JPH07258972A - キトサンとタンパク質材料との複合素材 - Google Patents

キトサンとタンパク質材料との複合素材

Info

Publication number
JPH07258972A
JPH07258972A JP6045707A JP4570794A JPH07258972A JP H07258972 A JPH07258972 A JP H07258972A JP 6045707 A JP6045707 A JP 6045707A JP 4570794 A JP4570794 A JP 4570794A JP H07258972 A JPH07258972 A JP H07258972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chitosan
silk
protein
bacteria
composite material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6045707A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Sakurada
司 桜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RADO KIKAKU KK
SHINSHU CERAMICS KK
Shinshu Ceramics Co Ltd
Original Assignee
RADO KIKAKU KK
SHINSHU CERAMICS KK
Shinshu Ceramics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RADO KIKAKU KK, SHINSHU CERAMICS KK, Shinshu Ceramics Co Ltd filed Critical RADO KIKAKU KK
Priority to JP6045707A priority Critical patent/JPH07258972A/ja
Publication of JPH07258972A publication Critical patent/JPH07258972A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 MRSA菌、緑膿菌に対して有効な抗菌特性
を有し、包袋等の医療用品あるいは病院内で使用する衣
服等として好適に利用できる複合材料として提供する。
また、食品の保存にも好適に利用できる材料として提供
する。 【構成】 絹繊維を材料とする絹不織布、絹顆粒状物、
絹粉体物、絹ゲル状物等の絹素材を基材とし、この基材
とキトサンとを複合したことを特徴とする。キトサンと
ともにアパタイト、ゼオライト、活性炭、吸水性高分子
等の吸着材料を混合して複合化することにより、さらに
好適な抗菌特性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキトサンとタンパク質材
料との複合素材に関し、より詳細にはすぐれた抗菌特性
を有する複合材料に関する。
【0002】
【従来の技術】キトサンはカニ、エビ、オキアミ等の甲
殻類や昆虫類に含まれているキチンを脱アセチル化して
得られるものである。このキトサンは人工皮膚の材料等
として使用されるように、生体に対してきわめてなじみ
が良いという特徴を有する材料である。また、近年、キ
トサンには抗菌性があることが見いだされ、食品保存料
等として使用されるようになってきた。このキトサンの
抗菌性は分子内の遊離アミノ基に由来するカチオン性に
あるといわれており、カビ、細菌、酵母などに広い抗菌
スペクトルを示す。
【0003】なお、キトサンは乳酸菌等に対してはその
増殖を抑えるといった効果を有するものの、他の微生物
等に対しては抗菌特性が弱いことから、他の微生物等に
対しても一定の抗菌特性を有し、乳酸菌と他の微生物と
が保存上で問題となる食品の保存に好適に利用できるも
のとして、内容物に接する内面にキトサンを付与し、か
つ内容物に接する内面に銀を付与した容器が提案されて
いる(特開平5-65178号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、キトサ
ンの抗菌力はさほど強くなく、一般には食品保存用等に
利用されている。しかしながら、キトサンは生体に対す
る安全性が高く、医療用として好適に利用されてきた点
に鑑み、本発明者はキトサンとの複合材料についてすぐ
れた抗菌作用を有する複合材料について検討してきた。
本発明はこのようにキトサンの抗菌作用を効果的に生か
し、医療用としても有効に利用することができる複合材
料を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、絹繊維、絹粉体
物等のタンパク質材料を基材に使用し、この基材とキト
サンとを複合化してなることを特徴とする。また、前記
タンパク質材料として天然の絹繊維、絹粉体、絹顆粒状
物、絹ゲル状物を使用し、これらタンパク質材料を使用
しあるいは含んだシート体にキトサンを被着しあるいは
含浸させたことを特徴とする。また、前記タンパク質材
料として天然の絹繊維を用いた不織布を使用し、この不
織布にキトサンを被着あるいは含浸させてなることを特
徴とする。また、キトサンとともにアパタイト、ゼオラ
イト、活性炭及び吸水性高分子等の無毒性の吸着材料を
混合して複合化したことを特徴とする。
【0006】
【発明の概要】本発明に係るキトサンとタンパク質材料
の複合材料はキトサンとタンパク質材料を複合すること
によってすぐれた抗菌特性を有する素材として提供す
る。なお、タンパク質材料としては絹繊維等の天然タン
パク質材料が好適に使用できるが、これ以外のタンパク
質材料を使用することも可能である。前述したようにキ
トサンは一定の抗菌特性を有する材料であるが、キトサ
ンとタンパク質材料とを複合することによってきわめて
顕著な抗菌特性を得ることが可能になる。
【0007】なお、絹素材は天然の衣料材料として古く
から使用されてきており、吸湿性、保温性にすぐれると
いった衣料材料としてのすぐれた性質を有するものであ
るが、一方で機能性素材とし見た場合には、アンモニア
等の臭い成分を吸着する機能や食品の鮮度保持に有効で
あるといった特徴がある。本発明は、このような絹素材
の有する機能とキトサンの抗菌特性とが有機的に複合し
て作用することによって有効な抗菌特性を得ることがで
きたものと考えられる。
【0008】本発明で提示するキトサンとタンパク質材
料の複合素材は、病院内での感染が重大問題となってい
るMRSA菌に対して顕著な抗菌特性を有するという点
で特徴的である。実施例ではタンパク質材料として天然
の絹素材を使用したキトサンとタンパク質材料の複合素
材についてMRSA菌や緑膿菌に対する抗菌特性を試験
した結果を示す。これらの試験結果はキトサンとタンパ
ク質材料の複合素材は時間経過とともにMRSA菌や緑
膿菌の菌数を大きく減少させることができ、すぐれた殺
菌機能を有することを示している。
【0009】このようにキトサンとタンパク質材料の複
合素材はその抗菌特性を生かして医療用等に好適に利用
することが可能になる。すなわち、たとえば包袋、ガー
ゼ等の医療材料や、病院内で使用する衣服、手袋等に利
用したりすることによって菌の増殖を抑え、殺菌して病
院内の環境を衛生的に保持することが可能になる。ま
た、患者が使用するシーツやベッドカバー等の寝具類、
カーテン等の内装用に利用することによって、さらに病
院内の環境を衛生的にすることができる。
【0010】なお、医療用として使用する他に抗菌特性
を生かして食品の包装材料として使用することもでき
る。キトサンとタンパク質材料の複合素材はこれを包装
材料に使用することで果物等のように鮮度が問題となる
食品や肉、魚等の包装用として好適に利用できる。包装
材料としてはシート状に形成して利用する他に包装袋と
して利用する等の種々の利用形態が可能である。
【0011】キトサンとタンパク質材料の複合素材を形
成する場合はキトサンを絹素材等のタンパク質材料に固
定する必要があるが、その固定方法としては、たとえば
絹繊維によって形成した不織布にキトサンをコーティン
グする方法や、絹繊維とキトサンとを混合してすき込ん
で不織布を形成する等の方法が可能である。この場合、
基材として使用する絹素材は100%絹素材でなければ
ならないものではなく、絹素材を50%と他の素材を5
0%混合させた基材とキトサンを複合して使用するとい
った使い方も可能である。衣服用として使用する場合に
は絹繊維と他の繊維を組み合わせて使用することもあり
得るし、包装材料として使用する場合に紙繊維とあわせ
て基材を作製するといったことも可能である。なお、所
定の抗菌特性を得るには絹不織布1m2 に対してキトサ
ン0.5g〜10g程度付与すればよい。
【0012】キトサンとタンパク質材料とはこれらを複
合して使用することによって効果的な抗菌特性を有する
が、キトサンは水に溶けやすいという性質がある。この
ため、キトサンを固定化する方法としてキトサンに加え
てアパタイト等の表面積が大きくて吸着機能の高い吸着
材料を同時に使用する方法が好適に利用できる。吸着機
能が高い吸着材料としては、上記のアパタイトの他、ゼ
オライト、活性炭あるいは吸水性高分子等の無毒性の材
料が好適に使用できる。これらの吸着機能の高い材料に
キトサンを含浸させることによって水溶性の高いキトサ
ンを絹不織布等の基材に確実に固定化することが可能で
ある。このようにアパタイト等の吸着材料でキトサンを
固定化しておけば、キトサンとタンパク質材料の複合材
料を衣料用として使用した場合も洗濯等でキトサンが散
逸したりせず、抗菌機能を好適に維持することが可能で
ある。
【0013】なお、アパタイトはA10(M04)6 2
組成をもつ鉱物の総称であり、種々の材料が含まれる
が、なかにはきわめて吸着機能が高い材料がある。たと
えば、ハイドロキシアパタイトCa10(PO4)6(OH)2
は顕著な吸着機能を有するものである。このような吸着
機能を有する吸着材料とあわせてキトサンを利用すれ
ば、これら吸着材料が細菌やウイルスを吸着する機能を
有していることから、細菌やウイルスが吸着材料に吸着
され、吸着された細菌やウイルスがキトサンとタンパク
質材料の殺菌機能によって殺菌されることによってさら
に好適な殺菌作用を奏することが可能になる。
【0014】
【実施例】以下、キトサンとタンパク質材料の複合材料
の実施例として絹不織布の基材にキトサンを付与した複
合材料について抗菌性試験を行った結果について比較例
とともに説明する。なお、供試菌としてMRSA1、M
RSA2、緑膿菌の3種を使用した。使用したMRSA
1、MRSA2の薬剤に対する耐性の有無を下表に示
す。
【0015】
【表1】 なお、表中でPCG はペニシリン、ABPCはアンビシリン、
PIPCはピペシリン、M はホルマイシン、CLDMはクリンダ
マイシン、CPはクロラムフェニコール、GMはゲンタマイ
シン、AMK はアミカシン、MINOはミノサイクリン、CEZ
はセファゾリン、CMZ はセフメタゾン、CTM はセフォチ
アム、STはトリメトプリン+サルファ剤、OFLXはオフロ
キサシン、DMPPC はメチシリンである。
【0016】抗菌性試験で使用したサンプルは以下の5
種である。 (1) アクリル不織布を基材とし、この基材に光半導体セ
ラミック(チタニア)を低温溶射したもの。バインダー
を介さずに光半導体セラミックを基材にじかに被着形成
したことを特徴とする。 (2) 天然の絹繊維を用いて作製した絹不織布を基材と
し、この基材に光半導体セラミックスをバインダーを用
いてスクリーン印刷したもの。 (3) 天然の絹繊維を用いて作製した絹不織布を基材と
し、この基材にキトサンをコーティングしたもの。キト
サンは糊状のものを使用し、基材に塗布して被着させ
た。 (4) 天然の絹繊維を用いて作製した絹不織布で他の処理
も施していないもの。 (5) アクリル不織布で他の処理を施していないもの。
【0017】抗菌性試験は次のようにして行った。ま
ず、各サンプル(布状)を紫外線で殺菌した後、台の上
にたいらにひろげ、サンプル上に菌を塗布した。なお、
菌が減少する様子を、塗布直後(塗布後約1分後)、1
0分後、30分後、1時間後、3時間後、6時間後、2
4時間後の7回にわけて時間経過とともに観察するた
め、布の上に面積15cm2 の円を7つ描き、各々の円内
に0.2mlずつ菌を塗布し、スワブでまんべんなく広
げた。スワブは乾燥殺菌したものを用いた。菌液として
7.8×1010MRSA1菌液、7.3×107 MRS
A2菌液、3.8×109 緑膿菌液を使用した。
【0018】菌採取にあたっては、各経過時ごと各サン
プル表面の所定の円内をスワブでていねいに5回ふきと
り、滅菌ブイヨン3mlを分注した試験管に採取した。
菌数を正確に調べるため、この採取した菌を10万倍ま
で希釈した。希釈方法は、上記の試験管から0.5ml
取って滅菌ブイヨンを4.5ml分注した試験管に加え
(10倍に希釈)、さらにこの試験管から0.5ml取
り、滅菌ブイヨンを4.5ml分注した次の試験管に加
える(100倍に希釈)といった操作を繰り返すことに
よって行った。
【0019】菌数の測定は上記のようにして希釈した菌
液を試験管からシャーレに1mlずつとり、シャーレに
普通寒天培地を加えて均一に攪拌し、35℃ふ卵器で4
8時間培養した後に菌数を数えることによって行った。
以下の表にMRSA1、MRSA2、緑膿菌の各々につ
いて菌数を測定した結果を示す。なお、菌数の測定は1
0万倍に希釈した菌を10枚のシャーレに取ったうち菌
数の数えやすいもの4枚を選んで測定し、その平均値を
とったものである。
【0020】MRSA1 原液7.8×1010
【表2】
【0021】MRSA2 原液7.3×107
【表3】
【0022】緑膿菌 原液3.8×109
【表4】
【0023】図1〜5は上記サンプル(1) 〜(5) につい
て菌数の経時変化をグラフで表したものである。キトサ
ンと絹不織布の複合素材の実施例はサンプル(3) であ
り、サンプル(1) 、(2) 、(4) 、(5) は比較例である。
サンプル(1) をそのコントロールであるサンプル(5) と
比較すると、サンプル(5) では菌数はゆるやかに減少す
るのに対し、サンプル(1) では短時間に菌数が大きく減
少するという特徴がみられる。
【0024】サンプル(2) 、(3) 、(4) はいずれも基材
に絹素材を使用したものである。これらサンプルの菌数
の変化の様子を見ると、MRSA1についてサンプル
(4) では菌減少がゆるやかであるのに対して、サンプル
(2) 、(3) では塗布直後における菌減少の作用が明らか
であり、最終の菌生存数が少なくなる。サンプル(3) の
最終の菌生存数はサンプル(4) の1/100以下であ
る。また、MRSA2についてはサンプル(4) の菌減少
がゆるやかであるのに対して、サンプル(3) では1時間
経過後の菌減少率が高く殺菌効果が大きいことが認めら
れる。また、緑膿菌についてはいずれのサンプルの場合
もかなり菌数が減少したが、サンプル(2) 、(3) の菌減
少率が大きくなる。サンプル(2) 、(3) ではとくに6時
間経過後の菌減少が顕著であるという特徴がある。な
お、キトサンの殺菌作用については従来、比較的ゆるや
かであるとされていたのに対して、塗布直後においても
かなりの殺菌性があることが確かめられ、速効性がある
ことが認められた。
【0025】上記抗菌性試験の結果は基材に光半導体セ
ラミックを被着したサンプル(1) 、(2) がMRSA菌、
緑膿菌に対して有効な抗菌特性を有すること、及び絹素
材にキトサンをコーティングしたサンプル(3) が相当程
度の抗菌特性を有することを示す。とくに、絹素材にキ
トサンをコーティングしたサンプルは菌減少率が大き
く、このことから相当の殺菌特性を有するものといえ
る。なお、サンプル(3) のコントロールである絹素材の
みのサンプル(4) は他のサンプルと比較して菌減少率が
小さく抗菌特性は低い。このことは、キトサンと絹不織
布の複合作用によって顕著な抗菌特性が得られたものと
考えられる。
【0026】なお、上記抗菌特性試験では供試菌として
MRSA菌及び緑膿菌をとりあげたが、とくにMRSA
菌は感染症が重大な問題となっている菌であり病院内で
の消毒といった予防対策が問題とされている。上記の試
験結果はこのような菌感染の予防に対して、病院内で使
用する衣服、手袋、シーツ、カーテン等にキトサンと絹
素材との複合材料を利用することでこれらの菌に対して
有効な予防をなしうることを示すものである。絹素材は
吸湿性等の点で衣料材料として有用な素材であり、また
キトサンも生体にきわめてなじみのよい材料であるか
ら、衣料品等として好適に利用することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明に係るキトサンとタンパク質材料
の複合素材は、上述したように、好適な抗菌特性を奏す
るから、包袋等の医療材料あるいは病院内で使用する衣
服等として好適に利用でき、衛生的な環境を得ることが
可能になる。とくに、本発明に係る複合材料は感染予防
が困難とされるMRSA菌や緑膿菌が問題となる床ずれ
等に対しても好適な抗菌作用を有するという特徴があ
る。また、医療用の他に食品の包装材料としても利用で
き、食品の保存性を高めることが可能になる。また、ア
パタイト等の吸着材料とともに使用することによって、
さらに殺菌機能を高めることができ、より有効に利用す
ることが可能になる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】サンプル(1) についての抗菌性試験結果を示す
グラフである。
【図2】サンプル(2) についての抗菌性試験結果を示す
グラフである。
【図3】サンプル(3) についての抗菌性試験結果を示す
グラフである。
【図4】サンプル(4) についての抗菌性試験結果を示す
グラフである。
【図5】サンプル(5) についての抗菌性試験結果を示す
グラフである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絹繊維、絹粉体物等のタンパク質材料を
    基材に使用し、この基材とキトサンとを複合化してなる
    ことを特徴とするキトサンとタンパク質材料との複合素
    材。
  2. 【請求項2】 タンパク質材料として天然の絹繊維、絹
    粉体、絹顆粒状物、絹ゲル状物を使用し、これらタンパ
    ク質材料を使用しあるいは含んだシート体にキトサンを
    被着しあるいは含浸させたことを特徴とする請求項1記
    載のキトサンとタンパク質材料との複合素材。
  3. 【請求項3】 タンパク質材料として天然の絹繊維を用
    いた不織布を使用し、この不織布にキトサンを被着ある
    いは含浸させてなることを特徴とする請求項1記載のキ
    トサンとタンパク質材料との複合素材。
  4. 【請求項4】 キトサンとともにアパタイト、ゼオライ
    ト、活性炭及び吸水性高分子等の無毒性の吸着材料を混
    合して複合化したことを特徴とする請求項1、2または
    3記載のキトサンとタンパク質材料との複合素材。
JP6045707A 1994-03-16 1994-03-16 キトサンとタンパク質材料との複合素材 Pending JPH07258972A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6045707A JPH07258972A (ja) 1994-03-16 1994-03-16 キトサンとタンパク質材料との複合素材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6045707A JPH07258972A (ja) 1994-03-16 1994-03-16 キトサンとタンパク質材料との複合素材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07258972A true JPH07258972A (ja) 1995-10-09

Family

ID=12726836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6045707A Pending JPH07258972A (ja) 1994-03-16 1994-03-16 キトサンとタンパク質材料との複合素材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07258972A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100500534B1 (ko) * 2002-11-06 2005-07-12 텍산메드테크(주) 다기능성 수산화아파타이트/키토산 복합 섬유 및 그의제조방법
EP1754495A2 (en) 2005-08-19 2007-02-21 Sun Medical Technology Research Corporation Sheet-like covering member used for implant medical device
US7713351B2 (en) 2004-01-28 2010-05-11 Macrocrystal Oy Method for crystallization of proteins using polysaccharides
JP2014158929A (ja) * 2006-01-13 2014-09-04 3M Innovative Properties Co 銀含有抗微生物物品及び製造方法
CN104264472A (zh) * 2014-09-25 2015-01-07 苏州印丝特纺织数码科技有限公司 一种蚕丝织物防腐抗菌整理方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04279678A (ja) * 1991-03-07 1992-10-05 Momoki Nakagawa キトサンを含有する塗布剤の製法
JPH055273A (ja) * 1991-06-28 1993-01-14 Unitika Ltd 親水性を有する抗皮膚炎症性・抗菌抗カビ防臭性長繊維不織布
JPH05148758A (ja) * 1991-11-27 1993-06-15 Unitika Ltd 抗菌抗カビ防臭性繊維および布帛
JPH05184647A (ja) * 1992-01-14 1993-07-27 Osaka Filter Kogyo Kk 抗菌加工方法
JPH05186945A (ja) * 1992-01-13 1993-07-27 Fuji Spinning Co Ltd 不織布

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04279678A (ja) * 1991-03-07 1992-10-05 Momoki Nakagawa キトサンを含有する塗布剤の製法
JPH055273A (ja) * 1991-06-28 1993-01-14 Unitika Ltd 親水性を有する抗皮膚炎症性・抗菌抗カビ防臭性長繊維不織布
JPH05148758A (ja) * 1991-11-27 1993-06-15 Unitika Ltd 抗菌抗カビ防臭性繊維および布帛
JPH05186945A (ja) * 1992-01-13 1993-07-27 Fuji Spinning Co Ltd 不織布
JPH05184647A (ja) * 1992-01-14 1993-07-27 Osaka Filter Kogyo Kk 抗菌加工方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100500534B1 (ko) * 2002-11-06 2005-07-12 텍산메드테크(주) 다기능성 수산화아파타이트/키토산 복합 섬유 및 그의제조방법
US7713351B2 (en) 2004-01-28 2010-05-11 Macrocrystal Oy Method for crystallization of proteins using polysaccharides
EP1754495A2 (en) 2005-08-19 2007-02-21 Sun Medical Technology Research Corporation Sheet-like covering member used for implant medical device
JP2014158929A (ja) * 2006-01-13 2014-09-04 3M Innovative Properties Co 銀含有抗微生物物品及び製造方法
US9289450B2 (en) 2006-01-13 2016-03-22 3M Innovative Properties Company Silver-containing antimicrobial articles and methods of manufacture
CN104264472A (zh) * 2014-09-25 2015-01-07 苏州印丝特纺织数码科技有限公司 一种蚕丝织物防腐抗菌整理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7709694B2 (en) Materials with covalently-bonded, nonleachable, polymeric antimicrobial surfaces
JP4481372B2 (ja) 殺菌性可塑性スポンジ材
JP6230994B2 (ja) ウイルス剤の送達
WO2013109004A1 (ko) 항균성 창상 피복재 및 그 제조방법
US20050033251A1 (en) Controlled release of biologically active substances from select substrates
JP2012533568A (ja) 抗菌物質を包含する粒子
CN1889983A (zh) 银涂料和制造方法
CN1833731A (zh) 一种抗菌医用敷料的制造方法及其用途
CN108310392B (zh) 一种医用氧化石墨烯抗菌剂的制备方法
US5336212A (en) Antiseptic and antifermentative sanitary towels particularly nappies and pants, for infants, women and incontinent adults
CN111068103B (zh) 一种手术伤口用长效抑菌凝胶敷料及其制备方法
Goldade et al. Antimicrobial fibers for textile clothing and medicine: current state
JPH07258972A (ja) キトサンとタンパク質材料との複合素材
JPH05124910A (ja) 殺菌消毒液及びこれを用いる殺菌消毒材
JP3637892B2 (ja) 抗菌性包材
JP4035009B2 (ja) ヨウ素含有物品の簡易製造方法、耐水性を有するヨウ素ガス徐放具およびそれらを用いた消毒システム。
CN109875762A (zh) 一种新型抗菌创可贴及其制备方法与应用
US9566363B2 (en) Microbicidal composite material
CN109289085B (zh) 一种制备亲水性聚氨酯银离子敷料的新方法
Reśliński et al. The influence of octenidine dihydrochloride on bacterial biofilm on the surface of a polypropylene mesh
CN111529682A (zh) 一种趋化抗菌纳米材料及其制备方法和应用
CN1301135C (zh) 一次性吸湿物品
KR200374915Y1 (ko) 나노실버가 함유된 일회용 밴드
US20240148932A1 (en) Wound dressing with preventive biofilm additive
Al-Hasnawi et al. Evaluation of Chitosan and Nano-chitosan Gel with and without 1% Silver Sulfadiazine as an Alternative for Burn Wound InfectionsTreatment in Albino Mice