JPH072564A - 強化プラスチックファイバーグラスバインダー - Google Patents
強化プラスチックファイバーグラスバインダーInfo
- Publication number
- JPH072564A JPH072564A JP5049812A JP4981293A JPH072564A JP H072564 A JPH072564 A JP H072564A JP 5049812 A JP5049812 A JP 5049812A JP 4981293 A JP4981293 A JP 4981293A JP H072564 A JPH072564 A JP H072564A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- binder
- reinforced plastic
- blocks
- resin
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B14/00—Use of inorganic materials as fillers, e.g. pigments, for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of inorganic materials specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B14/38—Fibrous materials; Whiskers
- C04B14/46—Rock wool ; Ceramic or silicate fibres
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B26/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing only organic binders, e.g. polymer or resin concrete
- C04B26/02—Macromolecular compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00474—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
- C04B2111/0075—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 for road construction
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2201/00—Mortars, concrete or artificial stone characterised by specific physical values
- C04B2201/10—Mortars, concrete or artificial stone characterised by specific physical values for the viscosity
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
- Sewage (AREA)
- Revetment (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目 的】 土木面での路盤工事は勿論、舗装及び舗装
用二次製品の製造、並びに建築用基礎工事は勿論、建築
用内壁板、外壁板等の製造、蛎殻、帆立貝の殻片等の製
品化及び公害物質の完全なる溶出防止とその製品化 【構 成】 極めて高い吸収性と柔軟性に富んだロック
ウールにガラス繊維Aを絡ませ、液状合成樹脂を飽和状
態になるまで吸収させ、更に粘度を調整し、揺変を抑止
してするほか、長石(砕石)の大、小を混合してする。
用二次製品の製造、並びに建築用基礎工事は勿論、建築
用内壁板、外壁板等の製造、蛎殻、帆立貝の殻片等の製
品化及び公害物質の完全なる溶出防止とその製品化 【構 成】 極めて高い吸収性と柔軟性に富んだロック
ウールにガラス繊維Aを絡ませ、液状合成樹脂を飽和状
態になるまで吸収させ、更に粘度を調整し、揺変を抑止
してするほか、長石(砕石)の大、小を混合してする。
Description
【0001】 砿石の硬度が硬、軟異質の砿石を混合
し、之れを高温で熔融したものから製造されたロックウ
ールと、ガラス繊維を混合し、ガラス繊維にロックウー
ルを絡ませた上、之れに粘度が1000CPS程度の、
ビニルエステル系合成樹脂、又はポリエステル系合成樹
脂、又はエポキシ系合成樹脂、又はウレタン系合成樹
脂、又はフッ素系合成樹脂、又は尿素系合成樹脂を、飽
和状態にまで吸収させたのち、この粘度を1800CP
S〜150,000CPSに調整してする強化プラスチ
ックファイバーグラスバインダーは、当該バインダーを
用い様とするその用途によって、ロックウールとガラス
繊維の長さが異なる。即ち舗装用として使用する場合
も、左官仕様のときはロックウールの長さは1mm〜2
0mmとし、ガラス繊維の長さも1mm〜10mmとし
てそのガラス繊維とロックウールを混合し、ガラス繊維
にロックウールを絡ませたのち、低粘度の合成樹脂を飽
和状態にまで吸収させてする。又その用途が、ローラー
仕様の場合は、ロックウールの長さを40mm程度とし
ガラス繊維の長さも10mm〜20mmとしてする。又
粘度の調整に於いても、ローラー仕様の場合は100,
000CPS〜150,000CPSとするが、左官仕
様の場合は2,000CPS〜4,000CPS程度と
する。この様にして製造された強化プラスチックファイ
バーグラスバインダーを以てする舗装や舗装材等の骨材
や基材は、天然石をはじめセラミックスやスラッジ、ウ
レタン片やゴム片、貝殻片や木片草類や木の葉等の植物
等多岐に亘って提供する事が出来る。之の発明による強
化プラスチックファイバーグラスバインダーにより、バ
インダー自体の比重が高くなったことで、セラミックや
植物類等比重が軽い基材も、充分な強度を提供すること
が出来る、又比重が1.5以上の骨材や基材に於いて
も、更に強度を高揚した。
し、之れを高温で熔融したものから製造されたロックウ
ールと、ガラス繊維を混合し、ガラス繊維にロックウー
ルを絡ませた上、之れに粘度が1000CPS程度の、
ビニルエステル系合成樹脂、又はポリエステル系合成樹
脂、又はエポキシ系合成樹脂、又はウレタン系合成樹
脂、又はフッ素系合成樹脂、又は尿素系合成樹脂を、飽
和状態にまで吸収させたのち、この粘度を1800CP
S〜150,000CPSに調整してする強化プラスチ
ックファイバーグラスバインダーは、当該バインダーを
用い様とするその用途によって、ロックウールとガラス
繊維の長さが異なる。即ち舗装用として使用する場合
も、左官仕様のときはロックウールの長さは1mm〜2
0mmとし、ガラス繊維の長さも1mm〜10mmとし
てそのガラス繊維とロックウールを混合し、ガラス繊維
にロックウールを絡ませたのち、低粘度の合成樹脂を飽
和状態にまで吸収させてする。又その用途が、ローラー
仕様の場合は、ロックウールの長さを40mm程度とし
ガラス繊維の長さも10mm〜20mmとしてする。又
粘度の調整に於いても、ローラー仕様の場合は100,
000CPS〜150,000CPSとするが、左官仕
様の場合は2,000CPS〜4,000CPS程度と
する。この様にして製造された強化プラスチックファイ
バーグラスバインダーを以てする舗装や舗装材等の骨材
や基材は、天然石をはじめセラミックスやスラッジ、ウ
レタン片やゴム片、貝殻片や木片草類や木の葉等の植物
等多岐に亘って提供する事が出来る。之の発明による強
化プラスチックファイバーグラスバインダーにより、バ
インダー自体の比重が高くなったことで、セラミックや
植物類等比重が軽い基材も、充分な強度を提供すること
が出来る、又比重が1.5以上の骨材や基材に於いて
も、更に強度を高揚した。
【0002】 請求項1の強化プラスチックファイバー
グラスバインダーは、道路舗装に於いても簡易舗装とし
ての左官仕様による仕様から、一級国道又は滑走路等の
ように強度を求められる舗装、あるいは土木、建築用各
種ブロック等の製造やモルタル吹き付け仕様に於いて
も、従来の工法と大差のない作業性を持ちながら、建築
用外壁板等にしても従来のものに比べて遥に軽量化出来
ると共に従来の合成樹脂によるバインダーは、基材間の
接着に点接着の状態であった全てのものに対して合成樹
脂の分子を線的に作用させるこの強化プラスチックファ
イバーグラスバインダーは、極微毛細な空隙を構造させ
得ることから土砂や粉塵等の分子はその極微毛細な空隙
には詰まり切れないため、透水、吸湿、通気を必要とす
るあらゆる分野に利用される他、耐薬性に優れる事から
護岸、防波堤、砂防ダムをはじめ全ての土木、建築の分
野、植木鉢や浄水汚水処理フィルター、吸排水の自在な
側構やヒューム管、集水桝等の製造用バインダーとして
提供出来るが、該バインダーはその合成樹脂の分子を線
的になおかつ厚膜に作用させる事から、産業廃棄物、放
射性物質等有害なものを密閉してしまう事も出来る、又
建築用内壁や法面、隧道、切り通し等に吹き付けてする
保護補強等に於いても水抜き穴を設ける必要もなく、着
色も自在である事から美観を損なう事もない等、その利
用範囲は広域に及ぶ。
グラスバインダーは、道路舗装に於いても簡易舗装とし
ての左官仕様による仕様から、一級国道又は滑走路等の
ように強度を求められる舗装、あるいは土木、建築用各
種ブロック等の製造やモルタル吹き付け仕様に於いて
も、従来の工法と大差のない作業性を持ちながら、建築
用外壁板等にしても従来のものに比べて遥に軽量化出来
ると共に従来の合成樹脂によるバインダーは、基材間の
接着に点接着の状態であった全てのものに対して合成樹
脂の分子を線的に作用させるこの強化プラスチックファ
イバーグラスバインダーは、極微毛細な空隙を構造させ
得ることから土砂や粉塵等の分子はその極微毛細な空隙
には詰まり切れないため、透水、吸湿、通気を必要とす
るあらゆる分野に利用される他、耐薬性に優れる事から
護岸、防波堤、砂防ダムをはじめ全ての土木、建築の分
野、植木鉢や浄水汚水処理フィルター、吸排水の自在な
側構やヒューム管、集水桝等の製造用バインダーとして
提供出来るが、該バインダーはその合成樹脂の分子を線
的になおかつ厚膜に作用させる事から、産業廃棄物、放
射性物質等有害なものを密閉してしまう事も出来る、又
建築用内壁や法面、隧道、切り通し等に吹き付けてする
保護補強等に於いても水抜き穴を設ける必要もなく、着
色も自在である事から美観を損なう事もない等、その利
用範囲は広域に及ぶ。
【0003】 久しく利用されてきたセメントやアスフ
ァルトに較べて、合成樹脂は、硬化後の耐薬性や耐磨耗
性に加えて鮮明な着色が可能である等の利点があること
から、その利点を活用しようと様々な研究が進められて
来たが、従来の技術は、ガラスウールやロックウールを
以て合成樹脂の可使時間内に起こる沈下を抑止し、又は
強度を提供するため積層等にして提供してきたが、合成
樹脂やガラスウール及びロックウールの比重が何れも軽
量であるため、作業や施工時に転圧をはじめ打圧、バイ
ブレーションを以てする工法に於いて、基材又は骨材の
完全な安定が不充分であった。従って求められる強度が
それなりのものしか得られなかった。まして軽量骨材を
用い、透水機能を提供しようとする場合、取り分け強度
の提供が困難であった。又インターロッキングやブロッ
クあるいは合成樹脂のみの成型にあっても、脱型までに
時間が掛かるし、加熱加圧が必要である等設備自体に費
用が掛かってしまう。しかも産業廃棄物の処理に於いて
は、どのように改良されたバインダーであっても一部溶
出していても、これ以上改良出来ないとして容認されて
いるという極めて遺憾な現状である。さらには、吹き付
け作業等に於いては、現在使用されているモルタル及び
合成樹脂は保護、補強を目的としているが、その部分に
蓄積された水の水圧によって破損、破壊される事が多
い。しかもその部分には水抜き穴を設けていながらその
穴から水が流れ出ているのを殆ど見る事が無い。すなわ
ち、その穴は目詰まりをしてしまっているからである。
又その吹き付けられた壁面や法面は美観はもとより、芝
や草等の植物が自然に生育する事すら出来ない。
ァルトに較べて、合成樹脂は、硬化後の耐薬性や耐磨耗
性に加えて鮮明な着色が可能である等の利点があること
から、その利点を活用しようと様々な研究が進められて
来たが、従来の技術は、ガラスウールやロックウールを
以て合成樹脂の可使時間内に起こる沈下を抑止し、又は
強度を提供するため積層等にして提供してきたが、合成
樹脂やガラスウール及びロックウールの比重が何れも軽
量であるため、作業や施工時に転圧をはじめ打圧、バイ
ブレーションを以てする工法に於いて、基材又は骨材の
完全な安定が不充分であった。従って求められる強度が
それなりのものしか得られなかった。まして軽量骨材を
用い、透水機能を提供しようとする場合、取り分け強度
の提供が困難であった。又インターロッキングやブロッ
クあるいは合成樹脂のみの成型にあっても、脱型までに
時間が掛かるし、加熱加圧が必要である等設備自体に費
用が掛かってしまう。しかも産業廃棄物の処理に於いて
は、どのように改良されたバインダーであっても一部溶
出していても、これ以上改良出来ないとして容認されて
いるという極めて遺憾な現状である。さらには、吹き付
け作業等に於いては、現在使用されているモルタル及び
合成樹脂は保護、補強を目的としているが、その部分に
蓄積された水の水圧によって破損、破壊される事が多
い。しかもその部分には水抜き穴を設けていながらその
穴から水が流れ出ているのを殆ど見る事が無い。すなわ
ち、その穴は目詰まりをしてしまっているからである。
又その吹き付けられた壁面や法面は美観はもとより、芝
や草等の植物が自然に生育する事すら出来ない。
【0004】 合成樹脂の可使用時間帯に於ける沈下を
抑止し、更に粘度を調整しても硬化剤や基材、骨材との
混合、混練を容易にし、その上耐食性及び物理的強度を
高揚するため、ガラス繊維にロックウールをからませ、
絡ませたロックウールに1000CPS程度の低粘度な
合成樹脂を飽和状態になるまで吸収させた上に、粘度を
高揚させたものである。又目詰まりの無い透水機能保水
機能、通気機能を有する二次製品の製造が出来る様にし
て提供する。あるいは廃棄物等を二次製品化する事によ
って再利用しようとしたり、有害物質を密閉する事によ
り溶出させないようにしたり出来るようにして提供す
る。さらにはモルタルや合成樹脂を吹き付け仕様の様に
壁面や法面の保護、補強のみを目的としたものから美し
い壁面、透水機能のある面、あるいは自然に芝、草等が
生育出来る面が出来る様にして提供する。
抑止し、更に粘度を調整しても硬化剤や基材、骨材との
混合、混練を容易にし、その上耐食性及び物理的強度を
高揚するため、ガラス繊維にロックウールをからませ、
絡ませたロックウールに1000CPS程度の低粘度な
合成樹脂を飽和状態になるまで吸収させた上に、粘度を
高揚させたものである。又目詰まりの無い透水機能保水
機能、通気機能を有する二次製品の製造が出来る様にし
て提供する。あるいは廃棄物等を二次製品化する事によ
って再利用しようとしたり、有害物質を密閉する事によ
り溶出させないようにしたり出来るようにして提供す
る。さらにはモルタルや合成樹脂を吹き付け仕様の様に
壁面や法面の保護、補強のみを目的としたものから美し
い壁面、透水機能のある面、あるいは自然に芝、草等が
生育出来る面が出来る様にして提供する。
【0005】 合成樹脂の物性を、最大限にして提供す
るため、合成樹脂の接着分子を線状にして沈下を抑止
し、作業性、施工性に於いて、平板ブロックやインター
ロッキング等の製造時に於いても、型枠から即脱を可能
とし、舗装工事に於いても、ローラー転圧を可能とし、
更に強度を高揚する為ガラス繊維を混合して、当該バイ
ンダー自体の比重を高めると共に、当該バインダーと混
練してする基材や骨材の安定を更に高め得た。
るため、合成樹脂の接着分子を線状にして沈下を抑止
し、作業性、施工性に於いて、平板ブロックやインター
ロッキング等の製造時に於いても、型枠から即脱を可能
とし、舗装工事に於いても、ローラー転圧を可能とし、
更に強度を高揚する為ガラス繊維を混合して、当該バイ
ンダー自体の比重を高めると共に、当該バインダーと混
練してする基材や骨材の安定を更に高め得た。
【0006】 この発明により、合成樹脂の儘で基材や
骨材と作用させた是れ迄の工法は勿論、合成樹脂をロッ
クウールやガラスウール等に吸収させてした丈の工法よ
り耐食性にも優れ、物理的にも一層強度を提供すべくガ
ラス繊維の作用を加えた事に依り、当該バインダー自体
の比重が高揚し基材、骨材の安定を高める事が出来た。
又セラミックや比重が軽い骨材に対しても、従来と異な
り充分な強度を提供する事が出来る様になった。又ガラ
ス繊維にロックウールを絡ませた上に、そのロックウー
ルに低粘度の合成樹脂を飽和状態になる迄吸収させ、そ
れを高粘度化した為、基材や骨材をはじめ硬化剤等との
混合も、混練、混合時の衝撃によって、一時低粘度の合
成樹脂がロックウールから滲み出して低粘度化するため
に容易にしたばかりか、耐食性に優れ物理的に強度を提
供するガヲス繊維が、基材や骨材との接着をより確かな
ものとした。又屋内のみ使用されているテラゾーに於い
ても透水機能をもたせる事に依り屋外に於ける使用も可
能にしたばかりか、間地ブロック等、壁材として用いる
場合に於いても水抜き穴を設ける必要が無く、着色も可
能であり、天然石を基材、骨材に用いる事により美観を
加える事も出来、さらには、芝、草等の植物も生育する
事が出来る様にした。
骨材と作用させた是れ迄の工法は勿論、合成樹脂をロッ
クウールやガラスウール等に吸収させてした丈の工法よ
り耐食性にも優れ、物理的にも一層強度を提供すべくガ
ラス繊維の作用を加えた事に依り、当該バインダー自体
の比重が高揚し基材、骨材の安定を高める事が出来た。
又セラミックや比重が軽い骨材に対しても、従来と異な
り充分な強度を提供する事が出来る様になった。又ガラ
ス繊維にロックウールを絡ませた上に、そのロックウー
ルに低粘度の合成樹脂を飽和状態になる迄吸収させ、そ
れを高粘度化した為、基材や骨材をはじめ硬化剤等との
混合も、混練、混合時の衝撃によって、一時低粘度の合
成樹脂がロックウールから滲み出して低粘度化するため
に容易にしたばかりか、耐食性に優れ物理的に強度を提
供するガヲス繊維が、基材や骨材との接着をより確かな
ものとした。又屋内のみ使用されているテラゾーに於い
ても透水機能をもたせる事に依り屋外に於ける使用も可
能にしたばかりか、間地ブロック等、壁材として用いる
場合に於いても水抜き穴を設ける必要が無く、着色も可
能であり、天然石を基材、骨材に用いる事により美観を
加える事も出来、さらには、芝、草等の植物も生育する
事が出来る様にした。
【0007】 之の発明によって得た強化プラスチック
ファイバーグラスバインダーに所定の硬化剤を混合した
後、1mm〜3mmの細砂と粗砂の混合物を骨材とし之
の骨材の重量に対して10wt%の当該バインダーを混
練して1m2×30mmの舗装を施した。又同様の強化
プラスチックファイバーグラスバインダーモルタルを3
00mm×300mmの金型に入れ、之をプレスして、
直ちにその金型から脱型して平板ブロックを製造した。
又当該バインダーを以て、直径100mm×高さ50m
m×厚み5mmの円形の容器を作製し、その容器に鉛、
水銀等を含む火力発電所の灰を当該バインダーで混練し
て入れ、之を圧縮した後、上部を同じ強化プラスチック
ファイバーグラスバインダーで蓋をして密閉して、溶出
検査をしたところ、鉛、水銀等の溶出は一切なかった。
ファイバーグラスバインダーに所定の硬化剤を混合した
後、1mm〜3mmの細砂と粗砂の混合物を骨材とし之
の骨材の重量に対して10wt%の当該バインダーを混
練して1m2×30mmの舗装を施した。又同様の強化
プラスチックファイバーグラスバインダーモルタルを3
00mm×300mmの金型に入れ、之をプレスして、
直ちにその金型から脱型して平板ブロックを製造した。
又当該バインダーを以て、直径100mm×高さ50m
m×厚み5mmの円形の容器を作製し、その容器に鉛、
水銀等を含む火力発電所の灰を当該バインダーで混練し
て入れ、之を圧縮した後、上部を同じ強化プラスチック
ファイバーグラスバインダーで蓋をして密閉して、溶出
検査をしたところ、鉛、水銀等の溶出は一切なかった。
【0008】 之の発明に依り従来不可能であった成型
品等の成型後、即脱が可能になった。又ブロックや舗装
に於いても基材である石材等の安定に必要なだけの加圧
が充分に掛けられる様になった。又ガラス繊維を絡ませ
た作用に依り、耐食性にも優れ、物理的にも強度が提供
される事になり合成樹脂本来の目的である止水の役割を
公害対策に用いれば、閉じ込める事が出来ないとされて
いた有害物をも密閉し溶出させない様にして提供する事
が出来る。又壁面や法面等に吹き付けられた部分を当該
バインダーに所定の硬化剤を混合し天然石等の基材を骨
材として混練し、吹き付け仕様にする事に依り美観も強
度もさらには透水機能をも提供出来るようにした。加え
て従来の合成樹脂では、沈下を抑止する事が出来ない為
に上部が弱く、下部が強いという状態であるが、当該バ
インダーは各合成樹脂の分子を線状に構造し厚膜に作用
する事が出来る様にした。道路舗装用として提供する場
合、セメントコンクリートと同様の強度を得られ、轍を
付きにくくし透水機能を構造するために水跳ねも少な
く、降雪池や寒冷地に於いては、融雪作用や凍結防止作
用も提供する事が出来る。さらには夏期の照り返しによ
る都市、地球の温暖化を抑止出来る様にして提供する。
品等の成型後、即脱が可能になった。又ブロックや舗装
に於いても基材である石材等の安定に必要なだけの加圧
が充分に掛けられる様になった。又ガラス繊維を絡ませ
た作用に依り、耐食性にも優れ、物理的にも強度が提供
される事になり合成樹脂本来の目的である止水の役割を
公害対策に用いれば、閉じ込める事が出来ないとされて
いた有害物をも密閉し溶出させない様にして提供する事
が出来る。又壁面や法面等に吹き付けられた部分を当該
バインダーに所定の硬化剤を混合し天然石等の基材を骨
材として混練し、吹き付け仕様にする事に依り美観も強
度もさらには透水機能をも提供出来るようにした。加え
て従来の合成樹脂では、沈下を抑止する事が出来ない為
に上部が弱く、下部が強いという状態であるが、当該バ
インダーは各合成樹脂の分子を線状に構造し厚膜に作用
する事が出来る様にした。道路舗装用として提供する場
合、セメントコンクリートと同様の強度を得られ、轍を
付きにくくし透水機能を構造するために水跳ねも少な
く、降雪池や寒冷地に於いては、融雪作用や凍結防止作
用も提供する事が出来る。さらには夏期の照り返しによ
る都市、地球の温暖化を抑止出来る様にして提供する。
【図 1】は強化プラスチックファイバーグラスバイン
ダーと舗装用石材からなる舗装の一部拡大断面図であ
る。
ダーと舗装用石材からなる舗装の一部拡大断面図であ
る。
【図 2】は該強化プラスチックファイバーグラスバイ
ンダーと石材からなる平板ブロックの一部拡大断面図で
ある。
ンダーと石材からなる平板ブロックの一部拡大断面図で
ある。
【図 3】は強化プラスチックファイバーグラスバイン
ダーによる公害溶出防止対策容器の一部拡大断面図であ
る。
ダーによる公害溶出防止対策容器の一部拡大断面図であ
る。
A・・・ ガラス繊維 B・・・ 骨材 C・・・ 強化プラスチックバインダー D・・・ 路盤 E・・・ 強化プラスチックファイバーグラスバインダ
ー F・・・ 強化プラスチックファイバーグラスバインダ
ーによる平板ブロック G・・・ 公害物質溶出防止対策用容器
ー F・・・ 強化プラスチックファイバーグラスバインダ
ーによる平板ブロック G・・・ 公害物質溶出防止対策用容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B09B 3/00 C08J 5/08 CEZ 7310−4F C08K 7/02 C08L 101/00 KCJ E02B 3/04 7150−2D E03F 5/10 9126−2D
Claims (3)
- 【請求項1】 砿石の硬度が硬、軟異質の砿石を混合
し、之れを高湿で熔融したものから製造されたロックウ
ールと、ガラス繊維を混合し、ガラス繊維にロックウー
ルを絡ませたものに、粘度が1000CPS程度の、ビ
ニルエステル系合成樹脂、又はポリエステル系合成樹
脂、又はエポキシ系合成樹脂脂、又はウレタン系合成樹
脂、又はフッ素系合成樹脂、又は尿素系合成樹脂を飽和
状態にまで吸収させたのち、その粘度を1800CPS
〜150,000CPSに調整してした強化プラスチッ
クファイバーグラスバインダーを以てする舗装、及び平
板ブロック、インターロッキング、テラゾー等の舗装用
ブロック、又は暗渠ヒューム管、集水桝等の水路用ブロ
ック、又は擁壁、間地ブロック、又は建築内壁板及び外
壁板、又は建築用基礎、又は護岸、砂防等の工事用合
材、又はグレーチング、又は植木鉢。 - 【請求項2】 請求項1を以て得た強化プラスチックフ
ァイバーグラスバインダーを以て容器とし、その中に
鉛、水銀、PCB等の公害物質、又はそれ等の公害物に
汚染された土砂等を当該バインダーで混練したものを圧
縮して入れたのちその上部を当該バインダーで蓋をして
密封してする公害物不溶出工法。この場合当該バインダ
ーで製作された容器の中に圧縮して入れる公害物質を混
練する凝固剤は、セメント、合成樹脂、又は石膏等当該
バインダー以外のものであっても良い。 - 【請求項3】 請求項1によって得た強化プラスチック
ファイバーグラスバインダーを以てする、吹き付け工法
及び厚膜作用による接着。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5049812A JPH072564A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 強化プラスチックファイバーグラスバインダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5049812A JPH072564A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 強化プラスチックファイバーグラスバインダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH072564A true JPH072564A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=12841542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5049812A Pending JPH072564A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 強化プラスチックファイバーグラスバインダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072564A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0898017A1 (en) * | 1997-08-18 | 1999-02-24 | Atsuki Sasaki | Fiberized resin and structure produced therefrom by molding |
WO1999057200A1 (en) * | 1998-04-30 | 1999-11-11 | Haruki Kobata | Synthetic resin composition, and permeable pavement and permeable material using the same |
CN107488328A (zh) * | 2017-08-01 | 2017-12-19 | 江苏天龙玄武岩连续纤维股份有限公司 | 一种新型玻璃钢制品填充料 |
CN109876723A (zh) * | 2019-04-11 | 2019-06-14 | 浙江兄弟路标涂料有限公司 | 一种强力反光型路面标线涂料制备装置及其工艺 |
CN117105628A (zh) * | 2023-10-24 | 2023-11-24 | 河北国美新型建材有限公司 | 一种环保型玻璃棉及其制备方法 |
-
1993
- 1993-02-01 JP JP5049812A patent/JPH072564A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN117105628A (zh) * | 2023-10-24 | 2023-11-24 | 河北国美新型建材有限公司 | 一种环保型玻璃棉及其制备方法 |
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