JPH07266558A - インクジェットプリンターの印字ヘッド駆動用半導体集積回路 - Google Patents

インクジェットプリンターの印字ヘッド駆動用半導体集積回路

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JPH07266558A
JPH07266558A JP6345194A JP6345194A JPH07266558A JP H07266558 A JPH07266558 A JP H07266558A JP 6345194 A JP6345194 A JP 6345194A JP 6345194 A JP6345194 A JP 6345194A JP H07266558 A JPH07266558 A JP H07266558A
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JP
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charging
resistance
discharging
field effect
effect transistor
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JP6345194A
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Masanobu Kume
昌伸 久米
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 充電抵抗103と放電抵抗104と充電用電
界効果トランジスタ101と放電用電界効果トランジス
タ102とを半導体集積回路に内蔵し、且つ充電抵抗1
03と放電抵抗104との抵抗値の温度依存性は充電用
電界効果トランジスタ101放電用電界効果トランジス
タ102の温度依存性よりも小さいことを特徴とするイ
ンクジェットプリンターの印字ヘッド駆動用半導体集積
回路。 【効果】 インクジェットプリンターの印字ヘッドのイ
ンク吐出性能が安定し、半導体集積回路に温度が上昇し
ても、インクジェットプリンターの印字ヘッドを駆動す
る駆動出力波形をほぼ一定に保ち、常に高品質な印字条
件を提供することが可能となり、且つ部品コストと実装
コストもを下げることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
ターの印字ヘッドを駆動する半導体集積回路(以下ドラ
イバーICと記載する)の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に印字ヘッド材料としてピエゾな
ど圧電素子を加工するインクジェットプリンターにおい
て、インクジェットプリンターの印字性能は、印字ヘッ
ドの加工精度や構造による印字ヘッド自身の性能に加
え、印字ヘッドの電気的な駆動方法によっても大きく変
化する。
【0003】印字ヘッドの電気的な駆動方法としては、
圧電素子を加工して作るインク室にインクを溜めて電圧
を印加し、圧電素子を変形することでインク室の容積が
減少し、溜まっているインクを吐出する駆動方法(以
下、押し打ちと記載する)である。
【0004】または圧電素子に電圧を印加し、インク室
の容積を増加してインク室にインクを充填し、その後電
圧をオフすることでインク室の容量が減少し、インクを
吐出する駆動方法(以下、引き打ちと記載する)などが
ある。
【0005】いずれの駆動方法においても、圧電素子を
どのように変形するかということが印字性能を大きく左
右することになる。
【0006】図5は従来例であるインクジェットプリン
ターの印字ヘッドを駆動する半導体集積回路の出力部の
回路図である。図5を用いて出力部の回路構成を説明す
る。
【0007】インクジェットプリンタの印字ヘッドの等
価回路は、図5で示す第1の静電容量505、第2の静
電容量506、第3の静電容量507、第4の静電容量
508として表すことが出来る。
【0008】第1の静電容量505と第2の静電容量5
06とは充電用電界効果トランジスタ501と放電用電
界効果トランジスタ502とで駆動する吐出チャンネル
であり、第3の静電容量507と第4の静電容量508
とはそれぞれとなりの吐出チャンネルを表している。
【0009】ドライバICに内蔵している充電用電界効
果トランジスタ501と放電用電界効果トランジスタ5
02とはそれぞれ外付けの充電抵抗503と放電抵抗5
04とを介し、第1の静電容量505と第2の静電容量
506とに接続している。
【0010】インクジェットプリンターの印字ヘッドの
第1の静電容量505と第2の静電容量506と第3の
静電容量507と第4の静電容量508との静電容量値
は圧電素子材料を加工するときの構造により依存する
が、一般的に数百ピコファラッドから数万ピコファラッ
ドの容量値を示す。
【0011】ドライバーICに外付けしている充電抵抗
503と放電抵抗504の抵抗値はインクジェットプリ
ンターの印字ヘッドの第1の静電容量505と第2の静
電容量506とを充放電する時定数を決め、インクジェ
ットプリンターの印字ヘッドを変形する条件を決定す
る。
【0012】次に図5を用いて出力部の駆動方法を説明
する。例えば押し打ちの場合、駆動信号の入力端子50
9に駆動信号としてハイが入力すると、放電用電界効果
トランジスタ502がオンし第1の静電容量505と第
2の静電容量506とは、放電状態となる。
【0013】つぎに駆動信号がハイからローに変化する
と、第1の静電容量505と第2の静電容量506は充
電抵抗503の抵抗値と第1の静電容量505と第2の
静電容量506との容量値により決定する時定数で充電
し、圧電素子であるインクジェットプリンターの印字ヘ
ッドが変形することによりインクを吐出する。
【0014】また駆動信号がローからハイに変化する
と、放電抵抗504の抵抗値と、第1の静電容量505
と第2の静電容量506との容量値とにより決定する時
定数で放電し、もとの状態に戻る。
【0015】インク吐出の駆動方法として、例えばイン
クを吐出する時に瞬時に印字ヘッドを変形しインク吐出
後ゆっくりともとの状態に戻す場合は、充電抵抗503
の抵抗値はなるべく小さくして瞬時に印字ヘッドを充電
し、放電抵抗504の抵抗値はなるべく大きくし時間を
かけて印字ヘッドを放電する。
【0016】上記記載の内容は、ひとつの吐出チャネル
だけの説明であるが実際のインクジェットプリンターの
印字ヘッドは、48から64のインクの吐出チャンネル
を持っており、外付けの充電抵抗と放電抵抗だけでも9
6から128個となる。
【0017】したがって例えば64の吐出チャネルを有
する印字ヘッドの場合は、おのおの64個の充電用電界
効果トランジスタと放電用電界効果トランジスタとを有
するドライバーICと、64個の充電抵抗と、64個の
放電抵抗とを印字ヘッド上に搭載すると実装面積が増大
して、印字ヘッドそのものが大きくなり実用的ではなく
なる。
【0018】よって別の基板上にこれらの駆動回路を搭
載し、電源用の配線も含めると130本以上のFPC等
のフラットケーブルを使って印字ヘッドに接続すること
となる。
【0019】しかし130本以上の配線をFPC等で接
続することは信頼性を下げることや、コネクターやFP
Cの部品単価が上がり製造コストを引き上げるという課
題が発生する。
【0020】これらの課題を解決するため、充電抵抗と
放電抵抗とをドライバーICに内蔵することが考えられ
ている。充電抵抗と放電抵抗とをドライバーICに内蔵
することで実装面積が縮小し、印字ヘッド上にドライバ
ーICを実装することが可能となり、またFPCやコネ
クターの極数が減り、信頼性の向上とコストを下げるこ
とが可能となる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかし、充電抵抗と放
電抵抗とをドライバーICに内蔵すると、充放電時に流
れる電流により、ドライバーICチップ内で熱が発生
し、ドライバーICのチップ温度が上昇する。
【0022】また、そのドライバーICのチップ温度の
上昇は、印字データによっても変わってくる。
【0023】例えば、64チャンネルのインクジェット
印字ヘッドにおいて、64チャンネルすべてのチャンネ
ルを駆動する場合と、数チャンネルを駆動するのでは、
流れる電流量が違うためドライバーICのチップ温度の
上昇に差が出る。
【0024】したがってドライバーICを構成する充電
用電界効果トランジスタや放電用電界効果トランジスタ
のオン抵抗と、同じくドライバーICを構成する充電抵
抗や放電抵抗との温度特性により、充放電時の時定数が
温度によって変化してしまい、印字にムラがでるという
課題がある。
【0025】本発明の目的は上記課題を解決し、ドライ
バーICは充電抵抗と放電抵抗と充電用電界効果トラン
ジスタと放電用電界効果トランジスタとを有し、ドライ
バーICの温度の変化に対しても充放電時の時定数がほ
とんど変化せず印字のムラのないインクジェットプリン
ターの印字ヘッド駆動用半導体集積回路を提供すること
である。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明ではインクジェットプリンターの印字ヘッ
ドを駆動する半導体集積回路において、充電抵抗と放電
抵抗と充電用電界効果トランジスタと放電用電界効果ト
ランジスタとをドライバーICに内蔵し且つ、充電抵抗
と放電抵抗との温度依存性は充電用電界効果トランジス
タと放電用電界効果トランジスタとのオン抵抗の温度依
存性よりも小さいことを特徴とし、また充電抵抗と放電
抵抗とは充電用電界効果トランジスタと放電用電界効果
トランジスタとのオン抵抗の温度係数と相反する符号の
温度係数を有するポリシリコン抵抗で構成することを特
徴とする。
【0027】
【作用】半導体集積回路に内蔵する充電抵抗と放電抵抗
とは充電用電界効果トランジスタと放電用電界効果トラ
ンジスタとのオン抵抗の温度係数と相反する符号の温度
係数を有することで、半導体集積回路の温度変化に対し
て充放電時の時定数がほとんど変化せず印字ムラのない
インクジェットプリンターが可能となる。
【0028】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の実施例であるインクジェットプリン
ターの印字ヘッドを駆動する半導体集積回路の出力部を
示す回路図である。
【0029】インクジェットプリンタの印字ヘッドの等
価回路は、図1で示す第1の静電容量105、第2の静
電容量106、第3の静電容量107、第4の静電容量
108として表すことが出来る。
【0030】第1の静電容量105と第2の静電容量1
06とは充電用電界効果トランジスタ101と放電用電
界効果トランジスタ102とで駆動する吐出チャンネル
であり、第3の静電容量107と第4の静電容量108
とはそれぞれとなりの吐出チャンネルを表している。
【0031】図1に示すインクジェットプリンターの印
字ヘッドの駆動信号を入力する入力端子109は充電用
電界効果トランジスタ101と放電用電界効果トランジ
スタ102のゲート端子に接続し、充電用電界効果トラ
ンジスタ101の一方の端子は電源VHに接続し、また
充電用電界効果トランジスタ101の他方の端子は充電
時の時定数を決定する充電抵抗103の一方の端子に接
続する。
【0032】さらに、放電用電界効果トランジスタ10
2の一方の端子は、グランドレベルに接続し、また放電
用電界効果トランジスタ102の他方の端子は放電時の
時定数を決定する放電抵抗104の一方の端子に接続す
る。
【0033】充電抵抗103の他方の端子と放電抵抗1
04の他方の端子とは互いに接続し、インクジェットプ
リンターの印字ヘッドの等価容量であり充電用電界効果
トランジスタ101と放電用電界効果トランジスタ10
2とにより駆動する第1の静電容量105の一方の端子
と第2の静電容量106の一方の端子に接続する。
【0034】第1の静電容量105の他方の端子と第2
の静電容量106の他方の端子はグランドに接続し、ま
たグランドはそれぞれとなりのインクの吐出チャンネル
である第3の静電容量107および第4の静電容量10
8に接続する。
【0035】充電用電界効果トランジスタ101と放電
用電界効果トランジスタ102と充電抵抗103と放電
抵抗104とはドライバーICに内蔵している。
【0036】本実施例では充電抵抗103と放電抵抗1
04とは、シート抵抗が1KΩ/□以下のポリシリコン
抵抗を用い、充電抵抗103は750Ωに設計し、放電
抵抗104は2250Ωに設計している。充電用電界効
果トランジスタ101と放電用電界効果トランジスタ1
02のオン抵抗は50Ωに設計し、静電容量105は6
80pFのインクジェット印字ヘッドの実施例である。
【0037】図2はポリシリコン抵抗のシート抵抗値の
温度に対する変化を示す図であり、20℃時のシート抵
抗値450Ω/□の第1のポリシリ抵抗201と、20
℃時のシート抵抗値680Ω/□の第2のポリシリ抵抗
202と、20℃時のシート抵抗値800Ω/□の第3
のポリシリ抵抗203と、20℃時のシート抵抗値10
00Ω/□の第4のポリシリ抵抗204と、20℃時の
シート抵抗値1500Ω/□の第5のポリシリ抵抗20
5と、20℃時のシート抵抗値2900Ω/□の第6の
ポリシリ抵抗206との温度に対する変化を示してい
る。
【0038】また図2に示すシート抵抗1KΩ/□以下
の第1から第4のポリシリ抵抗である201・202・
203・204は、20℃から100℃まで変化しても
変化率は10%以内であることがわかる。
【0039】しかし、シート抵抗1500Ω/□の第5
のポリシリ抵抗205と、シート抵抗2900Ω/□の
第6のポリシリ抵抗206は、20℃から100℃まで
変化で、10%以上の変化率となりシート抵抗値が大き
くなるにつれて抵抗値の変化率が大きくなることを現し
ている。
【0040】ここで、シート抵抗1KΩ/□の第4のポ
リシリ抵抗204を用いる場合、20℃時750Ωの充
電抵抗は、100℃で675Ωとなり、同じく20℃時
2250Ωの放電抵抗は、100℃で2025Ωとな
る。
【0041】また、図3は本発明の実施例である充電用
電界効果トランジスタと放電用電界効果トランジスタと
のオン抵抗の温度依存性の変化率を示す図である。
【0042】図3に示すように、図1に示す充電用電界
効果トランジスタ101のオン抵抗の温度依存性を現す
第1の特性曲線302は、20℃時に50Ωのものが、
100℃では36%増加して68Ωとなり、同様に図1
に示す放電用電界効果トランジスタ102のオン抵抗の
温度依存性を現す第2の特性曲線301は、20℃時に
50Ωのものが、100℃では46%増加して73Ωと
なるようすを示している。
【0043】ここで、20℃の時の図1に示す充電抵抗
103と充電用電界効果トランジスタ101のオン抵抗
との合成抵抗は750Ω+50Ω=800Ωとなり、ま
た同様に20℃の時の図1に示す放電抵抗104と放電
用電界効果トランジスタ102のオン抵抗との合成抵抗
は2250Ω+50Ω=2300Ωとなる。
【0044】また、100℃時の図1に示す充電抵抗1
03と充電用電界効果トランジスタ101のオン抵抗と
の合成抵抗は675Ω+68Ω=743Ωとなり、同様
に100℃時の図1に示す放電抵抗104と放電用電界
効果トランジスタ102のオン抵抗との合成抵抗は20
25Ω+73Ω=2098Ωとなる。
【0045】したがって、充電時の合成抵抗の変化率の
絶対値は20℃から100℃で7%となり、放電時の合
成抵抗の変化率の絶対値は20℃から100℃で9%と
なり時定数の変化に対してほとんど影響がなくなる。
【0046】図4は図1のA点におけるインクジェット
プリンターの印字ヘッドの駆動出力波形を示す図であ
る。第1の駆動出力波形401は本実施例におけるイン
クジェット印字ヘッド64チャンネルのうち1チャンネ
ルだけを駆動する場合であり、チップ温度は約28℃で
ある。
【0047】また、第2の駆動出力波形402は本実施
例におけるインクジェット印字ヘッド64チャンネルす
べてのチャンネルを駆動する場合であり、ドライバーI
Cのチップ温度は約100℃である。合成抵抗の温度依
存性が小さい為チップ温度28℃における第1の駆動出
力波形401と100℃における第2の駆動出力波形4
02とで大きな差は見られない。
【0048】さらに、第3の駆動出力波形403は、図
1に示す充電抵抗103と放電抵抗104とに拡散抵抗
を用い、インクジェット印字ヘッド64チャンネルすべ
てのチャンネルを駆動する場合であり、チップ温度は約
100℃である。温度が上昇と共に拡散抵抗の抵抗値も
高くなり第3の駆動出力波形403に遅延が生じインク
ジェットプリンターの印字ヘッドの駆動条件も変わって
しまうことがわかる。
【0049】このように充電時の合成抵抗と放電時の合
成抵抗との温度係数が小さくなることで、温度に対する
充放電時の時定数がほぼ一定となる。したがって、イン
クジェットプリンターの印字ヘッドのインク吐出性能も
安定し、ドライバーICに温度上昇が生じても常に高品
質な印字品質を保つことが可能となる。
【0050】充電抵抗103と放電抵抗104とは、充
電用電界効果トランジスタ101と放電用電界効果トラ
ンジスタ102とのオン抵抗に比べて大きいため、温度
依存性が十分小さければ、正の温度係数を持つ抵抗体と
負の温度係数を持つ抵抗体を組合わせて見かけ上、抵抗
体の温度係数を小さくする抵抗体でも本発明の効果を発
揮することは明らかである。
【0051】また本発明では出力用のトランジスタとし
て電界効果トランジスタを使用しているが、NPNまた
はPNP型のトランジスタを使用しても本発明の効果を
発揮することは明らかである。
【0052】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、充電用電
界効果トランジスタと放電用電界効果トランジスタと、
温度依存性の低い充電抵抗と放電抵抗とを半導体集積回
路に内蔵し、充電時の充電用電界効果トランジスタと充
電抵抗との合成抵抗と、放電時の放電用電界効果トラン
ジスタと放電抵抗との合成抵抗との温度係数が小さくな
ることで、温度に対する充放電時の時定数がほぼ一定と
なる。
【0053】したがって、インクジェットプリンターの
印字ヘッドのインク吐出性能も安定し、半導体集積回路
に温度が上昇しても、インクジェットプリンターの印字
ヘッドを駆動する駆動出力波形をほぼ一定に保ち、常に
高品質な印字条件を提供することが可能となり、且つ部
品コストと実装コストもを下げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるインクジェットプリンタ
ーの印字ヘッドの駆動する半導体集積回路の出力部の回
路図である。
【図2】本発明の実施例であるポリシリコン抵抗の温度
依存性を示す図である。
【図3】本発明の実施例である充電用電界効果トランジ
スタと放電用電界効果トランジスタとのオン抵抗の温度
依存性を示す図である。
【図4】本発明の実施例である駆動出力波形の温度依存
性を示す図である。
【図5】従来例であるインクジェット印字ヘッドの駆動
する半導体集積回路の出力部の回路図である。
【符号の説明】
101 充電用電界効果トランジスタ 102 放電用電界効果トランジスタ 103 充電抵抗 104 放電抵抗 105 第1の静電容量 106 第2の静電容量 107 第3の静電容量 108 第4の静電容量 109 駆動信号入力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/822

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子材料を印字ヘッドとするインク
    ジェットプリンターの印字ヘッドを駆動する半導体集積
    回路において、印字ヘッドの充放電の時定数を決定する
    充電抵抗と放電抵抗と充電用電界効果トランジスタと放
    電用電界効果トランジスタとを半導体集積回路に内蔵
    し、且つ充電抵抗と放電抵抗との温度依存性は充電用電
    界効果トランジスタと放電用電界効果トランジスタとの
    オン抵抗の温度依存性に比べて低温度依存性であること
    を特徴とするインクジェットプリンターの印字ヘッド駆
    動用半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 圧電素子材料を印字ヘッドとするインク
    ジェットプリンターの印字ヘッドを駆動する半導体集積
    回路において、印字ヘッドの充放電の時定数を決定する
    充電抵抗と放電抵抗と充電用電界効果トランジスタと放
    電用電界効果トランジスタとを半導体集積回路に内蔵
    し、且つ充電抵抗と放電抵抗とは充電用電界効果トラン
    ジスタと放電用電界効果トランジスタとのオン抵抗の温
    度係数と相反する符号の温度係数を有し、充電抵抗と充
    電用電界効果トランジスタとの合成抵抗の温度依存性
    と、放電抵抗と放電用電界効果トランジスタとの合成抵
    抗の温度依存性とは低温度依存性とすることを特徴とす
    るインクジェットプリンターの印字ヘッド駆動用半導体
    集積回路。
  3. 【請求項3】 圧電素子材料を印字ヘッドとするインク
    ジェットプリンターの印字ヘッドを駆動する半導体集積
    回路において、印字ヘッドの充放電の時定数を決定する
    充電抵抗と放電抵抗と充電用電界効果トランジスタと放
    電用電界効果トランジスタとを半導体集積回路に内蔵
    し、充電抵抗と放電抵抗とは、ポリシリコンに不純物を
    拡散するポリシリコン抵抗で構成することを特徴とする
    インクジェットプリンターの印字ヘッド駆動用半導体集
    積回路。
JP6345194A 1994-03-31 1994-03-31 インクジェットプリンターの印字ヘッド駆動用半導体集積回路 Pending JPH07266558A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998047710A1 (fr) * 1997-04-18 1998-10-29 Seiko Epson Corporation Tete a jet d'encre et enregistreur a jet d'encre pourvu de cette tete
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