JPH0727093A - 流体機械の防食方法 - Google Patents

流体機械の防食方法

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JPH0727093A
JPH0727093A JP16828293A JP16828293A JPH0727093A JP H0727093 A JPH0727093 A JP H0727093A JP 16828293 A JP16828293 A JP 16828293A JP 16828293 A JP16828293 A JP 16828293A JP H0727093 A JPH0727093 A JP H0727093A
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JP
Japan
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corrosion
fluid
driven
lifting pipe
piezoelectric material
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Pending
Application number
JP16828293A
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English (en)
Inventor
Akio Sato
明夫 佐藤
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 流体機械の被駆動流体7が流れる流路の内側
面に圧電材料8を設け、被駆動流体7の圧力を駆動圧力
として圧電材料8で励起した電流を流体機械の防食対象
部位に設けた電極9に供給し、流体機械の防食対象部位
の電位を不活性域ないし不動態域に移動させて防食す
る。 【効果】 外部電源を要することなく防食対象部位の電
位を不活性域ないし不動態域に移動させて半永久的な防
食効果を奏することができる。しかも犠牲電極を必要し
ないので、ランニングコストおよびメンテナンスを大幅
に軽減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポンプ等の流体機械を
電気防食する流体機械の防食方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、産業機械一般における防食方法と
して電気防食法がある。電気防食法には、AlやZu等
の犠牲電極を配置する犠牲防食法や、外部電源から直流
電流を供給して鉄の電位を不活性域まで卑方向へ移動さ
せる陰極防食法や、鉄の電位を不動態域まで貴方向へ移
動させる陽極防食法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の電気防食法においては、犠牲電極の取替作業を定期的
に行う必要があり、あるいは外部電源を利用するために
ランニングコストが高くなる問題があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、メン
テナンスやランニングコストを大幅に軽減できる流体機
械の防食方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の流体機械の防食方法は、流体機械の被駆動
流体が流れる流路の内側面に圧電材料を設け、被駆動流
体の圧力を駆動圧力として圧電材料で励起した電流を流
体機械の防食対象部位に設けた電極に供給し、流体機械
の防食対象部位の電位を不活性域ないし不動態域に移動
させて防食する構成としたものである。
【0006】
【作用】上記した構成により、外部電源を要することな
く防食対象部位の電位を不活性域ないし不動態域に移動
させることができ、半永久的な防食効果を奏することが
できる。しかも犠牲電極を必要しないので、ランニング
コストおよびメンテナンスを大幅に軽減することができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は流体機械である立軸ポンプを示すもので
ある。図1において、揚水管1の下端側には吐出しボウ
ル2および吸込ベル3を設けており、揚水管1に挿入し
た保護管4の内部には主軸5を挿通している。主軸5の
上端側には駆動装置(図示せず)を連結しており、下端
側には羽根車6を設けている。
【0008】そして、揚水管1の内側面のうち最も被駆
動流体7の圧力を受け易い部位には、圧電材料8を設け
ている。この圧電材料としては圧電セラミックスや有機
圧電材料や圧電体薄膜や圧電体塗料等がある。また、揚
水管1の重要部位で腐食を避けたい防食対象部位にはそ
れぞれ電極9を配置しており、電極9は調整装置10を
介して圧電材料8に接続している。
【0009】以下、上記構成における作用を説明する。
駆動装置(図示せず)により主軸5を介して羽根車6を
回転駆動し、被駆動流体7を吸込ベル3から吸い込み、
吐出しボウル2から揚水管1に吐出し、揚水管1を通し
て揚水する。
【0010】このとき、揚水管1の内側面に設けた圧電
材料8が被駆動流体7の圧力を受けて電流を励起し、励
起した電流が調整装置10を通して電極9に流れ、揚水
管1の防食対象部位の電位が不活性域ないし不動態域に
移動するので、外部電源を要することなく半永久的な防
食効果を奏することができる。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、被駆
動流体の圧力を駆動圧力として圧電材料で励起した電流
を流体機械の防食対象部位に設けた電極に供給すること
により、外部電源を要することなく防食対象部位の電位
を不活性域ないし不動態域に移動させて半永久的な防食
効果を奏することができる。しかも犠牲電極を必要しな
いので、ランニングコストおよびメンテナンスを大幅に
軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す立軸ポンプの断面図で
ある。
【符号の説明】
1 揚水管 5 主軸 6 羽根車 7 被駆動流体 8 圧電材料 9 電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体機械の被駆動流体が流れる流路の内
    側面に圧電材料を設け、被駆動流体の圧力を駆動圧力と
    して圧電材料で励起した電流を流体機械の防食対象部位
    に設けた電極に供給し、流体機械の防食対象部位の電位
    を不活性域ないし不動態域に移動させて防食することを
    特徴とする流体機械の防食方法。
JP16828293A 1993-07-08 1993-07-08 流体機械の防食方法 Pending JPH0727093A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101466267B1 (ko) * 2013-02-27 2014-11-28 삼성중공업 주식회사 축류팬의 스톨 감지 장치

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