JPH0727211U - 分電盤装着電灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 夜間、電力の過使用でブレーカー等の回路が
切れ、室内が暗くなっても、電灯が点灯して分電盤やそ
の周囲が明るくなり、回路をすぐ接続でき、安全な分電
盤装着電灯を提供する。 【構成】 基板１の前面にアーム機構２とスプリング３
を設け、基板１の上部に電灯４と反射板５を設け、中央
部に電池ボックス６、下部にスイッチ７を設け、裏面に
フック８、前面にカバー９を設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、家屋内の分電盤に装着する電灯に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、夜間、分電盤内のブレーカーや分岐開閉器が作動し、回路が切れ照明が 消えた時、周囲を照らし出す装置はなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは、次のような欠点があった。 （イ）夜間、電力の過使用によりブレーカーや分岐開閉器の回路が切れ、スイッ チが下がった時、照明は消え室内が暗くなる。 （ロ）暗闇の中で回路の接続を行うため危険で、分電盤の位置が確認しづらかっ た。 本考案は、これらの欠点を除くためなされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

基板（１）の前面に設けた突起（１０）にアーム機構（２）を設け、スプリング （３）で接続する。 基板（１）の上部に電灯（４）とその後部に反射板（５） を設け、アーム機構（２）の前部に電池ボックス（６）を設け、基板（１）の下 端部にスイッチ（７）を設ける。 基板（１）の裏面に分電盤にかかるフック（ ８）を設け、電灯（４）の前部が透明又は半透明になったカバー（９）を設ける 。 本考案は以上のような構成よりなる分電盤装着電灯である。

【０００５】

【作用】

分電盤のブレーカーや分岐開閉器が作動して回路が切れ、分電盤のスイッチが 下がった時にアーム機構（２）が下がり、スイッチが入り電灯（４）が点灯する 。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 （イ）基板（１）の前面に設けた突起（１０）に、アーム機構（２）の上下部分 分の中央が縦に欠けた部分を、上下に可動するように設置し、基板（１）とアー ム機構（２）の上端部とをスプリング（３）で接続する。 （ロ）基板（１）の上部に電灯（４）とその後部に反射板（５）を設け、アーム 機構（２）の前面にアーム機構（２）の上下動をそこなわないように電池ボック ス（６）を設け、アーム機構（２）が下がった時にアーム機構（２）の下端部が スイッチ（７）にあたり、スイッチが入るようにスイッチ（７）を設ける。 （ハ）基板（１）の裏面に分電盤の上端部に引っかかるフック（８）を設け、電 灯（４）の前部が透明又は半透明になったカバー（９）を基板（１）の前部に設 ける。 本案は以上のような構造で、これを使用する時は、分電盤の上端部にフック（ ８）をかけて基板（１）をブレーカースイッチや分岐開閉器のスイッチが下がる 時にアーム機構（２）が連動して下がるように固定し、電池ボックス（６）に電 池を入れる。ブレーカーや分岐開閉器に過電流が流れて回路が切れスイッチが下 がると、アーム機構（２）が下がり照明回路のスイッチが入り、電灯（４）が点 灯する。

【０００７】

【考案の効果】

夜間、電力の過使用でブレーカーや分岐開閉器が作動し、回路が切れスイッチ が下がり室内が真っ暗になっても、電灯（４）が点灯し、分電盤とその周囲が明 るくなるので、速やかに切れた回路を接続でき、暗い中で行動しなくてよいので 安全である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の分解斜視図である。

【図３】本考案の一部を切り欠いた図である。

【図４】本考案の使用状態を示す図である。

【符号の説明】

１ 基板 ２ アーム機構 ３ スプリング ４ 電灯 ５ 反射板 ６ 電池ボックス ７ スイッチ ８ フック ９ カバー １０ 突起

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）基板（１）の前面にアーム機構
   （２）を設け、スプリング（３）で接続する。 （ロ）基板（１）の上部に電灯（４）と反射板（５）を
   設け、中央部に電池ボックス（６）、下部にスイッチ
   （７）を設ける。 （ハ）基板（１）の裏面にフック（８）、前面にカバー
   （９）を設ける。 以上の構成よりなる分電盤装着電灯。