JPH07263060A - シールドデータコネクタ - Google Patents

シールドデータコネクタ

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JPH07263060A
JPH07263060A JP5035070A JP3507093A JPH07263060A JP H07263060 A JPH07263060 A JP H07263060A JP 5035070 A JP5035070 A JP 5035070A JP 3507093 A JP3507093 A JP 3507093A JP H07263060 A JPH07263060 A JP H07263060A
Authority
JP
Japan
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cable
connector
housing
wiring
data
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5035070A
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English (en)
Inventor
Brian E Kilbey
エリック キルベイ ブライアン
Bruce S Coolbear
シグニー クールベア ブルース
Richard F Gandy
フランク ガンディ リチャード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Whitaker LLC
Original Assignee
Whitaker LLC
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Publication date
Application filed by Whitaker LLC filed Critical Whitaker LLC
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ケーブルの延出角度を複数に設定可能なデータ
コネクタを提供する。 【構成】複数の端子30を支持する内側端子支持ハウジ
ング4がシールドアセンブリ12内に嵌装されている。
このサブアセンブリはさらに、外側ハウジング6に挿入
され、ラッチ固定される。複数の導電ケーブルを接続し
た後、後方支持プレート8とケーブル支持部材を遊びを
持たせて密閉し、ケーブルの周囲を包囲するよう組み立
てる。この結果、配線クランプ10はまっすぐまたは斜
めの方向に固定され、この角度でケーブル230はコネ
クタ2から延出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローカルエリアネット
ワーク接続用のシールドデータコネクタの改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】米国特許No.4,501,459に
は、データ通信産業専用のLANコネクタが開示されて
いる。このコネクタは、システム内でコンピュータ端末
などの様々な機器を相互に接続する閉ループデータ通信
リンクに使用されており、特にオフィスなどでにおける
マイクロコンピュータネットワーク内の複数のマイクロ
またはミニコンピュータの相互接続に特に適している。
このタイプのコネクタは互換寸法や形状が標準化されて
いる。このようなコネクタには、スプリアス電気信号や
ノイズなどがネットワーク内の信号に影響を及ぼさない
ようシールドを施しておく必要がある。導体はネットワ
ークの一部であり、また他の同じようなコネクタと直列
に接続することができるため、コネクタには分流能力が
必要となる。この分流能力は、各プラグが外部機器に接
続されていない場合にネットワークの破壊を防止する上
で必要である。
【0003】このタイプのLANコネクタの構造と構成
部品は、上述の米国特許No.4,501,459のコ
ネクタ構造図に示されている。これらのコネクタには、
各導体に電気接続して多導体シールドケーブルを構成す
る絶縁変位ワイヤーバレル(insulation displacement w
ire barrel) を有するスプリング金属端子が複数納めら
れている。端子は支持体ハウジングの表面に取り付けら
れており、上部および下部シールドが端子と支持体ハウ
ジングを収納するように配設されている。シールド部材
は上部及び下部カバー部材に固着されており、これらカ
バー部材は、ケーブルシールドに嵌装されて導体を内封
すると共に上部及び下部シールドを被包する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】業界には、このように
ユーザーサイドの設備において簡単に手で組立ができる
汎用タイプの低価格LANコネクタに対する要望が依然
としてある。PCT公報WO 88/04841にはこ
の種のコネクタの構造が開示されている。このコネクタ
は、内部絶縁端子保持ハウジングで構成されており、前
記ハウジングを包囲するように上部及び下部シールドが
配設されており、予備成形された外部ブートハウジング
にシールドサブアセンブリを挿入することができる。前
記ブートハウジングは、データリンク内の同一コネクタ
へ嵌着するためのラッチ構造体を有している。前記PC
T公報には低価格の改良型データコネクタアセンブリが
開示されているが、このアセンブリの構造はデータ接続
の全ての要件に適合するものではない。
【0005】一般に、このタイプのケーブルではケーブ
ルが電気コネクタからラインの長手方向にまっすぐに延
出する。しかしながら、ケーブルがフロアに垂れ下がる
ような場合や、あるいは、コネクタのクリアランスが小
さい場合にはケーブルが斜めに延出することもある。
【0006】導電体の端部を電気端末に接続した後や、
シールドデータケーブル表面の所定位置に外部シールド
部材を固定した後に内側ハウジングを摺動自在に外部ハ
ウジング内に取り付けるような場合もある。上述のPC
T出願の開示内容によれば、端子支持ハウジング内の対
応端子に各データコネクタを接続する前に予備成形ブー
トでケーブルを被覆しなくてはならない。
【0007】本発明は上記従来技術の有する課題に鑑み
なされたものであり、その目的はあらゆる角度でケーブ
ルを延出させることが可能な低価格シールドデータコネ
クタを提供することにある。
【0008】さらに、本発明の目的は、2つの延出角度
を確保するためにコネクタ部品に余裕を持たせる必要の
ない低価格シールドデータコネクタを提供することにあ
る。
【0009】本発明のその他の目的は、配線の端部を各
対応電気端末に接続した後に内側シールドサブアセンブ
リを外部ハウジング内に挿着することができる電気コネ
クタアセンブリを提供することにある。
【0010】本発明のさらにその他の目的は、適当なE
MI/RFIおよびクロストーク用件を備えた低価格シ
ールドデータコネクタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電気データコネクタは、絶縁端子支持プラ
ットフォームで構成されており、前記プラットフォーム
の内部には複数の端子が横並びに配設されており、ま
た、前記プラットフォームの外周の少なくとも一部を包
囲する外部絶縁ハウジングを前記プラットフォームは備
えており、前記外部ハウジングには前記コネクタを係合
部品に係着させるためのラッチ機構が設けられ、前記外
部絶縁ハウジングには、前記端子支持プラットフォーム
と同じ大きさで前記端子支持プラットフォームの前方係
合面を摺動自在に嵌入可能な形状の背面開口部が形成さ
れており、また、前記外部絶縁ハウジングは、前記デー
タケーブルの表面を摺動自在で、当該外部絶縁ハウジン
グを中心として摺動自在で、また前記外部絶縁ハウジン
グに係着自在なケーブル支持部材を備えており、前記ケ
ーブル支持部材は前記データケーブルを補助的に軸方向
に保持する引張り弛緩手段を備えていることを特徴とす
る。
【0012】また、本発明の他のデータコネクタは、絶
縁ハウジング手段内部に配設された複数の電気端子と、
前記データケーブルを保持する前記ハウジング手段に取
付自在なケーブル支持スリーブで構成され、前記ハウジ
ング手段は貫通形成されたケーブル延出開口部を少なく
とも1つ備えており、前記ケーブル支持スリーブを複数
の方向にて前記ケーブル延出開口部の中に固定すること
ができ、このためケーブルは複数の方向に延出できるこ
とを特徴とする。
【0013】さらに、本発明のその他の電気コネクタ
は、複数の電気端子を支持する絶縁ハウジングを備えて
おり、前記端子は接触部と配線接続部で構成され、前記
配線接続部は、絶縁を貫通して前記絶縁配線との電気接
続を行うため金属プレート部材に形成されたスロットと
絶縁配線を挿入するための押込みキャップとを有し、前
記押込みキャップは前記配線を前記端子に電気的に接続
するため前記配線接続部の上に摺動自在に被装すること
ができ、前記押込みキャップは、接続する複数の配線を
挿通させるための開口部が複数形成された背面壁を有し
ており、前記背面壁には前記コネクタの長手中心方向を
向いた傾斜面を備えており、このため、前記配線を前記
長手中心方向に対して斜めに配置されることを特徴とす
る。
【0014】
【作用】本発明のデータケーブルへの電気接続用電気デ
ータコネクタは、上述のように、絶縁端子支持プラット
フォームで構成されており、前記プラットフォームの内
部には複数の端子が横並びに配設されており、また、前
記プラットフォームには当該プラットフォームの外周の
少なくとも一部を包囲する外部絶縁ハウジングを備えて
おり、この外部ハウジングは前記コネクタを係合部品に
係着させるためのラッチ機構を有していることを特徴と
する。
【0015】前記外部絶縁ハウジングには、前記端子支
持プラットフォームと同じ大きさで前記端子支持プラッ
トフォームの前方係合面を摺動自在に嵌入できる形をし
た後方開口部が形成されている。また、前記ハウジング
はケーブル支持部材を有しており、当該ケーブル支持部
材は前記データケーブルの表面を摺動することができ、
また、前記外部絶縁ハウジングや当該ハウジングにラッ
チ自在なスナップに対して摺動可能である。前記ケーブ
ル支持部材は、前記データケーブルを補助的に保持する
ための張り弛緩手段を備えている。
【0016】前記コネクタは、いわゆる押込みキャップ
を有しており、このキャップで各配線を固定し、端子の
ワイヤバレル表面の横手方向に前記配線を並べて保持し
ている。このコネクタ装置に使用している配線は対にな
っており捻り加工されている。このため、捻り加工をし
ない部分は最小限の範囲にとどめておく必要がある。
【0017】さらに、本発明の電気コネクタは複数の電
気端子が配設された絶縁ハウジングを備え、前記端子は
さらに接触部と配線端部を備えている。前記配線端部
は、前記絶縁配線へ絶縁を貫通して電気接続させるため
の金属プレート部材に形成された溝と、絶縁配線を挿入
するための押込みキャップを備えており、前記キャップ
は前記配線を前記端子に電気的に接続するための前記配
線端子部の表面を摺動する。前記押込みキャップは、複
数の接続用配線を挿入させるための開口部が複数形成さ
れた後方壁部を有しており、前記後方壁部には前記コネ
クタの長手中心線方向に面した傾斜面が形成されてお
り、このため、配線は長手中心軸方向に対して角度をな
して配設されることになる。
【0018】前記傾斜面を形成することにより、前記配
線を従来よりも長い範囲で捻れた状態に保持することが
でき、また、一層優れたクロストーク特性を得ることが
できる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明のシールド
データコネクタの好適な実施例を説明する。
【0020】図1には電気シールドコネクタ2が図示さ
れている。前記コネクタは、内側端子支持ハウジング4
と、外側絶縁ハウジング6と、後方支持プレート8と、
後方ケーブル支持スリーブ10と、シールドアセンブリ
12とから構成されており、前記シールドアセンブリは
前記内側支持ハウジング4の外縁を被包している。
【0021】図3には前記内側絶縁ハウジング4が示さ
れている。前記ハウジング4は、垂直な側壁18を備え
た端子支持プラットフォーム部16で構成されている。
前記端子支持プラットフォーム16には複数の端子受け
溝20が形成されており、また、前記側壁18の外側表
面にはノッチ22が形成されている。前記側壁18を互
いに接続するようにフード24が載架されており、前記
フード24の底面26は垂直方向に突出したリブ28
(図3及び4参照)によって分断されている。端子30
は、一端にワイヤーバレル34が立設され、また、他端
には接触部36が延在したベース部32で構成されてい
る。前記接触部には段があり、その先端は自由端38に
なっている。
【0022】端子30は、前記接触部36が端子支持ハ
ウジング4の前方係合面40に内接するまで図3の端子
受け溝20にそれぞれ摺動自在に挿入され、相補コネク
タと係合して固定される。端子支持ハウジングには、さ
らに2本の分流バー44を有しており、このバーは端子
30間を架設されており、1つおきに端子の段部38を
選択的に接続して閉ループ接続を構成する(米国特許N
o.4,501,459に詳述)。図4において、端子
支持ハウジング4は、当該ハウジングの底面48の表面
に固定された下側絶縁ブロック部46をさらに備えてい
る。
【0023】図5には外側絶縁ハウジング6が図示され
ており、このハウジングの詳細を以下に説明する。ハウ
ジング6は中央本体部50で構成されており、好適実施
例においては当該本体部の長手方向断面形状は矩形にな
っており、側壁52を有している。前記側壁52にはそ
れぞれ前方窓54と後方窓56が側壁を貫通するように
形成されている。前記ハウジング6には、上側ラッチア
ーム58と下側ラッチアーム60をさらに備えている。
好適実施態様において、これらのアームは、プラスチッ
ク製の一体型ウェッブを介して上部面62と底面64と
それぞれ一体に成形されている。前記ラッチアーム58
と60には、ラッチの標準的な構成要素であるいわゆる
T字型バー66とT字型スロット68が形成されてい
る。このため、ラッチ部材66と68はデータリンク中
の同じ型のコネクタと相互に嵌着することができる。図
5において、前記ハウジング6には内側リブ70がさら
に形成されており、当該リブはコネクタハウジング6の
内側表面74上に載架されている。
【0024】図6−9を参照しながら後方支持プレート
8を詳述する。前記後方支持プレート8は支持部75、
76を有しており、前記支持部は中央ウェッブ78を介
して互いに一体に成形されている。図6及び8におい
て、前記支持プレートはU字型の2つの部材80と82
を有しており、このため、このU字型部材が互いに回動
し係合すると長円形開口部85が形成される。図6およ
び8からも分かるように、面86は面87と、また面8
8は面90にそれぞれ密接する。本発明の好適実施態様
において、面88にはピン挿入孔92が、また、面90
にはピン挿入孔94がそれぞれ形成されており、前記支
持部が図8の位置にある場合これらの孔92と孔94の
位置は一致する。
【0025】内面98からは支持バー96が延在してお
り、図9に示すように内側面98の両端の前記支持バー
部材96を前方脚部100が相互に連結している。図7
に示しているように、前記支持部75と76はそれぞれ
前記内面98から延在したラッチ部材102、引き込み
面104、引き込みロック肩部106を備えている。図
8には凹状の平坦エッジ108と110が図示されてい
る。これらのエッジは、前記支持部材75と76によっ
て形成されている。前記プレート前記内面98からは、
前記支持部材75と76の係合により形成される前方プ
レート部材112と114が延在しており、これらのプ
レート部材が前記長円形開口部85を包囲している。図
7と8には長円形開口部85が図示されており、一方に
は傾斜面115が形成され、また、他方には長手方向に
円弧状の面116が形成されている。
【0026】図10−13を参照しながらケーブル支持
スリーブ10を詳述する。前記ケーブル支持部材10は
二股になっており、図10に示すように部材120と1
22で構成されている。前記二部材は長手方向に伸長し
た中心ウェッブ124を介して一体に成形されている。
前記ケーブル支持部材120と122は面126と13
0、128と132をそれぞれ有しており、これらの面
は図11または図13に示すように係合面となってい
る。図10及び13において、前記ケーブル支持部材1
20と122は、内側に傾斜した面135及び136と
半円形面137及び138をそれぞれ備えている。前記
半円形面には図10及び13に示されているように折り
畳み自在部140が形成されている。前記ケーブルクラ
ンプ部材120と122には、さらに、側面リブ142
が形成されており、このリブは互いに隔てて配設されて
おり中間に内空間143が形成される。図12からも分
かるように、前記リブ142には取付面144、14
5、146が形成されている。さらに図12において、
前記ケーブル支持部材120と122には成形溝148
と150が形成されており、これらの溝の詳細を以下に
説明する。
【0027】図14において、図1のシールド組立12
の一部は下側シールド部材160に被包されており、前
記シールド部材は下側シールドプレート162と側面プ
レート164を有している。前記下側プレート162に
は段部166が形成されており、この段部によって下側
ブロック部46(図3参照)はシールド部材の中に挿入
される。また前記下側プレートには、前方へ突出した前
方シールドウィング168を2枚備えている。各側面プ
レート164には外部方向に突出したディンプル170
と、内側方向に膨出した凹部172、後方ロックランス
174、垂直ロックタブ176、打ち抜きスロット17
8が形成されている。図16において、前記下側プレー
ト部162からは後方プレート部180が上方へ伸長形
成されており、当該プレート部にはケーブル受けクラン
プ182が一体に形成されている。前記クランプは打ち
抜き帯金部184を介してプレート部180に接続され
ている。
【0028】図17−19には上側シールド部材185
が図示されており、前記シールド部材は上側プレート部
186を有している。この上側プレート部の両端からは
それぞれタブ187が上方に、また、188は下方へ突
出形成されている。前記上側プレート186からは2枚
のシールドウィング189が前方方向に延在している。
また、図18から分かるように、前記ウィング189は
後に詳述するように後方プレート190に対してわずか
に傾斜した地点から延在している。前記シールド部材1
85は、U字型開口部191が形成された後方プレート
部190を備えており、前記開口部はシュラウド部19
2で構成されている。図18において、前記上側プレー
ト部186は前記後方プレート部190に対してわずか
ながら傾斜している。前記後方プレート部190からは
前方へタブ193が二つ突出しており、当該タブについ
ては後に詳述する。
【0029】図23には押込みキャップ200が図示さ
れている。前記押込みキャップ200には、前記端子3
0(図3参照)の外部バレル部34に嵌着できる形状を
した円筒形プラスチックバレル部202が複数形成され
ており、さらに、内側柱部204も複数有している。前
記柱部204は押込みキャップの上面から離間し、前記
バレル部202と同軸に配設されている。前記円筒バレ
ル部202にはそれぞれ後方配線延出用スロット208
が形成されており、このスロットを介して配線を円筒バ
レル部202の内部に挿入し、前記柱部204の自由端
に接続することができる。本発明の好適実施態様におい
て、前記押込みキャップには、さらに、後方プレート部
210、212、214、216が形成されている。こ
れらのプレート部210−216のそれぞれには、前記
スロット208と同様の受け用スロット218−224
が形成されている。通常、前記プレート部210ー21
6は、図18における中心長手軸方向Lを向くようにそ
れぞれ形成されている。この他、前記上部キャップ20
0の両端には合わせリブ225が形成されており、この
リブは図3のハウジングの内側側壁18に係合するよう
な形状になっている。
【0030】各部品が上記のように構成されている場合
において、図1のシールドケーブル230を有するケー
ブルアセンブリの組立を説明する。
【0031】一般に、シールドケーブル230は、内部
シールド編組を外部絶縁材で被包した構造を有してお
り、シールド編組はさらに図1の捻れデータ導体対を被
包している。データケーブル230の端部は図2の波型
クランプ240上に摺動自在に載置されている。前記波
型クランプ240はWO 88/04841に開示され
ているクランプと同様のものである。前記電気データコ
ネクタの組立は、まず、データケーブル230の自由端
をはぎ取りデータケーブル230内のシールド編組をむ
き出しにする。前記シールド編組の自由端側の一部を切
り取り、データ導体235を露出させる。、このシール
ド編組を208や218などの関連するスロット内に添
装して導体235をそれぞれ絶縁バレル部材202に挿
入すると共に前記柱部204に圧接する。サイドリブ2
25がサイドスロット23に嵌入し、前記絶縁バレル部
材202が対応する端子30のバレル端子34に合うよ
う押込みキャップ200をハウジング部材4に合わせ
る。押込みキャップ200を押し込むことにより、図3
のように、絶縁導体はそれぞれバレルスロット35の内
部に固定される。
【0032】次に、凹部172と側壁18のサイドノッ
チ22が係合し、シールドデータコネクタのシールド編
組が一体型クランプ182に挟装されるよう前記下側シ
ールド部材160をハウジング部材4に被装する。クラ
ンプ部材240を前方に摺動させてクランプ182を内
包する。クランプ部材で編組を挟装して下側シールドと
ケーブルのシールド編組とを電気的に接続する。前方ウ
ィング部材がリブ28を挟むように前方ウィング部材1
89(図17参照)をハウジング部4内部、すなわち、
フード部24の下に挿入して上側シールド部185を下
側シールド部に装着する。プレート部190があるた
め、前記上側シールド部185は弾装されて前記タブ1
87が係合スロット178に係合し、上側シールド部は
下側シールド部160に嵌着される。
【0033】このように装着した場合、図20−22の
シールドアセンブリには、EMI/RFI「ウィンド
ウ」、すなわち下側シールドに形成されている孔または
開口は上側シールドのタブと係合して閉止されてしまっ
ているのが分かる。例えば、開口部178(図15参
照)にはタブ187(図17参照)が係合するが、タブ
174によって遊挿状態にある。図20に示しているよ
うに、内側へ膨出した凹部172はノッチ22と係合
し、さらに、合わせタブ188が前記凹部に係合するた
めシールドアセンブリ全体の幅が大きくならないことが
分かる。
【0034】次に、下側ブロック部46とシールド部材
160の前方エッジ166が、図5に示すように、外側
ハウジングの前方エッジに隣接するリブ70に当接する
まで端子支持プラットフォーム4の前方から外側ハウジ
ング部材6を挿入して当該プラットフォーム上に摺動自
在に装着することができる。ハウジング6が端子プラッ
トフォーム4上に完全に被装されると、下側シールド部
材160のサイドロックランス174は外部ハウジング
部材6の前方ウィンドウ54と係合し、固定される。
【0035】ここで、組立を行う人は、ケーブルをまっ
すぐに延出させるか、あるいは、斜めに延出させるかを
決める。図10−13のケーブル支持部材はいずれの場
合にも使用することができる。もし、ケーブルをまっす
ぐに延出させたい場合には、ケーブルを包囲するように
データケーブル230の外周にケーブル支持スリーブ1
0を巻装させ(図11または13参照)、さらに、図8
の凹状スロット108、110にスロット148が係合
するようケーブル支持スリーブ10を装着する。次に、
図8に示すように、ケーブル支持スリーブ10が嵌装さ
れるように後方プレートを装着し、ラッチアーム102
が外側ハウジング部6のウィンドウ56に係合される図
1の位置まで前記後方支持プレートを前方へ押入する。
【0036】図24及び25には本発明の第二の実施例
に係るコネクタ300が図示されている。前記コネクタ
は、改良型後方支持プレート308と改良型ケーブル支
持スリーブ310を備えている。前記支持プレートは前
述の支持プレートと同様のものであり、前記プレートに
は脚部312とポスト314が形成されており、前記プ
レートの両端にある脚部312は前記ポスト314によ
って互いに連結されている。ケーブルスリーブ310を
改良しているため後方支持プレートの長手方向長さは短
くなっている。ケーブル支持プレート308にはケーブ
ル支持スリーブを挿入するため2つの傾斜面316と3
18が形成されている。
【0037】ケーブル支持スリーブ310は、前述のス
リーブと同様、二股構造をしているが、長さは略短めに
なっている。スリーブ310には、互いに交差したスロ
ット320と322が形成されており、上述したよう
に、前記スロットにはスリーブの各部に形成されている
エッジが嵌入する。スリーブ310は、内面324、2
36と外面328、330を有しており、また、円形の
面332、334、336も形成されている。
【0038】図24のように、配線を斜めに延出させた
い場合には、図のように後方プレートを配置し、スロッ
ト320を二股ケーブルシェル部材のエッジ、すなわち
面334と336の位置に固定する。配線をまっすぐに
延出させたい場合には、後方プレートを図35の位置ま
で回転させ、さらに、面236がシールドクランプに面
した状態でケーブル支持シェル310を後方支持プレー
ト310の位置スロット322の地点まで時計方向(図
25において)に回転させる。
【0039】図26−35には本発明のさらにその他の
実施例が示されている。図26には後方支持プレート4
10が図示されており、当該プレートは開口部412と
ラッチ414を備えている。図30−33にはケーブル
支持クランプ420が図示されており、当該クランプは
溝424が形成された二股部材422で構成されてい
る。ケーブルクランプ420は開口端412を中心とし
て内部に摺動自在に折り曲げができ、また、前記プレー
ト410は図34、35に示すようにハウジング内部の
所定位置スナップラッチすることができる。
【0040】図34、35において、前記ケーブルクラ
ンプ420は2つの位置の間を揺動でき、ケーブルを2
方向に向けることが可能である。図34において、半円
形部430はハウジングから突出しており、この時、ケ
ーブルは斜めに延出する。図35において、ケーブルク
ランプ420は他の位置へ揺動しており、ハウジング内
部の半円形部が固定され、ケーブルはまっすぐに延出し
ている。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシールド
データコネクタによれば、配線を斜めに延出させる場合
には、スロット150が凹状スロット、すなわち、後方
支持部材8の108と110の中間にあり、また、後方
支持部材が図2のように180の角度で回転させる点を
除いては、上述したような方法でケーブル支持部材10
を取り付ける。図2に示されているように、面135と
136の間に緩み角が形成されており、この角度でケー
ブルを曲げることができる。上記実施例で説明したよう
に、外側ハウジング6は、導体を接続し、シールドアセ
ンブリ12を取り付けた後に前記シールドサブアセンブ
リの上に摺動自在に被装することができるという利点が
ある。これは、後方支持プレート8とケーブル支持部材
10が二股形状であり、ケーブルをハウジング4に取り
付けた後に前記プレートと支持部材でケーブルを被包で
きるためである。また、前記後方ケーブルスリーブ10
はコネクタアセンブリに余分な部分を付加しなくともケ
ーブルをまっすぐに、または、斜めに延出させることが
できるという利点がある。さらに、前記押込みキャップ
には、コネクタアセンブリの長手軸方向に向いたプレー
ト部が形成されており、このため、電気端子の近傍まで
ケーブルを捻れさせておくことができ、コネクタアセン
ブリのクロストーク特性を向上させることができるとい
う利点がある。このように、上述の部品構成により、余
分な部品を用いずにケーブルの延出方向が複数設定でき
る低価格データコネクタが得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータコネクタの一部断面を含む上部
平面図
【図2】データケーブルがコネクタの後方から斜めに延
出している状態を表す図1と同様の上部平面図
【図3】一部の端子を取り外した状態の内側端子支持ハ
ウジングの等角図
【図4】回転させた状態の端子支持ハウジングを示す等
角図
【図5】外部絶縁ハウジングの等角図
【図6】予備組立位置での後方支持プレートの平面図
【図7】折り曲げた状態の前記後方支持プレートを示す
図6と同様の平面図
【図8】図7の後方支持プレートの背面図
【図9】図8の支持プレートの側面図
【図10】組立前のケーブル引張り弛緩部材の内側平面
【図11】組立位置における折り曲げ状態の図10のケ
ーブル支持部材の正面図
【図12】図11のケーブル支持部材の外側平面図
【図13】図11及び12のケーブル支持部材組立の背
面図
【図14】下側シールド部材の上方平面図
【図15】図14のシールド部材の側面図
【図16】図14の下側シールドの背面図
【図17】上側シールド部材の上方平面図
【図18】図17の上側シールド部材の側面図
【図19】図17の上側シールド部材の背面図
【図20】組立位置における上側および下側シールドの
上方平面図
【図21】図20の組立品の側面図
【図22】図20及び21の組立品の側面図
【図23】絶縁配線が接続された状態の内側端子支持プ
ラットフォームの上方平面図
【図24および25】2つの角度でケーブルが延出した
状態を示す第二の実施例に係るデータコネクタの上方平
面図
【図26】第三の実施例に係る後方支持プレートの正面
【図27】図26の後方支持プレートの側面図
【図28】図26の後方支持プレートの背面図
【図29】図26の後方支持プレートの端面図
【図30】図26−29の後方支持プレート用ケーブル
支持部材の概略図
【図31】図30のケーブル支持部材の端面図
【図32】図30のケーブル支持部材の端面図
【図33】図30のケーブル支持部材の外部平面図
【図34および35】図26−33の後方支持プレート
とケーブルスリーブを用いたケーブルの延出状態を示す
概略図
【符号の説明】
2 電気シールドコネクタ 4 内側端子支持ハウジング 6 外側絶縁ハウジング 8 後方支持プレート 10 後方ケーブル支持スリーブ 12 シールドアセンブリ 16 端子支持プラットフォーム 18、52 側壁 20 端子受けスロット 22 ノッチ部 24 フード 26、48、64 底面 28 リブ 30 端子 32 ベース 34 バレル 36 接触部 38 自由端 40 前方係合面 44 分流バー 46 下側絶縁ブロック 50 中央部本体 54 前方ウィンドウ 56 後方ウィンドウ 58 上側ラッチアーム 60 下側ラッチアーム 62 上部面 66 T字型バー 68 T字型スロット 70 内側リブ 74、98 内面 75、76 部材 78 中央ウェッブ 80、82 U字型プレート部 85 長円開口部 86、87、88、90、116、126、128、1
30、132面 92 開口部 96 支持バー 100 前方脚部 102 ラッチ部材 104 引込み面 106 引込み肩 108、110 水平凹状エッジ 112、114 前方プレート部材 120、122 ケーブル支持部材 124 中央長手方向ウェッブ 135、136 内方傾斜面 137、138 半円形面 140 折り畳み自在部 142 側面リブ 144、145、146 取付面 148、150 成形スロット 162 下側シールドプレート 164 横プレート 166 段部 168 前方シールドウィング 170 外方突出ディンプル 172 合わせ凹部 174 後方ロックランス 176 垂直ロックタブ 178 打抜きスロット 180、190 後方プレート部 182 一体型ケーブル受けクランプ 184 打抜き帯金部 189 ウィング 191 U字型開口部 192 湾曲シュラウド部 200 押込みキャップ 202 円筒形プラスチックバレル部 204 内側柱部 208、218 スロット 225 合わせリブ 230 シールドケーブル 235 データ導体 240 波型クランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブルース シグニー クールベア イギリス国 イーエヌ4 8ピーディー ハートフォードシャー イースト バーネ ット ウッドフィールド ドライヴ 103 (72)発明者 リチャード フランク ガンディ イギリス国 エイエル3 4エヌビー ハ ートフォードシャー セントアルバンズ ローラット ドライヴ 2

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁端子支持プラットフォームで構成さ
    れており、前記プラットフォームの内部には複数の端子
    が横並びに配設されており、また、前記プラットフォー
    ムの外周の少なくとも一部を包囲する外部絶縁ハウジン
    グを前記プラットフォームは備えており、前記外部ハウ
    ジングには前記コネクタを係合部品に係着させるための
    ラッチ機構が設けられているデータケーブルとの電気接
    続用電気データコネクタにおいて、 前記外部絶縁ハウジングには、前記端子支持プラットフ
    ォームと同じ大きさで前記端子支持プラットフォームの
    前方係合面を摺動自在に嵌入可能な形状の背面開口部が
    形成されており、また、前記外部絶縁ハウジングは、前
    記データケーブルの表面を摺動自在で、当該外部絶縁ハ
    ウジングを中心として摺動自在で、また前記外部絶縁ハ
    ウジングに係着自在なケーブル支持部材を備えており、
    前記ケーブル支持部材は前記データケーブルを補助的に
    軸方向に保持する引張り弛緩手段を備えていることを特
    徴とする電気データコネクタ。
  2. 【請求項2】 絶縁ハウジング手段内部に配設された複
    数の電気端子と、前記データケーブルを保持する前記ハ
    ウジング手段に取付自在なケーブル支持スリーブで構成
    され、前記ハウジング手段は貫通形成されたケーブル延
    出開口部を少なくとも1つ備えている、コネクタにおい
    て、 前記ケーブル支持スリーブを複数の方向にて前記ケーブ
    ル延出開口部の中に固定することができ、このためケー
    ブルは複数の方向に延出できることを特徴とするデータ
    ケーブルとの電気接続用電気データコネクタ。
  3. 【請求項3】 複数の電気端子を支持する絶縁ハウジン
    グを備えており、前記端子は接触部と配線接続部で構成
    され、前記配線接続部は、絶縁を貫通して前記絶縁配線
    との電気接続を行うため金属プレート部材に形成された
    スロットと絶縁配線を挿入するための押込みキャップと
    を有し、前記押込みキャップは前記配線を前記端子に電
    気的に接続するため前記配線接続部の上に摺動自在に被
    装することができる電気コネクタにおいて、 前記押込みキャップは、接続する複数の配線を挿通させ
    るための開口部が複数形成された背面壁を有しており、
    前記背面壁には前記コネクタの長手中心方向を向いた傾
    斜面を備えており、このため、前記配線を前記長手中心
    方向に対して斜めに配置されることを特徴とする電気コ
    ネクタ。
JP5035070A 1992-02-24 1993-02-24 シールドデータコネクタ Withdrawn JPH07263060A (ja)

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GB9203890.0 1992-02-24

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