JPH07257710A - 自動生産ラインへの原材料供給方法 - Google Patents

自動生産ラインへの原材料供給方法

Info

Publication number
JPH07257710A
JPH07257710A JP4933194A JP4933194A JPH07257710A JP H07257710 A JPH07257710 A JP H07257710A JP 4933194 A JP4933194 A JP 4933194A JP 4933194 A JP4933194 A JP 4933194A JP H07257710 A JPH07257710 A JP H07257710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
production line
automatic production
conveyor
raw material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4933194A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kitsukawa
誠 橘川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd, Okayama Sekisui Industry Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP4933194A priority Critical patent/JPH07257710A/ja
Publication of JPH07257710A publication Critical patent/JPH07257710A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】自動生産ラインに、原材料を効率良く安定供給
することのできる自動生産ラインへの原材料供給方法を
提供することを目的としている。 【構成】多段ラック3から供給されるパネル原板2をコ
ンベア12によって搬送し、搬送途中にある各テーブル
で製品に加工していく自動生産ラインにおいて、油圧ま
たは空気圧の制御によって上段ラック4aおよび中段ラ
ック4bが昇降可能に積層されてなる多段ラック3を、
自動生産ラインの原材料供給部11に配置し、この多段
ラック3の上段ラック4aおよび中段ラック4bをコン
ベア12の高さに合致するように昇降させて、上段ラッ
ク4a、中段ラック4bおよび下段ラック4cからパネ
ル原板2を取り出してコンベア12に供給する自動生産
ラインへのパネル原板2の供給方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動生産ラインにおけ
る原材料の供給方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンベアによってパネル原板を
搬送し、搬送途中にある各テーブルで裏打材やフレーム
を貼着して壁パネルに加工して行く自動生産ラインが知
られている。
【0003】従来より、このような自動生産ラインにパ
ネル原板を供給する場合、パネル原板を載せて運搬して
きたラックを、自動生産ラインの基端部となる原材料供
給部に配置し、このラックからパネル原板を順次取り出
してコンベア上に供給していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のよ
うに、ラックからパネル原板を供給する場合、ラックに
積載されているパネル原板の数が限られているので、す
ぐにパネル原板が無くなってしまい、供給が途切れやす
くなるといった不都合を生じる。また、パネル原板を積
載したラックと空のラックとの入替え作業を頻繁に行わ
なければならなくり、煩わしいといった不都合を生じ
る。
【0005】そのため、あらかじめ、このパネル原板を
積載したラックを多段に積載して充分なパネル原板の数
を確保しておいて供給が途切れないようにすることが考
えらるが、この場合、ラック毎にパネル原板の取り出し
位置が異なってしまうので、高い位置にあるラックから
パネル原板を取り出す場合には、煩わしく時間がかかる
といった不都合を生じる。
【0006】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、自動生産ラインに、原材料を効率良く安定供
給することのできる自動生産ラインへの原材料供給方法
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の自動生産ラインへの原材料供給方法は、ラッ
クから供給される原材料をコンベアによって搬送し、搬
送途中にある各テーブルで製品に加工していく自動生産
ラインにおいて、油圧または空気圧の制御によって複数
枚のラックが昇降可能に積層されてなる多段ラックを、
自動生産ラインの原材料供給部に配置し、この多段ラッ
クの各ラックをコンベアの高さに合致するように昇降さ
せて、これら各ラックから原材料を取り出してコンベア
に供給するものである。
【0008】
【作用】本発明によると、多段ラックの各ラックをコン
ベアの高さに合致するように昇降させることで、各ラッ
クからコンベアへとスライドさせるだけで、簡単に原材
料を取り出すことができる。また、ラックに積載した原
材料をラックの数だけ、順次コンベアへと供給すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1は自動生産ライン1の全体構成の概略
を示し、図2ないし図4は同自動生産ライン1に配置さ
れた多段ラック3によるパネル原板2の供給状態を示し
ている。
【0011】すなわち、この自動生産ライン1へのパネ
ル原板2の供給方法は、多段ラック3を自動生産ライン
1の原料供給部11に配置し、この多段ラック3の各ラ
ック4a,4b,4cからパネル原板2を取り出してコ
ンベア12に供給するものである。
【0012】自動生産ライン1は、原料供給部11から
供給されるパネル原板2をコンベア12によって搬送
し、搬送途中にある作業テーブル13,14で、裏打材
21の圧着作業およびフレーム22の貼着作業を行った
後、梱包テーブル15で梱包し、パレット16に積んで
出荷するようになされている。
【0013】多段ラック3は、図5および図6に示すよ
うに、ピストンロッド50に支承された上段ラック4a
および中段ラック4bが、油圧制御装置6によって昇降
シリンダ5の油圧を制御することで、各ラック4a,4
b毎に昇降できるようになされている。
【0014】昇降シリンダ5は、有底円筒状に形成され
ており、その下端部には、油出入口51が突設されてい
る。そして、この油出入口51から出入りする油の油圧
によって、この昇降シリンダ5内に挿入したピストンロ
ッド50が、昇降シリンダ5内から出没可能となされて
いる。
【0015】ラック4は、矩形に枠組みされた枠体41
の内側に格子状の骨部材42が設けられた板状に形成さ
れている。
【0016】このラック4は、3枚が積層状態となさ
れ、このうち上段ラック4aは、裏面の四隅近傍にピス
トンロッド50aが設けられ、このピストンロッド50
aによって支承されるようになされている。また、この
ピストンロッド50aは、中段ラック4bを貫通するよ
うになされており、この貫通した中段ラック4bの裏面
には、このピストンロッド50aを収納する昇降シリン
ダ5aが固定されている。
【0017】また、この昇降シリンダ5aに隣接した中
段ラック4bの裏面の四隅には、ピストンロッド50b
が設けられ、このピストンロッド50bによって中段ラ
ック4bを支承するようになされている。また、このピ
ストンロッド50bは、下段ラック4cを貫通するよう
になされており、この貫通した下段ラック4cの裏面に
は、このピストンロッド50bを収納する昇降シリンダ
5bが固定されている。さらに、図6に示すように、下
段ラック4cは、昇降シリンダ5aが位置することとな
る部分に切欠部43が設けられ、この積層状態で昇降シ
リンダ5aと緩衝しないようになされている。
【0018】油圧制御装置6は、オイル圧送装置61に
切替え弁62を介して2本の配管ライン63a,63b
に分岐されている。また、これら配管ライン63a,6
3bに開閉弁64a,64bを介して、昇降シリンダ5
a,5bの油出入口51a,51bに接続するようにな
されいてる。そして、切替え弁62および開閉弁64
a,64bを操作することによって昇降シリンダ5a,
5bへの油圧を制御できるようになされている。すなわ
ち、昇降シリンダ5aへの油圧を制御することによっ
て、中段ラック4bに対して上段ラック4aが昇降でき
るようになされている。また、この昇降シリンダ5bへ
の油圧を制御することによって、下段ラック4cに対し
て中段ラック4bが昇降できるようになされている。
【0019】このようにして構成される多段ラック3
は、図2に示すように、全てのラック4に、複数枚のパ
ネル原板2を載せた状態で、パネル原板2の製造工場な
どから運搬され、この多段ラック3ごと直に自動生産ラ
イン1の原材料供給部11に配置される。この際、下段
ラック4cの高さがコンベア12の高さと略同じ高さと
なるように、あらかじめ原材料供給部11の高さ調節を
しておく。これにより、下段ラック4cのパネル原板2
は、作業者が単に横方向にスライドさせてコンベア12
へと引き出すだけで、簡単に自動生産ライン1へと供給
することができる。
【0020】また、図3に示すように、中段ラック4b
のパネル原板2も、この中段ラック4bを降下させた
後、上記下段ラック4cの時と同様に、単に横方向にス
ライドさせてコンベア12へと引き出すだけで、簡単に
自動生産ライン1へと供給することができる。
【0021】さらに、図4に示すように、上段ラック4
aのパネル原板2も、この上段ラック4aを降下させた
後、上記下段ラック4cおよび中段ラック4bの時と同
様に、単に横方向にスライドさせてコンベア12へと引
き出すだけで、簡単に自動生産ライン1への供給ができ
ることとなる。
【0022】このように、下段ラック4c、中段ラック
4b、上段ラック4aの3段に積載した大量のパネル原
板2を、順次コンベア12へと供給することができるの
で、ラックの頻繁な入替え作業を必要とすることなく、
大量のパネル原板2を安定供給することができる。
【0023】また、中段ラック4bおよび上段ラック4
aに積載されたパネル原板2は、降下させることによっ
てコンベア12へと引き出すことが可能となるので、作
業者が無理な姿勢でパネル原板2の引き出しを行うこと
なく、常に安定した下段ラック4c付近の高さでパネル
原板2の引き出し作業を行うことができる。
【0024】なお、本実施例では、3枚のラック4を有
する3段式の多段ラック3に付いて述べているが、特に
3段に限定されるものではなく、必要に応じて2段また
は4段以上の多段ラック3を構成することができる。た
だし、この場合、昇降シリンダ5およびピストンロッド
50を設ける位置は、ラック4の対向する2辺に沿って
設け、残りの2辺から荷物の積み卸しができるようにな
されていなければならない。
【0025】また、本実施例では、油圧制御回路6によ
って昇降シリンダ5を作動させることでラック4を昇降
させるようになされているが、特に油圧制御回路6に限
定されるものではなく、空気圧によってラック4を昇降
させるように構成されたものであってもよい。
【0026】さらに、本実施例では、多段ラック3にパ
ネル原板2を積載しているが、被積載物としては特にパ
ネル原板2に限定されるものではなく、例えば、この多
段ラック3に裏打材21を積載して自動生産ライン1の
裏打材供給部17に配置し、この自動生産ライン1に供
給してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、各
ラックからコンベアへとスライドさせるだけで、簡単に
原材料を取り出すことができるので、安全で効率良く原
材料の取り出し作業を行うことができる。
【0028】また、ラックに積載した原材料をラックの
数だけ、順次コンベアへと供給することができるので、
頻繁なラックの入替え作業を行うことなく原材料を供給
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動生産ラインの全体構成の概略を示すブロッ
ク図である。
【図2】自動生産ラインの原材料供給部に多段ラックを
配置した状態を示す部分側面図である。
【図3】自動生産ラインの原材料供給部に多段ラックを
配置した他の状態を示す部分側面図である。
【図4】自動生産ラインの原材料供給部に多段ラックを
配置したさらに他の状態を示す部分側面図である。
【図5】多段ラックの全体構成の概略を示す平面図であ
る。
【図6】図5のII-II 線断面図である。
【符号の説明】 1 自動生産ライン 11 原材料供給部 12 コンベア 13 作業テーブル 14 作業テーブル 15 梱包テーブル 2 パネル原板(原材料) 3 多段ラック 4 ラック 4a 上段ラック 4b 中段ラック 4c 下段ラック 5 昇降シリンダ 5a 昇降シリンダ 5b 昇降シリンダ 6 油圧制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラックから供給される原材料をコンベア
    によって搬送し、搬送途中にある各テーブルで製品に加
    工していく自動生産ラインにおいて、 油圧または空気圧の制御によって複数枚のラックが昇降
    可能に積層されてなる多段ラックを、自動生産ラインの
    原材料供給部に配置し、この多段ラックの各ラックをコ
    ンベアの高さに合致するように昇降させて、これら各ラ
    ックから原材料を取り出してコンベアに供給することを
    特徴とする自動生産ラインへの原材料供給方法。
JP4933194A 1994-03-18 1994-03-18 自動生産ラインへの原材料供給方法 Pending JPH07257710A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4933194A JPH07257710A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 自動生産ラインへの原材料供給方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4933194A JPH07257710A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 自動生産ラインへの原材料供給方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07257710A true JPH07257710A (ja) 1995-10-09

Family

ID=12828013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4933194A Pending JPH07257710A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 自動生産ラインへの原材料供給方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07257710A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998006523A1 (fr) * 1996-08-09 1998-02-19 Sintokogio, Ltd. Appareil de defournement de plaques de support de modele
KR101131417B1 (ko) * 2003-11-12 2012-04-03 주성엔지니어링(주) 로드락 장치 및 이를 설치한 로드락 챔버

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998006523A1 (fr) * 1996-08-09 1998-02-19 Sintokogio, Ltd. Appareil de defournement de plaques de support de modele
KR101131417B1 (ko) * 2003-11-12 2012-04-03 주성엔지니어링(주) 로드락 장치 및 이를 설치한 로드락 챔버

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6139239A (en) System for transferring wafers from cassettes to furnaces and method
US7621710B2 (en) Work sheet conveying and housing system and work sheet conveying and housing method
JPS5989974A (ja) 凍結乾燥装置用の積み込み装置
JPS6224936A (ja) 物品等の自動供給装置
JPS61206709A (ja) トレ−配送装置
JP3018164B2 (ja) 部品自動供給装置
KR101158172B1 (ko) 김 공급장치
JPH07257710A (ja) 自動生産ラインへの原材料供給方法
KR100870049B1 (ko) Cnc선반용 소재 자동공급 및 배출장치
KR102494969B1 (ko) 연속 열처리 설비
JPS60183432A (ja) トレ−配送装置
CN108544829A (zh) 自动多层蜂窝板复合生产线
JPS60213630A (ja) トレ−配送装置
KR950000560Y1 (ko) 다단 자동 적재용 리프트 장치
CN111390955A (zh) 一种导杆隔板一体夹具及其夹持工件的方法
CN214454760U (zh) 一种人造板热处理净化舱出料系统
JPH09255143A (ja) 板状体の搬送装置
CN210580722U (zh) 一种饺子皮防粘合设备
CN213443301U (zh) 一种搬运器
KR102337282B1 (ko) 도자기 성형장치
JP2557958B2 (ja) 段積トレイのプール装置
CN107424818A (zh) 一种smt类网络变压器自动浸锡设备
KR920006496Y1 (ko) 자동화 조립시스템의 트레이박스(tray box)적재 및 취출장치
JPH11208890A (ja) 乾網等の給送・収容方法及び装置
CN116674902A (zh) 一种物料存储装置