JPH07259056A - フローテイング式選択取水装置 - Google Patents

フローテイング式選択取水装置

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JPH07259056A
JPH07259056A JP8519594A JP8519594A JPH07259056A JP H07259056 A JPH07259056 A JP H07259056A JP 8519594 A JP8519594 A JP 8519594A JP 8519594 A JP8519594 A JP 8519594A JP H07259056 A JPH07259056 A JP H07259056A
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和夫 渡辺
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伸行 磯辺
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FUKUKEN CHIYOUSA SEKKEI KK
NIKKEN TOKUSHU KOGYO KK
SANSUI KIKAI KK
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FUKUKEN CHIYOUSA SEKKEI KK
NIKKEN TOKUSHU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水位変動の大きいダム等での表層取水に適す
るフローテイング式選択取水装置を得ることを目的とす
る。 【構成】 フローテイング式選択取水装置に於て、略々
円環状のフロート体1の略々中央部上方に密閉用の凸形
カバー2を突設して、フロート体1の略々円形中央部分
の水面25の上方部に形成される空気溜りを気密室10
となし、該気密室10内に電動減速機とポンプ付属部品
26を収容せしめるに際して、該電動減速機は、フロー
ト体1の外周下方部の取水部27に設けた塵埃流入防止
用のスクリーン環体4にこれを緩やかに回転させるよう
に接続せしめられると共に、該ポンプ付属部品26は、
フロート体1の中央部より所要長下方に設けた水中モー
ターポンプ13に接続せしめられるものであり、而も、
前記スクリーン環体4の内方には内側より圧力流体をス
クリーン環体4の内方より外周方向に向けて噴射してス
クリーン目詰り除去を行うノズル手段をフロート体1の
下方に設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は湛水域及び貯水池、溜
池、ダム等に於て比較的小規模な取水を行うとき使用す
る表層取水揚水装置に関し、特にダムに利用されるもの
である。ダムは完成し貯水がなされた後には新規に取水
を計画することには難しい条件があったが、今日はダム
サイドはリクレーション及び景観事業に積極的に利用さ
れており、ダム用水をサイクル利用してせせらぎを設け
て親水性を持たせるのに利用されるなど用途は多い。即
ち、本発明は、取水設備として水位変動の大きい箇所で
の取水に適し、農業・水道・工業・消雪用水等に使用す
る表層取水揚水装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】フローティング式取水装置は本特許出願
人が過去十数年に亘り実施して居り、数多くの特許乃至
実用新案を所有しているのであり、河川などに設けられ
る表層取水除塵装置については本特許出願人の特開平4
−194210公開特許公報に記載のものを実施してい
る。
【0003】これらのフローティング式取水装置は伸縮
管に取水盤を設けて取水するものであって、この種のも
のは伸縮管を用いてその底部から取水したものを外部に
導くことが条件となり、水位変動にも制約がある。又、
フロートは、実際にはそれに充分な浮力を持たせねばな
らぬのでポンプを搭載することは困難であった。
【0004】今日のダムでは、上流部の都市下水道の遅
れによる生活用水の汚濁した排水、農業に於ては化学肥
料の発達に伴う河水の高富栄養化による藻類の異常成
長、また刈り草の放置、生活環境からはビニール系の流
芥、缶ジュース等の流芥の増加があり、水質悪化と流芥
処理に苦慮しているのが実情であって、この処理のため
に、ダムでは取水地点を中心に除塵用のフロートフェン
スにより仕切り、取水塔では前面にフラットバースクリ
ーンを張り、取水口には自動掻き上げスクリーンを使用
するなどの手段が施されていたが、色々と問題点のある
ことを免れ得なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】堰高の高いダムでは水
位変動が大きく、伸縮管を用いてフロートまたは電動巻
上機により選択取水する場合、湖底に充分な基礎工事を
行うと共に支柱の設置とフラットバースクリーンの張り
付けを必要とすることになる。ダムの躯体に沿わせて実
施される場合もあるが躯体への影響が懸念され、作業を
行うには完全放流が条件となり、従って、小規模な取水
と云う場合では費用の点及び施工性の点から見て実施で
きないと云うことになる。
【0006】近年は、ダムサイトでは景観を良くするこ
とが問題となって居り、この種の取水塔は満水状態では
さほど目立たないが低水位時に景観を悪くすると云う支
障があり、設置を好ましくないとする傾向がある。
【0007】旧来の伸縮管を用いた選択取水とポンプア
ップ取水との組合わせはダムの下流側に自然導水を行
い、着水井を設けて大気解放されるもので、揚水のため
にはポンプアップすることになり、これでは、ダムの水
位が高い場合にその水頭は全く活用されないことになる
と云う問題点がある。
【0008】ダムの躯体及び取水塔に一定間隔で取水ゲ
ートを設置して選択取水を行うことも行われてはいた
が、取水ゲートの設置台数には制約があり、表層水の選
択取水にはならないので、今日では、水質、水温、濁
度、流芥の処理等に好都合な前記の伸縮管による表層水
選択取水に移行しつつある。
【0009】水位変動の伴うダム取水として直接ポンプ
アップを組合わせた表層取水と云う装置は、未だ技術的
に確立しているとは云えないのであって、船台にポンプ
を設置し、送水管には可撓性パイプを用い、水位変動に
合わせ、その都度フランジ接合を行う方法が提案されて
はいるが、未だ問題点のあることを免れ得ない。
【0010】水位変動が10.0m以下のポンプの吸い
込み性能の範囲にあるものは除くと湖底に取水井を設け
水中ポンプの設置が考えられるが、建設工事には完全放
流が必要であり、且つ取水口は湖底に設置されることに
なり、水温、水質、流芥の管理に問題があり、水中モー
ターポンプの設置後の維持管理にも問題があることを免
れ得ない。
【0011】本発明は、これらの問題に鑑みて創案され
たものであって、前記問題点を解決したフローティング
式の表層水選択取水装置を経済的に得ることを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的の達
成のために、図示のように、略々円環状のフロート体1
の略々中央部上方に密閉用の凸形カバー2を突設して、
フロート体1の略々円形中央部分の水面25の上方部に
形成される空気溜りを気密室10となし、該気密室10
内に電動減速機7とポンプ付属部品26を収容せしめる
に於て、該電動減速機7は、フロート体1の外周下方部
の取水部27に設けた塵芥流入防止用のスクリーン環体
4(又は36)にこれを緩やかに回転させるように接続
せしめられると共に、該ポンプ付属部品26は、フロー
ト体1の中央部より所要長下方に設けた水中モーターポ
ンプ13に接続せしめられるものであり、而かも、前記
スクリーン環体4(又は36)の内方には内側より圧力
流体をスクリーン環体4(又は36)の内方より外周方
向に向けて噴射してスクリーン目詰り除去を行うノズル
手段21をフロート体1の下方に設けたフローティング
式選択取水装置となしたものである。前記圧力流体に
は、圧力水以外に圧縮空気も利用できる。この場合に
は、空気圧縮機(図示しない)を装備する。
【0013】図示のように、前記の略々円環状のフロー
ト体1はワイヤ19、補助ブイ20を介してアンカー2
2,22,22にて、アンカー繋留されるものであると
共に、前記ポンプ付属部品26から陸上の取水部への接
続は可撓性ホース17を介して為され、池水面23の上
下に追従して池水面23より一定の水深の取水部27で
取水するようにすることが好ましい。なお、本明細書に
於て、池水面と云うのは、貯水池、溜池、河川の湛水
域、ダムの池水面と云う意味である。
【0014】図示のように、前記ノズル手段21には、
前記水中モーターポンプ13と前記ポンプ付属品26と
を接続する接続パイプ24又はポンプ付属部品26から
の分岐パイプ44(又は 44′)が接続されて圧力水
が噴射されるものであるようにする。
【0015】図示のように、前記水中モーターポンプ1
3は、前記の略々円環状のフロート体1の中央部分の水
面25よりも相当長さ(L)下方に吊支されて前記フロ
ート体1が池水面23の波浪により傾斜しても水中モー
ターポンプ13が空気を吸い込む空廻りをすることが防
止されるようにする。
【0016】図示のように、前記の略々円環状のフロー
ト体1の外径Dは前記取水部分27の外径dよりも所要
長大ならしめて前記取水部27が湖水面23より所定の
深さの処で取水することと相俟って池水面23の表層の
流芥の取水部27内への吸い込みを防止するようにす
る。
【0017】図示のように、前記凸形カバー2の頂部2
9に、前記気密室10から外気への排気のみが可能で、
外気から気密室10への流入は阻止される空気逆止弁4
3を設けるものである。
【0018】図示のように、前記の略々円環状のフロー
ト体1の下方に、前記水中モーターポンプ13が配設さ
れるに充分なスペースのある固定取水盤3を吊支し、前
記スクリーン環体4は該固定取水盤3の所要個所に設け
たローラなどの円環状支承滑動手段6に添って該円環状
支承滑動手段6と円環状フロート体1の下底面31との
間で回転するようにし、該回転のために前記電動減速機
7に減速手段30を介して接続されるものであるように
することができる。
【0019】更に、図8乃至図10に図示のように、前
記の略々円環状のフロート体1にその下底面31より下
方に円状の案内レール32を突設し、前記水中モーター
ポンプ13が配設されるに充分なスペースのある回動取
水盤35及びその外周に取付けられたスクリーン環体3
6をローラーブラケット28を介してローラー33によ
って前記案内レール32に回転自在に吊支せしめ、該回
転のために前記電動減速機7に回転軸34を介して接続
されるものであるようにすることもできる。
【0020】
【作用】前記のように構成されたフローティング式選択
取水装置であって、フロート体1の浮力で池水面に浮遊
させ、ワイヤ19、補助ブイ20を介してアンカー2
2,22,22でアンカー繋留せしめて池水面の所望位
置にあらしめるようにする。
【0021】前記のように、電動減速機7とポンプ付属
部品26を収容している気密室10は、略々円環状のフ
ロート体1の略々中央上方に密閉用の凸形カバー2を突
設してフロート体1の略々円形中央部分の水面25の上
方部に形成される空気溜りを気密室10となしたもので
あるから、該気密室10内に水が浸入することは防止さ
れて、電動減速機7などが冠水して防塵用のスクリーン
環体4(又は36)の回転に支障を来たすようなことは
ない。実用上は、その回転速度は1分間に半回転程度が
良い。前記スクリーン環体4(又は36)の内方には内
側より圧力流体をスクリーン環体4(又は36)の内方
より外周方向に向けて噴射してスクリーン目詰り除去を
行うノズル手段21をフロート体1の下方に設けて、ス
クリーン環体4(又は36)は常時清掃されるのであ
る。
【0022】本装置では前記の略々円環状のフロート体
1の外径Dは前記取水部分27の外径dよりも所要長大
ならしめて前記取水部27が池水面23上り所定の深さ
の処で取水することと相俟って池水面23の表層の大き
な流芥の取水部27内への吸い込みを防止するようにし
ているので、大きな塵埃がスクリーン環体4(又は3
6)に来ることは殆んどないのであって、比較的小さな
細目の藻、水草などの浮遊流芥がスクリーン環体4(又
は36)でその流入が阻止される。実際には、スクリー
ン環体4(又は36)が流芥で一部目詰りしたときに
は、水中モーターポンプ13の吸込性能には変化はない
のであるからこの吸込みにより前記気密室10内は負圧
となってスクリーン環体4(又は36)の所の通過速度
は早められ所要の取水量が略々確保できるのである。
【0023】前記ノズル手段21には、前記水中モータ
ーポンプ13と前記ポンプ付属品26とを接続する接続
パイプ24又はポンプ付属部品26からの分岐パイプ4
4(又は44′)が接続されて圧力水が噴射されるよう
にすることが図示されているが、圧力水の代りに圧縮空
気を使用することも可能であって、この場合には別途空
気圧縮機(図示しない)を装備することになる。
【0024】前記のように、取水盤はフロート体1に固
定された固定取水盤3となす場合以外にフロート体1に
設けた円形の案内レール32に回転自在に吊支された回
動取水盤35となす場合もある。いづれの場合も気密室
10内の電動減速機7により駆動される。
【0025】
【実施例】図1乃至図7は本発明装置の第一実施例を示
したものであって、スクリーン環体4は固定取水盤3の
所要個所に設けたローラなどの円環状支承滑動手段6に
添って該円環状支承滑動手段6と円環状フロート体1の
下底面31との間で回転するようにし、該回転のために
前記電動減速機7に減速手段30を介して接続されるも
のである。該減速手段30は、図5乃至図7に図示のよ
うに、前記気密室10内に設置された電動減速機7より
スプロケット8,9とチェーン37を介しスクリーン駆
動用ピニオンギヤ11を回転させ、インターナルギヤ1
2を介してVスリットスクリーン環体4を回転させるも
のである。
【0026】前記気密室10の凸形カバー2の項部29
には点検用のマンホール38及び空気逆止弁43が設け
られる。フロート体1の下部には、湖底への着床に備え
て、架台5を設けるが、該架台5は取水盤3とスクリー
ン環体4の保護の役目も果たすのである。気密室10に
は仕切弁14、逆止弁15、電源中継箱18などが設け
られ、取水した水は送水管16、可撓性ホース17を介
して陸上部に送水される。前記電源中継箱18への陸上
からの送電のための送電線39は前記送水管16に併設
される。アンカー22とフロート体1とを結ぶワイヤ1
9には補助ブイ20を取着ける。
【0027】図8乃至図10は第二実施例を示したもの
であって、略々円環状のフロート体1にその下底面31
より下方に円状の案内レール32を突設し、前記水中モ
ーターポンプ13が配設されるに充分なスペースのある
回動取水盤35及びその外周に取付けられたスクリーン
環体36をローラーブラケット28を介してローラー3
3によって前記案内レール32に回転自在に吊支せし
め、該回転のために前記電動減速機7に回転軸34を介
して接続されるものであるようにしたものである。気密
室10にはフロート体1の喫水線上りは上方に水平なソ
ールプレート40を設置し、該ソールプレート40に電
動減速機10を設置し回転軸34とタイヤカップリング
41を介して回転取水盤35に接続させる。
【0028】
【効果】本発明は、前記のようにして、取水設備として
水位変動の大きい箇所での取水に適し、而かも湖底での
基礎工事などが不要で経済的に設置し得る表層取水揚水
装置を達成し得たと云う大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の一部切欠した正面断面構
成図
【図2】同上の正面外観図
【図3】同上の平面図
【図4】同上に於けるノズル手段に関するパイピングを
示した正面断面図
【図5】図1に於けるスクリーン環体の回転機構を示し
た正面断面図
【図6】同上の一部拡大図
【図7】図5に於ける回転機構を示した平面図
【図8】本発明の第二実施例の一部切欠した正面断面構
成図
【図9】同上の平面図
【図10】同上に於ける、スクリーン環体のローラーブ
ラケットによるフロート体からの吊支機構を示した正面
断面図
【符号の説明】
1 フロート体 2 カバー 3 取水盤 4 スクリーン環体 5 架台 6 円環状支承手段 7 電動減速機 8 スプロケット 9 スプロケット 10 気密室 11 スクリーン駆動用ピニオンギヤ 12 インターナルギヤ 13 水中モーターポンプ 14 仕切弁 15 逆止弁 16 送水管 17 可撓性ホース 18 電源中継箱 19 ワイヤ 20 補助ブイ 21 ノズル手段 22 アンカー 23 池水面 24 接続パイプ 25 水面 26 ポンプ付属部品 27 取水部 28 ローラーブラケット 29 カバーの項部 29′ カバーの頂部 30 減速手段 31 下底面 32 案内レール 33 ローラー 34 回転軸 35 回動取水盤 36 スクリーン環体 37 チェーン 38 マンホール 39 送電線 40 ソールプレート 41 タイヤカップリング 42 ローラーチェイン 43 空気逆止弁 44 分岐パイプ 44′ 分岐パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 靖彦 広島市中区吉島新町1丁目18番16号 (72)発明者 磯辺 伸行 広島県安芸郡府中町瀬戸ハイム4−6−24

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略々円環状のフロート体の略々中央部上
    方に密閉用の凸形カバーを突設して、フロート体の中央
    部分の水面の上方部に形成される空気溜りを気密室とな
    し、該気密室内に電動減速機とポンプ付属部品を収容せ
    しめるに於て、該電動減速機は、フロート体の外周下方
    部の取水部に設けた塵芥流入防止用のスクリーン環体に
    これを緩やかに回転させるように接続せしめられると共
    に、該ポンプ付属部品は、フロート体の中央部より所要
    長下方に設けた水中モーターポンプに接続せしめられる
    ものであり、而かも、前記スクリーン環体の内方には内
    側より圧力流体をスクリーン環体の内方より外周方向に
    向けて噴射してスクリーン目詰り除去を行うノズル手段
    をフロート体の下方に設けたことを特徴とするフローテ
    ィング式選択取水装置。
  2. 【請求項2】 前記の略々円環状のフロート体1はアン
    カー22,22,22にて、アンカー繋留されるもので
    あると共に、前記ポンプ付属部品26から陸上の取水部
    への接続は可撓性ホース17を介して為され、池水面2
    3の上下に追従して池水面23より一定の水深の取水部
    27で取水するようにしたことを特徴とする前記請求項
    1に記載のフローティング式選択取水装置。
  3. 【請求項3】 前記ノズル手段21には、前記水中モー
    ターポンプ13と前記ポンプ付属品26とを接続する接
    続パイプ24又はポンプ付属部品26からの分岐パイプ
    44(又は 44′)が接続されて圧力水が噴射される
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のフローテ
    ィング式選択取水装置。
  4. 【請求項4】 前記水中モーターポンプ13は、前記の
    略々円環状のフロート体1の中央部分の水面25よりも
    相当長さ(L)下方に吊支されて前記フロート体1が池
    水面23の波浪により傾斜しても水中モーターポンプ1
    3が空気を吸い込む空廻りをすることが防止されるよう
    にしたことを特徴とする前記請求項1に記載のフローテ
    ィング式選択取水装置。
  5. 【請求項5】 前記の略々円環状のフロート体1の外径
    Dは前記取水部分27の外径dよりも所要長大ならしめ
    て前記取水部27が湖水面23より所定の深さの処で取
    水することと相俟って池水面23の表層の流芥の取水部
    27内への吸い込みを防止するようにしたことを特徴と
    する前記請求項1に記載のフローティング式選択取水装
    置。
  6. 【請求項6】 前記凸形カバー2の頂部29に、前記気
    密室10から外気への排気のみが可能で、外気から気密
    室10への流入は阻止される空気逆止弁43を設けたこ
    とを特徴とする前記請求項1に記載のフローティング式
    選択取水装置。
  7. 【請求項7】 前記の略々円環状のフロート体1の下方
    に、前記水中モーターポンプ13が配設されるに充分な
    スペースのある固定取水盤3を吊支し、前記スクリーン
    環体4は該固定取水盤3の所要個所に設けたローラなど
    の円環状支承滑動手段6に添って該円環状支承滑動手段
    6と円環状フロート体1の下底面31との間で回転する
    ようにし、該回転のために前記電動減速機7に減速手段
    30を介して接続されるものであることを特徴とする前
    記請求項1に記載のフローティング式選択取水装置。
  8. 【請求項8】 前記の略々円環状のフロート体1にその
    下底面31より下方に円状の案内レール32を突設し、
    前記水中モーターポンプ13が配設されるに充分なスペ
    ースのある回動取水盤35及びその外周に取付けられた
    スクリーン環体36をローラーブラケット28を介して
    ローラー33によって前記案内レール32に回転自在に
    吊支せしめ、該回転のために前記電動減速機7に回転軸
    34を介して接続されるものであることを特徴とする前
    記請求項1に記載のフローティング式選択取水装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015034461A (ja) * 2014-09-05 2015-02-19 アマナス真和株式会社 取水装置、水処理システム及び水処理方法
CN108331085A (zh) * 2018-04-24 2018-07-27 山东省水利科学研究院 一种固定式浮筒泵站

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