JPH07265435A - カニューレ クランプ - Google Patents

カニューレ クランプ

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JPH07265435A
JPH07265435A JP5015613A JP1561393A JPH07265435A JP H07265435 A JPH07265435 A JP H07265435A JP 5015613 A JP5015613 A JP 5015613A JP 1561393 A JP1561393 A JP 1561393A JP H07265435 A JPH07265435 A JP H07265435A
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E Andrew Daniel
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Abstract

(57)【要約】 【目的】硬膜外用の針状部内のカニューレを締め付け固
定するための締め付け装置の提供。 【構成】この締め付け装置は硬膜外用の針状部10に収
容されているシリンダー状のハウジング28を具備して
おり、そのハウジング28には全く反対方向で軸方向に
は垂直である一対の穴40が設けられていて、その穴4
0の中にクリップ44のアーム48,50が場合に応じ
てカニューレ13を緩く嵌挿したり、あるいはカニュー
レ13を保持したりできるように挿入されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はカテーテルに関する。
更に特定すると、ハウジング内にカニューレを固定する
ための締め付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1990年11月27日に認可された米
国特許第4,973,312号には、硬膜外領域と硬膜
である蜘蛛膜を通して、脊椎の蜘蛛膜下領域にフレキシ
ブルなカテーテルの挿入を行うためのシステム装置が開
示されている。このシステムは、硬膜外領域に挿入する
ための尖った挿入端部とハブを備えた出口端部とを有す
る孔開き針状部と、その孔開き針状部内を軸方向に動く
ことができるようにうまく配置された末端部を有するカ
ニューレであって、そのカニューレを孔開き針状部内に
向かって進行させることによって硬膜である蜘蛛膜上に
張力がかかるように硬膜である蜘蛛膜に対してその末端
部を支持することのできるカニューレと、孔開き針状部
の中でそのカニューレが軸方向に動かないように固定す
るために孔開き針状部の出口端部でそのハブにうまく取
り付けられてしっかり締めることのできる手段とから構
成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、カニューレがその硬膜に圧力をかけている場合に、
その硬膜外用針状部にそのカニューレをしっかりと締め
付け固定することのできる締め付け装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明における主要な目
的を達成するために、硬膜外用針状部にカニューレ等の
チューブをしっかり締め付けるための締め付け装置は、
前記チューブを受け入れるための細長い穴のあいたシリ
ンダー状のハウジングであって、その前後軸に対して垂
直方向に形成されていて完全に対向する位置関係にある
一対の穴が設けられているハウジングと、柄部分で一端
が結合されていてその間にテーパー状のスロットを形成
する対向している一対のフレキシブルなアームを持つク
リップとを備えており、ここでそのクリップは前記ハウ
ジングに形成された穴を貫通してぴったりと適合する位
置関係になるように挿入されている。
【0005】
【発明の作用・効果】このように構成したことによっ
て、そのクリップが引き込まれた場合にはそのチューブ
はハウジング内でスライドできるようにその対向するア
ームの間に緩く受け入れられ、またそのクリップが延長
された場合にはそのチューブはハウジング内で対向する
アームによって把持されるようになっている。
【0006】
【実施例】図1には、カニューレ13が挿通されていて
尖った端部12を有しており、かつ患者の背中14に挿
入されている孔開き硬膜外用針状部10の配置が示され
ている。ここでカニューレ13は、患者の背中14の脊
椎のきょく状突起(spinous processes)16の間を通
して更に靭帯フラバム(ligamentum flavum)18を通
過させて硬膜外領域20に挿入されている。針状部10
の反対側の端部には従来から知られているような円錐形
状の内壁面を有しているハブ(hub:円筒部分)22が
設けられており、そのハブ22は、カニューレが軸方向
に動かないように締め付け固定するための締め付け装置
26のテーパー状の延長部分24を受け入れることがで
きるようになっている。その詳細については、図2〜図
6を用いて説明が行われる。
【0007】締め付け装置のハウジング28は、細長い
シリンダー状であって薄い壁面を有しており、そして孔
が設けられたスリーブに形成されているか、あるいはま
た、広がったヘッド部分32を設けた開口端とテーパー
状の延長部分24及び肩部分36を設けた反対側の開口
端とを持つプラスチック製のハウジングとすることが好
ましい。延長部分24は、硬膜外用針状部10とハブ2
2とのちょうどよい摩擦力をもたらしている。カニュー
レ13は硬膜外領域20に伸長するように、ハウジング
28と針状部10の中を通して緩く嵌挿されている。
【0008】スリーブ28には、全く反対方向で軸方向
には垂直である一対の穴40,42が形成されている。
その穴40,42は例えば長方形や正方形の四角形やあ
るいは円形や卵型の形状をしている。クリップ44は柄
部分46、及びその柄部分46から軸方向に延びていて
間隔を保って対向しているアーム48,50とを備えて
おり、フレキシブルなプラスチックで形成されている。
そして穴40,42の形状に対応する形状に形成されて
おり、その穴40,42の中をうまくスライドできるよ
うになっている。アーム48,50の間に形成されるテ
ーパー状のスロット52は、その末端部54,56では
カニューレ13の直径よりも大きな幅となっており、一
方柄部分46に隣接する位置ではカニューレ13の直径
よりも小さな幅となっている。その理由については、説
明を進めるに従って明らかになってくるであろう。
【0009】アーム48,50の末端部54,56は、
穴40,42の高さよりも小さい間隔の鋭い先端部5
8,60と、穴40,42の高さよりも大きな間隔の外
側の鈎部分58,60とに形成されていて、穴40,4
2にそのクリップ44が容易に挿入でき、かつハウジン
グ28からそのクリップ44が外れないようになってい
ることが好ましい。
【0010】図2及び図3に示したようにこの操作にお
いては、クリップ44のアーム48,50の間に挟まれ
て硬膜外用針状部10に挿入されているチューブ状のカ
ニューレ13は、硬膜である蜘蛛膜62が張力がかかっ
ている状態になるように、その蜘蛛膜62に対して支持
を行うべく硬膜外領域へと延ばされる。この点について
はアメリカ特許明細書4,973,312号に記載され
ており、その記載については参照文献としてここに組み
入れられる。それからクリップ44は図4に示すように
ハウジング28を貫通して軸に対して垂直方向に延ばさ
れ、それによってカニューレ13がハウジング28の内
壁面に押し付けられ、かつスロット52の狭い端部方向
にそのカニューレに力が加えられるため、アーム48,
50の間でそのカニューレが締め付けられるようになっ
ている。アーム48,50は広いことが好ましい。即
ち、そのカニューレが破損するのを防ぐことができる程
度の充分な幅を有していることが好ましい。次にクリッ
プ44は図5に示すように、しっかりと把持されている
カニューレ13を伴ったまま穴40,42を通してハウ
ジング28内を自由にスライドすることができ、それに
よって膜62に望ましい張力がかかった状態を維持する
ことができる。カニューレ13をはずしたい場合には、
クリップ44はヘッド68でつかまれて図6に示されて
いる位置にまでハウジング内に引っ込められる。そして
それによってそのカニューレはハウジング28の内壁面
に当接し、柄部分46に隣接するアーム48,50によ
る把持から開放される。
【0011】添付された請求の範囲によって定義づけら
れる本発明の目的及び権利範囲から逸脱しない範囲で、
ここに例示されかつ説明がなされている本発明の実施例
を、変形、修飾を行うことができることは言うまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる締め付け装置を用いて締め付け
られており、かつ脊椎の硬膜外領域に挿入されているカ
ニューレが挿通されている硬膜外用針状部の正面図であ
る。
【図2】図1における締め付け装置の斜視図であって、
部分的に削除して示されており、そして前記カニューレ
は軸方向に動かないように締め付け固定されている状態
を示す斜視図である。
【図3】図2におけるライン3−3に沿って切断された
断面図であって、クリップがハウジング内部に引っ込ん
でいる位置にある状態を示す断面図である。
【図4】図3に対応する断面図であって、前記クリップ
が充分に延びてハウジング内部で前記カニューレと噛み
合う位置にある状態を示す断面図である
【図5】図3に対応する断面図であって、前記クリップ
は幾分引っ込んでいてハウジング内部で前記カニューレ
と噛み合う位置にある状態を示す断面図である。
【図6】図3に対応する断面図であって、前記クリップ
が引っ込んで、そのクリップアームから前記カニューレ
が離れた位置にある状態を示す断面図である。
【符号の説明】 10…針状部、13…カニューレ、20…硬膜外領域、
22…ハブ、24…延長部分、28…ハウジング、4
0,42…穴、44…クリップ、46…柄部分、48,
50…アーム、52…テーパー状スロット、58,60
…先端部分。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チューブを閉塞させることなくその長さ方
    向に沿って前記チューブを摩擦によってしっかり締め付
    けるための締め付け装置において、その締め付け装置
    は、前記チューブを軸方向に挿入するための細長い開放
    端を有していて孔が開いたシリンダー状であってかつそ
    の前後軸に対して垂直方向で完全に対向する位置関係に
    形成されている一対の穴が設けられたハウジングと、柄
    部分で一端が結合されていてその間にテーパー状のスロ
    ットを形成する一対の対向したフレキシブルなアームを
    持つクリップとを備えており、ここでそのクリップは前
    記ハウジングに挿通させたチューブに対して垂直なハウ
    ジングの壁面に形成された前記穴を貫通してぴったりと
    適合する位置関係で挿入されていて、そのクリップがハ
    ウジング内に引き込まれた場合にはそのチューブはその
    対向するアーム間に挟まれてスライドできるように緩く
    受け入れられていて、またそのクリップがハウジング内
    で延長された場合にはそのチューブは対向するアームに
    よって摩擦により把持されるように構成されていること
    を特徴とする締め付け装置。
  2. 【請求項2】前記クリップの柄部分には一方の端部に前
    記穴の直径よりも大きな直径を持つヘッドが設けられて
    おり、また、前記対向するフレキシブルなアームには末
    端部分にハウジングの壁と共同する鈎状の先端部分が設
    けられていることによって、前記クリップが、前記ヘッ
    ドと前記鈎状の先端部分との間でハウジング内を自由に
    軸に対して垂直方向に動くことができることを特徴とす
    る請求項1記載の締め付け装置。
  3. 【請求項3】前記テーパー状のスロットは、前記チュー
    ブがハウジングの壁面と対向するアームとの間に摩擦に
    よって把持されるようにクリップの柄部分に隣接する位
    置が前記チューブの直径よりも小さな幅に形成されてお
    り、それによってハウジング内にそのクリップが延長さ
    れた場合にそのチューブが閉塞することなく締め付け固
    定されることを特徴とする請求項2記載の締め付け装
    置。
  4. 【請求項4】前記鈎状になっている先端部分は尖ってい
    て、その鋭い先端部の間隔は前記穴の中に前記アームが
    容易に挿入できるようにその穴の幅よりも小さく、また
    鈎部分の幅は前記ハウジングから前記クリップが引っ込
    んで外れないように前記穴の幅よりも大きく形成されて
    いることを特徴とする請求項3記載の締め付け装置。
  5. 【請求項5】前記クリップが、フレキシブルなプラスチ
    ックで形成されることを特徴とする請求項1記載の締め
    付け装置。
  6. 【請求項6】前記クリップが、方形の断面を有している
    ことを特徴とする請求項5記載の締め付け装置。
  7. 【請求項7】前記クリップが、円形の断面を有している
    ことを特徴とする請求項5記載の締め付け装置。
  8. 【請求項8】前記クリップが、卵型の断面を有している
    ことを特徴とする請求項5記載の締め付け装置。
  9. 【請求項9】前記孔の開いたシリンダー状のハウジング
    には硬膜外用の針状部のハブに挿入できるように一端部
    にテーパー状の延長部分が設けられており、また前記チ
    ューブは前記硬膜外用の針状部に挿入されたカニューレ
    であることを特徴とする請求項3記載の締め付け装置。
JP01561393A 1993-02-02 1993-02-02 カニューレ クランプ Expired - Fee Related JP3280446B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007502197A (ja) * 2003-05-20 2007-02-08 アロウ・インターナショナル・インコーポレイテッド 麻酔剤送達のための機器および方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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