JPH07266521A - 積層二軸配向ポリエステルフイルム - Google Patents

積層二軸配向ポリエステルフイルム

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JPH07266521A
JPH07266521A JP6116594A JP6116594A JPH07266521A JP H07266521 A JPH07266521 A JP H07266521A JP 6116594 A JP6116594 A JP 6116594A JP 6116594 A JP6116594 A JP 6116594A JP H07266521 A JPH07266521 A JP H07266521A
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真 飯田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐削れ性、滑り性、及び磁気テープとしたと
き電磁変換特性に優れ、特に磁気記録媒体用ベースフイ
ルムとして有用な積層二軸配向ポリエステルフイルムを
提供する。 【構成】 少なくとも2層が積層された積層二軸配向ポ
リエステルフイルムであって、該フイルムの露出する一
方の表層(A層)は粒子の見かけヤング率(E)と粒径
比(γ)が下記式1、2を満足しかつ平均粒径が0.0
1〜0.4μmである不活性粒子Aを0.005〜1重
量%含有し、表面粗さ(RaA :単位nm)が1〜10
nmであり、もう一方の表層(B層)は表面粗さ(Ra
B :単位nm)が下記式3を満足し、そしてフイルム長
手方向の120℃に30分間保持した時の熱収縮率が3
%以下であることを特徴とする積層二軸配向ポリエステ
ルフイルム。 式1. 150<E 式2. (E/γ)≦150 式3. RaA <RaB <25(nm)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は積層二軸配向ポリエステ
ルフイルムに関し、さらに詳しくは耐削れ性、滑り性、
及び磁気テープとしたときの電磁変換特性に優れ、特に
電磁記録媒体用ベースフイルムとして有用な積層二軸配
向ポリエステルフイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】二軸配向ポリエステルフイルムは、その
優れた性質の故に、磁気テープ用、電気用、写真用、メ
タライズ用、包装用等多くの用途で用いられている。と
りわけ、その高い強度、弾性率等の故に、磁気記録媒
体、例えばビデオテープ、オーディオテープ、コンピュ
ーターテープ、フロッピーディスク等のベースフイルム
として広く用いられている。
【0003】これら用途分野は、近年、高密度記録化、
高品質化の要求がますます高まり、これに伴ってベース
となるポリエステルフイルムには表面が平坦であること
の要求がますます強くなっている。
【0004】しかしながら、フイルム表面が平坦になる
と、例えば磁気テープ用途ではフイルムの摩擦係数が高
くなり、走行不良を起したり、スクラッチが入りやすい
という問題がある。
【0005】また、フイルム表面が平坦になると、フイ
ルム製造上でフイルムをロール状に巻取る工程でのフイ
ルムの巻姿が著しく悪化し、巻姿の良好なフイルムロー
ルが得られにくいという問題があり、更に高生産性化に
伴いフイルムの巻取速度をますます高速化し、また広幅
化する必要があるが、この高速化、広巾化に伴い、ます
ます良好な巻姿のフイルムロールが得難くなるという問
題点もある。
【0006】従って、ベースとなるポリエステルフイル
ムには、平坦性と同時に、良好なフイルム巻姿を得るた
めに、滑り性に優れることが要求される。
【0007】従来、フイルムの易滑性を向上させる方法
としてポリエステルに酸化ケイ素、炭酸カルシウム等の
無機質微粒子を添加する方法、又はポリエステルの合成
時に重合系内でカルシウム、リチウムあるいはリンを含
む微粒子を析出せしめる方法が提案されている。いずれ
の方法もポリエステルを製膜した際に微粒子に由来して
フイルム表面に微細突起を形成し、フイルムの易滑性を
向上させるものである。
【0008】しかしながら、上記の如き微粒子による突
起によってフイルムの滑り性を改善する方法では、通
常、フルイム表面を粗面化する程滑り性は向上するが、
一方では該粗面化に起因して、例えば磁気記録媒体用途
においては磁気塗料を塗布した後の磁性層表面が粗れ、
電磁変換特性が悪化する傾向にある。
【0009】これら相反する平坦性と易滑性とを同時に
解決する方法の一つとして、フイルムの一つの表面が平
坦、他の表面が粗面で易滑というような、表面粗さが表
裏で異なる積層二軸配向フイルムを用いる方法が提案さ
れている。
【0010】近年、磁気記録はますます高密度化される
傾向にあり、ベースフイルムの平坦面はさらに平坦にす
ることが要求されている。しかしながら、磁気テープの
加工工程は近年ますます高速化されつつあり、前述のよ
うな表面粗さが表裏で異なる積層二軸配向フイルムを用
いたとしても、効果が充分ではなくなりつつある。
【0011】例えば、リバースコーターを用いて磁性層
を塗布する場合、塗布ロールとベースフイルムの塗布面
側との摩擦係数は小さければ小さい程高速化が可能であ
るが、摩擦係数を小さくするためには、ベースフイルム
の塗布面側を粗くしなければならず、近年の高密度記録
化の要求に応えることが不可能となってしまう。
【0012】また、一般にダイコーターを用いること
で、磁性層塗布工程の高速化が可能となるが、この場合
ベースフイルムの塗布面側とダイとの接触により削れ粉
が発生すると、その削れ粉がドロップアウトの原因物と
なるという問題点がある。さらに、磁性層塗布後の乾燥
工程の高速化を目的としてコーテッドウエブの乾燥温度
を高くするという試みがなされているが、ベースフイル
ムに高温下で高張力がかかるたるみに内部歪が発生し、
これが後のキュアリング工程において復元しようとする
ためにコーテッドウエブにしわが発生してしまい、製品
収率が落ちてしまうという問題がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、かかる問
題点を同時に解消したフイルムを開発すべく鋭意研究を
重ねた結果、この解消には積層二軸配向フイルムの平坦
面側に含有させる粒子の硬さ及び粒子形状が特定の関係
を満足し、かつフイルムの長手方向の熱収縮率が特定の
範囲にあることが肝要であることを見出し、本発明に到
達したものである。
【0014】従って、本発明の目的は、高級品質の磁気
テープ用途に適用可能な平坦性と、加工工程の高速化に
対応しうる滑り性、耐削れ性を兼備し、さらにコーテッ
ドウエブの巻姿が良好な積層二軸配向ポリエステルフイ
ルムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
本発明によれば、少なくとも2層が積層された積層二軸
配向ポリエステルフイルムであって、該フイルムの露出
する一方の表層(A層)は粒子の見かけヤング率(E)
と粒径比(γ)が下記式1、2を満足しかつ平均粒径が
0.01〜0.4μmである不活性粒子Aを0.005
〜1重量%含有し、表面粗さ(RaA :単位nm)が1
〜10nmであり、もう一方の表層(B層)は表面粗さ
(RaB :単位nm)が下記式3を満足し、そしてフイ
ルム長手方向の120℃に30分間保持したときの熱収
縮率が3%以下であることを特徴とする積層二軸配向ポ
リエステルフイルムによって達成される。
【0016】
【数2】 式1. 150<E 式2. (E/γ)≦150 式3. RaA <RaB <25(nm)
【0017】本発明におけるポリエステルとは、芳香族
ジカルボン酸を主たる酸成分とし、脂肪族グリコールを
主たるグリコール成分とするポリエステルである。かか
るポリエステルは実質的に線状であり、そしてフイルム
形成性特に溶融成形によるフイルム形成性を有する。芳
香族ジカルボン酸としては、例えばテレフタル酸、ナフ
タレンジカルボン酸、イソフタル酸、ジフェノキシエタ
ンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニル
エーテルジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン
酸、ジフェニルケトンジカルボン酸、アンスラセンジカ
ルボン酸等を挙げることができる。脂肪族グリコールと
しては、例えばエチレングリコール、トリメチレングリ
コール、テトラメチレングリコール、ペンタメチレング
リコール、ヘキサメチレングリコール、デカメチレング
リコール等の如き炭素数2〜10のポリメチレングリコ
ールあるいはシクロヘキサンジメタノールの如き脂環族
ジオール等を挙げることができる。
【0018】本発明において、ポリエステルとしてはア
ルキレンテレフタレートおよび/又はアルキレンナフタ
レートを主たる構成成分とするものが好ましく用いられ
る。
【0019】かかるポリエステルのうちでも特にポリエ
チレンテレフタレート、ポリエチレン―2,6―ナフタ
レートはもちろんのこと、例えば全ジカルボン酸成分の
80モル%以上がテレフタル酸および/又は2,6―ナ
フタレンジカルボン酸であり、全グリコール成分の80
モル%以上がエチレングリコールである共重合体が好ま
しい。その際全酸成分の20モル%以下はテレフタル酸
および/又は2,6―ナフタレンジカルボン酸以外の上
記芳香族ジカルボン酸であることができ、また例えばア
ジピン酸、セバチン酸等の如き脂肪族ジカルボン酸;シ
クロヘキサン―1,4―ジカルボン酸の如き脂環族ジカ
ルボン酸等であることができる。また、全グリコール成
分の20モル%以下はエチレングリコール以外の上記グ
リコールであることができ、また例えばハイドロキノ
ン、レゾルシン、2,2―ビス(4―ヒドロキシフェニ
ル)プロパン等の如き芳香族ジオール;1,4―ジヒド
ロキシジメチルベンゼンの如き芳香環を有する脂肪族ジ
オール;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、ポリテトラメチレングリコール等の如きポリア
ルキレングリコール(ポリオキシアルキレングリコー
ル)等であることもできる。
【0020】また、本発明におけるポリエステルには、
例えばヒドロキシ安息香酸の如き芳香族オキシ酸、ω―
ヒドロキシカプロン酸の如き脂肪族オキシ酸等のオキシ
カルボン酸に由来する成分を、ジカルボン酸成分および
オキシカルボン酸成分の総量に対し20モル%以下で共
重合あるいは結合するものも包含される。
【0021】さらに本発明におけるポリエステルには、
実質的に線状である範囲の量、例えば全酸成分に対し2
モル%以下の量で、3官能以上のポリカルボン酸又はポ
リヒドロキシ化合物、例えばトリメリット酸、ペンタエ
リスリトール等を共重合したものも包含される。
【0022】上記ポリエステルは、それ自体公知であ
り、かつそれ自体公知の方法で製造することができる。
【0023】上記ポリエステルとしては、o―クロロフ
ェノール中の溶液として35℃で測定して求めた固有粘
度が約0.4〜約0.9のものが好ましく、0.5〜
0.7のものがさらに好ましく、0.55〜0.65の
ものが特に好ましい。
【0024】本発明における積層二軸配向ポリエステル
フイルムは、少なくとも2層より構成される。2層のポ
リエステルは同じものでも違ったものでもよいが、同じ
ものが好ましい。
【0025】本発明において積層二軸配向ポリエステル
フイルムの露出する一方の表層(A層)は、粒子の見か
けヤング率(E)と粒径比(γ)が下記式1、2を満足
しかつ平均粒径が0.01〜0.4μmである不活性粒
子Aを0.005〜1.0重量%(ポリエステルに対し
て)含有することが必要である。
【0026】
【数3】 式1. 150<E 式2. (E/γ)≦150
【0027】粒子Aの見かけのヤング率(E)が150
(kg/mm2 )以下であると、金属ロールとの摩擦係
数が大きくなりすぎるので好ましくない。見かけのヤン
グ率(E)は160(kg/mm2 )以上、さらに17
0(kg/mm2 )以上であることが好ましい。
【0028】粒子Aの見かけのヤング率(E)と粒径比
(γ)との比は150以下である必要がある。この比が
150を超えると、粒子の耐衝撃強さが低下し、例えば
ダイコーターでの磁性層塗布時に粒子の脱落が起こりや
すくなる等の問題が生じる。この比は140以下が好ま
しく、130以下が特に好ましい。
【0029】また、粒子Aの平均粒径は0.01〜0.
4μmである必要がある。この平均粒径が0.01μm
未満では、フイルムの滑り性が不足するので好ましくな
い。他方、平均粒径が0.4μmを超えると、削れ粉が
発生しやすくなり、電磁変換特性も低下するので好まし
くない。この平均粒径は0.03〜0.35μm、さら
に0.05〜0.30μmであることが好ましい。
【0030】さらに、粒子Aの添加量が0.005重量
%未満では、滑り性が不足するので好ましくない。他
方、添加量が1.0重量%を超えると、粒子の重なりが
顕著になって削れ粉が発生しやすくなり、電磁変換特性
も低下するので好ましくない。この添加量は0.01〜
0.8重量%、さらに0.02〜0.6重量%であるこ
とが好ましい。
【0031】本発明における粒子Aは、前記の特性を満
足するものである限り、その種類、形状等によって特に
限定はされないが、硬質で微細な一次粒子が凝集してな
る粒子が好ましい。具体例としては例えば、酸化アルミ
ニウム、酸化チタン、二酸化ケイ素、酸化ジルコニウ
ム、酸化カリウム、ムライトなどが挙げられる。
【0032】本発明においてA層の表面粗さ(中心線平
均粗さ:RaA 、単位nm)は1〜10nmである必要
がある。これが1nm未満であると充分な滑り性が得ら
れず、他方10nmを超えると電磁変換特性の低下をも
たらすので、好ましくない。この表面粗さ(RaA )は
2〜8nm、さらに3〜6nmであることが好ましい。
【0033】本発明において積層二軸配向ポリエステル
フイルムの露出するもう一方の表層(B層)は表面粗さ
(中心線平均粗さ:RaB 、単位nm)が下記式3を満
足する必要がある。
【0034】
【数4】 式3. RaA <RaB <25(nm)
【0035】RaB がRaA よりも小さいと、加工工程
および例えば磁気テープとしたときのハンドリング性が
非常に悪くなる。一方RaB が25(nm)以上である
と、例えば磁性層塗布後のキュアリング工程において、
突起が磁性層面に裏写り転写して磁性層表面を粗くする
ことにより電磁変換特性が悪化するので好ましくない。
B層の表面粗さ(RaB )は20nm未満、さらに17
nm未満であることが好ましい。
【0036】B層の上記表面特性は、B層を形成するポ
リエステルに不活性粒子を含有させ、この平均粒径、含
有量等を調整することで達成される。
【0037】このポリエステルに含有させる不活性粒子
としては、例えば(1)粒状ポリマー粒子(例えばシリ
コン樹脂、架橋ポリスチレン、架橋アクリル樹脂、メラ
ミン―ホルムアルデヒド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイ
ミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂および架橋ポリエステ
ル)、(2)金属酸化物(例えば酸化アルミニウム、酸
化チタン、二酸化ケイ素、酸化マグネシウム、酸化亜鉛
および酸化ジルコニウム)、(3)金属の炭酸塩(例え
ば炭酸マグネシウムおよび炭酸カルシウム)、(4)金
属の硫酸塩(例えば硫酸カルシウムおよび硫酸バリウ
ム)、(5)炭素(例えばカーボンブラック、グラファ
イトおよびダイアモンド)、および(6)粘土鉱物(例
えばカオリン、クレーおよびベントナイト)が挙げられ
る。これらのうち、シリコン樹脂、架橋ポリスチレン、
メラミン―ホルムアルデヒド樹脂、ポリアミドイミド樹
脂、酸化アルミニウム、酸化チタン、二酸化ケイ素、酸
化ジルコニウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、ダイ
アモンドおよびカオリンが好ましく、とりわけシリコン
樹脂、架橋ポリスチレン、酸化アルミニウム、酸化チタ
ン、二酸化ケイ素および炭酸カルシウムが好ましい。こ
れらは単独で用いてもよいが、2種以上の粒子を組合せ
て用いると本発明の効果がいっそう顕著となるので好ま
しい。
【0038】B層中に含有させる不活性粒子の好ましい
平均粒径は0.03〜1.0μm、さらに好ましくは
0.05〜0.9μm、特に好ましくは0.1〜0.8
μmである。また好ましい添加量は0.01〜1.0重
量%、さらに好ましくは0.04〜0.8重量%、特に
好ましくは0.05〜0.7重量%である。
【0039】A層およびB層のポリエステル中に不活性
粒子を含有させる方法としては、ポリエステルの重合前
もしくは重合中に添加し、あるいは重合終了後ペレタイ
ズするとき押出機中で、又はシート状に溶融押出しする
際押出機中で、該ポリエステルと十分に混練する方法が
挙げられる。
【0040】本発明において積層二軸配向ポリエステル
フイルムは、フイルム長手方向の120℃で30分間保
持したときの熱収縮率が3%以下である必要がある。こ
れが3%を超えると、磁性層塗布後の乾燥工程で発注す
るベースフイルムの内部歪みが大きくなりすぎるため
に、後のキュアリング工程でコーテッドウエブにしわが
発生しやすくなってしまう。この熱収縮率は2.9%以
下、さらに2.8%以下であることが好ましい。
【0041】本発明において積層二軸配向ポリエステル
フイルムは、フイルムの空気抜け指数が5000未満で
あることが好ましい。さらに好ましくは4000未満、
特に好ましくは3000未満である。フイルムの空気抜
け指数が大きすぎると、フイルムロールを巻き取る際、
フイルム間に空気が滞留しやすく、これがフイルムロー
ルのしわの原因となるので好ましくない。
【0042】本発明において積層二軸配向ポリエステル
フイルムは、3〜20μm、さらには4〜16μmの厚
みを有することが好ましい。そしてB層の厚みは0.1
〜3.5μm、さらには0.5〜3.0μmであること
が好ましい。積層フイルムが3層以上の積層構造をとる
場合A層の厚みは0.5〜19μm、さらには0.8〜
19μm、特に1.0〜19μmであることが好まし
い。そして芯層(内層)のポリエステルとしては種々の
ものを用いることができる。
【0043】本発明の積層二軸配向ポリエステルフイル
ムは、従来から知られている、あるいは当業界に蓄積さ
れている方法で得ることができる。例えば、まず未配向
積層フイルムを製造し、次いで該フイルムを二軸配向さ
せることで得ることができる。この未配向積層フイルム
は、従来から蓄積された積層フイルムの製造法で製造す
ることができる。例えば、表面を形成するフイルム層
と、反対面又は芯層を形成するフイルム層とを、ポリエ
ステルの溶融状態又は冷却固化された状態で積層する方
法を用いることができる。さらに具体的には、例えば共
押出・エクストルージョンラミネート等の方法で製造で
きる。
【0044】上述の方法で積層されたフイルムは、更に
従来から蓄積された二軸配向フイルムの製造法に準じて
行ない、二軸配向フイルムとすることができる。例え
ば、融点(Tm:℃)ないし(Tm+70)℃の温度で
ポリエステルを溶融・共押出して固有粘度0.4〜0.
8dl/gの未延伸積層フイルムを得、該未延伸積層フ
イルムを一軸方向(縦方向又は横方向)に(Tg−1
0)〜(Tg+70)℃の温度(但し、Tg:ポリエス
テルのガラス転移温度)で2.5倍以上、好ましくは3
倍以上の倍率で延伸し、次いで上記延伸方向と直角方向
にTg〜(Tg+70)℃の温度で2.5倍以上、好ま
しくは3倍以上の倍率で延伸するのが好ましい。さらに
必要に応じて縦方向及び/又は横方向に再度延伸しても
よい。このようにして全延伸倍率は、面積延伸倍率とし
て9倍以上が好ましく、12〜35倍がさらに好まし
く、15〜25倍が特に好ましい。さらにまた、二軸延
伸フイルムは、(Tg+70)〜(Tm−10)℃の温
度(ただし、Tm:ポリエステルの融点)で熱固定する
ことができ、例えば180〜250℃が好ましい。熱固
定時間は1〜60秒が好ましい。
【0045】なお、本発明における種々の物性値および
特性は、以下の如くして測定されたものでありかつ定義
される。
【0046】(1)粒子の平均粒径 島津製作所製CP―50型セントリフュグル パーティ
クル サイズ アナライザー(Centrifugal Particle S
ize Analyzer)を用いて測定する。得られる遠心沈降曲
線を基に算出した各粒径の粒子とその存在量との積算曲
線から、50マスパーセントに相当する粒径を読み取
り、この値を上記平均粒径とする(Book「粒度測定技
術」日刊工業新聞発行、1975年、頁242〜247
参照)。
【0047】(2)フイルムの表面粗さ(中心線平均粗
さ:Ra) 中心線平均粗さ(Ra)はJIS―B601に準じて測
定する。本発明では(株)小坂研究所の触針式表面粗さ
計(SURFCORDER SE-30C )を用い、次の条件で測定して
求める。 (a)触針先端半径:2μm (b)測定圧力 :30mg (c)カットオフ :0.08mm (d)測定長 :8.0mm (e)データーのまとめ方:同一試料について8回繰返
し測定し、最も大きい値を1つ除き、残り7つのデータ
を用いて平均値としての中心線平均粗さ(Ra)を求め
る。
【0048】(3)粒子の見掛けのヤング率 島津製作所(株)製超微小圧縮試験機MCTM―201
を用いてダイヤモンド圧子を一定負荷速度(29mgf
/秒)で降下させ、粒子1個に外力をかける。そして、
粒子が破壊されたときの荷重P(kgf)、粒子が破壊
されたときの圧子の変位Z(mm)、粒子の粒径d(m
m)から下記式に従って見掛けのヤング率Yを求め、同
様の操作を10回行ない、10回の平均値をもって粒子
の見掛けのヤング率とする。
【0049】
【数5】Y=2.8P/πdZ
【0050】(4)粒径比(γ) 粒子含有フイルムの小片をエポキシ樹脂にて固定成形
し、ミクロトームにて約600オングストロームの厚み
の超薄切片(フイルムの長手方向に平行に切断する)を
作成する。この試料を透過型電子顕微鏡(日立製作所
製:H―800型)にてフイルム中の粒子の断面形状を
観察し、滑剤の最大径(長径)と最小径(短径)の比で
表わす。
【0051】(5)熱収縮率 フイルム長手方向に平行に30cm間隔で標点を打ち、
これを120℃のギヤオーブン中で30分間保持処理し
た後、標点間の距離を測定する。熱収縮率は下式によっ
て求める。
【0052】
【数6】
【0053】(6)空気抜け指数 8cm×5cmのフイルム片を20枚重ね、うち下19
枚には中央に1辺2mmの三角形の穴をあけておく。東
洋測機製ベック平滑度試験機(デジベック)を用いてこ
のサンプルの2mmHg空気抜け時間(単位:秒)を5
回測定し、平均値を空気抜け指数とする。
【0054】(7)削れ性 図1に示した装置を用いて下記のように測定する。図1
中、1は巻出しリール、2はテンションコントローラ
ー、3,5,6,8はフリーローラー、4はテンション
検出機、7はブレード(米国GKI製工業用カミソリ試
験機用ブレード)、9はガイドローラー、10は巻取り
リールをそれぞれ示す。
【0055】1/2インチ幅にスリットしたサンプルフ
イルムをブレード刃先に6度の角度であたるようにして
張力100g、走行速度100m/分で100m走行さ
せ、ブレード刃先に付着する削れ粉量で削れ性を評価す
る。
【0056】この評価はフイルム表面に形成される突起
の衝撃強さと関係し、磁気テープ製造工程におけるダイ
コーターで削れ粉発生とよく対応している。 <判定> 1級 ブレード刃先に付着する削れ粉付着幅が0.1m
m未満 2級 ブレード刃先に付着する削れ粉付着幅が0.1m
m以上で0.2mm未満 3級 ブレード刃先に付着する削れ粉付着幅が0.2m
m以上で0.5mm未満 4級 ブレード刃先に付着する削れ粉付着幅が0.5m
m以上で1.0mm未満 5級 ブレード刃先に付着する削れ粉付着幅が1.0m
m以上
【0057】(8)走行摩擦係数 図2に示した装置を用いて下記のようにして測定する。
図2中、1は巻出しリール、2はテンションコントロー
ラー、3,5,6,8,9および11はフリーローラ
ー、4はテンション検出機(入口)、7はステンレス鋼
SUS304製の固定棒(外径5mmφ)、10はテン
ション検出機(出口)、12はガイドローラー、13は
巻取りリールをそれぞれ示す。
【0058】温度20℃、湿度60%の環境で、巾1/
2インチに裁断したフイルムを、7の固定棒(表面粗さ
0.3μm)に角度θ=152/180πラジアン(1
52°)で接触させて毎分200cmの速さで移動(摩
擦)させる。入口テンションT1 が35gとなるように
テンションコントローラ2を調整した時の出口テンショ
ン(T2 :g)をフイルムが90m走行したのちに出口
テンション検出機で検出し、次式で走行摩擦係数μkを
算出する。
【0059】
【数7】
【0060】(9)電磁変換特性 シバソク(株)製ノイズメーターを使用してビデオ用磁
気テープのS/N比を測定し、表2に示す比較例1のテ
ープに対するS/N比の差を求める。使用するVTRは
ソニー(株)EDV―6000である。
【0061】(10)ドロップアウト シバソク(株)製ドロップアウトカウンターを使用し
て、15μsec/20dB以上のドロップアウトを1
0分間測定し、1分当りの個数に換算する。使用したV
TRはソニー(株)EDV―6000である。
【0062】(11)コーテッドウエブ良品率 ベースフイルムに後述の磁性塗料を塗布し、2500ガ
ウスの直流磁場中で配向処理を行ない、120℃で加熱
乾燥後、スーパーカレンダー処理(線圧300kg/c
m、温度90℃)を行ない、巻き取ったコーテッドウエ
ブのロールを55℃のオーブン中に3日間放置した後、
巻姿の評価を行なう。100本のロールを検査し、しわ
のないものを良品として、その数を百分率で示す。
【0063】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。
【0064】[実施例1〜8及び比較例1〜7]ジメチ
ルテレフタレートとエチレングリコールとを、エステル
交換触媒として酢酸マンガンを、重合触媒として三酸化
アンチモンを、安定剤として亜燐酸を、更に滑剤として
表1、表2に示す添加粒子を添加して常法により重合
し、固有粘度(オルソクロロフェノール、35℃)0.
62のA層用及びB層用ポリエチレンテレフタレート
(PET)を得た。
【0065】次いで、A層用及びB層用ポリエチレンテ
レフタレートをそれぞれ170℃で3時間乾燥後、共押
出し製膜機の別々の押出機に供給し、A層とB層の厚み
比が2:となるように2層ダイから共押出して未延伸フ
イルムを得た。
【0066】このようにして得られた未延伸フイルムを
78℃にて予熱し、更に低速、高速のロール間で15m
m上方より850℃の表面温度のIRヒーターにて加熱
して2.3倍に延伸し、急冷し、続いてステンターに供
給し100℃にて横方向に4.0倍に延伸した。
【0067】さらに引き続いて、110℃にて予熱し、
低速・高速のロール間で2.3倍に縦方向に延伸した。
得られた二軸延伸フイルムを220℃の熱風で4秒間熱
固定し、厚み7.5μmの積層二軸配向ポリエステルフ
イルムを得た。
【0068】一方、下記に示す組成物をボールミルに入
れ、16時間混練、分散した後、イソシアネート化合物
(バイエル社製のデスモジュールL)5重量部を加え、
1時間高速剪断分散して磁性塗料とした。
【0069】磁性塗料の組成: 針状Fe粒子 100重量部 塩化ビニル―酢酸ビニル共重合体 15重量部 (積水化学製エスレック7A) 熱可塑性ポリウレタン樹脂 5重量部 酸化クロム 5重量部 カーボンブラック 5重量部 レシチン 2重量部 脂肪酸エステル 1重量部 トルエン 50重量部 メチルエチルケトン 50重量部 シクロヘキサノン 50重量部
【0070】この磁性塗料を上述のポリエステルフイル
ムの片面(A層)に、塗布厚3μmとなるように塗布
し、次いで2500ガウスの直流磁場中で配向処理を行
ない、120℃で加熱乾燥後、スーパーカレンダー処理
(線圧300kg/cm、温度90℃)を行ない、巻き
取った。この巻き取ったロールを55℃のオーブン中に
3日間放置した。さらに下記組成のバックコート層を厚
さ1μmに塗布し、乾燥し、裁断し、磁気テープを得
た。
【0071】バックコート層組成: カーボンブラック 100重量部 熱可塑性ポリウレタン樹脂 60重量部 イソシアネート化合物(日本ポリ 18重量部 ウレタン工業社製コロネートL) シリコーンオイル 0.5重量部 メチルエチルケトン 250重量部 トルエン 50重量部
【0072】得られたフイルム及びテープの特性を表
1,2に示す。表1,2から明らかなように本発明によ
るものは、フイルム、テープ共に走行性に優れ、かつド
ロップアウトが少なく、電磁変換特性に優れた磁気テー
プとなっている。これらのフイルムのヤング率は縦方向
830kg/mm2 、横方向460kg/mm2 であっ
た。
【0073】[比較例8]熱固定の温度を195℃とす
るほかは実施例1と同様に行なってフイルム及び磁気テ
ープを得た。得られたフイルム及びテープの特性を表2
に示す。
【0074】表2から明らかなように、フイルムでの走
行性、削れ性は良好であるが、フイルム長手方向の熱収
縮率が高いために、コーテッドウエブ良品率が低かっ
た。このフイルムのヤング率は縦方向850kg/mm
2 、横方向460kg/mm2であった。
【0075】[実施例9、10]酸成分を2,6―ナフ
タレンジカルボン酸に変更し、粒子Aとして表1に示す
ものを用いるほかは実施例1と同様にしてA層およびB
層用のポリエチレン―2,6―ナフタレンジカルボキシ
レート(PEN)のペレットを得た。このポリエチレン
―2,6―ナフタレンジカルボキシレートのペレットを
170℃で5時間乾燥後、実施例1と同様にして未延伸
フイルムを得た。す。
【0076】このようにして得られた未延伸フイルムを
120℃に予熱し、更に低速、高速のロール間で15m
m上方より900℃の表面温度のIRヒーターにて加熱
して5.2倍に延伸し、急冷し、続いてステンターに供
給し140℃にて横方向に4.2倍に延伸した。得られ
た二軸延伸フイルムを210℃の熱風で4秒間熱固定
し、厚み7.5μmの積層二軸配向ポリエステルフイル
ムを得た。
【0077】得られたフイルム、磁気テープの特性を表
1に示す。ポリエステルの種類を変更しても、本発明に
よるものはフイルム、磁気テープ共に走行性に優れ、か
つドロップアウトが少なく、電気変換特性に優れた磁気
テープとなっている。これらのフイルムのヤング率は縦
方向910kg/mm2 、横方向600kg/mm2
あった。
【0078】
【表1】
【0079】
【表2】
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、特に高級品質の磁気テ
ープ用途に適用可能な平坦性を有し、かつ磁気テープ加
工工程の高速化に充分対応しうる滑り性、耐削れ性を兼
備し、コーテッドウエブの巻姿が良好な積層二軸配向ポ
リエステルフイルムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フイルムの削れ性を測定する装置の概略図であ
る。
【図2】フイルムの走行摩擦係数を測定する装置の概略
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 67:00 B29L 9:00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2層が積層された積層二軸配
    向ポリエステルフイルムであって、該フイルムの露出す
    る一方の表層(A層)は粒子の見かけヤング率(E)と
    粒径比(γ)が下記式1、2を満足しかつ平均粒径が
    0.01〜0.4μmである不活性粒子Aを0.005
    〜1重量%含有し、表面粗さ(RaA :単位nm)が1
    〜10nmであり、もう一方の表層(B層)は表面粗さ
    (RaB:単位nm)が下記式3を満足し、そしてフイ
    ルム長手方向の120℃に30分間保持したときの熱収
    縮率が3%以下であることを特徴とする積層二軸配向ポ
    リエステルフイルム。 【数1】 式1. 150<E 式2. (E/γ)≦150 式3. RaA <RaB <25(nm)
  2. 【請求項2】 フイルムの空気抜け指数が5000未満
    である請求項1記載の積層二軸配向ポリエステルフイル
    ム。
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WO1999017931A1 (fr) * 1997-10-03 1999-04-15 Toray Industries, Inc. Film de polyester a orientation biaxiale
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