JPH0727132Y2 - 樹脂含浸基材の乾燥装置 - Google Patents
樹脂含浸基材の乾燥装置Info
- Publication number
- JPH0727132Y2 JPH0727132Y2 JP5368690U JP5368690U JPH0727132Y2 JP H0727132 Y2 JPH0727132 Y2 JP H0727132Y2 JP 5368690 U JP5368690 U JP 5368690U JP 5368690 U JP5368690 U JP 5368690U JP H0727132 Y2 JPH0727132 Y2 JP H0727132Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- resin
- base material
- impregnated base
- divided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、積層板製造用のプリプレグをはじめとする樹
脂含浸基材を得るための乾燥装置に関する。
脂含浸基材を得るための乾燥装置に関する。
従来の技術 積層板製造用のプリプレグは、紙、ガラス繊維織布・不
織布等の長尺の基材に熱硬化性樹脂を含浸した後、熱風
乾燥機に導びき、ここで樹脂の硬化反応をBステージま
で進めることにより製造される。熱風は、乾燥機内で空
気を循環させ、ヒータを通過する空気を加熱することに
より生成する。ヒータは大型であり、熱媒の出口と入口
が1ケ所ずつ設けられている。
織布等の長尺の基材に熱硬化性樹脂を含浸した後、熱風
乾燥機に導びき、ここで樹脂の硬化反応をBステージま
で進めることにより製造される。熱風は、乾燥機内で空
気を循環させ、ヒータを通過する空気を加熱することに
より生成する。ヒータは大型であり、熱媒の出口と入口
が1ケ所ずつ設けられている。
考案が解決しようとする課題 上記ヒータは大型で重く、保守の際の移動が容易でな
い。また、熱媒の入口側と出口側で温度に差ができ熱風
の温度分布が不均一になる。
い。また、熱媒の入口側と出口側で温度に差ができ熱風
の温度分布が不均一になる。
本考案の課題は、ヒータの保守等における取扱いが容易
で、熱風の温度分布を均一にした、樹脂含浸基材の乾燥
装置を提供することである。
で、熱風の温度分布を均一にした、樹脂含浸基材の乾燥
装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本考案に係る乾燥装置は、従来における大型のヒータ
を、第1図に示すように、ヒータ1、ヒータ2の2分割
にする。ヒータ1、2には、それぞれ熱媒の入口と出口
を設けるが、ヒータ1の入口1−iとヒータ2の入口2
−iは、反対方向に位置するように、ヒータ1、2を重
ねる。ヒータ1の出口1−0とヒータ2の出口2−0に
つても同様に反対方向に位置する。
を、第1図に示すように、ヒータ1、ヒータ2の2分割
にする。ヒータ1、2には、それぞれ熱媒の入口と出口
を設けるが、ヒータ1の入口1−iとヒータ2の入口2
−iは、反対方向に位置するように、ヒータ1、2を重
ねる。ヒータ1の出口1−0とヒータ2の出口2−0に
つても同様に反対方向に位置する。
作用 本考案に係る乾燥装置では、ヒータが2分割されている
ことから、個々のヒータは軽量になり取扱い易くなる。
また、2分割したヒータは、熱媒の出口、入口が反対方
向になるように重ねたことから、個々のヒータにおける
温度分布の不均一が打ち消され、温度分布の均一な熱風
を供給できることになる。
ことから、個々のヒータは軽量になり取扱い易くなる。
また、2分割したヒータは、熱媒の出口、入口が反対方
向になるように重ねたことから、個々のヒータにおける
温度分布の不均一が打ち消され、温度分布の均一な熱風
を供給できることになる。
実施例 第1図に示した2分割したヒータの重ね構造で、熱媒と
して加熱蒸気を用い、乾燥装置を構成した。
して加熱蒸気を用い、乾燥装置を構成した。
ヒータを通過した空気の出口側で、左、中、右の温度を
測定した結果を、従来装置におけるヒータの場合と比較
して第1表に示す。
測定した結果を、従来装置におけるヒータの場合と比較
して第1表に示す。
考案の効果 第1表から明らかなように、本考案に係る乾燥装置で
は、ヒータを通過した空気の温度分布のばらつきが小さ
くなる。樹脂含浸基材は、加熱乾燥により樹脂の硬化反
応をBステージまで進めたものであるが、熱風の温度分
布にばらつきがなくなることにより、硬化反応の進みぐ
あいについてもばらつきの小さい樹脂含浸基材を得るこ
とが可能になる。
は、ヒータを通過した空気の温度分布のばらつきが小さ
くなる。樹脂含浸基材は、加熱乾燥により樹脂の硬化反
応をBステージまで進めたものであるが、熱風の温度分
布にばらつきがなくなることにより、硬化反応の進みぐ
あいについてもばらつきの小さい樹脂含浸基材を得るこ
とが可能になる。
また、ヒータは、2分割されているので、1個当りの重
さが従来の半分になり、保守等の際にも取扱い易い。
さが従来の半分になり、保守等の際にも取扱い易い。
第1図は本考案に係る乾燥装置のヒータを示す斜視図で
ある。 1、2はヒータ、1−i、2−iは入口、2−0、3−
0は出口
ある。 1、2はヒータ、1−i、2−iは入口、2−0、3−
0は出口
Claims (1)
- 【請求項1】樹脂含浸基材に熱風を吹きつけて乾燥する
装置であって、ヒータを通過する空気を加熱して熱風を
生成するものにおいて、 前記ヒータを2分割とし、各ヒータへの熱媒の出口と入
口がそれぞれ反対方向に位置するように、2分割したヒ
ータを重ねたことを特徴とする樹脂含浸基材の乾燥装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5368690U JPH0727132Y2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | 樹脂含浸基材の乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5368690U JPH0727132Y2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | 樹脂含浸基材の乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0413311U JPH0413311U (ja) | 1992-02-03 |
JPH0727132Y2 true JPH0727132Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=31575087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5368690U Expired - Lifetime JPH0727132Y2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | 樹脂含浸基材の乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727132Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10738823B2 (en) | 2016-08-31 | 2020-08-11 | Robert Bosch Gmbh | Tilting-pad bearing |
-
1990
- 1990-05-23 JP JP5368690U patent/JPH0727132Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10738823B2 (en) | 2016-08-31 | 2020-08-11 | Robert Bosch Gmbh | Tilting-pad bearing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0413311U (ja) | 1992-02-03 |
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