JPH07256683A - 中空射出成形用ガス注入ノズル - Google Patents
中空射出成形用ガス注入ノズルInfo
- Publication number
- JPH07256683A JPH07256683A JP5556694A JP5556694A JPH07256683A JP H07256683 A JPH07256683 A JP H07256683A JP 5556694 A JP5556694 A JP 5556694A JP 5556694 A JP5556694 A JP 5556694A JP H07256683 A JPH07256683 A JP H07256683A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- cylinder
- pressurized gas
- cavity
- injection
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1703—Introducing an auxiliary fluid into the mould
- B29C45/1734—Nozzles therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 設置スペースを取らず、簡単な手段でもって
溶融樹脂中への加圧ガスの注入が支障なく確実に行える
中空射出成形用ガス注入ノズルを提供する。 【構成】 一端がキャビティ13内に開口された開口部
311を有するシリンダー31と、このシリンダー31
内を前進、後退が可能で先端部がキャビティ13内に突
出した作動軸32と、作動軸32の後端側にあってこの
作動軸32の作動ストロークを調整するためシリンダー
31内に挿通された調整筒体33とを他端において保持
する保持体34とにより構成され、上記シリンダーの開
口部311と作動軸32との間に注入ガスの流路となる
隙間が設けられ、注入ガスが調整筒体33内を通過して
上記隙間よりキャビティ内に注入される。
溶融樹脂中への加圧ガスの注入が支障なく確実に行える
中空射出成形用ガス注入ノズルを提供する。 【構成】 一端がキャビティ13内に開口された開口部
311を有するシリンダー31と、このシリンダー31
内を前進、後退が可能で先端部がキャビティ13内に突
出した作動軸32と、作動軸32の後端側にあってこの
作動軸32の作動ストロークを調整するためシリンダー
31内に挿通された調整筒体33とを他端において保持
する保持体34とにより構成され、上記シリンダーの開
口部311と作動軸32との間に注入ガスの流路となる
隙間が設けられ、注入ガスが調整筒体33内を通過して
上記隙間よりキャビティ内に注入される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャビティ内に射出さ
れる溶融樹脂中に加圧ガスを注入して中空部を有する成
形品を成形するための中空射出成形用ガス注入ノズルに
関する。
れる溶融樹脂中に加圧ガスを注入して中空部を有する成
形品を成形するための中空射出成形用ガス注入ノズルに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、成形品に所謂ヒケやソリの発生す
るのを防止するために、例えば、特公昭48−4126
4号公報記載のように、熱可塑性樹脂を用いて、厚肉部
を有する成形品を成形するに際し、キャビティ内に射出
された溶融樹脂内に高圧のガスを注入して厚肉部に中空
部を形成し、この厚肉部を薄肉としてヒケやソリの発生
するのを防止するガス注入射出成形法が知られている。
るのを防止するために、例えば、特公昭48−4126
4号公報記載のように、熱可塑性樹脂を用いて、厚肉部
を有する成形品を成形するに際し、キャビティ内に射出
された溶融樹脂内に高圧のガスを注入して厚肉部に中空
部を形成し、この厚肉部を薄肉としてヒケやソリの発生
するのを防止するガス注入射出成形法が知られている。
【0003】上記特公昭48−41264号公報記載の
ガス注入射出成形法において用いられるガス注入ノズル
では加圧ガスの吐出孔径の形成、及びその調整が困難で
あり、こ課題を解決するための加圧ガス注入ノズルが、
実開平4−47517号公報、特開平5−177667
号公報等に記載されている。これらの加圧ガス注入ノズ
ルにおいては、軸体と、この軸体に外挿される筒状体と
の間に設けられた隙間より、キャビティ内に突き出した
軸体に沿わせて加圧ガスを吐出させ、キャビティ内に充
填された溶融樹脂中に加圧ガスを注入する手段が用いら
れている。又、実開平4−47518号公報記載の加圧
ガス注入ノズルにおいては、注入する加圧ガスの圧力で
ノズル内の軸体を後退させて、筒状体との間に隙間をつ
くり、この隙間より加圧ガスを注入するようになされて
いる。
ガス注入射出成形法において用いられるガス注入ノズル
では加圧ガスの吐出孔径の形成、及びその調整が困難で
あり、こ課題を解決するための加圧ガス注入ノズルが、
実開平4−47517号公報、特開平5−177667
号公報等に記載されている。これらの加圧ガス注入ノズ
ルにおいては、軸体と、この軸体に外挿される筒状体と
の間に設けられた隙間より、キャビティ内に突き出した
軸体に沿わせて加圧ガスを吐出させ、キャビティ内に充
填された溶融樹脂中に加圧ガスを注入する手段が用いら
れている。又、実開平4−47518号公報記載の加圧
ガス注入ノズルにおいては、注入する加圧ガスの圧力で
ノズル内の軸体を後退させて、筒状体との間に隙間をつ
くり、この隙間より加圧ガスを注入するようになされて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開平4−47517号公報記載の加圧ガス注入ノズル
は、ガス吐出口の口径の調整が容易であり、金型内への
設置が小スペースで、低いコストで製作できるが、加圧
ガスの排出に時間がかかり過ぎるといった問題がある。
開平4−47517号公報記載の加圧ガス注入ノズル
は、ガス吐出口の口径の調整が容易であり、金型内への
設置が小スペースで、低いコストで製作できるが、加圧
ガスの排出に時間がかかり過ぎるといった問題がある。
【0005】又、特開平5−177667号公報記載の
加圧ガス注入ノズルにおいては、軸体を後退させて、隙
間を大きくし加圧ガスの排出性能を向上させているが、
加圧ガスの吐出ノズルの制御装置とその機器の設置スペ
ースや、設備費用が高価につくといった問題がある。更
に、実開平4−47518号公報記載の加圧ガス注入ノ
ズルにおいては、簡便ではあるが、軸体を支持する弾性
体の調整が困難で、加圧ガスの吐出部に溶融樹脂が侵入
したり、又、排出に時間がかかり過ぎるといった問題が
ある。
加圧ガス注入ノズルにおいては、軸体を後退させて、隙
間を大きくし加圧ガスの排出性能を向上させているが、
加圧ガスの吐出ノズルの制御装置とその機器の設置スペ
ースや、設備費用が高価につくといった問題がある。更
に、実開平4−47518号公報記載の加圧ガス注入ノ
ズルにおいては、簡便ではあるが、軸体を支持する弾性
体の調整が困難で、加圧ガスの吐出部に溶融樹脂が侵入
したり、又、排出に時間がかかり過ぎるといった問題が
ある。
【0006】本発明は、このような上記の問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、設
置スペースを取らず、簡便な手段でもって溶融樹脂中へ
の加圧ガスの排出が支障なく確実に行える中空射出成形
用ガス注入ノズルを提供することにある。
してなされたものであり、その目的とするところは、設
置スペースを取らず、簡便な手段でもって溶融樹脂中へ
の加圧ガスの排出が支障なく確実に行える中空射出成形
用ガス注入ノズルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は固定型と可動型
により形成されたキャビティ内に射出される溶融樹脂中
に加圧ガスを注入する注入ノズルであって、一端がキャ
ビティ内に開口された開口部を有するシリンダーと、こ
のシリンダー内を前進、後退の作動が可能で先端部がキ
ャビティ内に突出した作動軸と、作動軸の後端側にあっ
てこの作動軸の作動ストロークを調整するためシリンダ
ーに内挿された調整筒体と、上記シリンダーと調整筒体
とを他端において保持する保持体とにより構成され、上
記シリンダーの開口部と作動軸との間に注入ガスの流路
となる隙間が設けられ、注入ガスが調整筒体内を通過し
て上記隙間よりキャビティ内に注入されるようになされ
ていることを特徴とする。
により形成されたキャビティ内に射出される溶融樹脂中
に加圧ガスを注入する注入ノズルであって、一端がキャ
ビティ内に開口された開口部を有するシリンダーと、こ
のシリンダー内を前進、後退の作動が可能で先端部がキ
ャビティ内に突出した作動軸と、作動軸の後端側にあっ
てこの作動軸の作動ストロークを調整するためシリンダ
ーに内挿された調整筒体と、上記シリンダーと調整筒体
とを他端において保持する保持体とにより構成され、上
記シリンダーの開口部と作動軸との間に注入ガスの流路
となる隙間が設けられ、注入ガスが調整筒体内を通過し
て上記隙間よりキャビティ内に注入されるようになされ
ていることを特徴とする。
【0008】本発明の中空射出成形用ガス注入ノズル
を、以下に図面を参照して説明する。図1は、本発明の
中空射出成形用ガス注入ノズルの一例を示す断面図であ
り、図1の(a)は、加圧ガスの注入前の態様を示し、
図1の(b)は、加圧ガスの注入時の態様を示し、更
に、図1の(c)は、加圧ガスの排出時の態様を示す。
を、以下に図面を参照して説明する。図1は、本発明の
中空射出成形用ガス注入ノズルの一例を示す断面図であ
り、図1の(a)は、加圧ガスの注入前の態様を示し、
図1の(b)は、加圧ガスの注入時の態様を示し、更
に、図1の(c)は、加圧ガスの排出時の態様を示す。
【0009】図1において、固定型11と可動型12の
間にキャビティ13が形成されている。3は、加圧ガス
の注入ノズルであり、この注入ノズル3は可動型12内
に設置されている。この注入ノズル3は、シリンダー3
1と、このシリンダー31に内挿された作動軸32と、
この作動軸32のストロークの調整筒体33と、更に、
上記シリンダー31と調整筒体33を保持する保持体3
4とにより構成されている。
間にキャビティ13が形成されている。3は、加圧ガス
の注入ノズルであり、この注入ノズル3は可動型12内
に設置されている。この注入ノズル3は、シリンダー3
1と、このシリンダー31に内挿された作動軸32と、
この作動軸32のストロークの調整筒体33と、更に、
上記シリンダー31と調整筒体33を保持する保持体3
4とにより構成されている。
【0010】作動軸32は、先端部321と中軸322
と下端の大径部323により構成されている。先端部3
21は円錐形状部324と円柱形状部325とからな
り、円錐形状部324は作動軸32の後退時において、
キャビティ13内に突出した状態となるほぼ円錐形状の
先端部321と、中軸322の下端には、作動軸32の
シリンダー31の開口部311よりの突き抜けを防止す
るために、作動軸32の直径よりも大きい直径を有する
大径部323が設けられている。
と下端の大径部323により構成されている。先端部3
21は円錐形状部324と円柱形状部325とからな
り、円錐形状部324は作動軸32の後退時において、
キャビティ13内に突出した状態となるほぼ円錐形状の
先端部321と、中軸322の下端には、作動軸32の
シリンダー31の開口部311よりの突き抜けを防止す
るために、作動軸32の直径よりも大きい直径を有する
大径部323が設けられている。
【0011】上記作動軸32に用いられる材質、及び作
動軸32の直径は、キャビティ13内の溶融樹脂の押出
に対して強度的に耐え得るものであれば、特に限定され
るものではなく、突き出しピン等と同等の鋼材の場合に
は、注入ガスの注入跡を極力小さくために1mm以上の
直径が好ましく、更に好ましくは2mm以上である。
動軸32の直径は、キャビティ13内の溶融樹脂の押出
に対して強度的に耐え得るものであれば、特に限定され
るものではなく、突き出しピン等と同等の鋼材の場合に
は、注入ガスの注入跡を極力小さくために1mm以上の
直径が好ましく、更に好ましくは2mm以上である。
【0012】又、作動軸32の円錐形状の先端部321
の先端角度α(後述の図2の(f)に示す)は、好まし
くは20°〜90°、さらに好ましくは30°〜60°
である。この円錐形状の軸に直交する断面の形状は必ず
しも円形でなく、例えば楕円形であってもよい。先端部
321の先端は平坦であってもよいが、加圧ガスを円滑
に排出するためには、極力細い方が好ましい。
の先端角度α(後述の図2の(f)に示す)は、好まし
くは20°〜90°、さらに好ましくは30°〜60°
である。この円錐形状の軸に直交する断面の形状は必ず
しも円形でなく、例えば楕円形であってもよい。先端部
321の先端は平坦であってもよいが、加圧ガスを円滑
に排出するためには、極力細い方が好ましい。
【0013】図2は、作動軸32部の詳細を示す断面図
であり、図2の(d)は、作動軸32が前進した態様、
図2の(e)は、作動軸32が後退した態様をそれぞれ
に示す。更に、図3は、図2の(d)のA−A断面図で
あり、図4は、図2の(d)のB−B断面図である。
であり、図2の(d)は、作動軸32が前進した態様、
図2の(e)は、作動軸32が後退した態様をそれぞれ
に示す。更に、図3は、図2の(d)のA−A断面図で
あり、図4は、図2の(d)のB−B断面図である。
【0014】この作動軸32はシリンダー31内に挿通
された状態で固定されず、図2の(d)に示すストロー
クSの範囲で前進と後退が可能となっている。このスト
ロークSは、既に説明のように、好ましくは2mm以上
あれば注入ガスの排出効果が良好となる。
された状態で固定されず、図2の(d)に示すストロー
クSの範囲で前進と後退が可能となっている。このスト
ロークSは、既に説明のように、好ましくは2mm以上
あれば注入ガスの排出効果が良好となる。
【0015】又、作動軸32が後退した位置において、
先端部321の円柱形状部325がキャビティ13内に
突き出している。長さL2は、短い程注入ガスの排出効
果が良好であり、0mmが最も好ましいが、好ましくは
2mm以下、更に好ましくは1mm以下である。
先端部321の円柱形状部325がキャビティ13内に
突き出している。長さL2は、短い程注入ガスの排出効
果が良好であり、0mmが最も好ましいが、好ましくは
2mm以下、更に好ましくは1mm以下である。
【0016】作動軸32は、シリンダー31の後端側よ
り挿通され、後退位置において、ストロークの調整筒体
33により支持された状態となるように位置決めされる
ようになされている。この調整筒体33の軸方向の長さ
を予め調整しておくことにより、作動軸32のストロー
クSを加減することができる。
り挿通され、後退位置において、ストロークの調整筒体
33により支持された状態となるように位置決めされる
ようになされている。この調整筒体33の軸方向の長さ
を予め調整しておくことにより、作動軸32のストロー
クSを加減することができる。
【0017】先端部321のキャビティ13内の長さ
は、キャビティ13の形状により決められるものである
が、好ましくは5mm以上、更に好ましくは8mm以上
である。
は、キャビティ13の形状により決められるものである
が、好ましくは5mm以上、更に好ましくは8mm以上
である。
【0018】加圧ガスの流動の影響により、作動軸32
が横方向に振動したり、揺れたりするのを防止するため
に、図3において示すように、作動軸32がシリンダー
31の内壁面と摺動するするように、作動軸32の対称
位置に複数の摺動面312をを設けるのが好ましい。
が横方向に振動したり、揺れたりするのを防止するため
に、図3において示すように、作動軸32がシリンダー
31の内壁面と摺動するするように、作動軸32の対称
位置に複数の摺動面312をを設けるのが好ましい。
【0019】シリンダー31の内壁面と作動軸32との
間には、加圧ガスの注入、排出時ともに常に通過可能と
するために、図2の(d)、(e)、及び図3に示す隙
間C11、C12、C2、及びC3を設ける必要があ
る。上記の隙間C2、C3の幅は、加圧ガスの流動抵抗
を小さくするために、0.01mm以上が好ましく、更
に好ましくは0.05mm〜1mmあれば十分である。
間には、加圧ガスの注入、排出時ともに常に通過可能と
するために、図2の(d)、(e)、及び図3に示す隙
間C11、C12、C2、及びC3を設ける必要があ
る。上記の隙間C2、C3の幅は、加圧ガスの流動抵抗
を小さくするために、0.01mm以上が好ましく、更
に好ましくは0.05mm〜1mmあれば十分である。
【0020】シリンダー31の先端面と作動軸32の先
端部321の下面との間には、作動軸32の前進状態に
おいて、溶融樹脂は侵入させないが、加圧ガスを通過さ
せることのできる吐出口311が設けられている。
端部321の下面との間には、作動軸32の前進状態に
おいて、溶融樹脂は侵入させないが、加圧ガスを通過さ
せることのできる吐出口311が設けられている。
【0021】作動軸32が前進した状態における吐出口
311の隙間C12は、0.02mm以上あればよく、
広い方が加圧ガスの流動抵抗が小さく好ましいが、1m
m以下でも十分である。作動軸32が後退した状態にお
けるシリンダーと作動軸の円柱形状部325の隙間C1
1は、0.01mm〜0.05mmが好ましく、更に好
ましくは0.02mm〜0.03mmである。
311の隙間C12は、0.02mm以上あればよく、
広い方が加圧ガスの流動抵抗が小さく好ましいが、1m
m以下でも十分である。作動軸32が後退した状態にお
けるシリンダーと作動軸の円柱形状部325の隙間C1
1は、0.01mm〜0.05mmが好ましく、更に好
ましくは0.02mm〜0.03mmである。
【0022】保持体34の中心部には、加圧ガスの注入
のための注入口341が設けられ、上記説明のように、
加圧ガスの流路に送り込まれるようになっている。
のための注入口341が設けられ、上記説明のように、
加圧ガスの流路に送り込まれるようになっている。
【0023】本発明における中空射出成形用ガス注入ノ
ズルにおいて、加圧ガスの排出は、注入経路より逆方向
に行うようになっているが、金型内に設けた注入ノズル
の近傍のガスベントより行われてもよく、又、両者の併
用であってもよい。
ズルにおいて、加圧ガスの排出は、注入経路より逆方向
に行うようになっているが、金型内に設けた注入ノズル
の近傍のガスベントより行われてもよく、又、両者の併
用であってもよい。
【0024】注入ノズルの近傍のガスベントより排出を
行う場合には、図2の(e)に示すように隙間211を
狭くして、この隙間211よりの溶融樹脂の侵入を確実
に防止することができる。
行う場合には、図2の(e)に示すように隙間211を
狭くして、この隙間211よりの溶融樹脂の侵入を確実
に防止することができる。
【0025】作動軸32の後退は、加圧ガスの供給系が
開放されて減圧されると、溶融樹脂内に注入された加圧
ガスの圧力により自動的に後退する。
開放されて減圧されると、溶融樹脂内に注入された加圧
ガスの圧力により自動的に後退する。
【0026】本発明の中空射出成形用ガス注入ノズルに
用いられる加圧ガスは、窒素ガス、炭酸ガス等の不活性
ガスが好適に用いられる。
用いられる加圧ガスは、窒素ガス、炭酸ガス等の不活性
ガスが好適に用いられる。
【0027】本発明の中空射出成形用ガス注入ノズルを
用いた射出成形には、殆ど全ての熱可塑性樹脂を用いる
ことができ、これらの熱可塑性樹脂は、単独でも、2種
以上の併用や添加物が混入されたものでもよく、又、複
層構造であってもよい。
用いた射出成形には、殆ど全ての熱可塑性樹脂を用いる
ことができ、これらの熱可塑性樹脂は、単独でも、2種
以上の併用や添加物が混入されたものでもよく、又、複
層構造であってもよい。
【0028】本発明の中空射出成形用ガス注入ノズル
は、固定型、可動型のいずれに設けられてもよい。又、
加圧ガスの注入は、圧力、或いは容量のいずれで制御さ
れてもよい。
は、固定型、可動型のいずれに設けられてもよい。又、
加圧ガスの注入は、圧力、或いは容量のいずれで制御さ
れてもよい。
【0029】
【作用】本発明の中空射出成形用ガス注入ノズルにおい
ては、シリンダーの開口部と作動軸との間に注入ガスの
流路となる隙間が設けられ、注入ガスが調整筒体内を通
過して上記隙間よりキャビティ内に注入されるようにな
されていることにより、加圧ガスを注入するときには、
ガス注入ノズルが加圧ガスの圧力に押されて前進するの
で、シリンダーと作動軸との間に隙間ができ、この隙間
より加圧ガスが溶融樹脂内に注入されて中空部が形成さ
れる。この時、作動軸が溶融樹脂を金型へ押付けるので
ガスの洩れを防ぐことができる。又、加圧ガスの排出に
おいては、加圧ガスが供給が絶たれて減圧されるので、
ガス圧により作動軸は後退し、溶融樹脂の侵入はできな
いが、ガスの排出の可能な隙間より加圧ガスを排出させ
ることができる。更に、作動軸が円錐形状部と円柱形状
部からなっているので、作動軸の後退時に作動軸とシリ
ンダーとの間の隙間がじょじょに拡大するのでガスをス
ムーズに排出することができる。
ては、シリンダーの開口部と作動軸との間に注入ガスの
流路となる隙間が設けられ、注入ガスが調整筒体内を通
過して上記隙間よりキャビティ内に注入されるようにな
されていることにより、加圧ガスを注入するときには、
ガス注入ノズルが加圧ガスの圧力に押されて前進するの
で、シリンダーと作動軸との間に隙間ができ、この隙間
より加圧ガスが溶融樹脂内に注入されて中空部が形成さ
れる。この時、作動軸が溶融樹脂を金型へ押付けるので
ガスの洩れを防ぐことができる。又、加圧ガスの排出に
おいては、加圧ガスが供給が絶たれて減圧されるので、
ガス圧により作動軸は後退し、溶融樹脂の侵入はできな
いが、ガスの排出の可能な隙間より加圧ガスを排出させ
ることができる。更に、作動軸が円錐形状部と円柱形状
部からなっているので、作動軸の後退時に作動軸とシリ
ンダーとの間の隙間がじょじょに拡大するのでガスをス
ムーズに排出することができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を上記説明の図面と、
以下の図面を参照して説明する。図5は、本発明の中空
射出成形用ガス注入ノズルを用いた射出成形加工体系の
例を示す全体構成図である。図5において、11は固定
型、12は可動型であり、13はこの固定型11と可動
型12により形成されたキャビティ13である。3は、
加圧ガスの注入ノズルであり、121は注入口である。
以下の図面を参照して説明する。図5は、本発明の中空
射出成形用ガス注入ノズルを用いた射出成形加工体系の
例を示す全体構成図である。図5において、11は固定
型、12は可動型であり、13はこの固定型11と可動
型12により形成されたキャビティ13である。3は、
加圧ガスの注入ノズルであり、121は注入口である。
【0031】射出成形機2より、ゲート14を通ってキ
ャビティ13内に射出された溶融樹脂5は、キャビティ
13内に充満され、続いて、加圧ガス注入装置4より、
注入ノズル3に加圧ガスが供給され、注入口121より
溶融樹脂5内に注入されて中空部51が形成されるよう
になっている。
ャビティ13内に射出された溶融樹脂5は、キャビティ
13内に充満され、続いて、加圧ガス注入装置4より、
注入ノズル3に加圧ガスが供給され、注入口121より
溶融樹脂5内に注入されて中空部51が形成されるよう
になっている。
【0032】〔実施例1〕上記図5に示す本発明の中空
射出成形用ガス注入ノズルを用いた射出成形装置により
以下のテストを実施した。熱可塑性樹脂としてポリエチ
レン樹脂(出光石油化学社製:商品名 J743G)を
用いて、直径16〜24mm、長さ480mmのプラス
チック部品を成形した。
射出成形用ガス注入ノズルを用いた射出成形装置により
以下のテストを実施した。熱可塑性樹脂としてポリエチ
レン樹脂(出光石油化学社製:商品名 J743G)を
用いて、直径16〜24mm、長さ480mmのプラス
チック部品を成形した。
【0033】加圧ガスの注入ノズルは、以下のものを用
いた。作動軸の32の軸322の直径は3mm、大径部
323の直径は6mm、先端拡径αを30°とした。作
動軸32の大径部323には、図4に示す加圧ガスの流
路を用いた。ここで、Wを1mm、C2を0.5mm、
溝深さC3を1mmとした。又、先端部321は、図2
の(d)、(e)に示すC11を0.3mm、L1を3
mm、C12を0.5mmとした。更に、作動軸32の
後退時のL2を0、作動ストロークSを3mmとした。
いた。作動軸の32の軸322の直径は3mm、大径部
323の直径は6mm、先端拡径αを30°とした。作
動軸32の大径部323には、図4に示す加圧ガスの流
路を用いた。ここで、Wを1mm、C2を0.5mm、
溝深さC3を1mmとした。又、先端部321は、図2
の(d)、(e)に示すC11を0.3mm、L1を3
mm、C12を0.5mmとした。更に、作動軸32の
後退時のL2を0、作動ストロークSを3mmとした。
【0034】上記仕様の作動軸32の組み込まれた注入
ノズル3を、ゲート直後の成形品の直径16mmの位置
に設けた。
ノズル3を、ゲート直後の成形品の直径16mmの位置
に設けた。
【0035】射出時の充填樹脂量は90g、射出時間
1.8秒、保圧はなくし、冷却時間を37秒とした。加
圧ガスの注入条件としては、溶融樹脂の射出充填完了と
同時に、80kg/cm2の一定圧力で2秒注入し、30秒間
保持した後、加圧ガスの注入系統を開放にした。樹脂圧
力センサー123をキャビティ13内に設置して、樹脂
圧を測定し、この値を注入ガスの圧力として代用した。
成形品内のガス圧が樹脂圧の測定値とほぼ等しくなるこ
とは、加圧ガス注入時に確認しておいた。
1.8秒、保圧はなくし、冷却時間を37秒とした。加
圧ガスの注入条件としては、溶融樹脂の射出充填完了と
同時に、80kg/cm2の一定圧力で2秒注入し、30秒間
保持した後、加圧ガスの注入系統を開放にした。樹脂圧
力センサー123をキャビティ13内に設置して、樹脂
圧を測定し、この値を注入ガスの圧力として代用した。
成形品内のガス圧が樹脂圧の測定値とほぼ等しくなるこ
とは、加圧ガス注入時に確認しておいた。
【0036】上記テストにおいて、加圧ガス注入系統を
開放してから冷却完了までのほぼ5秒間に成形品内の加
圧ガスの圧力は、開放直前の71kg/cm2から2kg/cm2ま
で低下させることができた。
開放してから冷却完了までのほぼ5秒間に成形品内の加
圧ガスの圧力は、開放直前の71kg/cm2から2kg/cm2ま
で低下させることができた。
【0037】〔実施例2〕加圧ガスの注入ノズルの作動
軸のストロークSを2mmとした以外は実施例1と同様
の条件で成形テストを実施した。この場合、実施例1と
同様、冷却完了時における成形品内の加圧ガスの圧力
は、4kg/cm2まで低下した。
軸のストロークSを2mmとした以外は実施例1と同様
の条件で成形テストを実施した。この場合、実施例1と
同様、冷却完了時における成形品内の加圧ガスの圧力
は、4kg/cm2まで低下した。
【0038】〔実施例3〕加圧ガスの注入ノズルの作動
軸のストロークSを1mmとした以外は実施例1と同様
の条件で成形テストを実施した。この場合、冷却完了時
における成形品内の加圧ガスの圧力は、19kg/cm2まで
低下した。
軸のストロークSを1mmとした以外は実施例1と同様
の条件で成形テストを実施した。この場合、冷却完了時
における成形品内の加圧ガスの圧力は、19kg/cm2まで
低下した。
【0039】〔実施例4〕加圧ガスの注入ノズルの作動
軸のストロークSを3mm、作動軸の後退時のキャビテ
ィ内に突き出している先端部の下方の寸法L2を3mm
とした以外は、実施例1と同様の条件で成形テストを実
施した。この場合、冷却完了時における成形品内の加圧
ガスの圧力は、23kg/cm2まで低下した。
軸のストロークSを3mm、作動軸の後退時のキャビテ
ィ内に突き出している先端部の下方の寸法L2を3mm
とした以外は、実施例1と同様の条件で成形テストを実
施した。この場合、冷却完了時における成形品内の加圧
ガスの圧力は、23kg/cm2まで低下した。
【0040】〔実施例5〕加圧ガスの注入ノズルの作動
軸のストロークSを3mm、作動軸の後退時のキャビテ
ィ内に突き出している先端部の下方の寸法L2を1mm
とした以外は、実施例1と同様の条件で成形テストを実
施した。この場合、冷却完了時における成形品内の加圧
ガスの圧力は、12kg/cm2まで低下した。
軸のストロークSを3mm、作動軸の後退時のキャビテ
ィ内に突き出している先端部の下方の寸法L2を1mm
とした以外は、実施例1と同様の条件で成形テストを実
施した。この場合、冷却完了時における成形品内の加圧
ガスの圧力は、12kg/cm2まで低下した。
【0041】〔比較例1〕加圧ガスの注入ノズルの作動
軸を固定し、即ちSを0とし、作動軸の後退時のキャビ
ティ内に突き出している先端部の下方の寸法L2を0と
した以外は、実施例1と同様の条件で成形テストを実施
した。この場合、冷却完了時における成形品内の加圧ガ
スの圧力は、42kg/cm2であった。
軸を固定し、即ちSを0とし、作動軸の後退時のキャビ
ティ内に突き出している先端部の下方の寸法L2を0と
した以外は、実施例1と同様の条件で成形テストを実施
した。この場合、冷却完了時における成形品内の加圧ガ
スの圧力は、42kg/cm2であった。
【0042】〔比較例2〕加圧ガスの注入ノズルの作動
軸を固定し、即ちSを0とし、作動軸の後退時のキャビ
ティ内に突き出している先端部の下方の寸法L2を3m
mとした以外は、実施例1と同様の条件で成形テストを
実施した。この場合、冷却完了時における成形品内の加
圧ガスの圧力は、56kg/cm2であった。
軸を固定し、即ちSを0とし、作動軸の後退時のキャビ
ティ内に突き出している先端部の下方の寸法L2を3m
mとした以外は、実施例1と同様の条件で成形テストを
実施した。この場合、冷却完了時における成形品内の加
圧ガスの圧力は、56kg/cm2であった。
【0043】図6は、本発明の中空射出成形用ガス注入
ノズルの他の例を示す断面図である。図6においては、
図1に示すシリンダー31を用いずに、可動型12内に
シリンダー21を設けた加圧ガスの注入ノズル20を示
す。このシリンダー21内に、図1において示すものと
同様の作動軸22と、この作動軸22のストロークの調
整筒体23と、更に、上記調整筒体23を保持する保持
体24とにより構成されている。保持体24の中心部に
は、加圧ガスの注入のための注入口241が設けられ、
加圧ガスの流路に送り込まれるようになっている。
ノズルの他の例を示す断面図である。図6においては、
図1に示すシリンダー31を用いずに、可動型12内に
シリンダー21を設けた加圧ガスの注入ノズル20を示
す。このシリンダー21内に、図1において示すものと
同様の作動軸22と、この作動軸22のストロークの調
整筒体23と、更に、上記調整筒体23を保持する保持
体24とにより構成されている。保持体24の中心部に
は、加圧ガスの注入のための注入口241が設けられ、
加圧ガスの流路に送り込まれるようになっている。
【0044】
【発明の効果】本発明の中空射出成形用ガス注入ノズル
においては、シリンダーの開口部と作動軸との間に注入
ガスの流路となる隙間が設けられ、注入ガスが調整筒体
内を通過して上記隙間よりキャビティ内に注入されるよ
うになされていることにより、加圧ガスを注入するとき
には、ガス注入ノズルが加圧ガスの圧力に押されて前進
するので、シリンダーと作動軸との間に隙間ができ、こ
の隙間より加圧ガスが溶融樹脂内に注入されて中空部が
形成される。又、加圧ガスの排出においては、加圧ガス
が供給が絶たれて減圧されるので、ガス圧により作動軸
は後退し、溶融樹脂の侵入はできないが、ガスの排出の
可能な隙間より加圧ガスを排出させることができるの
で、溶融樹脂中への加圧ガスの注入が支障なく確実に行
える。
においては、シリンダーの開口部と作動軸との間に注入
ガスの流路となる隙間が設けられ、注入ガスが調整筒体
内を通過して上記隙間よりキャビティ内に注入されるよ
うになされていることにより、加圧ガスを注入するとき
には、ガス注入ノズルが加圧ガスの圧力に押されて前進
するので、シリンダーと作動軸との間に隙間ができ、こ
の隙間より加圧ガスが溶融樹脂内に注入されて中空部が
形成される。又、加圧ガスの排出においては、加圧ガス
が供給が絶たれて減圧されるので、ガス圧により作動軸
は後退し、溶融樹脂の侵入はできないが、ガスの排出の
可能な隙間より加圧ガスを排出させることができるの
で、溶融樹脂中への加圧ガスの注入が支障なく確実に行
える。
【0045】更に、以下の効果が得られることが確認さ
れた。 1)油圧機構を用いた制御装置等を用いずに、簡単な構
造により、加圧ガスの溶融樹脂への注入・排出が行え設
備費用が大幅に削減できる。 2)成形サイクルが短縮でき、生産性の向上が図れる。 3)金型内への設置スペースが少なくて済み、冷却配管
等への影響をなくすことができる。 4)生産性の向上と、低設備費用により、トータルコス
トを低減できる。従って、中空射出成形用ガス注入ノズ
ルとして好適である。
れた。 1)油圧機構を用いた制御装置等を用いずに、簡単な構
造により、加圧ガスの溶融樹脂への注入・排出が行え設
備費用が大幅に削減できる。 2)成形サイクルが短縮でき、生産性の向上が図れる。 3)金型内への設置スペースが少なくて済み、冷却配管
等への影響をなくすことができる。 4)生産性の向上と、低設備費用により、トータルコス
トを低減できる。従って、中空射出成形用ガス注入ノズ
ルとして好適である。
【図1】本発明の中空射出成形用ガス注入ノズルの一例
を示す断面図であり、(a)は、加圧ガスの注入前の態
様を示す。(b)は、加圧ガスの注入時の態様を示す。
(c)は、加圧ガスの排出時の態様を示す。
を示す断面図であり、(a)は、加圧ガスの注入前の態
様を示す。(b)は、加圧ガスの注入時の態様を示す。
(c)は、加圧ガスの排出時の態様を示す。
【図2】作動軸32部の詳細を説明する断面図であり、
(d)は、作動軸32が前進した態様を示す。(e)
は、作動軸32が後退した態様を示す。
(d)は、作動軸32が前進した態様を示す。(e)
は、作動軸32が後退した態様を示す。
【図3】図2の(d)のA−A断面図。
【図4】図2の(d)のB−B断面図。
【図5】本発明の中空射出成形用ガス注入ノズルを用い
た射出成形加工体系の例を示す全体構成図。
た射出成形加工体系の例を示す全体構成図。
【図6】本発明の中空射出成形用ガス注入ノズルの他の
例を示す断面図。
例を示す断面図。
3 注入ノズル 5 溶融樹脂 11 固定型 12 可動型 13 キャビティ 31、21 シリンダー 22、32 作動軸 23、33 調整筒体 24、34 保持体 311 開口部 324 円錐形状部 325 円柱形状部 C2、C3、C11、C12、211、311 隙間
Claims (1)
- 【請求項1】 固定型と可動型により形成されたキャビ
ティ内に射出される溶融樹脂中に加圧ガスを注入する注
入ノズルであって、一端がキャビティ内に開口された開
口部を有するシリンダーと、このシリンダー内を前進、
後退の作動が可能とされ、先端部が円錐形状部と円柱形
状部からなり、円錐形状部がキャビティ内に突出した作
動軸と、作動軸の後端側にあってこの作動軸の作動スト
ロークを調整するためシリンダーに内挿された調整筒体
と、上記シリンダーと調整筒体とを他端において保持す
る保持体とにより構成され、上記シリンダーの開口部と
作動軸との間に注入ガスの流路となる隙間が設けられ、
注入ガスが調整筒体内を通過して上記隙間よりキャビテ
ィ内に注入されるようになされていることを特徴とする
中空射出成形用ガス注入ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5556694A JPH07256683A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 中空射出成形用ガス注入ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5556694A JPH07256683A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 中空射出成形用ガス注入ノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07256683A true JPH07256683A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=13002267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5556694A Pending JPH07256683A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 中空射出成形用ガス注入ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07256683A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006231832A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Toyota Motor Corp | 射出成形用金型 |
KR101145768B1 (ko) * | 2009-12-03 | 2012-05-16 | 아주대학교산학협력단 | 사출성형용 워터 인젝터 |
WO2014099456A1 (en) * | 2012-12-21 | 2014-06-26 | Illinois Tool Works Inc. | Molding tool for producing a component in a gas-assisted injection molding process |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP5556694A patent/JPH07256683A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006231832A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Toyota Motor Corp | 射出成形用金型 |
KR101145768B1 (ko) * | 2009-12-03 | 2012-05-16 | 아주대학교산학협력단 | 사출성형용 워터 인젝터 |
WO2014099456A1 (en) * | 2012-12-21 | 2014-06-26 | Illinois Tool Works Inc. | Molding tool for producing a component in a gas-assisted injection molding process |
US9403308B2 (en) | 2012-12-21 | 2016-08-02 | Illinois Tool Works Inc. | Molding tool for producing a component in a gas-assisted injection molding process |
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