JPH07256446A - パイプ切断機における作業部分の移動装置 - Google Patents
パイプ切断機における作業部分の移動装置Info
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- JPH07256446A JPH07256446A JP7284594A JP7284594A JPH07256446A JP H07256446 A JPH07256446 A JP H07256446A JP 7284594 A JP7284594 A JP 7284594A JP 7284594 A JP7284594 A JP 7284594A JP H07256446 A JPH07256446 A JP H07256446A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的大径かつ長尺のパイプの自動切断機に
おいて、切断装置を含む作業部分を移動させる装置に関
する。 【構成】 架台ベ−ス上１に、チヤツキング機構２によ
つて掴持される、加工材としてのパイプを支承するパイ
プ受け台３を搭載するパイプ受け台用走行レ−ル４と、
このパイプ受け台用走行レ−ル４と平行に設置したト−
チ台走行レ−ル５とを備え、このト−チ台走行レ−ル５
に沿つてト−チ台６を往復動すべきラツク・ピニオン機
構７を配設し、前記ト−チ台６上に搭載したト−チブロ
ツク８には、このト−チブロツク８を前記ト−チ台６上
で前後左右に移動させる高精度往復動手段９，１１と、
前記ト−チブロツク８に装着した切断装置１０を上下動
させる往復動手段２３とを備える。
おいて、切断装置を含む作業部分を移動させる装置に関
する。 【構成】 架台ベ−ス上１に、チヤツキング機構２によ
つて掴持される、加工材としてのパイプを支承するパイ
プ受け台３を搭載するパイプ受け台用走行レ−ル４と、
このパイプ受け台用走行レ−ル４と平行に設置したト−
チ台走行レ−ル５とを備え、このト−チ台走行レ−ル５
に沿つてト−チ台６を往復動すべきラツク・ピニオン機
構７を配設し、前記ト−チ台６上に搭載したト−チブロ
ツク８には、このト−チブロツク８を前記ト−チ台６上
で前後左右に移動させる高精度往復動手段９，１１と、
前記ト−チブロツク８に装着した切断装置１０を上下動
させる往復動手段２３とを備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は比較的大径かつ長尺の
パイプの自動切断機において、切断装置を含む作業部分
を移動させる装置に関する。
パイプの自動切断機において、切断装置を含む作業部分
を移動させる装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種パイプ切断機における切断
装置の駆動には、加工材としてのパイプの保持台に対し
て平行に配設したラツクと噛み合うピニオンの回動によ
つて行なわれていたが、ラツク・ピニオン機構だけを使
用した場合、バツクラツシユが比較的大きいため、精密
で複雑な曲線状の切断を要求される場合に、精度保持上
問題があつた。
装置の駆動には、加工材としてのパイプの保持台に対し
て平行に配設したラツクと噛み合うピニオンの回動によ
つて行なわれていたが、ラツク・ピニオン機構だけを使
用した場合、バツクラツシユが比較的大きいため、精密
で複雑な曲線状の切断を要求される場合に、精度保持上
問題があつた。
【０００３】一方において、上述のように比較的大径で
長尺のパイプの切断に当つて、切断装置を備える作業台
の移動をすべて、バツクラツシユが殆んどない精密な送
り手段を使用した場合には、所定位置への切断装置の移
動に時間がかかり過ぎるという点で能率上の難点があつ
た。
長尺のパイプの切断に当つて、切断装置を備える作業台
の移動をすべて、バツクラツシユが殆んどない精密な送
り手段を使用した場合には、所定位置への切断装置の移
動に時間がかかり過ぎるという点で能率上の難点があつ
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ここにおいてこの発明
は、作業台としてのト−チ台を所定の位置の近傍に移動
させ、そのあとト−チ台上でト−チブロツクを高精度往
復動手段によつて作業位置に微調整することを目的とす
るものである。
は、作業台としてのト−チ台を所定の位置の近傍に移動
させ、そのあとト−チ台上でト−チブロツクを高精度往
復動手段によつて作業位置に微調整することを目的とす
るものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、架
台ベ−ス上に、チヤツキング機構によつて掴持される、
加工材としてのパイプを支承するパイプ受け台を搭載す
るパイプ受け台用走行レ−ルと、このパイプ受け台用走
行レ−ルと平行に設置したト−チ台走行レ−ルとを備
え、このト−チ台走行レ−ルに沿つてト−チ台を往復動
すべきラツク・ピニオン機構を配設し、前記ト−チ台上
に搭載したト−チブロツクには、このト−チブロツクを
前記ト−チ台上で前後左右に移動させる高精度往復動手
段と、前記ト−チブロツクに装着した切断装置を上下動
させる往復動手段とを備えることを特徴とするパイプ切
断機における作業部分の移動装置を提案するものであ
る。
台ベ−ス上に、チヤツキング機構によつて掴持される、
加工材としてのパイプを支承するパイプ受け台を搭載す
るパイプ受け台用走行レ−ルと、このパイプ受け台用走
行レ−ルと平行に設置したト−チ台走行レ−ルとを備
え、このト−チ台走行レ−ルに沿つてト−チ台を往復動
すべきラツク・ピニオン機構を配設し、前記ト−チ台上
に搭載したト−チブロツクには、このト−チブロツクを
前記ト−チ台上で前後左右に移動させる高精度往復動手
段と、前記ト−チブロツクに装着した切断装置を上下動
させる往復動手段とを備えることを特徴とするパイプ切
断機における作業部分の移動装置を提案するものであ
る。
【０００６】
【作用】この発明の上記装置において、先ずラツク・ピ
ニオン機構を用いて、ト−チ台を所定の作業場所の近傍
に移動させた後、前記ト−チ台上に搭載したト−チブロ
ツクを高精度の往復動と、このト−チブロツク上の切断
装置の高精度の上下動を行なつて、切断装置の精密な位
置決めを行なうものである。
ニオン機構を用いて、ト−チ台を所定の作業場所の近傍
に移動させた後、前記ト−チ台上に搭載したト−チブロ
ツクを高精度の往復動と、このト−チブロツク上の切断
装置の高精度の上下動を行なつて、切断装置の精密な位
置決めを行なうものである。
【０００７】
【実施例】図１及び図２はパイプ切断機の一部省略して
示す全体の側面図及び平面図であつて、架台ベ−ス１上
に、チヤツキング機構２によつて掴持されるべき、加工
材としてのパイプ（図示せず）を支承するパイプ受け台
３を搭載するパイプ受け台用走行レ−ル４と、このパイ
プ受け台用走行レ−ル４と平行に設置したト−チ台走行
レ−ル５とを備える。
示す全体の側面図及び平面図であつて、架台ベ−ス１上
に、チヤツキング機構２によつて掴持されるべき、加工
材としてのパイプ（図示せず）を支承するパイプ受け台
３を搭載するパイプ受け台用走行レ−ル４と、このパイ
プ受け台用走行レ−ル４と平行に設置したト−チ台走行
レ−ル５とを備える。
【０００８】前記ト−チ台走行レ−ル５に沿つて、ト−
チ台６を往復動すべきラツク・ピニオン機構７を配設
し、前記ト−チ台６上に搭載したト−チブロツク８に
は、このト−チブロツク８を前記ト−チ台６上で移動さ
せる高精度往復動手段９と、前記ト−チブロツク８に装
着した切断装置１０を上下動させる高精度往復動手段１
１とを備えている。なお上記図において、１２及び１３
はそれぞれト−チブロツク移動保護用蛇腹である。
チ台６を往復動すべきラツク・ピニオン機構７を配設
し、前記ト−チ台６上に搭載したト−チブロツク８に
は、このト−チブロツク８を前記ト−チ台６上で移動さ
せる高精度往復動手段９と、前記ト−チブロツク８に装
着した切断装置１０を上下動させる高精度往復動手段１
１とを備えている。なお上記図において、１２及び１３
はそれぞれト−チブロツク移動保護用蛇腹である。
【０００９】次に図３及び図４は、ト−チ台６とト−チ
ブロツク８との関係を示す部分平面図及び側面図であつ
て、前記ラツク・ピニオン機構７によつて往復移動する
ト−チ台６上に植設されるト−チブロツク８は、前記ト
−チ台走行レ−ル５と平行に、サ−ボモ−タ１４と精密
ねじ棒１５とを含む前記高精度往復動手段９によつて往
復動される。
ブロツク８との関係を示す部分平面図及び側面図であつ
て、前記ラツク・ピニオン機構７によつて往復移動する
ト−チ台６上に植設されるト−チブロツク８は、前記ト
−チ台走行レ−ル５と平行に、サ−ボモ−タ１４と精密
ねじ棒１５とを含む前記高精度往復動手段９によつて往
復動される。
【００１０】前記ト−チブロツク８はまた、前記高精度
往復動手段９による往復動と直交する方向に、サ−ボモ
−タ１６とねじ棒１７とを含む高精度往復動手段１１に
よつて往復動可能である。
往復動手段９による往復動と直交する方向に、サ−ボモ
−タ１６とねじ棒１７とを含む高精度往復動手段１１に
よつて往復動可能である。
【００１１】前記ト−チブロツク８上には、切断ト−チ
１８、倣いロ−ラ装置１９を含む切断装置１０を上下動
させ、ロ−ラチエン２１とスプロケツトホイ−ル２２と
を含む往復動手段２３が設置されており（図５参照）、
前記高精度往復動手段９及び１１とこの往復動手段２３
によつて、前記切断装置１０によつて支承されるト−チ
２４の位置決めを行なうものである。
１８、倣いロ−ラ装置１９を含む切断装置１０を上下動
させ、ロ−ラチエン２１とスプロケツトホイ−ル２２と
を含む往復動手段２３が設置されており（図５参照）、
前記高精度往復動手段９及び１１とこの往復動手段２３
によつて、前記切断装置１０によつて支承されるト−チ
２４の位置決めを行なうものである。
【００１２】上記構成からなるこの発明の装置の使用に
当つては、所定の手順で前記チヤツキング機構２及びパ
イプ受け台３上にパイプを取り付けた後、ラツク・ピニ
オン機構７によつてト−チ台５をト−チ台走行レ−ル５
上で移動させて、大略所定位置近傍に持ち来たし、次に
高精密往復動手段９及び高精密往復動手段１１によつて
ト−チブロツク８を微調整してト−チ２４の位置決めを
行なうのである。
当つては、所定の手順で前記チヤツキング機構２及びパ
イプ受け台３上にパイプを取り付けた後、ラツク・ピニ
オン機構７によつてト−チ台５をト−チ台走行レ−ル５
上で移動させて、大略所定位置近傍に持ち来たし、次に
高精密往復動手段９及び高精密往復動手段１１によつて
ト−チブロツク８を微調整してト−チ２４の位置決めを
行なうのである。
【００１３】
【発明の効果】この発明の上述の構成から成る装置によ
れば、ト−チ台をラツク・ピニオン機構によつて作業位
置の近傍にまで高速で移動させた後、前記ト−チ台上の
ト−チブロツクを左右及び前後方向に微細に移動させ
て、切断装置の位置決めを行なえるので、大径かつ長尺
のパイプに対する切断作業に当つて作業開始に至るまで
の所要時間を短縮し得ると共に、位置決めの精度を向上
させることが可能となるものである。
れば、ト−チ台をラツク・ピニオン機構によつて作業位
置の近傍にまで高速で移動させた後、前記ト−チ台上の
ト−チブロツクを左右及び前後方向に微細に移動させ
て、切断装置の位置決めを行なえるので、大径かつ長尺
のパイプに対する切断作業に当つて作業開始に至るまで
の所要時間を短縮し得ると共に、位置決めの精度を向上
させることが可能となるものである。
【図１】この発明の装置を含むパイプ切断機の一部省略
して示す側面図である。
して示す側面図である。
【図２】図１に示す装置の平面図である。
【図３】この発明におけるト−チ台とト−チブロツクと
の関係を示す拡大平面図である。
の関係を示す拡大平面図である。
【図４】図３に示す部分の側面図である。
【図５】ト−チブロツク部分の拡大断面図である。
１ 架台ベ−ス ２ チヤツキング機構 ３ パイプ受け台 ４ パイプ受け台走行レ−ル ５ ト−チ台走行レ−ル ６ ト−チ台 ７ ラツク・ピニオン機構 ８ ト−チブロツク ９ 高精度往復動手段 １０ 切断装置 １１ 高精度往復動手段 ２３ 往復動手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２３Ｋ 37/02 ３０１ Ｚ
Claims (2)
- 【請求項１】 架台ベ−ス上に、チヤツキング機構によ
つて掴持される、加工材としてのパイプを支承するパイ
プ受け台を搭載するパイプ受け台用走行レ−ルと、この
パイプ受け台用走行レ−ルと平行に設置したト−チ台走
行レ−ルとを備え、このト−チ台走行レ−ルに沿つてト
−チ台を往復動すべきラツク・ピニオン機構を配設し、
前記ト−チ台上に搭載したト−チブロツクには、このト
−チブロツクを前記ト−チ台上で前後左右に移動させる
高精度往復動手段と、前記ト−チブロツクに装着した切
断装置を上下動させる往復動手段とを備えることを特徴
とするパイプ切断機における作業部分の移動装置。 - 【請求項２】 前記ト−チブロツクを前記ト−チ台上で
往復動させる精度往復動手段がサ−ボモ−タにより回転
駆動されるねじ棒とこのねじ棒に沿つて移動する筒状体
とからなることを特徴とする請求項１記載のパイプ切断
機における作業部分の移動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7284594A JP2718003B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | パイプ切断機における作業部分の移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7284594A JP2718003B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | パイプ切断機における作業部分の移動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07256446A true JPH07256446A (ja) | 1995-10-09 |
| JP2718003B2 JP2718003B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=13501138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7284594A Expired - Fee Related JP2718003B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | パイプ切断機における作業部分の移動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2718003B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101302953B1 (ko) * | 2011-06-01 | 2013-09-06 | 한전케이피에스 주식회사 | 수직펌프 샤프트 정비장치 |
| CN103659095A (zh) * | 2013-11-28 | 2014-03-26 | 苏州凯尔博精密机械有限公司 | 一种超声波焊接机用焊接单元 |
| CN113681525A (zh) * | 2021-09-26 | 2021-11-23 | 张家港市荣达建筑机械制造有限公司 | 施工升降机标准节用的齿条安装定位装置 |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP7284594A patent/JP2718003B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101302953B1 (ko) * | 2011-06-01 | 2013-09-06 | 한전케이피에스 주식회사 | 수직펌프 샤프트 정비장치 |
| CN103659095A (zh) * | 2013-11-28 | 2014-03-26 | 苏州凯尔博精密机械有限公司 | 一种超声波焊接机用焊接单元 |
| CN113681525A (zh) * | 2021-09-26 | 2021-11-23 | 张家港市荣达建筑机械制造有限公司 | 施工升降机标准节用的齿条安装定位装置 |
| CN113681525B (zh) * | 2021-09-26 | 2024-05-17 | 张家港市荣达建筑机械制造有限公司 | 施工升降机标准节用的齿条安装定位装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2718003B2 (ja) | 1998-02-25 |
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