１．５ｍ
ｍ程度のバラツキを有している。従って、上記ランプハ
ウス２の側壁２ａに配設される挿通部７は、通常これら
のバラツキを見越して若干裕度をもった溝幅に設定され
ているが、余り溝幅に裕度をもたすと、発光直管部４間
のピッチ間隔にずれを生じる。また、溝幅に裕度のない
場合には点灯時の温度上昇に起因してバルブが割れると
いった問題があった。
【０００８】また、上記溝幅に裕度をもたせ、側壁２ａ
に挿通部７を略等ピッチ間隔に連設状に配設するもの
は、曲成ピッチＰ1 が大きい蛍光ランプ３の場合、中央
部のランプ間ピッチＰ2 が小さくなり、逆に曲成ピッチ
Ｐ1 が小さい蛍光ランプ３の場合、中央部のランプ間ピ
ッチピッチＰ2 が大きくなり、従って、光透過拡散板５
上の輝度均斉度のバラツキの原因となっていた。
に挿通部７を略等ピッチ間隔に連設状に配設するもの
は、曲成ピッチＰ1 が大きい蛍光ランプ３の場合、中央
部のランプ間ピッチＰ2 が小さくなり、逆に曲成ピッチ
Ｐ1 が小さい蛍光ランプ３の場合、中央部のランプ間ピ
ッチピッチＰ2 が大きくなり、従って、光透過拡散板５
上の輝度均斉度のバラツキの原因となっていた。
【０００９】また、本発明者は、ランプハウス２の底面
に２本のＵ形蛍光ランプ３を配置させ、ランプハウス２
内に４本の発光直管部４を並列状に配置する上記６イン
チの液晶テレビ用バックライトユニット１においては、
発光直管部４間の配列ピッッチは、中央部のランプ間ピ
ッチＰ2 を両側の蛍光ランプ３の曲成ピッチＰ1 に対し
て約５〜１５％程度大きいピッチに設定することによ
り、光透過拡散板５上の輝度均斉度が向上することを確
認した。そして、ランプ間ピッチＰ2 がこれより小さい
場合は中央部の蛍光ランプ３間の輝度が上がり過ぎ、ま
た、逆にこれより大きい場合は中央部の蛍光ランプ３間
の輝度が下がり、何れも光透過拡散板５上の輝度均斉度
が低下することが確認された。
に２本のＵ形蛍光ランプ３を配置させ、ランプハウス２
内に４本の発光直管部４を並列状に配置する上記６イン
チの液晶テレビ用バックライトユニット１においては、
発光直管部４間の配列ピッッチは、中央部のランプ間ピ
ッチＰ2 を両側の蛍光ランプ３の曲成ピッチＰ1 に対し
て約５〜１５％程度大きいピッチに設定することによ
り、光透過拡散板５上の輝度均斉度が向上することを確
認した。そして、ランプ間ピッチＰ2 がこれより小さい
場合は中央部の蛍光ランプ３間の輝度が上がり過ぎ、ま
た、逆にこれより大きい場合は中央部の蛍光ランプ３間
の輝度が下がり、何れも光透過拡散板５上の輝度均斉度
が低下することが確認された。
【００１０】しかし、上記従来のバックライトユニット
１においては、ランプハウス２の側壁２ａの挿通部７は
略等ピッチ間隔に連設され、しかも中央部のランプ間ピ
ッチＰ2 が各蛍光ランプ３の曲成ピッチＰ1 のバラツキ
に影響されて、光透過拡散板５上の輝度均斉度が得にく
いものであった。
１においては、ランプハウス２の側壁２ａの挿通部７は
略等ピッチ間隔に連設され、しかも中央部のランプ間ピ
ッチＰ2 が各蛍光ランプ３の曲成ピッチＰ1 のバラツキ
に影響されて、光透過拡散板５上の輝度均斉度が得にく
いものであった。
【００１１】従って、本発明は上記バックライトユニッ
トのランプ破損や輝度均斉度の低下問題に鑑みなされた
ものであり、ランプハウスのＵ形蛍光ランプ側壁への挿
通構造を改善し、ランプ破損や輝度均斉度の低下をなく
すことができるバックライトユニットを提供することを
目的としている。
トのランプ破損や輝度均斉度の低下問題に鑑みなされた
ものであり、ランプハウスのＵ形蛍光ランプ側壁への挿
通構造を改善し、ランプ破損や輝度均斉度の低下をなく
すことができるバックライトユニットを提供することを
目的としている。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のバックライトユニットは、ランプハウスの
側壁に連設される第１〜第４の挿通部の内、内側に位置
する第２、第３の挿通部は幅狭に形成し、それぞれＵ形
蛍光ランプのバルブ壁面を略嵌着状態で挿通すると共
に、外側に位置する第１、第４の挿通部は幅広に形成
し、Ｕ形蛍光ランプの曲成ピッチＰ1 のバラツキを吸収
すべく開放状態で挿通するように構成したもので、具体
的には次のように構成される。即ち、本発明のバックラ
イトユニットは、上面開口の扁平なランプハウス内に２
本のＵ形蛍光ランプを、端部がランプハウスの側壁の第
１〜第４の挿通部を介して突出するように配置してなる
バックライトユニットにおいて、前記第１〜第４の挿通
部のうち、内側に位置する第２、第３の挿通部はＵ形蛍
光ランプの管外径より若干大きい目に形成すると共に、
外側に位置する第１、第４の挿通部は第２、第３の挿通
部より幅広に形成したことを特徴としている。また、本
発明のバックライトユニットは、前記Ｕ形蛍光ランプの
端部と挿通部との間に絶縁部材が介在されていることを
特徴としている。また、本発明のバックライトユニット
は、隣接するＵ形蛍光ランプ間のピッチ間隔Ｐ2 をＵ形
蛍光ランプの曲成ピッチ間隔Ｐ1 に対して５〜１５％大
きく設定したことを特徴としている。
め、本発明のバックライトユニットは、ランプハウスの
側壁に連設される第１〜第４の挿通部の内、内側に位置
する第２、第３の挿通部は幅狭に形成し、それぞれＵ形
蛍光ランプのバルブ壁面を略嵌着状態で挿通すると共
に、外側に位置する第１、第４の挿通部は幅広に形成
し、Ｕ形蛍光ランプの曲成ピッチＰ1 のバラツキを吸収
すべく開放状態で挿通するように構成したもので、具体
的には次のように構成される。即ち、本発明のバックラ
イトユニットは、上面開口の扁平なランプハウス内に２
本のＵ形蛍光ランプを、端部がランプハウスの側壁の第
１〜第４の挿通部を介して突出するように配置してなる
バックライトユニットにおいて、前記第１〜第４の挿通
部のうち、内側に位置する第２、第３の挿通部はＵ形蛍
光ランプの管外径より若干大きい目に形成すると共に、
外側に位置する第１、第４の挿通部は第２、第３の挿通
部より幅広に形成したことを特徴としている。また、本
発明のバックライトユニットは、前記Ｕ形蛍光ランプの
端部と挿通部との間に絶縁部材が介在されていることを
特徴としている。また、本発明のバックライトユニット
は、隣接するＵ形蛍光ランプ間のピッチ間隔Ｐ2 をＵ形
蛍光ランプの曲成ピッチ間隔Ｐ1 に対して５〜１５％大
きく設定したことを特徴としている。
【００１３】
【作用】内側に位置する第２、第３の挿通部はＵ形蛍光
ランプの管外径より若干大きい目に形成されているか
ら、２本のＵ形蛍光ランプは内側の挿通部で位置決めさ
れ、また、外側に位置する第１、第４の挿通部が幅広に
形成されているから、曲成ピッチＰ1 のバラツキを生じ
てもガラスクラックを生じない。また、Ｕ形蛍光ランプ
の端部と挿通部との間に絶縁部材を介在させると、ラン
プのバルブ壁を内側の挿通部に嵌着状態で挿通係止で
き、２本のＵ形蛍光ランプはＵ形蛍光ランプの曲成ピッ
チＰ1 のバラツキに影響されず、常に所定の一定ピッチ
間隔に設定できる。さらに、隣接するＵ形蛍光ランプ間
のピッチ間隔Ｐ2 をＵ形蛍光ランプの曲成ピッチ間隔Ｐ
1 に対して５〜１５％大きく設定すると、ランプハウス
中央部の両ランプ間の輝度と両側のランプ部の輝度との
バランスがとれ、光透過拡散板５上の輝度均斉度が得ら
れる。
ランプの管外径より若干大きい目に形成されているか
ら、２本のＵ形蛍光ランプは内側の挿通部で位置決めさ
れ、また、外側に位置する第１、第４の挿通部が幅広に
形成されているから、曲成ピッチＰ1 のバラツキを生じ
てもガラスクラックを生じない。また、Ｕ形蛍光ランプ
の端部と挿通部との間に絶縁部材を介在させると、ラン
プのバルブ壁を内側の挿通部に嵌着状態で挿通係止で
き、２本のＵ形蛍光ランプはＵ形蛍光ランプの曲成ピッ
チＰ1 のバラツキに影響されず、常に所定の一定ピッチ
間隔に設定できる。さらに、隣接するＵ形蛍光ランプ間
のピッチ間隔Ｐ2 をＵ形蛍光ランプの曲成ピッチ間隔Ｐ
1 に対して５〜１５％大きく設定すると、ランプハウス
中央部の両ランプ間の輝度と両側のランプ部の輝度との
バランスがとれ、光透過拡散板５上の輝度均斉度が得ら
れる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に詳述す
る。
る。
【００１５】図１は本発明に係るバックライトユニット
１２の要部構成を示す斜視図である。
１２の要部構成を示す斜視図である。
【００１６】このバックライトユニット１２も２本のＵ
形蛍光ランプ３を収納した６インチ用液晶テレビのバッ
クライトユニットである。
形蛍光ランプ３を収納した６インチ用液晶テレビのバッ
クライトユニットである。
【００１７】即ち、このバックライトユニット１２は、
上記従来のバックライトユニット１と同様に、上面開口
の扁平なランプハウス２の内部に、細長、細径の２本の
Ｕ形蛍光ランプ３を並列状に収納し、その発光直管部４
を略等ピッチ間隔に並べて、ランプハウス２の底面と平
行になるように配置して、図示しないが、ランプハウス
２の開口上に配置した光透過拡散板を通して、液晶表示
装置を均一照射する直射形バックライトであり、ランプ
ハウス２の後端側の側壁２ａには、２本のＵ形蛍光ラン
プ３の両端部のバルブ壁面を挿通する４つの挿通部１３
が連設されている。
上記従来のバックライトユニット１と同様に、上面開口
の扁平なランプハウス２の内部に、細長、細径の２本の
Ｕ形蛍光ランプ３を並列状に収納し、その発光直管部４
を略等ピッチ間隔に並べて、ランプハウス２の底面と平
行になるように配置して、図示しないが、ランプハウス
２の開口上に配置した光透過拡散板を通して、液晶表示
装置を均一照射する直射形バックライトであり、ランプ
ハウス２の後端側の側壁２ａには、２本のＵ形蛍光ラン
プ３の両端部のバルブ壁面を挿通する４つの挿通部１３
が連設されている。
【００１８】このバックライトユニット１２において、
上記従来のバックライトユニット１と相違する点は、主
としてランプハウス２の側壁２ａに連設した上記４つの
挿通部１３の配設構造とその配設ピッチのみであり、そ
の他の構成は上記従来のバックライトユニット１と同様
の構成である。従って、同じ構成部品は図３と同一参照
符号を使用している。
上記従来のバックライトユニット１と相違する点は、主
としてランプハウス２の側壁２ａに連設した上記４つの
挿通部１３の配設構造とその配設ピッチのみであり、そ
の他の構成は上記従来のバックライトユニット１と同様
の構成である。従って、同じ構成部品は図３と同一参照
符号を使用している。
【００１９】即ち、このバックライトユニット１２はラ
ンプハウス２に連設される第１〜第４の挿通部１３の
内、内側の第２、第３の挿通部１３ａ，１３ｂは所定の
ランプ間ピッチＰ2 離間して、それぞれ幅狭の溝（ラン
プ間外径より若干大きい目）に形成され、樹脂チューブ
１１を被嵌した各Ｕ形蛍光ランプ３の一端側が挿通状態
で配置されている。また、外側の第１、第４の挿通部１
３ｃ，１３ｄは、上記内側２つの挿通部１３ａ，１３ｂ
から、それぞれ所定の蛍光ランプ３の曲成ピッチＰ1 離
間して、第２、第３の挿通部１３ａ，１３ｂより巾広に
形成されており、樹脂チューブ１１を被嵌した各Ｕ形蛍
光ランプ３の他端側が挿通配置されている。そして、上
記隣接する蛍光ランプ間のピッチ間隔Ｐ2 は、蛍光ラン
プ３の曲成ピッチＰ1 に対して５〜１５％程度大きく設
定されている。
ンプハウス２に連設される第１〜第４の挿通部１３の
内、内側の第２、第３の挿通部１３ａ，１３ｂは所定の
ランプ間ピッチＰ2 離間して、それぞれ幅狭の溝（ラン
プ間外径より若干大きい目）に形成され、樹脂チューブ
１１を被嵌した各Ｕ形蛍光ランプ３の一端側が挿通状態
で配置されている。また、外側の第１、第４の挿通部１
３ｃ，１３ｄは、上記内側２つの挿通部１３ａ，１３ｂ
から、それぞれ所定の蛍光ランプ３の曲成ピッチＰ1 離
間して、第２、第３の挿通部１３ａ，１３ｂより巾広に
形成されており、樹脂チューブ１１を被嵌した各Ｕ形蛍
光ランプ３の他端側が挿通配置されている。そして、上
記隣接する蛍光ランプ間のピッチ間隔Ｐ2 は、蛍光ラン
プ３の曲成ピッチＰ1 に対して５〜１５％程度大きく設
定されている。
【００２０】このように構成されたバックライトユニッ
ト１２は、２本のＵ形蛍光ランプ３の両端のバルブ壁面
に樹脂チューブ１１を被嵌して、それぞれ一端側を内側
の挿通部１３ａ、１３ｂに嵌着状態で係止し、他端側を
幅広の挿通部１３ｃ，１３ｄ上に載置状態で係止する
と、各発光直管部４が略等ピッチ間隔に配列され、ラン
プハウス２の底面と平行に配置して収納される。
ト１２は、２本のＵ形蛍光ランプ３の両端のバルブ壁面
に樹脂チューブ１１を被嵌して、それぞれ一端側を内側
の挿通部１３ａ、１３ｂに嵌着状態で係止し、他端側を
幅広の挿通部１３ｃ，１３ｄ上に載置状態で係止する
と、各発光直管部４が略等ピッチ間隔に配列され、ラン
プハウス２の底面と平行に配置して収納される。
【００２１】そして、収納される２本のＵ形蛍光ランプ
３はランプ間ピッチＰ2 が内側の挿通部１３ａ，１３ｂ
の配置間隔で正確に位置規制され、かつ、蛍光ランプ３
の曲成ピッチＰ1 に対して５〜１５％程度広く設定され
るめ、ランプハウス２中央部の両ランプ３、３間の輝度
と両側のランプ部の輝度とのバランスがとれ、良好な輝
度均斉度が得られる。さらに、２本のＵ形蛍光ランプ３
は一端側が幅広の挿通部１３ｃ，１３ｄに載置状に係止
されるため、蛍光ランプ３の曲成ピッチＰ1 が多少バラ
ツイて形成されていても、挿通部１３ｃ，１３ｄが幅広
に形成されているため、蛍光ランプのバルブ壁面に応力
が付加されることがない。従って、屈曲部が歪みなどで
破損することが防止できる。
３はランプ間ピッチＰ2 が内側の挿通部１３ａ，１３ｂ
の配置間隔で正確に位置規制され、かつ、蛍光ランプ３
の曲成ピッチＰ1 に対して５〜１５％程度広く設定され
るめ、ランプハウス２中央部の両ランプ３、３間の輝度
と両側のランプ部の輝度とのバランスがとれ、良好な輝
度均斉度が得られる。さらに、２本のＵ形蛍光ランプ３
は一端側が幅広の挿通部１３ｃ，１３ｄに載置状に係止
されるため、蛍光ランプ３の曲成ピッチＰ1 が多少バラ
ツイて形成されていても、挿通部１３ｃ，１３ｄが幅広
に形成されているため、蛍光ランプのバルブ壁面に応力
が付加されることがない。従って、屈曲部が歪みなどで
破損することが防止できる。
【００２２】尚、本発明において、ピッチ間隔Ｐ2 と曲
成ピッチＰ1 との関係はバルブ破損のみに着目すれば上
述以外に設定することもできる。
成ピッチＰ1 との関係はバルブ破損のみに着目すれば上
述以外に設定することもできる。
【００２３】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
第１、第４の挿通部が第２、第３の挿通部より幅広に形
成されているので、点灯時の温度上昇などに起因して曲
成ピッチに変化が生じてもバルブクラックが防止でき
る。
第１、第４の挿通部が第２、第３の挿通部より幅広に形
成されているので、点灯時の温度上昇などに起因して曲
成ピッチに変化が生じてもバルブクラックが防止でき
る。
【図１】本発明のバックライトユニットの要部構成を説
明するための概略斜視図。
明するための概略斜視図。
【図２】従来のバックライトユニットの概略構成を示す
斜視図。
斜視図。
【図３】図２のＡ−Ａ線に沿う断面図。
【図４】図２のＢ−Ｂ線に沿う断面図。
【図５】図２のＣ−Ｃ線に沿う断面図。
2 ランプハウス 2a 側壁 3 Ｕ形蛍光ランプ 4 発光直管部 11 樹脂チューブ 12 バックライトユニット 13 挿通部 13a,13b 内側の挿通部（第２、第３の挿通部） 13c,13d 外側の挿通部（第１、第４の挿通部） P1 蛍光ランプの曲成ピッチ P2 ランプ間ピッチ
Claims (3)
- 【請求項１】 上面開口の扁平なランプハウス内に２本
のＵ形蛍光ランプを、端部がランプハウスの側壁の第１
〜第４の挿通部を介して突出するように配置してなるバ
ックライトユニットにおいて、 前記第１〜第４の挿通部のうち、内側に位置する第２、
第３の挿通部はＵ形蛍光ランプの管外径より若干大きい
目に形成すると共に、外側に位置する第１、第４の挿通
部は第２、第３の挿通部より幅広に形成したことを特徴
とするバックライトユニット。 - 【請求項２】 前記Ｕ形蛍光ランプの端部と挿通部との
間に絶縁部材が介在されていることを特徴とする請求項
１記載のバックライトユニット。 - 【請求項３】 隣接するＵ形蛍光ランプ間のピッチ間隔
Ｐ2 をＵ形蛍光ランプの曲成ピッチ間隔Ｐ1 に対して５
〜１５％大きく設定したことを特徴とする請求項１記載
のバックライトユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6058462A JPH07272521A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | バックライトユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6058462A JPH07272521A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | バックライトユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07272521A true JPH07272521A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13085102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6058462A Withdrawn JPH07272521A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | バックライトユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07272521A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004507044A (ja) * | 2000-08-16 | 2004-03-04 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 少なくとも１つのほぼｕ形のガス放電ランプを備えた照明装置 |
| KR100466267B1 (ko) * | 2002-04-11 | 2005-01-13 | 주식회사 지엘디 | 엘시디용 형광램프 고정구조 |
| JP2006259415A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Sharp Corp | バックライトユニット及びバックライトユニットを用いた液晶表示装置 |
| US7131750B2 (en) | 2004-07-29 | 2006-11-07 | Au Optronics Corporation | Backlight apparatus |
| KR100815914B1 (ko) * | 2002-06-29 | 2008-03-21 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시장치용 백라이트 |
-
1994
- 1994-03-29 JP JP6058462A patent/JPH07272521A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004507044A (ja) * | 2000-08-16 | 2004-03-04 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 少なくとも１つのほぼｕ形のガス放電ランプを備えた照明装置 |
| KR100466267B1 (ko) * | 2002-04-11 | 2005-01-13 | 주식회사 지엘디 | 엘시디용 형광램프 고정구조 |
| KR100815914B1 (ko) * | 2002-06-29 | 2008-03-21 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시장치용 백라이트 |
| US7131750B2 (en) | 2004-07-29 | 2006-11-07 | Au Optronics Corporation | Backlight apparatus |
| JP2006259415A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Sharp Corp | バックライトユニット及びバックライトユニットを用いた液晶表示装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |