JPH0727228U - ケーブルラック - Google Patents
ケーブルラックInfo
- Publication number
- JPH0727228U JPH0727228U JP6154493U JP6154493U JPH0727228U JP H0727228 U JPH0727228 U JP H0727228U JP 6154493 U JP6154493 U JP 6154493U JP 6154493 U JP6154493 U JP 6154493U JP H0727228 U JPH0727228 U JP H0727228U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- cable
- bed
- rack body
- hanger
- Prior art date
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- Pending
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- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベッド周辺に存在するケーブルを収容し、ケ
ーブルによる転倒事故などの危険を防止するためのケー
ブル用収納ラックを提供する。 【構成】 中空収納部を持ち両端を開口されたラック本
体1と、前記ラック本体1の両側にそれぞれ設けられた
ハンガー2、ハンガー3とからなるケーブルラック。
ーブルによる転倒事故などの危険を防止するためのケー
ブル用収納ラックを提供する。 【構成】 中空収納部を持ち両端を開口されたラック本
体1と、前記ラック本体1の両側にそれぞれ設けられた
ハンガー2、ハンガー3とからなるケーブルラック。
Description
【0001】
本考案は、ベッドに取り付けて、ベッド周辺のケーブルを収納するケーブルラ ックに関する。
【0002】
一般的にテレビ等の家電製品においては、電源用ケーブルをはじめ、あるもの は専用線をもち、それらは壁に設けられた電源コンセントや専用端子に接続され るものが多かった。 前記電源コンセントや専用端子を、ベッド周辺に配置した家電製品と接続する ためには、延長ケーブルのような長いケーブルをそのまま床にはわせたり、ケー ブルを集束して床上をはわせ、その上を保護部材で保護していた。
【0003】
しかしながら、上記従来の技術においては、ベッド周辺の床上に配置されたケ ーブルは、たとえば病院などを例にあげると、医師や看護婦が患者に接する際、 あるいは、患者自身が歩行するときに足を引っかけるなどの危険を伴い、また、 薬品などを載せたワゴンやベッドの移動においても非常に不便なものであった。 さらにケーブルにほこりが付着するなど不衛生な面も多く、病室の床の清掃も やりにくいなど、衛生的な環境保持の面でも問題があった。 本考案は、上記問題を解決する手段として、既存のベッドに取付け可能なケー ブル収納用のラックを提供することを目的とする。
【0004】
本考案は、上記問題を解決する為になされたもので、中空収納部をもち両端を 開口されたラック本体と、前記ラック本体の両側にそれぞれ設けられたハンガー とから構成され、さらには前記ラック本体の中空収納部内を長手方向に仕切るセ パレータを設けたことを特徴とするケーブルラックにより、ベッド周辺に置かれ たケーブルを収容し、ベッド周辺の床よりケーブルをなくすことによって上記問 題の解決を図ったものである。
【0005】
本考案におけるケーブルラックの両端のハンガーを、ケーブルラックを取り付 けようとするベッドの桟に掛ける。 ベッド周辺に配置しようとする家電製品より、交流電源用のケーブルの他、各 ケーブルを引き出し、両者をベッド下に設置されたケーブルラックの長手方向に 設けられた開口部(スリット)よりラック内に組み込む。そしてラックの一端よ り前記ケーブルの先端に設けられた各端子を取り出し、壁に埋設された電源用コ ンセントや各専用端子に接続する。
【0006】
図1は本考案に係わるケーブルラックAの構成図である。 ケーブルラックAは、角形のラック本体1と、ラック本体1の両端にそれぞれ設 けられたハンガー2と、ハンガー3とにより構成される。 ラック本体1には中空状の収納部4が設けられており、収納部4はラック本体 1の長手方向に向かって貫通した状態にあり、さらに収納部4内には長手方向に 仕切るようにセパレータ5が設けられている。 またラック本体1にはいずれか一面を開口したスリット6が設けられている。
【0007】 図2は図1におけるケーブルラックAのX−X断面図であり、図3は図2にお けるY−Y断面図である。 前記ラック本体1の収納部4はセパレータ5によって、前記収納部4の長手方 向に向かって収納部4aと収納部4bに分割されており、必要に応じてケーブル を分割収納することが可能となっている。 それにより、例えば強電ケーブルと弱電ケーブルが配置された場合などには、 それらを各収納部(4a、4b)に分けて収納することができる。 尚、本実施例においては、複数のセパレータ5を前記収納部4内長手方向に分 割配置しているが、それ以外に収納部4両端まで連続した、一枚板状のセパレー タ5を設けてもよい。
【0008】 また、本実施例においてはラック本体1の側面を開口した状態のスリット6が 設けられている。 前記スリット6を設けたことにより、そこからのケーブルの出し入れが可能と なり、ベッドにケーブルラックAを据えつけたままでの配線作業を可能にする。 スリット6は前記セパレータ5により分割された各中空収納部4a、4bに対 し、容易にケーブルを組み込めるような位置に設けられている。
【0009】 ラック本体1の両端には、それぞれ、ベッドの桟に対し、嵌め合うような形状 をしたハンガー2とハンガー3とが設けられている。 例えば、桟の形状が円形であれば、各ハンガー2と3は半円形のフック形状に なり、桟の形状が角形であれば、各ハンガー2と3はそれに合った角形の形状と なる。 また、ハンガー2とハンガー3においては、据えつけるベッドの桟に対しケー ブルラックAが移動しないように、ベッドの桟と固定する機能を設けることも可 能とする。 一例として、蝶ネジを利用しベッドの桟と固定するような方法が用いられる。
【0010】 上記に示す如く、ハンガー2とハンガー3は、据えつけるベッドの桟に対して 嵌め合う形状になっておりケーブルラックAはベッドから外れないようになって いる。さらに図示されていない、上記手段によりハンガーにベッドの桟への固定 機能を設けるならば、ケーブルラックAはより一層ベッドから外れ難くなる。
【0011】 さらにケーブルラックAは、必要に応じ、ベッドの大きさに合わせてラック長 を微調整する機能を付加する事も可能である。 その一例として、必要に応じてラック本体1をスライド式にしたり、ハンガー 2と3をラック本体1からスライドさせて伸縮自在にするなどの方法があげられ る。
【0012】 図4は図2におけるY−Y断面に相当する断面図で、前記実施例とは別の例で ある。 本実施例では、ラック本体41の上面を開口したスリット42を設け、さらに ラック本体41の収納部43をセパレータ5により収納部43aと収納部43b に分割している。 前記スリット42に対し各収納部43a、43bはどちらも同じ位置にあり、 そのためケーブル収納時には収納部43a、43bを任意に選択でき、収納作業 の手順を考えることなく作業できる。 上記に示す如くラック本体41上面にスリット42を設けたことにより、図3 の実施例に比べ各収納部43a、43bへのケーブルの収容が一層容易になる。
【0013】 図5は本考案に係わるケーブルラックAの使用例であり、ベッドBの足元付近 にテレビCを配置する場合について説明する。 ラック本体1両端のハンガー2とハンガー3をケーブルラックAを取り付けよ うとするベッドBのそれぞれの桟B1とB2に掛ける。 テレビCより一端に電源プラグC1を設けた交流電源用のケーブルC2と、一 端にテレビ用ジャックC3を設けた信号用ケーブルC4を引き出し、両者をベッ ドBの下に設置されたケーブルラックAのスリット6より収納部4aと4bに分 割収納する。 そして、前記各ケーブルの一端に設けられた電源プラグC1とテレビ用ジャッ クC3をケーブルラックAの他端より取り出す。 ケーブルラックAより取り出された電源プラグC1とテレビ用ジャックC3を 壁に設けられた電源用コンセント、ならびにテレビ用アウトレットに接続する。 このケーブルラックAは着脱式であるため、テレビを必要とする者のみに提供 でき、ベッド移動時や不要の際は簡単に取り外すことができる。
【0014】
【考案の効果】 以上、説明したように本考案に係わるケーブルラックによれば、着脱方式によ り既存のベッドへの取り付けが自在であり、ベッド下へのケーブル収容を可能に したことによりベッド周辺が整理されるので、ケーブルによる事故(病院などに おいて入院患者がケーブルに足を引っかけ転倒する等)を防止できる。 また床にケーブルを配置した場合のように、ケーブルにほこりやごみが付着す ることが少なく、清掃も容易になるため室内がより一層衛生的になるなどの効果 が期待でき、更に必要に応じラック長の微調整機能を付加すれば、大きさの異な るベッドにも適用可能である。
【図1】本考案に係わるケーブルラックの構成図であ
る。
る。
【図2】図1におけるX−X断面図である。
【図3】図2におけるY−Y断面図である。
【図4】図2におけるY−Y断面図に相当する断面図
で、別の実施例である。
で、別の実施例である。
【図5】本考案に係わるケーブルラックの使用例であ
る。
る。
1 ラック本体 2 ハンガー 3 ハンガー 5 セパレータ A ケーブルラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小田 英明 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 中空収納部をもち、両端を開口されたラ
ック本体と、 前記ラック本体の両側にそれぞれ設けられたハンガーと
からなることを特徴とするケーブルラック。 - 【請求項2】前記ラック本体の中空収納部内を長手方向
に仕切るセパレータを設けたことを特徴とする請求項1
記載のケーブルラック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6154493U JPH0727228U (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | ケーブルラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6154493U JPH0727228U (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | ケーブルラック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0727228U true JPH0727228U (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=13174175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6154493U Pending JPH0727228U (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | ケーブルラック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727228U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190035991A (ko) * | 2017-09-25 | 2019-04-04 | 백선혜 | 배선용 케이블 홀더 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6028409B2 (ja) * | 1977-02-03 | 1985-07-04 | 日本テクニカル株式会社 | 選局装置 |
JP4097417B2 (ja) * | 2001-10-26 | 2008-06-11 | 株式会社ルネサステクノロジ | 半導体装置 |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP6154493U patent/JPH0727228U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6028409B2 (ja) * | 1977-02-03 | 1985-07-04 | 日本テクニカル株式会社 | 選局装置 |
JP4097417B2 (ja) * | 2001-10-26 | 2008-06-11 | 株式会社ルネサステクノロジ | 半導体装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190035991A (ko) * | 2017-09-25 | 2019-04-04 | 백선혜 | 배선용 케이블 홀더 |
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