JPH07265934A - ストリップ材の蛇行防止方法および装置 - Google Patents
ストリップ材の蛇行防止方法および装置Info
- Publication number
- JPH07265934A JPH07265934A JP5963894A JP5963894A JPH07265934A JP H07265934 A JPH07265934 A JP H07265934A JP 5963894 A JP5963894 A JP 5963894A JP 5963894 A JP5963894 A JP 5963894A JP H07265934 A JPH07265934 A JP H07265934A
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- JP
- Japan
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- strip material
- strip
- meandering
- pressure fluid
- side guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B39/00—Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B39/14—Guiding, positioning or aligning work
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/68—Camber or steering control for strip, sheets or plates, e.g. preventing meandering
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B39/00—Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B39/02—Feeding or supporting work; Braking or tensioning arrangements, e.g. threading arrangements
- B21B39/12—Arrangement or installation of roller tables in relation to a roll stand
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ストリップ材の蛇行防止方法および装置を提
供する。 【構成】 複数の仕上スタンド３からなる熱間タンデム
圧延機によってストリップ材１を仕上圧延する際に、仕
上スタンド３の入側に設けられた入側サイドガイド２の
パスラインに複数のローラからなる下部ローラ群８を配
設し、入側サイドガイド２上部に複数の噴射ノズル９を
備えた高圧流体ヘッダ10を設けて、ストリップ材１の尾
端が前段スタンドを抜けたときは高圧流体を吹き付け
て、ストリップ材１の尾端を下部ローラ群８に押し付け
ることにより、蛇行を防止する。
供する。 【構成】 複数の仕上スタンド３からなる熱間タンデム
圧延機によってストリップ材１を仕上圧延する際に、仕
上スタンド３の入側に設けられた入側サイドガイド２の
パスラインに複数のローラからなる下部ローラ群８を配
設し、入側サイドガイド２上部に複数の噴射ノズル９を
備えた高圧流体ヘッダ10を設けて、ストリップ材１の尾
端が前段スタンドを抜けたときは高圧流体を吹き付け
て、ストリップ材１の尾端を下部ローラ群８に押し付け
ることにより、蛇行を防止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ストリップ材の蛇行防
止方法および装置に関する。
止方法および装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、熱間圧延設備の仕上圧延機として
用いられる熱間タンデム圧延機においては、図４に示す
ように、ストリップ材１が仕上スタンド３で圧延される
際に生じる蛇行は、たとえば仕上スタンド３出側に取付
けられた非接触光学式の蛇行センサ４を用いて検出し、
調節器５を介してその蛇行量に応じて入側サイドガイド
２の左右のガイド部材２ａ，２ｂの開度を調節してスト
リップ材１を拘束することにより、水平ロールからの板
曲がりモーメントに対する拘束力をストリップ材に与え
て蛇行を防止する方法が知られている（たとえば、特開
平２− 89514号公報参照）。
用いられる熱間タンデム圧延機においては、図４に示す
ように、ストリップ材１が仕上スタンド３で圧延される
際に生じる蛇行は、たとえば仕上スタンド３出側に取付
けられた非接触光学式の蛇行センサ４を用いて検出し、
調節器５を介してその蛇行量に応じて入側サイドガイド
２の左右のガイド部材２ａ，２ｂの開度を調節してスト
リップ材１を拘束することにより、水平ロールからの板
曲がりモーメントに対する拘束力をストリップ材に与え
て蛇行を防止する方法が知られている（たとえば、特開
平２− 89514号公報参照）。
【０００３】なお、蛇行量の検出手段としては、蛇行セ
ンサ４以外に仕上スタンド３に取付けられた圧延荷重計
６によって圧延中の左右荷重差を検出するいわゆる間接
的な測定方法も用いられており、また、蛇行制御には入
側サイドガイド２の開度調整の代わりに圧下スクリュー
モータ７によって左右圧下位置のレベリングを調整する
方法も採用されている。
ンサ４以外に仕上スタンド３に取付けられた圧延荷重計
６によって圧延中の左右荷重差を検出するいわゆる間接
的な測定方法も用いられており、また、蛇行制御には入
側サイドガイド２の開度調整の代わりに圧下スクリュー
モータ７によって左右圧下位置のレベリングを調整する
方法も採用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の蛇行制御方法はいずれもストリップ材に張力が
付加されている場合は有効であるが、ストリップ材先端
噛み込みまたは後端尻抜け時のようにストリップ材に張
力がかからない場合には、ストリップ材が浮き上がった
り絞り込まれたりすることがあり、蛇行を防止すること
ができないという問題がある。
た従来の蛇行制御方法はいずれもストリップ材に張力が
付加されている場合は有効であるが、ストリップ材先端
噛み込みまたは後端尻抜け時のようにストリップ材に張
力がかからない場合には、ストリップ材が浮き上がった
り絞り込まれたりすることがあり、蛇行を防止すること
ができないという問題がある。
【０００５】このような問題を解消すべく、たとえば特
開昭62−40928 号公報には仕上スタンド間に設けられる
ルーパに対向した位置にピンチローラを設けて、ストリ
ップ材が仕上スタンドに噛み込みまたは尻抜けした状態
で、ピンチローラを降下させてルーパとともにストリッ
プ材の先端または尾端を挟んで後方張力を与えることに
より、蛇行を防止しようとするものである。しかし、こ
の方法では、ピンチローラを昇降する駆動装置が大掛か
りになるから、狭小で悪環境の仕上スタンド間での設備
化は極めて困難をともなうので、実現の見通しがないの
である。
開昭62−40928 号公報には仕上スタンド間に設けられる
ルーパに対向した位置にピンチローラを設けて、ストリ
ップ材が仕上スタンドに噛み込みまたは尻抜けした状態
で、ピンチローラを降下させてルーパとともにストリッ
プ材の先端または尾端を挟んで後方張力を与えることに
より、蛇行を防止しようとするものである。しかし、こ
の方法では、ピンチローラを昇降する駆動装置が大掛か
りになるから、狭小で悪環境の仕上スタンド間での設備
化は極めて困難をともなうので、実現の見通しがないの
である。
【０００６】本発明は、上記のような従来技術の有する
課題を解決したストリップ材の蛇行防止方法および装置
を提供することを目的とする。
課題を解決したストリップ材の蛇行防止方法および装置
を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の態様は、
複数の仕上スタンドからなる熱間タンデム圧延機によっ
てストリップ材を仕上圧延する際の蛇行を防止する方法
であって、ストリップ材の先端および中央部を圧延する
ときは当該仕上スタンドの入側サイドガイドでガイド
し、ストリップ材の尾端が前段スタンドを抜けたときは
高圧流体をストリップ材表面に吹き付けることを特徴と
するストリップ材の蛇行防止方法である。
複数の仕上スタンドからなる熱間タンデム圧延機によっ
てストリップ材を仕上圧延する際の蛇行を防止する方法
であって、ストリップ材の先端および中央部を圧延する
ときは当該仕上スタンドの入側サイドガイドでガイド
し、ストリップ材の尾端が前段スタンドを抜けたときは
高圧流体をストリップ材表面に吹き付けることを特徴と
するストリップ材の蛇行防止方法である。
【０００８】また、本発明の第２の態様は、複数の仕上
スタンドからなる熱間タンデム圧延機によってストリッ
プ材を仕上圧延する際の蛇行を防止する装置であって、
前記仕上スタンドの入側に設けられた入側サイドガイド
のパスラインに複数のローラからなる下部ローラ群を配
設し、前記入側サイドガイド上部に複数の噴射ノズルを
備えた高圧流体ヘッダを設けたことを特徴とするストリ
ップ材の蛇行防止装置である。
スタンドからなる熱間タンデム圧延機によってストリッ
プ材を仕上圧延する際の蛇行を防止する装置であって、
前記仕上スタンドの入側に設けられた入側サイドガイド
のパスラインに複数のローラからなる下部ローラ群を配
設し、前記入側サイドガイド上部に複数の噴射ノズルを
備えた高圧流体ヘッダを設けたことを特徴とするストリ
ップ材の蛇行防止装置である。
【０００９】
【作 用】本発明によれば、ストリップ材尾端の上面に
高圧流体を吹き付けて下部ローラ群に押し付けることに
より、ストリップ材と下部ローラ群間に横方向の摩擦力
を付与することができるから、ストリップ材を座屈させ
ることなく、蛇行防止が可能である。
高圧流体を吹き付けて下部ローラ群に押し付けることに
より、ストリップ材と下部ローラ群間に横方向の摩擦力
を付与することができるから、ストリップ材を座屈させ
ることなく、蛇行防止が可能である。
【００１０】
【実施例】以下に、本発明の実施例について、図面を参
照して詳しく説明する。図１は本発明の一実施例を示す
側面図であり、図２はそのＡ−Ａ矢視正面図である。図
に示すように、仕上スタンド３の入側に設けられた入側
サイドガイド２のパスラインＰＬに複数のローラからな
る下部ローラ群８が配設され、一方、入側サイドガイド
２の上部に複数の噴射ノズル９を備えた高圧流体ヘッダ
10が設けられる。この高圧流体ヘッダ10には高圧流供給
管11を介して高圧流体源（図示せず）からの高圧流体が
供給される。
照して詳しく説明する。図１は本発明の一実施例を示す
側面図であり、図２はそのＡ−Ａ矢視正面図である。図
に示すように、仕上スタンド３の入側に設けられた入側
サイドガイド２のパスラインＰＬに複数のローラからな
る下部ローラ群８が配設され、一方、入側サイドガイド
２の上部に複数の噴射ノズル９を備えた高圧流体ヘッダ
10が設けられる。この高圧流体ヘッダ10には高圧流供給
管11を介して高圧流体源（図示せず）からの高圧流体が
供給される。
【００１１】そこで、圧延されるストリップ材１が入側
サイドガイド２に進入してくると、その先端および中央
部の通過中は入側サイドガイド２の左右のガイド部材２
ａ，２ｂの開度を調整することにより、ストリップ材１
のガイドをする。そして、ストリップ材１の尾端が前段
スタンドを抜けたタイミングで、入側サイドガイド２の
開度を拡げるとともに、噴射ノズル９から高圧流体の噴
出を開始して、ストリップ材１の尾端を下部ローラ群８
に押し付ける。
サイドガイド２に進入してくると、その先端および中央
部の通過中は入側サイドガイド２の左右のガイド部材２
ａ，２ｂの開度を調整することにより、ストリップ材１
のガイドをする。そして、ストリップ材１の尾端が前段
スタンドを抜けたタイミングで、入側サイドガイド２の
開度を拡げるとともに、噴射ノズル９から高圧流体の噴
出を開始して、ストリップ材１の尾端を下部ローラ群８
に押し付ける。
【００１２】これにより、ストリップ材１の尾端と下部
ローラ群８との間に横方向の接触摩擦力を作用させて張
力を付与することができるから、ストリップ材１を座屈
させることなく、横滑り（蛇行）を防止する効果を得る
ことができる。なお、図３に示すように、高圧流体ヘッ
ダ10の左右に高圧流体ヘッダ10ａ，10ｂを付加して、そ
れぞれ左右のガイド部材２ａ，２ｂによって移動可能に
構成すると、ガイドするストリップ材１の板幅が変更し
た場合はそれに追従させて高圧流体を噴射させることが
できるから、より確実に蛇行防止が可能となる。
ローラ群８との間に横方向の接触摩擦力を作用させて張
力を付与することができるから、ストリップ材１を座屈
させることなく、横滑り（蛇行）を防止する効果を得る
ことができる。なお、図３に示すように、高圧流体ヘッ
ダ10の左右に高圧流体ヘッダ10ａ，10ｂを付加して、そ
れぞれ左右のガイド部材２ａ，２ｂによって移動可能に
構成すると、ガイドするストリップ材１の板幅が変更し
た場合はそれに追従させて高圧流体を噴射させることが
できるから、より確実に蛇行防止が可能となる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高圧流体を噴射させてストリップ材の尾端を下部ローラ
群に押し付けることにより蛇行を防止するようにしたの
で、製品の品質・歩留りの向上を図り得るとともに、設
備費用の節減を可能とする効果を奏する。
高圧流体を噴射させてストリップ材の尾端を下部ローラ
群に押し付けることにより蛇行を防止するようにしたの
で、製品の品質・歩留りの向上を図り得るとともに、設
備費用の節減を可能とする効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ矢視正面図である。
【図３】本発明の他の実施例を示す正面図である。
【図４】従来例を示す側面図である。
１ ストリップ材 ２ 入側サイドガイド ２ａ，２ｂ ガイド部材 ３ 仕上スタンド ４ 蛇行センサ ８ 下部ローラ群 ９ 噴射ノズル 10 高圧流体ヘッダ 11 高圧流体供給管
Claims (3)
- 【請求項１】 複数の仕上スタンドからなる熱間タン
デム圧延機によってストリップ材を仕上圧延する際の蛇
行を防止する方法であって、ストリップ材の先端および
中央部を圧延するときは当該仕上スタンドの入側サイド
ガイドでガイドし、ストリップ材の尾端が前段スタンド
を抜けたときは高圧流体をストリップ材表面に吹き付け
ることを特徴とするストリップ材の蛇行防止方法。 - 【請求項２】 複数の仕上スタンドからなる熱間タン
デム圧延機によってストリップ材を仕上圧延する際の蛇
行を装置する方法であって、前記仕上スタンドの入側に
設けられた入側サイドガイドのパスラインに複数のロー
ラからなる下部ローラ群を配設し、前記入側サイドガイ
ド上部に複数の噴射ノズルを備えた高圧流体ヘッダを設
けたことを特徴とするストリップ材の蛇行防止装置。 - 【請求項３】 前記高圧流体ヘッダはストリップ材の
幅方向中央部に固定して設けられる１個のヘッダと、前
記入側サイドガイドの左右ガイド部材によって幅方向に
移動自在に取付けられる２個のヘッダからなることを特
徴とする請求項２記載のストリップ材の蛇行防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5963894A JPH07265934A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | ストリップ材の蛇行防止方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5963894A JPH07265934A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | ストリップ材の蛇行防止方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07265934A true JPH07265934A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13118973
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5963894A Pending JPH07265934A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | ストリップ材の蛇行防止方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07265934A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105396897A (zh) * | 2015-10-23 | 2016-03-16 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种热轧卷曲带钢防飞起装置 |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP5963894A patent/JPH07265934A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105396897A (zh) * | 2015-10-23 | 2016-03-16 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种热轧卷曲带钢防飞起装置 |
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