JPH07258686A - 濃厚万能型液体洗剤組成物およびその使用法 - Google Patents

濃厚万能型液体洗剤組成物およびその使用法

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JPH07258686A
JPH07258686A JP6108502A JP10850294A JPH07258686A JP H07258686 A JPH07258686 A JP H07258686A JP 6108502 A JP6108502 A JP 6108502A JP 10850294 A JP10850294 A JP 10850294A JP H07258686 A JPH07258686 A JP H07258686A
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エス．ハーレー カリオピ
Jeffrey J Fisher
ジェイ．フィッシャー ジェフリー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 濃厚な万能型液体洗剤組成物およびその使用
法を提供する。 【構成】 本発明の濃厚な万能型液体洗剤組成物は、
（ａ）約１％〜約２０％の少なくとも１種のアニオン界
面活性剤、（ｂ）約１％〜約２０％の少なくとも１種の
非イオン性界面活性剤、（ｃ）約５％〜約６０％の、高
度に水溶性のグリコールエーテルおよびその混合物から
なる群より選ばれる溶剤、（ｄ）水を含む残部、を含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は濃厚な少量使用の万能型
液体洗剤組成物に関し、より詳細には、最終使用者によ
って最終使用者の好ましい強さに希釈されうる濃厚な少
量使用の万能型噴霧および拭き取り液体洗剤組成物に関
する。このような組成物の使用の方法も開示する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】本発
明の組成物および使用の方法はそのまま使用されるか、
または特定の仕事のために好ましい強さに最終使用者の
手によって希釈されるように設計された濃厚洗剤組成物
の専門分野に関する。このような濃厚洗剤組成物はあら
ゆる手動噴霧器、またはバケット希釈により適用され、
より好ましくは、米国特許第5,152,461 号および特許出
願番号第07/865,001号に記載されるように最終使用者の
許容される比に製品を希釈する取手付き噴霧器により適
用されうる。この両方の文献を引用によりここに取り入
れる。
【０００３】消費者使用のための濃厚洗剤を製造するこ
とは長期間望まれてきた。濃厚洗剤は困難な汚染物への
高い洗浄力、希釈されたときに経済的な溶液を提供し、
梱包および輸送コストを最小化する。多量使用の洗濯用
途のような特定の洗浄用途では、高界面活性剤レベルを
基礎とする濃厚配合物は当業界に知られ、適切な界面活
性剤およびハドロトロープの使用によってうまく製造さ
れてきた。同様に、高濃度での粉末配合剤は知られ、通
常、凝集化および同様の技術の使用によって製造され
る。
【０００４】同様に、少量使用の万能型洗剤は当業界に
知られる。例えば、米国特許第5,230,823 号は極端に純
粋なアルキルエトキシカルボキシレートを使用する少量
使用の液体洗剤組成物を開示し、それは任意に補助界面
活性剤および起泡増進剤を含む。米国特許第4,627,931
号は、硬質表面の洗浄のための希釈および濃厚組成物を
開示し、それはビルダーとの組み合わせで非イオン界面
活性剤および有機溶剤を含む。米国特許第3,882,038 号
は、界面活性剤、ビルダーおよびグリコールエーテル溶
剤を含む希釈および濃厚組成物を開示する。しかし、最
終使用者によって最終使用者の好ましい強さに希釈され
うる高濃度の万能型噴霧および拭き取り洗剤は当業界で
知られていない。これは、一部には、希釈性、表面およ
び汚染物の湿潤能、（濃淡の) 縞を生じないこと(no st
reaking)、素早い蒸発、良好な洗浄特性および家庭用製
品の安全基準への適合性のような幾つかの特性の消費者
製品における要求のためである。これらの万能型噴霧お
よび拭き取り洗剤への典型的なアプローチは低レベルの
補助界面活性剤およびビルダーとの組み合わせで中レベ
ルの水溶性溶剤の使用によって低濃厚型に製品を製造す
ることである。
【０００５】高濃厚型で万能型噴霧および拭き取り洗剤
の製造を試みるときにしばしば問題が起こる。素早く蒸
発する溶剤は、通常、低引火点を有する。これらの溶剤
の濃度を増加するとき、許容されない低引火点の配合の
組成物が製造される。また、通常、高い汚染物溶解力を
示す溶剤は、より低い蒸発速度を有す傾向があり、その
ことは、消費者にとって使用が困難で、且つ、洗浄され
ている表面上に縞を残しうる製品をもたらしうる。それ
故、特定の溶剤濃度を越えると、消費者に許容される濃
厚製品を配合することは困難であった。
【０００６】上記の問題への１つのアプローチは低濃度
の界面活性剤および溶剤を有する配合物中でビルダー塩
を使用し、それにより界面活性剤および溶剤の性能を向
上させることであった。このアプローチは良好な洗浄性
を提供し、塩が揮発性でないために、それらは組成物の
引火点を低下させない。しかし、縞形成はしばしばビル
ダー塩に固有であり、蒸発速度は、より低い。ビルダー
は実質的な環境上不利な点をも有する。
【０００７】当業界に知られる別のアプローチは、蒸発
性を向上させ、引火点を高めるための、より高いおよび
より低い揮発性の溶剤を組み合わせる溶剤ブレンドの使
用であった。しかし、高い蒸発速度および高い引火点の
両方を有する溶剤ブレンドは、しばしば界面活性剤およ
び水を含む製品配合物中で不安定性を示す。特に、高い
溶剤の万能型洗剤系は、通常、均質性の欠如に悩まさ
れ、このように、材料の均等な分散を得るために使用前
に製品を大規模に攪拌する必要が消費者にはあった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】第一の態様において、本
発明は、（ａ）約１％〜約２０％の少なくとも１種のア
ニオン界面活性剤、例えば、 アルキルエトキシスルフ
ェート、アルキルエトキシカルボキシレートおよびその
混合物、（ｂ）約１％〜約２０％の少なくとも１種の非
イオン界面活性剤、例えば、直鎖脂肪族アルコールエト
キシレート、ノニルフェノールエトキシレート、アルキ
ルポリグリコシドおよびその混合物、（ｃ）約５％〜約
６０％のエチレングリコールモノアルキルエーテル、プ
ロピレングリコールモノアルキルエーテルおよびその混
合物のうちの少なくとも１種から選ばれるグリコールエ
ーテル、および、（ｄ）水および他の添加剤を含む残
部、を含む高度に濃厚万能型洗剤組成物を開示する。
【０００９】第二の態様において、高度に濃厚な洗剤組
成物の使用方法は開示され、その方法は、最終使用者の
好ましい強さに洗剤組成物を希釈すること、洗剤組成物
を洗浄されようとする領域に適用すること、および液体
洗剤組成物をその領域から拭き取ること、の工程を含
む。
【００１０】本発明の組成物において、耐久性、溶液の
均一性、優れた洗浄性能、素早い蒸発、制限された縞お
よび許容されうる引火点を示す高度に濃厚な洗剤系はビ
ルダーを使用することなく、実質的に高いパーセントの
少なくとも１種のアニオン界面活性剤、少なくとも１種
の非イオン界面活性剤、およびグリコールエーテルを組
み合わせることによって製造されうることが驚くべきこ
とに判明した。本発明の組成物は、また、最終使用者
に、取っ手付き噴霧器で、またはバケット適用において
好ましい強さに組成物を希釈することを可能にする。本
発明の組成物は、洗濯、硬質表面洗浄および食器洗浄を
含む種々の洗浄用途に用いられるが、本発明の組成物
は、最もしばしば、万能の少量使用の噴霧および拭き取
り型家庭用硬質表面洗剤組成物として用いられることが
注目される。
【００１１】次の説明において、全てのパーセントは組
成物の重量基準である。第一の好ましい態様において、
濃厚な万能型液体洗剤組成物は少なくとも１種のアニオ
ン界面活性剤、少なくとも１種の非イオン界面活性剤、
グリコールエーテル溶剤、並びに水および他の任意の成
分を含む残部を含む。
【００１２】第二の好ましい態様において、濃厚な万能
型液体洗剤組成物によって硬質表面を洗浄するための方
法は、最終使用者に許容される強さに、約１：１〜約
１：２０の洗剤に対する水の比で水によって濃厚洗剤組
成物を希釈すること、液体洗剤組成物を洗浄されようと
する表面に適用すること、および液体洗剤組成物を表面
から拭き取ること、の工程を含む。主成分は次のパーセ
ント範囲で高度に濃厚な万能型液体洗剤組成物中に含ま
れる。
【００１３】 成分 好ましい範囲 より好ましい範囲 最も好ましい範囲 アニオン 約１％〜 約６％〜 約１０％〜 界面活性剤 約２０％ 約１６％ 約１４％ 非イオン 約１％〜 約８％〜 約１３％〜 界面活性剤 約２０％ 約１８％ 約１７％ グリコール 約５％〜 約２５％〜 約３５％〜 エーテル溶剤 約６０％ 約５５％ 約４５％ 水および他の 残部 残部 残部 任意の成分
【００１４】アニオン界面活性剤 アニオン界面活性剤は、それらの分子構造において、カ
ルボキシレート、スルホネート、およびホスホネートの
ようなアニオン可溶化基、；約８〜約２２個の炭素原子
を含むアルキル基、；およびナトリウムまたはカリウム
のようなアルカリ金属、カルシウムおよびマグネシウム
のようなアルカリ土類金属、およびアンモニウムもしく
は、例えば、メチル、ジメチル、トリメチル、および第
四アンモニウムカチオンを含む置換アンモニウムから選
ばれるカチオン部分を有する有機反応生成物の水溶性塩
として広く記載されている。洗剤組成物中に用いられて
きた実質的にあらゆる液体または液化性アニオン界面活
性剤は、本発明において用いられうる。本発明に有用な
アニオン界面活性剤または洗剤の包括的なリストおよび
議論はMcCutcheon's Detergents and Emulsifiers 1993
年刊誌および米国特許第3,929,678 号に見つけられ、
それを引用によりここに取り入れる。
【００１５】本発明に有用な好ましいアニオン界面活性
剤は脂肪族アルコールエトキシレートから誘導されるア
ニオン界面活性剤、特に、硫酸化材料またはクロロ酢酸
と反応させた脂肪族アルコールエトキシレートを含む。
本発明の１つの態様において、アニオン界面活性剤は、
一般式
【００１６】
【化２】
【００１７】を有するアルキルエトキシスルフェートの
群から選ばれる。好ましくは、アルキルエトキシスルフ
ェートはｘが約６〜約１４であり、ｙが約１〜約９であ
り、より好ましくは、ｘが約１０〜約１３であり、ｙが
約３〜約９である群より選ばれる。アルキルエトキシス
ルフェートは約１％〜約２０％の範囲で存在し、より好
ましくは約６〜約１６％の範囲で存在する。最も好まし
くは、アルキルエトキシスルフェートは約１０％〜約１
４％で存在し、約１１％〜約１３％が最適である。Ｍ+
は好ましくはアルカリ金属イオンであり、最も好ましく
はナトリウムである。
【００１８】本発明の別の態様において、アニオン界面
活性剤は一般式
【００１９】
【化３】
【００２０】を有するアルキルエトキシカルボキシレー
トの群より選ばれる。好ましくは、ルキルエトキシカル
ボキシレートはｘが約６〜約１４であり、ｙが約１〜約
９であり、より好ましくは、ｘが約１０〜約１３であ
り、ｙが約３〜約７である群より選ばれる。最も好まし
くはｘは約１０〜約１３であり、ｙは７である。好まし
くは、Ｍ+ は好ましくはナトリウムまたはカリウムのよ
うなアルカリ金属イオンであるか、またはアンモニウム
もしくはトリエタノールアンモニウム、モノエタノール
アンモニウムもしくはジイソプロパノールアンモニウム
のような低級アルカノールアンモニウムである。最も好
ましくはＭ+ はナトリウムである。
【００２１】本発明に有用でありうるアルキルエトキシ
カルボキシレートの例は、制限するわけではないが、ナ
トリウムブチルエトキシ−３カルボキシレート、ナトリ
ウムヘキシルエトキシ−４カルボキシレート、ナトリウ
ムラウリルエトキシ−５カルボキシレート、ナトリウム
ラウリルエトキシ−６カルボキシレート、ナトリウムラ
ウリルエトキシ−８カルボキシレート、ナトリウムラウ
リルエトキシ−１１カルボキシレート、ナトリウムラウ
リルエトキシ−１３カルボキシレート、ナトリウムトリ
デシルエトキシ−３カルボキシレート、ナトリウムトリ
デシルエトキシ−６カルボキシレート、ナトリウムトリ
デシルエトキシ−７カルボキシレート、ナトリウムトリ
デシルエトキシ−１９カルボキシレート、ナトリウムカ
プリルエトキシ−４カルボキシレート、ナトリウムカプ
リルエトキシ−６カルボキシレート、ナトリウムカプリ
ルエトキシ−９カルボキシレート、ナトリウムカプリル
エトキシ−１３カルボキシレート、ナトリウムセチルエ
トキシ−１３カルボキシレート、ナトリウムＣ12-15 パ
ラフィンエトキシ−６カルボキシレート、ナトリウムＣ
12-15 パラフィンエトキシ−７カルボキシレート、ナト
リウムＣ14-15 パラフィンエトキシ−８カルボキシレー
ト、ナトリウムＣ14-15 パラフィンエトキシ−８カルボ
キシレート、ナトリウムイソステアリルエトキシ−６カ
ルボキシレート、および酸の形を含む。最も好ましいナ
トリウムＣ12-15 パラフィンエトキシ−７カルボキシレ
ートは約５８〜６２％の固体、約１０％の水溶液におい
て約７〜８．５のｐＨ、水において約１０％より高い溶
解度を有し、約５〜１０％のエトキシル化アルコールお
よび約４０〜約６０％のアルキルエトキシカルボキシレ
ートの混合物である。最も好ましいアルキルエトキシカ
ルボキシレートの例はFinetex Corporation によりSURF
INE WLG の商標で販売されている。
【００２２】組成物中に存在するアルキルエトキシカル
ボキシレートの量は好ましくは約１〜約２０重量％の範
囲であり、より好ましくは約６〜約１６重量％の範囲で
ある。最も好ましくはアルキルエトキシカルボキシレー
トは約１０〜約１４％で存在し、約１１％〜約１３％が
特に好ましい。
【００２３】非イオン界面活性剤 最も一般的に、非イオン界面活性剤はアルキレンオキシ
ド（親水性の性質）と、通常に脂肪族またはアルキル芳
香族の性質である有機疎水性化合物との縮合によって製
造される化合物である。あらゆる特定の疎水性化合物と
縮合する親水性またはポリオキシアルキレン部分の長さ
は容易に調整されて、望ましい程度の親水性および疎水
性要素バランスを有する水溶性化合物を生じうる。他の
種類の非イオン界面活性剤はアミンオキシド、ホスフィ
ンオキシドおよびスルホキシドに代表される半極性非イ
オンである。実質的にあらゆる液体および液化可能な非
イオン界面活性剤は本発明において用いられうる。非イ
オン界面活性剤の包括的なリストおよび議論はMcCutche
on's Detergents and Emulsifiers 1993 年刊誌および
Schwartz, Perry およびBerch によるテキストブックSu
rface Active Agents, Vol 2 (Inter. Science Publish
ers, 1958)に見られる。制限することなく、本発明に用
いられうる更なる非イオン界面活性剤は、米国特許第3,
929,678 号に記載され、それを引用によりここに取り入
れる。
【００２４】本発明に有用な非イオン界面活性剤の例
は、制限するわけではないが、下記を含む。 １．アルキルフェノールのポリエチレンオキシド縮合物 これらの化合物は炭素数１〜１５、好ましくは４〜５個
のアルキル部分を直鎖または分枝鎖コンフィグレーショ
ン中に有するアルキルフェノールと、アルキルフェノー
ル１モル当たり１〜２５、好ましくは１〜９モルのエチ
レンオキシドとの縮合生成物を含む。このような化合物
中のアルキル置換基は、例えば、重合されたプロピレ
ン、ジイソブチレン等から誘導されうる。この種の化合
物の例は、ノニルフェノール１モル当たり約９．５モル
のエチレンオキシドと縮合したノニルフェノール、；フ
ェノール１モル当たり約１２モルのエチレンオキシドと
縮合したドデシルフェノール、；フェノール１モル当た
り約１５モルのエチレンオキシドと縮合したジノニルフ
ェノール、を含む。市販のこの種の非イオン界面活性剤
はGAF Corporation より販売されるIGEPAL（商標）CO-6
10、；およびRohm and Haas Company から全て販売され
るTRITON（商標）45、114 、100 および102 を含む。
【００２５】２．１〜２５、好ましくは５〜１６モルの
エチレンオキシドと脂肪族アルコールの縮合生成物 脂肪族アルコールのアルキル鎖は直鎖または分枝鎖であ
ってよく、第一または第二であってもよく、一般に約６
〜２２個の炭素原子を含む。このようなエトキシ化アル
コールの例は、ミリスチルアルコール１モル当たり約１
０モルのエチレンオキシドと縮合したミリスチルアルコ
ールの縮合生成物、；および約９モルのエチレンオキシ
ドのヤシ油アルコール（１０〜１４個の炭素原子の長さ
で変化するアルキル鎖を有する脂肪族アルコールの混合
物）との縮合生成物を含む。この種の市販の非イオン界
面活性剤の例はUnion Carbide Corporation により販売
されるTergitol（商標）15-S-9、Shell Corporation か
ら販売されるNEDOL （商標）23-6.5を含む。
【００２６】３．６〜３０個の炭素原子を含む疎水基お
よび約１〜約１０個のサッカリド単位を含むポリサッカ
リドを有するアルキルポリサッカリド ５〜６個の炭素原子を含むあらゆる還元サッカリドは用
いられてよく、例えば、グルコース、ラクトース、ガラ
クトースおよびガラクトシル部分はグルコシル部分の代
わりに用いられうる。疎水基は２，３および４−位で結
合されることができ、このように、グルコシドまたはグ
ラクトシドの反対側にグルコースおよびガラクトースを
与える。サッカリド間の結合は先行のサッカリド単位の
の２−、３−、４−および／または６−位および更なる
サッカリド単位の１位の間でありうる。任意に、そして
望ましくはないが、疎水性部分とポリサッカリド部分を
結合するポリアルキレンオキシド鎖は存在しうる。好ま
しいアルキレンオキシドはエチレンオキシドである。典
型的な疎水基は、飽和または不飽和の分枝鎖または非分
枝鎖の約６〜約１８個、より好ましくは約８〜１６個、
最も好ましくは約９〜１０個の炭素原子を含むアルキル
基を含む。適切なアルキルポリサッカリドは、オクチ
ル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシ
ル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプ
タデシルおよびオクタデシル、トリ−、テトラ−、ペン
タ−およびヘキサグリコキシド、ガラクチシド、ラクト
ース、ラクトシド、グルコース、フルクトシド、フルク
トース、および／またはガラクトースである。この種の
市販の非イオン界面活性剤はHenkel Corporationにより
製造されるGLUCOPON（商標）225CS およびGLUCOPON（商
標）425 を含む。
【００２７】４．プロピレンオキシドおよびエチレンジ
アミンの反応からの生成物とエチレンオキシドとの縮合
生成物 これらの生成物の疎水性部分は、エチレンジアミンおよ
び過剰のプロピレンオキシドの反応生成物からなり、こ
の部分は約２，５００〜約３，０００の分子量を有す
る。この疎水性部分は、縮合生成物が約４０〜約８０重
量％のポリオキシエチレンを含み、約５，０００〜約１
１，０００の分子量を有する程度にエチレンオキシドと
縮合される。この種の非イオン界面活性剤の例はWyando
t ChemicalCorporationにより販売されるある種の市販
のTECTRONIC （商標）化合物を含む。
【００２８】５．１０〜１８の炭素数の１個のアルキル
部分並びに１〜３個の炭素原子を含むアルキル基および
ヒドロキシアルキル基からなる群より選ばれる２個の部
分を含む水溶性アミンオキシド、；約１０〜約１８個の
炭素数の１個のアルキル部分並びに１〜３個の炭素原子
を含むアルキル基およびヒドロキシアルキル基からなる
群より選ばれる２個の部分を含む水溶性ホスフィンオキ
シド、；および、１０〜１８の炭素数の１個のアルキル
部分並びに１〜３個の炭素原子を含むアルキル基および
ヒドロキシアルキル基からなる群より選ばれる１個の部
分を含む水溶性スルホキシド、を含む半極性非イオン洗
浄界面活性剤。
【００２９】６．プロピレンオキシドとプロピレングリ
コールとの縮合により形成される疎水性塩基とエチレン
オキシドの縮合混合物 これらの化合物の疎水性部分は約１，５００〜約１，８
００の分子量を有し、水溶性を示す。この疎水性部分へ
のポリオキシエチレン部分の付加は全体として分子の水
溶性を増加する傾向があり、生成物の液特性は、ポリオ
キシエチレンの含有率が縮合生成物の総重量の約５０％
であるところまで保持されるであろう。これは約４０モ
ルまでのエチレンオキシドの縮合に対応する。この種の
化合物の例はWyandot Chemical Corporationにより販売
されるある種の市販のPLURONIC（商標）界面活性剤を含
む。
【００３０】７．式Ｒ7 −ＣＯ−ＮＲ8 Ｒ8 を有する脂
肪酸アミド洗浄界面活性剤であって、Ｒ7 は７〜２１
個、好ましくは９〜１７個の炭素原子を含むアルキル基
であり、各Ｒ8 は水素、１〜４個の炭素原子を有するア
ルキル基、１〜４個の炭素原子を有するヒドロキシアル
キル基および−（Ｃ2 Ｈ4 Ｏ）n Ｈであり、ここでｎは
１〜３であり、好ましくは１である。本発明に有用なよ
り好ましい非イオン界面活性剤は、脂肪族アルコールエ
トキシレート、ノニルフェノールエトキシレート、アル
キルポリグリコキシド、およびその混合物を含み、アル
キルポリグリコキシドが最も好ましい。本組成物中で有
用な最も好ましいアルキルポリグリコキシドは、式
【００３１】ＲＯ（ＣM Ｈ2MＯ）t （グルコシル）x
【００３２】を有し、ここで、Ｒはアルキル、アルキル
フェノール、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシアルキル
フェノールおよびその混合物からなる群より選ばれ、こ
こで、前記のアルキル基は約６〜約１８個の炭素原子、
より好ましくは約８〜約１６個の炭素原子、最も好まし
くは約９〜約１０個の炭素原子を含み、；ｔは０〜１
０、好ましくは０であり、；およびｘは約１〜約５個、
好ましくは約１〜約３個、最も好ましくは約１．５〜約
２．７個の炭水化物単位である。グリコシルは好ましく
はグルコースから誘導される。本発明に有用な代表的な
アルキルポリグリコシドの例はHenkel Corporationによ
り製造されるGLUCOPON（商標）225CS およびGLUCOPON
（商標）425 の商標で販売される。８〜１０個のアルキ
ル鎖が存在し、９．１の平均のアルキル鎖長、１３．６
のＨＬＢ、約６５％の活性剤、および１％以下の遊離脂
肪族アルコールを有するGLUCOPON（商標）225CS は最も
好ましい。
【００３３】非イオン界面活性剤は約１％〜約２０％、
より好ましくは約８％〜約１８％、最も好ましくは約１
３％〜約１７％の範囲で存在し、約１４％〜約１６％が
最適である。最も好ましくは、この範囲で存在する非イ
オン界面活性剤はアルキルポリグリコキシドである。
【００３４】溶剤 本発明の濃厚な万能型洗剤組成物は約５〜約６０重量％
の範囲で溶剤をも含みうる。適切な水溶性溶剤の制限し
ない例は、エチレングリコールモノアルキルエーテル、
プロピレングリコールモノアルキルエーテル、イソプロ
ピレングリコールモノアルキルエーテル、ジエチレング
リコールモノアルキルエーテル、ジプロピレングリコー
ルモノアルキルエーテル、トリプロピレングリコールモ
ノアルキルエーテルおよびその混合物を含む高度に水溶
性のグルコールエーテルを含む。より好ましくは、本発
明の溶剤混合物は、エチレングリコールモノアルキルエ
ーテル、プロピレングリコールモノアルキルエーテルお
よびその混合物を含む。最も好ましくは、溶剤はエチレ
ングリコールｎ−ブチルエーテル、プロピレングリコー
ルメチルエーテル、プロピレングリコールプロピルエー
テルおよびプロピレングリコールｎ−ブチルエーテルお
よびその混合物のうちの少なくとも１種を含む。
【００３５】グリコールエーテル溶剤は活性剤中に約５
〜６０％の範囲、より好ましくは約２５％〜５５％の範
囲で存在する。最も好ましくは、グリコールエーテル溶
剤は活性剤中に約３５％〜４５％の範囲で存在し、３６
％〜３８％が最適である。
【００３６】グリコールエーテル溶剤が、エチレングリ
コールモノアルキルエーテルおよびプロピレングリコー
ルモノアルキルエーテルの混合物を含むときは、好まし
くは溶剤混合物は約５％〜約６０％のエチレングリコー
ルｎ−ブチルエーテル、約５％〜約６０％プロピレング
リコールメチルエーテル、約５％〜約６０％プロピレン
グリコールプロピルエーテル、約１％〜約１０％プロピ
レングリコールｎ−ブチルエーテルおよびその混合物の
うちの少なくとも１種を含む。より好ましくは、グリコ
ールエーテル溶剤混合物がエチレンおよびプロピレング
リコールモノアルキルエーテルの混合物を含むときに、
グリコールエーテル溶剤混合物は約１％〜約３０％のエ
チレングリコールｎ−ブチルエーテル、約１％〜約２０
％プロピレングリコールメチルエーテル、約１％〜約２
０％プロピレングリコールプロピルエーテル、約１％〜
約２０％プロピレングリコールｎ−ブチルエーテルを含
む。最も好ましい態様において、エチレングリコールｎ
−ブチルエーテルは約９％〜約１２％の範囲で存在し、
プロピレングリコールメチルエーテルは約９％〜約１２
％の範囲で存在し、プロピレングリコールプロピルエー
テルは約１４％〜約１６％の範囲で存在し、プロピレン
グリコールｎ−ブチルエーテルは約３％〜約５％の範囲
で存在する。本発明に有用なグリコールエーテルの例は
Dow ChemicalCompanyによりDOWANOL （商標）EBの商標
で販売のエチレングリコールｎ−ブチルエーテル、Dow
Chemical CompanyによりDOWANOL （商標）PNP の商標で
販売のプロピレングリコールプロピルエーテル、および
Dow Chemical CompanyによりDOWANOL （商標）PNB の商
標で販売のプロピレングリコールｎ−ブチルエーテルを
含む。
【００３７】任意の成分 本発明の万能型洗剤組成物は、通常の補助剤、希釈剤お
よび他の界面活性剤、例えば、カチオン性、両性、およ
び両性イオン界面活性剤、染料、香料、保存剤、起泡調
整または抑制剤等を含む洗剤組成物中で従来的に用いら
れる通常の添加剤によって組成物の有利な特性を減じる
ことなく補助されうる。組成物は約１０％までのこれら
の任意の成分を含みうる。本発明の組成物は約０〜約１
％の染料を含むことが好ましく、最も好ましくは約０．
００１〜０．００２の青色染料を含む。組成物はビルダ
ーを含まないことが最も好ましい。
【００３８】軟質または脱イオン水のような処理水また
は水道水のような未処理水は濃厚な万能型液体洗剤中の
残部として含みうる。従って、好ましい態様の組成物は
濃厚な液体洗剤組成物１００部当たり約９０％〜約０％
部の水を含みうる。
【００３９】製造方法 本発明の濃厚な万能型液体洗剤組成物は組成物の混合ま
たはブレンドのような標準製造法によって製造され、通
常、選択された成分に適切な添加順序および温度で、タ
ービン、プロペラ、インペラー等により提供される低ま
たは高剪断混合によって混合容器に成分を逐次的に添加
することによって製造される。１つの例において、必要
な水、次いで望ましい溶剤、望ましい界面活性剤、次い
で望ましい任意の成分は周囲温度で連続低速混合されな
がら混合容器に加えられる。
【００４０】使用手順 濃厚な万能型液体洗剤組成物は濃厚な製品としてそれ自
体で使用され、洗浄されようとする領域に直接的に適用
されてよく、または最初に最終使用者の好ましい強さに
水で希釈されてよい。この希釈はバケットもしくは他の
容器中または噴霧型洗浄器に入れられるときの梱包作業
の間に行われうる。最も好ましくは、最終使用者による
希釈は、約１：１〜約１：２０の洗剤対水の比であり、
例えば、米国特許第5,152,461 号および特許出願番号第
07/865,001号に記載されるように希釈は噴霧洗浄器適用
において行われ、これらを引用によりここに取り入れ
る。この後者の方法を用いるときに、万能型液体洗剤は
ボトル中に濃厚液の形で入れられ、水で充満された別の
ボトルを含む噴霧装置に取り付けられる。最終使用者
は、単に噴霧器の濃度比を操作し、洗浄されようとする
表面に洗剤組成物を適用し、その後、前記の表面から洗
剤組成物を拭き取る。
【００４１】
【実施例】実施例１ 次の実施例は説明および記述の方法として提供され、本
発明の範囲を制限するものと解釈されるべきでない。
【００４２】次の実施例において、用いられる略号は次
の記載を表す。ＳＰＣ−Finetex Corporation によりSU
RFINE （商標）WLG の商標で販売されるナトリウムパラ
フィンエトキシ−７カルボキシレート、ＡＰＧ−Henkel
CorporationによりGLUCOPON（商標）225CS の商標で販
売されるアルキルポリグリコキシド、ＳＰＳ−Shell Ch
emical CorporationによりNEDOL （商標）25-3S の商標
で販売されるナトリウムパラフィンエトキシ-25 スルフ
ェート、ＦＡＥ−Shell Chemical CorporationによりNE
DOL （商標）1-7 の商標で販売される脂肪族アルコール
エトキシレート、ＥＢ−Dow Chemical CompanyによりDO
WNOL（商標）EBの商標で販売されるエチレングリコール
ｎ−ブチルエーテル、ＰＭ−Dow Chemical Companyによ
りDOWNOL（商標）PMの商標で販売されるプロピレングリ
コールメチルエーテル、ＰＮＢ−Dow Chemical Company
によりDOWNOL（商標）PNB の商標で販売されるプロピレ
ングリコールｎ−ブチルエーテル、ＰＧＰ−Dow Chemic
al CompanyによりDOWNOL（商標）PNP の商標で販売され
るプロピレングリコールプロピルエーテル、ＥＤＴＡ−
洗剤系中にビルダーとして用いられるエチレンジアミン
テトラ酢酸、ＮａＣ−洗剤系中にビルダーとして用いら
れる炭酸ナトリウム、ＮａＰ−洗剤系中にビルダーとし
て用いられるナトリウムトリホスフェート、Ｄｙｅ−反
応性青色染料４１、ＦＲＧ−芳香剤、Ｈ2 Ｏ−水であ
る。
【００４３】次の液体組成物１〜１２は、室温で標準混
合容器中、製造方法において規定した順序で次の成分を
混合することによって製造された。 組成物１〜７ 成分 １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ SPC 12.0 12.0 12.0 12.0 12.0 20.0 12.0 APG 15.0 15.0 15.0 15.0 15.0 20.0 15.0 SPS --- --- --- --- --- --- --- FAE --- --- --- --- --- --- --- EB 9.5 --- 30.0 10.0 10.0 5.0 9.5 PGP 15.0 20.0 --- 15.0 15.0 5.0 15.0 PM 10.0 20.0 10.0 --- 10.0 5.0 10.0 PNG 3.0 10.0 10.0 10.0 --- 5.0 3.0 EDTA --- --- --- --- --- --- 10.0 NaC --- --- --- --- --- --- --- NaP --- --- --- --- --- --- --- Dye --- --- --- --- --- --- --- FRG --- --- --- --- --- --- --- H2O 35.5 23.0 23.0 38.0 38.0 40.0 25.5
【００４４】 組成物８〜１４ １３ １４成分 ８ ９ １０ １１ １２ (WIPEOUT 商標) （KITCHENSAFE 商標 ） SPC 12.0 12.0 --- --- 12.0 APG 15.0 15.0 --- 15.0 --- SPS --- --- 12.0 12.0 --- FAE --- --- 15.0 --- 15.0 EB 9.5 9.5 9.5 5.0 5.0 PGP 15.0 15.0 15.0 5.0 5.0 PM 10.0 10.0 10.0 5.0 5.0 PNG 3.0 3.0 3.0 5.0 5.0 EDTA --- --- --- --- --- NaC 10.0 --- --- --- --- NaP --- 10.0 --- --- --- Dye --- --- .01 --- .001 FRG --- --- --- .05 .050 H2O 25.5 25.5 35.49 52.95 52.949
【００４５】組成物１は本発明の最も好ましい態様を代
表する。組成物１〜６および１０〜１２は高い量の溶剤
および界面活性剤を含み、ビルダーを含まないが、驚く
べきことに均質で容易に分散され、優れた洗浄性を提供
することが分かった。
【００４６】 安定性（組成物１〜７）組成物 １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ 安定性 良好 許容 許容 許容 良好 良好 非許容 安定性（組成物８〜１４）組成物 ８ ９ １０ １１ １２ １３ １４ 安定性 非許容 非許容 良好 良好 良好 良好 良好
【００４７】組成物１〜１４の安定性は、約１００ｇの
組成物をガラス容器に入れ、その後、１２０°Ｆ（４９
℃）で３日間ガラス容器中に保存することによって評価
された。それから、試料は分離の兆候、沈降物または他
のグロスの物理不安定性を調査された。３つの等級は用
いられた。「良好」は室温で安定であって、１２０°Ｆ
（４９℃）で安定、；「許容」は室温で安定であって、
１２０°Ｆ（４９℃）で不安定、；「非許容」は室温で
不安定、である。
【００４８】組成物１、５、６および１０〜１２は、良
好な安定性を有し、組成物２〜４は許容される安定性を
有することが判明した。洗剤ビルダーを含む組成物７〜
９は溶液中で分離し、許容されない安定性を有すること
が判明した。組成物７〜９は即座に分離したので、それ
らの更なる試験は不可能であった。在庫から直ぐに入手
される予備希釈された製品を表す組成物１３および１４
は良好な安定性を有することが判明した。
【００４９】 汚染物除去（組成物１〜７）組成物 １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ 汚染物除去 ４．０ ４．５ ４．５ ４．５ ３．５ ３．０ − 汚染物除去（組成物１〜１４）組成物 ８ ９ １０ １１ １２ １３ １４ 汚染物除去 − − ４．５ ２．５ ３．０ ２．０ １．５
【００５０】組成物１〜６および１０〜１４は次の方法
によって汚染物除去の試験をされた。サンフォード永久
マーカー（Sanford permanent marker) を用いて不透明
チャート（Leneta Corporation Form 5C) の白色部分を
横切って約１．５インチ（３．８ｃｍ）直径の３つの中
空でない円を描いた。それから、１個の円当たり３つの
スプレーを用いて各円上にボトルスプレーから組成物を
適用した。製品を３０秒間浸らせ、その後、３つの円は
インクが更に除去されなくなるまでペーパータオルで擦
られた。チャートは、その後、流水で濯がれ、エキスパ
ートグレーダー対確立された標準（１＝除去されないお
よび５＝完全な除去である）によって等級化された。組
成物１〜４および組成物１０は優れた除去能力を有する
ことが判明した。組成物５、６、１１および１２は良好
な除去特性を有し、在庫から直ぐに入手される予備希釈
された製品を表す組成物１３および１４は不充分から良
好な範囲の除去特性を有した。
【００５１】 蒸発率（組成物１〜７）組成物 １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ 蒸発速度 ２．１ ３．１ ２．１ ２．２ ２．５ ２．８ − 蒸発率（組成物８〜１４）組成物 ８ ９ １０ １１ １２ １３ １４ 蒸発速度 − − ２．５ ２．４ ３．９ ３．２ ２．６
【００５２】組成物１〜６および組成物１０〜１４は次
のように蒸発速度を評価された。２．５ｇの各組成物は
アルミニウムパンに入れられ、その後、パンはDenver M
oisture Balance Model. IR100中に１０７℃において入
れられた。試料からの重量損失は６分間モニターされ
た。試料の総重量損失は、同条件で脱イオン水に観測さ
れる重量損失によって除算され、蒸発率を算出した。よ
り高い蒸発率は好ましく、約２．０以上が本適用に許容
される。上記の蒸発率は観測され、在庫から直ぐに入手
される高度に希釈された噴霧洗剤製品と比較された。組
成物１〜６および１０〜１２は多量の界面活性剤および
溶剤を含むけれども在庫から直ぐに入手される予備希釈
された製品に匹敵する許容される蒸発率を有することが
判明した。
【００５３】 縞（組成物１〜７）組成物 １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ 縞 ２ ３ ２ ２ ３ ２ − 縞（組成物８〜１４）組成物 ８ ９ １０ １１ １２ １３ １４ 縞 − − ４ ３ ４ １ ４
【００５４】組成物１〜６および組成物１０〜１４は縞
（Streaking)に関しても測定された。４インチ（１０．
２ｃｍ）四方のガラスプレートを各組成物の２つの噴霧
器で噴霧し、ペーパータオルで拭き取り乾燥した。それ
から、ガラスプレートは縞の測定のためのASTM D3556 8
5 試験法に規定されるように軽量箱中でエキスパートグ
レーダーによって等級化され、０＝縞なしおよび１０＝
酷い縞のスケールで等級化された。組成物１〜６および
１０〜１２は殆ど縞のない良好な品質を示した。在庫か
ら直ぐに入手される予備希釈された製品である組成物１
３および１４は殆ど縞のない良好な品質を示した。
【００５５】 希釈（組成物１〜７） 組成物１の希釈 １：０ １：１ １：２ １：５ 1：10 1：20 1:50 0:1 縞 ２ ２ １ １ １ １ １ １ 汚染物除去 4.0 2.5 2.0 1.5 1.5 1.5 1.0 1.0
【００５６】組成物１は種々の比で希釈された形で入れ
られ、その後、上記の方法で縞および汚染物除去に関し
て再び試験された。1:20を越える希釈でも低い縞を与え
る洗剤の利点を持続した。
【００５７】 引火点（組成物１〜７）組成物 １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ 引火点 148 137 164 165 147 156 − 引火点（組成物８〜１４）組成物 ８ ９ １０ １１ １２ １３ １４ 引火点 − − 139 141 160 110 145
【００５８】装置に添付された指示書に記載されるよう
にSetaFlash 引火点測定器で引火点を測定した。組成物
１〜６および１０〜１２は、高度に希釈された製品１３
の引火点より高い許容される製品の引火点を示した。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ１１Ｄ 17/08 (72)発明者 ジェフリー ジェイ．フィッシャー アメリカ合衆国，ミシガン 49505，グラ ンド ラピッズ，ノース イースト，サミ ットビュー 3936

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 （ａ）約１％〜約２０％の少なくとも１
    種のアニオン界面活性剤、（ｂ）約１％〜約２０％の少
    なくとも１種の非イオン界面活性剤、（ｃ）約５％〜約
    ６０％の、高度に水溶性のグリコールエーテルおよびそ
    の混合物からなる群より選ばれる溶剤、および、（ｄ）
    水を含む残部、を含む濃厚万能型液体洗剤組成物。
  2. 【請求項２】 前記のアニオン界面活性剤がアルキルエ
    トキシスルフェート、アルキルエトキシカルボキシレー
    トおよびその混合物からなる群より選ばれる請求項１に
    記載の濃厚万能型液体洗剤組成物。
  3. 【請求項３】 前記のアニオン界面活性剤がＣ8 −Ｃ16
    アルキル基および１〜９モルのエチレンオキシドを含む
    アルキルエトキシスルフェートおよびその混合物からな
    る群より選ばれる請求項２に記載の濃厚万能型液体洗剤
    組成物。
  4. 【請求項４】 前記のアニオン界面活性剤が式 【化１】 （ここで、ｘは約８〜約１６であり、ｙは約１〜約９で
    あり、Ｍ+ はアルカリ金属イオンである。）のアルキル
    エトキシカルボキシレートである請求項２に記載の濃厚
    万能型液体洗剤組成物。
  5. 【請求項５】 前記のアルキルエトキシカルボキシレー
    トがナトリウムＣ12−Ｃ15パラフィンエトキシ−７カル
    ボキシレートである請求項４に記載の濃厚万能型液体洗
    剤組成物。
  6. 【請求項６】 前記のナトリウムＣ12−Ｃ15パラフィン
    エトキシ−７カルボキシレートが約６％〜約１６％の範
    囲で存在する請求項５に記載の濃厚万能型液体洗剤組成
    物。
  7. 【請求項７】 前記の非イオン界面活性剤が、脂肪族ア
    ルコールエトキシレート、ノニルフェノールエトキシレ
    ート、アルキルポリグリコシドおよびその混合物からな
    る群より選ばれる請求項１に記載の濃厚万能型液体洗剤
    組成物。
  8. 【請求項８】 前記の非イオン界面活性剤が、１分子当
    たり１〜３個の炭水化物単位を有するＣ8 −Ｃ16アルキ
    ル基を有するアルキルポリグリコキシドである請求項１
    に記載の濃厚万能型液体洗剤組成物。
  9. 【請求項９】 前記の非イオン界面活性剤が、平均でＣ
    9 −Ｃ10のアルキル基を含み、１分子当たり平均で１．
    ５〜２．７の炭水化物単位を有するアルキルポリグリコ
    キシドである請求項１に記載の濃厚万能型液体洗剤組成
    物。
  10. 【請求項１０】 前記のアルキルポリグリコキシドが約
    ８％〜約１８％の範囲で存在する請求項９に記載の濃厚
    万能型液体洗剤組成物。
  11. 【請求項１１】 前記の組成物が最終使用者によって約
    １：１〜約１：２０の洗剤組成物対水の比で希釈されう
    る請求項１に記載の濃厚万能型液体洗剤組成物。
  12. 【請求項１２】 前記の溶剤がエチレングリコールモノ
    アルキルエーテル、プロピレングリコールモノアルキル
    エーテルおよびその混合物からなる群より選ばれる請求
    項１に記載の濃厚万能型液体洗剤組成物。
  13. 【請求項１３】 前記のグリコールエーテル溶剤が、約
    ５％〜約６０％のエチレングリコールｎ−ブチルエーテ
    ル、約５％〜約６０％のプロピレングリコールメチルエ
    ーテル、約５％〜約６０％のプロピレングリコールエー
    テル、約１％〜約１０％のプロピレングリコールｎ−ブ
    チルエーテルおよびその混合物からなる群より選ばれる
    請求項１２に記載の濃厚万能型液体洗剤組成物。
  14. 【請求項１４】 前記のグリコールエーテル溶剤が、約
    １％〜約３０％のエチレングリコールｎ−ブチルエーテ
    ル、約１％〜約２０％のプロピレングリコールメチルエ
    ーテル、約１％〜約２０％のプロピレングリコールプロ
    ピルエーテル、約１％〜約１０％のプロピレングリコー
    ルｎ−ブチルエーテルおよびその混合物からなる群より
    選ばれる請求項１３に記載の濃厚万能型液体洗剤組成
    物。
  15. 【請求項１５】 （ａ）約１％〜約２０％の、アルキル
    エトキシスルフェート、アルキルエトキシカルボキシレ
    ートおよびその混合物からなる群より選ばれる少なくと
    も１種のアニオン界面活性剤、（ｂ）約１％〜約２０％
    の、脂肪族アルコールエトキシレート、ノニルフェノー
    ルエトキシレート、アルキルポリグリコキシドおよびそ
    の混合物からなる群より選ばれる少なくとも１種の非イ
    オン界面活性剤、（ｃ）約５％〜約６０％の、高度に水
    溶性のグリコールエーテルおよびその混合物からなる群
    より選ばれる溶剤、（ｄ）水を含む残部、を含む濃厚万
    能型液体洗剤組成物。
  16. 【請求項１６】 （ａ）約６％〜約１６％のアルキルエ
    トキシスルフェートカルボキシレート、（ｂ）約８％〜
    約１８％のアルキルポリグリコキシド、（ｃ）約２５％
    〜約５５％のグリコールエーテル溶剤であって、約１％
    〜約３０％のエチレングリコールｎ−ブチルエーテル、
    約１％〜約２０％のプロピレングリコールメチルエーテ
    ル、約１％〜約２０％のプロピレングリコールプロピル
    エーテル、約１％〜約１０％のプロピレングリコールｎ
    −ブチルエーテルおよびその混合物からなる群より選ば
    れるグリコールエーテル溶剤、および、（ｄ）水を含む
    残部、を含む濃厚万能型液体洗剤組成物。
  17. 【請求項１７】 （ａ）約１０％〜約１４％のナトリウ
    ムＣ12−Ｃ15パラフィンエトキシ−７カルボキシレー
    ト、（ｂ）約１３％〜約１７％のアルキルポリギリコキ
    シドであって、Ｃ9 −Ｃ10アルキル基を有し、１分子当
    たり平均で１．５〜２．７の炭水化物単位を有するアル
    キルポリグリコキシド、（ｃ）約３５％〜約４５％のグ
    リコールエーテル溶剤であって、本質的に約９％〜約１
    ２％のエチレングリコールｎ−ブチルエーテル、約９％
    〜約１２％のプロピレングリコールメチルエーテル、約
    １４％〜約１６％のプロピレングリコールプロピルエー
    テルおよび約３％〜約５％のプロピレングリコールｎ−
    ブチルエーテルからなるグリコールエーテル溶剤、およ
    び、（ｄ）水を含む残部、を含む濃厚万能型液体洗剤組
    成物。
  18. 【請求項１８】 万能型液体洗剤組成物によって硬質表
    面を洗浄する方法であって、 １）約１：１〜約１：２０の洗剤対水の比で最終使用者
    に許容される強さに水によって濃厚万能型液体洗剤組成
    物を希釈すること、（前記の濃厚万能型液体洗剤組成物
    は、（ａ）約１％〜約２０％の、アルキルエトキシスル
    フェート、アルキルエトキシカルボキシレートおよびそ
    の混合物からなる群より選ばれる少なくとも１種のアニ
    オン界面活性剤、（ｂ）約１％〜約２０％の、脂肪族ア
    ルコールエトキシレート、ノニルフェノールエトキシレ
    ート、アルキルポリグリコキシドおよびその混合物から
    なる群より選ばれる少なくとも１種の非イオン界面活性
    剤、（ｃ）約５％〜約６０％の、高度に水溶性のグリコ
    ールエーテルおよびその混合物からなる群より選ばれる
    溶剤、および、（ｄ）水を含む残部、を含む。）（２）
    前記の液体洗剤組成物を洗浄されようとする表面に適用
    すること、および 、 （３）前記の表面から前記の液体洗剤組成物を拭き取る
    こと、の工程を含む方法。
  19. 【請求項１９】 アニオン界面活性剤がナトリウムＣ12
    −Ｃ15パラフィンエトキシ−７カルボキシレートである
    請求項１８に記載の硬質表面を洗浄する方法。
  20. 【請求項２０】 前記の非イオン界面活性剤が、平均で
    Ｃ9 −Ｃ10のアルキル基を含み、１分子当たり平均で
    １．５〜２．７の炭水化物単位を有するアルキルポリグ
    リコシドである請求項１８に記載の硬質表面を洗浄する
    方法。
  21. 【請求項２１】 前記のグリコールエーテル溶剤混合物
    が、約１％〜約３０％のエチレングリコールｎ−ブチル
    エーテル、約１％〜約２０％のプロピレングリコールメ
    チルエーテル、約１％〜約２０％のプロピレングリコー
    ルプロピルエーテル、約１％〜約１０％のプロピレング
    リコールｎ−ブチルエーテルおよびその混合物からなる
    群より選ばれる請求項１８に記載の硬質表面を洗浄する
    方法。
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