JPH07262048A - Flagコード通知装置 - Google Patents

Flagコード通知装置

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Publication number
JPH07262048A
JPH07262048A JP6046242A JP4624294A JPH07262048A JP H07262048 A JPH07262048 A JP H07262048A JP 6046242 A JP6046242 A JP 6046242A JP 4624294 A JP4624294 A JP 4624294A JP H07262048 A JPH07262048 A JP H07262048A
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JP
Japan
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flag
same
code
flag code
time
Prior art date
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Application number
JP6046242A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Morimoto
利弘 森本
Takanori Shimizu
孝紀 清水
Kazutori Yoshida
千酉 吉田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、FLAGコード通知装置に関し、
遠隔保守センタへの負荷を増大させることなく、且つ保
守作業者の障害箇所の認識時間を削減する。 【構成】 各FLAGコード毎に、同一FLAGコードテーブル
を設けて、発生したFLAGコードに対して、前記同一FL
AGコードテーブルを検索し、同一FLAGコードが存在し
ない場合には、遠隔保守センタに通知し、同一FLAGコー
ドが存在する場合には、前記テーブルの同一FLAGコー
ド件数を加算する。同一FLAGコード通知時間を設け、一
定時間毎に、各同一FLAGコードテーブルを参照して、前
記通知時間が来ていて、所定の件数を越えているものを
遠隔保守センタに通知し、所定件数以下であると、該同
一FLAGコードテーブルをクリアする。又、FLAGコード通
知時に、予め、設定した件数以上のFLAGコードが転送
待ちのとき、装置機番毎に,又は、パス毎に纏めて1件
のFLAGコードとして通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、障害情報の装置種別,
障害重要度,装置番号,センス情報の重要部分などの情
報をコード化したFLAGコードの、例えば、保守セ
ンタへ通知するためのFLAGコード通知装置に関す
る。
【0002】データ処理装置においては、短時間に同一
装置障害やパス系(例えば、入出力インタフェースパ
ス)の障害の発生が連続し、エラー通知が多発すること
がある。このような場合、該エラー通知が多発した時に
発生するFLAGコードの連続発生に対して、複数の
FLAGコードを纏めて保守センタに通知することに
より、回線の占有防止,遠隔保守センタの負荷の軽減,
保守作業者への的確な障害箇所指摘ができるFLAGコ
ード通知装置が必要である。
【0003】
【従来の技術】図9,図10は、従来のFLAGコード
通知装置を説明する図であり、図9は、FLAGコード
通知装置の構成例を示し、図10は、従来のエラーの発
生とFLAGコードの通知の動作タイムチャートを示
している。
【0004】データ処理装置において、前記FLAGコ
ードを保守センタに通知する場合、中央処理装置(CP
U) が実行するオペレーティングシステム(OS)内の障害
収集プログラムが、例えば、入出力装置(フロッピィデ
ィスク装置,ファイル記憶装置,磁気テープ装置等)か
ら、障害情報を収集し、該オペレーティングシステム(O
S)配下の障害解析プログラムの障害内容解析部が、前記
収集した障害情報を解析し、FLAGコード生成部が前
記FLAGコードを生成し、例えば、サービスプロセ
ッサ(SVP),或いは、通信制御装置(CCP) を介して、保守
センタに通知していた。
【0005】該オペレーティングシステム(OS)内の障害
収集プログラムが採取するロギング情報は、入出力要求
に対する障害情報のエラー報告であり、図示されている
チャネルプロセッサ(CHP) 配下の各チャネル(CH)配下の
パス系の障害などのように、障害原因1つに対して、複
数のロギング情報を採取し、その件数分のFLAGコー
ドの通知を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図10は、上記従来の
FLAGコードの生成と、通知の例を示している。即
ち、多発したエラー報告のそれぞれに対して、FLAG
コードが生成され、所定の間隔、例えば、約4分間隔
で保守センタに通知されるとすると、32個のFLAGコ
ードが生成されたとき、保守センタへのFLAGコー
ドの通知が完了するのに、128 分を必要とする問題が
あった。
【0007】従って、従来のFLAGコードの通知で
は、障害によりエラー報告が多発した時は、FLAGコ
ードも連続して発生し、その全てのFLAGコード
を、例えば、遠隔保守センタに通知する為、回線を占有
し他のサイトからの通知に不都合が生じたり、FLAG
コード件数分のアクセスが発生するため、前記遠隔保守
センタの負荷も増大する。又、パス系の障害と言った障
害原因1つに対して、各入出力装置から複数のFLAG
コードの通知を行うことがあり、保守作業者が障害箇
所を認識する迄に時間がかかるという問題を生じてい
た。
【0008】本発明は上記従来の欠点に鑑み、遠隔保守
センタへの負荷を増大させることなく、且つ保守作業者
の障害箇所の認識時間を削減することができるFLAG
コード通知装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1,図2は、本発明の
原理説明図である。上記の問題点は下記の如くに構成さ
れたFLAGコード通知装置によって解決される。
【0010】(1) 障害情報の装置種別,障害重要度,
装置番号,センス情報の重要部分等をコード化したFL
AGコードを通知する装置であって、各FLAGコー
ドA,B,〜毎に、同一FLAGコードテーブル 1A,
1B, 〜を設けて、発生したFLAGコードに対して、
対応する前記同一FLAGコードテーブル 1A,1B, 〜を
検索し、同一FLAGコードが存在しない場合には、
そのFLAGコードを、前記同一FLAGコードテー
ブル 1A,1B, 〜に登録して、所定のセンタに通知し、前
記同一FLAGコードテーブル 1A,1B, 〜 に、同一F
LAGコードA,B,〜が存在する場合には、前記同
一FLAGコードテーブル1A,1B, 〜の同一FLAGコ
ード件数を加算し、該同一FLAGコードA,B,〜
の通知を抑止する手段を備えるように構成する。
【0011】(2) 障害情報の装置種別,障害重要度,装
置番号,センス情報の重要部分等をコード化したFLA
Gコードを通知する装置であって、同一FLAGコー
ド通知時間設定レジスタ 2と、前記同一FLAGコード
通知時間設定レジスタ 2に設定された時間を監視する時
間監視タイマ 3とを設けると共に、前記同一FLAGコ
ードテーブル 1A,1B, 〜に、先頭FLAGコード発生日
時設定欄と、確認対象日時欄とを設けて、前記同一FL
AGコードテーブル 1A,1B, 〜に新規に発生したFLA
Gコードを設定するとき、前記FLAGコードの前
記先頭FLAGコード発生日時設定欄に、該FLAGコ
ードの先頭FLAGコード発生日時を設定し、前記各
同一FLAGコードテーブル 1A,1B, 〜の前記先頭FL
AGコード発生日時に、前記同一FLAGコード通知時
間を加算して、確認対象日時を設定し、前記時間監視タ
イマ 3からのタイムアウト通知により、前記各同一FL
AGコードテーブル 1A,1B, 〜の確認対象日時と、現在
日時とを比較して、各同一FLAGコードテーブル 1A,
1B, 〜の確認対象日時が現在日時以下の場合には、該同
一FLAGコードを同一FLAGコード通知対象と
し、前記各同一FLAGコードテーブル 1A,1B, 〜の確
認対象日時が現在日時より大きい場合には、該同一FL
AGコードを同一FLAGコード通知対象外とし、前
記同一FLAGコード通知対象である、前記同一FLA
Gコードテーブル 1A,1B, 〜内に記録されている同一F
LAGコード件数を所定の閾値と比較し、所定の閾値以
上の場合には、該FLAGコードA,B,〜を、所定
のセンタに通知し、該同一FLAGコード 1A,1B, 〜内
に記録されている同一FLAGコード件数が、前記所定
の閾値以内の場合には、前記所定のセンタへの通知を行
わない手段を備えるように構成する。
【0012】(3) 障害情報の装置種別,障害重要度,装
置番号,センス情報の重要部分等をコード化したFLA
Gコードを通知する装置であって、転送待ちFLAG
コード比較件数レジスタ 4と、同一装置番号FLAGコ
ード比較件数レジスタ 5とを設けて、前記各同一FLA
Gコードテーブル 1A,1B, 〜内の転送待ちのFLAGコ
ードの総数を算出して、前記転送待ちFLAGコード
比較件数レジスタ 4に設定されている閾値Aとを比較し
て、前記算出した転送待ちのFLAGコードの件数
が、前記閾値Aを越えているときには、最重要度のFL
AGコードaを抽出して、所定のセンタに通知した
後、同一装置機番毎に、前記FLAGコードを纏め
て、且つ、前記纏められている同一装置機番毎のFLA
Gコードの件数と、前記同一装置番号FLAGコード
比較件数レジスタ 5に設定されている閾値Bとを比較し
て、該同一装置機番毎のFLAGコード件数が、前記閾
値B以上の場合には、前記装置機番毎の同一FLAGコ
ードから同一パス毎のFLAGコードbを生成し
て、前記所定のセンタに通知する手段を備えるように構
成する。
【0013】
【作用】図1,図2は、本発明の原理説明図である。図
1(a) に示されているように、本発明においては、各F
LAGコードA,B〜毎に、同一FLAGコードテー
ブル 1A,1B, 〜を設ける。そして、発生したFLAGコ
ードA,B,〜に対して、前記同一FLAGコードテ
ーブル 1A,1B, 〜を検索し、同一FLAGコードA,
B,〜が存在しない場合には、そのFLAGコード
A,B,〜を、遠隔保守センタに通知し、該FLAG
コードA,B,〜を当該同一FLAGコードテーブル
1A,1B, 〜に格納し、カウンタを+1する。又、既に、
FLAGコードA,B,〜が設定されている場合に
は、該同一FLAGコードテーブル 1A,1B, 〜の前記カ
ウンタを+1して、同一FLAGコード件数を加算し、
遠隔保守センタへの通知を抑止する{請求項1に対応す
る発明} 次に、図1(a),(b) に示されているように、同一FLA
Gコード通知時間設定レジスタ 2と、前記同一FLAG
コード通知時間設定レジスタ 2に設定された時間を監視
する時間監視タイマ 3とを設けると共に、前記同一FL
AGコードテーブル 1A,1B, 〜に、先頭FLAGコード
発生日時設定欄と確認対象日時欄とを設けて、前記同一
FLAGコードテーブル 1A,1B, 〜に新規に発生したF
LAGコードA,B,〜を設定するとき、前記FLA
GコードA,B,〜の前記先頭FLAGコード発生日
時設定欄に、該FLAGコードA,B,〜の発生日時
を設定する。又、前記各同一FLAGコードテーブル 1
A,1B, 〜の前記先頭FLAGコード発生日時に、前記同
一FLAGコード通知時間を加算して、確認対象日時を
設定する。
【0014】そして、前記時間監視タイマ 3からのタイ
ムアウト通知により、前記各同一FLAGコードテーブ
ル 1A,1B, 〜の確認対象日時と、現在日時とを比較し
て、各同一FLAGコードテーブル 1A,1B, 〜の確認対
象日時が現在日時以下の場合には、同一FLAGコード
通知対象とし、前記各同一FLAGコードテーブル 1A,
1B, 〜の確認対象日時が現在日時より大きい場合には、
同一FLAGコード通知対象外とする。
【0015】前記同一FLAGコード通知対象である、
前記同一FLAGコードA,B,〜の同一FLAGコ
ードテーブル 1A,1B, 〜内に記録されている同一FLA
Gコード件数を所定の閾値と比較し、所定の閾値、例え
ば、2件以上の場合には、該FLAGコードを、所定の
センタに通知し、該同一FLAGコード 1A,1B, 〜内に
記録されている同一FLAGコード件数が、前記所定の
閾値以内の場合には、前記所定のセンタへの通知を行わ
ないようにする。
【0016】このような通知を行うことにより、前記同
一FLAGコード通知時間レジスタ2に設定された時間
内に、同一FLAGコードが発生していれば、何件のF
LAGコードが発生していたのかを1件の通知されたF
LAGコードで知ることができる共に、障害発生の経
過を遠隔保守センタで把握することができる。{請求項
2に対応する発明} 次に、図2に示したように、転送待ちFLAGコード比
較件数レジスタ 4と、同一装置番号FLAGコード比較
件数レジスタ 5とを設けて、前記各同一FLAGコード
テーブル 1A,1B, 〜内の転送待ちのFLAGコードの
総数を算出して、前記転送待ちFLAGコード比較件数
レジスタ 4に設定されている閾値Aとを比較して、前記
算出した転送待ちのFLAGコードの件数が、前記閾
値Aを越えているときには、最重要度のFLAGコード
aを抽出して、遠隔保守センタに通知する。
【0017】前記最も重要なFLAGコードの優先度
は、前述のFLAGコードの障害重要度と、障害情報
の装置種別等により決定する。例えば、障害重要度で表
すと、“0”(低い)〜“4”(高い)となり、装置種
別で表すと、使用頻度の高い磁気ディスク装置(高い)
〜使用頻度の低いプリンタ装置(低い)というように区
分される。
【0018】その後、同一装置機番毎に、前記FLAG
コードを纏めて、且つ、前記纏められている同一装置
機番毎のFLAGコードの件数と、前記同一装置番号
FLAGコード比較件数レジスタ 5に設定されている閾
値Bとを比較して、該同一装置機番毎のFLAGコード
件数が、前記閾値B以上の場合には、前記装置機番毎の
同一FLAGコードから同一パス{具体的には、各チ
ャネル装置(CH)の入出力インタフェースパス}毎のFL
AGコードbを生成して、前記遠隔保守センタに通知
するようにしたものである。
【0019】このようにすることにより、FLAGコー
ドの通知時間を大幅に短縮することができると共に、
同一装置機番や同一パスのFLAGコードを一件のF
LAGコードとすることにより、障害箇所と障害通知
とを1対1 対応させることができ、保守作業者への的確
な障害箇所通知が可能となる。{請求項3に記載の発明
に対応}
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1,図2は、本発明の原理説明図であり、
図3〜図8は、本発明の一実施例を示した図であって、
図3は、同一FLAGコードの生成処理を流れ図で示
し、図4は、同一FLAGコードの通知処理を流れ図で
示し、図5は、同一FLAGコードの通知処理の動作タ
イムチャートを示し、図6は、同一装置機番および同一
パスのFLAGコード生成処理を流れ図で示し、図7
は、FLAGコードを同一装置機番毎に纏めた例を示
し、図8は、FLAGコードを同一パス毎に纏めた例を
示している。
【0021】本実施例においては、各FLAGコード
A,B,〜毎に、同一FLAGコードテーブル 1A,1
B, 〜を設ける手段と、同一FLAGコード通知時間設
定レジスタ 2と、前記同一FLAGコード通知時間設定
レジスタ 2に設定された時間を監視する時間監視タイマ
3とを設けると共に、前記同一FLAGコードテーブル
1A,1B, 〜に、先頭FLAGコード発生日時設定欄を設
けて、前記同一FLAGコードテーブル 1に新規に発生
したFLAGコードA,B,〜を設定するとき、前記
FLAGコードの前記先頭FLAGコード発生日時設
定欄に、該FLAGコードの発生日時を設定する手段
と、前記各同一FLAGコードテーブル 1の前記先頭F
LAGコード発生日時に、前記同一FLAGコード通知
時間を加算して、確認対象日時を設定し、前記時間監視
タイマ 3からのタイムアウト通知により、前記各同一F
LAGコードテーブル 1A,1B, 〜の確認対象日時と、現
在日時とを比較する手段と、同一FLAGコード通知対
象である、前記同一FLAGコード 1A,1B, 〜内に記録
されている同一FLAGコード件数を所定の閾値と比較
する手段と、転送待ちFLAGコード比較件数レジスタ
4と、同一装置番号FLAGコード比較件数レジスタ 5
とを設けて、前記各同一FLAGコードテーブル 1A,1
B, 〜内の転送待ちのFLAGコードの総数を算出し
て、前記転送待ちFLAGコード比較件数レジスタ 4に
設定されている閾値Aとを比較する手段、更に、前記同
一FLAGコード通知対象である、前記同一FLAGコ
ード 1A,1B, 〜内に記録されている同一FLAGコード
件数を同一装置番号FLAGコード比較件数レジスタ 5
に設定されている閾値Bと比較する手段が本発明を実施
するのに必要な手段である。尚、全図を通して同じ符号
は同じ対象物を示している。
【0022】以下、図1,図2を参照しながら、図3〜
図8によって、本発明のFLAGコード通知装置の構成
と動作を説明する。本発明のFLAGコード通知装置
は、図1,図2に模式的に示されているように、各FL
AGコードA,B,〜毎に、同一FLAGコードテー
ブル 1A,1B,〜があり、他に、同一FLAGコード通知
時間設定レジスタ 2と、前記同一FLAGコード通知時
間設定レジスタ 2に設定された時間を監視する時間監視
タイマ3とを備え、各同一FLAGコードテーブル 1A,1
B, 〜内の先頭FLAGコード発生日時に、前記同一F
LAGコード通知時間設定レジスタ 2に設定された時間
を加算して生成した確認対象日時を設定し、前記時間監
視タイマ 3からのタイムアウト信号により、前記各同一
FLAGコードテーブル 1A,1B, 〜内の確認対象日時
と、現在日時とを比較する手段と、前記比較手段で選別
された通知対象の同一FLAGコードテーブル 1A,1B,
〜内のFLAGコード件数と、所定の閾値とを比較する
手段とを持つと共に、転送待ちFLAGコード比較件数
レジスタ 4と、同一装置番号FLAGコード比較件数レ
ジスタ 5に設定されている閾値A,閾値Bと、実際の各
同一FLAGコードテーブル 1A,1B, 〜内の転送待ちF
LAGコードA,B,〜の総件数とを比較し、比較結
果に基づいて、複数のFLAGコードA,B,〜をく
るめる手段とから構成されている。
【0023】先ず、図1,図3により同一FLAGコー
ドA,B,〜の生成処理を説明する。事前に同一FL
AGコードテーブル 1A,1B, 〜は獲得されており、以下
のFLAGコードが順次発生したと仮定する。
【0024】即ち、FLAGコード"A-1","B-1","A-2",
"C-1","B-2","A-3" 、但し、FLAGコード "n-1"等
でnが同じものは、同一FLAGコードとする。 (1) FLAGコード"A-1" が発生する。
【0025】(2) 図3の処理ステップ 100において、同
一FLAGコードテーブル 1内には、同一FLAGコー
ドAが存在しないので、次の処理ステップ 101で、該
同一FLAGコードテーブル 1A 内に、前記FLAGコ
ード"A-1" を新規に、同一FLAGコードAとして
設定する。
【0026】(3) 次の処理ステップ 102で、該FLAG
コード"A-1" を遠隔保守センタに通知する。 (4) FLAGコード"B-1" が発生する。
【0027】(5) 図3の処理ステップ 100において、同
一FLAGコードテーブル 1A 内の同一FLAGコード
Aと、今発生したFLAGコード"B-1" とを比較す
ると、同一FLAGコードテーブル 1A 内の同一FLA
GコードAと、前記FLAGコード"B-1" とは異な
るので、次の処理ステップ 101で、同一FLAGコード
テーブル 1B 内に、前記FLAGコード"B-1" を新規
に、同一FLAGコードBとして設定する。
【0028】(6) 次の処理ステップ 102で、該FLAG
コード"B-1" を遠隔保守センタに通知する。 (7) FLAGコード"A-2" が発生する。
【0029】(8) 図3の処理ステップ 100で、同一FL
AGコードテーブル 1A 内の同一FLAGコードA
と、今発生したFLAGコード"A-2" とを比較する
と、同一FLAGコードテーブル 1A 内の同一FLAG
コードAと、前記FLAGコード"A-2" とが一致す
るので、処理ステップ 103において、同一FLAGコー
ドテーブル 1A 内、同一FLAGコードAの同一FL
AGコード件数に“1”を加算する。
【0030】(9) FLAGコード"C-1" が発生する。 (10) 図3の処理ステップ 100において、同一FLAG
コードテーブル 1A,1B内の同一FLAGコードAと、
今発生したFLAGコード"C-1" とを比較すると、同
一FLAGコードテーブル 1A,1B 内の同一FLAGコ
ードA, 同一FLAGコードBと、前記FLAGコ
ード"C-1" とは異なるので、次の処理ステップ 101
で、同一FLAGコードテーブル 1C 内に、前記FLA
Gコード"C-1" を新規に、同一FLAGコードCと
して設定する。
【0031】(11) 次の処理ステップ 102で、該FLA
Gコード"C-1" を遠隔保守センタに通知する。 (12) FLAGコード"B-2" が発生する。
【0032】(13) 図3の処理ステップ 100で、同一F
LAGコードテーブル 1A,1B 内の同一FLAGコード
A, 同一FLAGコードBと、今発生したFLAG
コード"B-2" とを比較すると、同一FLAGコードテ
ーブル 1B 内の同一FLAGコードBと、前記FLA
Gコード"B-2" とが一致するので、処理ステップ 103
において、同一FLAGコードテーブル 1B 内、同一F
LAGコードBの同一FLAGコード件数に“1”を
加算する。
【0033】(14) FLAGコード"A-3" が発生す
る。 (15) 図3の処理ステップ 100で、同一FLAGコード
テーブル 1A,1B,1C 内の同一FLAGコードA, 同一
FLAGコードBと、同一FLAGコードCと、今
発生したFLAGコード"A-3" とを比較すると、同一
FLAGコードテーブル 1A 内の同一FLAGコードA
と、前記FLAGコード"A-3" とが一致するので、
処理ステップ 103において、同一FLAGコードテーブ
ル 1A 内、同一FLAGコードAの同一FLAGコー
ド件数に“1”を加算する。この結果、該同一FLAG
コードテーブル 1A 内の同一FLAGコードAの件数
は“3”となる。
【0034】以下、同じように、FLAGコードが発
生する毎に、処理ステップ 100〜104 の処理を繰り返
す。この結果、既に、同一FLAGコードテーブル 1A
〜内に設定されているFLAGコードA〜と同じもの
は、遠隔保守センタへの通知は抑止される。{請求項1
に記載の発明に対応する実施例} 次に、図1,図3,図4,図5によって、同一FLAG
コードテーブル 1A,〜に設定され、遠隔保守センタへ通
知されないで残っている同一FLAGコードA,〜の
通知処理について説明する。
【0035】ここでは、前述(図1参照)のように、同
一FLAGコード通知時間設定レジスタ 2と、前記同一
FLAGコード通知時間設定レジスタ 2に設定された時
間を監視する時間監視タイマ 3と、比較器A 6と比較器
B 7が設けられている。
【0036】そして、同一FLAGコード通知時間設定
レジスタ 2に、例えば、“30分”を設定し、以下のF
LAGコードが、例えば、“10分”おきに発生した
ものと仮定する。即ち、FLAGコード"A-1","B-1","A
-2","C-1" が、前記“10分”毎に、順に発生したも
のとする。先ず、 (1) FLAGコード"A-1" が発生する。
【0037】(2) 図3のの処理ステップ 100において、
同一FLAGコードテーブル 1A 内には、同一FLAG
コードが存在しないので、次の処理ステップ 101で、
該同一FLAGコードテーブル 1A 内に、前記FLAG
コード"A-1" を新規に、同一FLAGコードAとし
て設定する。又、同一FLAGコードAの先頭FLA
Gコード発生日時の欄に、前記FLAGコード"A-1"
の生成日時、例えば、3月1日午前9時00分を設定す
る。
【0038】(3) 図3の処理ステップ 101で、前記FL
AGコード"A-1" を遠隔保守センタに通知する。 (4) このとき、同一FLAGコード通知時間の時間監視
タイマ 3を起動する。
【0039】(5) FLAGコード"B-1" が発生する。 (6) 図3の処理ステップ 100において、同一FLAGコ
ードテーブル 1A 内の同一FLAGコードAと、今発
生したFLAGコード"B-1" とを比較すると、同一F
LAGコードテーブル 1A 内の同一FLAGコードA
と、前記FLAGコード"B-1" とは異なるので、次の
処理ステップ 101で、同一FLAGコードテーブル 1B
内に、前記FLAGコード"B-1" を新規に、同一FL
AGコードBとして設定する。又、同一FLAGコード
Bの先頭FLAGコード発生日時の欄に、前記FLA
Gコード"B-1" の生成日時、例えば、3月1日午前9
時10分を設定する。
【0040】(7) 図3の処理ステップ 101で、前記FL
AGコード"B-1" を遠隔保守センタに通知する。 (8) FLAGコード"A-2" が発生する。
【0041】(9) 図3の処理ステップ 100で、同一FL
AGコードテーブル 1A 内の同一FLAGコードA
と、今発生したFLAGコード"A-2" とを比較する
と、同一FLAGコードテーブル 1A 内の同一FLAG
コードAと、前記FLAGコード"A-2" とが一致す
るので、処理ステップ 103において、同一FLAGコー
ドテーブル 1A 内、同一FLAGコードAの同一FL
AGコード件数に“1”を加算する。従って、同一FL
AGコードテーブル 1A 内の同一FLAGコードAの
件数は2件となる。
【0042】(10) FLAGコード"C-1" が発生す
る。 (11) 図3の処理ステップ 100において、同一FLAG
コードテーブル 1A,1B内の同一FLAGコードA, 同
一FLAGコードBと、今発生したFLAGコード"C
-1" とを比較すると、同一FLAGコードテーブル 1
A,1B 内の同一FLAGコードA, 同一FLAGコー
ドBと、今発生した前記FLAGコード"C-1" とは
異なるので、次の処理ステップ 101で、同一FLAGコ
ードテーブル 1C 内に、前記FLAGコード"C-1" を
新規に、同一FLAGコードCとして設定する。又、
同一FLAGコードCの先頭FLAGコード発生日時
の欄に、前記FLAGコード"C-1" の生成日時、例え
ば、3月1日午前9時30分を設定する。
【0043】(12) 図3の処理ステップ 101で、前記F
LAGコード"C-1" を遠隔保守センタに通知する。 (17) 時間監視タイマ 3からのタイムアウト通知{前記
同一FLAGコード通知時間設定レジスタ 2には、“3
0分”が設定されているので、この時の日時は、3月1
日午前9時30分である}により、図4に示した同一F
LAGコード通知処理を開始する。
【0044】(18) 先ず、図4の処理ステップ 200で、
同一FLAGコードテーブル 1A の同一FLAGコード
Aの先頭FLAGコード発生日時(前述のように、こ
こには、3月1日午前9時00分が設定されている)
に、前記同一FLAGコード通知時間設定レジスタ 2に
設定されている同一FLAGコード通知時間(30分)
を加算した値を、確認対象日時として確認対象日時に設
定する。この例では、3月1日午前9時30分となる。
【0045】同様にして、同一FLAGコードテーブル
1B の同一FLAGコードBの先頭FLAGコード発
生日時(前述のように、ここには、3月1日午前9時1
0分が設定されている) に、前記同一FLAGコード通
知時間設定レジスタ 2に設定されている同一FLAGコ
ード通知時間(30分)を加算した値を、確認対象日時
として確認対象日時に設定する。この例では、3月1日
午前9時40分となる。
【0046】同様にして、同一FLAGコードテーブル
1C の同一FLAGコードCの先頭FLAGコード発
生日時(前述のように、ここには、3月1日午前9時3
0分が設定されている) に、前記同一FLAGコード通
知時間設定レジスタ 2に設定されている同一FLAGコ
ード通知時間(30分)を加算した値を、確認対象日時
として確認対象日時に設定する。この例では、3月1日
午前10時00分となる。
【0047】(19) 図4の処理ステップ 201において、
FLAGコードAについての、前記確認対象日時をト
リガとして、前記確認対象日時と、現在日時 (本例で
は、3月1日午前9時30分) と、図1に示した比較器
A 6で比較すると、確認対象日時≦現在日時となるの
で、同一FLAGコードAは、同一FLAGコード通
知対象となる。
【0048】同様にして、FLAGコードBについ
て、前記確認対象日時(前述のように、3月1日午前9
時40分である)と、現在日時 (本例では、3月1日午
前9時30分) と、図1に示した比較器A 6で比較する
と、確認対象日時>現在日時となるので、同一FLAG
コードAは、同一FLAGコード通知対象外となる。
【0049】同様にして、FLAGコードCについ
て、前記確認対象日時(前述のように、3月1日午前1
0時00分である)と、現在日時 (本例では、3月1日
午前9時30分) と、図1に示した比較器A 6で比較す
ると、確認対象日時>現在日時となるので、同一FLA
GコードAは、同一FLAGコード通知対象外とな
る。
【0050】(20) 図4の処理ステップ 202において、
前記同一FLAGコードテーブル 1A の同一FLAGコ
ードAの件数は、2件以上 (実際には、2件)である
ので、図4の処理ステップ 203において、該同一FLA
GコードAを、遠隔保守センタに通知する。
【0051】(21) 図4の処理ステップ 204において、
通知対象の同一FLAGコードAを、該同一FLAG
コードテーブル 1A から削除する。前述同一FLAGコ
ード通知対象外の同一FLAGコードB,同一FLA
GコードCについては、遠隔保守センタへの通知が抑
止される。
【0052】図5は、上記の同一FLAGコード通知処
理を動作タイムチャートで示したものである。前述のよ
うに、一番最初(3月1日午前9時00分) に、同一F
LAGコード"A-1" が発生し、以降、10分毎に、同一
FLAGコード"B-1","A-2","C-1","C-2" が発生した
場合を例にして示している。
【0053】最初の確認対象日時 (3月1日午前9時3
0分) を通知処理のトリガとして、各同一FLAGコー
ドテーブル 1A,1B,1C を見ると、同一FLAGコードテ
ーブル 1A については、確認対象日時≦現在日時である
ので、前述のように、該同一FLAGコードAが遠隔
保守センタに通知され、該同一FLAGコードテーブル
1A から、同一FLAGコードAが削除されるが、同
一FLAGコードテーブル 1B,1Cについては、確認対象
日時>現在日時であるので、前述のように、該同一FL
AGコードB,Cについては、通知処理の対象外と
なり、無視される。
【0054】次の通知処理は、前記FLAGコードA
の確認対象日時に、同一FLAGコード通知時間“30
分”を加算した3月1日午前10時00分に起動され
る。このとき、各FLAGコードテーブル 1B,1Cが検索
される。そして、同一FLAGコードテーブル 1B の確
認対象日時(9.40)≦現在時刻(10.00) となるので、同一
FLAGコードBが、通知対象となるが、該同一FL
AGコードテーブル1B 中の同一FLAGコードBの
件数は、この時点では、未だ、1件の儘であるので、図
4の処理ステップ 204において、該同一FLAGコード
Bは、同一FLAGコードテーブル 1B から削除され
る。
【0055】同様にして、同一FLAGコードテーブル
1C の確認対象日時(10.00) ≦現在時刻(10.00) となる
ので、同一FLAGコードCが、通知対象となるが、
該同一FLAGコードテーブル 1C 中の同一FLAGコ
ードCの件数は、この時点では、2件となっている
で、該同一FLAGコードCが、遠隔保守センタに通
知される。
【0056】このように通知処理されるので、30分以
内に、同一のFLAGコードが所定の件数、例えば、
2件以上発生していれば、何件のFLAGコードが発
生していたかを、該通知すべき同一のFLAGコード
の所定の領域(例えば、図示されていない制御コード
欄,付帯情報欄等)に、発生件数を設定することによ
り、1件のFLAGコードで知ることができる。
【0057】次に、図2,図6,図7,図8によって、
同一装置機番および同一パスのFLAGコード生成処理
について説明する。このとき、当該FLAGコード通知
装置には、図1に示されているように、転送待ちFLA
Gコード比較件数(閾値A)レジスタ 4と、同一装置機
番FLAGコード比較件数(閾値B)レジスタ 5とが用
意されており、前記転送待ちFLAGコード比較件数
(閾値A)レジスタ 4には、閾値Aとして“10”件
が、同一装置機番FLAGコード比較件数(閾値B)レ
ジスタ 5には、閾値Bとして“4”件が設定されている
ものとする。
【0058】又、以下のFLAGコードが転送待ちの
状態にあると仮定する。即ち、 FLAGコード[1]:装置機番0104, FLAG コード[2]:装置機
番0103 FLAGコード[3]:装置機番0102, FLAG コード[4]:装置機
番0101 FLAGコード[5]:装置機番0100, FLAG コード[6]:装置機
番0108 FLAGコード[7]:装置機番0107, FLAG コード[8]:装置機
番0101 FLAGコード[9]:装置機番0105, FLAG コード[10]: 装置
機番0100 FLAGコード[11]: 装置機番010A, FLAG コード[12]: 装
置機番010B FLAGコード[13]: 装置機番0100, FLAG コード[14]: 装
置機番0106 FLAGコード[15]: 装置機番0102, FLAG コード[16]: 装
置機番0109 FLAGコード[17]: 装置機番0104, FLAG コード[18]: 装
置機番0102 の合計18件が転送待ち状態にあるとする。 (1) 図6の処理ステップ 300において、図2に示されて
いるように、転送待ちFLAGコード件数(18件)
と、前記転送待ちFLAGコード比較件数(閾値A)レ
ジスタ 4の比較件数(10件)とを比較する。この場
合、転送待ちFLAGコード件数(18件)が、転送待
ちFLAGコード比較件数(閾値A)レジスタ 4が指示
している比較件数(閾値A:10件)より多いので、本
発明の同一装置機番毎のFLAGコード生成処理を行
う。
【0059】(2) 図6の処理ステップ 301において、前
述のようにして、最も重要なFLAGコードaを1件
抽出し、遠隔保守センタに通知する。この場合、FLA
Gコード[15]が最も重要なFLAGコードaと仮定す
ると、該FLAGコード[15]を遠隔保守センタに通知す
る。このとき、該FLAGコード[15]は、転送待ちから
削除される。
【0060】(3) 図6の処理ステップ 302において、同
一装置機番毎に1件のFLAGコードbを生成する。
前述の待ち状態にあるFLAGコードについて、装置
機番毎に纏めると、図7(a),(b) に示したものとなる。
【0061】通常、FLAGコードは、図7(b) に示
されているように、障害情報の装置種別, 障害重要度,
装置番号、センス情報の重要部分を基本コードとし、セ
ンス情報の詳細ビットを付帯情報としてコード化したも
のである。
【0062】装置機番毎にFLAGコードを纏める場
合には、図7(a) に示したように、図7(b) に示したF
LAGコードの装置機番をキーにして、前記FLAG
コードの基本コード部分を付帯情報としたものであ
る。
【0063】(4) 図6の処理ステップ 303において、同
一装置機番で纏めた上記FLAGコードbの件数が、
前記同一装置機番FLAGコード比較件数(閾値B)レ
ジスタ 5に設定されている閾値B(本実施例では、前述
の“4”)より多いかどうかを比較して、該閾値Bより
多い場合には、次の処理ステップ 304に示した同一パス
毎のFLAGコード生成処理を行う。
【0064】(5) 図6の処理ステップ 304において、前
記同一装置機番で纏めた上記FLAGコードbの、前
記装置機番の例えば、最下位ビットを無視した同一パス
(このパスは、前述のように、チャネル装置(CH)毎の入
出力インタフェースパスに対応する) 毎に纏めるもの
で、この場合も、前記装置機番の例えば、最下位ビット
を無視した同一パス番号をFLAGコードの基本部分
とし、各FLAGコードの基本コード部分を付帯情報
としたもので、例えば、図8に示したものとなる。この
とき、該FLAGコードの長さが決められているとき
には、その長さのFLAGコードとする。図8の例
は、該該FLAGコードの長さが決められていない場
合の該FLAGコードの生成例である。
【0065】(6) 上記のようにして生成した同一装置機
番, 又は同一パスのFLAGコードb,又はcを、
遠隔保守センタに通知する。 このように、FLAGコードをくるめて、遠隔保守セ
ンタに通知することで、該遠隔保守センタへの負荷が減
少し、障害原因1つに対して1つのFLAGコード
b,cが通知されるため、保守作業者の障害箇所の認
識時間を短縮することができるようになる。
【0066】このように、本発明によるFLAGコード
通知装置は、各FLAGコード毎に、同一FLAGコ
ードテーブルを設けて、発生したFLAGコードに対
して、前記同一FLAGコードテーブルを検索し、同一
FLAGコードが存在しない場合には、遠隔保守セン
タに通知し、同一FLAGコードが存在する場合に
は、対応する同一FLAGコードの同一FLAGコード
件数を加算する。又、同一FLAG通知時間を設け、一
定時間毎に、各同一FLAGコードテーブルを参照し
て、前記FLAGコードの通知時間が来ていて、所定の
件数を越えているものを遠隔保守センタに通知し、所定
件数以下であると、該同一FLAGコードテーブルをク
リアする。又、FLAGコード通知時に、予め、設定し
た件数以上のFLAGコードが転送待ちのとき、装置機
番毎に,又は、パス毎に纏めて1件のFLAGコードと
して通知するようにしたところに特徴がある。
【0067】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、同一FLAGコードの通知を抑止したり、同
一装置機番や同一パス毎にFLAGコードを纏めること
により、通知するFLAGコードの件数が減少され、
回線が該FLAGコードの通知によって占有されるこ
とが防止でき、アクセス回数も減少することから、遠隔
保守センタの負荷の軽減に効果がある。又、同一装置機
番や同一パス毎にFLAGコードをまとめることによ
り、障害箇所が明確に指摘されることにより、保守作業
者が障害修復を迅速に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図(その1)
【図2】本発明の原理説明図(その2)
【図3】本発明の一実施例を示した図(その1)
【図4】本発明の一実施例を示した図(その2)
【図5】本発明の一実施例を示した図(その3)
【図6】本発明の一実施例を示した図(その4)
【図7】本発明の一実施例を示した図(その5)
【図8】本発明の一実施例を示した図(その6)
【図9】従来のFLAGコード通知装置を説明する図
(その1)
【図10】従来のFLAGコード通知装置を説明する図
(その2)
【符号の説明】
1,1A,1B,〜 同一FLAGコードテーブル 2 同一FLAGコード通知時間設定レジスタ 3 時間監視タイマ 4 転送待ちFLAGコード比較件数(閾値A)設定
レジスタ 5 同一装置機番FLAGコード比較件数(閾値B)
設定レジスタ 6 比較器A 7 比較器B 100 〜103,200 〜205,300 〜304 処理ステップ ,a,b,c FLAGコード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】障害情報の装置種別,障害重要度,装置番
    号,センス情報の重要部分等をコード化したFLAGコ
    ード()を通知する装置であって、 各FLAGコードA,B,〜()毎に、同一FLAG
    コードテーブル(1A,1B, 〜) を設けて、 発生したFLAGコードA,B,〜()に対して、対
    応する前記同一FLAGコードテーブル(1A,1B, 〜) を
    検索し、同一FLAGコードA,B,〜()が存在し
    ない場合には、そのFLAGコードA,B,〜()
    を、前記同一FLAGコードテーブル(1A,1B, 〜) に登
    録して、所定のセンタに通知し、前記同一FLAGコー
    ドテーブル(1) に、同一FLAGコードA,B,〜
    ()が存在する場合には、前記同一FLAGコードテ
    ーブル(1A,1B, 〜) の同一FLAGコード件数を加算
    し、該同一FLAGコードA,B,〜()の通知を抑
    止する手段を備えたことを特徴とするFLAGコード通
    知装置。
  2. 【請求項2】障害情報の装置種別,障害重要度,装置番
    号,センス情報の重要部分等をコード化したFLAGコ
    ード()を通知する装置であって、 同一FLAGコード通知時間設定レジスタ(2) と、前記
    同一FLAGコード通知時間設定レジスタ(2) に設定さ
    れた時間を監視する時間監視タイマ(3) とを設けると共
    に、前記同一FLAGコードテーブル(1A,1B, 〜) に、
    先頭FLAGコード発生日時設定欄と, 確認対象日時欄
    とを設けて、 前記同一FLAGコードテーブル(1A,1B, 〜) に新規に
    発生したFLAGコードA,B,〜()を設定すると
    き、前記FLAGコードA,B,〜()の前記先頭F
    LAGコード発生日時設定欄に、各FLAGコードA,
    B,〜()の先頭FLAGコードの発生日時を設定
    し、前記各同一FLAGコードテーブル(1A,1B, 〜) の
    前記先頭FLAGコード発生日時に、前記同一FLAG
    コード通知時間を加算して、確認対象日時を設定し、 前記時間監視タイマ(3) からのタイムアウト通知によ
    り、前記各同一FLAGコードテーブル(1A,1B, 〜) の
    確認対象日時と、現在日時とを比較して、各同一FLA
    Gコードテーブル(1A,1B, 〜) の確認対象日時が現在日
    時以下の場合には、該同一FLAGコードA,B,〜
    ()を同一FLAGコード通知対象とし、前記各同一
    FLAGコードテーブル(1A,1B, 〜) の確認対象日時が
    現在日時より大きい場合には、該同一FLAGコード
    A,B,〜()を同一FLAGコード通知対象外と
    し、 前記同一FLAGコード通知対象である、前記同一FL
    AGコードテーブル(1A,1B, 〜) 内に記録されている同
    一FLAGコード件数を所定の閾値と比較し、所定の閾
    値以上の場合には、該FLAGコード () を、所定の
    センタに通知し、該同一FLAGコード(1) 内に記録さ
    れている同一FLAGコード件数が、前記所定の閾値以
    内の場合には、前記所定のセンタへの通知を行わない手
    段を備えたことを特徴とするFLAGコード通知装置。
  3. 【請求項3】障害情報の装置種別,障害重要度,装置番
    号,センス情報の重要部分等をコード化したFLAGコ
    ード()を通知する装置であって、 転送待ちFLAGコード比較件数レジスタ(4) と、同一
    装置番号FLAGコード比較件数レジスタ(5) とを設け
    て、 前記各同一FLAGコードテーブル(1A,1B,)内の転送待
    ちのFLAGコード () の総数を算出して、前記転送
    待ちFLAGコード比較件数レジスタ(4) に設定されて
    いる閾値Aとを比較して、前記算出した転送待ちのFL
    AGコード()の件数が、前記閾値Aを越えていると
    きには、最重要度のFLAGコード(a)を抽出し
    て、所定のセンタに通知した後、同一装置機番毎に、前
    記FLAGコード()を纏めて、且つ、前記纏められ
    ている同一装置機番毎のFLAGコード()の件数
    と、前記同一装置番号FLAGコード比較件数レジスタ
    (5) に設定されている閾値Bとを比較して、該同一装置
    機番毎のFLAGコード件数が、前記閾値B以上の場合
    には、前記装置機番毎のFLAGコード()から同一
    パス毎のFLAGコード(b)を生成して、前記所定
    のセンタに通知する手段を備えたことを特徴とするFL
    AGコード通知装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7496792B2 (en) 2002-10-15 2009-02-24 Stmicroelectronics S.A. Repeat digital message transmission between a microprocessor monitoring circuit and an analyzing tool
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