JPH0726339Y2 - 口型の保持構造 - Google Patents

口型の保持構造

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JPH0726339Y2
JPH0726339Y2 JP11384389U JP11384389U JPH0726339Y2 JP H0726339 Y2 JPH0726339 Y2 JP H0726339Y2 JP 11384389 U JP11384389 U JP 11384389U JP 11384389 U JP11384389 U JP 11384389U JP H0726339 Y2 JPH0726339 Y2 JP H0726339Y2
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JP
Japan
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mouth
die
holder
mouthpiece
holding structure
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Application number
JP11384389U
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JPH0353524U (ja
Inventor
敦行 山脇
啓充 土井
Original Assignee
山村硝子株式会社
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、口型の外周に形成された突条を、口型ホルダ
の凹溝によって受けるようにして口型を保持する構造の
改良に関する。
〔従来の技術〕
一般に、ガラス壜をB−B法(Blow&Blow)又はP−B
法(Press&Blow)で製造する場合、壜の口部を成形す
るための口型(ネックリングとも云う)は、口型ホルダ
(ネックリングホルダとも云う)によって保持される。
第2図および第3図は従来の口型の保持構造を示すもの
で、これらの図において、1は口型であって、平面視形
状がほぼ半円形の2つの割型2,2よりなり、各割型2,2の
それぞれ外周には突条3,3が形成してあって、割型2,2を
所定の状態に合わせたとき環状の突条が形成されるよう
にしてある。4は口型1内に設けられるフィニッシュガ
イドプレートである。
5は口型1を保持するための口型ホルダで、2つの口型
ホルダ部材6,6よりなり、各口型ホルダ部材6,6の内周面
には前記突条3,3に対応するように凹溝7,7が形成してあ
る。そして、この凹溝7,7内にはそれぞれ板ばね8,8が設
けてあって、突条3,3を凹溝7,7に嵌め合わせるようにし
て口型1を口型ホルダ5に保持させたとき、板ばね8,8
が突条3,3の表面を押圧するようにしてある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の従来技術においては、板ばね8,8
による口型1への押圧力が必ずしも平均に作用せず、特
に、口型1を口型ホルダ5の中心方向に対して保持させ
る力が小さいため、口型1が口型ホルダ5内において、
前後方向(第3図における矢印方向)に動くなど、口型
ホルダ5による口型1の保持が必ずしも完全ではなく、
従って、インバート装置を用いてパリソンを粗型側から
仕上型側へ移行するいわゆるインバート時において、口
型1が移動して壜の口部にビリが生じたり、口ズレが生
ずることがあった。
本考案は、上述の事柄に留意してなされたもので、その
目的とするところは、口型を安定に保持することができ
る口型の保持構造を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案に係る口型の保持構
造は、口型を構成する2つのほぼ半円形の割型のそれぞ
れ外周に形成された突条を口型ホルダの凹溝によって受
けると共に、この凹溝内にそれぞれ設けられた板ばねに
よって前記突条の表面を押圧付勢するようにして口型を
保持する構造において、前記板ばねをそれぞれ二分した
点に特徴がある。
〔作用〕
上記構成によれば、一つの凹溝には2つの板ばねが設け
てあることになるので、各板ばねの押圧力が口型に対し
て均一に、しかも、口型ホルダの中心方向に作用し、こ
れによって、口型ホルダによる口型の固定的保持が完全
に行われる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る口型の保持構造の一例を示す。こ
の図において、第2図および第3図における符号と同一
の符号は同一物または相当物を示す。
第1図に示す実施例が第2図に示す従来例と大きく異な
る点は、1つの凹溝7に設けられる板ばねを2分したこ
とである。
すなわち、第1図において、9…は板ばねで、1つの凹
溝7内にそれぞれ2つずつ設けてある。なお、図示例で
は口型ホルダ5は2つ並列的に設けられている。
そして、各口型ホルダ部材6の周壁には、凹溝7の全長
のほぼ中間位置にピン10がその頭部10aを凹溝7内に突
出させるようにして埋設してあり、板ばね9,9の一端を
当接保持させてある。また、板ばね9,9の他端は口型ホ
ルダ部材6に形成された係止部11,11にそれぞれ当接保
持させてある。
なお、第1図において、12,12はその軸13a,13aにばね1
4,14を介装してなる操作具13,13によって回転操作され
る口型の係止具である。
而して、上記構成において、従来と同様に、突条3,3を
凹溝7,7に嵌め合わせるようにして口型1を口型ホルダ
5に保持させたとき、一つの凹溝7,7には2つの板ばね
9,9が設けられているため、各板ばね9,9の押圧力が口型
1に対して均一に、しかも、口型ホルダ5の中心方向に
作用し、口型ホルダ5によって口型1を固定的に保持す
ることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る口型の保持構造は、
従来の板ばねを二分するといった極めて簡単な構成を採
用しながらも、口型ホルダによって口型を確実に固定的
に保持することができるので、壜の口部にビリが生じた
り、口ズレが生じたりするのを殆どなくすことができる
に至った。
そして、本考案によれば、口型の脱着が容易であり、ま
た、従来の口型ホルダに対してのみ僅かな加工を施すだ
けで簡単にしかも安価に改良することができるといった
利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る口型の保持構造の一例を示す横断
面図である。 第2図および第3図は従来例を示す縦断面図および横断
面図である。 5…口型ホルダ、7…凹溝、9…板ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】口型を構成する2つのほぼ半円形の割型の
    それぞれ外周に形成された突条を口型ホルダの凹溝によ
    って受けると共に、この凹溝内にそれぞれ設けられた板
    ばねによって前記突条の表面を押圧付勢するようにして
    口型を保持する構造において、前記板ばねをそれぞれ二
    分したことを特徴とする口型の保持構造。
JP11384389U 1989-09-28 1989-09-28 口型の保持構造 Expired - Lifetime JPH0726339Y2 (ja)

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JPH0353524U JPH0353524U (ja) 1991-05-23
JPH0726339Y2 true JPH0726339Y2 (ja) 1995-06-14

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