JPH07265373A - 指圧器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 肩の患部を，その患部と反対側の手により操
作し，指圧することが目的である． 【構成】 輪，球，中空の球，突起等の形状の支点部１
に軸２が接続されておりこの軸２をスライドする指圧部
３に取手４が接続されている．

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は，てこの原理を利用し
た指圧器に関するものである．

【０００２】

【従来の技術】従来の治療器は，患部を挟むという構造
のものや，患者の背部をローラーによって行なう電動治
療機などであった．このため，肩の部分の苦痛を訴える
患者は最も多いのであるが，今までの治療器では十分な
効果が得られず，手による指圧，マッサージ治療に頼ら
ざるをえなかった．

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は，今まで器械
では不得手としていた肩の部分を治療しようというもの
である．

【０００４】

【課題を解決するための手段】支点部と軸を接続し，こ
の軸をスライドする指圧部に取手を接続する．

【０００５】

【作用】本発明は，以上のような構造であるから，支点
部を座イスや柱などに装着すると，頚部・肩・背部上部
などの広い範囲において患部に直角な力で指圧すること
ができる．また，支点が安定しているため指圧部も安定
し，操作がしやすい．以上のような特長から，肩の部分
の深部の筋肉をも楽に指圧することができる．

【０００６】

【実施例】本発明の実施態様を挙げると次のようにな
る． （イ）取手を軸に取付けてもよい． （ロ）支点部を軸がスライドしてもよい．

【０００７】

【発明の効果】本発明は以上のような構造であるから，
右の肩を左手で指圧することができる．このことは，体
の左側には力が入るが，右側には力が入らないというこ
とである．よって，右側の肩のやわらかい筋肉を左手に
より指圧するので，右肩の筋肉の深部まで治療効果が期
待できる．

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【符号の説明】

１：支点部 ２：軸 ３：指圧部 ４：取手

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）輪，球，中空の球，突起等の形状の
   支点部１と軸２を接続する． （ロ）軸２をスライドする指圧部３に取手４を接続す
   る． 以上の如く構成された指圧器．