JPH07269542A - タッピンねじ - Google Patents

タッピンねじ

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JPH07269542A
JPH07269542A JP9685194A JP9685194A JPH07269542A JP H07269542 A JPH07269542 A JP H07269542A JP 9685194 A JP9685194 A JP 9685194A JP 9685194 A JP9685194 A JP 9685194A JP H07269542 A JPH07269542 A JP H07269542A
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JP
Japan
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thread
screw
tapping screw
flank
flank surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP9685194A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Sakamoto
裕行 阪本
Kinya Kowada
欣也 古和田
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Nitto Seiko Co Ltd
Original Assignee
Nitto Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nitto Seiko Co Ltd filed Critical Nitto Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多種多様化した樹脂材に統一して使用できると
ともに、強力な緩み止め効果を発揮するタッピンねじを
提供することを目的とする。 【構成】本タッピンねじ1のねじ山2の断面形状は、フ
ランク角が10°〜15°の第1フランク面2bとフラ
ンク角が20°〜30°の第2フランク面2dとを連続
的に連ねこれを対称配置した形状であり、第1フランク
面2bの占める割合をねじ山の全高に対して60%とす
る構成である。 【効果】本タッピンねじは、フランク角が15°のフラ
ンク面と、フランク角が20°のフランク面を連続して
配置した形状のねじ山を有するため、締結後のタッピン
ねじの緩みを防止することができ、またねじ山の角度を
小さくすることによって谷幅を大きく設定できるため、
柔軟性の高い樹脂材から比較的割れ等を生じ易い高剛性
の樹脂材に至るまで、多種類の樹脂材に幅広く適用する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多種多様化した樹脂材
料に共通して使用できるとともに、強力な緩み止め効果
を発揮する一方、転造成形時においてねじ素材の流動性
を向上したタッピンねじに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属あるいは木製材料によく使用
されていたタッピンねじであるが、近年特に需要の大き
くなった樹脂材料の締結にも頻繁に使用されるようにな
った。この樹脂材料は非常に種類が多く、柔軟性の高い
ものから剛性を高めたものまで多種多様であり、これら
樹脂材料の締結に際しては、締結部材となる樹脂材料と
相性のよいタッピンねじがそれぞれ使い分けられてい
る。これらのタッピンねじは、そのほとんどがねじ山角
を40°〜60°に形成し、ねじ谷部を平坦に成形した
ものであり、剛性の高い樹脂材料に用いるタッピンねじ
には、ねじ込みによるめねじ成形時にめねじを切削作用
によって成形できるようにねじ山頂部が切刃となってい
るものも使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した樹脂材料締結
に使用されるタッピンねじにおいては、樹脂材料の種類
に応じてタッピンねじを選定しなくてはならない。しか
し、その樹脂材料と相性のよいタッピンねじを使用した
場合であっても、樹脂材料は金属材料に比べ温度変化に
よる膨張率が大きいため、ねじ山頂角が60°のままで
は、タッピンねじとめねじとの間に十分な接触抵抗を得
ることができず、タッピンねじが自然に緩んでしまうと
いった問題が発生している。
【0004】また、剛性の高められた樹脂材料の中でも
最近になって開発されたガラス繊維を樹脂と混合したF
RP材料、素材樹脂をアロイ化した樹脂材料等に代表さ
れる高剛性樹脂材料に関しては、剛性追求の結果柔軟性
が失われており、切削作用を生じるタッピンねじを用い
ても割れ等の欠損を生じてしまい締結することが困難で
あり、締結に適するタッピンねじが見当たらないのが現
状である。
【0005】一方、これらタッピンねじにおいては、そ
のねじ谷部が平坦になっているため、転造成形によって
ねじ素材にねじ山を形成する際に素材の流動性が非常に
悪くなり、ねじ山頂部まで素材が流動せず、ねじ山の成
形が不完全になってしまう等の問題が指摘されている。
このねじ山成形が不完全になる問題は、特にねじ山の角
度が40°以下のねじ山の角度の小さいタッピンねじに
よく見られる。これは、ねじ山の角度が小さくなること
によってねじ谷部とねじ山のフランク面とが交叉する角
度が小さくなり、転造時にねじ素材がダイプレートに沿
って流動し難くなる結果である。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みて創成されたも
のであり、多種多様化した樹脂材に統一して使用できる
とともに、強力な緩み止め効果を発揮するタッピンねじ
を提供することを第1の目的とし、一方で、転造成形時
に素材の流動性が向上するタッピンねじを提供すること
を第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的の内、第1の目
的を達成するために、本タッピンねじのねじ山の断面形
状は、フランク角が10°〜15°の第1フランク面と
フランク角が20°〜30°の第2フランク面とを連続
的に連ねこれを対称配置した形状であり、第1フランク
面の占める割合をねじ山の全高に対して60%とする構
成である。また、第2の目的を達成するために、本タッ
ピンねじは上記構成に加えてねじ谷部の断面形状がV字
状を成すように成形するように構成される。
【0008】
【作用】上記構成のタッピンねじを樹脂材にねじ込む
と、第1フランク面のフランク角が小さいことから、第
1フランク面に作用する締付け力の水平分力が非常に小
さくなる。この水平分力は、即ちめねじの剪断力であ
り、この水平分力を減少させることはめねじの破断を防
止する結果につながる。また、本タッピンねじにおい
て、ワークに適正下穴を選定してねじ込みを行うと、そ
の時に形成されるめねじの山はタッピンねじのねじ山に
沿って隆起する形状となり、その隆起した部分はタッピ
ンねじのねじ山頂部から谷部に向かって約60%の位置
に到達する。
【0009】本タッピンねじはこの点から考慮した結
果、第1フランク面の占める割合をねじ山頂から60%
としており、このことによって、ねじ込みを行った際に
は形成されるめねじの隆起部分がタッピンねじの第1フ
ランク面と第2フランク面との境界部に到達することに
なる。この結果、締結時にはタッピンねじの第1フラン
ク面にはねじ軸線と平行方向の接触抵抗が、また第1フ
ランク面と第2フランク面の境界部においてはねじ軸に
対して直角方向の接触抵抗が作用し、ねじが自然に緩む
ことを防止することとなる。
【0010】さらに、本タッピンねじにおいて、谷部に
V字様の傾斜を設けることによってタッピンねじを転造
成形する際にねじ素材の流動性の向上をはかることが可
能である。これはタッピンねじのねじ谷部の断面形状を
V字状に成形することによってねじ転造に使用されるダ
イプレートにこのねじ谷部に対応する山部が形成される
ためで、このダイプレートの山部はねじ山成形溝に滑ら
かに連続する結果となり、転造時にねじ素材の流動性が
向上するものである。
【0011】
【実施例】以下図面に基づき本発明の一実施例を説明す
る。図1において1は本発明に係る一実施例のタッピン
ねじであり、図示しないドライバビットが係合する駆動
穴を有するねじ頭部1aと、ねじ頭部1aと一体成形さ
れ、外周に螺旋状にねじ山2の形成されたねじ部1bと
から構成される。ねじ部1bに形成されるねじ山2は、
図3に示すようにねじ軸線に沿った断面形状が、傾斜角
度の異なる2つのフランク面を連続的に連ね、これを対
称配置した形状であり、ねじ山頂部にはねじ山2のピッ
チの12.5%の長さを有する平坦部2aが形成されて
いる。
【0012】即ち、このタッピンねじ1におけるねじ山
2は、ねじ山2の全高に対してねじ山頂よりねじ軸半径
方向に50%〜70%、好ましくは60%の高さを有
し、フランク角が15°に設定された第1フランク面2
bと、この第1フランク面2bに連続してねじ谷部2c
に達する高さを有し、そのフランク角は20°である第
2フランク面2dとを連続的に連ね、これを対象配置し
た形状である。これらフランク角からも明らかであるよ
うに、本タッピンねじ1におけるねじ山2は30°と4
0°の複合角から成る。また、ねじ山2の全高はねじ山
2のピッチの約1/2の高さに設定されている。ここで
いうねじ山2のピッチであるが、これは従来のねじ山角
度が60°のタッピンねじに準ずる長さであり、ねじ山
2の角度が小さくなっていることからねじ谷部2cの表
面積は増大することになる。さらに、本タッピンねじ1
におけるねじ部1bの軸線に対する横断面形状は図2に
示すように曲率半径の大きい曲面と曲率半径の小さい曲
面を交互に連続して配した略三角形状を成している。
【0013】次に上記タッピンねじ1を樹脂材にねじ込
むときのタッピンねじ1のねじ山の作用について以下に
述べる。上記タッピンねじ1を樹脂材等のワークにねじ
込むと、図4に示すようにタッピンねじ1のねじ山2に
はねじ山2のフランク面に対して垂直な締付け力Nが作
用する。この締付け力Nは、ねじ軸線と平行を成す垂直
分力Pと、ねじ軸線に対して垂直方向に作用する水平分
力Fに分けることができる。水平分力Fはめねじ破壊に
大きく関係し、この水平分力Fの値が大きくなりめねじ
の剪断強度を超えると、めねじは割れ等の破壊を生じて
しまう。
【0014】本タッピンねじ1においては、第1フラン
ク面2bのフランク角を15°に設定し、ねじ山2全高
をピッチの1/2の高さに成形するとともに、ねじ山2
全体の高さに対する第1フランク面1bの高さを60%
と大きくとっていることから、通常のねじ山角が60°
のタッピンねじよりも前記水平分力Fが小さくなり、こ
の水平分力Fがタッピンねじ1のねじ山2において広範
囲に作用することになる。このことによってめねじの破
壊を極力防止することができ、通常のタッピンねじでは
めねじが割れ等の破壊を生じていた樹脂材料にも使用が
可能となる。また、本タッピンねじ1を用いて通常のタ
ッピンねじと同等の水平分力Fを作用させる場合、締付
け力N及びNの垂直分力Pは必然的に大きくなる。従っ
て、通常のタッピンねじの使用により良好な締付け特性
を得ていた樹脂材料へ本タッピンねじ1を使用すると、
より一層大きな締付け力を作用させることが可能とな
る。
【0015】通常のタッピンねじのねじ込みによって、
締結部材に形成されるめねじ形状は、図4に示すごとく
めねじの山の先端がタッピンねじのねじ山におけるフラ
ンク面に沿って隆起した形状となる。このめねじの山の
隆起した部分の先端は、一般に下穴径が適正値の場合タ
ッピンねじのねじ山頂部から谷部に向かって約60%の
位置に到達する。このことから、本タッピンねじ1にお
いては第1フランク面2bの占める割合をねじ山2の全
高に対して60%と決定している。
【0016】前述のように第1フランク面2bの高さを
決定すると、ねじ込み時にはタッピンねじ1のめねじ成
形により隆起しためねじの山の先端が第1フランク面2
bと第2フランク面2dの境界部に当接する結果とな
り、第1フランク面2bにはねじ軸線と平行方向の接触
抵抗が、また境界部では、ねじ軸線に対して直角方向の
接触抵抗がそれぞれ作用し、タッピンねじ1の緩みを防
止する結果となる。特に、めねじが温度によって収縮す
るような環境下での使用(高温下での使用)に際して
は、樹脂材の温度膨張によりめねじの隆起部先端が第2
フランク面2dにまで及び、さらなる接触抵抗の増大を
得る結果となる。
【0017】一方、ねじ山2の高さの比較的高い本タッ
ピンねじ1においては、ねじ山2の先端を極端に尖らせ
ると、転造によるねじ山2成形時にねじ山2の先端まで
素材が流動し難い。従ってねじ山2の先端に平坦部2a
を形成し、ねじ山2の成形を容易にすると同時に、ねじ
山2の強度を高めている。この平坦部2aの幅は、ねじ
山2のピッチの約12.5%とすることが理想的であ
り、このことによって理想的なねじ山2の高さを得るこ
とができ、しかも、ねじ山2成形時に形状に欠陥のない
理想的なねじ山2を成形することが可能となる。
【0018】次に本発明に係るタッピンねじの他の実施
例について述べる。図5において5は本発明に係るタッ
ピンねじの他の実施例であり、上記タッピンねじ1同
様、ドライバビットの係合する駆動穴を有するねじ頭部
5aと、このねじ頭部5aと一体成形され、外周に螺旋
状にねじ山6の形成されたねじ部5bとから構成され
る。
【0019】このねじ部5bにおけるねじ山6の形状
は、上述のタッピンねじ1と全く同様、ねじ山6の全高
に対してねじ山頂よりねじ軸半径方向に50%〜70
%、好ましくは60%の高さを有し、フランク角が15
°に設定された第1フランク面6bと、この第1フラン
ク面6bに連続してねじ谷部7に及ぶ高さを有し、その
フランク角は20°である第2フランク面6cとを連続
的に連ね、これを対象配置した形状であり、ねじ山頂部
にはねじ山6のピッチの12.5%の長さを有する平坦
部6aが形成されている。ただし、このタッピンねじ5
におけるねじ谷部7はねじ軸線に沿った断面形状が図6
に示すようにV字状をなしており、その開度は155°
に設定されている。
【0020】上述のタッピンねじ5はねじ素材をタッピ
ンねじ5のねじ山6に対応する形状の溝が形成された図
示しない2枚のダイプレート間に挾持し、ダイプレート
を相対移動することにより素材を回転させて素材外周に
螺旋状にねじ山を成形する、いわゆる転造工程によって
製造される。前記タッピンねじ5においてねじ谷部7に
角度を設けると、転造工程におけるダイプレートのタッ
ピンねじ5のねじ谷部7に対応する位置に山部(図示せ
ず)が形成され、転造時に、ねじ素材に食い込むダイプ
レートの体積が増加するとともに、ダイプレートの食い
込みによって押し分けられた素材が山部の傾斜面(図示
せず)に沿って容易に流動し、ダイプレートの雄ねじ成
形溝内に流入する。
【0021】尚、本実施例及び他の実施例において第1
フランク面のフランク角を15°としたが、このフラン
ク角の実質上効果を生ずる範囲は10°〜15°であ
り、15°は理想値として取り上げたに過ぎない。ま
た、第2フランク面のフランク角についても同様であ
り、第2フランク面のフランク角は20°〜30°の範
囲内で充分な効果を生じ、理想値として20°を取り上
げたに過ぎない。さらに、ねじ山頂部の平坦部はピッチ
の12.5%の長さとしたが、実際は16%以下であれ
ば実用に充分耐えるねじ山を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上構成及び作用を詳述したように、本
発明のタッピンねじは、フランク角が15°のフランク
面と、フランク角が20°のフランク面を連続して対象
に配置した形状のねじ山を有するため、めねじからタッ
ピンねじのねじ山に作用する接触抵抗を大きくすること
が可能になり、締結後のタッピンねじの緩みを防止する
ことができるものである。また、本発明のタッピンねじ
はねじ山の角度を小さくすることによって谷幅を大きく
設定できるため、めねじの強度を向上することが可能と
なり、樹脂材の割れ等の発生を防止することができ、柔
軟性の高い樹脂材から比較的割れ等を生じ易い高剛性の
樹脂材に至るまで、多種類の樹脂材に幅広く適用するこ
とができるとともに、めねじ強度の向上にともなって、
タッピンねじの最大締付けトルクの向上をはかることが
でき、樹脂材の強力な締結を得ることが可能となるもの
である。さらに、本発明のタッピンねじは、ねじ軸線に
沿った断面形状がねじ谷部でV字様をなすように構成す
ることによって、転造による製造工程において素材の流
動性が向上し、ねじ山の高さが通常のねじに比較して高
いにもかかわらず、ねじ山の成形を容易かつ安定して行
うことができるといつた効果をも奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るタッピンねじの実施例の正面図
である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図1の要部拡大断面図である。
【図4】 図1のタッピンねじを樹脂材にねじ込んだ際
のタッピンねじとめねじとの噛合状態を示す要部断面拡
大図
【図5】 本発明に係るタッピンねじの他の実施例の正
面図である。
【図6】 図5の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 タッピンねじ 1a ねじ頭部 1b ねじ部 2 ねじ山 2a 平坦部 2b 第1フランク面 2c ねじ谷部 2d 第2フランク面 5 タッピンねじ 5a ねじ頭部 5b ねじ部 6 ねじ山 6a 平坦部 6b 第1フランク面 6c 第2フランク面 7 ねじ谷部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ねじ山のねじ軸線に沿った断面形状が、フ
    ランク角が10°〜15°の第1フランク面とフランク
    角が20°〜30°の第2フランク面とを連続的に連ね
    これを対称配置した形状であり、第1フランク面の占め
    る割合をねじ山の全高に対して60%としたことを特徴
    とするタッピンねじ。
  2. 【請求項2】ねじ谷部のねじ軸線に沿った断面形状がV
    字状を成すように成形したことを特徴とする請求項1に
    記載のタッピンねじ。
JP9685194A 1994-03-29 1994-03-29 タッピンねじ Pending JPH07269542A (ja)

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JP9685194A JPH07269542A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 タッピンねじ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9685194A JPH07269542A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 タッピンねじ

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ID=14175999

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