JPH07265819A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH07265819A
JPH07265819A JP6317294A JP6317294A JPH07265819A JP H07265819 A JPH07265819 A JP H07265819A JP 6317294 A JP6317294 A JP 6317294A JP 6317294 A JP6317294 A JP 6317294A JP H07265819 A JPH07265819 A JP H07265819A
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oil
bubbling
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sludge
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロン,エタンを利用することなく、また他
の廃棄上問題が有る洗浄液を利用することなく洗浄を有
効に行うことができる洗浄装置の提供。 【構成】 洗浄装置は、機械加工後のワーク等の被洗浄
部材に洗浄液中でバブルを当てて該被洗浄部材に付着し
たスラッジ及び油を洗浄液により除去するためのバブリ
ング洗浄セクション1と、該バブリング洗浄セクション
1により洗浄液中に混入したスラッジを除去しかつ該洗
浄液中の油水を分離するためのスラッジ除去/油水分離
セクション2,3を有し、該スラッジ除去/油水分離セ
クション2,3を経た洗浄液をバブリング洗浄セクショ
ン1に還流して循環させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗浄装置に関し、特に切
削、研削、プレス加工等の機械加工により得られたワー
クの洗浄に適した洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】機械加工されたワークには切削屑や加工
油等が付着しているため、これらを加工後に洗浄除去す
る工程が必須とされている。このような洗浄工程におい
ては洗浄液として従来はフロン,エタン等の洗浄液が利
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなフロン,エ
タン等の洗浄液は洗浄効率が良好である利点は有るが、
環境汚染の原因となるため、近い将来には使用禁止とな
ること必然である。このため、フロン,エタン等に代わ
る洗浄液が各種提案され、利用されてきているが、その
殆どは洗浄後の廃液をそのまま放棄することはできず、
産業廃棄物として専門の業者に依頼して処分する必要が
有るため、多額の経費を負担せねばならず、また公害発
生の原因ともなりかねない問題点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の欠点に鑑
み、本発明は、フロン,エタンを利用することなく、ま
た他の廃棄上問題が有る洗浄液を利用することなくワー
クを洗浄できる洗浄装置を提供することを目的とするも
ので、請求項1の発明の洗浄装置は機械加工後のワーク
等の被洗浄部材に洗浄液中においてバブルを当てて該被
洗浄部材に付着したスラッジ等の固形分及び油等を除去
するためのバブリング洗浄セクションと、該バブリング
洗浄セクションにおいて洗浄液中に混入したスラッジ等
を除去しかつ該洗浄液中の油水を分離するためのスラッ
ジ除去/油水分離セクションとを有し、該スラッジ除去
/油水分離セクションを経た洗浄液は前記バブリング洗
浄セクションに還流されて循環されることを特徴とする
【0005】また請求項2の発明の洗浄装置は請求項1
において、前記バブリング洗浄セクションは被洗浄部材
を収容する洗浄槽と、該洗浄槽内においてバブル噴射ノ
ズルを介してバブル混入洗浄液を噴射させるためのエア
レーション装置とからなっており、該エアレーション装
置は洗浄液を汲み上げて前記バブル噴射ノズルに導くポ
ンプと、該ポンプの吸入側に接続されたエア吸入弁とか
らなり、前記エア吸入弁から供給されたエアが前記ポン
プの高圧攪拌作用により微粒子となって洗浄液とともに
前記バブル噴射ノズルから高圧状態で吐出される構成と
される。
【0006】請求項3の発明の洗浄装置は請求項1もし
くは2において、前記バブリング洗浄セクションは洗浄
槽として被洗浄物を受容してバブリング洗浄を行うため
のバブリング槽と、該バブリング槽の上層部の洗浄液を
受け入れる受容槽とを有しており、該受容槽の内部には
当該受容槽により受け入れられた洗浄液をさらにその上
層部のものから前記スラッジ除去/油水分離セクション
に導く液面吸入装置が配置されている構成とされる。
【0007】請求項4の発明の洗浄装置は請求項1〜3
のいずれかにおいて、前記スラッジ除去/油水分離セク
ションは洗浄液の加圧を伴わない濾過作用によるスラッ
ジ等の除去及び浮力による油水の自然分離を利用した第
1スラッジ除去/油水分離セクションと、洗浄液の加圧
を伴う強制的な濾過によるスラッジ等の除去及び油水の
分離を行う第2スラッジ除去/油水分離セクションとを
有する構成とされる。
【0008】請求項5の発明の洗浄装置は請求項3にお
いて、前記バブリング洗浄セクションの前記バブリング
槽は、第1バブリング槽と、該第1バブリング槽からオ
ーバーフローした洗浄液を受容する第2バブリング槽と
を有しており、前記受容槽は第2バブリング槽からオー
バーフローした洗浄液を受け入れる構成とされる。
【0009】
【作用】請求項1の発明の洗浄装置では機械加工後のワ
ーク等の被洗浄部材に洗浄液中においてバブルを当てて
該被洗浄部材に付着したスラッジ等の固形分及び油を洗
浄液により除去するものであるから、これらの除去を洗
浄液として水を利用して効率的に行うことができる。ま
た、スラッジ除去/油水分離セクションにおいてスラッ
ジ及び油を除去された洗浄液は最初のバブリング洗浄セ
クションに還流されて循環されるものであるから、洗浄
液は廃液として外部には排出されず、リサイクルが行わ
れる。
【0010】また請求項2の発明の洗浄装置ではエア吸
入弁により導入されたエアがポンプの高圧攪拌作用によ
り微粒子となって洗浄液とともにバブル噴射ノズルから
高圧状態で吐出されるので、被洗浄部材に付着したスラ
ッジ及び油は高圧の洗浄液の衝突作用と微細なバブルの
衝突作用の両者を受けて被洗浄部材からほぼ完全に除去
され、しかも除去されたスラッジ及び油は微細なバブル
の上昇に伴って確実に上方に浮上する。
【0011】請求項3の発明の洗浄装置では、バブルの
上昇に伴って浮上したスラッジ及び油を含むバブリング
槽の上層部分が受容槽に送られ、さらにこの受容槽にお
いても上層部分から液面吸入装置を介してスラッジ除去
/油水分離セクションに導かれるものであるので、スラ
ッジ及び油を多く含んだ洗浄液部分から順次スラッジ除
去/油水分離セクションに送られることとなる。
【0012】請求項4の発明の洗浄装置ではまず第1ス
ラッジ除去/油水分離セクションにより、洗浄液の加圧
を伴わない大略的なスラッジ除去と油水分離を行い、次
いで第2スラッジ除去/油水分離セクションにより、洗
浄液を加圧して厳密なスラッジの除去と油水分離を行う
ことができ、このような2段階構成により、第2スラッ
ジ除去/油水分離セクションのフィルタの目詰まり等に
起因する過剰な負荷を未然に防止できる。
【0013】請求項5の発明の洗浄装置ではバブリング
槽を、第1バブリング槽と、該第2バブリング槽との2
槽にしたので、例えば清澄な還流水を受ける第1バブリ
ング槽を仕上げ洗浄に利用し、一方その下流側の第2バ
ブリング槽を粗洗浄に利用することで、洗浄作業を2段
階で行うことができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の第1実施例による洗浄装置を
図1〜図5を参照して説明する。図1に全体を示した洗
浄装置は、機械加工後のワークを受け入れて後述するバ
ブリングによる洗浄を行うためのバブリング洗浄セクシ
ョン1と、該バブリング洗浄セクション1で使用された
洗浄液(水もしくは湯)中のスラッジ等の固形分を除去
した後に油水を分離する第1スラッジ除去/油水分離セ
クション2と、洗浄液のさらに細かいスラッジの除去と
ともにさらに厳密な油水の分離を行うための第2スラッ
ジ除去/油水分離セクション3と、バブリング洗浄セク
ション1の洗浄液を活性炭により清澄化を行うための活
性炭濾過セクション4とからなっている。ここで、第2
スラッジ除去/油水分離セクション5を経た洗浄液は最
初のバブリング洗浄セクション1に戻され、バブリング
洗浄セクション1−第1スラッジ除去/油水分離セクシ
ョン2−第2スラッジ除去/油水分離セクション3−バ
ブリング洗浄セクション1の循環経路が形成されてい
る。
【0015】上記バブリング洗浄セクション1及び第1
スラッジ除去/油水分離セクション2は図2にその詳細
が示してあり、まずバブリング洗浄セクション1に関し
説明すると、バブリング洗浄セクション1はワークを受
け入れる洗浄槽5と、該洗浄槽5の下部に配置されたエ
アレーション装置6を主体として構成されている。洗浄
槽5は洗浄されるべきワークを受容するためのバブリン
グ槽7と、該バブリング槽7に対し隔壁8により隔てら
れたオーバーフロー液受容槽9とからなっている。
【0016】バブリング槽7の底部には上記エアレーシ
ョン装置6に接続されたバブル噴射ノズル10が配置さ
れており、後述するようにエアレーション装置6により
つくられた洗浄液と微細な泡との混合流がバブル噴射ノ
ズル10から噴射されてワークに当たり、ワークに付着
したスラッジ,油等がバブルとともにバブリング槽7の
上層部に浮き上がる。ここで、バブリング槽7には上記
した循環経路により、第2スラッジ除去/油水分離セク
ション3から還流した洗浄液が連続的に供給されてお
り、このためバブルとともにバブリング槽7の上層部に
浮き上がったスラッジ,油等は洗浄液とともに隔壁8を
越えてオーバーフロー液受容槽9に流入する。
【0017】オーバーフロー液受容槽9の内部には上端
が開口した上下方向の流路11aを内部に形成する液面
吸入装置11が配置されている。この液面吸入装置11
の下部にはオーバーフロー液受容槽9の壁部を貫通して
第1スラッジ除去/油水分離セクション2に至り延出す
る管路12が接続されており上記流路11aを流下した
洗浄液は管路12を経て第1スラッジ除去/油水分離セ
クション2に供給されるようになっている。なお、図示
した液面吸入装置11は流路11aの上端位置を上下に
可変な構造となっており、商品名「アップダウンスキー
マー」として知られているものである。
【0018】次にエアレーション装置6に関し説明する
と、エアレーション装置6は吸込側を管路13Aを介し
て上記オーバーフロー液受容槽9の底部に接続され、吐
出側を管路13Bを介してバブル噴射ノズル10に接続
された渦巻ポンプ14と、該渦巻ポンプ14に近接する
管路13Aの一部、すなわち渦巻ポンプ14に近接する
上流側に設けられた自動エア吸入弁15とを備えてい
る。渦巻ポンプ14はその駆動モータ16とともにバブ
リング洗浄セクション1の下部に固定されており、オー
バーフロー液受容槽9の底部側に存在する比較的清澄な
洗浄液を汲み上げて、自動エア吸入弁15から供給され
るエアを微細化した状態で洗浄液ともにバブル噴射ノズ
ル10に送出するものである。
【0019】このような自動エア吸入弁15は渦巻ポン
プ14の吐出量にかかわらずエア混合比を自動的に安定
維持するように構成されたもので、本願と同一出願人に
よる実公昭第57−47439号公報に開示されたと同
様な構造を採用したものである。すなわち、図3に示す
ように、自動エア吸入弁15は渦巻ポンプ14の吐出側
に接続されて吐出洗浄液の一部を弁本体16内に導入す
るための液圧導入口17と、調節弁機構18を介して外
気からのエアを導入するエア導入口19と、該エア導入
口19とピストン弁20を介して連通するエア吐出口2
1とを有しており、エア吐出口21は上記吸入側の管路
13Aに接続されている。ピストン弁20はスプリング
22によりエア導入口19とエア吐出口21との間の連
通を閉ざす方向に通常付勢されており、またピストン弁
20には液圧導入口17から導入された液圧を受ける受
圧面23が形成されている。このような構成により、受
圧面23に加わる液圧に応じてピストン弁20がスプリ
ング22に抗して上昇され、エア導入口19とエア吐出
口21との間の連通面積を増加させて管路13Aへのエ
アの導入量を増大させるものである。
【0020】自動エア吸入弁15から管路13A内に導
入されたエアは当該管路13A内の洗浄液とともに渦巻
ポンプ14に導入され、該渦巻ポンプ14により先に説
明したように微細化された状態で洗浄液ともにバブル噴
射ノズル10に送出されるものである。このような渦巻
ポンプ14においては図4に示すインペラ24が採用さ
れており、このインペラ24は本願と同一出願人による
特願平第1−269588号(特開平第3−13059
8号)に開示されたと同様な構造のものである。すなわ
ち、インペラ24は中心部にボス25を有する主盤26
の一側面に、ボス25の軸方向に突出する複数の羽根2
7〜27を円周方向等間隔で配置したものであって、羽
根27〜27相互間の流体通路28〜28がボス25の
まわりから主盤26の外周に向かって徐々に小さくなる
ようにした構成を基本として、各羽根27の円周方向の
厚さ寸法をボス25に近接する部位を除きほぼ均一に形
成し、ボス25に近接する部位の厚さはボス25側に向
けて徐々に小さくしたものである。すなわち羽根27〜
27相互間の流体通路28〜28がボス25のまわりか
ら主盤26の外周に向かって徐々に小さくなるようにし
た構成により、インペラ24の重量バランスが向上し、
かつ渦巻ポンプ24の揚程及び効率が向上するものであ
り、これらの効果は上記した各羽根27の厚さの特殊な
設定により、羽根27〜27の相互間に洗浄液が円滑に
流入することでさらに向上するものである。
【0021】本実施例では上記のようにエア混合比を自
動的に安定維持できる自動エア吸入弁15と、揚程及び
効率に優れた渦巻ポンプ14とを組み合わせたことによ
りエアが渦巻室内で高圧(3〜5Kg/cm2) でミキシング
されて微粒化(数ミクロン〜0.2もしくは0.3 mm
程度)されるとともに、このような微粒化状態を安定的
に維持した状態でバブル噴射ノズル10から高圧で噴射
されるものである。このような微粒化されかつ高圧で噴
射されるエアはワークに当たった際のスラッジや油等の
除去効果が大きく、かつ除去後のスラッジや油等を浮力
により上昇する際に有効に運び去ることができるもので
ある。バブルにより浮上したスラッジや油等を含んだ洗
浄液の上層部分は隔壁8を越えてオーバーフロー液受容
槽9内に流入し、さらにそのスラッジや油等を多く含ん
だ上層部分が液面吸入装置11から管路12を介して第
1スラッジ除去/油水分離セクション2に導かれるもの
である。
【0022】さて、図2に戻り、第1スラッジ除去/油
水分離セクション2の構成を説明すると、第1スラッジ
除去/油水分離セクション2は上記したバブリング洗浄
セクション1からの管路12より供給される洗浄液中の
スラッジ等の固形分を除去するためのスラッジ除去装置
29と、スラッジ除去装置29を経た後の洗浄液の油水
を分離するための油水分離タンク30とからなってい
る。スラッジ除去装置29は油水分離タンク30の上部
に取り付けられており、管路12から自然流下する洗浄
液を受け入れる容器状をなしている。このスラッジ除去
装置29は中底状に配置された有孔プレート31上に不
織布製マット層からなるフィルタ32を載置した構成と
なっており、該フィルタ32は不織布製マットを上から
下へ目の粗いものから細かいものへと順番に2,3枚積
層したものであり、10ミクロン程度迄のスラッジを除
去できるものである。スラッジを除去された洗浄液はス
ラッジ除去装置29の底部に接続された排出管33より
油水分離タンク30内に自然流下する。
【0023】油水分離タンク30は蓋板34から垂下状
に取り付けられて下端が底板35との間に適宜隙間を形
成する2枚の下向仕切板36A,36Aと、これらの間
において底板35から上向きに立設され蓋板34との間
に適宜隙間を形成する上向仕切板36Bとにより、第1
槽〜第4槽37A〜37Dの4つの槽に区画されてい
る。第1槽37Aの上部には上記排出管33から流下し
た洗浄液を受け止める斜板38が取付けられており、洗
浄液は斜板38に沿って流下することで自然分離し、第
1槽37Aにおいて洗浄液の油分と水分がそれぞれ上層
及び下層側に分かれた状態が得られる。下層側の洗浄液
は前方の下向仕切板35と底板34との間の隙間からア
ンダーフローして第2槽37Bに流入し、さらにこれよ
り上向仕切板36を越えてオーバーフローし、第3槽3
7Cに流入する。第3槽37Cに流入した洗浄液は後方
の下向仕切板35と底板34との間の隙間からアンダー
フローして第4槽に流入し、このようなアンダーフロー
とオーバーフローの繰り返しにより油水の分離が促進さ
れる。
【0024】また、油水分離タンク30の側部には、上
記した上向仕切板36Bの上方(第2槽37Bと第3槽
37Cとの連通部)の適宜高さ位置において、分離した
油を外部に排出するための油抜き取りコック39が設け
られているとともに、前面側にはオイルポット窓40が
設けられており、作業者はオイルポット窓40により油
の溜まり状態を目視で確認して、油抜き取りコック39
を操作することにより浮上集積した油を排出できるよう
になっている。なお、このような油の抜き取りは手動に
限らず、例えば油界面センサにより電磁弁を開閉作動さ
せることで自動的に行わせることもできる。
【0025】第4槽37Dには先にバブリング洗浄セク
ション1に関連して説明した液面吸入装置11と同様な
液面吸入装置41が設けられており、液面吸入装置41
の上端が開口した上下方向の流路41aは油水分離タン
ク30の壁部を貫通して第2スラッジ除去/油水分離セ
クション3に至り延出する管路42に接続されている。
従って、第4槽37Dの上層から液面吸入装置41に流
入した比較的清澄な洗浄液が第2スラッジ除去/油水分
離セクション3に導かれる。
【0026】第2スラッジ除去/油水分離セクション3
は洗浄液の強制的な搬送を伴ってさらに細かいスラッジ
の除去とさらに厳密な油水の分離を行うものであり、図
1に示すように濾過筒43と油水分離筒44を主体とし
て構成されている。図5にはこのような第2スラッジ除
去/油水分離セクション3の配管システムが示してあ
り、液面吸入装置41の管路42はポンプPを介して濾
過筒43に接続され、濾過筒43は管路45を介して油
水分離筒44に接続されている。管路45の中途には圧
力調整弁46が設けられ、油水分離筒44に供給される
洗浄液の圧力が所定の圧力を越えると洗浄液の一部をバ
イパス管路47を介してポンプPの上流側すなわち管路
42に戻すようになっている。
【0027】ここで、濾過筒43の内部には目の細かな
図示しないフィルタが配置され、洗浄液はポンプPによ
り強制的にフィルタを通されて細かいスラッジ(3〜1
ミクロンのもの)が除去され、次いで管路45を介して
油水分離筒44に送られる。油水分離筒44の内部には
コアレッサと称されるガラス繊維等からなる繊維状の筒
体(図示しない)が配置されており、この筒体を洗浄液
が内側から外側へと半径方向に強制的に通されることに
より、筒体の外側において油分と水分とが上層及び下層
にそれぞれ分離される。水分すなわち油除去後の洗浄液
は下層から取り出されて管路48を介してバブリングセ
クション1のバブリング槽7に戻され、一方、油は油界
面センサ49及び水界面センサ50(図1参照)による
界面検出に基づいて電磁弁51の作動により自動排出さ
れる。なお油界面センサ49及び水界面センサ50はそ
れぞれ電磁弁51の開作動及び閉作動に利用されるもの
である。
【0028】上記のようにして細かいスラッジが除去さ
れかつ油分を厳密に除去された洗浄液(油分含有率で1
0〜20PPM)が管路49を介しバブリングセクショ
ン1のバブリング槽7に戻されるわけであるが、例えば
コアレッサの内圧が1.5〜2Kg/cm2程度にまで上昇し
た場合に、0.05〜0.3mm前後の油の粒子が流出
することが有る。なお、このような現象は目詰まりが生
じてコアレッサの内圧が高くなるとコアレッサを構成す
る繊維状の筒体の内壁に吸着した油分が内圧により内壁
が押されることによって外部に押し出されるためと思わ
れる。このような油の粒子は押し出されて球状となり、
例えばビーカーにとって静置すると、3〜5分位経過後
に水面上に浮上して表面に薄い膜を形成するものであ
る。
【0029】このため本実施例ではバブリング槽7の上
部に油吸着装置52(図2参照)が設けてあり、管路4
8から流出した洗浄液はこの油吸着装置52を通ってバ
ブリング槽7内に流下するようになっている。この油吸
着装置52はポリプロピレン系の不織布からなる吸着マ
ット53を備えており、この吸着マット53の利用によ
り10〜20PPMの油含有率が得られるものであり、
分離精度の安全を図ることができる。
【0030】なお、上記のような第2スラッジ除去/油
水分離セクション3の油水分離筒44のコアレッサの作
用により、例えば、洗浄停止後(洗浄すべきワークを取
り出した後)第2スラッジ除去/油水分離セクション3
の運転を繰り返した場合、洗浄停止時における洗浄液中
の含油量によっても異なるが、凡そ5〜10パスで10
PPM前後に含油量を抑制できるものであり、また上記
のような油吸着装置52の利用により、コアレッサが正
常に機能している場合においても分離精度の安全が得ら
れ、かつコアレッサの寿命が延びてコストが大幅に低下
する効果が得られる。
【0031】ところで、上記のようにバブリング洗浄セ
クション1−第1スラッジ除去/油水分離セクション2
−第2スラッジ除去/油水分離セクション3−バブリン
グ洗浄セクション1の循環経路により洗浄液のスラッジ
除去及び油水分離を高精度で行うことができるわけであ
るが、特に温水洗浄等を行ったような場合には、蒸発に
より水垢やワークに付着した界面活性剤,色素,鉄分等
の微細な残留物が洗浄液の清澄度を低下させる場合が有
る。このため、本実施例では最初に述べたように、バブ
リング洗浄セクション1の洗浄液を活性炭により清澄化
を行うための活性炭濾過セクション4が設けられてい
る。図1及び図2に示すように、該活性炭濾過セクショ
ン4は管路54を介してオーバーフロー液受容槽9の底
部に接続されており、オーバーフロー液受容槽9内の洗
浄液を図示しないポンプにより汲み上げて図示しない活
性炭層を強制的に通過させることで上記の水垢や微細な
残留物を除去し、次いで管路55を介して濾過後の洗浄
液をバブリング槽7に戻すものである。なお、活性炭濾
過セクション4は常時運転される必要はなく、洗浄液の
清澄度に応じて時々運転すれば良い。
【0032】以上のように、本実施例では、まずバブリ
ング洗浄セクション1により、バブリング槽7におい
て、洗浄すべきワークに対しバブル噴射ノズル10から
エア混じりの洗浄液を噴射することでワークに付着した
スラッジや油等を有効に分離し、次いで第1スラッジ除
去/油水分離セクション2によりおおよそのスラッジを
除去するとともに自然分離により油分を分離してこれを
除去し、さらに第2スラッジ除去/油水分離セクション
3によりさらに厳密なスラッジの除去と油分の分離除去
を行い、これをバブリング洗浄セクション1に還流させ
るものである。このため、洗浄液として、フロン,エタ
ン或いは他の廃棄上問題となる洗浄液を利用することな
く、単なる水を利用して有効な洗浄を行うことができる
ので、公害防止上非常に有益なものであり、またさらに
は従来のような高価な洗浄液が不要となるので洗浄コス
トが低減し、加えて洗浄後の水はそのまま廃棄するので
はなく、循環させて利用するものであるから、資源の節
約となるとともに洗浄コストがさらに低減する利点を有
するものである。
【0033】特に本実施例では、エアレーション装置6
により安定した微粒化状態のエアを含む洗浄液が生成さ
れ、これをバブル噴射ノズル10から高圧で噴射するも
のであるから、ワークに付着したスラッジや油等が高圧
で噴射される洗浄液と微細なバブルとの両者により有効
に除去され、またこれらは微細なバブルの浮上に伴って
有効に浮上されるので、優れた洗浄効果が得られるもの
である。また、このように浮上したスラッジや油等を含
んだ洗浄液の上層部分は隔壁8を越えてオーバーフロー
液受容槽9内に流入し、さらにそのスラッジや油等を多
く含んだ上層部分から液面吸入装置11を介して第1ス
ラッジ除去/油水分離セクション2に導かれるのである
ため、バブリング槽7及びオーバーフロー液受容槽9内
におけるスラッジや油の残留を最小限とすることができ
る。さらに、第2スラッジ除去/油水分離セクション3
における加圧力を利用した強制的なスラッジ除去と油水
の分離に先立ち、第1スラッジ除去/油水分離セクショ
ン2において、加圧力を利用することなく、重力及び自
然分離を利用して行うものであるから、第2スラッジ除
去/油水分離セクション3におけるスラッジ除去のため
のフィルタ或いは油水の分離を行うためのコアレッサの
目詰まり等に起因する過剰な負荷が低減し、第2スラッ
ジ除去/油水分離セクション3における除去及び分離操
作を円滑に行うことができるとともに装置寿命が延びる
利点を有する。加えて、先に述べたように、第2スラッ
ジ除去/油水分離セクション3からの還流液が油吸着装
置52を介してバブリング洗浄セクション1に戻される
ようにしたことによって、第2スラッジ除去/油水分離
セクション3におけるコアレッサの異常に伴う油分のバ
ブリング洗浄セクション1への流入を未然に防止できる
とともに、コアレッサが正常に機能している場合におい
ても分離精度の安全が得られ、コアレッサの寿命が延び
てコストが大幅に低下する効果が得られる。また、活性
炭濾過セクション4を洗浄液の清澄度に応じて時々運転
することで洗浄液を清澄に維持することができる。
【0034】次に本発明の第2実施例を図6を参照して
説明する。なお本実施例は上記第2実施例の構造を簡略
化した変形例であり、同様な部材には同一符号を付して
説明を省略する。本実施例はバブリング洗浄セクション
1Aと、第1実施例の第1スラッジ除去/油水分離セク
ション2と同様な洗浄液の加圧を伴わないスラッジ除去
/油水分離セクション2Aとからなっており、強制分離
によるスラッジ除去/油水分離セクションは省略されて
いる。
【0035】バブリング洗浄セクション1Aの洗浄槽5
Aは第1バブリング槽7Aと第2バブリング槽7Bの2
つのバブリング槽を備えており、洗浄槽5Aの下部には
これらに対応して第1エアレーション装置6A及び第2
エアレーション装置6Bが設けられている。この構成に
より、第1バブリング槽7Aと第2バブリング槽7Bの
各々において、その底部に配置されたバブル噴射ノズル
10,10を通じて、バブリング洗浄が可能となってい
る。第1バブリング槽7Aと第2バブリング槽7Bとは
隔壁8Aにより隔てられており、第1バブリング槽7A
から隔壁8Aを越えてオーバーフローした洗浄液が第2
バブリング槽7Bに流入可能となっている。また第2バ
ブリング槽7Bには上記第1実施例と同様な液面吸入装
置11を備えたオーバーフロー液受容槽9が隔壁8Bを
介して隣接しており、第2バブリング槽7Bから隔壁8
Bを越えてオーバーフローした洗浄液がオーバーフロー
液受容槽9に流入可能となっている。
【0036】第1エアレーション装置6A及び第2エア
レーション装置6Bは各々上記第1実施例のエアレーシ
ョン装置6と同様に渦巻ポンプ14と自動エア吸入弁1
5とを備えて構成されている。第1エアレーション装置
6Aの渦巻ポンプ14は吸入側を管路56Aを介して第
1バブリング槽7Aの底部に接続され,吐出側を管路5
6Bを介して第1バブリング槽7A内のバブル噴射ノズ
ル10接続されている。従って、第1エアレーション装
置6Aは第1バブリング槽7A内における循環流により
バブリング洗浄を行うようになっている。一方、第2エ
アレーション装置6Bの渦巻ポンプ14は吸入側を管路
57Aを介してオーバーフロー液受容槽9の底部に接続
されており、吐出側を管路57Bを介して第2バブリン
グ槽7B内のバブル噴射ノズル10に接続されている。
従って、第2エアレーション装置6Bはオーバーフロー
液受容槽9の底部側に存在する比較的清澄な洗浄液を汲
み上げて、第2バブリング槽7Bにおけるバブリング洗
浄に供するようになっている。
【0037】さて、オーバーフロー液受容槽9の液面吸
入装置11より管路12を介して流出する洗浄液はスラ
ッジ除去/油水分離セクション2Aにより、上記第1実
施例における第1スラッッジ除去/油水分離セクション
2と同様、スラッジ除去装置29によるスラッジの除去
と油水分離タンク30による油水の分離が行われ、液面
吸入装置41から管路42Aを介して外部に流出する。
ここで、管路42Aはポンプ58を介して上記バブリン
グ洗浄セクション1Aへの還流管路59に接続されてお
り、還流管路59からの流下水はバブリング洗浄セクシ
ョン1Aの第1バブリング槽7Aの上部に配置された上
記第1実施例と同様な油吸着装置52により油の吸着除
去が行われた後に第1バブリング槽7Aに供給される。
【0038】本第2実施例の洗浄装置は先に述べたよう
に第1実施例の装置を簡略化したものであり、強制分離
によるスラッジ除去/油水分離セクションを含まない
が、厳密なスラッジ除去/油水分離をさほど必要としな
いワークの洗浄にはこれで十分に対処でき、第1実施例
の装置と比較して安価に構成できる。また、本実施例の
洗浄装置では、特に、バブリング洗浄セクション1Aの
洗浄槽5Aが第1バブリング槽7Aと第2バブリング槽
7Bの2つのバブリング槽を備えており、第1バブリン
グ槽7Aではスラッジ除去/油水分離セクション2Aか
ら油吸着装置52を介して還流した清澄な洗浄液を利用
してバブリング洗浄を行い、一方第2バブリング槽7B
ではオーバーフロー液受容槽9の下部の比較的清澄な洗
浄液を利用してバブリング洗浄を行うものである。従っ
て、洗浄すべきワークをまず第2バブリング槽7Bに入
れて粗洗浄し、次いでこれを第1バブリング槽7Aに入
れて仕上げ洗浄を行うといういうようにワークを第2バ
ブリング槽7Bから第1バブリング槽7Aに順次入れ替
えて洗浄を行うことで、ワークの洗浄を効率的に行うこ
とができ、第1実施例のように単一のバブリング槽7を
利用する場合に比べて洗浄に要する時間が全体として短
縮する効果を有するものである。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明の洗浄装置では洗浄作業
を水を利用して効率的に行うことができるので、環境汚
染の原因となるフロン,エタン或いは廃棄上問題が有る
他の特殊な洗浄液を利用することなく洗浄作業を行うこ
とができ、しかも洗浄液を廃液として外部に排出するこ
とがなく循環利用できるため、洗浄コストが安価で済む
とともに、環境汚染或いはそれに伴う公害発生を未然に
防止できる利点を有する。また請求項2の発明の洗浄装
置では被洗浄部材に付着したスラッジ及び油は高圧の洗
浄液の衝突作用と微細なバブルの衝突作用の両者を受け
て被洗浄部材からほぼ完全に除去されるので洗浄効果が
向上し、しかも除去されたスラッジ及び油は微細なバブ
ルの上昇に伴って確実に上方に浮上するので除去後のス
ラッジ及び油の確実な分離を行うことができる。請求項
3の発明の洗浄装置では、スラッジ及び油を多く含んだ
洗浄液部分から順次スラッジ除去/油水分離セクション
に送られることとなるので、洗浄効率が向上し、また除
去分離後のスラッジ及び油のバブリングセクションにお
ける残留を最小限とすることができるので洗浄効果がさ
らに向上する利点を有する。請求項4の発明の洗浄装置
はスラッジ除去及び油水分離を2段階で行うものである
から、確実なスラッジ除去及び油水分離を行うことがで
き、しかも第2スラッジ除去/油水分離セクションのフ
ィルタの目詰まり等に起因する過剰な負荷を未然に防止
できるので、スラッジ除去及び油水分離作用を円滑に行
うことができるとともに装置寿命が長くなる利点を有す
る。請求項5の発明の洗浄装置では洗浄作業を第1バブ
リング槽と第2バブリング槽との2槽において2段階で
行うことができるので洗浄効率が向上する利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による洗浄装置のシステム
全体を示す概略図。
【図2】図1に示した洗浄装置のバブリング洗浄セクシ
ョンと第1スラッジ除去/油水分離セクションの縦断面
図。
【図3】図2に示した自動エア吸入弁の断面図。
【図4】図2に示した渦巻ポンプに採用されているイン
ペラの側面図。
【図5】図1に示した第2スラッジ除去/油水分離セク
ションの配管図。
【図6】本発明の第2実施例による洗浄装置の縦断面
図。
【符号の説明】
1,1A バブリング洗浄セクション 2 第1スラッジ除去/油水分離セクション 2A スラッジ除去/油水分離セクション 3 第2スラッジ除去/油水分離セクション 5,5A 洗浄槽 6 エアレーション装置 6A 第1エアレーション装置 6B 第2エアレーション装置 7 バブリング槽 7A 第1バブリング槽 7B 第2バブリング槽 9 オーバーフロー液受容槽 10 バブル噴射ノズル 11 液面吸入装置 14 渦巻ポンプ 15 自動エア吸入弁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械加工後のワーク等の被洗浄部材に洗
    浄液中においてバブルを当てて該被洗浄部材に付着した
    スラッジ等の固形分及び油等を除去するためのバブリン
    グ洗浄セクションと、該バブリング洗浄セクションにお
    いて洗浄液中に混入したスラッジ等を除去しかつ該洗浄
    液中の油水を分離するためのスラッジ除去/油水分離セ
    クションとを有し、該スラッジ除去/油水分離セクショ
    ンを経た洗浄液は前記バブリング洗浄セクションに還流
    されて循環されることを特徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記バブリング洗浄セクションは被洗浄
    部材を収容する洗浄槽と、該洗浄槽内においてバブル噴
    射ノズルを介してバブル混入洗浄液を噴射させるための
    エアレーション装置とからなっており、該エアレーショ
    ン装置は洗浄液を汲み上げて前記バブル噴射ノズルに導
    くポンプと、該ポンプの吸入側に接続されたエア吸入弁
    とからなり、前記エア吸入弁から供給されたエアが前記
    ポンプの高圧攪拌作用により微粒子となって洗浄液とと
    もに前記バブル噴射ノズルから高圧状態で吐出される請
    求項1の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記バブリング洗浄セクションは洗浄槽
    として被洗浄物を受容してバブリング洗浄を行うための
    バブリング槽と、該バブリング槽の上層部の洗浄液を受
    け入れる受容槽とを有しており、該受容槽の内部には当
    該受容槽により受け入れられた洗浄液をさらにその上層
    部のものから前記スラッジ除去/油水分離セクションに
    導く液面吸入装置が配置されている請求項1もしくは2
    に記載の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記スラッジ除去/油水分離セクション
    は洗浄液の加圧を伴わない濾過作用によるスラッジ等の
    除去及び浮力による油水の自然分離を利用した第1スラ
    ッジ除去/油水分離セクションと、洗浄液の加圧を伴う
    強制的な濾過によるスラッジ等の除去及び油水の分離を
    行う第2スラッジ除去/油水分離セクションとを有する
    請求項1〜3のいずれかに記載の洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記バブリング洗浄セクションの前記バ
    ブリング槽は、第1バブリング槽と、該第1バブリング
    槽からオーバーフローした洗浄液を受容する第2バブリ
    ング槽とを有しており、前記受容槽は第2バブリング槽
    からオーバーフローした洗浄液を受け入れる請求項3の
    洗浄装置。
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