JPH04260433A - 撹拌装置 - Google Patents

撹拌装置

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Publication number
JPH04260433A
JPH04260433A JP2313191A JP2313191A JPH04260433A JP H04260433 A JPH04260433 A JP H04260433A JP 2313191 A JP2313191 A JP 2313191A JP 2313191 A JP2313191 A JP 2313191A JP H04260433 A JPH04260433 A JP H04260433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stirring
container
temperature
temperature sensor
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP2313191A
Other languages
English (en)
Inventor
Keishin Furukawa
古川 敬信
Tadashi Satono
里野 正
Seiji Nomura
野村 聖次
Tasuke Akaana
太介 赤穴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Techno Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Techno Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Techno Engineering Co Ltd
Priority to JP2313191A priority Critical patent/JPH04260433A/ja
Publication of JPH04260433A publication Critical patent/JPH04260433A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容器の中に流体を入れ適
当な翼によって撹拌する装置に関するもので、特に反応
や物質、熱移動をともなうような混合装置や液体の濃縮
、精製、蒸留をおこなう遠心薄膜蒸発器などの撹拌装置
の容器内の温度測定に関するものである
【0002】
【従来の技術】従来の撹拌装置を図3により説明する。
【0003】図3は、液体を容器内に入れ、撹拌混合す
る装置である。
【0004】図3において、容器1には撹拌軸4が貫通
し容器内に設けられ、その撹拌軸4には撹拌翼5が容器
との隙間が小さくなるように近接して取付けられている
【0005】液体が高粘度の場合、撹拌翼の構造は液体
の撹拌翼への付着が生じ易いため、出来るだけ構造が簡
単なことが望ましい。
【0006】また容器1には液出口ノズル2が設けられ
  容器内の温度を測定する温度センサ−11も取付け
られている。この場合、温度センサ−11は容器内に挿
入して取付けられるため、この部分は撹拌翼5が温度セ
ンサ−11に接触しないように切りかかれている。
【0007】このように構成されているので、容器内の
温度は温度センサ−6により計測されるが、つぎのよう
な問題がある。すなわち、 1)撹拌翼5が切りかかれているため、この部分はデッ
ドスペ−スが生じ、撹拌されにくい。
【0008】2)撹拌翼5の切りかき部分が強度的に弱
くなるため、補強を入れる必要があるが、この場合、構
造が複雑になりやすい。
【0009】3)撹拌翼5を切りかくために、構造上温
度センサ−11の数が限られてくる。
【0010】4)温度センサ−11と撹拌翼5とが接触
する不具合が生じやすくなる。
【0011】5)温度センサ−11の太さが実質的に制
限されるため、容器内に深く挿入すると撹拌の流体反力
で曲がる恐れがある。
【0012】6)5)項のため挿入長さを短くすると、
温度センサ−11が外部の温度の影響を受け、測定精度
が悪くなる。
【0013】等の問題があった。
【0014】さらに、他の従来技術を図4に示す。構成
は図3とほぼ同ーであるが、容器1上方部より原料であ
る液体が供給され、容器1内にある液体は容器の壁を下
方に流下し、その間に撹拌翼5の遠心力で薄膜状にさせ
、液体中に存在するある物質を蒸発、濃縮させる装置で
ある。
【0015】この装置の場合は、図3のように撹拌翼を
切りかいて、温度センサーを挿入する方法もとられてい
る場合もあるが、前述の図3の問題点に加え、切りかき
部の全周にわったて液膜が形成されないという致命的な
欠点が生じるため、一般的には容器底部で温度を測定す
るのみであった。
【0016】この装置の場合、液体入り口から底部まで
落下する間に徐々に蒸発していくため、液性状は刻々と
変化し、場合によっては液体で入り粉体で底部に排出さ
れる場合もある。
【0017】このような複雑な挙動をするため、容器内
の縦方向に液体の温度を測定し、操作条件のコントロー
ルを行なうことが希望されていたが、これに供する装置
が実質的になかった。
【0018】また、図3、図4共通の問題として、容器
と撹拌翼の隙間が小さいため、両者が運転中の何らかの
異常で接触しトラブルが発生する可能性があったが、こ
れの予防装置は特に設けられていなかった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、容器
内の温度を精度よく、かつ任意の場所で測定することに
関して配慮がされておらず、上述のような不具合点があ
った。
【0020】本発明の目的は、容器内の任意の複数個の
位置の温度を簡単に測定し、これを運転条件のデータと
して活用したり、また容器と撹拌翼の接触の可能性を事
前に検知し、トラブルを未然に防ぐ撹拌装置を提供する
事にある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、撹拌軸の容器外の部分に、温度記録計を取付け、そ
の記録計から撹拌軸を貫通して設けられた穴を通して配
線を容器内に設け、撹拌軸や撹拌翼の任意の位置にー個
または複数個の温度センサーの検出端を取付けることに
より、達成される。
【0022】
【作用】上記のように構成されるので、温度センサーの
検出端で検出された温度は配線を通って温度記録計に伝
達され、記録計に入ったデータはたとえば無線信号発信
器で、連続的に外部とりだされる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1、図2により
説明する。
【0024】図1において、1は容器、3は撹拌軸4と
撹拌翼5を回転させる駆動装置である。撹拌軸4には配
線7a〜7cを通すため、温度記録計8が取り付けられ
ている部分から容器内の任意の部分まで貫通穴10が貫
通して設けられている。検出端6aは容器の底部の液体
温度を、6bは容器の中央部の液体温度測定と撹拌翼と
容器とが接触する前に、事前に検知する目的で翼の先端
に取付けられている。6cは液の上部温度測定および液
面を監視する目的で容器の上部付近に取付けられている
【0025】温度記録計8は半導体メモリーにデータ収
集を行なう方式のもの、あるいは打点記録計などチャー
ト紙をもちいる方式のものなどを使用し、電源はアルカ
リ乾電池などを採用している。
【0026】このように構成されるので、本実施例によ
れば、容器1に液体が投入されると容器内の温度が鉛直
方向に測定されるので所要の液面が測定できる。
【0027】また、運転中に各点の温度が測定できるた
め、容器内の撹拌状態が監視でき適切な操作条件を選定
できる。たとえば、反応が進むと反応熱により温度が上
昇するような液体の場合、液体の温度を測定することに
より、該測定される液体の温度を一定にするようジャケ
ット(図示せず)温度をコントロールする。
【0028】運転終了後の液出口ノズル2からの液体排
出においては温度を監視しておれば、液面の変化および
排出終了が確認できる。
【0029】これらの温度は容器内に検出端が浸ってい
るため外気の熱影響を受けず、このため精度が高い。さ
らに撹拌翼に切欠きが不要のため、容器全体の効率の良
い撹拌操作が可能であり、撹拌翼の強度が増大し信頼性
が向上する。
【0030】温度センサーの検出端が複数個取付けられ
るので、運転中にどれか故障した場合、他の検出端でカ
バー出来るため、運転に支障がでない。
【0031】次に、図2において、他の実施例を説明す
る。図2の基本構成及び機能は図4にて説明したため省
略する。また6、7、8の構成についても図1で説明し
たので省略する。
【0032】このように構成されているので、本実施例
によれば、上部より容器内に入った液体が蒸発しながら
下方に排出される間の任意の位置の液体温度が測定でき
るので、最適の温度条件が見出せやすく、コントロール
も容易である。特に、内部温度が液体から固体(粉体)
に相変化するような場合、その相変化の位置が判明でき
、その結果より撹拌翼の構造を液相および固相に最適に
選定できる。
【0033】また図1で説明したように、容器と撹拌翼
の接触を事前に検知し、装置を保護することも可能であ
る。
【0034】また各々の温度を比較すれば容器器内が均
一に撹拌混合されているか確認でき、必要に応じて撹拌
翼の構造を適切に選定することも可能である。
【0035】上記実施例において、配線7は貫通穴10
に通さず軸の表面に沿ってもよい。また目的によっては
温度のみだけでなく、圧力などを検出する検出端を取り
付けることも可能である。さらん容器内には液体だけで
なく、固体(粉体)のようなものが入っても初期の目的
を達成できる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、以上説明したように構
成されているので、容器内にデッドスペースを生じさせ
ないで、撹拌装置における容器内の温度を任意の位置で
任意の数だけ正確に測定し、精度の高い操作条件での運
転が可能で、かつ撹拌翼の接触保護ができるなどの効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である撹拌装置の縦断面図で
ある。
【図2】本発明の他の実施例である遠心薄膜蒸発器の縦
断面図である。
【図3】従来の撹拌装置の縦断面図である。
【図4】従来の遠心薄膜蒸発器の縦断面図である。
【符号の説明】
1…容器、2…液出口ノズル、3…駆動装置、4…撹拌
軸、5…撹拌翼、6…検出端、7…配線、8…温度記録
計、9…液、10…貫通穴、11…温度センサー。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を容器内部に保有し、撹拌する装置に
    おいて、前記撹拌装置の缶内と缶外とを貫通する撹拌軸
    を通過させて、容器内部の温度を測定する温度センサ−
    を設けたことを特徴とする撹拌装置
  2. 【請求項2】前記温度センサーは、温度センサ−の検出
    端を撹拌翼が液体中へ浸っている部分に−個または複数
    個設け、内部液体温度を測定するように構成したことを
    特徴とする請求項1記載の撹拌装置。
  3. 【請求項3】前記温度センサーは、温度センサ−の検出
    端を−個または複数個撹拌容器の内部の気相部に設け、
    内部の気相温度を測定するように構成したことを特徴と
    する請求項1記載の撹拌装置。
  4. 【請求項4】前記温度センサーは、温度センサ−の検出
    端を遠心薄膜蒸発器の液膜を形成させる撹拌翼に設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の撹拌装置。
  5. 【請求項5】液体を容器内部に保有し、撹拌する装置に
    おいて、撹拌軸の缶外部に温度測定デ−タを記録する記
    録計を設け、撹拌軸に取付けられた撹拌翼と温度センサ
    −及び記録計とを撹拌軸と一体で回転させるように構成
    したことを特徴とする撹拌装置の温度測定装置。
  6. 【請求項6】前記温度センサーは、温度センサーの検出
    端を撹拌翼から缶壁側に必要な長さ突出させて構成した
    ことを特徴とする請求項2ないし請求項5記載の撹拌装
    置。
  7. 【請求項7】前記温度センサーは、温度センサーの検出
    端を複数個、鉛直方向に並べ取付け、その検出温度差に
    より内部液面レベルを測定するように構成したことを特
    徴とする請求項2ないし請求項5記載の撹拌装置。
JP2313191A 1991-02-18 1991-02-18 撹拌装置 Pending JPH04260433A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007209959A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Kajiwara Kogyo Kk 撹拌装置
CN103990400A (zh) * 2014-04-25 2014-08-20 贵州三泓药业股份有限公司 一种自动加料的糖化锅及其糖化工艺
CN106423025A (zh) * 2016-11-30 2017-02-22 南京睿宇物联网科技有限公司 一种应用于重氮化反应的搅拌釜
EP3318311A1 (de) 2016-11-08 2018-05-09 Buss-SMS-Canzler GmbH Dünnschichtbehandlungsvorrichtung

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