JPH07272346A - ディジタル情報記録装置 - Google Patents

ディジタル情報記録装置

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JPH07272346A
JPH07272346A JP6357994A JP6357994A JPH07272346A JP H07272346 A JPH07272346 A JP H07272346A JP 6357994 A JP6357994 A JP 6357994A JP 6357994 A JP6357994 A JP 6357994A JP H07272346 A JPH07272346 A JP H07272346A
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recording
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identification
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JP6357994A
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Inventor
Yuji Hatanaka
裕治 畑中
Hiroo Okamoto
宏夫 岡本
Seiichi Saito
清一 斉藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to EP95104480A priority patent/EP0675655B1/en
Priority to KR1019950006516A priority patent/KR0180542B1/ko
Priority to DE69527458T priority patent/DE69527458T2/de
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信されてくる信号のうちの必要な情報信号
のみを送信元の制御に従って記録することのできるよう
にする。 【構成】 情報信号を送信する送信系100と送信系1
00から送信された情報信号を受信する受信系200と
受信系200で受信した情報信号を記録媒体60に記録
する記録系300からなり、受信系200または記録系
300から送信系100に要求信号175を出力し、送
信系100は要求信号175を出力した受信系200ま
たは記録系300を識別する識別信号191を情報信号
に付加して送信する。送信系100または受信系200
より送信される識別信号191を入力して、所定の信号
であるかどうかを検出する識別信号検出手段54と、少
なくとも識別信号検出手段54により前記識別信号が所
定の信号であると検出したとき、前記情報信号の記録動
作を開始する記録処理手段53を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル情報信号の
記録装置に係り、特に、電波やケーブルを介して伝送さ
れてくるユーザが選択したソフトを記録するディジタル
情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】「テレビジョン学会誌」第47巻第4号
(1993年)pp.494−497に記載のように、
オーディオやビデオのソフトなどを電波やケーブルを介
して伝送し、各家庭でそれを記録するシステムが考えら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、送信元は多数のユーザからの要求に応じるため、あ
るユーザがソフトの申し込みを行なっても、既に他のユ
ーザのソフトを送信中の場合、その送信中のソフトの送
信終了後に所定のソフトの送信が開始できることにな
る。従って、オーディオやビデオのソフトを記録する場
合、記録装置の記録開始及び記録終了は送信元が制御す
る必要がある。つまり、ユーザが送信元に申し込みを行
ない、送信元が送信準備が終了次第、申し込みを行なっ
たある特定の記録装置へ記録開始命令を出力し、記録装
置の動作後に信号の送信を開始する手順となるが、記録
装置の記録開始と送信開始のタイミングについては考慮
されていなかった。
【0004】本発明の目的は、かかる問題点を解消し、
必要な情報信号のみを、送信元の制御に従って記録する
ことのできるようにしたディジタル情報記録装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、情報信号を送信する送信系と、前記送信
系から送信された前記情報信号を受信する受信系と、前
記受信系で受信した前記情報信号を記録媒体に記録する
記録系からなり、前記受信系または前記記録系から前記
送信系に要求信号を出力し、前記送信系は前記要求信号
を出力した前記受信系または前記記録系を識別する識別
信号を前記情報信号に付加して送信するシステムにおい
て、前記送信系または前記受信系より送信される前記識
別信号を入力する識別信号入力手段と、前記識別信号入
力手段で入力した前記識別信号が所定の信号であるかど
うかを検出する識別信号検出手段と、少なくとも前記識
別信号検出手段により前記識別信号が所定の信号である
と検出したとき前記情報信号の記録動作を開始する記録
処理手段とを備える。
【0006】
【作用】送信元では、各情報に対して、その情報を申し
込んだユーザの識別信号を付加して送信しているので、
識別信号検出手段によって識別信号が自分自身の信号で
あると検出することにより、送信された情報が所定の情
報であることを知ることができる。従って、この時点で
記録動作を開始することにより、必要な情報を記録する
ことが可能となる。また、そのユーザが申し込んでいな
い他の情報に対しては、異なる識別信号が付加されてい
るので、誤って記録することを防ぐことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明によるディジタル情報記録装置の一実
施例を示すブロック図であって、100は送信系、20
0は受信系、300は記録装置、1はディジタル情報信
号源、9は出力端子、10は送信系符号器、11はイン
ターフェース(I/F)回路、12は送信系処理回路、
20は時間軸圧縮器、25は変調器、30は伝送路、3
1はインターフェース回路、35は復調器、40は記録
系符号器、45は切換スイッチ、50は回転ドラム、5
1a,51bは磁気ヘッド、52はサーボ回路、53は
システムコントロール回路、54は識別信号検出回路、
60は磁気テープ、70は再生系復号器、80は受信系
復号器である。なお、磁気ヘッド51a,51bにおい
て、(+)は正アジマス、(−)は負アジマスを示す。
【0008】同図において、送信系100は、主に、デ
ィジタル情報信号源1とインターフェース回路11と送
信系処理回路12とからなり、送信系処理回路12は送
信系符号器10と時間軸圧縮器20と変調器25とから
なっている。また、伝送路30としては、例えば、圧縮
ディジタル情報信号の伝送路190に電話回線や有線通
信回線、衛星通信回線などが、また、識別番号191の
伝送路に電話回線などが夫々用いられる。
【0009】まず、送信系100において、インターフ
ェース回路11に入力されたリクエスト信号175によ
り、ディジタル情報信号源1よりディジタル情報信号を
読み出し、送信系符号器10で所定のフォーマットで符
号化し、時間軸圧縮器20で1/Nに時間軸圧縮して伝
送レートをN倍に高速化し、変調器25で変調して伝送
路30に送り出す。その際、複数の受信・記録装置への
送信を行なっているので、ユーザを識別するために、各
ソフトの先頭にそのソフトの申し込みをしたユーザの識
別番号191を付加して送信する。
【0010】受信系200では、伝送路30から受信し
た信号を復調器35で復調し、この復調した信号を、イ
ンターフェース回路31を介し、送信系符号化されたま
まの状態で、記録装置300の記録系符号器40に供給
する。この記録系符号器40では、この供給された信号
を記録再生に適したフォーマットで記録符号化する。
【0011】図2はこの記録系符号器40の一具体例を
示したブロック図であって、41は記憶回路、43はパ
リティ生成回路、44は記録信号生成回路、301は制
御情報生成回路である。
【0012】同図において、受信系200の復調器35
(図1)で復調されたデータ(図3(A))は、インタ
ーフェース回路31を介し、まず、記憶回路41に記憶
される。パリティ生成回路43では、この復調データか
らパリティを生成し、これを再び記憶回路41に記憶さ
れる。記録信号生成回路44では、記憶回路41に記憶
された復調データ及びパリティを読み出し、制御情報生
成回路301で生成された制御情報などからなるID信
号及び同期信号を付加し、図3(B)に示すようなブロ
ック形式の信号として出力する。
【0013】図4は図3(A)におけるID信号の一構
成例を示すものであり、例えば、記録トラックを識別す
るためのトラック番号と、トラック内での位置を識別す
るためのブロック番号と、制御情報及びID信号の誤り
検出訂正のためのパリティとで構成されている。
【0014】このようにして記録系符号器40で符号化
された信号は、図1において、切換スイッチ45を介
し、回転ドラム50の180度対向する位置に取り付け
られた磁気ヘッド51a,51bに供給され、磁気テー
プ60にアジマス記録される。図5にこのときのトラッ
クパターンを示す。
【0015】なお、回転ドラム50の回転速度及び磁気
テープ60の走行速度は、サーボ回路52の制御によ
り、従来と同様に、R1,V1に設定され、また、Pはト
ラックピッチであり、Wは磁気ヘッド51a,51bの
ヘッド幅である。この実施例では、ヘッド幅Wはトラッ
クピッチPより大きく、例えば、1.5倍に設定されて
いる。
【0016】再生時には、サーボ回路52の制御によ
り、回転ドラム50を記録時と同じ速度R1で回転さ
せ、磁気テープ60は記録時の1/Nの速度V1/Nで
走行させ、記録された信号を磁気ヘッド51a,51b
で再生する。
【0017】図6はこの再生時の磁気ヘッド51a,5
1bの走査軌跡を示す図であって、実線は記録されたト
ラックパターンを示し、破線は磁気ヘッド51a,51
bの走査軌跡を示す。
【0018】このように、回転ドラム50を記録時と同
じ速度R1で回転させ、磁気テープ60を記録時の1/
Nの速度V1/Nで走行させているため、磁気ヘッド5
1a,51bの走査ピッチはトラックピッチPの1/N
となり、走査角度は若干ずれるが、ほぼ1トラック当り
n回走査することになる。
【0019】なお、図6では、説明を簡単にするため
に、N=3としている。また、Wは磁気ヘッド51a,
51bのヘッド幅であり、通常、このヘッド幅Wはトラ
ックピッチPより大きく、例えば、1.5倍に設定され
る。
【0020】図7は図1における記録装置300の記録
動作を示すタイミング図である。
【0021】同図において、記録を開始するときには、
システムコントロール53がソフトnを申し込むための
リクエスト信号175を、伝送路30を介し、送信系1
00のインターフェース回路11に送信する。
【0022】送信系100では、複数の受信、記録装置
への送信を行なっているため、リクエスト信号175を
受信したときに、他のソフトを送信中の場合も考えら
れ、必ずしもソフトnの送信を開始できるとは限らな
い。従って、記録装置300の記録開始及び記録終了の
制御は送信系100が行なう必要がある。
【0023】そこで、送信系100では、ソフト(nー
1)までの送信が終了すると、ディジタル情報信号源1
から送信終了信号195を出力することにより、インタ
ーフェース回路11に送信の終了を伝える。インターフ
ェース回路11は、ソフトnをリクエストしたユーザの
識別信号172を、伝送路30を介し、記録装置300
の識別信号検出回路54に送信する。
【0024】記録装置300では、識別信号検出回路5
4が自分自身の識別信号172を検出すると、記録開始
信号179をシステムコントロール回路53に出力し、
これによって記録装置300が記録動作を開始する。ま
た、インターフェース回路11は、識別信号172の送
信後、ディジタル情報信号源1に送信開始命令196を
送り、ソフトnの送信を開始させる。これにより、記録
装置300では、ソフトnの記録が開始できる。
【0025】その後、送信系100によるソフトnの送
信が終了すると、次のソフト(n+1)の送信のため、
このソフト(n+1)をリクエストしたユーザを識別す
るための識別信号172とは異なる識別信号173を送
信する。記録装置300の識別信号検出回路54がこの
識別信号173を検出すると、記録終了信号180をシ
ステムコントロール回路53に出力し、これによって記
録装置300は記録動作を終了する。
【0026】以上の動作により、送信系100から送信
される識別信号191により、申し込んだソフトnのみ
を確実に記録することができる。また、識別信号検出回
路54は、自分以外の識別信号171,173,174
などが入力されても、記録開始信号179を出力しなけ
れば、他のソフトを誤って記録することを防ぐことがで
きる。
【0027】なお、以上の説明では、送信識別信号19
1とソフト信号170を別々の信号に分けて通信してい
るが、1つの信号に多重して通信してもよい。図8はこ
のような場合の記録動作を示すタイミング図であり、図
9はかかる通信を行なう本発明によるディジタル情報記
録装置の他の実施例を示すブロック図であって、図1に
対応する部分には同一符号を付けている。
【0028】同図において、この実施例では、回線19
0で各ソフト信号170とそれらの夫々に対応する送信
識別信号171〜174などを多重して送信する。記録
装置300のインターフェース回路31で各ソフト信号
170とこれら識別信号192との分離を行ない、識別
信号192は識別信号検出回路54へ送られ、図7と同
様の動作を行なうことにより、ソフトnのみを確実に記
録できる。この多重通信を用いるた場合、送信線191
が不必要となり、送信系100と受信系200及び記録
装置300とのインターフェースが簡略できるという効
果が得られる。
【0029】ところで、記録装置300は記録を開始す
るために、回転ドラム50及び磁気テープ60を動作さ
せるが、動作が安定して正常に記録が行なえるようにな
るまでに時間を要する。このため、図10に示すよう
に、送信系100では、送信識別信号171〜174な
どの出力後、インターフェース回路11より、一定の時
間Tだけダミーデータ181〜184などを送信し、そ
の後、送信開始命令196をディジタル情報信号源1に
出力することにより、送信識別信号171〜174など
の出力から時間Tの経過後に、各ソフト信号170を送
信する。記録装置300では、既に正常に記録が開始さ
れているので、信号の先頭から確実に記録することが可
能となる。ここで、時間Tは記録装置300が記録動作
を開始してから記録動作が安定化するまでの充分な時間
とする。
【0030】なお、送信識別信号171〜174が生成
されてから送信開始命令196が生成されるまでの時間
Tでは、ダミーデータ181〜184が記録されること
になるが、受信系復号器80の動作に影響を与えないデ
ータを記録すれば、特に問題はない。
【0031】また、以上の説明では、自分以外の識別信
号(例えば、識別信号173)を検出したときに記録動
作を終了しているが、図11に示すように、送信系10
0が終了命令信号201〜204を送信し、記録装置3
00の識別信号検出回路54で終了命令信号203を検
出したときに記録終了信号180を生成することによ
り、記録動作を終了させるようにしてもよい。これによ
り、送信系100に対してソフト(n+1)以降のリク
エストがなく、識別信号173を送信する必要がない場
合でも、記録動作を終了することができる。さらに、記
録終了の条件として、図7及び図8に示した自分以外の
識別信号(例えば、識別信号173)か、または図11
に示した終了命令信号203のどちらかが検出されたと
きとしてもよい。
【0032】なお、図11においては、識別信号172
などソフト170や終了命令信号203などが全て多重
されているが、識別信号172などと終了命令信号20
3などのみを多重化して図1に示す回線191で送信
し、ソフト170のみを回線190を用いて送信するよ
うにしてもよい。
【0033】また、以上の説明では、記録装置300の
記録開始に要する安定時間を充分保つように時間Tを設
定していたが、この場合、記録動作の確実性やテープの
無駄な消費の点で問題がある。そこで、記録装置300
の記録動作が安定した後、直ちに送信を開始する方法も
考えられる。
【0034】図12はこの場合の本発明によるディジタ
ル情報記録装置のさらに他の実施例を示すブロック図で
あって、図1に対応する部分には同一符号を付けてい
る。記録装置のブロック図である。
【0035】また、図13はこの実施例の動作を示すタ
イミング図である。
【0036】図12及び図13において、送信系100
が送信識別信号172を出力し、記録装置300が記録
動作を開始した後、サーボ回路52が記録動作が安定し
たことを検出すると、安定化検出信号210をシステム
コントロール回路53に出力し、伝送路30を介して送
信系100のインターフェース回路11に送信する。イ
ンターフェース回路11は、この安定化検出信号210
を受信後、直ちに送信開始命令196をディジタル情報
信号源1に出力し、記録装置300へソフトn信号17
0を送信させる。これにより、確実に記録装置300の
安定後に送信を開始することが可能となる。しかも、ダ
ミーデータ181〜184の記録量を減少することがで
き、テープの無駄な消費を防ぐことができる。
【0037】なお、ここでは、記録装置300の記録終
了の制御は図7などで示した他のユーザの識別信号17
3を用いていたが、図11に示したように終了命令信号
203を用いても、同様の効果を得ることができる。ま
た、安定化検出信号210をリクエスト信号175と多
重して出力してもよい。
【0038】図14は図9でのインターフェース回路1
1の一具体例を示すブロック図であり、400は送信終
了信号の入力端子、401は送信開始命令の出力端子、
402は多重化信号の出力端子、403はリクエスト信
号の入力端子、404は送信終了検出回路、405はタ
イミング生成回路、406は送信開始命令生成回路、4
07は多重化回路、408は変調信号入力回路である。
【0039】同図において、送信終了検出回路404が
ソフト(nー1)までの送信が終了したことを検出する
と、タイミング生成回路405により、識別信号172
及びダミーデータ182が生成され、多重化回路407
及び出力端子402を介して記録装置300へ出力され
る。その後、時間Tが経過すると、送信開始命令生成回
路406は送信開始命令196を生成してディジタル情
報信号源1に出力し、送信信号172を多重化回路40
7と出力端子402を介して記録装置300へ出力す
る。
【0040】図15は図12におけるインターフェース
回路11の一具体例を示すブロック図であって、410
はリクエスト信号175と安定化検出信号210を分離
する分離回路であり、図14に対応する部分には同一符
号を付けている。
【0041】入力端子403から安定化検出信号210
とリクエスト信号175とが多重された信号が入力さ
れ、分離回路410に供給される。この分離回路410
で分離されたリクエスト信号175はタイミング生成回
路405へ、安定化検出信号210は送信開始命令生成
回路406へ夫々出力され、この送信開始命令生成回路
406から送信開始命令196がディジタル情報信号源
1へ送られる。以下は、図14に示した具体例と同様で
ある。
【0042】なお、以上の各実施例において、記録装置
300におけるインターフェース回路31とインターフ
ェース回路54を受信系200に設けるようにしてもよ
い。
【0043】また、図1、図9及び図12などでの送信
系100に時間軸圧縮器20が設けられているが、本発
明は、先に述べたNを1として、記録時と再生時とで磁
気テープ60の走行速度が等しい場合でも、同様の効果
を得ることができるので、時間軸圧縮器20を設けなく
ともよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オーディオやビデオのソフトなどを電波やケーブルを介
して通信し、ビデオなどの記録装置に記録して販売やレ
ンタルを行なうようなシステムにおいて、自分自信の識
別信号が入力されたときに、記録動作を開始することに
より、必要な情報信号のみを送信元の制御に従って記録
することができる。
【0045】また、本発明によれば、記録動作が安定し
たことを送信元に伝えることにより、確実に記録動作が
安定後に情報信号の送信を開始することができ、信号の
先頭部分を損なうことなく、確実に記録することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタル情報記録装置の一実施
例を示すブロック図である。
【図2】図1における記録系符号器の一具体例を示すブ
ロック図である。
【図3】図2に示した記録系符号器の入出力信号を示す
図である。
【図4】図3でのID信号の一構成例を示す図である。
【図5】図1に示した実施例での記録時のトラックパタ
ーンを示す図である。
【図6】図1に示した実施例での再生時の走査軌跡を示
す図である。
【図7】図1に示した実施例の記録動作を示すタイミン
グ図である。
【図8】図1に示した実施例の他の記録動作を示すタイ
ミング図である。
【図9】本発明によるディジタル情報記録装置の他の実
施例を示すブロック図である。
【図10】図9に示した実施例の記録記録動作を示すタ
イミング図である。
【図11】図9に示した実施例の他の記録動作を示すタ
イミング図である。
【図12】本発明によるディジタル情報記録装置のさら
に他の実施例を示すブロック図である。
【図13】図12に示した実施例の記録動作を示すタイ
ミング図である。
【図14】図9におけるインターフェース回路の一具体
例を示すブロック図である。
【図15】図12におけるインターフェース回路の一具
体例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 送信系符号器 20 時間軸圧縮器 25 変調器 31 インターフェース回路 35 復調器 40 記録系符号器 41 記憶回路 43 パリティ生成回路 44 記録信号生成回路 50 回転ドラム 51a,51b 磁気ヘッド 52 サーボ回路 53 システムコントロール回路 54 識別信号検出回路 60 磁気テープ 70 再生系復号器 80 受信系復号器 170 ソフト信号 172 識別信号 175 リクエスト信号 178 ダミーデータ 179 送信開始信号 179 記録開始信号 180 記録終了信号 190 送信信号 191 送信識別信号 195 送信終了信号 196 送信開始命令 203 終了命令信号 210 安定化検出信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/92 7/24 7/14 H04N 5/92 H 7/13 Z

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報信号を送信する送信系と、前記送信
    系から送信された前記情報信号を受信する受信系と、前
    記受信系で受信した前記情報信号を記録媒体に記録する
    記録系からなり、前記受信系または前記記録系から前記
    送信系に要求信号を出力し、前記送信系は前記要求信号
    を出力した前記受信系または前記記録系を識別する識別
    信号を前記情報信号に付加して送信するシステムにおい
    て、 前記送信系が出力する前記識別信号により、記録動作開
    始の制御が行なわれることを特徴とするディジタル情報
    記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記送信系または前記受信系より送信される前記識別信
    号を入力する識別信号入力手段と、 前記識別信号入力手段で入力した前記識別信号が所定の
    信号であるかどうかを検出する識別信号検出手段と、 前記受信系が受信した情報信号を前記記録媒体に記録す
    る記録処理手段とを備え、前記記録処理手段は、少なく
    とも前記識別信号検出手段により前記識別信号が所定の
    信号であると検出したとき、前記情報信号の記録動作を
    開始することを特徴とするディジタル情報記録装置。
  3. 【請求項3】 情報信号を送信する送信系と、前記送信
    系から送信された前記情報信号を受信する受信系と、前
    記受信系で受信した前記情報信号を記録媒体に記録する
    記録系からなり、前記受信系または前記記録系から前記
    送信系に要求信号を出力し、前記送信系は前記要求信号
    を出力した前記受信系または前記記録系を識別する識別
    信号を前記情報信号に付加して送信するシステムにおい
    て、 前記送信系が出力する前記識別信号により、記録動作開
    始及び記録動作終了の制御が行なわれることを特徴とす
    るディジタル情報記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記送信系または前記受信系より送信される前記識別信
    号を入力する識別信号入力手段と、 前記識別信号入力手段で入力した前記識別信号が所定の
    信号であるかどうかを検出する識別信号検出手段と、 前記受信系が受信した情報信号を前記記録媒体に記録す
    る記録処理手段とを備え、前記記録処理手段は、少なく
    とも前記識別信号検出手段により前記識別信号が所定の
    信号であると検出したとき前記情報信号の記録動作を開
    始し、少なくとも記録動作中に前記識別信号検出手段に
    より前記識別信号が所定の信号でないと検出したとき前
    記情報信号の記録動作を終了することを特徴とするディ
    ジタル情報記録装置。
  5. 【請求項5】 情報信号を送信する送信系と、前記送信
    系から送信された前記情報信号を受信する受信系と、前
    記受信系で受信した前記情報信号を記録媒体に記録する
    記録系からなり、前記受信系または前記記録系から前記
    送信系に要求信号を出力し、前記送信系は前記要求信号
    を出力した前記受信系または前記記録系を識別する識別
    信号及び前記記録系の記録終了を制御する記録終了信号
    を前記情報信号に付加して送信するシステムにおいて、 前記送信系が出力する前記識別信号により記録動作開始
    の制御が行なわれ、前記送信系が出力する前記記録終了
    信号により記録動作終了の制御が行なわれることを特徴
    とするディジタル情報記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記送信系または前記受信系より送信される前記識別信
    号を入力する識別信号入力手段と、 前記識別信号入力手段で入力した前記識別信号が所定の
    信号であるかどうかを検出する識別信号検出手段と、 前記送信系または前記受信系より送信される前記記録終
    了信号を入力する終了信号入力手段と、 前記受信系が受信した情報信号を前記記録媒体に記録す
    る記録処理手段とを備え、前記記録処理手段は、少なく
    とも前記識別信号検出手段により前記識別信号が所定の
    信号であると検出したとき、前記情報信号の記録動作を
    開始し、少なくとも記録動作中に前記終了信号入力手段
    に前記記録終了信号が入力されたとき、前記情報信号の
    記録動作を終了することを特徴とするディジタル情報記
    録装置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 前記送信系または前記受信系より出力される前記識別信
    号と前記情報信号が多重化された多重化信号を入力する
    多重信号入力手段と、 前記多重信号入力手段で入力された前記多重化信号か
    ら、前記識別信号と前記情報信号を分離する分離手段と
    を備え、前記分離手段で分離された前記識別信号によ
    り、記録動作開始の制御が行なわれることを特徴とする
    ディジタル情報記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記分離手段で分離した前記識別信号が所定の信号であ
    るかどうかを検出する識別信号検出手段と、 前記分離手段で分離した前記情報信号を前記記録媒体に
    記録する記録処理手段とを備え、前記記録処理手段は、
    少なくとも前記識別信号検出手段により前記識別信号が
    所定の信号であると検出したとき、前記情報信号の記録
    動作を開始することを特徴とするディジタル情報記録装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項3において、 前記送信系または前記受信系より出力される前記識別信
    号と前記情報信号が多重化された多重化信号を入力する
    多重信号入力手段と、 前記多重信号入力手段で入力された前記多重化信号か
    ら、前記識別信号と前記情報信号を分離する分離手段と
    を備え、前記分離手段で分離された前記識別信号によ
    り、記録動作開始及び記録動作終了の制御が行なわれる
    ことを特徴とするディジタル情報記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記分離手段で分離した前記識別信号が所定の信号であ
    るかどうかを検出する識別信号検出手段と、 前記分離手段で分離した前記情報信号を前記記録媒体に
    記録する記録処理手段とを備え、前記記録処理手段は、
    少なくとも前記識別信号検出手段により前記識別信号が
    所定の信号であると検出したとき、前記情報信号の記録
    動作を開始し、少なくとも記録動作中に前記識別信号検
    出手段により前記識別信号が所定の信号でないと検出し
    たとき、前記情報信号の記録動作を終了することを特徴
    とするディジタル情報記録装置。
  11. 【請求項11】 請求項5により、 前記送信系または前記受信系より出力される前記識別信
    号と前記記録終了信号が多重化された多重化信号を入力
    する多重信号入力手段と、 前記多重信号入力手段で入力された前記多重化信号か
    ら、前記識別信号と前記記録終了信号を分離する分離手
    段とを備え、前記分離手段で分離された前記識別信号に
    より記録動作開始の制御が行なわれ、前記分離手段で分
    離された前記記録終了信号により記録動作終了の制御が
    行なわれることを特徴とするディジタル情報記録装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記分離手段で分離した前記識別信号が所定の信号であ
    るかどうかを検出する識別信号検出手段と、 前記分離手段で分離した前記記録終了信号を検出する終
    了信号検出手段と、 前記受信系が受信した情報信号を前記記録媒体に記録す
    る記録処理手段とを備え、前記記録処理手段は、少なく
    とも前記識別信号検出手段により前記識別信号が所定の
    信号であると検出したとき、前記情報信号の記録動作を
    開始し、少なくとも記録動作中に前記終了信号検出手段
    により前記記録終了信号が検出されたとき、前記情報信
    号の記録動作を終了することを特徴とするディジタル情
    報記録装置。
  13. 【請求項13】 請求項5において、 前記送信系または前記受信系より出力される前記識別信
    号と前記記録終了信号と前記情報信号が多重化された多
    重化信号を入力する多重信号入力手段と、 前記多重信号入力手段で入力された前記多重化信号か
    ら、前記識別信号と前記記録終了信号と前記情報信号を
    分離する分離手段とを備え、前記分離手段で分離された
    前記識別信号により前記分離手段で分離された前記情報
    信号の記録動作開始の制御が行なわれ、前記分離手段で
    分離された前記記録終了信号により前記分離手段で分離
    された前記情報信号の記録動作終了の制御が行なわれる
    ことを特徴とするディジタル情報記録装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記分離手段で分離した前記識別信号が所定の信号であ
    るかどうかを検出する識別信号検出手段と、 前記分離手段で分離した前記記録終了信号を検出する終
    了信号検出手段と、 前記分離手段で分離した前記情報信号を前記記録媒体に
    記録する記録処理手段とを備え、前記記録処理手段は、
    少なくとも前記識別信号検出手段により前記識別信号が
    所定の信号であると検出したとき、前記情報信号の記録
    動作を開始し、少なくとも記録動作中に前記終了信号検
    出手段により前記記録終了信号が検出されたとき、前記
    情報信号の記録動作を終了することを特徴とするディジ
    タル情報記録装置。
  15. 【請求項15】 請求項1,3または5において、 前記送信系または前記受信系より送信される前記識別信
    号を入力する識別信号入力手段と、 前記識別信号入力手段で入力した前記識別信号が所定の
    信号であるかどうかを検出する識別信号検出手段と、 前記受信系が受信した情報信号を前記記録媒体に記録す
    る記録処理手段とを備え、前記記録処理手段は、前記識
    別信号検出手段により前記識別信号が所定の信号でない
    と検出したとき、前記情報信号の前記記録媒体への記録
    動作を行なわないことを特徴とするディジタル情報記録
    装置。
  16. 【請求項16】 請求項1,3または5において、 前記記録処理手段の前記記録媒体への記録動作が安定し
    ているかどうかを検出し安定化検出信号を生成する安定
    化検出手段と、 前記安定化検出信号を前記送信系または前記受信系に出
    力する出力手段とを設け、前記送信系に前記情報信号の
    送信開始を制御することを特徴とするディジタル情報記
    録装置。
  17. 【請求項17】 請求項1,3または5において、 前記記録処理手段の前記記録媒体への記録動作が安定し
    ているかどうかを検出し安定化検出信号を生成する安定
    化検出手段と、 前記安定化検出信号と前記要求信号を多重化する多重化
    手段と、 前記多重化手段で多重化された信号を前記送信系または
    前記受信系に出力する出力手段とを設け、前記送信系に
    前記情報信号の送信開始を制御することを特徴とするデ
    ィジタル情報記録装置。
  18. 【請求項18】 請求項5において、 前記送信系が出力する前記識別信号により記録動作開始
    の制御が行なわれ、前記送信系が出力する前記識別信号
    または前記送信系が出力する前記記録終了信号により記
    録動作終了の制御が行なわれることを特徴とするディジ
    タル情報記録装置。
  19. 【請求項19】 請求項18において、 前記送信系または前記受信系より送信される前記識別信
    号を入力する識別信号入力手段と、 前記識別信号入力手段で入力した前記識別信号が所定の
    信号であるかどうかを検出する識別信号検出手段と、 前記送信系または前記受信系より送信される前記記録終
    了信号を入力する終了信号入力手段と、 前記受信系が受信した情報信号を前記記録媒体に記録す
    る記録処理手段とを備え、前記記録処理手段は、少なく
    とも前記識別信号検出手段により前記識別信号が所定の
    信号であると検出したとき、前記情報信号の記録動作を
    開始し、少なくとも記録動作中に、前記識別信号検出手
    段により前記識別信号が所定の信号でないと検出したと
    き、または、前記終了信号入力手段に前記記録終了信号
    が入力されたとき、前記情報信号の記録動作を終了する
    ことを特徴とするディジタル情報記録装置。
JP6357994A 1994-03-28 1994-03-31 ディジタル情報記録装置 Pending JPH07272346A (ja)

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