JPH0726746B2 - 空調システム - Google Patents

空調システム

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JPH0726746B2
JPH0726746B2 JP28369090A JP28369090A JPH0726746B2 JP H0726746 B2 JPH0726746 B2 JP H0726746B2 JP 28369090 A JP28369090 A JP 28369090A JP 28369090 A JP28369090 A JP 28369090A JP H0726746 B2 JPH0726746 B2 JP H0726746B2
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JP
Japan
Prior art keywords
air
pollen
filter
conditioning
air passage
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP28369090A
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English (en)
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JPH04158134A (ja
Inventor
五郎 榎本
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Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Original Assignee
Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takasago Thermal Engineering Co Ltd filed Critical Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は特にスギ花粉によるアレルギー症を防止するた
めの空調システムに関する。
(従来の技術) 従来の空調システムでは、汚染源たる花粉及びそれに付
着する微生物を捕捉の対象としていないので、外気取入
口に連なる外気導入用風路には一般の空調・換気用フィ
ルタが介設されているのみであり、特に2〜3月頃には
空調・換気を行っている空間内にも一般の空調・換気用
フィルタを通過したスギ花粉が流入して浮遊する。
(発明が解決しようとする課題) したがって、この空間内に居る者は、スギ花粉が浮遊す
る季節になると、マスクをしてスギ花粉を吸い込まない
ようにするか、スギ花粉によるアレルギー症に罹っても
それを我慢していた。
(課題を解決するための手段) 本発明は空調・換気を行っている空間内に花粉が流入し
ないようにした空調システムを提供するもので、外気取
入口に連なる外気導入用風路に介設されるエアフィルタ
を、一般の空調・換気用フィルタと花粉除去用フィルタ
とで構成し、花粉総飛散数及び花粉飛散開始日の予測に
相関式を利用して、該相関式の結果により該一般の空調
・換気用フィルタと該花粉除去用フィルタとを切換える
ようにしたことを特徴とする。
(作 用) 本発明は上記構成によるもので、これによれば、花粉総
飛散数及び花粉飛散開始日を計算する相関式により、罹
病する程度の花粉が浮遊する季節を予測し、これにより
外気取入口に連なる外気導入用風路に介設されるエアフ
ィルタを一般の空調・換気用フィルタから花粉除去用フ
ィルタに切換えて、空調・換気を行っている空間内に花
粉が流入するのを防ぐことができるので、該空間内に居
る者が、花粉によるアレルギー症に罹ることがない。
(実施例) 次に本発明の空調システムを空調・換気対象室に適用し
た場合の実施例を図面に基づいて説明する。
図面で1は空調機で、外気取入口2に外気導入用風路3
を介して連なり、空気吹出口4に空調用空気供給風路5
を介して連なる。
該外気導入用風路3には、温度検出器6と湿度検出器7
が設けられ、さらにそれらの下流側の2又に分岐された
分岐風路の一方3aには、一般の空調・換気用フィルタ8
と風路切換用ダンパ9とが介設され、他方3bには、スギ
花粉除去用フィルタ10と風路切換用ダンパ11とが介設さ
れる。
該空調用空気供給風路5には、風量調整用ダンパ12が介
設される。
13は排風機で、空気吸込口14に空調用空気排出風路15を
介して連なり、排気口16に排気風路17を介して連なる。
該排気風路17には、風量調整用ダンパ18が介設される。
19は空調用コンピュータで、前記温度検出器6、前記湿
度検出器7からの信号を得て、演算し、前記風路切換用
ダンパ9、前記風路切換用ダンパ11に切換信号を与え
る。
この切換信号は下記の2つの相関式の計算結果に基づい
て与えられる。
[スギ花粉総飛散数の予測に採用する相関式] Y=87.3TM−502.2RH+36275.8 …… ここで、Yはスギ花粉総飛散数[個/cm2]、TMは前年7
月5日乃至25日の平均気温[℃]、RHは前年7月5日乃
至25日の相対湿度[%]である。
[スギ花粉飛散開始日の予測に採用する相関式] Y=−0.1606X+96.83 …… ここで、Yは1月1日から飛散開始日までの日数、Xは
1月毎日の最高気温の積算値である。
本実施例では、風路切換用ダンパ9から風路切換用ダン
パ11に切換える指標として、式により計算したスギ花
粉総飛散数の予測値が1000個/cm2以上、スギ花粉飛散開
始日の予測値−5日を採用した。1000個/cm2以上を採用
した理由は、1000個/cm2で感じる人は、過敏症の人と断
定したからであり、スギ花粉飛散開始日の予測値−5日
を採用したのは5日の余裕をみたからである。
また本実施例では、風路切換用ダンパ11から風路切換用
ダンパ9に切換える指標として、風路切換用ダンパ9か
ら風路切換用ダンパ11に切換えられた後1700時間を採用
した。1700時間を採用した理由は、スギ花粉が飛散し始
めてから終了するまでの時間に若干の余裕をみたからで
ある。
上記構成の本実施例によれば、温度検出器6により検出
された外気の温度信号と、湿度検出器7により検出され
た外気の湿度信号が空調用コンピュータ19に入力されて
ここで記憶され、該空調用コンピュータ19では、記憶さ
れたデータの中から前記相関式に必要なデータが抽出さ
れ、その抽出されたデータにより相関式を計算し、その
計算値より制御データを得る。
この制御データに基づいて、空調用コンピュータ19から
風路切換用ダンパ9、風路切換用ダンパ11に切換え信号
を送り、風路を切換え、一般の空調・換気用フィルタ8
とスギ花粉除去用フィルタ10の切換えを行なう。
上記制御により、スギ花粉飛散開始予測日の5日前から
外気導入用風路3は、分岐風路3bを介する風路となり、
スギ花粉除去用フィルタ10によってスギ花粉が補集さ
れ、1700時間(約71日)後に分岐風路3aを介する通常の
風路となる。
尚、スギ花粉除去用フィルタ10の寿命を長くするため、
スギ花粉の少ない雨の日は、外気導入用風路3は、分岐
風路3aを介する通常の風路となるようにした。すなわち
雨の日は、湿度検出器7により検出される外気の湿度が
95%以上となるので、この値により空調用コンピュータ
19は、風路切換用ダンパ9を開き、風路切換用ダンパ11
を閉じるように制御する。
尚、スギ花粉を補集したスギ花粉除去用フィルタ10から
スギ花粉が再飛散してスギ花粉症の発生期間が長くなる
虞があるので、適当な時期にスギ花粉除去用フィルタ10
を交換するか、洗浄によって補集したスギ花粉をスギ花
粉除去用フィルタ10から取り除く必要がある。
尚、上記実施例では、空調機1を用いたが、これの代わ
りに換気だけを行なうための送風機を用いても良い。
(発明の効果) このように本発明によるときは、相関式による罹病する
程度の花粉が浮遊する季節を予測し、これに基づいて外
気導入用風路に介設されるエアフィルタを、一般の空調
・換気用フィルタからと花粉除去用フィルタに切換える
ようにしたので、空調・換気を行っている空間内に花粉
が流入するのを防ぐことができ、該空間内に居る者が、
花粉によるアレルギー症に罹るようなことがなくなる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施の1例を示す説明線図である。 1……空調機 2……外気取入口 3……外気導入用風路 8……一般の空調・換気用フィルタ 10……スギ花粉除去用フィルタ10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外気取入口に連なる外気導入用風路に介設
    されるエアフィルタを、一般の空調・換気用フィルタと
    花粉除去用フィルタとで構成し、花粉総飛散数及び花粉
    飛散開始日の予測に相関式を利用して、該相関式の結果
    により該一般の空調・換気用フィルタと該花粉除去用フ
    ィルタとを切換えるようにしたことを特徴とする空調シ
    ステム。
JP28369090A 1990-10-22 1990-10-22 空調システム Expired - Lifetime JPH0726746B2 (ja)

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JP28369090A JPH0726746B2 (ja) 1990-10-22 1990-10-22 空調システム

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JP28369090A JPH0726746B2 (ja) 1990-10-22 1990-10-22 空調システム

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JPH04158134A JPH04158134A (ja) 1992-06-01
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EP3394519B8 (en) 2015-12-24 2020-04-01 Koninklijke Philips N.V. Air purifier with extended humidity working range

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JPH04158134A (ja) 1992-06-01

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