JPH07259952A - トルクコンバータ - Google Patents

トルクコンバータ

Info

Publication number
JPH07259952A
JPH07259952A JP4730194A JP4730194A JPH07259952A JP H07259952 A JPH07259952 A JP H07259952A JP 4730194 A JP4730194 A JP 4730194A JP 4730194 A JP4730194 A JP 4730194A JP H07259952 A JPH07259952 A JP H07259952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
front cover
turbine
torque converter
rotating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4730194A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Fujimoto
真次 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Exedy Corp
Original Assignee
Daikin Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Manufacturing Co Ltd filed Critical Daikin Manufacturing Co Ltd
Priority to JP4730194A priority Critical patent/JPH07259952A/ja
Publication of JPH07259952A publication Critical patent/JPH07259952A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H41/00Rotary fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H41/24Details
    • F16H2041/243Connections between pump shell and cover shell of the turbine

Landscapes

  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トルクコンバータの分解及び再組立てを容易
にする。 【構成】 トルクコンバータ1は、フロントカバー4と
インペラ6とタービン7とステータ8とを備えている。
ボルト30は、インペラ6とフロントカバー4とを相対
回転不能に固定する。Oリング31は、フロントカバー
4とインペラシェル6aとの間に配置され、作動油室5
をシールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トルクコンバータ、特
に、入力側回転体のトルクを流体を介して出力側回転体
に伝達するためのトルクコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】トルクコンバータは、3種の羽根車(イ
ンペラ,タービン,ステータ)を作動油室内部に有し、
作動油により入力側回転体から出力側回転体にトルクを
伝達する装置である。インペラを構成するインペラシェ
ルは、フロントカバーとともに作動油が充填された作動
油室を形成している。タービンは、作動油室内でインペ
ラと対向して配置され、出力側回転体に連結される。そ
して、入力側回転体からフロントカバーにトルクが入力
されると、インペラから流れる流体によりタービンが回
転させられ、そのトルクが出力側回転体に伝達される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のトルクコン
バータでは、フロントカバーとインペラシェルとが外周
部で溶接されて、作動油室を形成している。そのため、
トルクコンバータの分解及び再組立てが実質上不可能で
あり、内部の部品が故障するとトルクコンバータ全体を
交換しなければならない。そのため、故障のない他の部
品まで廃棄されてしまい、資源の浪費になっている。
【0004】本発明の目的は、トルクコンバータの分解
及び再組立てを容易にすることにある。本発明の他の目
的は、トルクコンバータを小型化することにある。本発
明のさらに他の目的は、コストを下げることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るトルク
コンバータは、入力側回転体のトルクを流体を介して出
力側回転体に伝達するための装置であり、フロントカバ
ーと、インペラと、締結部材と、シール部材と、タービ
ンと、ステータとを備えている。フロントカバーは、入
力側回転体に連結される。インペラは、流体が充填され
た流体室をフロントカバーとともに形成するインペラシ
ェルと、インペラシェルの内側に設けられた羽根部材と
を有している。締結部材は、インペラとフロントカバー
とを相対回転不能に固定する。シール部材は、フロント
カバーとインペラシェルとの間に配置され、流体室をシ
ールする。タービンは、流体室内でインペラと対向して
配置され、出力側回転体に連結される。ステータは、流
体室内でインペラの内周部とタービンの内周部との間に
設けられている。
【0006】第2の発明に係るトルクコンバータは、入
力側回転体のトルクを流体を介して出力側回転体に伝達
するための装置であり、フロントカバーとインペラと板
部材と締結部材とシール部材とタービンとステータとを
備えている。フロントカバーは、入力側回転体に連結さ
れる。インペラは、流体が充填された流体室をフロント
カバーとともに形成するインペラシェルと、インペラシ
ェルの内側に設けられた羽根部材とを有している。板部
材は、インペラとフロントカバーとに流体室外側から当
接している。締結部材は、板部材をインペラ及びフロン
トカバーにそれぞれ連結することで、インペラとフロン
トカバーとを相対回転不能に固定する。シール部材は、
フロントカバーとインペラシェルとの間に配置され、流
体室をシールする。タービンは、流体室内でインペラと
対向して配置され、出力側回転体に連結される。ステー
タは、流体室内でインペラの内周部とタービンの内周部
との間に設けられている。
【0007】締結部材は取り外し後に再利用可能なのが
好ましい。締結部材は複数のボルトであるのが好まし
い。フロントカバー及びインペラシェルの一方には、ボ
ルトの頭部を収納する凹部が形成されているのが好まし
い。
【0008】
【作用】第1の発明に係るトルクコンバータでは、入力
側回転体からフロントカバーにトルクが入力されると、
フロントカバーに固定されたインペラがフロントカバー
と一体回転する。インペラからタービンへと流れる流体
がタービンを回転させ、そのトルクは出力側回転体に出
力される。この動作中に、流体室はフロントカバーとイ
ンペラシェルとの間に配置されたシール部材によってシ
ールされているので、流体室内部の流体が外部に漏れる
ことはない。
【0009】さらに、インペラシェルとフロントカバー
とは締結部材によって固定されているため、トルクコン
バータの分解及び再組立てが容易である。その結果、流
体室内部の部品が故障した場合には、トルクコンバータ
を分解して故障した部品のみを交換または修理でき、コ
ストが下がる。第2の発明に係るトルクコンバータで
は、インペラシェルとフロントカバーとは、締結部材及
び板部材によって固定されている。したがって、締結部
材を取り外すことでトルクコンバータの分解及び再組立
てが容易である。
【0010】締結部材が取り外し後に再利用が可能な場
合は、分解及び再組立てが容易である。締結部材は複数
のボルトである場合は、前記作用がさらに有効になる。
フロントカバー及びインペラシェルの一方にはボルトの
頭部を収納する凹部が形成されている場合は、トルクコ
ンバータが小型になる。
【0011】
【実施例】第1実施例 図1は、本発明の第1実施例によるトルクコンバータ1
を示している。ここではO−Oがトルクコンバータ1の
回転軸線であり、図の左側にエンジン(図示せず)が配
置され、図の右側にトランスミッション(図示せず)が
配置されている。
【0012】トルクコンバータ1は、エンジン側のドラ
イブプレート2から伝達されたトルクを流体を介して図
示しないトランスミッション側から延びるメインドライ
ブシャフト3に伝達するためのものである。このトルク
コンバータ1では、円板状のフロントカバー4と、フロ
ントカバー4の外周壁4aに相対回転不能にかつ取り外
し可能に係合するインペラシェル6とが、内部に作動油
が充填された作動油室5を形成している。インペラシェ
ル6aは内周端部がインペラハブ6eに溶接されてい
る。また、フロントカバー4の外周部には複数のボルト
19が溶接されている。これらのボルト19にドライブ
プレート2が連結されている。
【0013】次に、フロントカバー4の外周壁4aとイ
ンペラシェル6aの外周部との係合部分について説明す
る。フロントカバー4は、トランスミッション側に延び
る外周壁4aを有している。インペラシェル6aは、外
周側にエンジン側に延びる円筒壁6cを有している。円
筒壁6cは、外周壁4aの内周側に挿入されている。外
周壁4aの先端内周側には円周方向に延びる溝4bが形
成されている。また、円筒壁6cの先端外周側には円周
方向に延びる溝6fが形成されている。溝6fは、溝4
bに当接している。溝6fの外周側表面には、環状の溝
が形成されており、その溝内にOリング31が配置され
ている。Oリング31は、溝4bと溝6fとの間で作動
油室5をシールしている。
【0014】外周壁4aと円筒壁6cとを固定するため
に、複数のボルト30が用いられている。ボルト30
は、円周方向に等間隔で8〜12個設けられている。ボ
ルト30は、外周壁4aの外側から、外周壁4aに形成
された孔4cを貫通して先端が円筒壁6cに形成された
ネジ孔6g内に螺合している。ボルト30の頭部30a
と外周壁4aの外周面との間には、シールワッシャ32
が配置されている。シールワッシャ32は、ボルト30
の頭部30aと外周壁4aの外周面との間をシールして
いる。
【0015】作動油室5内には、インペラ6、タービン
及びステータ8からなるトルクコンバータ本体と、ロッ
クアップ装置9とが配置されている。インペラシェル6
aの内部には複数のインペラブレード6bが固定されて
おり、両者によりインペラ6が構成されている。インペ
ラ6と対向する位置にはタービン7が配置されている。
タービン7は、タービンシェル7aとタービンシェル7
aの内部に固定された複数のタービンブレード7bとに
より構成されている。タービンシェル7aの内周端部
は、タービンハブ10のフランジ部10aに複数のリベ
ット11により固定されている。タービンハブ10は、
内周部にメインドライブシャフト3のスプライン歯と係
合するスプライン孔10aを有している。
【0016】インペラ6の内周部とタービン7の内周部
との間にはステータ8が配置されている。ステータ8
は、タービン7からインペラ6へと戻される作動油の流
れ方向を調整するものであり、円環状のステータキャリ
ア8aと、ステータキャリア8aの外周部に形成された
複数のステータブレード8bとから構成されている。ス
テータキャリア8aは、ワンウェイクラッチ機構12を
介して図示しないステータシャフトに支持されている。
【0017】ロックアップ装置9は、フロントカバー4
とタービン7との軸方向間に配置されており、主に、円
板状ピストン24と、弾性連結機構25とから構成され
ている。円板状ピストン24は、内周端がタービンハブ
10のフランジ10a外周面に軸方向及び円周方向に摺
動自在に支持されている。ピストン24の外周端には、
フロントカバー4の外周部内面に形成された摩擦面に対
向する側の面に環状の摩擦部材26が接着されている。
ピストン24は、外周側端部にトランスミッション側に
延びる筒状の端壁24aを有している。
【0018】弾性連結機構25は、ピストン24の端壁
24aの内周側に配置されている。弾性連結機構25
は、円板状のリテーニングプレート27と、複数のトー
ションスプリング29と、ドリブンプレート28とから
構成されている。リテーニングプレート27は、内周端
が図示しないリベットによりピストン24に固定されて
いる。リテーニングプレート27は、外周部に円環状に
延びる筒部27aを有しており、筒部27a内に円周方
向に延びる姿勢の複数のトーションスプリング29を収
容している。また、各トーションスプリング29の円周
方向両端部は、リテーニングプレート27に形成された
折曲げ爪27bに支持されている。ドリブンプレート2
8はリング状であり、たとえばスポット溶接によりター
ビンシェル7aの背面(ピストン24側の面)に固定さ
れている。ドリブンプレート28には、複数の折曲げ爪
28aが形成されている。これらの折曲げ爪28aは、
トーションスプリング29の円周方向両端部に係止して
いる。このように、ピストン24とタービンシェル7a
とは、弾性連結機構25を介して円周方向に弾性的に連
結されている。
【0019】次に、上述の実施例の動作について説明す
る。エンジン側のクランクシャフトからのトルクは、ド
ライブプレート2からフロントカバー4に入力される。
すると、トルクはインペラシェル6aへと伝達される。
これにより、インペラ6が回転し、作動油がインペラ6
からタービン7へと流れる。この作動油の流れによりタ
ービン7は回転し、タービン7のトルクはタービンハブ
10を介してメインドライブシャフト3に出力される。
なお、タービン7からインペラ6へと戻る作動油の流れ
はステータ8により調整される。
【0020】メインドライブシャフト3が一定の回転速
度に達すると、トルクコンバータ1内の作動油室5の油
圧が高められるとともに、フロントカバー4とピストン
24との間の作動油がドレンされ、その結果ピストン2
4がフロントカバー4側に押し付けられる。すると、ピ
ストン24の摩擦部材26がフロントカバー4の摩擦面
に圧接される。この結果、フロントカバー4のトルク
は、ピストン24から弾性連結機構25を介して、さら
にタービン7に伝達される。つまり、フロントカバー4
のトルクが、タービン7を介して機械的にメインドライ
ブシャフト3に伝わる。したがって、エネルギーロスが
少なくなり、燃費の良い状態が得られる。
【0021】前記の動作中に、作動油室5の外周部は、
Oリング31とシールワッシャ32とによりシールされ
ている。その結果、このトルクコンバータ1は分解及び
分解後の再組立てが容易であるのにも係わらず、作動油
が漏れることはない。さらに、前記動作中には作動油室
5内は高圧状態となる。その結果、フロントカバー4と
インペラシェル6aとに軸方向に離れる方向に力が作用
する。しかし、外周壁4aと円筒壁6cとが複数のボル
ト30により固定されているため、フロントカバー4と
インペラシェル6aが軸方向に外れてしまうことはな
い。
【0022】作動油室5内の部品が故障した場合には、
まず、ドライブプレート2からトルクコンバータ1を取
り外す。次に、ボルト30を外す。これにより、フロン
トカバー4とインペラ6とは軸方向に外れる。分解が終
了すると、故障部品を取り出し、修理または交換する。
再組立て作業は、分解作業と反対の順序で行う。
【0023】以上に説明したように、このトルクコンバ
ータ1は、分解・再組立てが容易であるために、故障し
た部品のみの修理または交換が可能である。また、内部
の部品の点検及び整備も可能になる。その結果、多種コ
ストが低くなる。第2実施例 図3に示す実施例では、外周壁4aの外周面においてボ
ルト30に対応する部分に凹部4dが形成されている。
この凹部4d内にボルト30の頭部30aが収納されて
いる。これにより、ボルト30の頭部30aが外周壁4
aの外周面から突出することはない。このようにして、
トルクコンバータの径方向の寸法を短縮できる。第3実施例 図4に示す実施例では、フロントカバーの外周壁4aと
インペラシェル6の円筒壁6cを相対回転不能にかつ取
り外し可能に係合する部材として、ボルト40と複数の
金属プレート42とが用いられている。外周壁4aの端
面と円筒壁6cの端面とは当接している。円筒壁6cの
端面には、円環状に延びる溝が形成されており、この溝
内にOリング41が配置されている。Oリング41は、
外周壁4aの端面と円筒壁6cの端面との間で作動油室
をシールしている。金属プレート42は、作動油室5の
外側において、外周壁4aと円筒壁6cの外周面とにわ
たって円周方向に等間隔で当接している。そして、各金
属プレート42は、ボルト40により外周壁4aと円筒
壁6cとに固定されている。この結果、フロントカバー
4とインペラシェル6とが相対回転不能に係合されてい
ることになる。
【0024】この実施例では、前記同様の効果に加え、
さらに、金属プレート42は従来のイナーシャ部材とし
ての機能も有している。これにより、従来のイナーシャ
部材を省略することができ、コストを低く抑えることが
できる。第4実施例 図5に示す実施例では、外周壁4aと円筒壁6cとは、
各金属プレート42に対応する位置に凹部40d及び6
dを有している。図に詳細に示すように、金属プレート
42及びボルト40の頭部40aは、凹部40d,6d
内に収納されている。これにより、金属プレート42及
びボルト40の頭部40aが径方向外方に突出すること
はない。この結果、トルクコンバータの径方向寸法を短
縮できる。第5実施例 図6に示す実施例では、金属プレート42は円環状に一
体形成され外周壁4a及び円筒壁6cの外周面に当接し
ている。外周壁4aの端面と円筒壁6cとは当接してい
ない。そして、外周壁4aの外周面及び円筒壁6cの外
周面にはそれぞれ円環状に延びる溝が形成されている。
この溝内に配置された各Oリング41は、外周壁4a及
び円筒壁6cと金属プレート42との間をシールしてい
る。
【0025】〔他の実施例〕前記実施例では、フロント
カバーの外周壁4aをインペラシェル6aの円筒壁6c
より径方向外側に配置していたが、この位置関係は逆で
もよい。
【0026】
【発明の効果】第1の発明に係るトルクコンバータで
は、インペラシェルとフロントカバーとは締結部材によ
って固定されているため、トルクコンバータの分解及び
再組立てが容易である。その結果、流体室内部の部品が
故障した場合には、トルクコンバータを分解して故障し
た部品のみを交換または修理できる。
【0027】第2の発明に係るトルクコンバータでは、
インペラシェルとフロントカバーとは、締結部材及び板
部材によって固定されている。したがって、締結部材を
取り外すことでトルクコンバータの分解及び再組立てが
容易である。締結部材は取り外し後に再利用が可能であ
る場合は、分解及び再組立てが容易である。締結部材は
複数のボルトである場合は、前記作用がさらに有効にな
る。フロントカバー及びインペラシェルの一方にはボル
トの頭部を収納する凹部が形成されている場合は、トル
クコンバータが小型になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるトルクコンバータの
部分縦断面概略図。
【図2】図1の拡大部分図。
【図3】第2実施例における図2に相当する図。
【図4】第3実施例における図2に相当する図。
【図5】第4実施例における図2に相当する図。
【図6】第5実施例における図2に相当する図。
【符号の説明】
1 トルクコンバータ 2 ドライブプレート 3 メインドライブシャフト 4 フロントカバー 6 インペラ 6a インペラシェル 6c 円筒部 7 タービン 8 ステータ 30 ボルト 30a 頭部 31 Oリング 32 シールワッシャ 40 ボルト 40a 頭部 40d,6d 凹部 41 Oリング 42 金属プレート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力側回転体のトルクを流体を介して出力
    側回転体に伝達するためのトルクコンバータであって、 前記入力側回転体に連結されるフロントカバーと、 流体が充填された流体室を前記フロントカバーとともに
    形成するインペラシェルと、前記インペラシェルの内側
    に設けられた羽根部材とを有するインペラと、 前記インペラと前記フロントカバーとを相対回転不能に
    固定する締結部材と、 前記フロントカバーと前記インペラシェルとの間に配置
    され、前記流体室をシールするシール部材と、 前記流体室内で前記インペラと対向して配置され、前記
    出力側回転体に連結されるタービンと、 前記流体室内で前記インペラの内周部と前記タービンの
    内周部との間に設けられたステータと、 を備えたトルクコンバータ。
  2. 【請求項2】入力側回転体のトルクを流体を介して出力
    側回転体に伝達するためのトルクコンバータであって、 前記入力側回転体に連結されるフロントカバーと、 流体が充填された流体室を前記フロントカバーとともに
    形成するインペラシェルと、前記インペラシェルの内側
    に設けられた羽根部材とを有するインペラと、 前記インペラと前記フロントカバーとに前記流体室外側
    から当接する板部材と、 前記板部材を前記インペラ及び前記フロントカバーにそ
    れぞれ連結することで、前記インペラと前記フロントカ
    バーとを相対回転不能に固定する締結部材と、 前記フロントカバーと前記インペラシェルとの間に配置
    され、前記流体室をシールするシール部材と、 前記流体室内で前記インペラと対向して配置され、前記
    出力側回転体に連結されるタービンと、 前記流体室内で前記インペラの内周部と前記タービンの
    内周部との間に設けられたステータと、を備えたトルク
    コンバータ。
  3. 【請求項3】前記締結部材は、取り外し後に再利用が可
    能である、請求項1または2に記載のトルクコンバー
    タ。
  4. 【請求項4】前記締結部材は複数のボルトである、請求
    項1ないし3のいずれかに記載のトルクコンバータ。
  5. 【請求項5】前記フロントカバー及び前記インペラシェ
    ルの一方には、前記ボルトの頭部を収納する凹部が形成
    されている、請求項1ないし4のいずれかに記載のトル
    クコンバータ。
JP4730194A 1994-03-17 1994-03-17 トルクコンバータ Pending JPH07259952A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4730194A JPH07259952A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 トルクコンバータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4730194A JPH07259952A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 トルクコンバータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07259952A true JPH07259952A (ja) 1995-10-13

Family

ID=12771467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4730194A Pending JPH07259952A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 トルクコンバータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07259952A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5839643A (en) * 1996-06-17 1998-11-24 Kabushiki Kaisha Yutaka Giken Method of weld-recoulping front cover and pump shell of torque converter
WO2014013905A1 (ja) * 2012-07-17 2014-01-23 日産自動車株式会社 トルクコンバータ格納容器
CN104565270A (zh) * 2013-10-28 2015-04-29 丰田自动车株式会社 用于车辆的流体传动装置
WO2016136072A1 (ja) * 2015-02-27 2016-09-01 株式会社エクセディ トルクコンバータ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5839643A (en) * 1996-06-17 1998-11-24 Kabushiki Kaisha Yutaka Giken Method of weld-recoulping front cover and pump shell of torque converter
WO2014013905A1 (ja) * 2012-07-17 2014-01-23 日産自動車株式会社 トルクコンバータ格納容器
CN104565270A (zh) * 2013-10-28 2015-04-29 丰田自动车株式会社 用于车辆的流体传动装置
US9772019B2 (en) 2013-10-28 2017-09-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fluid transmission device for vehicle
WO2016136072A1 (ja) * 2015-02-27 2016-09-01 株式会社エクセディ トルクコンバータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112334344B (zh) 混合动力模块
JP2021533024A (ja) ハイブリッドモジュール
US11511614B2 (en) Rotor carrier connection
JPH1172156A (ja) 二方ねじり減衰装置及び流体トルクコンバータにあるクラツチから成る装置
KR20110034663A (ko) 토크 컨버터
JP2008138879A (ja) トルクコンバータ
JP2007292087A (ja) 流体式トルク伝達装置およびそれに用いられるロックアップ装置
JP5497281B2 (ja) 減衰プレートを備えるタービンホイールの回転連結部材によって保持された摩擦ディスクを有する流体力学的結合装置
US11365793B2 (en) Hybrid module including torque converter inside of e-motor and having remote compensation chamber
JP3978232B2 (ja) 流体力学的結合装置
JP3531068B2 (ja) 流体継手用ロックアップクラッチ
JP2001254805A (ja) 流体式トルク伝達装置
JPH07259952A (ja) トルクコンバータ
JP3335461B2 (ja) トルクコンバータ
US6851531B2 (en) Hydrodynamic clutch device
JP5905693B2 (ja) 車両用流体伝動装置
US20040094380A1 (en) Hydrodynamic coupling device
JP2606596Y2 (ja) トルクコンバータのフロントカバーとインペラシェルの係合構造
JP2001116111A (ja) トルクコンバータ用ロックアップ装置
JP2000088080A (ja) トルクコンバータ
JP3685488B2 (ja) 流体式トルク伝達装置のフロントカバーの製造方法
US6640946B2 (en) Hydrodynamic clutch arrangement
JPH08303550A (ja) トルクコンバータ
JP4576170B2 (ja) フロントカバー及びそれが用いられた流体式トルク伝達装置
KR20220154340A (ko) 토크 컨버터