JPH07260262A - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置Info
- Publication number
- JPH07260262A JPH07260262A JP7409594A JP7409594A JPH07260262A JP H07260262 A JPH07260262 A JP H07260262A JP 7409594 A JP7409594 A JP 7409594A JP 7409594 A JP7409594 A JP 7409594A JP H07260262 A JPH07260262 A JP H07260262A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- liquid
- capillary tube
- valve
- injection circuit
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- Pending
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リキッドインジェクション方式により圧縮機
を円滑に冷却でき、且つ、外気温度が変動しても圧縮機
が過冷却されることを防止することができる冷凍装置を
提供する。 【構成】 圧縮機A、凝縮器B、受液器C、膨張弁D及
び蒸発器Eを順次環状に接続すると共に、受液器Cから
圧縮機Aに液冷媒を供給するリキッドインジェクション
回路K3を設ける。リキッドインジェクション回路K3
にはキャピラリチューブJと、このキャピラリチューブ
Jの受液器C側にサーモバルブTVをそれぞれ設ける。
サーモバルブTVは圧縮機Aの吐出温度に基づいてイン
ジェクション量を調整する。
を円滑に冷却でき、且つ、外気温度が変動しても圧縮機
が過冷却されることを防止することができる冷凍装置を
提供する。 【構成】 圧縮機A、凝縮器B、受液器C、膨張弁D及
び蒸発器Eを順次環状に接続すると共に、受液器Cから
圧縮機Aに液冷媒を供給するリキッドインジェクション
回路K3を設ける。リキッドインジェクション回路K3
にはキャピラリチューブJと、このキャピラリチューブ
Jの受液器C側にサーモバルブTVをそれぞれ設ける。
サーモバルブTVは圧縮機Aの吐出温度に基づいてイン
ジェクション量を調整する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮機を冷却するため
のリキッドインジェクション回路を備えた冷凍装置に関
するものである。
のリキッドインジェクション回路を備えた冷凍装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より冷凍・冷蔵・空調機器において
は、冷凍装置の冷凍サイクルを構成する圧縮機の吐出ガ
ス温度が異常に上昇すると、圧縮機の摺動部の焼き付き
や巻線の焼損を来すため、例えば特開平5−21541
3号公報(F25B1/00)に示される如き、リキッ
ドインジェクションによる冷却方式が採用されている。
この冷却方式は、受液器内の液冷媒をリキッドインジェ
クション回路によって圧縮機の中間圧力部に供給し、蒸
発させることによって圧縮機の吐出ガス温度を低下させ
るものである。
は、冷凍装置の冷凍サイクルを構成する圧縮機の吐出ガ
ス温度が異常に上昇すると、圧縮機の摺動部の焼き付き
や巻線の焼損を来すため、例えば特開平5−21541
3号公報(F25B1/00)に示される如き、リキッ
ドインジェクションによる冷却方式が採用されている。
この冷却方式は、受液器内の液冷媒をリキッドインジェ
クション回路によって圧縮機の中間圧力部に供給し、蒸
発させることによって圧縮機の吐出ガス温度を低下させ
るものである。
【0003】また、前記公報ではリキッドインジェクシ
ョン回路にキャピラリチューブを介設することによっ
て、リキッドインジェクション回路による液冷媒の供給
を制御していた。
ョン回路にキャピラリチューブを介設することによっ
て、リキッドインジェクション回路による液冷媒の供給
を制御していた。
【0004】即ち、係る従来の冷凍装置100の冷媒回
路を図2に示す。図2において、Aは例えば密閉型ロー
タリー圧縮機、Bは凝縮器、Cは受液器、Dは減圧装置
としての膨張弁、Eは蒸発器、Fはアキュムレータであ
り、これらは配管Kにより順次環状に接続されて、冷凍
装置100の冷凍サイクルを構成している。Gは膨張弁
Dの感温筒であり、蒸発器Eの出口側の配管(吸込側配
管)K2に添設されると共に、キャピラリチューブHに
より膨張弁Dに接続されている。
路を図2に示す。図2において、Aは例えば密閉型ロー
タリー圧縮機、Bは凝縮器、Cは受液器、Dは減圧装置
としての膨張弁、Eは蒸発器、Fはアキュムレータであ
り、これらは配管Kにより順次環状に接続されて、冷凍
装置100の冷凍サイクルを構成している。Gは膨張弁
Dの感温筒であり、蒸発器Eの出口側の配管(吸込側配
管)K2に添設されると共に、キャピラリチューブHに
より膨張弁Dに接続されている。
【0005】前記受液器Cからは、圧縮機Aの内部に連
通したリキッドインジェクション回路K3が設けられて
おり、このリキッドインジェクション回路K3には、ス
トレーナSと、リキッドインジェクション用のキャピラ
リチューブJが介設されている。
通したリキッドインジェクション回路K3が設けられて
おり、このリキッドインジェクション回路K3には、ス
トレーナSと、リキッドインジェクション用のキャピラ
リチューブJが介設されている。
【0006】以上の構成で圧縮機Aが起動されると、圧
縮機Aから吐出された高温高圧のガス冷媒は凝縮器Bに
て凝縮液化された後、受液器Cに一旦貯溜され、その後
膨張弁Dで減圧されてから蒸発器Eに流入して蒸発す
る。このときに生ずる吸熱作用により冷凍装置100は
冷却能力を発揮する。一方、受液器C内の液冷媒の一部
はリキッドインジェクション回路K3に流入し、ストレ
ーナSを経てキャピラリチューブJで絞られた後、圧縮
機A内に供給(インジェクション)されて蒸発する。
縮機Aから吐出された高温高圧のガス冷媒は凝縮器Bに
て凝縮液化された後、受液器Cに一旦貯溜され、その後
膨張弁Dで減圧されてから蒸発器Eに流入して蒸発す
る。このときに生ずる吸熱作用により冷凍装置100は
冷却能力を発揮する。一方、受液器C内の液冷媒の一部
はリキッドインジェクション回路K3に流入し、ストレ
ーナSを経てキャピラリチューブJで絞られた後、圧縮
機A内に供給(インジェクション)されて蒸発する。
【0007】これによって、圧縮機Aの吐出ガス温度は
引き下げられるので、吐出ガス温度の過熱(許容限度を
越える温度)が防止され、圧縮機Aの損傷の発生を防止
することができるようになる。
引き下げられるので、吐出ガス温度の過熱(許容限度を
越える温度)が防止され、圧縮機Aの損傷の発生を防止
することができるようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記リキッ
ドインジェクション回路K3に挿入されたキャピラリチ
ューブJの抵抗値(内径及び長さ)は、発熱量の多い圧
縮機Aの過負荷時を想定して設定されているが、外気温
度の低い冬季等においては圧縮機Aの発熱量も少なくな
るため、キャピラリチューブJからは液冷媒の垂れ流し
状態となる。
ドインジェクション回路K3に挿入されたキャピラリチ
ューブJの抵抗値(内径及び長さ)は、発熱量の多い圧
縮機Aの過負荷時を想定して設定されているが、外気温
度の低い冬季等においては圧縮機Aの発熱量も少なくな
るため、キャピラリチューブJからは液冷媒の垂れ流し
状態となる。
【0009】係る状況となると、圧縮機Aが過冷却とな
ってリキッドインジェクション回路K3からの液冷媒が
圧縮機A内に寝込む状態となり、摺動部の潤滑油が液に
よって洗われて圧縮機Aの軸受け摺動部等の磨耗が発生
する原因となっていた。
ってリキッドインジェクション回路K3からの液冷媒が
圧縮機A内に寝込む状態となり、摺動部の潤滑油が液に
よって洗われて圧縮機Aの軸受け摺動部等の磨耗が発生
する原因となっていた。
【0010】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、リキッドインジェクショ
ン方式により圧縮機を円滑に冷却でき、且つ、外気温度
が変動しても圧縮機が過冷却されることを防止すること
ができる冷凍装置を提供することを目的とする。
るために成されたものであり、リキッドインジェクショ
ン方式により圧縮機を円滑に冷却でき、且つ、外気温度
が変動しても圧縮機が過冷却されることを防止すること
ができる冷凍装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の冷凍装
置は、圧縮機、凝縮器、受液器、減圧装置及び蒸発器を
順次環状に接続すると共に、受液器から圧縮機に液冷媒
を供給するリキッドインジェクション回路を設けて成
り、リキッドインジェクション回路にはキャピラリチュ
ーブと、このキャピラリチューブの受液器側に流量制御
弁を設けると共に、この流量調整弁は圧縮機の吐出温度
に基づいてインジェクション量を調整するように構成し
たものである。
置は、圧縮機、凝縮器、受液器、減圧装置及び蒸発器を
順次環状に接続すると共に、受液器から圧縮機に液冷媒
を供給するリキッドインジェクション回路を設けて成
り、リキッドインジェクション回路にはキャピラリチュ
ーブと、このキャピラリチューブの受液器側に流量制御
弁を設けると共に、この流量調整弁は圧縮機の吐出温度
に基づいてインジェクション量を調整するように構成し
たものである。
【0012】また、請求項2の発明の冷凍装置は、圧縮
機、凝縮器、受液器、減圧装置及び蒸発器を順次環状に
接続すると共に、受液器から圧縮機に液冷媒を供給する
リキッドインジェクション回路を設けて成り、リキッド
インジェクション回路にはキャピラリチューブと、この
キャピラリチューブの受液器側に流量制御弁をそれぞれ
設けると共に、この流量調整弁は圧縮機の吐出温度に基
づき、吐出温度が上昇した場合には弁開度を拡大し、降
下した場合には弁開度を縮小するよう動作するものであ
る。
機、凝縮器、受液器、減圧装置及び蒸発器を順次環状に
接続すると共に、受液器から圧縮機に液冷媒を供給する
リキッドインジェクション回路を設けて成り、リキッド
インジェクション回路にはキャピラリチューブと、この
キャピラリチューブの受液器側に流量制御弁をそれぞれ
設けると共に、この流量調整弁は圧縮機の吐出温度に基
づき、吐出温度が上昇した場合には弁開度を拡大し、降
下した場合には弁開度を縮小するよう動作するものであ
る。
【0013】
【作用】本発明の冷凍装置によれば、受液器内の液冷媒
をリキッドインジェクション回路により、流量制御弁及
びキャピラリチューブを経て圧縮機に供給(インジェク
ション)して圧縮機を冷却することができる。特に、流
量制御弁により圧縮機の吐出温度に基づいてインジェク
ション量を調整できるので、外気温度が変動しても圧縮
機を的確に冷却することができるようになり、過冷却に
よる圧縮機内の冷媒寝込み状態の発生等を未然に解消す
ることができる。
をリキッドインジェクション回路により、流量制御弁及
びキャピラリチューブを経て圧縮機に供給(インジェク
ション)して圧縮機を冷却することができる。特に、流
量制御弁により圧縮機の吐出温度に基づいてインジェク
ション量を調整できるので、外気温度が変動しても圧縮
機を的確に冷却することができるようになり、過冷却に
よる圧縮機内の冷媒寝込み状態の発生等を未然に解消す
ることができる。
【0014】それによって、圧縮機内摺動部の磨耗の発
生を防止し、安定した冷凍運転を実現することができる
ようになる。特に、流量調整弁の圧縮機側にキャピラリ
チューブが存在することになるので、圧縮機から流量調
整弁に伝わる脈動が低減され、従って、流量調整弁によ
るインジェクション量の調整を円滑に行うことができる
ようになる。
生を防止し、安定した冷凍運転を実現することができる
ようになる。特に、流量調整弁の圧縮機側にキャピラリ
チューブが存在することになるので、圧縮機から流量調
整弁に伝わる脈動が低減され、従って、流量調整弁によ
るインジェクション量の調整を円滑に行うことができる
ようになる。
【0015】
【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明の冷凍装置20の冷媒回路図である。
図1において、Aは例えば密閉型ロータリー圧縮機、B
は凝縮器、Cは受液器、Dは減圧装置としての膨張弁、
Eは蒸発器、Fはアキュムレータであり、これらは配管
Kにより順次環状に接続されて、冷凍装置20の冷凍サ
イクルを構成している。Gは膨張弁Dの感温筒であり、
蒸発器Eの出口側の配管(吸込側配管)K2に添設され
ると共に、キャピラリチューブHにより膨張弁Dに接続
されている。
る。図1は本発明の冷凍装置20の冷媒回路図である。
図1において、Aは例えば密閉型ロータリー圧縮機、B
は凝縮器、Cは受液器、Dは減圧装置としての膨張弁、
Eは蒸発器、Fはアキュムレータであり、これらは配管
Kにより順次環状に接続されて、冷凍装置20の冷凍サ
イクルを構成している。Gは膨張弁Dの感温筒であり、
蒸発器Eの出口側の配管(吸込側配管)K2に添設され
ると共に、キャピラリチューブHにより膨張弁Dに接続
されている。
【0016】前記受液器Cからは、圧縮機A内部に連通
したリキッドインジェクション回路K3が設けられてお
り、このリキッドインジェクション回路K3には、スト
レーナSと、キャピラリチューブJ及び膨張弁から成る
流量調整弁としてのサーモバルブTVが介設されてい
る。
したリキッドインジェクション回路K3が設けられてお
り、このリキッドインジェクション回路K3には、スト
レーナSと、キャピラリチューブJ及び膨張弁から成る
流量調整弁としてのサーモバルブTVが介設されてい
る。
【0017】サーモバルブTVはキャピラリチューブJ
の受液器C(ストレーナS)側に接続されており、その
感温筒Lは圧縮機Aの吐出側の配管K1に添設されてい
る。サーモバルブTVには過熱度が設定されており、感
温筒Lにより圧縮機Aの吐出温度を感知し、温度が上昇
した場合に弁開度を拡大し、降下した場合には縮小する
動作を行う。また、キャピラリチューブJの抵抗値は、
圧縮機Aが過負荷(発熱量が多い)の状態において、サ
ーモバルブTVが全開となったときに、適切な量のイン
ジェクションが行われる値に設定されている。
の受液器C(ストレーナS)側に接続されており、その
感温筒Lは圧縮機Aの吐出側の配管K1に添設されてい
る。サーモバルブTVには過熱度が設定されており、感
温筒Lにより圧縮機Aの吐出温度を感知し、温度が上昇
した場合に弁開度を拡大し、降下した場合には縮小する
動作を行う。また、キャピラリチューブJの抵抗値は、
圧縮機Aが過負荷(発熱量が多い)の状態において、サ
ーモバルブTVが全開となったときに、適切な量のイン
ジェクションが行われる値に設定されている。
【0018】以上の構成にて動作を説明する。圧縮機A
が起動されると、圧縮機Aから吐出された高温高圧のガ
ス冷媒は凝縮器Bにて凝縮液化された後、受液器Cに一
旦貯溜され、その後膨張弁Dで減圧されてから蒸発器E
にて蒸発する。このときに生ずる吸熱作用により冷凍装
置20は冷却能力を発揮する。このように、圧縮機Aか
らは高温のガス冷媒が吐出されるので、吐出側の配管K
1の温度(吐出温度)は急激に上昇する。
が起動されると、圧縮機Aから吐出された高温高圧のガ
ス冷媒は凝縮器Bにて凝縮液化された後、受液器Cに一
旦貯溜され、その後膨張弁Dで減圧されてから蒸発器E
にて蒸発する。このときに生ずる吸熱作用により冷凍装
置20は冷却能力を発揮する。このように、圧縮機Aか
らは高温のガス冷媒が吐出されるので、吐出側の配管K
1の温度(吐出温度)は急激に上昇する。
【0019】配管K1の温度が上昇すると、感温筒Lが
それを感知してサーモバルブTVの弁開度は拡大され
る。これによって、受液器C内の液冷媒の一部はリキッ
ドインジェクション回路K3に流入し、ストレーナS、
サーモバルブTVを経てキャピラリチューブJにて絞ら
れた後、圧縮機A内に供給(インジェクション)されて
圧縮機Aの吐出ガス温度を低下させる。
それを感知してサーモバルブTVの弁開度は拡大され
る。これによって、受液器C内の液冷媒の一部はリキッ
ドインジェクション回路K3に流入し、ストレーナS、
サーモバルブTVを経てキャピラリチューブJにて絞ら
れた後、圧縮機A内に供給(インジェクション)されて
圧縮機Aの吐出ガス温度を低下させる。
【0020】また、圧縮機Aの吐出温度が低下すると、
感温筒Lがそれを感知してサーモバルブTVの弁開度は
縮小される。これにより、冬季等の外気温度が低い環境
下において、圧縮機Aの吐出温度が低下した場合には、
圧縮機Aへの液インジェクションは低減されるので、圧
縮機Aの過冷却の発生が未然に解消される。従って、圧
縮機A内に冷媒が寝込む減少を未然に回避し、摺動部等
の磨耗を抑制することが可能となる。特に、サーモバル
ブTVは過熱度設定型のため、圧縮機Aの吐出温度を感
知して常に凝縮器Bにおける冷媒の凝縮温度よりも高い
圧縮機Aの吐出温度を設定することにより、圧縮機A内
での凝縮を防止することになり、圧縮機A自体の過冷却
は確実に解消される。
感温筒Lがそれを感知してサーモバルブTVの弁開度は
縮小される。これにより、冬季等の外気温度が低い環境
下において、圧縮機Aの吐出温度が低下した場合には、
圧縮機Aへの液インジェクションは低減されるので、圧
縮機Aの過冷却の発生が未然に解消される。従って、圧
縮機A内に冷媒が寝込む減少を未然に回避し、摺動部等
の磨耗を抑制することが可能となる。特に、サーモバル
ブTVは過熱度設定型のため、圧縮機Aの吐出温度を感
知して常に凝縮器Bにおける冷媒の凝縮温度よりも高い
圧縮機Aの吐出温度を設定することにより、圧縮機A内
での凝縮を防止することになり、圧縮機A自体の過冷却
は確実に解消される。
【0021】更に、サーモバルブTVの圧縮機A側にキ
ャピラリチューブJが存在していることにより、圧縮機
AからサーモバルブTVに伝わる脈動をキャピラリチュ
ーブJが低減するかたちとなり、従って、サーモバルブ
TVによる液インジェクション量の調整も円滑に行われ
るようになる。
ャピラリチューブJが存在していることにより、圧縮機
AからサーモバルブTVに伝わる脈動をキャピラリチュ
ーブJが低減するかたちとなり、従って、サーモバルブ
TVによる液インジェクション量の調整も円滑に行われ
るようになる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、受液
器内の液冷媒をリキッドインジェクション回路により、
流量制御弁及びキャピラリチューブを経て圧縮機に供給
(インジェクション)し、圧縮機を冷却して巻線の損傷
発生等を防止することができる。特に、流量制御弁によ
り圧縮機の吐出温度に基づいてインジェクション量を調
整することができるので、外気温度が変動しても圧縮機
を的確に冷却することができるようになり、過冷却によ
る圧縮機内の冷媒寝込み状態の発生等を未然に解消する
ことができる。
器内の液冷媒をリキッドインジェクション回路により、
流量制御弁及びキャピラリチューブを経て圧縮機に供給
(インジェクション)し、圧縮機を冷却して巻線の損傷
発生等を防止することができる。特に、流量制御弁によ
り圧縮機の吐出温度に基づいてインジェクション量を調
整することができるので、外気温度が変動しても圧縮機
を的確に冷却することができるようになり、過冷却によ
る圧縮機内の冷媒寝込み状態の発生等を未然に解消する
ことができる。
【0023】それによって、圧縮機内摺動部の磨耗の発
生を防止し、安定した冷凍運転を実現することができる
ようになる。特に、流量調整弁の圧縮機側にキャピラリ
チューブが存在することになるので、圧縮機から流量調
整弁に伝わる脈動が低減され、従って、流量調整弁によ
るインジェクション量の調整を円滑に行うことができる
ようになるものである。
生を防止し、安定した冷凍運転を実現することができる
ようになる。特に、流量調整弁の圧縮機側にキャピラリ
チューブが存在することになるので、圧縮機から流量調
整弁に伝わる脈動が低減され、従って、流量調整弁によ
るインジェクション量の調整を円滑に行うことができる
ようになるものである。
【図1】本発明の冷凍装置の冷媒回路図である。
【図2】従来の冷凍装置の冷媒回路図である。
A 圧縮機 B 凝縮器 C 受液器 D 膨張弁(減圧装置) E 蒸発器 J キャピラリチューブ K3 リキッドインジェクション回路 TV サーモバルブ(流量調整弁)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 隆至 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、受液器、減圧装置及び
蒸発器を順次環状に接続すると共に、前記受液器から前
記圧縮機に液冷媒を供給するリキッドインジェクション
回路を設けて成る冷凍装置において、前記リキッドイン
ジェクション回路にはキャピラリチューブと流量制御弁
を設けると共に、この流量調整弁は前記圧縮機の吐出温
度に基づいてインジェクション量を調整することを特徴
とする冷凍装置。 - 【請求項2】 圧縮機、凝縮器、受液器、減圧装置及び
蒸発器を順次環状に接続すると共に、前記受液器から前
記圧縮機に液冷媒を供給するリキッドインジェクション
回路を設けて成る冷凍装置において、前記リキッドイン
ジェクション回路にはキャピラリチューブと、このキャ
ピラリチューブの前記受液器側に流量制御弁をそれぞれ
設けると共に、この流量調整弁は前記圧縮機の吐出温度
に基づき、吐出温度が上昇した場合には弁開度を拡大
し、降下した場合には弁開度を縮小するよう動作するこ
とを特徴とする冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7409594A JPH07260262A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7409594A JPH07260262A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 冷凍装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07260262A true JPH07260262A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=13537291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7409594A Pending JPH07260262A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07260262A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1194404A (ja) * | 1997-09-19 | 1999-04-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷凍サイクル装置 |
CN102032714A (zh) * | 2009-09-30 | 2011-04-27 | 富士通将军股份有限公司 | 热泵装置 |
WO2012160597A1 (ja) | 2011-05-23 | 2012-11-29 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
WO2013122363A1 (en) * | 2012-02-14 | 2013-08-22 | Lg Electronics Inc. | Twin rotary compressor and heat pump having the same |
WO2014080463A1 (ja) | 2012-11-21 | 2014-05-30 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
WO2014080464A1 (ja) | 2012-11-21 | 2014-05-30 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
-
1994
- 1994-03-17 JP JP7409594A patent/JPH07260262A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1194404A (ja) * | 1997-09-19 | 1999-04-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷凍サイクル装置 |
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US9494348B2 (en) | 2011-05-23 | 2016-11-15 | Mitsubishi Electric Corporation | Air-conditioning apparatus |
WO2013122363A1 (en) * | 2012-02-14 | 2013-08-22 | Lg Electronics Inc. | Twin rotary compressor and heat pump having the same |
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US10107537B2 (en) | 2012-11-21 | 2018-10-23 | Mitsubishi Electric Corporation | Air-conditioning apparatus |
US10393419B2 (en) | 2012-11-21 | 2019-08-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Air-conditioning apparatus |
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