JPH07271857A - 統合栄養管理カードシステム - Google Patents

統合栄養管理カードシステム

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JPH07271857A
JPH07271857A JP5840194A JP5840194A JPH07271857A JP H07271857 A JPH07271857 A JP H07271857A JP 5840194 A JP5840194 A JP 5840194A JP 5840194 A JP5840194 A JP 5840194A JP H07271857 A JPH07271857 A JP H07271857A
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JP
Japan
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information
patient
card
guidance
nutrition
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Withdrawn
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JP5840194A
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English (en)
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Hiroshi Nagata
宏 永田
Reihou Ou
麗芳 王
Naoaki Ishikawa
直明 石川
Yasuhiro Nikaidou
安泰 二階堂
Kiyobumi Watanabe
清文 渡辺
Masahide Kimura
雅英 木村
Shuichi Watabe
秀一 渡部
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】操作者が患者に対してより正確な栄養素の摂取
指導情報を与えることができ、患者による摂取指導情報
の入力を不要とする統合栄養管理カードシステムを提供
する。 【構成】個人の健康情報を記録するための情報カード5
02と、患者の医学的検査によって発生した個人健康情
報に基づいて、操作者がその患者の健康上あるいは治療
上重要であると判断した栄養素の摂取指導量を情報カー
ド502に記録するための個人健康情報カードシステム
501と、情報カード502に記録された栄養素の摂取
指導量と、実際に患者が摂取した栄養量とを比較し、そ
の比較結果を表示することによって、操作者の指導量と
患者の摂取量の乖離を操作者に知らせる栄養相談システ
ム503とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば健康・医療分野に
おける統合栄養管理カードシステムに関わるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在急増している病気は、糖尿病、高血
圧、心臓病、動脈硬化など、いわゆる成人病、慢性病の
類である。こうした慢性病では、病状がはっきりと表れ
るまでに長期間を要するが、定期的に健康診断を行い、
体重、血圧、血液成分、尿成分などの個人健康情報の経
時的変化を注意深く観察することにより、大事にいたる
前に病気の兆候を予測することができる。また、慢性病
では症状が表れてからの経過観察も、治療上極めて重要
である。
【0003】このような背景から、最近、健康診断や病
院の検査等で得られた患者(ここでは検査を受けた健康
人も患者として総称する)の個人健康情報を携帯式の情
報カードに蓄積して患者個人に携帯させ、診断や治療に
役立てようとする試みが活発である。
【0004】その代表的なものは、地域住民の健康管理
を目的とした住民健康情報カードシステム、企業におけ
る従業員健康管理カードシステム、献血者の健康管理の
ための献血カードシステム、妊婦の健康管理を目的とし
た周産期健康管理カードシステム、人工透析患者のため
の透析管理カードシステム等が挙げられる。また、病院
の診療カルテを情報カードに置き換える電子カルテカー
ドシステムの実験も行われている。
【0005】これらのシステムでは、定期的にあるいは
不定期に行われる検査ごとに発生する個人健康情報を情
報カードに記録して患者に持たせ、通院時や次の検査の
時にこのカードを持参してもらい、医師がカード上に記
載された過去の個人健康情報を過去に遡って表示するこ
とにより、診断や治療の参考に用いている。
【0006】一方、患者の栄養管理、食事管理、生活管
理、運動管理などは、病院の入院患者に対しては、医師
の指導の下、病院の看護婦、栄養士、医師技術者等が行
っている。しかし慢性病の患者の大半は通院患者であ
り、彼らは医師から口頭で、あるいは文書で伝えられる
様々な指導内容を自分で解釈し、実践することを求めら
れている。
【0007】こうした課題を解決するために開発された
のが栄養相談システムであり、現在様々なメーカーがこ
の種のシステム(ソフトウェア)の開発、製造、販売を
行っている。
【0008】典型的な栄養相談システムでは、操作者が
食事データ、すなわち何をどれだけ食べたかを入力する
と、摂取熱量や各種栄養素の摂取量を算出してくれる。
また操作者が各種栄養素の摂取制限量をソフトウェアに
入力する手段を有し、実際の摂取量と比較してその乖離
を表示する手段を備えた栄養相談ソフトもある。
【0009】より進んだシステムでは、患者の1日の生
活活動項目と、それらに費やした時間を入力する手段を
有し、そのデータに基づいて1日の消費熱量を算出する
手段を有するものもある。
【0010】また、患者が行った運動の種類とそれに費
やした運動時間を入力する手段を有し、運動消費熱量を
算出する手段を有するものもある。運動消費熱量とその
他の活動で消費された熱量は、消費エネルギーという尺
度でのみ解釈すれば同じものであるが、最近の医学的研
究によれば、運動(例えば1分間の脈拍数が120を越
えるような運動)を一定時間以上行うことが、健康維持
の上で非常に重要であることが分かっている。
【0011】以上のように、進んだ栄養相談システムで
は、患者が医者の指導(栄養管理、食事管理、生活管
理、運動管理)に基づいて自らを管理するために必要な
様々な手段を備えている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
栄養相談システムの中には、特定の栄養素の摂取制限量
を設定できるものがあるが、医師から指導された栄養摂
取指導量を患者自身が再入力し摂取制限量の設定を行っ
ていた。また、従来の個人情報カードシステムには、情
報カードに医師が栄養摂取指導量を入力するための手段
がなかった。
【0013】また、病気の種類によっては栄養素よりも
特定の食品の摂取が重要である場合がある。たとえば通
風の治療においては、内臓肉やマグロ肉などを極力摂取
しないようにする必要がある。従来の栄養相談システム
の中には、食品ごとの摂取制限を設定できるものはあっ
たが、この場合にも、個人健康管理カードシステムに
は、医師がこうした食品指導の情報を情報カードに入力
する手段を持たず医師からの指導を患者が直接栄養相談
システムに入力していた。そのため入力の手間がかか
り、入力ミスの原因ともなっていた。
【0014】また、病気の種類によっては患者の生活活
動が重要な場合がある。例えば貧血の原因が睡眠不足に
よるものであったり、肝臓障害がコンピューターの使用
によるストレスから来る場合がある。従来の栄養相談シ
ステムの中には、患者の生活活動項目とそれに費やした
時間を入力し、患者の1日の消費カロリーを算出するも
のはあったが、特定の項目に制限を設け、治療に役立て
ようとするものはなかった。また、従来の個人健康情報
カードシステムは、医師がこの種の情報カードに入力す
るための手段がなかった。
【0015】本発明の統合栄養管理カードシステムはこ
のような課題に着目してなされたものであり、その目的
とするところは、操作者が患者に対してより正確な栄養
素の摂取指導情報を与えることができ、また、患者によ
る摂取指導情報の入力を不要とする統合栄養管理カード
システムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、第1の発明に係る統合栄養管理カードシ
ステムは、個人の健康情報を記録するための情報カード
と、患者の医学的検査によって発生した個人健康情報に
基づいて、所定の栄養素の摂取指導量を前記情報カード
に記録するための個人健康情報カードシステムと、前記
情報カードに記録された栄養素の摂取指導量と、実際に
患者が摂取した栄養量とを比較してその比較結果を表示
する栄養相談システムとを具備する。
【0017】また、第2の発明に係る統合栄養管理カー
ドシステムは、第1の発明の構成に加えて、前記個人健
康情報カードシステムは、所定の食品類の摂取指導量を
前記情報カードに記録する手段を有し、前記栄養相談シ
ステムは、前記情報カードに記録された食品類の摂取指
導量を読み込んで、この食品類の摂取指導量と、実際に
患者が摂取した食品類の摂取量とを比較してその比較結
果を表示する手段を有する。
【0018】また、第3の発明に係る統合栄養管理カー
ドシステムは、前記個人健康情報カードシステムは、患
者の生活活動情報に関する指導情報を前記情報カードに
記録する手段を有し、前記栄養相談システムは、前記情
報カードに記録された生活活動情報に関する指導情報を
読み込む手段を有し、この読み込まれた指導情報と患者
が実際に行った生活活動とを比較して表示する手段を有
する。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の第1実施例の機能ブロック
図である。第1実施例は基本的に3つの構成要素、すな
わち個人健康管理情報カードシステム501と、栄養相
談システム503と、これらに共通なフォーマットを有
する情報カード502からなる。ここで、情報カード5
02は、本実施例では光カードを使用しているが、これ
に限定されず、磁気カード、ICカード、フロッピーデ
ィスク、光磁気ディスク等であってもよい。
【0020】個人健康情報カードシステム501は、図
2に示すように、患者の病気、病態と指導栄養素、指導
値をまとめたデータベースである栄養素指導データベー
ス1と、指導食品、指導量をまとめたデータベースであ
る食品指導データベース2と、指導活動項目、指導値
(時間)をまとめたデータベースである生活指導データ
ベース3と、指導運動種類、指導値(時間)をまとめた
データベースである運動指導データベース4と、表示装
置5と、表示データ用バッファ(表示バッファ)6と、
メニュー制御装置7と、各種医療計測装置、または個人
健康情報を蓄積している蓄積装置、または個人健康情報
を管理するシステムとしての健康情報発生装置8と、健
康情報発生装置8から得られた情報を加工/処理する健
康情報処理装置9と、入力データバッファ10と、メニ
ュー制御装置7が発生し、表示装置5に表示されるメニ
ューを操作者が操作し、指導情報を入力するための装置
であり、例えばキーボードおよびポインティング・デバ
イス(マウス、トラックボール等)からなる指導情報入
力装置11と、入力データバッファ12と、指導情報入
力装置11から入力された情報のうち、栄養素指導に関
する情報を処理する装置である栄養素指導情報処理装置
13と、同様に食品指導に関する情報を処理する食品指
導情報処理装置14と、同様に生活指導に関する情報を
処理する生活指導情報処理装置15と、同様に運動指導
に関する情報を処理する運動指導情報処理装置16と、
個人健康情報および各種指導情報の出力を処理する情報
出力処理装置17と、出力バッファ18と、カード入出
力装置19とを具備する。
【0021】また、栄養相談システム503は、図3に
示すように、各種食品とその栄養成分一覧が収められた
テータベースである食品データベース20と、各種料理
名と、それに含まれる標準的な食品およびその量をまと
めたデータベースである料理データベース21と、様々
な生活活動項目と、単位時間当たりに消費する標準的な
熱量を収めたデータベースである生活活動データベース
22と、様々な運動と、単位時間当たりに消費する標準
的な熱量を収めたデータベースである運動データベース
23と、カード入出力装置24と、入力バッファ25
と、情報カード502から個人健康情報カードシステム
501によって書き込まれた各種指導情報を読み取っ
て、分類するための装置である指導情報処理装置26
と、表示装置27と、表示バッファ28と、患者の食事
情報、生活情報、運動情報等を入力し、また、これらの
情報と指導値とを比較表示させるためのメニュー画面を
制御するメニュー制御装置29と、指導情報処理装置2
6によって切り分けられた指導情報のうち、栄養素指導
に関するものをストックするためのバッファである栄養
素指導情報バッファ30と、同様に食品指導に関する情
報をストックする食品指導情報バッファ31と、同様に
生活指導に関する情報をストックする生活指導情報バッ
ファ32と、同様に運動指導に関する情報をストックす
る運動指導情報バッファ33と、入力バッファ34と、
操作者がメニューを操作して食事データ、生活データ、
運動データ等を入力し、また指導値との比較を行わせる
コマンドを入力するための装置であり、例えばキーボー
ドおよびポインティング・デバイスからなる患者情報入
力装置35と、患者の入力データと、情報カードからの
指導値を比較し、その結果をメニュー制御装置29に返
す栄養指導処理装置36とを具備する。
【0022】第1実施例に特徴的なものの1つは個人健
康情報カードシステム501における4つのデータベー
ス(栄養素指導データベース1、食品指導データベース
2、生活指導データベース3、運動指導データベース
4)であり、これらのデータベースは図4のような構成
になっている。すなわち、まず第1項目に病名(症状)
が入っており、その後の項目に、各種指導項目と指導値
が入っている。
【0023】図4では4つの指導項目とその指導値を全
て同じデータベースの中に収めているが、図2に示した
ように4つに分割しても構わず、またそのうちの必要な
ものだけが備わっていれば良い。例えば栄養素指導のみ
を行うものであれば、他の指導項目のデータベースは無
くてもよい。食品指導のみ、生活指導のみ、運動指導の
みの場合も、まったく同様である。本データベースは、
一般的なデータベースと同様、操作者が各項目につい
て、追加、修正、削除ができるようになっている。
【0024】また、第2実施例に特徴的な第2の点は、
図2のメニュー制御装置7によって発生され、表示装置
5に表示され、指導情報入力装置11によって制御され
るメニュー画面である。図5はその操作中の1例を示す
ものである。
【0025】図5に示すように、画面にはいくつかのウ
ィンドウが表示される。そのうちの1つ(5A)には、
患者の氏名、年齢、性別をはじめ、健康情報発生装置9
から得られ、健康情報処理装置8によって処理された個
人健康情報、例えば、身長、体重、血圧、脈拍、血液成
分、尿成分、その他の医学的データ等が表示されるよう
にした。
【0026】操作者はこれらの個人健康情報をもとに患
者の病名や症状を診断し、病名一覧のウィンドウ(5
B)を発生させる。次のこの中から患者の病名を選択す
ると自動的にウィンドウ(5C)のような指導項目選択
のためのウィンドウが表示される。さらに項目を選択す
ると、ウィンドウ(5D)のような指導項目設定画面が
現れる。その内容はデータベースに記載されているもの
と同じである。
【0027】図5では、「栄養素摂取指導」についての
み記載しているが、「食品摂取指導、「生活項目指
導」、「運動指導」に関しても、同様にデータベース
(図4)に連動した内容が表示され、追加、修正、削除
ができるようにした。また、「決定」を選択すると、指
導内容が確定し、情報カードに記録されるようにした。
【0028】図6は情報カード502としての光カード
の書き込みフォーマットの1例である。市販されている
光カードの多くは、記録部分の両端にトラックID領域
を持ち、これに挟まれた部分が実際の記録領域になって
いる。今回用いた光カードでは、トラック数は最大25
00トラックであり、セクタ長は1344バイトであ
る。
【0029】第1実施例においては、これを2つの領域
に分割し、1つを個人健康情報の書き込み領域、もう1
つを指導情報の書き込み領域とした。領域を2つに分け
ることにより、光カード内に個人健康情報と指導情報が
混在することを避け、それだけアクセス時間を短縮する
ことができる。
【0030】実際には0番目から1999番目までのト
ラックを個人健康情報領域とし、2000番目から24
99番目を指導情報に当てた。これは、個人健康情報の
方が指導情報よりも通常は情報量が多いためである。
【0031】図8は情報カード502に書き込まれる指
導情報のファイルフォーマットである。第1実施例で
は、栄養素、食品、生活、運動の全ての指導情報を同一
ファイルに書き込むようにした。ファイル名にはその指
導が行われた日付を用い、拡張子として「sdo」を付
けるようした、即ち、1994年1月20日に作成され
た指導情報ファイル名は「19940120.sdo」
である。
【0032】ファイルは1レコードを80バイトとし
た。ファイルの第1レコードには患者氏名、第2レコー
ドには生年月日、第3レコードには病名を記載するよう
にした。第4レコード以降が指導情報であり、先頭3桁
を指導の種類を表すコードとして栄養素は「EIY」、
食品は「SHO」、生活は「SEI」、運動は「UN
D」のいずれかにするようにした。その次の指導項目を
入力するようにした。例えば「食塩」、「コレステロー
ル」といった項目であり、これらはデータベースに記載
されている通りの項目名を、67バイトの領域に記載す
るようにした。次に指導値を、「>」、「<」、「=」
の記号と単位を含めて10桁で入力するようにした。
【0033】指導情報ファイルは、このようにまとめず
に、栄養素指導、食品指導、生活指導、運動指導に分け
てもよい。例えばファイル名を「19940120.E
IY、「19940120.SHO」等として、それぞ
れの項目のみを書き込んでおけばよい。ただしこの場合
には、各ファイルのレコード頭3桁は不要となるのでそ
の分、レコードを詰めて書き込めばよい。
【0034】図7は栄養相談システム503における、
栄養素指導値と実際の摂取量との比較を表す表示画面で
ある。比較の結果は表で表すようにした。表の内容は、
指導項目、医師の指導値、患者の実際値、および指導値
からの乖離をパーセンテージで示したものである。
【0035】食品(図9)、生活(図10)、運動(図
11)の各項目に関しても同様である。以下に第1実施
例の作用を説明する。
【0036】図12は第1実施例の個人健康情報カード
システム501における処理のPADである。本システ
ムではメイン関数(P101)でメインメニューを発生
する。メインメニューからは健康情報処理(P102)
と病名選択処理(P106)の2つの関数を呼び出すこ
とができる。
【0037】健康情報処理(P102)は健康情報入力
関数(P103)を呼び出し、健康情報発生装置(図2
の8)から患者の健康情報を入力する。次に表示関数
(P104)を起動し、読み込んだ個人健康情報を表示
装置5に表示する。最後にカード出力関数(P105)
を起動し、患者の健康情報を情報カード502に出力す
る。
【0038】一方、病名選択処理(P106)はデータ
ベースの病名一覧を表示する。操作者が患者の病名を選
択すると、栄養素(P107)、食品(P110)、生
活(P113)、運動(P116)の各関数から1つを
選択できるようにする。
【0039】操作者がそのうち一つ、例えば栄養素(P
107)を選択すると、図4に示すようなデータベース
からその病気に関する栄養素および指導量一覧を読み出
し、表示する。次に操作者がこれに変更を加えたい場合
には変更関数(P108)を呼び出す。指導項目にこれ
以上変更がない場合には、カード出力関数を呼び出し、
指導情報を情報カード502に出力する。食品関数(P
110)、生活関数(P113)、運動関数(P11
6)のいずれが呼ばれても、処理の流れは上と同様であ
る。
【0040】図13は本実施例の栄養相談システム50
3における処理のPADである。メイン関数(P20
1)からカード処理(P202)、患者情報処理(P2
04)、比較処理(P211)を呼び出すことができ
る。
【0041】カード処理(P202)は情報カード50
2から指導情報を入力するための指導情報入力関数(P
203)を起動する。患者情報処理(P204)は患者
情報入力関数(P205)を起動し、操作者が食事デー
タその他のデータを入力する。
【0042】また、栄養情報処理(P206)は、患者
の食事データと食品データベース、料理データベースを
もとに、患者が摂取した栄養素量を計算するための栄養
素処理(P207)と、患者が摂取した食品の種類と量
を計算するための食品処理(P208)を起動する。ま
た、患者情報と生活データベース、あるいは患者情報と
運動データベースをもとに、患者の生活活動項目や運動
項目を整理したり消費したり熱量を計算する。
【0043】比較処理(P211)は、医師からの各種
指導と患者の実際のデータを比較するためのものであ
る。これは栄養素比較処理(P212)、食品比較処理
(P215)、生活項目比較処理(P218)、運動項
目比較処理(P221)の4つの関数を起動することが
できる。これら4つの処理は、それぞれ実際に比較を行
なうための項目比較処理(P212,P215,P21
8,P221)と、比較結果を表示するための結果表示
処理(P213,P216,P219,P222)を呼
び出して処理を行なう。
【0044】以下に本発明の第2実施例を説明する。第
2実施例の構成は第1実施例と同様に図1に示す3つの
構成要素からなるが、個人健康情報カードシステムと栄
養相談システムの構成が異なっている。
【0045】すなわち、個人健康情報カードシステム5
01’は図14に示すように、患者の病気、病態に重要
な個人健康情報の項目とそれに関連すると考えられる栄
養素をまとめたデータベースである栄養素指導データベ
ース41と、個人健康情報の項目と関連する食品名をま
とめたデータベースである食品指導データベース42
と、個人健康情報の項目と指導活動項目をまとめたデー
タベースである生活指導データベース43と、個人健康
情報の項目と運動の種類をまとめたデータベースである
運動指導データベース44と、表示装置45と、表示用
データバッファ(表示バッファ)46と、メニュー制御
装置47と、各種医療計測装置、または個人健康情報を
蓄積している蓄積装置、または個人健康情報を管理する
システムである健康情報発生装置48と、健康情報発生
装置48から得られた情報を加工/処理する健康情報処
理装置49と、入力データバッファ50と、メニュー制
御装置47が発生し、表示装置45に表示されるメニュ
ーを操作者が操作し、指導情報を入力するための装置で
あり、例えばキーボードおよびポインティング・デバイ
ス(マウス、トラックボール等)からなる指導情報入力
装置51と、入力データバッファ(入力バッファ)52
と、指導情報入力装置51から入力される情報のうち、
栄養素指導に関する情報を処理する装置である栄養素指
導情報処理装置53と、同様に食品指導に関する情報を
処理する食品指導情報処理装置54と、同様に生活指導
に関する情報を処理する生活指導情報処理装置55と、
同様に運動指導に関する情報を処理する運動指導情報処
理装置56と、個人健康情報および各種指導情報の出力
を処理する情報出力処理装置57と、出力バッファ58
と、カード入出力装置59とを具備する。
【0046】また、栄養相談システム503’は、図1
5に示すように、各種食品とその栄養成分一覧が収めら
れたデータベースである食品データベース60と、各種
料理名と、それに含まれる標準的な食品およびその量を
まとめたデータベースである料理データベース61と、
様々な生活活動項目と、単位時間当たりに消費する標準
的な熱量を収めたデータベースである生活活動データベ
ース62と、様々な運動と、単位時間当たりに消費する
標準的な熱量を収めたデータベースである運動データベ
ース63と、カード入出力装置64と、入力バッファ6
5と、情報カードから個人健康情報入力カードシステム
501’によって書き込まれた各種指導情報および個人
健康情報を読み取って、分類するための装置である指導
情報処理装置66と、表示装置67と、表示バッファ6
8と、患者の食事情報、生活情報、運動情報等を入力
し、また指導値との比較を表示させるためのメニュー画
面を制御するメニュー制御装置69と、指導情報処理装
置66によって切り分けられた指導情報のうち、栄養素
指導に関するものをストックするためのバッファである
栄養素指導情報バッファ70と、同様に食品指導に関す
る情報をストックする食品指導情報バッファ71と、同
様に生活指導に関する情報をストックする生活指導情報
バッファ72と、同様に運動指導に関する情報をストッ
クする運動指導情報バッファ73と、操作者がメニュー
を操作して食事データ、生活データ、運動データ等を入
力し、また指導値との比較を行わせるコマンドを入力す
るための装置であり、例えばキーボードおよびポインテ
ィング・デバイスからなる患者情報入力装置75と、毎
日入力される患者情報を蓄積する装置である患者データ
蓄積装置76と、患者データと、情報カード502’か
らの指導情報を基に各項目の時系列的な比較を行なうと
共に、患者データを患者データ蓄積装置76に蓄積する
ための処理を行なう栄養指導処理装置77と、指定健康
情報バッファ78とを具備する。
【0047】第2実施例に特徴的なものの1つは個人健
康情報カードシステム501’における4つのデータベ
ース(栄養素指導データベース41、食品指導データベ
ース42、生活指導データベース43、運動指導データ
ベース44)である。これらのデータベースは図16の
ような構成になっている。すなわち、まず第1項目に病
名(症状)が入っており、その後の項目に、その病気と
強い関連がある個人健康情報項目があり、その後にそれ
ぞれ関連すると考えられる栄養素、食品、生活、運動の
各項目が入っている。
【0048】例えば高血圧(軽度)における重要な個人
健康情報は、「血圧」と「体重」である。次に血圧に関
連がある栄養素としては「食塩」、「コレステロー
ル」、「カリウム」が、食品としては「味噌」、「醤
油」、「豚油身」、「単色野菜」「緑黄色野菜」が上げ
られる。また生活項目では「睡眠」が、運動項目として
は「歩行運動」と「ストレッチ体操」が入っている。
【0049】一方、「体重」に関しては、栄養素は「総
摂取カロリー」が、生活項目では「総消費カロリー」が
上げられ、食品と運動に関してはデータが入っていな
い。図16では4つの指導項目とその指導値を全て同じ
データベースの中に収めているが、図14に示したよう
に4つに分割しても構わず、またその必要なものでけが
備わっていればよい。例えば栄養素指導のみを行うもの
であれば、他の指導項目のデータベースは無くてもよ
い。食品指導のみ、生活指導のみ、運動指導のみの場合
も、まったく同様である。
【0050】本データベースは、一般的なデータベース
と同様、操作者が各項目について、追加、修正、削除が
できるようになっている。また、第2実施例で特徴的な
第2の点は、図14のメニュー制御装置47によって発
生され、表示装置45に表示され、指導情報入力装置5
1によって制御されるメニュー画面である。図17はそ
の操作中の1例を示すものである。
【0051】図に示すように、画面にいくつかのウィン
ドウが表示される。そのうちの1つ(17Aには、患者
の氏名、年齢、性別をはじめ、健康情報発生装置48か
ら得られ、健康情報処理装置49によって処理された個
人健康情報が表示されるようにした。
【0052】操作者はこれらの個人健康情報をもとに患
者の病名や症状を診断し、病名一覧のウィンドウ(17
B)を発生させる。次にこの中から患者の病名を選択す
ると、自動的にウィンドウ(17C)のような注目すべ
き健康情報項目が表示される。この中から項目を選択す
ると、ウィンドウ(17D)のような指導項目選択画面
が表れる。その中から特定の項目を選択すると、ウィン
ドウ(17E)のような画面が表れる。これはデータベ
ースに登録されている内容であり、操作者が必要に応じ
て追加、修正、削除を行うことができる。確定を選択す
ると、これらの情報が情報カード502’に記録され
る。
【0053】図18は栄養相談システム503’におけ
る、個人健康情報と栄養素摂取量の推移を表す表示画面
である。比較の結果は横軸に時間(日、週、月、ないし
年単位)、縦軸に医師が指定した個人健康情報の単位、
および栄養素の単位を取った。第2実施例では個人健康
情報として血圧(mmHg)を、栄養素として食塩
(g)を採っている。そしてこの2つの時系列的変化を
折れ線グラフとして表示し、食塩摂取量の変化と血圧の
変化を対比して見られるようにした。
【0054】同様に図19は個人健康情報と食品摂取量
の推移を、図20は生活項目との推移を、図21は運動
項目との推移を表したものである。以下に第2実施例の
作用を説明する。
【0055】図22は第2実施例の個人健康情報カード
システム501’における処理のPADである。本シス
テムではメイン関数(P301)でメインメニューを発
生する。メインメニューからは健康情報処理(P30
2)と病名選択処理(P306)の2つの関数を呼び出
すことができる。
【0056】健康情報処理(P302)は健康情報入力
関数(P303)を呼び出し、健康情報発生装置(図1
4の48)から患者の健康情報を入力する。次に健康情
報表示関数(P304)を起動し、読み込んだ個人健康
情報を表示装置45に表示する。
【0057】最後にカード出力関数(P305)を起動
し、患者の健康情報を情報カード502’に出力する。
一方、病名選択(P306)はデータベースの病名一覧
を表示する。操作者が患者の病名を選択すると、栄養素
(P307)、食品(P310)、生活(P313)、
運動(P316)の各関数の中から1つを選択できるよ
うにする。
【0058】操作者がそのうち一つ、例えば栄養素(P
307)を選択すると、図16に示すようなデータベー
スからその病気に関連する健康情報項目と栄養素一覧を
読み出し、表示する。
【0059】次に操作者がこれに変更を加えたい場合に
は変更関数(P308)を呼び出す。指導項目にこれ以
上変更がない場合には、カード出力関数を呼び出し、指
導情報を情報カード502’に出力する(P309)。
【0060】食品関数(P310)、生活関数(P31
3)、運動関数(P316)のいずれが呼ばれても、処
理の流れは上と同様である。図23は本実施例の栄養相
談システム503’における処理のPADである。メイ
ン関数(P401)からカード処理(P402)、患者
情報処理(P405)、時系列的表示(P413)を呼
び出すことができる。
【0061】カード処理(P402)はカードから指導
情報を入力するための指導情報入力関数(P403)
と、健康情報入力関数(P404)を起動する。患者情
報処理(P405)は患者情報入力関数(P406)を
起動し、操作者が食事データその他のデータを入力す
る。
【0062】また栄養情報処理(P407)は、患者の
食事データと食品データベース、料理データベースをも
とに、患者が摂取した栄養素量を計算するための栄養素
処理(P408)と、患者が摂取した食品の種類と量を
計算するための食品処理(P409)を起動する。
【0063】また患者情報と生活データベース、あるい
は患者情報と運動データベースを整理し、あるいはそれ
らをもとに、患者が消費した熱量計算を行う関数とし
て、生活情報処理関数(P410)と運動情報処理関数
(P411)がある。
【0064】患者情報蓄積処理(P412)は、このよ
うにして処理された栄養、食品、生活、運動の各データ
を患者データ蓄積装置76に記録させるためのものであ
る。時系列表示処理(P413)は、医師から指定され
た健康情報項目(PHD:personal heal
th data)と、それに関連する栄養(P41
4)、食品(P417)、生活(P420)、運動(P
423)の各項目を比較するためのものである。これら
4つの処理は、それぞれ、比較を行なうために必要な健
康情報と、P412の蓄積処理によって蓄積されている
個人情報を参照するための蓄積情報処理関数(P41
5、P418、P421、P424)と、それらの情報
をグラフ表示するための表示関数(P416、P41
9、P422、P425)を呼び出して処理を行う。
【0065】上記具体的な実施例から次のような構成の
技術的思想が導き出される。 (1) 個人の健康情報を携帯式の情報カードに記録す
るための個人健康情報カードシステムと、個人の食事デ
ータを入力して栄養摂取量やそのバランスを判定する栄
養相談システム(患者または栄養士によって操作され
る)と、これら2つのシステムに共通のデータフォーマ
ットを有する情報カードとを具備し、前記個人健康情報
カードシステムは、操作者(一般的には医師)が、患者
の医学的検査によって発生した個人健康情報(身長、体
重、血圧、脈拍、血液成分、尿成分、その他の医学的デ
ータ)に基づいて、所定の栄養素の摂取指導量を入力し
て前記情報カードに書き込む手段を有し、前記栄養相談
システムは、前記情報カードに記録された栄養素摂取指
導量を読み込む手段を有し、この栄養摂取指導量と、実
際に患者が摂取した栄養量とを比較し、その比較結果を
表示することを特徴とする統合栄養管理カードシステ
ム。
【0066】(2) 構成(1)の統合栄養管理カード
システムにおいて、前記個人健康情報カードシステム
は、所定の食品類の摂取指導量を入力して前記情報カー
ドに書き込む手段を有し、前記栄養相談システムは、前
記情報カードに記録された食品類摂取指導量を読み込む
手段を有し、この食品類摂取指導量と、実際に患者が摂
取した食品類の摂取量とを比較し、その比較結果を表示
することを特徴とする統合栄養管理カードシステム。
【0067】(3) 構成(1)の統合栄養管理カード
システムにおいて、前記栄養相談システムは、患者の1
日の生活活動情報(活動項目と要した時間)を入力する
手段を有し、前記個人健康情報カードシステムは、所定
の指導活動項目およびそれに要する時間の指導情報を入
力して前記情報カードに記録する手段を有し、前記栄養
相談システムは、前記情報カードに記録された活動項目
および時間の指導情報を読み込む手段を有し、この指導
情報と患者が実際に行った活動項目および時間とを比較
して表示することを特徴とする統合栄養管理カードシス
テム。
【0068】(4) 構成(1)の統合栄養管理カード
システムにおいて、前記栄養相談システムは、患者が行
なった運動の種類と運動時間を入力する手段を有し、前
記個人健康情報カードシステムは、所定の指導運動の種
類と1日当たりの運動時間を入力して前記情報カードに
書き込む手段を有し、前記栄養相談システムは、前記情
報カードからこの運動指導情報を読み込む手段を有し、
この指導情報と、患者が実際に行なった運動の種類と運
動時間を比較して表示することを特徴とする統合栄養管
理カードシステム。
【0069】(5) 構成(1)の統合栄養管理カード
システムにおいて、前記栄養相談システムは、患者が入
力する毎日の食事データを蓄積して記録する手段を有
し、前記個人健康情報カードシステムは、所定の個人健
康情報項目と、その項目と関連がある栄養素を指定して
前記情報カードに記録する手段を有し、前記栄養相談シ
ステムは、前記情報カードからこれらの情報を読み取る
手段と、その情報に基づいて前記指定された項目の個人
健康情報を前記情報カードから読み込む手段と、蓄積し
た患者の食事データに基づいて、前記指定された栄養素
の毎日の摂取量を計算する手段を有し、前記指定された
項目の個人健康情報の経時的変化と、前記指定された栄
養素の摂取量の経時的変化を同一画面上に表示すること
を特徴とする統合栄養管理カードシステム。
【0070】(6) 構成(5)の統合栄養管理カード
システムにおいて、前記個人情報カードシステムは、所
定の個人健康情報項目と、その項目と関連がある食品類
を指定して前記情報カードに記録する手段を有し、前記
栄養相談システムは、前記情報カードからこれらの情報
を読み取る手段と、その情報に基づいて前記指定された
項目の個人健康情報を前記情報カードから読み込む手段
と、患者の蓄積された食事データをもとに、前記指定さ
れた食品類の毎日の摂取量を計算する手段とを有し、前
記指定された項目の個人健康情報の経時的変化と、前記
指定された食品類の摂取量の経時的変化を同一画面上に
表示することを特徴とする統合栄養管理カードシステ
ム。
【0071】(7) 構成(5)の統合栄養管理カード
システムにおいて、前記栄養相談システムは患者の毎日
の生活活動情報を入力して蓄積する手段を有し、前記個
人情報カードシステムは、所定の個人情報項目とその項
目と関連がある生活活動を指定して前記情報カードに記
録する手段を有し、前記栄養相談システムは、前記情報
カードからこれらの情報を読み取る手段と、その情報に
基づいて前記指定された項目の個人健康情報を前記情報
カードから読み込む手段とを有し、前記指定された項目
の個人健康情報の経時時変化と、前記指定された生活活
動項目に費やした時間の経時的変化を同一画面上に表示
することを特徴とする統合栄養管理カードシステム。
【0072】(8) 構成(5)の統合栄養管理カード
システムにおいて、前記栄養相談システムは患者の毎日
の運動の種類と量(運動時間)を入力して蓄積する手段
を有し、前記個人情報カードシステムは、所定の個人健
康情報項目とその項目に関連がある運動の種類を指定し
て、前記情報カードに記録する手段を有し、前記栄養相
談システムは、前記情報カードからこれらの情報を読み
取る手段と、その情報に基づいて前記指定された項目の
個人健康情報を前記情報カードから読み込む手段とを有
し、前記指定された項目の個人健康情報の経時的変化
と、前記指定された運動に費やした運動時間の経時的変
化を同一画面上に表示することを特徴とする統合栄養管
理カードシステム。
【0073】上記した統合栄養管理カードシステムの構
成(1)乃至(8)の課題は以下の通りである。構成
(1) 従来の栄養相談システムの中には、特定の栄養
素の摂取制限量を設定できるものがある。ところが従来
の栄養相談システムは、医師から指導された栄養摂取指
導量を患者自身が再入力し摂取制限量の設定を行ってい
た。また、従来の個人情報カードシステムには、情報カ
ードに医師が栄養摂取指導量を入力するための手段がな
かった。
【0074】構成(2) 病気の種類によっては栄養素
よりも特定の食品の摂取が重要である場合がある。たと
えば通風の治療においては、内臓肉やマグロ肉などを極
力摂取しないようにする必要がある。従来の栄養相談シ
ステムの中には、食品ごとの摂取制限を設定できるもの
はあったが、この場合にも、個人健康管理カードシステ
ムには、医師がこうした食品指導の情報を情報カードに
入力する手段を持たず医師からの指導を患者が直接栄養
相談システムに入力していた。そのため入力の手間がか
かり、入力ミスの原因ともなっていた。
【0075】構成(3) 病気の種類によっては患者の
生活活動が重要な場合がある。例えば貧血の原因が睡眠
不足によるものであったり、肝臓障害がコンピューター
の使用によるストレスから来る場合がある。従来の栄養
相談システムの中には、患者の生活活動項目とそれに費
やした時間を入力し、患者の1日の消費カロリーを算出
するものはあったが、特定の項目に制限を設け、治療に
役立てようとするものはなかった。また、従来の個人健
康情報カードシステムは、医師がこの種の情報カードに
入力するための手段がなかった。
【0076】構成(4) 病気の種類によっては患者が
行う運動の種類と量(時間)の指導が行われることがあ
る。例えばある種の高血圧患者には、毎日30分間以上
歩くことが勧められるが、同時に水泳やジョギングなど
は禁止される。従来の栄養相談システムでは、患者が行
った運動の種類と量を入力し、運動によって消費された
カロリーを計算するものがある。しかし上記のような医
師の運動指導情報を設定し、実際に患者が行った運動と
の比較を行うことができなかった。また、従来の個人健
康情報カードシステムには、この種の情報を医師がカー
ドに入力するための手段を持たなかった。
【0077】構成(5) 食事療法においてもっとも難
しいことは、医師の食事指導に従うことによって患者の
病態が改善されることを患者本人に理解させることであ
る。栄養摂取制限は患者にとっては苦痛である場合が多
く、また栄養摂取制限によって自分の病態がどれだけ改
善されたかが分からなければ、医師の指導そのものに疑
いを抱くようになる。
【0078】従来の個人健康情報カードシステムでは、
患者の病態を示す個人健康情報を情報カードに蓄積し、
それらを時系列的に表示して、患者の病態の推移を示し
ていた。しかしそれらの時系列的変化が、医師の栄養摂
取指導に従った結果であることを明確に示す手段は持っ
ていなかった。また栄養相談システムの中には、患者の
食事情報を蓄積し、患者が摂取した栄養量の時系列変化
を表示できるものがあるが、それと患者の病態の変化を
関連づけて表示する手段は持っていなかった。特定の病
気、たとえば高血圧においては、塩分の摂取と血圧の変
化に相関関係があるが、従来の栄養相談システムでは、
毎日の塩分摂取量の変化を時系列的に表示することはで
きても、これらと血圧の変化を同時に表示することはで
きなかった。
【0079】構成(6) 従来の栄養相談システムの中
には、患者が特定の食品を摂取したか否か、また摂取し
たとすればその量を蓄積する手段を有するものがある
が、その患者の病態の時系列的変化と、これら特定の食
品の摂取量の時系列的変化を関連づけて表示することが
できなかった。特定の病気、たとえば通風においては内
臓肉や酒類の摂取と血液中の尿酸値の変化に相関関係が
あるといわれるが、従来の栄養相談システムでは、毎日
の内臓肉や酒類の摂取量の変化を時系列的に表示するこ
とはできても、これらと尿酸値の変化を同時に表示する
ことはできなかった。
【0080】構成(7) 従来の栄養相談システムの中
には、患者の生活活動情報を蓄積して、患者の毎日の消
費カロリーを計算する手段を有するものがあるが、特定
の生活活動と患者の病態の推移とを関連づけて表示でき
るものは存在しなかった。例えば低血圧の原因が睡眠不
足によるものである場合、睡眠時間の増加と低血圧の改
善の様子が一目で分かるようなシステムは考案されてい
なかった。
【0081】構成(8) 従来の栄養相談システムの中
には、患者の毎日の運動の種類および運動時間を入力し
て蓄積する手段を有するものがあるが、それと特定の病
気の病態変化とを比較して表示する手段を有するものは
なかった。例えばある種の高血圧では、毎日一定量以上
歩行することがよいとされている。従来の栄養相談シス
テムでは、患者が毎日どれだけ歩行運動を行ったかを時
系列的に表示することはできたが、それによる血圧変化
を同時に表示することができなかった。
【0082】上記した統合栄養管理カードシステムの構
成(1)乃至(8)の作用及び効果は以下の通りであ
る。 構成(1) <作用> 医師は医学的検査によって発生した患者の個
人健康情報を表示し、それに基づく判断を行って患者に
対する栄養摂取指導を決定し、その内容を情報カードに
記録することができる。患者はこの情報カードを自宅な
どの栄養相談システムにセットすると医師の栄養摂取指
導値がカードから読み取られて設定される。そして患者
が自身の食事データを入力すると、それに基づいた実際
の栄養摂取量を計算し、医師の指導値と比較し、その多
寡を表示する。
【0083】<効果> 医師は患者に対して栄養摂取指
導値を正確に行うことができ、また患者はその指導値を
入力する手間が省け、入力ミスがなくなる。 構成(2) <作用> 医師はデータベースを検索して患者に対する
食品摂取指導を選択し、その内容を情報カードに記録す
ることができる。患者がこの情報カードを自宅などの栄
養相談システムにセットすると医師の食品摂取指導情報
がカードから読み取られて設定される。そして患者が自
身の食事データを入力すると、それに基づいた実際の摂
取食品の種類と量を計算し、医師の指導情報と比較し、
その埀離を表示する。
【0084】<効果> 医師は患者に対する食品摂取指
導情報を簡便かつ正確に発生させることができまた患者
はその指導情報を入力する手間が省け、入力ミスがなく
なる。
【0085】構成(3) <作用> 医師はデータベースを検索して患者に対する
生活指導情報を選択し、その内容を情報カードに記録す
ることができる。患者がこの情報カードを自宅などの栄
養相談システムにセットすると医師の食品摂取指導情報
がカードから読み取られて設定される。そして患者が自
身の生活情報を入力すると、それらと医師の指導情報と
を比較し、その埀離を表示する。
【0086】<効果> 医師は患者に対する生活指導情
報を簡便に発生させて情報カードに記録することがで
き、また患者は生活指導情報を自ら入力することなく、
栄養相談システムに設定することができ、入力の手間を
解消し、入力ミスをなくすことができる。また、生活指
導の内容と実際の生活との乖離を簡便に知ることができ
る。
【0087】構成(4) <作用> 医師はデータベースを検索して患者に対する
運動指導情報を選択し、その内容を情報カードに記録す
ることができる。患者がこの情報カードを自宅などの栄
養相談システムにセットすると医師の生活指導情報がカ
ードから読み取られて設定される。そして患者が自身の
運動情報を入力すると、それらと医師の指導情報と比較
し、その埀離を表示する。
【0088】<効果> 医師は患者に対する運動指導情
報を簡便に発生させて情報カードに記録することがで
き、また患者は運動指導情報を自ら入力することなく、
栄養相談システムに設定することができ、入力の手間を
解消し、入力ミスをなくすことができる。また、生活指
導の内容と実際の生活との乖離を簡便に知ることができ
る。
【0089】構成(5) <作用> 患者は自分の食事データを栄養相談システム
に蓄積し、医師が特定の健康情報項目と、それに関わっ
ていると判断した栄養素を選択して情報カードに記録す
る。患者はこの情報を栄養相談システムに読ませること
により、指定された健康情報項目と栄養素摂取量の関係
が同一画面に表示される。
【0090】<効果> 医師が指定した健康情報項目の
時系列的変化と、栄養摂取の経時的変化を並べて表示す
ることができる。例えば1週間毎の血圧と、食塩摂取量
の推移を同じグラフに表示することができ、栄養指導に
対する患者の納得が得られる。
【0091】構成(6) <作用> 患者は自分の食事データを栄養相談システム
に蓄積し、医師が特定の健康情報項目と、それに関わっ
ていると判断した食品名を選択して情報カードに記録す
る。患者はこの情報を栄養相談システムに読ませること
により、指定された健康情報項目と栄養素摂取量の関係
が同一画面に表示される。
【0092】<効果> 医師が指定した健康情報項目の
時系列的変化と、栄養摂取量の経時的変化を並べて表示
することができる。例えば1週間毎の尿酸値と、牛肉や
マグロの摂取量の推移を同じグラフに表示することがで
き、栄養指導に対する患者の納得が得られる。
【0093】構成(7) <作用> 患者は自分の食事データを栄養相談システム
に蓄積し、医師が特定の健康情報項目と、それに関わっ
ていると判断した生活活動項目を選択して情報カードに
記録する。患者がこの情報を栄養相談システムに読ませ
ることにより、指定された健康情報項目と生活活動項目
の関係が同一画面に表示される。
【0094】<効果> 医師は指定した健康情報項目の
時系列的変化と、実際に行った生活活動項目の経時的変
化を並べて表示することができる。例えば1週間毎の血
圧と、睡眠時間の推移を同じグラフに表示することがで
き、生活指導に対する患者の納得が得られる。
【0095】構成(8) <作用> 患者は自分の食事データを栄養相談システム
に蓄積し、医師は特定の健康情報項目と、それに関わっ
ていると判断した運動項目を選択して情報カードに記録
する。患者はこの情報を栄養相談システムに読ませるこ
とにより、指定された健康情報項目と運動項目およびそ
の運動時間の関係が同一画面に表示される。
【0096】<効果> 医師は指定した健康情報項目の
時系列的変化と、実際に行った運動の経時的変化を並べ
て表示することができる。例えば1週間毎の血圧と、歩
行運動時間の推移を同じグラフに表示することができ、
運動指導に対する患者の納得が得られる。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、操作者が患者に対して
より正確な栄養素の摂取指導情報を与えることができ、
また、患者による摂取指導情報の入力が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概念を説明するためのブロッ
ク図である。
【図2】第1実施例の個人健康情報カードシステムの構
成を示す図である。
【図3】第1実施例の栄養相談システムの構成を示す図
である。
【図4】指導データベースの構造を示す図である。
【図5】指導量入力メニューを示す図である。
【図6】情報カードのフォーマットを示す図である。
【図7】栄養素指導量と摂取量との比較表示画面を示す
図である。
【図8】ファイルフォーマットを示す図である。
【図9】食品指導量と摂取量の比較表示画面を示す図で
ある。
【図10】生活指導値と実際値の比較表示画面を示す図
である。
【図11】運動指導値と実際表示画面を示す図である。
【図12】個人健康情報カードシステムのPAD図であ
る。
【図13】栄養相談システムのPAD図である。
【図14】第2実施例の個人健康情報カードシステムの
構成を示す図である。
【図15】第2実施例の栄養相談システムの構成を示す
図である。
【図16】指導データベースの構造を示す図である。
【図17】指導量入力メニューを示す図である。
【図18】栄養素関係表示画面を示す図である。
【図19】食品関係表示画面を示す図である。
【図20】生活関係表示画面を示す図である。
【図21】運動関係表示画面を示す図である。
【図22】個人健康情報カードシステムのPAD図であ
る。
【図23】栄養相談システムのPAD図である。
【符号の説明】
501(501’)…個人健康情報カードシステム、5
02(502’)…情報カード、503(503’)…
栄養相談システム、1…栄養素指導データベース、2…
食品指導データベース、3…生活指導データベース、4
…運動指導データベース、5…表示装置、6…表示バッ
ファ、7…メニュー制御装置、8…健康情報発生装置、
9…健康情報処理装置、10…データバッファ、11…
指導情報入力装置、12…入力バッファ、13…栄養素
指導情報処理装置、14…食品指導情報処理装置、15
…生活指導情報処理装置、16…運動指導情報処理装
置、17…カード入出力装置、18…出力バッファ、1
9…カード入出力装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/21 S 15/42 Z (72)発明者 二階堂 安泰 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 渡辺 清文 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 木村 雅英 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 渡部 秀一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人の健康情報を記録するための情報カ
    ードと、 患者の医学的検査によって発生した個人健康情報に基づ
    いて、所定の栄養素の摂取指導量を前記情報カードに記
    録するための個人健康情報カードシステムと、 前記情報カードに記録された栄養素の摂取指導量と、実
    際に患者が摂取した栄養量とを比較してその比較結果を
    表示する栄養相談システムと、を具備したことを特徴と
    する統合栄養管理カードシステム。
  2. 【請求項2】 前記個人健康情報カードシステムは、所
    定の食品類の摂取指導量を前記情報カードに記録する手
    段を有し、 前記栄養相談システムは、前記情報カードに記録された
    食品類の摂取指導量を読み込んで、この食品類の摂取指
    導量と、実際に患者が摂取した食品類の摂取量とを比較
    してその比較結果を表示する手段を有することを特徴と
    する請求項1記載の統合栄養管理カードシステム。
  3. 【請求項3】 前記個人健康情報カードシステムは、所
    定の患者の生活活動情報に関する指導情報を前記情報カ
    ードに記録する手段を有し、 前記栄養相談システムは、前記情報カードに記録された
    生活活動情報に関する指導情報を読み込む手段を有し、
    この読み込まれた指導情報と患者が実際に行った生活活
    動とを比較して表示する手段を有することを特徴とする
    請求項1記載の統合栄養管理カードシステム。
JP5840194A 1994-03-29 1994-03-29 統合栄養管理カードシステム Withdrawn JPH07271857A (ja)

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