JPH0727034U - 回路遮断器付スイッチ - Google Patents

回路遮断器付スイッチ

Info

Publication number
JPH0727034U
JPH0727034U JP5717693U JP5717693U JPH0727034U JP H0727034 U JPH0727034 U JP H0727034U JP 5717693 U JP5717693 U JP 5717693U JP 5717693 U JP5717693 U JP 5717693U JP H0727034 U JPH0727034 U JP H0727034U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
switch
state
seesaw
circuit breaker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5717693U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2560282Y2 (ja
Inventor
英一 橋本
修也 横堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hosiden Corp filed Critical Hosiden Corp
Priority to JP5717693U priority Critical patent/JP2560282Y2/ja
Publication of JPH0727034U publication Critical patent/JPH0727034U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2560282Y2 publication Critical patent/JP2560282Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tumbler Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路遮断状態を容易に接続状態に復帰するこ
とができる回路遮断器付スイッチを提供する。 【構成】 シーソー型操作子65により駆動操作される
回路遮断器付スイッチを具備し、シーソー型操作子65
を覆うカバー100を具備し、カバー100のシーソ型
操作子65オフ側操作部に対向するところにおいて貫通
突出するオフ押釦110を具備し、カバー100のシー
ソ型操作子65オン側操作部に対向するところにおいて
貫通突出するオン押釦111を具備し、オフ押釦110
を上向きにバイアスするコイルバネ120を具備し、オ
ン押釦111を下向きにバイアスするコイルバネ121
を具備する回路遮断器付スイッチ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、回路遮断器付スイッチに関し、特に、回路遮断状態を容易迅速に 回路接続状態に復帰せしめることができる回路遮断器付スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来例を図5を参照して説明する。この回路遮断器付スイッチは、そのシーソ ー型操作子65はスイッチ保持部材67に対して紙面に垂直な支軸により回動す ることができる様に軸支されているものとする(詳細は、実開平3−32027 号公報参照)。
【0003】 この回路遮断器付スイッチは、シーソー型操作子65のスイッチ保持部材67 保持板80−2側であるオン側操作部を押圧操作すると、スライダ71の摺動部 72−2は可動接片40の上を摺動し、死点である中継端子15を境にして急速 に左側に変位してこの状態を保持するに到る。この状態において、コイルバネ7 5はスライダ71を介して可動接片40の中継端子15左側を中継端子15上端 を支点として下向きに押圧する結果、可動接片40の一方の端部に形成された接 点43は第1の固定端子13の固定接点30に接触する。ところで、中継端子1 5と第2の固定端子14とは、バイメタル50およびその接点51、第2の固定 端子14の固定接点32を介して通常は接続しているので、第1の固定端子13 と第2の固定端子14との間は、可動接片40の接点43と第1の固定端子13 の固定接点30とを介して接続することとなる。なお、導通経路は、第1の固定 端子13→固定接点30→接点43→可動接片40→中継端子15→バイメタル 50→接点51→固定接点32→第2の固定端子14、である。
【0004】 今度は、操作子65のスイッチ保持部材67保持板80−1側であるオフ側操 作部を押圧操作すると、スライダ71の摺動部72−2は可動接片40の上を摺 動し、死点である中継端子15を境にして急速に右側に変位してこの状態を保持 するに到る。この状態において、コイルバネ75はスライダ71を介して可動接 片40の中継端子15右側を中継端子15上端を支点として下向きに押圧する結 果、可動接片40の右側は降下すると共に左側は上昇して可動接片40の接点4 3は第1の固定端子13の固定接点30から開離するので、第1の固定端子13 と第2の固定端子14との間は解放することとなる。
【0005】 ここで、過負荷電流が流通してバイメタル50の変形が或る所定量に達すると 、バイメタル50は反転バネ60により急速に上向きに引き上げられ、バイメタ ル50の接点51と第2の固定端子14の固定接点32との間が開離せしめられ る結果、過負荷電流は遮断する。そして、接点の開離動作をした反転バネ60を 復帰させるには、操作子65のオフ側操作部を押圧操作することにより可動接片 40の他方の端部を介してバイメタル50と反転バネ60の係合部を下向きに駆 動する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
或る程度過負荷の状態において使用するのが通常とも言える電気器具、例えば ジューサ、ミキサ、ミンチャ、コーヒーミル、電動工具その他の電気器具に、以 上の通りの回路遮断器付スイッチを使用した場合、頻繁に生起するであろう過負 荷電流に起因する遮断に対応して、この回路遮断器付スイッチの回路遮断状態を 容易迅速に回路接続状態に復帰せしめる必要がある。
【0007】 上述の回路遮断器付スイッチの操作子はシーソー型操作子より成り、操作子の 一方の側を押圧すると他方の側は上昇し、逆に他方の側を押圧すると一方の側が 上昇するものであるところから、回路遮断状態にたち到った場合にこれを回路接 続状態に復帰せしめるには如何なる操作を実行すべきかの認識が必ずしも容易で はない。
【0008】 この考案は、上述の通りの問題を解消した回路遮断器付スイッチを提供するも のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
シーソー型操作子65により駆動操作される回路遮断器付スイッチを具備し、 シーソー型操作子65を覆うカバー100を具備し、カバー100のシーソ型操 作子65オフ側操作部に対向するところにおいて貫通突出するオフ押釦110を 具備し、カバー100のシーソ型操作子65オン側操作部に対向するところにお いて貫通突出するオン押釦111を具備し、オフ押釦110を上向きにバイアス するコイルバネ120を具備し、オン押釦111を下向きにバイアスするコイル バネ121を具備する回路遮断器付スイッチ、を構成した。
【0010】
【実施例】
この考案の実施例を図1を参照して説明する。図1における部材の内の、図5 と共通する部材については共通する参照符号を付する。 図1に記載されるこの考案の回路遮断器付スイッチは、スイッチ自体は図5に 記載される回路遮断器付スイッチの従来例と同様であり、これに以下の通りのこ の考案による押釦操作部を付加したものに相当する。
【0011】 先ず、この考案の回路遮断器付スイッチのスイッチ自体について簡単に説明す るに、シーソー型操作子65のオン側操作部を押圧操作すると、スライダ71の 摺動部72−2は可動接片40の上を摺動し、死点である中継端子15を境にし て急速に左側に変位してこの状態を保持するに到る。この状態において、コイル バネ75は可動接片40の中継端子15左側を中継端子15上端を支点として下 向きに押圧する結果、可動接片40の接点43は第1の固定端子13の固定接点 30に接触する。ところで、中継端子15と第2の固定端子14とはバイメタル 50およびその接点51、第2の固定端子14の固定接点32を介して通常は接 続しているので、第1の固定端子13と第2の固定端子14との間は可動接片4 0の接点43と第1の固定端子13の固定接点30とを介して接続することとな る。
【0012】 今度は、シーソ型操作子65のオフ側操作部を押圧操作すると、スライダ71 の摺動部72−2は可動接片40の上を摺動し、死点である中継端子15を境に して急速に右側に変位してこの状態を保持するに到る。この状態において、コイ ルバネ75はスライダ71を介して可動接片40の中継端子15右側を中継端子 15上端を支点として下向きに押圧する結果、可動接片40の左側は上昇すると 共に右側は降下して可動接片40の接点43は第1の固定端子13の固定接点3 0から開離するので、第1の固定端子13と第2の固定端子14との間は解放す ることとなる。
【0013】 過負荷電流が流通してバイメタル50の変形が或る所定量に達するとバイメタ ル50は反転バネ60により急速に上向きに引き上げられ、バイメタル50の接 点51と第2の固定端子14の固定接点32との間が開離せしめられる結果、過 負荷電流は遮断する。 次いで、この考案による押釦操作部について説明する。100は押釦操作部の カバーを示す。このカバー100はその下端部をカシメその他の取り付け部材に よりスイッチ保持部材67に取り付けられている。110はオフ押釦、111は オン押釦である。120はオフ押釦110を上向きにバイアスするコイルバネ、 121はオン押釦111を下向きにバイアスするコイルバネである。130はカ バー100のシーソ型操作子65オフ側操作部に対向する上面に穿設された開口 であり、131はカバー100のシーソ型操作子65オン側操作部に対向する上 面に穿設された開口である。開口130を貫通してオフ押釦110が突出すると 共に開口131を貫通してオン押釦111が突出している。この様に構成するこ とにより、オフ押釦110はこれを押圧操作することによりシーソ型操作子65 のオフ側操作部を操作し、オン押釦111はこれを押圧操作することによりシー ソ型操作子65のオン側操作部を操作する。ここで、上述のコイルバネ120は オフ押釦110下端に形成されたフランジ下面とスイッチ保持部材67上面との 間に介在し、このオフ押釦を常に上向きにバイアスしてこれを下からカバー10 0に押しつけている。コイルバネ121はオン押釦111下端に形成されたフラ ンジ上面とスイッチ保持部材67下面との間に介在し、オン押釦111を常に下 向きにバイアスしてこれを上からシーソ型操作子65のオン側操作部に押しつけ ている。140はスイッチ保持部材67に植立された支柱であり、これにオフ押 釦110に形成された長孔が嵌合することによりオフ押釦110を案内する。1 41もこれと同様の支柱である。
【0014】 ここで、この考案の上述した通りの回路遮断器付スイッチの動作について説明 する。 図2は、この考案による押釦操作部のオフ押釦110を押圧操作することによ りオフ押釦110の下端のフランジを介してシーソ型操作子65のオン側操作部 を駆動し、第1の固定端子13と第2の固定端子14との間を解放したオフ状態 に保持されて、オフ押釦110の押圧操作を解除したところを示す図である。こ こで、オフ押釦110は、上述した通り、コイルバネ120により常に上向きに バイアスされているところから、その押圧操作が解除されれば図示される様にカ バー100から上昇突出して初期状態に復帰する。オン押釦111は、オフ押釦 110の押圧操作により、シーソ型操作子65のオン側操作部を介してコイルバ ネ121による下向きのバイアスに抗して押し上げられ、図示される様にカバー 100から上昇突出する。
【0015】 図3は、図2のオフ状態においてこの考案による押釦操作部のオン押釦111 を押圧操作することによりオン押釦111の下端のフランジを介してシーソ型操 作子65のオン側操作部を駆動し、第1の固定端子13と第2の固定端子14と の間を接続したオン状態に保持されて、てオン押釦111の押圧操作を解除した ところを示す図である。ここで、オフ押釦110は、上述した通り、図示される 様にカバー100から上昇突出して復帰する。オン押釦111は、シーソ型操作 子65のオン側操作部が落下状態に保持されるところから、コイルバネ121に よる下向きのバイアスによりシーソ型操作子65のオン側操作部に押しつけられ た落下状態に保持される。
【0016】 図4は、図3のオン状態においてバイメタル50に過負荷電流が流通してバイ メタル50が上向きに引き上げられ、バイメタル50の接点51と第2の固定端 子14の固定接点32との間が開離せしめられた過負荷電流遮断状態を示す。こ の場合、バイメタル50の引き上げ動作は押釦操作部とシーソ型操作子65の動 作とは無関係になされるので、押釦操作部のオフ押釦110およびオン押釦11 1の状態は図3のオン状態から変化しない。
【0017】
【考案の効果】
以上の通りであって、この考案の回路遮断器付スイッチは、押釦操作部のオン 押釦111を押圧操作したオン状態においては、オフ押釦110は初期状態に突 出復帰するが、オン押釦111は落下した状態を保持する。これに対して、オフ 押釦110を押圧操作したオフ状態においては、オフ押釦110は初期状態に突 出復帰するが、オン押釦111も押し上げられてカバー100から上昇突出した 状態に保持される。
【0018】 従って、オフ押釦110およびオン押釦111の双方共にカバー100から上 昇突出した状態を保持するオフ状態と、オン押釦111のみは落下した状態を保 持するオン状態との間の識別は視覚的に容易になし得る。そして、オン押釦11 1のみは落下したオン状態において電気器具が現に動作していなければ、これは 過負荷電流遮断状態であるものと容易に判断することができる。
【0019】 過負荷電流遮断状態となった場合、オフ押釦110を押圧操作することにより オン押釦111を復帰させ、次いでオン押釦111を押圧することによりスイッ チを回路遮断状態から回路接続状態に容易迅速に復帰せしめることができる。 回路遮断状態から回路接続状態に容易迅速に復帰せしめるスイッチを頻繁に回 路遮断の生起する電気器具、例えばジューサ、ミキサ、ミンチャ、コーヒーミル 、電動工具その他の電気器具に使用することによりこれを使い勝手の良好な電気 器具とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のスイッチを示す図。
【図2】この考案のスイッチのオフ状態を示す図。
【図3】この考案のスイッチのオン状態を示す図。
【図4】この考案のスイッチの過電流遮断状態を示す
図。
【図5】従来例を示す図。
【符号の説明】
65 シーソー型操作子 100 カバー 110 オフ押釦 111 オン押釦 120 コイルバネ 121 コイルバネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーソー型操作子により駆動操作される
    回路遮断器付スイッチを具備し、シーソー型操作子を覆
    うカバーを具備し、カバーのシーソ型操作子オフ側操作
    部に対向するところにおいて貫通突出するオフ押釦を具
    備し、カバーのシーソ型操作子オン側操作部に対向する
    ところにおいて貫通突出するオン押釦を具備し、オフ押
    釦を上向きにバイアスするコイルバネを具備し、オン押
    釦を下向きにバイアスするコイルバネを具備することを
    特徴とする回路遮断器付スイッチ。
JP5717693U 1993-10-22 1993-10-22 回路遮断器付スイッチ Expired - Lifetime JP2560282Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5717693U JP2560282Y2 (ja) 1993-10-22 1993-10-22 回路遮断器付スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5717693U JP2560282Y2 (ja) 1993-10-22 1993-10-22 回路遮断器付スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0727034U true JPH0727034U (ja) 1995-05-19
JP2560282Y2 JP2560282Y2 (ja) 1998-01-21

Family

ID=13048228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5717693U Expired - Lifetime JP2560282Y2 (ja) 1993-10-22 1993-10-22 回路遮断器付スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2560282Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006260840A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Alps Electric Co Ltd スイッチ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006260840A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Alps Electric Co Ltd スイッチ装置
JP4571527B2 (ja) * 2005-03-15 2010-10-27 アルプス電気株式会社 スイッチ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2560282Y2 (ja) 1998-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5079530A (en) Circuit breaker with a self-illuminating power switch
KR100301878B1 (ko) 소형푸쉬버튼스위치
JP2951152B2 (ja) スイッチ装置
EP0978860A3 (en) Circuit breaker
US2947840A (en) Electric switch
JPH0727034U (ja) 回路遮断器付スイッチ
CN108493060B (zh) 一种开关的操作机构
JP3920963B2 (ja) 過電流保護機能付漏電遮断器
US6323450B1 (en) Switch assembly
US6133538A (en) Keyswitch with rubber dome disposed within housing provided by the plunger
US3267223A (en) Interlocking mechanism for electric switches
US5051547A (en) Switch mechanism for an electric power tool
US5950811A (en) Electrical switch with user selectable manual/automatic reset
EP1548784B1 (en) Interlocking apparatus of a leading under voltage trip mechanism for manual motor starter
JPS5816108Y2 (ja) シユドウカイヘイキコウツキカイロシヤダンキ
JP3285058B2 (ja) サーキットプロテクタ付多連スイッチ
JP2575361B2 (ja) 配線用遮断器
JPH0612964A (ja) サーマルリレー用手動制御装置
JP5217020B2 (ja) 回路遮断器の開閉機構
US3478179A (en) Multiposition selector switch for an enclosed electrical control station
JPH025472Y2 (ja)
JPH0346933B2 (ja)
US5153551A (en) Manual control device for a thermal relay
US2739199A (en) Electric switches and parts therefor
JPH0641322Y2 (ja) 回路しや断器

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term