JPH0726291A - 洗濯浴中にマイグレートした染料の再吸収を抑制する方法 - Google Patents

洗濯浴中にマイグレートした染料の再吸収を抑制する方法

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JPH0726291A
JPH0726291A JP6134743A JP13474394A JPH0726291A JP H0726291 A JPH0726291 A JP H0726291A JP 6134743 A JP6134743 A JP 6134743A JP 13474394 A JP13474394 A JP 13474394A JP H0726291 A JPH0726291 A JP H0726291A
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Claude Eckhardt
エクハルト クラウデ
Dieter Dr Reinehr
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 過酸化物含有洗剤を含有する洗濯浴中に、洗
濯浴1リットル当り0.5乃至150mgの下記式(1)
乃至(7)の1種以上を導入することを特徴とする、洗
濯浴中にマイグレートした染料の再吸収を抑制する方
法。 【効果】 この化合物は、木綿、ポリアミドおよびポリ
エステル布に全く染着されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、洗濯浴中にマイグレートした染
料の再吸収を抑制する方法に関する。各種の金属化合
物、たとえばマンガン錯塩が過酸化物のための触媒とし
て洗剤中に使用できることは公知である。今回、別のあ
る種のマンガン錯化合物が、過酸化物の漂白力について
は目立った改良効果を示さないが、洗濯浴中の汚れ、ま
たは染料に対しては顕著な漂白作用を及ぼすことが見い
だされた。しかも、これらマンガン錯化合物は木綿、ポ
リアミドまたはポリエステル繊維上にまったく染着せ
ず、したがってこれら錯化合物が繊維の変色の問題を引
き起こすことはない。
【0002】したがって、本発明は洗濯浴中にマイグレ
ートした染料の再吸収を抑制する方法を提供するもので
あり、本発明の方法は、過酸化物含有洗剤を含有する洗
濯浴中に、洗濯浴1リットル当り0.5乃至150mg、
好ましくは1.5乃至75mg、特に好ましくは7.5乃
至40mgの下記式(1)、(2)、(3)、(4)、
(5)、(6)、(7)の1つ、またはそれ以上の化合
物を導入することを特徴とする。
【化7】 〔式中、R1、R2、R3、R4は互いに同種または異種であっ
て、水素、または場合によっては置換されたアルキル、
シクロアルキル、またはアリールであり;R5は水素、ア
ルキル、またはSO3 Mであり;R6とR7とは互いに同種
または異種であって、NH- CO- NH2 、下記式の
基、
【化8】 または下記式の基であり、
【化9】 Yは、場合によっては置換されたアルキレンまたはシク
ロヘキシレンであり;XはOH、NH2 、場合によって
は置換されたアリール、または場合によっては置換され
たアルキルであり;nは0,1,2または3であり;M
は水素、アルカリ金属原子、アンモニウム、またはアミ
ンから形成された陽イオンであり;mは0または1であ
り;Aは陰イオンである〕。
【0003】R1、R2、R3、R4、R5およびXの1つまたは
それ以上が、場合によっては置換されたアルキル基であ
る場合には、好ましいアルキル基はC1 −C8-アルキ
ル、特にC1 −C4-アルキル基である。このアルキル基
は直鎖状または分枝状であることができ、そして場合に
よっては次のような置換基によって置換されることもで
きる。ハロゲン、たとえばフッ素、塩素または臭素、C
1 −C4-アルコキシ、たとえばメトキシまたはエトキ
シ、フェニル、またはカルボキシル、C1 −C4-アルコ
キシカルボニル、たとえばアセチル、あるいはモノ−ま
たはジ−アルキル化アミノ基。
【0004】R1、R2、R3、R4、R5の1つまたはそれ以上
がシクロアルキル基である場合には、これも場合によっ
ては、たとえばC1 −C4-アルキルまたはC1 −C4-ア
ルコキシによって置換されることもできる。
【0005】R1、R2、R3、R4、R5およびXの1つまたは
それ以上が、場合によっては置換されたアリール基であ
る場合には、それらは好ましくはフェニルまたはナフチ
ル基であり、これらの基は場合によっては次のような置
換基によって置換されることができる。C1 −C4-アル
キル、たとえばメチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、sec−ブチルまたはter
t−ブチル、C1 −C4-アルコキシ、たとえばメトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキ
シ、イソブトキシ、sec−ブトキシまたはtert−
ブトキシ、ハロゲン、たとえばフッ素、塩素または臭
素、C2 −C5-アルカノイルアミノ、たとえばアセチル
アミノ、プロピオニルアミノまたはブチリルアミノ、ニ
トロ、スルホ、またはジアルキル化アミノ。
【0006】Yがアルキレンである場合には、それは好
ましくはC2 −C4-アルキレン残基、特に−CH2 −C
2 −ブリッジである。Yは、酸素または特に窒素によ
って中断されたC2 −C8-アルキレン残基、特に-(CH
2)3-NH-(CH2)3-ブリッジであることもできる。
【0007】陰イオンAの例は、ハロゲン、イオン、特
に塩素イオン、硫酸イオン、硝酸イオン、ヒドロキシ
ル、メトキシ、BF4 、PF6 、カルボキシレート、特
に酢酸イオン、トリフレートまたはトシレートである。
【0008】式(1)の化合物に関しては、R1が水素、
Yがエチレンブリッジ、そしてnが2であるのが好まし
く、かつ各ベンゼン環に1個のスルホ基があるのが好ま
しく、特に酸素原子に対してパラ位置に存在するのが好
ましい。式(2)の化合物に関しては、好ましくはR2
水素、そしてXがOHである。式(3)の化合物に関し
ては、R3が水素、R4が水素、メチル、または特にフェニ
ルである化合物が好ましい。特に好ましい化合物は、式
中のSO3 M基が酸素原子に関してパラ位置に存在する
化合物である。式(4)の化合物に関しては、R1が水素
である化合物が好ましく、そしてさらに各SO3 M基が
酸素原子に関してパラ位置に存在するものが好ましい。
式(5)の化合物に関しては、R1が水素またはメチルで
あり、R5が水素、メチルまたはSO3 Naであって酸素
原子に関してパラ位置に存在するのが好ましく、Yが -
CH2 CH2-またはシクロヘキシレンであり、そしてA
が塩素イオン、酢酸イオン、ヒドロキシル、メトキシ、
またはPF6 陰イオンである式(5)の化合物が好まし
い。式(6)の化合物に関しては、R6とR7とが同種であ
るのが好ましい。陰イオンが存在する場合には、それが
酢酸イオンであるのが好ましい。
【0009】式(1)乃至(7)の各化合物は、中性の
形で、すなわちMが存在する場合にはそれが水素以外の
もの、好ましくはアルカリ金属、特にナトリウムから形
成された陽イオン、またはアミンから形成された陽イオ
ンである形で使用するのが好ましい。さらに、式(1)
乃至(7)の各化合物において、そのベンゼン環は、ス
ルホ基のほかにさらに、1個またはそれ以上の置換基、
たとえばC1 −C4-アルキル、C1 −C4-アルコキシ、
ハロゲン、シアノ、またはニトロを含有することができ
る。
【0010】式(2)乃至(7)のマンガン錯化合物は
新規化合物と信じられる。したがって、これら新規化合
物は本発明のさらにいま1つの対象である。これらの化
合物は公知方法によって製造することができる。たとえ
ば、類似の銅錯化合物に関して米国特許第465578
5号に記載されている方法に類似した方法によって製造
することができる。
【0011】さらに本発明は、下記組成分を含有する洗
剤組成物を提供する。 (i)5乃至90%、好ましくは5乃至70%の陰イオ
ン界面活性剤(A)および/または非イオン界面活性剤
(B); (ii)5乃至70%、好ましくは5乃至50%、特に好
ましくは5乃至40%のビルダー(C); (iii)0.1乃至30%、好ましくは1乃至12%の過
酸化物(D); (iv)0.005乃至2%、好ましくは0.02乃至1
%、特に好ましくは0.1乃至0.5%の前記式
(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)また
は(7)の化合物(E)。 なお、パーセントは洗剤の全重量を基準とした重量%で
ある。
【0012】本洗剤は、固体洗剤として製造することも
できるし;または非水性液体洗剤とし製造することもで
きる。たとえば英国特許第2158454号に記載され
ているように、非イオン界面活性剤中のビルダーの懸濁
物をベースとし、水を5重量%以下、好ましくは0乃至
1重量%含有する剤として製造することができる。好ま
しくは、本洗剤は粉末または顆粒の形状である。このよ
うな粉末または顆粒洗剤は、成分(D)と(E)以外の
すべての上記成分を含有する水性スラリーを噴霧乾燥し
て基剤粉末をつくり、次にこの基剤粉末に成分(D)お
よび(E)を乾式配合によって添加して製造することが
できる。また別の方法として、成分(A)、(B)、
(C)を含有している水性スラリーに成分(E)を添加
し、次にこのスラリーを噴霧乾燥し、しかるのちこの混
合物に成分(D)を乾式配合することによって製造する
ことができる。さらにいま1つの方法として、成分
(A)および(C)を含有し、成分(B)が存在しない
か、または一部分のみしか存在しない水性スラリーを噴
霧乾燥して基剤粉末とし、成分(E)を成分(B)に配
合して噴霧乾燥基剤粉末に添加し、そして最後にこの混
合物に成分(D)を乾式配合することによって製造する
こともできる。
【0013】陰イオン界面活性剤成分(A)は、たとえ
ばスルフェート界面活性剤、スルホナート界面活性剤、
またはカルボキシレート界面活性剤、あるいはこれらの
混合物でありうる。好ましいスルフェートはアルキル基
中に12乃至22個の炭素原子を有するアルキルスルフ
ェートであり、これは場合によってはアルキル基中に1
0乃至20個の炭素原子を有するアルキルエトキシスル
フェートと組み合わせることもできる。好ましいスルホ
ナートは、アルキル基中に9乃至15個の炭素原子を有
するアルキルベンゼンスルホナートである。いずれの場
合にも、陽イオンは好ましくはアルカリ金属、特にナト
リウムである。好ましいカルボキシレートは、式R−C
O( R1)CH2 COOM1 のアルカリ金属サルコシネー
トである。式中、Rはアルキルまたはアルケニル基中に
9乃至17個の炭素原子を有するアルキルまたはアルケ
ニルであり、R1 はC1 −C4-アルキルであり、そして
1 はアルカリ金属である。
【0014】非イオン界面活性剤成分(B)は、たとえ
ば1モル当たりエチレンオキシドの3乃至8モルを有す
るC9 −C15第一アルコールとエチレンオキシドとの縮
合物でありうる。
【0015】ビルダー成分(C)は、アルカリ金属リン
酸塩、特にトリポリリン酸塩;炭酸塩または重炭酸塩、
特にそのナトリウム塩;ケイ酸塩;アルミノケイ酸塩;
ポリカルボキシレート;ポリカルボン酸;有機ホスホナ
ート;またはアミノアルキレンポリ(アルキレンホスホ
ナート);あるいはこれらの混合物でありうる。好まし
いケイ酸塩は、式Na HSim2m+1p2 OまたはNa2
Sim2m+1p2 O(ここにおいて、mは1.9乃至4
の数であり、そしてpは0乃至20の数である)の結晶
積層化ケイ酸ナトリウムである。好ましいアルミノケイ
酸塩は、ゼオライトA、B、XおよびHSの名称で市販
されている合成材料、またはこれらの混合物である。ゼ
オライトAが好ましい。好ましいポリカルボキシレート
の例は、ヒドロキシポリカルボキシレート、特にクエン
酸エステル、ポリアクリル酸エステル、およびこれらと
無水マレイン酸との共重合体である。好ましいポリカル
ボン酸の例は、ニトリロ三酢酸およびエチレンジアミン
四酢酸である。好ましい有機ホスホナートまたはアミノ
アルキレンポリ(アルキレンホスホナート)は、下記の
ものである:アルカリ金属塩エタン1−ヒドロキシジホ
スホナート、ニトリロトリメチレンホスホナート、エチ
レンジアミンテトラメチレンホスホナート、ジエチレン
トリアミンペンタメチレンホスホナート。
【0016】過酸化物成分(D)は、通常の洗濯温度、
たとえば10乃至90℃の範囲の温度において繊維材料
を漂白する文献記載の、または市販の任意の有機または
無機過酸化化合物でありうる。特に、有機過酸化物、た
とえば少なくとも炭素数が3個、好ましくは6乃至20
個の炭素原子を有するアルキル鎖を有しているモノ過酸
化物またはポリ過酸化物、特に6乃至12個の炭素原子
を有するジペルオキシジカルボン酸エステル、たとえば
ジペルオキシペルアゼレート、ジペルオキシペルセバケ
ート、ジペルオキシフタレートおよび/またはジペルオ
キシドデカンジオエート、特にそれらの対応する遊離酸
が重要である。しかしながら、活性の高い無機過酸化
物、たとえばペル硫酸塩、ペルホウ酸塩および/または
ペル炭酸塩を使用するのが好ましい。もちろん複数の有
機および/または無機過酸化物の混合物を使用すること
も可能である。洗剤への過酸化物の添加は、特に、たと
えばスクリュー型供給装置および/または流動床ミキサ
ーを使用して成分を混合することによって実施される。
【0017】本発明による成分の組み合わせのほかに、
洗剤は次のような添加剤の1つまたはそれ以上を含有す
ることができる:蛍光増白剤、たとえばビス−トリアジ
ニルアミノスチルベンジスルホン酸、ビス−トリアゾリ
ルスチルベンジスルホン酸、ビス−スチリルビフェニ
ル、ビス−ベンゾフラニルビフェニル、ビス−ベンゾオ
キサリル誘導体、ビス−ベンゾイミダゾリル誘導体、ク
マリン誘導体、またはピラゾリン誘導体;汚水懸濁剤、
たとえばナトリウムカルボキシメチルセルロース;pH調
整用塩、たとえばアルカリ金属またはアルカリ土類金属
ケイ酸塩;泡調節剤、たとえばセッケン;噴霧乾燥およ
び顆粒化特性調節用塩、たとえば硫酸ナトリウム;香
料;さらに所望適当な場合には、静電気防止および柔軟
化剤たとえばスメクタイト粘土;酵素、たとえばアミラ
ーゼ;光漂白剤;顔料および/または色直し剤。もちろ
ん、これらの成分は使用される漂白系に安定でなければ
ならない。特に好ましい洗剤補助添加物は、不安定な染
料が洗濯中に布の間を移動するのを防止するために役立
つことが知られている重合体である。このような重合体
の好ましい例は、場合によっては陰イオン性または陽イ
オン性置換基を導入することによって変性された、ポリ
ビニルピロリドンであり、特に分子量が5000乃至6
0000,特に10000乃至50000の範囲のポリ
ビニルピロリドンである。この種の重合体は、洗剤の重
量を基準にして0.05乃至5重量%の範囲において、
好ましくは0.2乃至1.7重量%の範囲において使用
される。
【0018】以下、本発明を実施例によってさらに説明
する。部とパーセントは、特に別途記載のない限り、重
量ベースである。
【0019】実施例1 エタノールの500ml中のサリチルアルデヒドの277
gの溶液中に、エチレンジアミンの60gを60℃にお
いて1時間かけて滴下する。60℃において撹拌をさら
に2時間続け、形成された沈殿を濾過単離する。下記式
の黄色化合物260gを得る。
【化10】 この収量は、理論値の97%に相当する。式(101)
の化合物13.4gをエタノールの1000ml中に溶解
し、これに酢酸マンガン(II)・4H2O の12.25gを
添加する。得られた暗褐色溶液を75℃において3時間
撹拌し、そのあと蒸発乾涸する。その残留物を水125
0mlに溶解し、濾過し、濾液をNaCl の58gで処理
する。沈殿した暗褐色生成物を濾過単離し、真空乾燥す
る。しかして、下記式の化合物12.6gを得る。
【化11】 この収量は、理論値の64%に相当する。下記実験式を
有する式(102)の化合物の元素分析の結果は以下の
通りであった。 実験式C1614Cl Mn N22 ・1.92H2 O: 計算値% C49.11; H4.60; N7.16; Cl 9.06; H2O
8.84; Mn 14.0。 測定値% C49.4 ; H4.6 ; N7.1 ; Cl 8.9 ; H2O
8.82; Mn 13.9。
【0020】実施例2 酢酸マンガン(II)・4H2O の12.25gの代わりに酢
酸マンガン(III)・2H2O の14.1gを使用し、その他
は実施例1に記載したように操作を実施した。仕上げ
後、式(102)の化合物16gを得た。この収量は、
理論値の81.6%に相当する。
【0021】実施例3−12 実施例1に記載した方法に従って、下記式(5A)の以
下に記載する化合物を製造した。
【化12】
【0022】実施例3(化合物103) R1がH、R5がH、Yが -CH2 CH2-,AがCH3 CO
O。 下記実験式を有する式(103)の化合物の元素分析の
結果は以下の通りであった。 実験式C1817Mn N24 : 計算値% C56.8 ; H4.5 ; N7.4 ; Mn 14.5。 測定値% C56.7 ; H4.6 ; N7.3 ; Mn 14.6。
【0023】実施例4(化合物104) R1がH、R5がH、Yが -CH2 CH2-,AがPF6 。 下記実験式を有する式(104)の化合物の元素分析の
結果は以下の通りであった。 実験式C16146Mn N22 P・2.12H2 O: 計算値% C38.1 ; H3.6 ; N5.6 ; H2O 7.6 ;Mn
10.9。 測定値% C38.5 ; H3.5 ; N5.7 ; H2O 7.6 ;Mn
11.0。
【0024】実施例5(化合物105) R1がH、R5がH、Yが1,2−シクロヘキシレン,Aが
CH3 COO。 下記実験式を有する式(105)の化合物の元素分析の
結果は以下の通りであった。 実験式C2223Mn N24 ・1.9H2 O: 計算値% C56.4 ; H5.8 ; N6.0 ; H2O 7.3 ;Mn
11.7。 測定値% C56.2 ; H5.8 ; N5.9 ; H2O 7.3 ;Mn
11.5。
【0025】実施例6(化合物106) R1がCH3 、R5がH、Yが -CH2 CH2-,AがCl 。 下記実験式を有する式(106)の化合物の元素分析の
結果は以下の通りであった。 実験式C1818Cl Mn N24 : 計算値% C56.2 ; H4.7 ; N7.3 ; Mn 17.3。 測定値% C56.3 ; H4.6 ; N7.1 ; Mn 17.1。
【0026】実施例7(化合物107) R1がCH3 、R5がCH3 、Yが -CH2 CH2-,AがC
l 。 下記実験式を有する式(107)の化合物の元素分析の
結果は以下の通りであった。 実験式C2022Cl Mn N22 ・4.25H2O ・0.
33NaCl : 計算値% C49.1 ; H5.8 ; N5.72; Cl 9.65; Mn
11.23 。 測定値% C49.1 ; H5.9 ; N5.6 ; Cl 9.8 ; Mn
10.8 。
【0027】実施例8(化合物108) R1がH、R5がSO3 Na、Yが -CH2 CH2-,AがC
l 。 下記実験式を有する式(108)の化合物の元素分析の
結果は以下の通りであった。 実験式C1612Cl Mn N2 Na282 ・3H2O ・
1.2NaCl : 計算値% C28.0 ; H2.6 ; N4.1 ; Mn 8.0 ; S
9.3 測定値% C28.0 ; H2.6 ; N4.1 ; Mn 7.8 ; S
9.1。
【0028】実施例9(化合物109) R1がH、R5がSO3 Na、Yが -CH2 CH2-,AがO
H。 下記実験式を有する式(109)の化合物の元素分析の
結果は以下の通りであった。 実験式C1613Mn N2 Na292 ・2.0H2O : 計算値% C34.2 ; H3.03; N5.0 ; Mn 9.8 測定値% C34.2 ; H3.3; N5.6 ; Mn 9.3
【0029】実施例10(化合物110) R1がH、R5がSO3 Na、Yが -CH2 CH2-,AがO
CH3 。 下記実験式を有する式(110)の化合物の元素分析の
結果は以下の通りであった。 実験式C1715Mn N2 Na292 : 計算値% C34.0 ; H2.7 ; N5.0 ; Mn 9.9; S 1
1.5 測定値% C34.8 ; H3.3; N5.0 ; Mn10.1; S 1
1.2
【0030】実施例11(化合物111) R1がH、R5がSO3 Na、Yが1,2−シクロヘキシレ
ン,AがCH3 COO。 下記実験式を有する式(111)の化合物の元素分析の
結果は以下の通りであった。 実験式C2221Mn N2 Na2102 ・ 1.56H2O
: 計算値% C39.6 ; H3.6 ; N4.2 ; Mn 8.2; S
9.6 測定値% C39.6 ; H4.2; N4.9 ; Mn 8.7; S
9.6
【0031】実施例12(化合物112) R1がH、R5がSO3 Na、Yが1,2−シクロヘキシレ
ン,AがCl 。 下記実験式を有する式(112)の化合物の元素分析の
結果は以下の通りであった。 実験式C2018Cl Mn N282 ・2.5H2O ・
1.45NaCl : 計算値% C32.2 ; H3.1 ; N3.8 ; Mn 7.4 測定値% C32.2 ; H3.1 ; N3.8 ; Mn 7.2
【0032】実施例13 実施例1に記載した方法に従って、下記式(113)の
化合物を製造した。
【化13】 下記実験式を有する式(113)の化合物の元素分析の
結果は以下の通りであった。 実験式C2821Mn N2 Na2102 ・ 2.5H2O : 計算値% C44.6 ; H3.4 ; N3.7 ; Mn 7.3; S
8.5 測定値% C44.6 ; H4.3; N3.8 ; Mn 7.9; S
8.7
【0033】実施例14 実施例1に記載した方法に従って下記式(114)の化
合物を製造した。
【化14】 下記実験式を有する式(114)の化合物の元素分析の
結果は以下の通りであった。 実験式C2620Mn N4 Na282 ・ 3.45H2O
: 計算値% C42.0 ; H3.65; N7.5 ; Mn 7.4; S
8.6 測定値% C42.0 ; H4.6 ; N7.4 ; Mn 7.4; S
8.6
【0034】実施例15 実施例1に記載した方法に従って下記式(115)の化
合物を製造した。
【化15】 下記実験式を有する式(115)の化合物の元素分析の
結果は以下の通りであった。 実験式C1819Mn N66 ・2.2H2O : 計算値% C46.7 ; H3.9 ; N20.7; Mn13.3 測定値% C45.9 ; H4.1 ; N19.5; Mn13.3
【0035】実施例16 実施例1に記載した方法に従って下記式(116)の化
合物を製造した。
【化16】 下記実験式を有する式(116)の化合物の元素分析の
結果は以下の通りであった。 実験式C75 Mn NNaO6 S・2.5H2O : 計算値% C23.7 ; H2.8 ; N 4.0; Mn15.7;S9.1 測定値% C23.7 ; H3.2 ; N 3.8; Mn14.9
【0036】実施例17および18 染料の再取得、すなわち洗濯作業中に染色物から染料が
脱離し、そして洗濯されている洗濯物にその染料が再吸
収され、その結果その洗濯物が変色される程度を、ある
試験染料を使用して評価した。洗濯浴1リットル当たり
10mgの濃度で下記式の褐色染料を試験に供した。
【化17】 この洗濯浴に、水道水1リットル当たり7.5gの濃度
で下記組成の洗剤を撹拌しながら加えた: アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム〔Marlonn 商標A375〕 6% エトキシル化C14−C15脂肪アルコール(7モルのEO) 5% ナトリウムセッケン 3% ゼオライトA 30% 炭酸ナトリウム 7.5% メタケイ酸ナトリウム(5H2O ) 5% 硫酸ナトリウム 43.5% この浴を、”Linitest(商標)”ビーカー中において、
試験温度30℃、40℃、50℃および60℃で、それ
ぞれ20分間試験した。すなわち、処理実施直前に、過
ホウ酸ナトリウム一水和物x%(下記表1参照)および
/または下記式(117)の化合物y%(下記表1参
照)〔%はいずれも上記洗剤の重量基準である〕を添加
し、浴の外観を視覚的に評価した。
【化18】
【表1】 四種類の試験温度のいずれにおいても、処理後の等級
(着色程度)は同じであった。この結果から、過ホウ酸
塩と式(117)の化合物との組み合わせが、浴中に存
在する試験染料のかなりな分解をもたらすことがわか
る。したがって、対応する洗濯浴中において、洗濯浴中
に存在する繊維が望ましくない変色を受けることはほと
んどない、特に実際に使用される浴中の低い染料濃度で
はほとんど起こり得ないことがわかる。表1から明らか
なように、この効果は、化合物(117)が存在しなけ
れば、過ホウ酸塩を、たとえば通常洗剤中に使用される
14重量%濃度で使用しても得ることはできない。同じ
ような試験結果が、式(117)の化合物の代わりに式
(102)乃至(116)のいずれかの化合物を使用し
た場合にも得られた。
【0037】実施例19および20 実施例17および18に記載した操作をくり返した。た
だし、今回は洗濯浴1リットル当たり50gの量で漂白
綿布を浴に加えた。30℃において20分間洗濯処理し
た後、綿布をすすぎ洗いし、乾燥し、そしてすばやくア
イロンがけした。この布の明度(brightness)YをICS
SF500 分光光度計を使用して測定した。染料無添加で洗
濯された布と、実施例17および18において使用され
た褐色染料を添加して洗濯された布との差、すなわち”
漂白系なしのΔY”が、変色についての対照等級(評価
レート)として使用される。漂白系の効果は、次の方程
式で計算される。
【数1】 得られた結果を表2に示す。
【表2】 同様な結果が、式(117)の化合物の代わりに式(1
02)乃至(116)のいずれかの化合物を使用した場
合にも得られた。同じく、下記式
【化19】 の褐色染料の代わりに、下記式のいずれかの染料を使用
して実施例19をくりかえした場合にも同様な結果を得
た。
【化20】
【0038】実施例21および22 過ホウ酸塩の代わりに過炭酸塩を使用して実施例19お
よび20に記載した操作をくり返した。得られた結果を
表3に示す。
【表3】 式(117)の化合物の代わりに式(102)乃至(1
16)のいずれかの化合物を使用した場合にも、同様な
結果を得た。
【0039】実施例23 浴にさらに、平均分子量が約40000のポリビニルピ
ロリドン(PVP)であるSokalan (商標)HP53を、洗
剤の重量を基準にして、z%(表4参照)添加して実施
例19および20に記載した操作をくり返した。得られ
た結果を表4に示す。
【表4】 式(117)の化合物の代わりに式(102)乃至(1
16)のいずれかの化合物を使用した場合にも同様な結
果を得た。
【0040】実施例24 浴にさらに、平均分子量約40000のポリビニルピロ
リドン(PVP)であるSokalan (商標)HP53を、洗剤
の重量を基準にして、z%(表5参照)添加して実施例
21および22に記載した操作をくり返した。得られた
結果を表5に示す。
【表5】 式(117)の化合物の代わりに式(102)乃至(1
16)のいずれかの化合物を使用した場合にも、同様な
結果を得た。
【0041】実施例25 下記組成の洗剤(ECE標準洗濯用粉末)1.5gを含
有する浴200ml中において、漂白した綿布25gを1
5分間洗濯した。 (C11.5)アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 8.0% 獣脂アルコールテトラデカン−エチレングリコールエーテル 2.9% (14モルEO) ナトリウムセッケン 3.5% トリリン酸ナトリウム 43.8% ケイ酸ナトリウム 7.5% ケイ酸マグネシウム 1.9% カルボキシメチルセルロース 1.2% EDTA 0.2% 硫酸ナトリウム 21.2% 水 9.8% すすぎ洗いして乾燥した後、布をアイロンがけし、そし
てICS SF500 分光光度計を使用してスペクトル分析法に
より評価した。30℃、60℃、90℃の試験温度にお
いて実施したいずれの洗濯試験においても、上記洗剤で
そのまま洗濯しても、さらに化合物(117)を0.2
重量%添加して洗濯しても、その添加の有無にかかわり
なく、可視スペクトル範囲すなわち400乃至700nm
の範囲での測定スペクトルは同じであった。これは、本
化合物が木綿布上に染着されず、それ故に本化合物が綿
布の外観を損なうことはあり得ないという目視結果を確
証するものである。木綿の代わりにポリアミド(Lilio
n) トリコットまたはポリエステル布を使用して同じ洗
濯試験を実施した場合にも、化合物(117)自体によ
る洗濯物の望ましくない変色は観察されなかった。式
(117)の化合物の代わりに式(102)乃至(11
6)のいずれかの化合物を使用した場合にも、同様な結
果を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06L 3/02 7199−3B D06M 13/503

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯浴中にマイグレートした染料の再吸
    収を抑制する方法において、過酸化物含有洗剤を含む洗
    濯浴に、洗濯浴1リットル当り0.5乃至150mgの下
    記式(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、
    (6)、(7)の1つまたはそれ以上の化合物を導入す
    ることを特徴とする方法 【化1】 〔式中、R1、R2、R3、R4は互いに同種または異種であっ
    て、水素、または場合によっては置換されたアルキル、
    シクロアルキル、またはアリールであり;R5は水素、ア
    ルキル、またはSO3 Mであり;R6とR7とは互いに同種
    または異種であって、NH- CO- NH2 、下記式の基 【化2】 または下記式の基であり 【化3】 Yは、場合によっては置換されたアルキレンまたはシク
    ロヘキシレンであり;XはOH、NH2 、場合によって
    は置換されたアリール、または場合によっては置換され
    たアルキルであり;nは0,1,2または3であり;M
    は水素、アルカリ金属原子、アンモニウム、またはアミ
    ンから形成された陽イオンであり;mは0または1であ
    り;Aは陰イオンである〕。
  2. 【請求項2】 洗濯浴1リットル当り、1.5乃至75
    mgの式(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、
    (6)、(7)の1つまたはそれ以上の化合物を洗濯浴
    中に導入する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 洗濯浴1リットル当り、7.5乃至40
    mgの式(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、
    (6)、(7)の1つまたはそれ以上の化合物を洗濯浴
    中に導入する請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 R1が水素であり、Yが -CH2-CH2-で
    あり、Mがナトリウムであり、そしてnが2である式
    (1)の化合物を使用する請求項1乃至3のいずれかに
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 R2が水素であり、そしてXがOHである
    式(2)の化合物を使用する請求項1乃至3のいずれか
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 R3が水素であり、R4がフェニルであり、
    そしてSO3 M基が酸素原子に関してパラ位置に存在す
    る式(3)の化合物を使用する請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の方法。
  7. 【請求項7】 R1が水素であり、そして各SO3 M基が
    酸素原子に関してパラ位置に存在する式(4)の化合物
    を使用する請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 R1が水素またはメチルであり、R5が水
    素、メチルまたはSO3 Mであり、Yが -CH2 CH2-
    またはシクロヘキシレンであり、そしてAが塩素イオ
    ン、酢酸イオン、ヒドロキシル、メトキシまたはPF6
    陰イオンである式(5)の化合物を使用する請求項1乃
    至3のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 R5が酸素原子に関してパラ位置にある請
    求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 R6とR7とが同種であり、mが1であ
    り、そしてAが酢酸陰イオンである式(6)の化合物を
    使用する請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 下記成分を含有する洗剤組成物 (i)5乃至90%の陰イオン界面活性剤(A)および
    /または非イオン界面活性剤(B); (ii)5乃至70%のビルダー(C); (iii)0.1乃至30%の過酸化物(D); (iv)0.005乃至2%の請求項1記載の式(1)、
    (2)、(3)、 (4)、(5)、(6)または(7)の化合物(E)。
  12. 【請求項12】 下記成分を含有する請求項11記載の
    洗剤組成物 (i)5乃至70%の陰イオン界面活性剤(A)および
    /または非イオン界面活性剤(B); (ii)5乃至50%のビルダー(C); (iii)1乃至12%の過酸化物(D); (iv)0.02乃至1%の請求項1記載の(1)、
    (2)、(3)、(4)、 (5)、(6)または(7)の化合物(E)。
  13. 【請求項13】 下記成分を含有する請求項12記載の
    洗剤組成物 (i)5乃至70%の陰イオン界面活性剤(A)および
    /または非イオン界面活性剤(B); (ii)5乃至40%のビルダー(C); (iii)1乃至12%の過酸化物(D); (iv)0.1乃至0.5%の請求項1記載の(1)、
    (2)、(3)、(4)、 (5)、(6)または(7)の化合物(E)。
  14. 【請求項14】 請求項1において定義された式
    (1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6),
    (7)の化合物の2つまたはそれ以上の組み合わせを含
    有する請求項11乃至13のいずれかに記載の組成物。
  15. 【請求項15】 洗濯サイク中に、不安定な染料が布の
    間を移動するのを防止するために有用な重合体0.5乃
    至5重量%を含有する請求項11乃至14のいずれかに
    記載の組成物。
  16. 【請求項16】 重合体を0.2乃至1.7%含有する
    請求項15記載の組成物。
  17. 【請求項17】 重合体が、場合によっては陰イオンま
    たは陽イオン置換基を含有しているポリビニルピロリド
    ンである請求項15または16記載の組成物。
  18. 【請求項18】 該洗剤が粉末状または顆粒状である請
    求項11乃至17記載の組成物。
  19. 【請求項19】 該洗剤が液状であり、そして0乃至5
    %の水を含有している請求項11乃至18記載の組成
    物。
  20. 【請求項20】 該洗剤が液状であり、そして0乃至1
    %の水を含有している請求項19記載の組成物。
  21. 【請求項21】 洗剤の各成分を乾燥形態において混合
    する請求項18記載の洗剤の製造方法。
  22. 【請求項22】 成分(D)と(E)以外のすべての請
    求項11記載の成分を含有する水性スラリーを噴霧乾燥
    して基剤粉末をつくり、そして次に成分(D)と(E)
    とを乾式配合によってこの基剤粉末に添加する請求項1
    8記載の洗剤の製造方法。
  23. 【請求項23】 成分(A)、(B)、(C)を含有し
    ているスラリーに成分(E)を添加し、次にこのスラリ
    ーを噴霧乾燥し、しかるのちこの混合物に成分(D)を
    乾式配合する請求項18記載の洗剤の製造方法。
  24. 【請求項24】 成分(A)と(C)とを含有し、成分
    (B)が存在しないかまたは一部分のみしか存在しない
    スラリーを噴霧乾燥して基剤粉末をつくり、成分(E)
    を成分(B)に配合し、これを上記噴霧乾燥基剤粉末に
    添加し、そして最後にこの混合物に成分(D)を乾式配
    合する請求項18記載の洗剤の製造方法。
  25. 【請求項25】 下記式(2)、(3)、(4)、
    (5)、(6)または(7)の化合物 【化4】 〔式中、R1、R2、R3、R4は互いに同種または異種であっ
    て、水素、または場合によっては置換されたアルキル、
    シクロアルキル、またはアリールであり;R5は水素、ア
    ルキル、またはSO3 Mであり;R6とR7とは互いに同種
    または異種であって、NH- CO- NH2 、下記式の基 【化5】 または下記式の基であり、 【化6】 Yは場合によっては置換されたアルキレンまたはシクロ
    ヘキシレンであり;XはOH、NH2 、場合によっては
    置換されたアリール、または場合によっては置換された
    アルキルであり;nは0,1,2または3であり;Mは
    水素、アルカリ金属原子、アンモニウム、またはアミン
    から形成された陽イオンであり;mは0または1であ
    り;Aは陰イオンである〕。
JP6134743A 1993-06-19 1994-06-17 洗濯浴中にマイグレートした染料の再吸収を抑制する方法 Pending JPH0726291A (ja)

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GB9325117.1 1993-12-08

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