JPH0726750U - クリームはんだのレオロジー特性解析装置 - Google Patents

クリームはんだのレオロジー特性解析装置

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JPH0726750U
JPH0726750U JP5965393U JP5965393U JPH0726750U JP H0726750 U JPH0726750 U JP H0726750U JP 5965393 U JP5965393 U JP 5965393U JP 5965393 U JP5965393 U JP 5965393U JP H0726750 U JPH0726750 U JP H0726750U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cream solder
container
temperature sensor
stirrer
stirring
Prior art date
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Pending
Application number
JP5965393U
Other languages
English (en)
Inventor
太郎 松岡
悦子 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Filing date
Publication date
Application filed by THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD. filed Critical THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority to JP5965393U priority Critical patent/JPH0726750U/ja
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 容器2内のクリームはんだ1に圧力を加えて
円管3から吐出させる。容器2内のクリームはんだ1を
回転軸5に取りつけた攪拌ヘラ6で攪拌する攪拌機を備
える。特徴は温度センサー7を攪拌機の回転軸5内に埋
設したこと。 【効果】 攪拌機の攪拌ヘラを温度センサーに関係なく
十分な大きさにすることができるため、容器内のクリー
ムはんだを全体的にむらなく攪拌することができ、クリ
ームはんだのレオロジー特性の解析に必要な測定を正確
に行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリント配線板への電子部品の実装などに用いられるクリームはん だのレオロジー特性解析装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プリント配線板に電子部品を実装する場合には通常、プリント配線板のパッド にクリームはんだをスクリーン印刷等により塗布し、その上に電子部品のリード を載せた後、リフロー炉で加熱してパッドとリードをはんだ付けしている。プリ ント配線板にクリームはんだを良好に印刷するためには、パッドの大きさ等に応 じて最適な印刷条件を設定することが重要であり、そのためには使用するクリー ムはんだのレオロジー特性を予め把握しておく必要がある。
【0003】 従来のクリームはんだのレオロジー特性解析装置を図3に示す。この装置は、 容器2に入れたクリームはんだ1を、容器2内に加圧空気を供給することにより 加圧し、容器2の下端に設けた一定内径、一定長さの円管3からクリームはんだ を吐出させ、吐出したクリームはんだの体積流量Qと、加えた圧力Pとの関係を 測定して、その結果からレオロジー特性を求めるものである。
【0004】 クリームはんだは、はんだ粉末とフラックスの混合流体であるため、良く攪拌 しないと組成にむらが生じやすい。クリームはんだの組成にむらがあると、容器 2内に圧力をかけて円管3から出てくるクリームはんだの流量Qを測定したとき に、測定値にバラツキが出る。このバラツキをなくすため、この装置には攪拌機 が装備されている。攪拌機は、モーター4により回転する回転軸5の下部に攪拌 ヘラ6を取りつけたもので、攪拌ヘラ6の回転によりクリームはんだ1をかき回 すことにより、クリームはんだ1の組成をできるだけ均一に保つものである。
【0005】 また、クリームはんだの粘度は温度によって大きく変化するため、測定に際し てはクリームはんだの温度を厳密に管理する必要がある。このため、この装置に は、容器2内のクリームはんだ1の温度を検出する温度センサー7が設置されて おり、この温度センサー7で検出した温度に基づき、図示しない加熱手段および 冷却手段を制御して、測定中、クリームはんだ1の温度が一定に保たれるように なっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の装置は、攪拌ヘラ6が温度センサー7とぶつからないように、温度セン サー7を容器1の壁の近くに設置し、攪拌ヘラ6を温度センサー7に接触しない 大きさにしている。しかしこの構造では、容器2の壁の近くにクリームはんだを 攪拌できない領域ができるため、円管3に、よく攪拌されたクリームはんだが流 入したときと、攪拌されないクリームはんだが流入した時とでは、流量Qの測定 値が異なってくる。このため従来の装置では、攪拌を行っても、測定精度をある 程度以上向上させることは困難であった。
【0007】 本考案の目的は、容器内のクリームはんだを全体的に攪拌できるようにして測 定精度を高めたクリームはんだのレオロジー特性解析装置を提供することにある 。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本考案は、クリームはんだを入れる容器と、この容器 の下部に設けられたクリームはんだ吐出用の円管と、容器内のクリームはんだに 圧力を加える加圧手段と、容器内のクリームはんだの温度を検出する温度センサ ーと、容器内のクリームはんだを回転軸に取りつけた攪拌ヘラで攪拌する攪拌機 とを備えたものにおいて、前記温度センサーを攪拌機の回転軸内に埋設したこと を特徴とするものである。
【0009】
【作用】
このようにすると、攪拌ヘラの大きさが温度センサーによって制約されないた め、攪拌ヘラを十分大きくすることが可能となり、容器内のクリームはんだを全 体的にむらなく攪拌できるようになる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例を示す。図において、先に説明した図3と同一部分に は同一符号を付してある。この装置が図3の装置と異なる点は、温度センサー7 を攪拌機の回転軸5内に埋設し、攪拌ヘラ6を容器2の壁際まで攪拌できるよう な大きさとしたことである。
【0011】 温度センサー7を攪拌機の回転軸5内に埋設すると、温度センサー7も回転軸 5と共に回転してしまうため、温度センサー7から外部への信号の取り出しは、 回転軸5の上部に絶縁筒を介して導体リング8を取りつけ、その導体リング8に 外部リード線10が接続されたブラシ9を接触させることにより行う。
【0012】 なお図1の構造では、温度センサー7からの信号の取り出し経路に、導体リン グ8とブラシ9の摺動接触部があるため、接触抵抗の変化により、検出信号が変 動する可能性がある。これを防止するためには図2のような構造を採用するとよ い。すなわち、回転軸5の上部外周にゼンマイ巻きにした弾性テープ電線11を 配置し、その弾性テープ電線11の内端と温度センサー7の出力端子とを回転側 コネクタ12により接続し、弾性テープ電線11の外端と外部リード線10とを 固定側コネクタ13により接続した構造である。
【0013】 この場合は、ゼンマイ巻きにした弾性テープ電線11の巻き締まり、巻きゆる みが可能な範囲で回転軸5を往復回転させることにより、クリームはんだの攪拌 を行うことになるが、摺動接触部がないため、信頼性の高い信号伝送が行うこと ができる。
【0014】
【考案の効果】 以上説明したように本考案によれば、攪拌機の攪拌ヘラを温度センサーに関係 なく十分な大きさにすることができるため、容器内のクリームはんだを全体的に むらなく攪拌することができ、クリームはんだのレオロジー特性の解析に必要な 測定を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るレオロジー特性解析装置の一実
施例を示す縦断面図。
【図2】 本考案の他の実施例を示す要部の横断面図。
【図3】 従来のレオロジー特性解析装置の縦断面図。
【符号の説明】
1:クリームはんだ 2:容器 3:円管 4:モーター 5:回転軸 6:攪拌ヘラ 7:温度センサー 8:導体リング 9:ブラシ 10:外部リード
線 11:弾性テープ電線 12:回転側コネ
クタ 13:固定側コネクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クリームはんだを入れる容器と、この容器
    の下部に設けられたクリームはんだ吐出用の円管と、容
    器内のクリームはんだに圧力を加える加圧手段と、容器
    内のクリームはんだの温度を検出する温度センサーと、
    容器内のクリームはんだを回転軸に取りつけた攪拌ヘラ
    で攪拌する攪拌機とを備えたものにおいて、前記温度セ
    ンサーを攪拌機の回転軸内に埋設したことを特徴とする
    クリームはんだのレオロジー特性解析装置。
JP5965393U 1993-10-12 1993-10-12 クリームはんだのレオロジー特性解析装置 Pending JPH0726750U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5965393U JPH0726750U (ja) 1993-10-12 1993-10-12 クリームはんだのレオロジー特性解析装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5965393U JPH0726750U (ja) 1993-10-12 1993-10-12 クリームはんだのレオロジー特性解析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0726750U true JPH0726750U (ja) 1995-05-19

Family

ID=13119383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5965393U Pending JPH0726750U (ja) 1993-10-12 1993-10-12 クリームはんだのレオロジー特性解析装置

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JP (1) JPH0726750U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013536953A (ja) * 2010-09-07 2013-09-26 サイール マヒール 対称共振器を有する流体特性測定装置
JPWO2013180245A1 (ja) * 2012-05-31 2016-01-21 天竜精機株式会社 粘度計

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JP2013536953A (ja) * 2010-09-07 2013-09-26 サイール マヒール 対称共振器を有する流体特性測定装置
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