JPH07260439A - 内側測定装置及び内側測定方法 - Google Patents

内側測定装置及び内側測定方法

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JPH07260439A
JPH07260439A JP4890794A JP4890794A JPH07260439A JP H07260439 A JPH07260439 A JP H07260439A JP 4890794 A JP4890794 A JP 4890794A JP 4890794 A JP4890794 A JP 4890794A JP H07260439 A JPH07260439 A JP H07260439A
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JP
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casing
laser light
laser
dimension
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JP4890794A
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English (en)
Inventor
Hiromichi Kikura
宏猷 鬼鞍
Takao Sajima
隆生 佐島
Yoshiro Imazeki
義朗 今関
Akio Katsuki
昭雄 甲木
Yoshiharu Kuwabara
義治 桑原
Taizo Nakamura
泰三 中村
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きな測定範囲において、高精度の測定が行
えるとともに測定の自動化が図れ、しかも、部品点数を
少なくして装置を小型化できる内側測定装置及び内側測
定方法を提供すること。 【構成】 被測定物の互いに対向する被測定面2A,2
Bに対してそれぞれ斜めにレーザ光を照射するレーザ照
射手段3と、前記被測定面2A,2Bから反射されたレ
ーザ光を受光するとともに受光したレーザ光の位置を検
出する光位置検出素子4とを備え、この光位置検出素子
4に受光されるレーザ光を選択手段でいずれか1つに交
互に選択し、この選択手段で選択されたレーザ光を受光
した位置に基づいて前記被測定面2A,2Bと前記ケー
シング1の基準線Cとの間の第1及び第2の寸法を求
め、この位置を全てのレーザ光について求めて第1及び
第2の寸法から前記被測定面2A,2Bの間の距離を演
算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光を使用して孔
の内径寸法や溝の内側寸法を測定する内側測定装置及び
内側測定方法に関する。
【0002】
【背景技術】自動測定ライン等において、被測定物の孔
の内径等を測定するために内側測定装置が使用されてい
る。この内側測定装置には、測定子を直接被測定面に接
触させて測定する接触式測定装置や被測定子を被測定面
等に接触させることなく測定する非接触式測定装置があ
る。接触式測定装置として、例えば、ノギス、ボアゲー
ジ、マイクロインジゲータ等があり、非接触式測定装置
として、例えば、空気圧を利用して被測定面との間の距
離を測定する空気マイクロメータがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ノギス
をはじめとする接触式測定装置では、測定子を被測定面
に所定の測定圧で接触させるので、この測定圧により被
測定面が変形して測定誤差が生じるという問題点があ
る。また、接触式測定装置では、測定子を被測定面に対
して近接離隔させなければならないが、そのために時間
が必要となり、しかも、測定子の駆動を自動測定ライン
に合わせて行うのは難しいので、測定の自動化に限界が
生じるという問題点がある。また、空気マイクロメータ
では、測定に際して空気圧を利用するので、測定範囲に
限界があるという問題点がある。
【0004】そこで、これらの問題を解決するために、
レーザインジケータの原理を内側測定装置に応用するこ
とが考えられる。このレーザインジケータの原理は、被
測定物に対して斜めにレーザ光を照射するレーザ光源
と、被測定物で反射されるレーザ光を受光する半導体位
置検出素子(PSD)とを備え、三角測量法により被測
定物の寸法を求めるものであるが、これらのレーザ光源
及びPSD等を2組使用して互いに対向する被測定面と
の寸法を求めれば、孔の内径等を測定できることにな
る。しかし、レーザインジケータの原理を内側測定装置
のそのまま応用したのでは、レーザ光源及びPSD等が
それぞれ2組ずつ必要となり、部品点数が多くなって装
置が大型化するという不都合がある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、大きな測定範囲において、高精度
の測定が行えるとともに測定の自動化が図れ、しかも、
部品点数を少なくして装置を小型化できる内側測定装置
及び内側測定方法を提供することにある。本発明の異な
る目的は、前記目的に加え、被測定物に挿入される検出
部分を小型化できる内側測定装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、レーザ照射手
段及び1個の光位置検出素子から2組の三角測量光学系
を構成し、孔や溝等の被測定物の内側寸法を測定して前
記目的を達成しようとするものである。具体的には、本
発明の内側測定装置は、ケーシングと、このケーシング
に設けられるとともに被測定物の互いに対向する被測定
面に対してそれぞれ斜めにレーザ光を照射するレーザ照
射手段と、前記被測定面から反射されたレーザ光を受光
するとともに受光したレーザ光の位置を検出する光位置
検出素子と、この光位置検出素子に受光されるレーザ光
をいずれか1つに交互に選択する選択手段と、この選択
手段で選択されたレーザ光を受光した位置に基づいて前
記被測定面と前記ケーシングの基準線(例えば、中心
線)との間の寸法を求め、この位置を選択された全ての
レーザ光について求めて前記被測定面の間の距離を演算
する演算手段とを備えたことを特徴とする。ここで、前
記レーザ照射手段は、レーザ光源と、このレーザ光源か
ら発光されるレーザ光を被測定面に対して斜めに照射す
る光学系とを備えた構造でもよく、さらに、前記被測定
物の被測定面から反射されるレーザ光を集光するレンズ
を前記ケーシングに設けた構造でもよい。また、光位置
検出素子として半導体位置検出素子(PSD)やライン
センサを例示できる。
【0007】本発明の内側測定方法は、ケーシングに設
けられたレーザ照射手段から被測定物の第1の被測定面
に対してレーザ光を斜めに照射し、この第1の被測定面
から反射されたレーザ光を受光するとともに受光したレ
ーザ光の位置を前記ケーシングに設けられた光位置検出
素子で検出し、レーザ光を受光した位置に基づいて前記
第1の被測定面と前記ケーシングの基準線との間の第1
の寸法を求め、さらに、レーザ照射手段から前記第1の
被測定面に対向する第2の被測定面に対してレーザ光を
斜めに照射し、この第2の被測定面から反射されたレー
ザ光を受光するとともに受光したレーザ光の位置を前記
光位置検出素子で検出し、レーザ光を受光した位置に基
づいて前記第2の被測定面と前記ケーシングの基準線と
の間の第2の寸法を求め、これらの第1の寸法及び第2
の寸法を前記ケーシングと被測定物とを相対移動させな
がら交互に求め、前記第1の寸法及び第2の寸法から前
記第1の被測定面と第2の被測定面との間の距離を求め
ることを特徴とする。ここで、前記ケーシングと被測定
物との相対移動は、前記ケーシングを前記第1の被測定
面と第2の被測定面とを結ぶ直線と直交する方向に移動
させることでもよい。
【0008】
【作用】前記内側測定装置を使用して被測定物、例え
ば、孔の内径を測定するには、まず、内側測定装置を孔
の中に挿入し、ケーシングの基準線を孔の軸線と平行に
する。まず、選択手段により、光位置検出素子に受光さ
れるレーザ光を予め1つに選択しておく。この状態で、
レーザ照射手段から被測定物の第1の被測定面に対して
レーザ光を斜めに照射すると、このレーザ光は第1の被
測定面で反射して光位置検出素子に受光される。この光
位置検出素子では、受光したレーザ光の位置が検出さ
れ、この位置に基づいて前記第1の被測定面と前記ケー
シングの基準線との間の第1の寸法が演算手段で求めら
れる。
【0009】その後、選択手段により、光位置検出素子
に受光されるレーザ光を前記レーザ光とは異なるものに
選択し、レーザ照射手段から前記第2の被測定面に対し
てレーザ光を斜めに照射する。すると、このレーザ光は
第2の被測定面で反射して光位置検出素子に受光され、
この光位置検出素子では、受光したレーザ光の位置が検
出され、この位置に基づいて前記第2の被測定面と前記
基準線との間の第2の寸法が演算手段で求められる。こ
れらの第1の寸法及び第2の寸法を前記ケーシングを被
測定物に対して相対移動、例えば、前記第1の被測定面
と第2の被測定面とを結ぶ直線と直交する方向に移動さ
せながら交互に求める。演算手段では、前記第1の寸法
及び第2の寸法を加算して第1の寸法及び第2の寸法の
合計寸法が最大となる値を孔の内径として演算する。こ
こで、前記レーザ照射手段をレーザ光源及び光学系から
構成する場合、比較的大きなレーザ光源の配置位置を測
定に際して邪魔にならないケーシングの上部等とする。
【0010】
【実施例】以下に、本発明に係る内側測定装置の好適な
実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明す
る。ここで、各実施例中、同一構成要素は同一符号を付
して説明を省略もしくは簡略にする。図1は第1実施例
に係る内側測定装置の概略を示す断面図である。図1に
おいて、第1実施例に係る内側測定装置は、有底円筒状
のケーシング1と、このケーシング1に設けられるとと
もに被測定物の互いに対向する第1及び第2の被測定面
2A,2Bに対してそれぞれ斜めにレーザ光を照射する
レーザ照射手段3と、前記ケーシング1の内部にそれぞ
れ設けらた光位置検出素子4及びこの光位置検出素子4
に前記第1及び第2の被測定面2A,2Bから反射され
るレーザ光を照射する光学系5とを備えた構造である。
前記ケーシング1の下部には、レーザ照射手段3から前
記第1及び第2の被測定面2A,2Bに向かってレーザ
光が照射できるとともにこれらの被測定面2A,2Bで
反射したレーザ光が前記光学系5で受光できるように2
か所の窓1A,1Bが対向して形成されている。また、
前記ケーシング1の上部にはフランジ1Cが形成されて
いる。
【0011】前記レーザ照射手段3は、前記フランジ1
Cに互いに対向して設けられた第1及び第2のレーザ光
源6A,6Bと、これらのレーザ光源6A,6Bから発
光されるレーザ光を前記第1及び第2の被測定面2A,
2Bに照射する光学系7とを備えた構造である。前記第
1及び第2のレーザ光源6A,6Bは、第1実施例で
は、半導体レーザ8及びコリメートレンズ9から構成さ
れる。なお、第1及び第2のレーザ光源6A,6Bは、
コリメートレンズ9を省略した構造でもよく、さらに、
半導体レーザ8に代えてガスレーザや固体レーザを使用
するものでもよい。前記光学系7は、前記第1及び第2
のレーザ光源6A,6Bの中間位置に配置された1個の
台形の平面鏡10と、前記ケーシング1の2か所の窓1
A,1Bの近傍にそれぞれ配置された三角形の平面鏡1
1A,11Bとを備えている。前記台形の平面鏡10
は、それぞれレーザ光源6A,6Bと対向する面に鏡面
10A,10Bを有するものであり、これらの鏡面10
A,10Bは第1及び第2のレーザ光源6A,6Bで発
光されたレーザ光を反射させてケーシング1の軸線方向
と平行に照射する。前記三角形の平面鏡11A,11B
は、それぞれ前記台形の平面鏡10から送られるレーザ
光を反射させ第1又は第2の被測定面2A,2Bの垂直
線に対して角度θ(0度<θ<90度)をもって照射す
るものである。
【0012】前記光学系5は、前記第1及び第2の被測
定面2A,2Bから反射したレーザ光をそれぞれ集光す
る2個のレンズ12A,12Bと、これらのレンズ12
A,12Bで集光されたレーザ光をそれぞれ反射させて
前記光位置検出素子4に照射する平面鏡13とから構成
されている。この平面鏡13は、前記ケーシング1の基
準線である中心線Cを中心として円柱を山形に切り落と
した形状とされ、その中心を挟んだ両側には、レンズ1
2A,12Bで集光されたレーザ光を反射させる鏡部1
3A,13Bがそれぞれ形成されている。
【0013】前記光位置検出素子4はシリコンフォトダ
イオードを応用した1次元位置検出用の半導体位置検出
素子(PSD)であり、このPSDは前記台形の平面鏡
10の下方において前記2個のレーザ光源6A,6Bを
結ぶ直線と平行に配置されている。この光位置検出素子
4では、例えば、第1の被測定面2Aがケーシング1と
接する時には、第1のレーザ光源6Aから発光されて第
1の被測定面2Aで反射されたレーザ光L1は前記光学系
5を通って点P1で照射され、第1の被測定面2Aがケー
シング1からやや離れた位置にある時には、この第1の
被測定面2Aで反射されたレーザ光L2は前記光学系5を
通って点P2で照射され、第1の被測定面2Aがケーシン
グ1から最も離れた位置にある時には、この第1の被測
定面2Aで反射されたレーザ光L3は前記光学系5を通っ
て点P3で照射される。なお、この光位置検出素子4は、
レーザ光の位置を検出できるものであれば、ラインセン
サ等の他のセンサでもよい。
【0014】前記光位置検出素子4に受光されるレーザ
光の位置から被測定物を測定する制御回路が図2に示さ
れている。図2において、前記第1及び第2のレーザ光
源6A,6Bは、スイッチ14を介してレーザ駆動電源
15と接続されている。前記スイッチ14は前記光位置
検出素子4に受光されるレーザ光をいずれか1つに交互
に選択する選択手段として機能するものであり、その切
替信号は切替信号発生回路16から所定のサイクル毎に
送られる。前記光位置検出素子4はPSD制御回路17
に接続されている。このPSD制御回路17は、前記光
位置検出素子4で受光したレーザ光の位置に基づいてケ
ーシング1の基準線Cから第1の被測定面2Aまでの第
1の寸法又は基準線Cから第2の被測定面2Bまでの第
2の寸法を求めるものである。
【0015】前記PSD制御回路17の信号は切替装置
18を介して第1の補正回路19A又は第2の補正回路
19Bに送られる。前記切替装置18の切替信号は、前
記スイッチ14と同期するように前記切替信号発生回路
16から送られる。即ち、前記スイッチ14により第1
のレーザ光源6Aからレーザ光を発光させる場合には前
記光位置検出素子4で受光したレーザ光の位置に基づい
て求められた第1の寸法の信号を第1の補正回路19A
に送り、前記スイッチ14により第2のレーザ光源6B
からレーザ光を発光させる場合には前記光位置検出素子
4で受光したレーザ光の位置に基づいて求められた第2
の寸法の信号を第2の補正回路19Bに送る。
【0016】第1の補正回路19Aでは、第1の寸法を
順次更新する。第2の補正回路19Bでは、第2の寸法
を順次更新する。前記第1の補正回路19A及び第2の
補正回路19Bで更新された第1の寸法及び第2の寸法
のデータは加算回路20に順次送られる。この加算回路
20では、第1の寸法及び第2の寸法を加算するととも
にその最大値を孔の内径寸法値として出力する。ここ
で、前記PSD制御回路17、切替装置18、第1及び
第2の補正回路19A,19B及び加算回路20から第
1及び第2の被測定面2A,2Bの間の距離を演算する
演算手段21が構成される。
【0017】次に、前記内側測定装置を使用して被測定
物を測定する方法について説明する。前記内側測定装置
を使用して孔の内径を測定するには、まず、内側測定装
置を孔の中に挿入し、ケーシング1の基準線Cを孔の軸
線と平行にする。この状態で、レーザ照射手段3を作動
する。まず、第1のレーザ光源6Aからレーザ光を発光
すると、このレーザ光は平面鏡10,11Aで反射して
第1の被測定面2Aに対して斜めに照射される。このレ
ーザ光は第1の被測定面2Aで反射してレンズ12Aで
集光された後、平面鏡13の鏡部13Aで反射して前記
光位置検出素子4に受光される。この光位置検出素子4
では、受光したレーザ光の位置が検出され、この位置に
基づいて前記第1の被測定面2Aと前記ケーシング1の
基準線Cとの間の第1の寸法がPSD制御回路17で求
められ、この第1の寸法のデータは第1の補正回路19
Aへ送られる。
【0018】その後、前記切替信号発生回路16によっ
て前記スイッチ14及び切替装置18が切り替わる。第
2のレーザ光源6Bからレーザ光が発光されると、この
レーザ光は平面鏡10,11Bで反射して第2の被測定
面2Bに対して斜めに照射される。このレーザ光は第2
の被測定面2Bで反射してレンズ12Bで集光された
後、平面鏡13の鏡部13Bで反射して前記光位置検出
素子4に受光される。この光位置検出素子4では、受光
したレーザ光の位置が検出され、この位置に基づいて前
記第2の被測定面2Bと前記ケーシング1の基準線Cと
の間の第2の寸法がPSD制御回路17で求められ、こ
の第1の寸法のデータは第2の補正回路19Bへ送られ
る。これらの第1及び第2の寸法は前記切替信号発生回
路16によって前記スイッチ14及び切替装置18が切
り替わる毎に交互に求められ、そのデータが第1の補正
回路19A又は第2の補正回路19Bに送られる。
【0019】前記ケーシング1を前記第1の被測定面2
Aと第2の被測定面2Bとを結ぶ直線及び軸方向に直交
する方向へ移動させると、ケーシング1の基準線Cと前
記第1の被測定面2Aとの間の寸法及び基準線Cと前記
第2の被測定面2Bとの間の寸法がそれぞれ異なる値と
なるが、それぞれ異なる値の第1の寸法及び第2の寸法
はPSD制御回路17で交互に求められ、これらのデー
タは第1の補正回路19A又は第2の補正回路19Bで
適宜更新される。第1の補正回路19A及び第2の補正
回路19Bは更新した第1の寸法及び第2の寸法のデー
タを加算回路20へ順次送り、この加算回路20では、
送られたデータから前記第1の寸法及び第2の寸法を加
算するとともに第1の寸法及び第2の寸法の合計寸法が
最大となる値を孔の内径寸法として出力する。
【0020】従って、第1実施例によれば、互いに対向
する第1及び第2の被測定面2A,2Bに対してそれぞ
れ斜めにレーザ光を照射するレーザ照射手段3と、前記
第1及び第2の被測定面2A,2Bから反射されたレー
ザ光を受光するとともに受光したレーザ光の位置を検出
する1個の光位置検出素子4とを備えて2組の三角測量
光学系を構成したから、測定範囲の大小にかかわらず測
定が行えるとともに、被測定面2A,2Bに測定圧を加
えることがないから、その測定も高精度に行え、かつ、
測定の自動化を図れる。しかも、前記光位置検出素子4
は、スイッチ14及び制御手段21により時分割制御し
ているから、必要な個数を1個にできる。従って、部品
点数を少なくできるとともに装置の小型化及び低コスト
化を実現できる。
【0021】また、第1実施例では、前記レーザ照射手
段3は、第1及び第2のレーザ光源6A,6Bと、これ
らのレーザ光源6A,6Bから発光されるレーザ光を前
記第1及び第2の被測定面2A,2Bに対して斜めに照
射する光学系7とから構成したから、レーザ光源6A,
6Bの配置位置が制限されない。従って、比較的大きな
レーザ光源6A,6Bを測定に際して邪魔にならないケ
ーシング1の上部に配置することができるので、第1及
び第2の被測定面2A,2Bの間に挿入される装置の検
出部分を小型化できる。この検出部分を小型化できるこ
とにより、より狭い第1及び第2の被測定面2A,2B
の間の測定も行える。さらに、前記第1及び第2の被測
定面2A,2Bから反射されるレーザ光を集光するレン
ズ12A,12Bを前記ケーシング1に設けたので、被
測定面2A,2Bが粗面あるいは鏡面にかかわらず、被
測定面2A,2Bで分散されるレーザ光を集光して平面
鏡13に送ることができるので、この点からも高精度の
測定が行える。
【0022】また、第1実施例では、前記第1の寸法及
び第2の寸法を前記第1の被測定面2Aと第2の被測定
面2Bとを結ぶ直線と直交する方向に前記ケーシング1
を移動させながら交互に求め、前記第1の寸法及び第2
の寸法を加算した値の中で最大値を孔の内径寸法とした
から、測定時にケーシング1の基準線(中心線)Cを孔
の軸線と一致できない場合でも、孔の内径寸法を正確に
測定できる。さらに、前記光位置検出素子4としてシリ
コンフォトダイオードを応用した半導体位置検出素子
(PSD)を使用したから、位置分解能、応答性に優
れ、この点からも高精度の測定が行える。
【0023】次に、本発明の第2実施例を図3に基づい
て説明する。この第2実施例は、光学系の構造が相違す
る点で前記第1実施例と相違するが、他の構成は第1実
施例と同じである。図3において、前記ケーシング1の
内部には取付用筒体22が設けられ、この取付用筒体2
2の上端には前記光位置検出素子4が設けられている。
また、取付用筒体22の互いに対向した位置にはレンズ
取付部材23A,23Bを介して前記レンズ12A,1
2Bがそれぞれ取り付けられている。このレンズ取付部
材23Aの上面には平面鏡24Aが形成され、レンズ取
付部材23Bの上面には平面鏡24Bが形成されてい
る。前記第1及び第2のレーザ光源6A,6Bの中間位
置には平面鏡25が配置されている。この平面鏡25
は、その下部が鏡部25A,25Bとされるとともに、
その上部が図示しない筒状体に取り付けられている。こ
こで、前記平面鏡24A,24B,25から光学系26
が構成されている。この構成の第2実施例によれば、前
記第1実施例と同様の効果を奏することができる。
【0024】次に、本発明の第3実施例を図4に基づい
て説明する。この第2実施例は、レーザ照射手段及び選
択手段の構成が相違する点で前記第1実施例と相違する
が、他の構成は第1実施例と同じである。図4におい
て、前記ケーシング1のフランジ1Cには1個のレーザ
光源27が設けられている。このレーザ光源27は前記
第1及び第2のレーザ光源6A,6Bと同様の構造であ
る。前記三角形の平面鏡11Aの上方にはハーフミラー
28が配置され、前記三角形の平面鏡11Bの上方には
平面鏡29が配置されている。前記ハーフミラー28
は、レーザ光源27から発光されたレーザ光の一部を反
射させて前記平面鏡11Aに送るとともに残りを透過さ
せて前記平面鏡29に送るものである。この平面鏡29
はレーザ光を反射させて前記平面鏡11Bに送るもので
ある。ここで、第3実施例では、ハーフミラー28及び
平面鏡11A,11B,29から光学系30が構成さ
れ、この光学系30及びレーザ光源27からレーザ照射
手段31が構成されている。
【0025】これらのハーフミラー28と平面鏡11A
との間及び平面鏡29と平面鏡11Bとの間には、それ
ぞれシャッタ32A,32Bが設けられている。これら
のシャッタ32A,32Bは選択手段として機能するも
のであり、前記切替信号発生回路16から送られる信号
を受けて平面鏡11Aへ送られるレーザ光と平面鏡11
Bへ送られるレーザ光とを択一的に選択する。この構成
の第3実施例によれば、前記第1実施例と同様の効果を
達成できる他に、比較的高価なレーザ光源27の必要な
個数を1個にできるので、製造コストを低くできる。
【0026】以上、本発明について好適な実施例を挙げ
て説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の
改良並びに設計の変更が可能なことは勿論である。例え
ば、前記各実施例では互いに対向する被測定面2A,2
Bの1方向における距離を測定したが、本発明では、前
記2個のレーザ光源6A,6Bを互いに直交するように
2組設け、さらに、光位置検出素子として2次元位置検
出用のPSDを用いれば、互いに直交する2方向の孔の
内径の寸法を同時に測定できる。
【0027】また、前記第1及び第2実施例では、前記
レーザ照射手段3は、レーザ光源6A,6Bと、レーザ
光源6A,6Bから発光されるレーザ光を被測定面2
A,2Bに対して斜めに照射する光学系7とを備えて構
成したが、本発明では、光学系7を排し、レーザ光源6
A,6Bをケーシング1の内部に配置するとともにこの
レーザ光源6A,6Bから発光されるレーザ光を被測定
面2A,2Bに対して斜めに直接照射する構成でもよ
い。また、光学系5を排して被測定面2A,2Bで反射
されるレーザ光を直接光位置検出素子4で直接受光する
ものでもよい。仮に、光学系5,7を用いる場合であっ
ても、その構成は前記実施例のものに限定されるもので
はない。例えば、平面鏡11A,11B等に代えてプリ
ズムを使用してもよい。さらに、被測定面2A,2Bか
ら反射されるレーザ光を集光するレンズ12A,12B
を必ずしも設けることを要しない。
【0028】また、前記各実施例では、前記第1の寸法
及び第2の寸法を前記第1の被測定面2Aと第2の被測
定面2Bとを結ぶ直線と直交する方向に前記ケーシング
1を移動させながら交互に求め、前記第1の寸法及び第
2の寸法を加算した値の中で最大値を孔の内径寸法とし
たが、本発明では、測定時にケーシング1の基準線(中
心線)Cを孔の軸線と一致できる場合では、ケーシング
1を移動させることを要しない。仮に、ケーシング1を
被測定物に対して相対移動させる場合でも、前記第1の
被測定面2Aと第2の被測定面2Bとを結ぶ直線と直交
する方向にケーシング1を必ずしも移動させることを要
しない。例えば、ケーシング1を被測定物である孔の略
軸心に挿入し、この軸心を中心にケーシング1を被測定
物に対して回転させ、あるいは、被測定物をケーシング
1に対して回転させるものでもよい。
【0029】また、演算手段21の構成は前記各実施例
の構成に限定されるものではない。例えば、前述の通り
測定時にケーシング1の基準線(中心線)Cを孔の軸線
と一致できる場合では、ケーシング1を移動させないの
で、第1及び第2の補正回路19A,19Bは不要とな
り、加算回路20から直接に孔の内径寸法を求めること
ができる。さらに、前記実施例では、被測定物として孔
の内径を求める場合について説明したが、本発明では、
溝の内側寸法も求めることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
互いに対向する第1及び第2の被測定面に対してそれぞ
れ斜めにレーザ光を照射するレーザ照射手段と、前記第
1及び第2の被測定面から反射されたレーザ光を受光す
るとともに受光したレーザ光の位置を検出する1個の光
位置検出素子とを備えて2組の三角測量光学系を構成し
たから、測定範囲の大小にかかわらず高精度な測定が行
えるとともに、測定の自動化を図れる。しかも、前記光
位置検出素子は時分割制御されているから、必要な個数
を1個にして部品点数を少なくできるとともに装置の小
型化及び低コスト化を実現できる。また、前記レーザ照
射手段を、レーザ光源と、このレーザ光源から発光され
るレーザ光を前記第1及び第2の被測定面に対して斜め
に照射する光学系とから構成すれば、比較的大きなレー
ザ光源を測定に際して邪魔にならない部分に配置できる
ので、互いに対向する被測定面の間に挿入される装置の
検出部分を小型化できる。さらに、前記第1及び第2の
被測定面から反射されるレーザ光を集光するレンズを前
記ケーシングに設ければ、被測定面が粗面、鏡面にかか
わらず、高精度の測定が行える。また、前記第1の寸法
及び第2の寸法を前記第1の被測定面と第2の被測定面
とを結ぶ直線と直交する方向に前記ケーシングを移動さ
せながら交互に求めれば、測定時にケーシングの基準線
(中心線)を被測定物の中心線と一致させない場合で
も、孔の内径寸法等が正確に測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る内側測定装置を示す
断面図である。
【図2】前記内側測定装置の制御回路を示す図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る内側測定装置を示す
断面図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る内側測定装置を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2A 第1の被測定面 2B 第2の被測定面 3 レーザ照射手段 4 光位置検出素子4 6A,6B,27 レーザ光源 7,26,30 光学系 12A,12B レンズ 14 選択手段であるスイッチ,シャッタ 16 切替信号発生回路 17 PSD制御回路 20 加算回路 21 演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 甲木 昭雄 福岡県福岡市東区箱崎6丁目10番1号 九 州大学工学部知能機械工学科内 (72)発明者 桑原 義治 神奈川県川崎市高津区坂戸1−20−1 株 式会社ミツトヨ内 (72)発明者 中村 泰三 神奈川県川崎市高津区坂戸1−20−1 株 式会社ミツトヨ内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと、このケーシングに設けら
    れるとともに被測定物の互いに対向する被測定面に対し
    てそれぞれ斜めにレーザ光を照射するレーザ照射手段
    と、前記被測定面から反射されたレーザ光を受光すると
    ともに受光したレーザ光の位置を検出する光位置検出素
    子と、この光位置検出素子に受光されるレーザ光をいず
    れか1つに交互に選択する選択手段と、この選択手段で
    選択されたレーザ光を受光した位置に基づいて前記被測
    定面と前記ケーシングの基準線との間の寸法を求め、こ
    の位置を選択された全てのレーザ光について求めて前記
    被測定面の間の距離を演算する演算手段とを備えたこと
    を特徴とする内側測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の内側測定装置において、
    前記レーザ照射手段は、レーザ光源と、このレーザ光源
    から発光されるレーザ光を被測定面に対して斜めに照射
    する光学系とを備えたことを特徴とする内側測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の内側測定装置にお
    いて、前記被測定物の被測定面から反射されるレーザ光
    を集光するレンズを前記ケーシングに設けたことを特徴
    とする内側測定装置。
  4. 【請求項4】 ケーシングに設けられたレーザ照射手段
    から被測定物の第1の被測定面に対してレーザ光を斜め
    に照射し、この第1の被測定面から反射されたレーザ光
    を受光するとともに受光したレーザ光の位置を前記ケー
    シングに設けられた光位置検出素子で検出し、レーザ光
    を受光した位置に基づいて前記第1の被測定面と前記ケ
    ーシングの基準線との間の第1の寸法を求め、さらに、
    レーザ照射手段から前記第1の被測定面に対向する第2
    の被測定面に対してレーザ光を斜めに照射し、この第2
    の被測定面から反射されたレーザ光を受光するとともに
    受光したレーザ光の位置を前記光位置検出素子で検出
    し、レーザ光を受光した位置に基づいて前記第2の被測
    定面と前記ケーシングの基準線との間の第2の寸法を求
    め、これらの第1の寸法及び第2の寸法を前記ケーシン
    グと被測定物とを相対移動させながら交互に求め、前記
    第1の寸法及び第2の寸法から前記第1の被測定面と第
    2の被測定面との間の距離を求めることを特徴とする内
    側測定方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の内側測定方法において、
    前記ケーシングと被測定物との相対移動は、前記ケーシ
    ングを前記第1の被測定面と第2の被測定面とを結ぶ直
    線と直交する方向に移動させることを特徴とする内側測
    定方法。
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